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東大和市に外壁塗装の助成金はある?——ありません。リフォーム補助は令和4年度から実施されていません
ありません東大和市には外壁塗装を対象とする助成制度がありません
- リフォーム補助
- 住宅・店舗リフォーム資金補助金は令和4年度以降の事業実施予定なし。年度内の予算切れではなく、事業そのものが動いていません
- 耐震
- 診断は費用の3分の1・限度額5万円、改修も3分の1・限度額30万円、除却も3分の1・30万円。対象は昭和56年5月31日以前の木造2階建て以下
- 塀
- ブロック塀の撤去は生垣を造ることが前提。1メートル3,000円以内・1件6万円が限度(生垣の造成自体は1メートル5,000円以内・上限10万円)
- 税
- 省エネ改修の固定資産税の減額はあるが窓の改修が要件。塗装だけでは対象になりません
東大和市に、外壁塗装の助成金はありません。——そして、この市にはもう一段はっきりした事情があります。「住宅・店舗リフォーム資金補助金については、令和4年度以降事業実施予定がありません」——市がそう案内しているのです。今年度の予算がなくなった、という話ではありません。制度そのものが動いていない。だから来年度を待つ理由もありません。——そのかわり、この市の支援は耐震と生垣に絞られています。塀をなくして生垣にするなら、撤去にもお金が出ます。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全9項目
先に結論——リフォーム補助が動いていません
①東大和市に、外壁塗装への助成はありません
②住宅・店舗リフォーム資金補助金は令和4年度以降の実施予定なし——年度内の予算切れとは違います
③耐震は3分の1——診断5万円、改修30万円、除却30万円
④塀の撤去は生垣を造る場合だけ——1メートル3,000円以内・上限6万円
⑤固定資産税の減額は窓と耐震だけ——塗装は対象外
東大和市の住宅まわりを、担当で分けます。
| 制度 | 状況 | 塗装は |
|---|---|---|
| 住宅・店舗リフォーム資金補助金 | 令和4年度以降 実施予定なし | — |
| 耐震診断・耐震改修・除却の助成制度 | 受付中(予算の範囲内) | 対象外 |
| 生垣造成事業補助金(ブロック塀撤去を含む) | 受付中 | 対象外 |
| 感震ブレーカー購入費等補助金 | 令和8年度実施 | 対象外 |
| 固定資産税の減額措置(省エネ改修・耐震改修) | — | 対象外(窓が要件) |
塗装に使える制度は、どこにもありません。——ただし「無い」の意味が、ほかの市と少し違います。
「令和4年度以降事業実施予定がありません」の意味
東大和市の事業者向けページに、こう書かれています。
「住宅・店舗リフォーム資金補助金については、令和4年度以降事業実施予定がありません。」(東大和市 事業者への支援策)
「今年度の予算に達したので受付終了」ではありません。——事業そのものを実施していないという書き方です。
| 「無い」の型 | 市 | 来年度は |
|---|---|---|
| 事業を実施していない | 東大和市(リフォーム補助・令和4年度以降) あきる野市(省エネ機器・平成29年度で終了) 町田市(バリアフリー助成・2025年度で廃止) | 戻る根拠がない |
| 今年度の予算に達した | 小金井市(7月9日)/日野市(7月16日)/調布市(8月20日)ほか | 4月に新年度分が始まる見込み |
| そもそも制度が無い | 府中市・立川市(市が「ありません」と明記) | — |
この違いは、読む側にとって大きい。——予算切れなら3月に業者と話を始めれば間に合いますが、事業をやめた市では待っても始まりません。
東大和市の塗り替えは、自費でやるものと考えてください。——そのぶん、見積もりを複数社から取って比べることが、そのまま節約になります。助成を探す時間は要りません。
市が今年度に力を入れているのは、防災の分野です。——感震ブレーカー(グラぴたスイッチ)購入費等補助金が令和8年度に実施されました。「グラグラ揺れたら、ぴたっと電気を止める」——地震後の通電火災を防ぐ機器です。ただし市は「感震ブレーカー購入費等補助金は、予算上限額に達しましたので、受付を終了しております」と告知しています。この事業は東京都の区市町村感震ブレーカー設置支援事業補助金を活用したもので、令和5、6年度に東京都から感震ブレーカーを配布されている世帯は対象外、店舗・事業所も対象ではありません。住宅の外側ではなく、中の安全に予算が向いていると読めます。
耐震は3分の1。診断5万円・改修30万円
東大和市の耐震助成は、率も上限も控えめです。
| 種類 | 助成額 | 限度額 |
|---|---|---|
| 耐震診断 | 費用の3分の1 | 5万円 |
| 耐震改修 | 費用の3分の1 | 30万円 |
| 除却 | 費用の3分の1 | 30万円 |
| 分譲マンションの耐震診断 | 費用の3分の2 | 200万円 |
木造戸建ての改修が30万円というのは、当サイトが調べた多摩の市のなかでは小さいほうです。——府中市170万円、西東京市150万円、三鷹市50万円と並べると、位置が分かります。
いっぽう分譲マンションの耐震診断には3分の2・200万円が出ます。——対象は昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた耐火建築物または準耐火建築物で、3階以上の分譲マンションの管理組合です。戸建てより、マンションに厚いという配分になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に着工された市内の木造2階建て以下の戸建て住宅 |
| 申請できる人 | 所有する個人、またはその配偶者もしくは二親等以内の親族 |
| 受付 | 「申請多数により予算額に達した場合、受付を終了する場合があります。助成制度のご利用をご検討される方は、事前にご相談ください」 |
診断を頼む先も決まっています。——市は診断機関を「東京都建築士事務所協会立川支部に所属する建築士事務所または東京都木造住宅耐震診断事務所登録制度実施要綱に基づく耐震診断事務所」としています。東京都耐震ポータルサイトに登録名簿が載っているので、そこから選ぶ形です。
改修と除却では、対象の条件が少し違います。——改修は「耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判断された住宅を所有する個人又はその配偶者若しくは二親等以内の親族」。除却は「耐震診断又は簡易耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判断された」もので、簡易診断でも進めるようになっています。
分譲マンションの耐震診断には、もう1つ条件があります。——市は「耐震診断について、評定機関の評定を受ける必要があります」とし、評定機関を「東京都と耐震改修等の技術評定に関する協定を締結した専門機関」としています。診断して終わりではなく、第三者の評定まで通すということです。
「二親等以内の親族」まで申請できる点は、覚えておく値打ちがあります。——親の家の耐震改修を、子や孫が申請できるということです。八王子市は「1親等以内の親族」でしたから、東大和市のほうが範囲が広い。
塗り替えと耐震を同じ時期に考えるなら、順番は診断からです。——壁を開ける工事になれば外壁の仕上げが要り、足場も組みます。ただし助成が出るのは耐震の部分だけです(外壁のひび割れの見方)。
塀をなくして生垣にするなら、撤去にも出ます
東大和市の塀の補助は、緑化の制度のなかにあります。——「生垣造成事業補助金」です。
「第4条 補助金の交付額は、次の各号により算出した額とし、予算の範囲内において交付するものとする。
(1)生垣造成事業費補助金については、1メートル当たり5,000円以内とし、1件当たり10万円を限度とする。
(2)生垣造成を目的とした既存ブロック塀等の撤去費補助金については、1メートル当たり3,000円以内とし、1件当たり6万円を限度とする。」(東大和市生垣造成事業補助金交付要綱)
2つを合わせると、最大16万円です。——ただし(2)は「生垣造成を目的とした」撤去なので、塀を壊して更地にするだけでは、この制度に当たりません。
| 生垣の条件 | 内容 |
|---|---|
| 新しさ | 新たに造成される生垣(既存のブロック塀等を撤去して生垣に改造するものを含む)で、継続的に管理・保存されるもの |
| 高さ | 生垣用樹木の高さがおおむね1メートル以上 |
| 長さ | 生垣の総延長が5メートル以上 |
| 植え方 | 樹高がほぼ均一で、相互に葉が触れ合う程度に列植し、かつ良好であること |
| 場所 | 公道、河川または私道に面していること(私道は幅員4メートル以上などの条件あり) |
塗り替えのついでに塀をどうするか考えている方へ。——足場を組むときは、塀の工事もしやすい時期です。
東大和市の場合、選択肢は2つになります。——①塀を残して塗る(自費)か、②塀を撤去して生垣にする(1メートル3,000円+5,000円の補助)。塀の塗り替えに助成は出ませんが、生垣に変えるなら出ます。
ほかの市は「危険な塀の撤去」に出していました。——三鷹市や青梅市は防災の枠。東大和市は緑化の枠なので、撤去したあとに何を作るかまで決まっているのが違いです。
固定資産税の減額は、窓と耐震だけ
東大和市には、固定資産税の減額措置が2つあります。——どちらも塗装では使えません。
| 種類 | 要件 | 塗装は |
|---|---|---|
| 省エネ(熱損失防止)改修 | 窓の改修が必須。工事完了の翌年度、1戸あたり120平方メートル相当分まで減額 | 対象外 |
| 耐震改修 | 昭和57年1月1日以前に建築された住宅で、現行の耐震基準に適合する改修 | 対象外 |
耐震改修の減額は「昭和57年1月1日以前」が基準です。——助成制度のほうは「昭和56年5月31日以前」でしたから、日付が少し違います。税と助成で基準日が異なるのは、根拠になる法令が別だからです。
省エネの減額は、期間も決まっています。——市は「平成18年1月1日〜令和13年3月31日までの間」に行われた改修工事としています。ここでも「窓」が必須で、立川市や町田市と同じ線引きです。
「制度が動いていない市」を並べると
助成が無い市にも、いくつか型があります。——当サイトが調べた多摩の市を、その型で分けます。
| 型 | 市と制度 | 読者にとっての意味 |
|---|---|---|
| 事業を実施していない | 東大和市(リフォーム補助・令和4年度以降) | 待っても始まらない |
| 制度を廃止した | あきる野市(省エネ機器・平成29年度) 町田市(バリアフリー・2025年度) | 戻らない |
| 市が「ありません」と明記 | 府中市・立川市・日野市 | 探索が終わる |
| 対象に入っていないだけ | 調布市・三鷹市ほか | 制度改正で変わる可能性はある |
東大和市は、いちばん上の型です。——制度の枠は残っているが、事業を実施していない。市の予算の判断なので、いつか再開する可能性はゼロではありません。ただし「令和4年度以降」という書き方が4年続いていることは、押さえておいてください。
東大和市で塗り替えをお考えの方への、当サイトの整理です。
①塗装の助成は探さなくて大丈夫です。リフォーム補助が動いていません。
②家が昭和56年5月より前の木造なら、耐震診断の相談を。3分の1・5万円までですが、二親等以内の親族でも申請できます。
③塀を生垣にする予定があるなら、撤去にも補助が出ます。1メートル3,000円以内・上限6万円。
④3階以上の分譲マンションにお住まいなら、管理組合に耐震診断の助成(3分の2・200万円)を伝えてください。
東大和市は、狭山丘陵の南麓に広がる市です。——北部の丘陵側は敷地に高低差があり、足場の組み方と資材の運び方で費用が動きます。南部の平坦な住宅地とは条件が違うので、近所の家の金額がそのまま当てはまらないことがあります。また多摩湖に近い区域は樹木が多く、北面に苔が出やすいところがあります。高圧洗浄と下地補修の行が見積書にあるかを確かめてください(塗装面積の出し方/東京都と23区の制度をまとめて見る)。
国の補助金なら使えますか
市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
東大和市に外壁塗装の助成金はありますか?
ありません。住宅・店舗リフォーム資金補助金は令和4年度以降の事業実施予定がなく、市の環境系にも塗装を対象とする補助は見当たりませんでした。
リフォーム補助はいつ再開しますか?
市は「令和4年度以降事業実施予定がありません」としており、再開の予定は書かれていません。年度ごとの予算切れとは意味が違います。
遮熱塗料を使えば何か出ますか?
出ません。塗料の種類にかかわらず、市に塗装を対象とする制度がないためです。
耐震診断はいくら出ますか?
耐震診断費用の3分の1で、限度額は5万円です。
耐震改修はいくら出ますか?
耐震改修費用の3分の1で、限度額は30万円です。除却も3分の1で限度額30万円です。
耐震の対象になる家はいつまでですか?
昭和56年5月31日以前に着工された市内の木造2階建て以下の戸建て住宅です。申請できるのは所有者本人のほか、その配偶者や二親等以内の親族です。
分譲マンションの耐震助成はありますか?
あります。昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた耐火建築物または準耐火建築物で3階以上の分譲マンションの管理組合が対象で、耐震診断費用の3分の2・限度額200万円です。
耐震の受付はいつまでですか?
市は「申請多数により予算額に達した場合、受付を終了する場合があります。助成制度のご利用をご検討される方は、事前にご相談ください」としています。
ブロック塀の撤去に補助は出ますか?
生垣を造ることが前提です。生垣造成を目的とした既存ブロック塀等の撤去費補助金は、1メートル当たり3,000円以内で、1件当たり6万円が限度です。
生垣を造る補助はいくらですか?
生垣造成事業費補助金は1メートル当たり5,000円以内で、1件当たり10万円が限度です。撤去とあわせると最大16万円になります。
生垣の条件は?
生垣用樹木の高さがおおむね1メートル以上、生垣の総延長が5メートル以上、樹高がほぼ均一で相互に葉が触れ合う程度に列植すること、公道・河川または私道に面していることなどです。
塀を撤去するだけでは出ませんか?
市の要綱は「生垣造成を目的とした既存ブロック塀等の撤去費補助金」としており、生垣にすることが前提の制度です。撤去だけを目的とする場合は担当課へご確認ください。
固定資産税は安くなりますか?
省エネ改修による減額制度はありますが、窓の改修が要件で塗装だけでは対象になりません。耐震改修による減額は、昭和57年1月1日以前に建築された住宅が対象です。
感震ブレーカーの補助はありますか?
令和8年度の補助はありましたが、市は「予算上限額に達しましたので、受付を終了しております」と告知しています。東京都の区市町村感震ブレーカー設置支援事業補助金を活用した事業で、令和5、6年度に都から配布されている世帯や、店舗・事業所は対象外です。
近くの市ではどうですか?
小平市はあっせん事業の受注可能なものに「外壁塗装」を挙げています。小金井市は屋根の遮熱塗装に定額4万円、東村山市は住宅本体の修繕に契約金の5パーセント分のポイントが出ます。
東京都内の49市区町村を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——東大和市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は東京都の助成金まとめにあります。
あきる野市/三鷹市/世田谷区/中央区/中野区/八王子市/北区/千代田区/台東区/品川区/国分寺市/国立市/墨田区/多摩市/大田区/小平市/小金井市/府中市/文京区/新宿区/日野市/昭島市/杉並区/東久留米市/東村山市/板橋区/武蔵村山市/武蔵野市/江戸川区/江東区/清瀬市/渋谷区/港区/狛江市/町田市/目黒区/福生市/稲城市/立川市/練馬区/羽村市/荒川区/葛飾区/西東京市/調布市/豊島区/足立区/青梅市
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
- 東大和市「事業者への支援策」(住宅・店舗リフォーム資金補助金の実施予定について)
- 東大和市「耐震診断・耐震改修・除却の助成制度」
- 東大和市「東大和市生垣造成事業補助金交付要綱」
- 東大和市「固定資産税の減額措置」
- 東大和市「令和8年度感震ブレーカー(グラぴたスイッチ)購入費等補助金」
この記事は2026年9月3日時点で、東大和市の公式ウェブサイトから確認できた内容をまとめたものです。住宅・店舗リフォーム資金補助金は令和4年度以降の事業実施予定がないと案内されています。耐震の助成は予算額に達した時点で受付が終了することがあります。申請の前に、必ず市の担当課でご確認ください。