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東久留米市に外壁塗装の助成金はある?——ありません。ただし市の職人紹介に「塗装」と書いてあります

ありません東久留米市には外壁塗装を対象とする助成制度がありません

職人の紹介
市が東久留米市住宅あっせん協議会と協定。「大工・左官・塗装・屋根・畳・タイル張りなどの業者を紹介」——塗装が名指しで入っています(地域振興課 042-470-7743)
相談会
毎月第2木曜日(8月・1月を除く)午前10時〜午後4時、市役所1階屋内ひろば。事前予約不要
耐震
改修は費用(税抜)の3分の1以内・限度額100万円昭和56年5月31日以前の木造戸建てのみ。交付決定前に契約すると助成が受けられません
注意
市は「耐震改修と一緒に実施するリフォーム工事……については助成対象外です」と明記。耐震のついでに塗装、は通りません

東久留米市に、外壁塗装の助成金はありません。——市の環境系の支援は国と都の制度を案内するもので、市が独自に出しているものは見当たりませんでした。そのかわり、この市には職人を紹介する仕組みがあります。——「大工・左官・塗装・屋根・畳・タイル張りなどの業者を紹介しています」。市のページに「塗装」が名指しで書かれているのです。しかも毎月第2木曜日には、予約不要の住宅増改築相談会まである。お金は出ないが、人と場所は用意されている。——そういう市です。

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全9項目

先に結論——助成はなく、職人紹介と相談会がある

①東久留米市に、外壁塗装への助成はありません
②市の職人紹介に「塗装」が名指しで入っています——地域振興課 042-470-7743
③毎月第2木曜日に住宅増改築相談会——市役所1階、予約不要
④耐震改修は3分の1・上限100万円——昭和56年5月31日以前の木造戸建てのみ
⑤「耐震と一緒のリフォームは対象外」と市が明記

東久留米市の住宅まわりを、担当課で分けます。

窓口やっていること塗装は
市民部 地域振興課 労政商工係地元の建築職人さんの紹介/住宅増改築相談会紹介の対象(お金は出ない)
都市建設部(建築関係)木造住宅耐震診断助成/木造住宅耐震改修助成/耐震改修促進計画対象外
環境安全部 環境政策課東京都・国の省エネ再エネ支援制度の案内対象外
課税課省エネ改修住宅軽減などの固定資産税の減額対象外(窓が要件)

お金が出る制度は、耐震だけです。——そのかわり1行目が、塗り替えを考える方にとって使える窓口になります。

「大工・左官・塗装・屋根」——市の紹介に塗装が入っています

市のページの見出しは、こうです。——「地元の建築職人さんをご紹介」「この町に住み、この町で働く地元の工務店・専門工事店にご相談ください」。

「市では、市内の建設業団体(東久留米市住宅あっせん協議会)と協定を結び、大工・左官・塗装・屋根・畳・タイル張りなどの業者を紹介しています。」(東久留米市 地元の建築職人さんをご紹介/更新日 令和8年7月17日)

「塗装」が3番目に書かれています。——市の文書に塗装という言葉が出てくる例は、多摩ではほかにもあります。八王子市は助成の工事例、小平市はあっせんの受注可能なもの、国分寺市は融資の対象工事。東久留米市は職人の職種として名指ししています。

協議会に加わっている職種の一覧が、また具体的です。

「大工・土木・屋根・瓦・畳・左官・塗装・外壁吹付け・板金・建具・きょうじ・ふすま・インテリア・タイル・ガラス・鉄工・外柵・門扉・ブロック・シャッター・住宅設備機器」

「塗装」と「外壁吹付け」が別々に挙げられています。——外壁の仕上げに関わる職人が、少なくとも2種類いるということです。「外柵」「門扉」「ブロック」もあるので、塀の工事も相談できます。

申し込みは簡単です。——「修繕箇所・増改築の内容を地域振興課労政商工係(市役所6階)へ直接または電話(042-470-7743)でご相談ください」。市はチラシも公開しています。

ただし、この制度でも当サイトの見方は変わりません。——紹介された業者の見積もりが、高いのか安いのかは、比べないと分かりません。

紹介はあくまで「地元で仕事をしている職人につなぐ」ものです。——市が金額を保証しているわけではありません。紹介の1社に加えて、ほかにも見積もりを取って並べてください。

毎月第2木曜、予約不要の住宅増改築相談会

もう1つ、この市には相談の場があります。

項目内容
実施日毎月第2木曜日(8月・1月を除く)
時間午前10時から午後4時
会場東久留米市役所1階 屋内ひろば
相談員東久留米市住宅増改築等工事あっせん事業登録団体協議会
参加方法当日直接会場へ(事前予約不要)
持ち物「具体的な相談したい場合は、間取り(図面)や写真などを持参してください」

年10回、予約なしで行けます。——三鷹市の相談会は年5回・予約不要、青梅市は毎月・原則予約制でした。東久留米市は「毎月・予約不要」で、回数と手軽さの両方が揃っています。

外壁塗装の相談に、この場をどう使うか。——市が「間取り(図面)や写真などを持参してください」と書いているので、屋根や外壁の写真を撮っていくのがいいと思います。

聞くとよいこと。——「この傷み方は、いま塗り替える時期でしょうか」「この見積書の項目は何を指していますか」「この数量はどう出しているのですか」。相談員は工事を売る立場ではないので、用語と数量の読み方を教わる場として役に立ちます(塗り替えの時期の見きわめ方)。

耐震は3分の1・上限100万円。ただし「一緒のリフォームは対象外」

東久留米市で、住宅にお金が出るのは耐震だけです。

「耐震改修に要した費用(消費税を除く)の3分の1以内(千円未満は切り捨て)かつ、100万円を限度とします。」

「例)改修費用 400万円の場合は100万円 例)改修費用 300万円の場合は100万円」(東久留米市 木造住宅耐震改修助成制度)

市が例を2つ挙げているのは、親切な書き方です。——300万円でも400万円でも100万円。3分の1が100万円を超えるところで頭打ちになる、ということが数字で分かります。

項目内容
助成額耐震改修費用(税抜)の3分の1以内・限度額100万円
対象住宅昭和56年5月31日以前に建築された市内の木造戸建て住宅。集合住宅、長屋は対象外丸太組構法、プレハブ工法は対象外
対象者対象住宅を所有する個人で市税を滞納していない方/その耐震改修について市や地方公共団体から助成等を受けていない方/敷地が借地の場合は土地所有者の承諾
回数予算の範囲内で、同一の住宅に対して1回
順番「交付決定前に契約された場合は助成が受けられません」

そして、塗り替えを考えている方に関わる一文があります。

「※耐震改修と一緒に実施するリフォーム工事、住宅の除却および建て替えについては助成対象外です。」

耐震のついでに外壁も塗って、まとめて助成を受ける——それはできないということです。助成が出るのは、耐震改修の工事費だけ。

これは多摩のほかの市とも共通しています。——当サイトはこれまで「耐震と塗装は足場を共有できる」と書いてきましたが、助成の対象になるのは耐震の部分だけ、という点を東久留米市ははっきり書いています。

それでも、順番として考える価値はあります。——家が昭和56年5月より前なら、まず耐震診断の助成を使って診断を受ける。倒壊のおそれがあるなら、耐震改修に100万円まで出る。そのとき壁を開けるなら、外壁の仕上げをどうするかを同じ足場で決められます。

ただし見積書は、耐震の行と塗装の行を分けてもらってください。——市が「一緒のリフォームは対象外」と書いている以上、内訳が混ざっていると審査で困ります見積書のチェック項目)。

耐震改修の前に、診断があります。——市は木造住宅耐震診断助成制度も設けていて、こちらは先着順です。

項目内容
助成額耐震診断に要した費用(消費税を除く)の2分の1以内・5万円を限度
市が挙げる例「診断費用 12万円の場合は5万円」「診断費用 8万円の場合は4万円」
対象昭和56年5月31日以前に建築された市内の木造戸建て住宅(集合住宅・長屋・丸太組構法・プレハブ工法は対象外)
回数予算の範囲内で、同一の住宅に対して1回

ここでも市は例を2つ挙げています。——12万円なら5万円(上限)、8万円なら4万円(半額)。上限で頭打ちになる場合とならない場合を、両方見せる書き方です。改修の助成でも同じことをしていました。——数字で示すことに慣れている市だと思います。

塗り替えを考えている方への順番です。——家が昭和56年5月より前なら、まず診断(自己負担は半分、最大5万円が戻る)。倒壊のおそれがあると出たら、改修に100万円まで。そのとき足場を組むので、外壁の塗り替えを同じ時期にやるかどうかを決められます。

ただし、繰り返しになりますが、塗装の分は助成されません。——市が「耐震改修と一緒に実施するリフォーム工事は助成対象外」と書いているとおりです。

省エネは国と都の案内だけ

東久留米市の環境政策課のページは、こういう構えです。

「東京都や国の省エネ・再エネに関する支援を活用して、地球にも自分にもやさしい暮らしへ。光熱費の削減につながる節約のヒントや、お得な補助制度をご紹介します。」(東久留米市 地球にも自分にもやさしい暮らし(東京都・国の省エネ・再エネ支援制度)/更新日 令和8年7月27日)

「東京都や国の支援を活用して」——市が独自に出すのではなく、案内する立場です。——あきる野市も同じ構えでした。

市はまた、国の住宅省エネ支援について「リフォーム対象は原則として平成28年以前に新築された住宅で、窓・ドアの断熱改修、外壁・屋根・床の断熱改修のほか、エコ住宅設備の設置などが広く対象」と紹介しています。——ここでも「外壁の断熱改修」であって、塗装ではありません。立川市の記事で書いたとおり、「外壁」という字があっても、続く言葉が「断熱改修」なら塗装は入りません。

制度主な対象外壁塗装
国の住宅省エネ支援(窓リノベ等)窓・ドアの断熱改修、外壁・屋根・床の断熱改修、エコ住宅設備(高断熱浴槽、高効率給湯器等)対象外
東京都の省エネ・再エネ支援高断熱窓・ドア、太陽光、蓄電池など対象外
東久留米市独自の補助は見当たりません対象外

国の制度でリフォームの対象になるのは「原則として平成28年以前に新築された住宅」です。——築10年ほどで塗り替えの時期を迎える家なら、年代としては当てはまります。ただし対象工事が窓と断熱材なので、塗装だけでは入口に立てません。窓を一緒にやるかどうかで、話が変わります。

職人を紹介する6市を並べると

当サイトが調べた多摩の市で、業者や職人を紹介する仕組みを持つのは6市になりました。

紹介する団体塗装の扱い相談会
東久留米市東久留米市住宅あっせん協議会「大工・左官・塗装・屋根」と職種で名指し毎月第2木曜・予約不要
小平市小平市住宅リフォーム斡旋協会受注可能なものに「外壁塗装など」
三鷹市三鷹市住宅リフォームセンター相談例に「屋根や外壁などの改修の目安は」年5回・予約不要
西東京市西東京市住宅リフォーム斡旋センター
日野市市内の建設業組合・団体紹介内容に「屋根・外壁……の修繕」
東村山市東村山市住宅サービス協力会

6市とも、市が団体と協定を結んで紹介する形は同じです。——違いは塗装をどこまで具体的に書いているかと、相談会があるかどうか。

東久留米市の強みは、この2つが揃っていることです。——職種に「塗装」と書かれた紹介と、毎月の予約不要の相談会。

使い方の提案です。——①第2木曜の相談会に、屋根と外壁の写真を持って行く。塗り替えの時期かどうかを、売る側でない人に聞く。
②必要だと分かったら、地域振興課に電話して職人を紹介してもらう。
③その見積書を持って、翌月の相談会でもう一度見てもらう。——予約が要らないから、この使い方ができます。

東久留米市で塗り替えをお考えの方への、当サイトの整理です。——助成は探さなくて大丈夫です。お金が出るのは耐震だけで、それも昭和56年5月より前の家に限られます。そのぶん、市が用意している窓口を使い切ってください。紹介と相談会は無料です。

東久留米市は、湧水の多い平坦な市です。——落合川や黒目川の沿岸は湿気があり、北面の外壁に苔や藻が出やすいところがあります。下地の洗浄と補修をどこまでやるかで金額が変わるので、見積書に「高圧洗浄」「下地補修」の行があるかを見てください(塗装面積の出し方東京都と23区の制度をまとめて見る)。

国の補助金なら使えますか

市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

東久留米市に外壁塗装の助成金はありますか?

ありません。市が独自に出している住宅リフォームや省エネ改修への補助は見当たらず、環境政策課のページは東京都や国の支援制度を案内するものになっています。

塗装業者を紹介してもらえますか?

もらえます。市は「市内の建設業団体(東久留米市住宅あっせん協議会)と協定を結び、大工・左官・塗装・屋根・畳・タイル張りなどの業者を紹介しています」としています。

どこに申し込みますか?

修繕箇所・増改築の内容を、地域振興課労政商工係(市役所6階)へ直接または電話(042-470-7743)で相談します。

どんな職人がいますか?

市の説明では、協議会には大工・土木・屋根・瓦・畳・左官・塗装・外壁吹付け・板金・建具・きょうじ・ふすま・インテリア・タイル・ガラス・鉄工・外柵・門扉・ブロック・シャッター・住宅設備機器などの職人がいます。

相談会はいつありますか?

毎月第2木曜日(8月・1月を除く)の午前10時から午後4時、市役所1階屋内ひろばです。事前予約は不要で、当日直接会場へ行けます。

相談会には何を持っていけばいいですか?

市は「具体的な相談したい場合は、間取り(図面)や写真などを持参してください」としています。相談員は東久留米市住宅増改築等工事あっせん事業登録団体協議会です。

耐震改修はいくら出ますか?

耐震改修に要した費用(消費税を除く)の3分の1以内で、100万円が限度です。改修費用が400万円でも300万円でも、助成は100万円になります。

耐震の対象になる家はいつまでですか?

昭和56年5月31日以前に建築された市内の木造戸建て住宅です。集合住宅、長屋、丸太組構法、プレハブ工法は対象外です。

耐震改修と一緒に外壁も塗れば助成が増えますか?

増えません。市は「耐震改修と一緒に実施するリフォーム工事、住宅の除却および建て替えについては助成対象外です」と明記しています。

耐震の申請はいつしますか?

契約前です。市は「交付決定前に契約された場合は助成が受けられませんのでご注意ください」としています。

耐震助成の条件は?

対象住宅を所有する個人で市税を滞納していないこと、その耐震改修について市や地方公共団体から助成等を受けていないこと、敷地が借地の場合は土地所有者の承諾を得ていることです。助成は同一の住宅に対して1回が限度です。

省エネの補助はありますか?

市独自のものは見当たりませんでした。市の「地球にも自分にもやさしい暮らし」のページは、東京都や国の省エネ・再エネ支援制度を紹介するものです。

遮熱塗料を使えば何か出ますか?

出ません。市に塗装を対象とする補助制度がないためです。

固定資産税は安くなりますか?

省エネ改修住宅軽減などの制度がありますが、窓の断熱改修が要件で、塗装だけでは対象になりません。詳しくは市の課税課へご確認ください。

近くの市ではどうですか?

小金井市は屋根の遮熱塗装に定額4万円が出ます。国分寺市は塗装を無利子の融資であっせんしています。八王子市は外壁塗装が助成の対象です。

東京都内の49市区町村を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——東久留米市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は東京都の助成金まとめにあります。

あきる野市三鷹市世田谷区中央区中野区八王子市北区千代田区台東区品川区国分寺市国立市墨田区多摩市大田区小平市小金井市府中市文京区新宿区日野市昭島市杉並区東大和市東村山市板橋区武蔵村山市武蔵野市江戸川区江東区清瀬市渋谷区港区狛江市町田市目黒区福生市稲城市立川市練馬区羽村市荒川区葛飾区西東京市調布市豊島区足立区青梅市

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

  • 東久留米市「地元の建築職人さんをご紹介」(市民部 地域振興課 労政商工係 042-470-7743/更新日 令和8年7月17日)
  • 東久留米市「木造住宅耐震改修助成制度」「木造住宅耐震診断助成制度」
  • 東久留米市「地球にも自分にもやさしい暮らし(東京都・国の省エネ・再エネ支援制度)」(環境安全部 環境政策課/更新日 令和8年7月27日)
  • 東久留米市「建築」カテゴリ一覧

この記事は2026年9月2日時点で、東久留米市の公式ウェブサイトから確認できた内容をまとめたものです。住宅増改築相談会の日程・会場は変わることがあります。参加の前に、市のページか地域振興課でご確認ください。また助成制度は年度ごとに変わります。