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府中市に外壁塗装の助成金はある?——ありません。市が自分でそう書いています
ありません市が「住宅の外壁塗装(遮熱塗装を含む)……に対する助成制度はありません」と明記
- 言い切り方
- 「(遮熱塗装を含む)」と括弧書きまで添えて否定しています。塗料を変えても結論は同じ
- 窓なら出る
- エコハウス設備設置費助成金に「既設窓の断熱改修」があり、費用の5分の1・上限10万円。2026年8月末で執行率82%
- 耐震
- 耐震改修は費用の2分の1・限度額170万円。診断は平成12年5月31日までに着工した家も対象
- 塀
- ブロック塀等安全対策=除却・建替に3分の2(1メートルあたり8万円まで)。国産木材の木塀にすると加算分は10分の10
府中市には、外壁塗装に使える助成がありません。——そしてこの市は、そのことを自分のホームページに書いています。「リフォームや良質な住まいづくりなどに関する情報」というページの冒頭に、注記としてはっきり否定文が置かれている。——ここまで書いてくれる自治体は多くありません。しかも「(遮熱塗装を含む)」という括弧書きまで添えてあります。「遮熱塗料なら出るのでは」と考える人がいることを、市が分かっている書き方です。そのうえで、府中市には出るものがあります。——窓、耐震、そして塀。とくに塀の助成は、条件が合えば大きく動きます。
このページの内容全9項目
先に結論——市が否定文を書いています
①府中市に、外壁塗装への助成はありません——市が自分のページに書いています
②遮熱塗料でも同じ——「(遮熱塗装を含む)」と括弧書きで念押しされています
③窓なら出ます——エコハウス設備設置費助成金に「既設窓の断熱改修」(5分の1・上限10万円)
④耐震は限度額170万円——診断は平成12年5月31日までに着工した家も対象
⑤塀の助成が大きい——3分の2、しかも国産木材の木塀にすると加算分は全額
市が実施している住宅関連の助成は7つあります。——そのどこにも塗装は入っていません。
| 事業名 | 何に出るか | 担当課 |
|---|---|---|
| エコハウス設備設置補助金交付事業 | 環境に配慮した住宅設備(窓の断熱改修を含む) | 環境政策課 |
| 木造住宅耐震診断・耐震改修等助成事業 | 耐震診断・耐震改修・除却・耐震シェルター | 住宅課 |
| 分譲マンション耐震化助成事業 | 耐震アドバイザー派遣・耐震診断・補強設計 | 住宅課 |
| ブロック塀等安全対策費用助成事業 | 避難路等に面する危険な塀の撤去・建替え | 建築指導課 |
| 吹付けアスベスト等飛散防止対策促進事業 | アスベストの含有調査・除去等工事 | 住宅課 |
| 高齢者自立支援住宅改修給付事業 | 65歳以上で日常生活の動作に困難がある方の住宅改修 | 介護保険課 |
| 障害者等日常生活用具等給付事業 | 生活動作を補助するための住宅設備改善工事 | 障害者福祉課 |
その一文を、そのまま読んでみます
府中市の「リフォームや良質な住まいづくりなどに関する情報」というページに、こう書かれています。
「注記:府中市では、住宅の外壁塗装(遮熱塗装を含む)・屋根の補修・内装の模様替えなど、一般的なリフォームに対する助成制度はありません。市が実施している住まいに関する助成制度は次のとおりです。」(府中市 リフォームや良質な住まいづくりなどに関する情報/最終更新日 2026年4月10日)
3つの点で、よくできた一文です。
| 書き方 | 読み手にとっての意味 |
|---|---|
| 「外壁塗装」と名指し | 「リフォーム全般」で済ませず、いちばん問い合わせが多いであろう工事を先頭に置いている |
| 「(遮熱塗装を含む)」と括弧書き | 塗料を変えれば出るのでは、という期待を先回りして否定している |
| 「市が実施している……は次のとおりです」と続ける | 否定して終わらず、代わりに何があるかを同じページで示している |
とくに真ん中の括弧書きが効いています。——「遮熱塗料を使えば省エネの助成が出る」という話は、外壁塗装の営業でよく出てきます。実際、東京23区のなかには遮熱塗料を対象にしている区もあります。墨田区や品川区がそうです。だから「うちの市はどうだろう」と考えるのは自然なことで、市はそこに先回りしています。
行政のページで「ありません」と書いてあるのは、実はありがたいことです。——多くの自治体は、無い制度についてわざわざ書きません。だから調べる側は「見落としたのかもしれない」と何度も探すことになります。
府中市の場合、この一文を見つけた時点で探索が終わります。——市の担当は都市整備部の住宅課です。念のため確認したいときは、そちらへ。
なお、同じ書き方をしている自治体はほかにもあります。——八王子市は逆に「対象である」ことを工事例で名指ししていましたし、目黒区は「遮熱塗装・断熱塗装は含まれない」と括弧で除いていました。括弧書きが出てきたら、そこがいちばん大事なところだと思って読んでください。
窓の断熱改修なら出ます。ただし執行率82%
府中市の環境系の助成は「エコハウス設備設置費助成金交付事業」です。——市は「地球温暖化対策の一環として、自然エネルギーの有効活用を促進するため」の制度だと説明しています。
| 対象設備 | 助成金額 |
|---|---|
| 太陽光発電システム | 1キロワット当たり2万円で上限10万円 |
| 家庭用蓄電池システム | 1キロワットアワー当たり2万円で上限10万円 |
| 太陽熱高度利用システム | 2万円 |
| 二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器 | 1万5千円 |
| 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム | 2万5千円 |
| 雨水浸透施設(開発地域の住宅を除く) | 標準工事費または設置に要する費用の少ない方の2分の1で上限10万円 |
| 雨水貯留槽 | 本体と架台の購入に要する費用の4分の1で上限1万円 |
| 既設窓の断熱改修(既存住宅のみ) | 設置に要する費用の5分の1で上限10万円 |
8つのうち、建物の工事といえるのは「既設窓の断熱改修」だけです。——残りは設備の設置と、雨水の処理。塗装は入っていません。
この制度で見逃せないのが、市が予算の執行率を公表していることです。
「予算執行率 執行率82%(令和8年8月末現在)」(府中市 エコハウス設備設置費助成金交付事業/最終更新日 2026年8月31日)
受付開始は令和8年4月6日。——5か月弱で8割を超えました。市は「予算の執行状況等により受付を終了している場合がありますので、必ず事前に担当課に相談してください」と書いています。
執行率をその場で出す自治体は、多くありません。——申し込む側にとっては、間に合うかどうかを自分で判断できるということです。窓の工事をお考えなら、環境政策課に電話して現在の状況を聞くところから始めてください。
市は「本制度は、国や都の補助制度とは異なるものですので、ご注意ください」とも書いています。——国の窓リノベと市のエコハウスは別の制度で、それぞれに申請が要ります。市は「他の団体からの助成金等を含め、助成金額が対象設備の設置に係る費用の金額を超える場合は、対象設備の設置に係る費用の金額を助成金額の上限とします」としているので、合計が工事費を超えることはありません。
耐震は限度額170万円。平成12年5月までの家も診断対象
府中市の耐震助成は、4つに分かれています。
| 種類 | 助成率 | 限度額 |
|---|---|---|
| 耐震診断 | 費用の3分の2 | 12万円 |
| 耐震改修 | 費用の2分の1 | 170万円 |
| 耐震除却(建て替えのための取り壊し) | 費用の2分の1 | 50万円 |
| 耐震シェルター等の設置 | 65歳以上のみの世帯、または手帳をお持ちの方がいる世帯が対象 | |
対象になる家の年代が、2段構えになっています。
「ア 昭和56年5月31日以前に新築の工事に着手された一戸建ての木造住宅であること」
「イ 昭和56年6月1日から平成12年5月31日までの間に新築の工事に着手された平屋建て又は2階建てのもので在来軸組工法により建てられた一戸建ての木造住宅であること」
イのほうは、平成12年(2000年)5月31日まで届きます。——築25年から45年くらいの家が入ります。ただし市は「本助成事業を利用する前に、市が建築士を無料で派遣する府中市木造住宅耐震アドバイザー派遣事業を利用してください(その際に、在来軸組工法であるかの確認を行います)」としています。先に無料の派遣を受けるという順番です。
耐震改修には、敷地についての条件があります。
「注記:住宅の敷地が建築基準法上の道路に2メートル以上接していない場合は、原則として、耐震改修の助成対象とはなりません。」
接道が2メートル未満だと、原則として出ません。——古い住宅地では、これに当たる敷地があります。心当たりがあれば、先に住宅課へ確認してください。
業者にも条件があります。——耐震改修は「建設業法に基づく建設業の許可のうち建築工事業許可を得た事業所を市内に有し、耐震補強に関する講習会を受講した事業者」に限られ、市が施工業者名簿をPDFで公開しています。耐震診断のほうは「原則として東京都建築士事務所協会南部支部に所属する建築士」です。
耐震改修と外壁塗装の関係は、府中市でも同じです。——助成が出るのは耐震改修の部分だけですが、壁を開ける工事なので外壁の仕上げが絡みます。足場も要ります。——塗り替えの時期が近く、家が平成12年5月より前の在来軸組工法なら、耐震から相談する順番があります(外壁のひび割れの見方)。
塀の助成が大きい——木塀なら加算分は全額
府中市で、いちばん金額が動く可能性があるのが塀です。——「ブロック塀等安全対策費用助成事業」といいます。
| 何をするか | 助成割合 |
|---|---|
| ブロック塀等の除却 | 助成対象費用の3分の2 |
| ブロック塀等の除却および建替 | 助成対象費用の3分の2 |
| 国産木材を使用した木塀への建替 | 1メートルあたり8万円から27万2千円の部分について10分の10(全額)。ただし木塀は25メートルが上限 |
助成対象費用の上限は、1メートルあたり8万円です。——市が挙げている例をそのまま引きます。
「助成対象事業費が上限(80,000 円/m)の場合
・市助成割合(2/3) 53,000 円
・所有者負担割合(1/3) 27,000 円」
1メートルあたり53,000円が出る計算です。——10メートルの塀なら53万円。これは、当サイトが見てきた塀の助成のなかでも大きいほうです。
そして木塀にすると、話が変わります。——1メートルあたり8万円から27万2千円の部分について、10分の10。つまり全額です。
ブロック塀を壊して、国産木材の塀を建てる。——8万円までの部分は3分の2、そこから27万2千円までの部分は全額という組み立てなので、しっかりした木塀ほど自己負担の割合が下がります。ただし木塀は25メートルが上限です。
国産木材を使うことが条件なので、これは防災と林業支援を兼ねた制度だと読めます。
ただし、どの塀でも対象になるわけではありません。——条件は3つです。
1.設置場所——「府中市耐震改修促進計画に位置付けられた避難路」または「指定通学路」に面していること。「注記:隣地との境界に設置されているブロック塀等については、本事業の助成対象外です。」
2.安全性——「耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判断されたもの」。事前相談カードの提出後に、市が派遣する調査士が耐震診断を行います
3.建替え後の構造——「除却後に設置する塀が、地震に対して安全な構造であるもの」
道路に面していれば何でもよい、というわけではないところが府中市の特徴です。——避難路か通学路に限られます。市は「がいどまっぷ府中」から確認できます。メニュー中断の『道路種別図(建築基準法)』を選択してください」と案内しているので、自分の家の前の道が該当するかは地図で調べられます。
手続きの順番にも決まりがあります。——市は「交付決定通知書を受ける前に契約を締結した場合は、助成対象外となります」「本助成事業は、年度内に工事が完了するものに限り対象となります」としています。契約前に申請、そして年度内に完了。
もう1つ、間違えやすい注意があります。——「ある年度に撤去工事のみで助成を受け、次年度以降に建替う場合、建替工事は助成対象外となります」。撤去と建替えは、同じ年度にまとめてやらないと、建替えのぶんが出なくなります。
外壁塗装で足場を組むとき、塀も一緒に考える方は多いです。——塗装と塀の工事は別ですが、業者が同じなら段取りは組みやすくなります。
ただし塀の助成には市の耐震診断が入るので、時間がかかります。——事前相談カード → 調査士の耐震診断 → 交付申請 → 交付決定 → 契約 → 工事 → 年度内に完了。塗装のスケジュールと合わせるなら、塀のほうを先に動かしてください(見積書のチェック項目)。
国と都の制度は、市が一覧にしてくれています
府中市は、国と都の制度も同じページに整理しています。——これも親切なところです。
| どこ | 事業名 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 国 | みらいエコ住宅2026事業 | 開口部の断熱改修、外壁・屋根・天井・床の断熱改修、エコ住宅設備、子育て対応改修 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 開口部の断熱性能を向上するリフォーム | |
| 給湯省エネ2026事業 | エネファーム、エコキュート等の設置 | |
| 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 高性能建材(断熱材、窓、ガラス等)を用いた断熱リフォーム | |
| 東京都 | 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 | 高断熱窓・ドアへの改修、蓄電池、太陽光発電設備 |
| 東京都既存住宅省エネ診断・設計等支援事業 | 既存住宅の省エネ診断・省エネ設計 |
国の「みらいエコ住宅2026事業」には「外壁……の断熱改修」が入っています。——ここで気をつけてほしいのが、「断熱改修」と「塗装」は別のものだということです。
国の制度でいう外壁の断熱改修とは、断熱材を施工することを指します。——遮熱塗料や断熱塗料を塗ることではありません。
同じ線引きは、区の助成でも見られました。目黒区は「壁・天井・床下に断熱材を施工すること(遮熱塗装・断熱塗装は含まれない)」、八王子市の省エネルギー化改修工事は工事例に「(遮熱は除く)」。府中市の注記も、これと同じ考え方です。
市は手続きについても一言添えています。——「注記:国の補助事業では、申請手続き、補助金の受取と一般消費者への還元は、一部事業を除き事業者が行います」。国の制度は、施主ではなく登録事業者が申請する形が多いということです。窓の工事を頼むときは、その業者が登録事業者かどうかを確かめてください(塗料の選び方)。
同じ多摩でも、市によって中身が違います
当サイトで調べた多摩地域の3市を並べます。
| 市 | 外壁塗装 | 耐震改修の限度額 | 塀の助成 |
|---|---|---|---|
| 府中市 | 出ない(市が明記) | 170万円(2分の1) | 3分の2・1メートルあたり8万円まで/木塀は加算分10分の10 |
| 八王子市 | 出る(20%・上限5万円) | 100万円(3分の2) | — |
| 町田市 | 出ない | 120万円(2分の1)/障がい者等世帯は242万4千円(10分の9) | 10センチメートルにつき600円・上限30万円 |
耐震改修の限度額は、この3市では府中市がいちばん大きい額です。——ただし町田市は障がい者等世帯なら242万4千円まで出ますので、世帯の状況によって順番は変わります。
塀の助成も、考え方が違います。——町田市は長さで決まる計算式(1メートル6,000円・上限30万円)で分かりやすく、府中市は費用の3分の2で額は大きいが避難路・通学路に限られる。——どちらが得かは、塀の場所と長さで決まります。
府中市で塗り替えをお考えの方への、当サイトの整理です。
①塗装の助成は探さなくて大丈夫です。——市が「ありません」と書いています。その時間を同じ条件で複数社に見積もりを頼むほうに回してください。
②窓を一緒にやるなら、エコハウスの執行率を先に確認してください。——2026年8月末で82パーセントです。
③避難路か通学路に面したブロック塀があるなら、それは大きい。——3分の2、木塀なら加算分は全額です。ただし契約前に申請してください。
府中市は、平坦な土地に住宅地が広がっている市です。——坂の多い八王子市や町田市とくらべると、足場を組むうえでの条件は素直です。そのぶん見積もりの差は、塗料の等級と塗る面積の数え方から出てきます。「一式」でまとめられた見積書は、比べようがありません(塗装面積の出し方/東京都と23区の制度をまとめて見る)。
よくある質問
府中市に外壁塗装の助成金はありますか?
ありません。市が「府中市では、住宅の外壁塗装(遮熱塗装を含む)・屋根の補修・内装の模様替えなど、一般的なリフォームに対する助成制度はありません」と明記しています。
遮熱塗料を使えば出ますか?
出ません。市の注記には「(遮熱塗装を含む)」と括弧書きが入っており、遮熱塗装も否定の対象に含まれています。
府中市で住宅に出るものは何ですか?
エコハウス設備設置費助成金、木造住宅耐震診断・耐震改修等助成事業、分譲マンション耐震化助成事業、ブロック塀等安全対策費用助成事業、吹付けアスベスト等飛散防止対策促進事業、高齢者自立支援住宅改修給付事業、障害者等日常生活用具等給付事業です。
窓の工事なら出ますか?
出ます。エコハウス設備設置費助成金の対象に「既設窓の断熱改修(既存住宅のみ補助対象)」があり、設置に要する費用の5分の1・上限10万円です。
エコハウスの助成はまだ間に合いますか?
市は予算執行率を公表しており、令和8年8月末現在で82パーセントです。受付は令和8年4月6日開始で、予算がなくなれば終わります。早めに環境政策課へご相談ください。
エコハウスの対象設備は何ですか?
太陽光発電システム、家庭用蓄電池システム、太陽熱高度利用システム、二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム、雨水浸透施設、雨水貯留槽、既設窓の断熱改修の8つです。塗装は入っていません。
耐震改修はいくら出ますか?
耐震改修費用の2分の1で、限度額は170万円です。耐震診断は費用の3分の2・限度額12万円、耐震除却は2分の1・限度額50万円です。
耐震の対象になる家はいつまでですか?
昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅に加え、昭和56年6月1日から平成12年5月31日までに着工した平屋建てまたは2階建ての在来軸組工法の一戸建ても耐震診断の対象です。後者は先に無料の耐震アドバイザー派遣を利用する必要があります。
耐震改修に条件はありますか?
あります。市は「住宅の敷地が建築基準法上の道路に2メートル以上接していない場合は、原則として、耐震改修の助成対象とはなりません」としています。また施工業者は建築工事業許可を持ち市内に事業所があり、耐震補強の講習会を受講した事業者に限られます。
ブロック塀の助成はいくらですか?
除却、または除却と建替えに要する助成対象費用の3分の2です。助成対象費用の上限は1メートルあたり8万円で、市の例では1メートルあたり市の助成53,000円・所有者負担27,000円となっています。
木の塀にすると何が変わりますか?
国産木材を使用した木塀に建て替えると加算助成があります。1メートルあたり8万円から27万2千円の部分について10分の10、つまり全額が助成されます。ただし木塀の場合は25メートルが上限です。
どんな塀でも対象になりますか?
なりません。府中市耐震改修促進計画に位置付けられた避難路、または指定通学路に面していることが条件です。隣地との境界に設置されている塀は対象外です。避難路は「がいどまっぷ府中」の道路種別図(建築基準法)で確認できます。
塀の助成はいつ申請しますか?
契約の前です。市は「交付決定通知書を受ける前に契約を締結した場合は、助成対象外となります」としています。また年度内に工事が完了するものに限られます。
国や東京都の制度は使えますか?
使えます。市が一覧を作っており、国のみらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業、既存住宅における断熱リフォーム支援事業、都の災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業などが挙げられています。ただし対象は窓・断熱材・設備で、外壁塗装そのものは入っていません。
近くの市ではどうですか?
八王子市では外壁塗装が対象です。居住環境整備補助金の「長寿命化改修工事」に「屋根、外壁の塗装」と書かれており、対象工事費の20パーセント以内・上限5万円です。町田市は府中市と同じく助成がありません。
参考にした情報
- 府中市「リフォームや良質な住まいづくりなどに関する情報」(都市整備部 住宅課/最終更新日 2026年4月10日)
- 府中市「【令和8年4月6日受付開始】エコハウス設備設置費助成金交付事業」(環境政策課/最終更新日 2026年8月31日)
- 府中市「木造住宅耐震診断・耐震改修等助成事業」(住宅課/最終更新日 2026年8月6日)
- 府中市「ブロック塀等安全対策費用助成事業」(建築指導課/最終更新日 2026年6月18日)
- 府中市「木造住宅耐震アドバイザー派遣事業」
この記事は2026年9月2日時点で、府中市の公式ウェブサイトから確認できた内容をまとめたものです。エコハウス設備設置費助成金は、2026年8月末時点で予算執行率が82パーセントに達しています。また助成制度は年度ごとに変わります。申請の前に、必ず市の担当課でご確認ください。