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葛飾区の外壁塗装に助成金は出る?——出ます。ただし反射率70%という高いハードルがあります

出ます(高反射率塗装)屋根等か壁で5万円/両方で10万円(定額)

制度
かつしかエコ助成金
条件
日射反射率70%以上(都と他3区の50%より高い)/着工4週間前までに事前協議
完了報告
空き缶の写真が要ります

葛飾区の「かつしかエコ助成金」には、高反射率塗装というメニューがあります。——屋根等又は壁を塗装する場合は一律5万円/戸、屋根等及び壁の両方なら一律10万円/戸。面積や金額に関係のない定額です。ただし条件が、ほかの区より一段高くなっています。——「日射反射率(近赤外線波長領域)が70%以上(又は同等以上の性能)であること。」東京都も、杉並区も、世田谷区も、足立区も50%でした。葛飾区だけが70%です。そして着工の4週間前までに事前協議、完了報告には塗料の空き缶の写真まで要ります。

このページの内容全14項目

先に結論——一律5万円・10万円。ただし70%です

①制度は「かつしかエコ助成金」の高反射率塗装
②屋根等又は壁で一律5万円/戸、屋根等及び壁で一律10万円/戸——定額
③条件は日射反射率(近赤外線波長領域)が70%以上——東京都と他3区の50%より高い
④着工の4週間前までに事前協議/回答書が届く前に工事すると対象外
⑤完了報告に「空き缶の写真」が要ります

金額は分かりやすい制度です。——面積も工事費も関係なく、屋根か壁のどちらかで5万円、両方で10万円。ですが塗料の条件が、23区のなかで最も厳しいと言えます。

70%という数字の重さ——ほかは全部50%でした

「日射反射率(近赤外線波長領域)が70%以上(又は同等以上の性能)であること。」
(葛飾区 高反射率塗装手引き/令和8年度)

当サイトが調べた東京都と23区を並べると、この数字だけが違います。

制度反射率の条件
葛飾区近赤外線波長領域で70%以上
東京都(既存住宅における省エネ改修促進事業)JIS K5602の規定による近赤外線波長領域で50%以上
杉並区近赤外線領域で50%以上の塗料・塗料色
世田谷区近赤外線で50パーセント以上
足立区近赤外線領域における日射反射率が50%以上

50%と70%では、選べる塗料の数がまったく変わります。——20ポイントの差は、遮熱塗料の世界では大きいからです。

日射反射率は、色で決まります。——白に近いほど高く、濃い色ほど低くなります。遮熱塗料のカタログには色ごとの数値が載っていて、同じ製品でも色によって大きく違います(屋根の遮熱塗料を公式数字で比べる)。

50%なら、明るいグレーやベージュあたりまで選べることが多い。——70%以上となると、白やそれに近い色が中心になります。「濃いグレーの屋根にしたい」「落ち着いた色の外壁にしたい」という希望とは、ぶつかりやすい条件です。

「又は同等以上の性能」という但し書きも付いています。——70%という数値そのものでなくても、同等と認められれば可という含みですが、何をもって同等とするかは書かれていません。迷う場合は環境課環境計画係(03-5654-8228)に、塗料名を伝えて確認してください。

70%以上だと、選べる色が限られます

ここは、助成を使うかどうかの分かれ目になります。——「10万円もらえるなら白でいい」と考えるか、「好きな色にしたいから助成は諦める」と考えるか。

塗料を決める前に、必ずカタログの数値を見てください。——確認するのは「その製品の、その色の、近赤外線波長領域の日射反射率」です。製品名だけでは決まりません。杉並区が「塗料・塗料色」と書いていたのと同じ理由です。

順番を間違えないでください。——①色を決める → ②その色の反射率を確認 → ③70%以上なら申請、届かなければ色を変えるか助成を諦める。

「遮熱塗料を使うので葛飾区の助成が出ます」と言われて契約したあとに、色を濃い色に決めた——という順番だと、あとで70%を割っていることに気づきます。そして事前協議書を出したあとの内容変更は、原則認められません外壁の色選びで後悔しないために)。

白系の外壁には、別の注意もあります。——汚れが目立ちやすいという点です。雨だれの筋、排気ガスの黒ずみ、北面のコケは、白のほうが見えます(コケとカビが生える面)。低汚染タイプの塗料を選ぶ、という考え方もあります。

屋根なら、話は変わります。——屋根は地上から見えにくく、色の好みが出にくい部分です。そして夏の表面温度が最も上がるのは屋根なので、遮熱の効果も屋根のほうが体感しやすいとされています。「外壁は好きな色、屋根だけ高反射率で5万円」という組み方も現実的です。

一律5万円/10万円——面積も金額も関係ありません

塗る場所助成額
屋根等又は壁を塗装する場合一律5万円/戸
屋根等及び壁を塗装する場合一律10万円/戸
屋根は屋上等を含む/★改修のみ(新築は対象外)

定額なので、計算が要りません。——杉並区は20%で上限15万円、大田区は10%で上限20万円と率で決まるのに対し、葛飾区は工事費がいくらでも同じ額です。

これは工事費が小さいほど有利な設計です。——50万円の屋根塗装でも10万円の外壁補修でも、条件を満たせば5万円。率の制度なら、50万円×20%=10万円、10万円×20%=2万円と差がつきます。小規模な工事では、定額のほうが手厚くなります。

逆に、200万円を超えるような大きい工事では、率の制度のほうが大きくなります。——ただし住んでいる区は選べません。葛飾区にお住まいなら、この定額が使える条件かどうかを見るだけです。

助成金額の1,000円未満は切り捨てとされていますが、定額なので端数は出ません。——ほかのメニュー(断熱改修など)と一緒に申請する場合に効いてくる規定です。

築1年以上・改修のみ・新築は対象外

「※高反射率塗装と断熱改修については、築1年以上を経過した建物を対象とします。」
(かつしかエコ助成金概要/令和8年度)

「★改修のみ」「新築は対象外」に加えて、「築1年以上」という条件があります。——建てたばかりの家に遮熱塗装をして助成を受けることはできません。

これは制度の趣旨から来ています。——区はこの助成を「再生可能エネルギーの利用促進や、省エネ・節電対策として」行っています。既存の住宅の性能を上げることが目的なので、新築は別の話になります。

ほかの条件も見ておきます。

対象者区内の自ら居住する住宅または居住予定の住宅に対象工事をする個人(原則世帯主
特別区民税・都民税を滞納していないこと
賃貸の場合賃貸住宅又は使用貸借住宅は住宅所有者の同意書が必要
申込期間令和8年4月1日(水)〜令和9年3月31日(水)【必着】
窓口環境部環境課環境計画係(区役所4階410番窓口)
03-5654-8228/〒124-8555 葛飾区立石5-13-1

着工の4週間前までに事前協議——回答書が来るまで工事できません

「(注釈)事前協議は必ず工事着工4週間前までにお申し込みください。」
「書類の審査後、区から郵送する事前協議回答書の到着後に設置工事となります。」
「申込受付から事前協議回答書の到着まで、3~4週間程度かかりますのでお気を付けください。ただし、申請の内容や添付書類によっては、目安よりも審査に時間がかかる可能性があります。」
(葛飾区)

「回答書の到着後に工事」——ここが絶対です。——申し込んだだけでは足りません。区から書類が届くのを待つ必要があります。

流れはこうです。——①着工4週間前までに事前協議 → ②区が審査 → ③事前協議回答書が届く(3〜4週間) → ④工事着工 → ⑤工事完了 → ⑥完了報告 → ⑦助成金交付決定通知 → ⑧助成金振込。

外壁塗装の段取りに、これを組み込んでください。——見積もりを取る(複数社で1〜2週間)→ 業者を決めて契約 → 事前協議を出す → 回答書を待つ(3〜4週間)→ 着工。ここまでで1か月半から2か月を見ておくと安全です。

外壁塗装は春(4〜5月)と秋(9〜11月)が向いています外壁塗装に向いている季節)。秋に工事をしたいなら、7月中には見積もりを取り始めるという逆算になります。

そして変更が効きません。——「事前協議書提出後、やむを得ないご事情以外の申請内容の変更は、原則認めません。」塗料も、色も、範囲も、出す前に固めておく必要があります。

不備があった場合の扱いも書かれています。——「申請書類に不備があった場合、電話にて修正や書類の提出依頼をいたします」、そして「修正や書類提出の連絡をした日から3か月経過しても、申請書類に不備がある場合、申請は取消とし、書類は破棄させていただきます。」連絡が来たら、放置しないでください。

空き缶の写真が要ります

完了報告の必要書類に、当サイトで初めて見るものがありました。

「⑥ 使用した塗料の品名・型番が目視で確認でき、缶が開封されたことがわかる空き缶の写真又は出荷証明書」
(葛飾区 高反射率塗装手引き)

塗料の缶を撮る、という要件です。——「品名・型番が目視で確認でき」「缶が開封されたことがわかる」という2つの条件が付いています。申請したとおりの塗料を、実際に使ったかを確かめる仕組みです。

——杉並区は出荷証明書を必須にしていましたが、葛飾区は空き缶の写真でもよいという作りです。証明書の手配が要らないぶん、こちらのほうが早い場合があります。

これは契約のときに伝えてください。——工事が終わってから「缶の写真がほしい」と言っても、もう捨てられています。塗料の缶は現場で処分されるのがふつうだからです。

「葛飾区の助成を使うので、塗料の空き缶を撮っておいてください」——この一言で済みます。ついでに施工中の写真も頼んでおくと、あとで役に立ちます完了検査で見るところ)。

完了報告で出すものは全部で7点です。——①完了報告書兼助成金交付申請書(第5-1号様式)②助成金交付請求書(第8号様式)③振込口座が確認できる書類の写し(通帳を開いた1〜2ページ目、ネットバンキング等の口座情報のわかる画面の写し等)④領収書及びその内訳がわかる請求書又は内訳書の写し施工後のカラー写真(全景写真及び塗装箇所のわかる写真) ⑥空き缶の写真又は出荷証明書 ⑦居住確認書類。

④には親切な但し書きが付いています。——「申込時に提出済の『見積書』と『領収書』の金額に相違がない場合、領収書本書のみで内訳書は不要です。」追加工事を出さずに、見積もりどおりに終われば書類が1枚減るということです。

そして品川区は、逆の側から確かめています。——品川区が求めるのは「現場に搬入した資材の型番を確認することができる写真」で、使い終わった缶ではなく、現場に運び込まれた材料を見ます。葛飾の「使い切った証拠」と、品川の「これから使う証拠」。両方あれば、材料のすり替えは事実上できません。

「課税証明書」ではなく「納税証明書」です

「・滞納がないことの証明書として「納税証明書」が必要です(「課税証明書」ではないため、ご注意ください)。」
(かつしかエコ助成金概要)

区がわざわざ括弧書きで注意しているということは、間違える人が多いということです。——課税証明書は「いくら課税されたか」、納税証明書は「ちゃんと納めたか」を示す書類です。助成金で求められるのは後者です。

申込時に必要なのは、正確にはこれです。——「令和7年度特別区民税・都民税・森林環境税納税証明書の原本」。令和7年1月2日以降の転入者は前住所地の市町村民税納税証明書、非課税者は非課税証明書の原本になります。

「森林環境税」まで名前が入っているのが今どきです。——令和6年度から始まった国税で、住民税と一緒に徴収されています。証明書を取るときは、この3つが載っているものをと窓口で伝えてください。

そして期限があります。——「役所等の発行する証明書類は発行後3か月以内のものを用意ください。」早く取りすぎると使えません。事前協議を出す時期に合わせて取ってください。

申請者・居住者・領収書の名義・振込先が全部同じであること

「・申請者=建物居住者=領収書の名義人=助成金の振込名義人 であること。」(かつしかエコ助成金概要)

4つが同じである必要があります。——親名義の家に子が住んでいて、子が払う夫が契約して妻の口座に振り込んでもらう——こうしたケースは、そのままでは通りません。

対象者は「原則世帯主」ともされています。——誰の名前で進めるかを、見積もりを取る前に決めてください。領収書の宛名を後から変えるのは、業者にとっても手間です。

ほかの共通ルールも並べておきます。

国や都の補助制度との併用も可能(他の補助金額との合計が助成対象経費を上回る場合は、上回る額を減額)
同時に2項目以上を申し込む場合、事前協議書や納税証明書等は一部で構いません
申請書類の返却はできません。提出する書類は必ず写しを取り控えとして保管
郵送の場合、区への到達日が受付・受理日(消印が期限内でも到達が期限後なら認められない)
導入する対象機器は未使用品であること

「郵送は到達日」は、年度末に効いてきます。——申込期限は令和9年3月31日【必着】です。3月30日に投函しても、届くのが4月1日なら間に合いません。

ほかのメニュー——断熱改修はR値で決まります

かつしかエコ助成金には、塗装以外にも8つのメニューがあります。

メニュー助成額・条件
高反射率塗装(屋根等・壁)一律5万円/10万円(上で説明)
断熱改修(外壁、屋根、天井、床、窓)
★改修のみ
助成対象経費の1/4・上限20万円
外壁・屋根・天井は断熱材の熱抵抗値(R値)が2.7以上/床は2.2以上/窓はガラスの熱貫流率が2.3(W/㎡・K)以下
蓄電池助成対象経費の1/4・上限20万円
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)2万円/1台まで
家庭用燃料電池(エネファーム)/V2H/宅配ボックス/太陽光発電システムそれぞれ条件あり
併設加算太陽光発電システム・蓄電池併設で一律5万円/太陽光発電システム・HEMS併設で一律1万円

断熱改修は「R値」という数字で判定されます。——熱抵抗値のことで、大きいほど熱を通しにくい。外壁・屋根・天井は2.7以上という指定です。塗装が反射率で判定されるのと同じで、数値で決まる仕組みになっています。

高反射率塗装と断熱改修は、別のメニューです。——両方やれば、両方申請できます。区は「同時に2項目以上を申し込む場合、事前協議書や納税証明書等は一部で構いません」としているので、書類の手間は増えません。

ただし断熱改修は大きい工事です。——外壁に断熱材を入れるとなると、塗り替えのついでにできる規模ではありません(外壁の張り替え)。窓の断熱改修なら、東京都の制度で上限200万円が出る枠もあります東京都の制度)。

23区で比べると——葛飾区の位置

葛飾区杉並区大田区足立区
反射率70%以上50%以上条件なし50%以上
金額一律5万/10万20%・上限15万円10%・上限20万円1/3・上限5万円
計算定額対象経費(足場代も含む標準工事費と見積総額の低いほう対象経費
申請着工4週間前+回答書待ち3〜4週間事後申請事前申込(足場も工事)着工前(足場で着工)
特徴的な書類空き缶の写真出荷証明書
令和8年度受付中(〜R9.3/31)受付中(〜R9.2/26)受付中(〜R9.1/29)8月21日に終了

葛飾区は「条件は厳しいが、額は分かりやすい」型です。——70%という高いハードルを越えれば、面積を測る必要も率を計算する必要もなく、10万円。

そして申請のリードタイムが最も長い区でもあります。——着工4週間前の申込+回答書まで3〜4週間。杉並区が事後申請であることを考えると、段取りの負担は葛飾区のほうが大きいと言えます。

70%に届かない場合

色を優先して70%を諦める、という選択は十分にあります。——10万円のために、20年住む家の色を妥協するかどうかです。外壁塗装は10年から15年に一度なので、その間ずっと見ることになります。

助成が無い前提なら、費用は見積もりで下げます。——「外壁塗装一式 120万円」では、2社を並べても比べられません。外壁◯㎡、屋根◯㎡、付帯部◯m、足場◯㎡。数量が入っているかどうかを見てください塗装面積の出し方同じ条件で複数社に出してもらう)。

折衷案もあります。——屋根だけ高反射率にして5万円という形です。屋根は地上から見えにくく、色の好みが出にくい。そして夏の表面温度が最も上がるのも屋根です。外壁は好きな色にして、屋根で助成を取る。これなら両立します。どちらの組み方が自分の家に合うかは、複数社に見積もりを出してもらって比べると見えてきます。

葛飾区は、荒川と江戸川に挟まれた低地の区です。——湿気がこもりやすく、北面にコケやカビが出やすい環境と言えます(コケとカビが生える面)。見積書に高圧洗浄と下地処理の行があるかを見てください。塗る前の洗いが甘いと、何を塗っても持ちません。

塗料のグレードでも変わります。——反射率70%以上という条件を満たす製品のなかにも、シリコン・フッ素・無機とグレードの幅があります。「70%を満たす」と「長く持つ」は別の話です(塗料の選び方条件を入れて概算を出す)。

「葛飾区の助成金が使えます」と言われたら、塗料の反射率を聞いてください。——葛飾区は70%以上で、ほかの区の50%より高い基準です。「遮熱塗料だから大丈夫」では足りません。メーカーのカタログで、その塗料の、その色が、近赤外線波長領域で70%以上あることを見せてもらってください。そこまで出せない相手なら、その話は確かめてから進めてください。

よくある質問

葛飾区で、外壁塗装に助成金は出ますか?

出ます。「かつしかエコ助成金」の高反射率塗装というメニューで、屋根等又は壁を塗装する場合は一律5万円/戸、屋根等及び壁を塗装する場合は一律10万円/戸です。

どんな塗料を使えばいいですか?

日射反射率(近赤外線波長領域)が70%以上(又は同等以上の性能)の塗料です。東京都・杉並区・世田谷区・足立区が50%以上としているのに対し、葛飾区は70%以上と一段高い基準になっています。

70%以上だと色は選べますか?

選べる色は限られます。日射反射率は白に近いほど高く、濃い色ほど低くなります。70%以上となると白やそれに近い明るい色が中心になります。塗料のカタログには色ごとの数値が載っているので、色を決める前に確認してください。

助成額は工事費によって変わりますか?

変わりません。一律5万円/戸(屋根等又は壁)、一律10万円/戸(屋根等及び壁)の定額です。杉並区の20%や大田区の10%のような率ではありません。

屋根だけ、外壁だけでも対象ですか?

対象です。その場合は一律5万円です。両方を塗ると一律10万円になります。区の表記では「屋根は屋上等を含む」とされています。

新築でも使えますか?

使えません。区は高反射率塗装を「★改修のみ」としていて、新築は対象外です。さらに「高反射率塗装と断熱改修については、築1年以上を経過した建物を対象とします」という条件があります。

申請はいつすればいいですか?

工事着工の4週間前までです。区は「事前協議は必ず工事着工4週間前までにお申し込みください」としています。申込期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日まで(必着)です。

申し込んだらすぐ工事できますか?

できません。区は「書類の審査後、区から郵送する事前協議回答書の到着後に設置工事となります」「申込受付から事前協議回答書の到着まで、3~4週間程度かかります」としています。回答書が届く前に工事を始めると対象外になります。

申込時に必要な書類は何ですか?

事前協議書(第1-1号様式)、見積書の写し(塗料の費用、工事費用及び調整額等がそれぞれわかるもの)、メーカーが発行したパンフレット・カタログの写し(塗料の名称、色、日射反射率の数値)、施工前のカラー写真、令和7年度特別区民税・都民税・森林環境税納税証明書の原本、賃貸等の場合は所有者の同意書です。

完了報告で空き缶の写真が要るというのは本当ですか?

本当です。区は「使用した塗料の品名・型番が目視で確認でき、缶が開封されたことがわかる空き缶の写真又は出荷証明書」を求めています。工事が終わってから缶を探すことにならないよう、業者に先に伝えておいてください。

納税証明書と課税証明書は違いますか?

違います。区は「滞納がないことの証明書として『納税証明書』が必要です(『課税証明書』ではないため、ご注意ください)」と注意を出しています。役所等の発行する証明書類は発行後3か月以内のものが必要です。

名義について決まりはありますか?

あります。区は「申請者=建物居住者=領収書の名義人=助成金の振込名義人 であること」としています。4つが全部同じである必要があります。

郵送で申請できますか?

できます。区は混雑緩和のため郵送での申請に協力を求めています。ただし「郵送の場合、区への到達日が受付・受理日となります。消印が申請期限内であっても到達が申請期限を過ぎた場合は…認められません」としています。

申請の内容を後から変えられますか?

原則できません。区は「事前協議書提出後、やむを得ないご事情以外の申請内容の変更は、原則認めません」としています。

国や東京都の補助と併用できますか?

できます。区は「国や都の補助制度との併用も可能です」としています。ただし「他の補助金額との合計が助成対象経費を上回る場合は、上回る額を減額します」という条件が付きます。

断熱改修も対象ですか?

対象です。助成対象経費の4分の1で上限20万円。ただし外壁・屋根・天井の断熱改修は断熱材の熱抵抗値(R値)が2.7以上、床は2.2以上、窓はガラスの熱貫流率が2.3(W/㎡・K)以下という条件があります。

賃貸に住んでいますが使えますか?

賃貸住宅又は使用貸借住宅の場合は、住宅所有者の機器等導入にかかる同意書が必要です。

「葛飾区の助成金が使えます」と言われました

塗料の反射率を聞いてください。葛飾区の条件は日射反射率(近赤外線波長領域)70%以上で、ほかの区の50%より高い基準です。メーカーのカタログで、その塗料のその色が70%以上あることを確認できる状態にしてもらってください。

参考にした情報

  • 葛飾区「(個人住宅用)高反射率塗装」(ページ番号1036374/更新日 令和8年4月1日/環境課 環境計画係 03-5654-8228)
  • 葛飾区「高反射率塗装手引き」(PDF)
  • 葛飾区「かつしかエコ助成金概要(事前申請分)」(PDF)
  • 葛飾区「令和8年度《個人住宅用》かつしかエコ助成金のご案内」
  • 葛飾区「(個人住宅用)断熱改修」

本ページは2026年9月2日時点で葛飾区が公開している情報をもとにまとめたものです。制度は年度ごとに変わります。申請の前に、必ず区の最新のページと手引きをご確認ください。塗料の日射反射率は製品と色によって異なるため、必ずメーカーのカタログ等でご確認ください。お問い合わせは環境部環境課環境計画係(03-5654-8228)へ。