【2026年度】大府市の外壁改修に使える補助金
大府市には、一定の空家を移住先として10年以上使う人のための「空家改修費補助」があります。屋根・外壁の改修や修繕は対象例ですが、一般の持ち家を塗り替える制度ではありません(2026年8月19日確認)。
まず物件と移住経路を都市政策課へ伝える
大府市公式「大府市空家改修費補助」では、補助対象者を空家の所有者または賃借人としています。ただし、市外から大府市へ移る場合、または市内の居住誘導区域外から区域内へ移る場合が想定されており、今住んでいる住宅の定期的な塗り替えにはそのまま使えません。
公式ページの対象例は「屋根、外壁、内装の改修もしくは修繕」です。「外壁塗装」という工種までは明記されていないため、劣化写真と見積書を都市政策課へ示し、予定する下地補修・シーリング・塗装工程のうち何が対象経費になるかを契約前に確認してください。
補助額と主な条件
| 制度名 | 大府市空家改修費補助金 |
|---|---|
| 補助額 | 対象経費の2分の1 |
| 上限 | 30万円。市内事業者へ依頼した場合は40万円 |
| 対象工事の例 | 台所・浴室等、屋根・外壁・内装の改修または修繕 |
| 利用期間 | 対象空家を10年以上利活用する見込み |
| 工事の順番 | 交付決定後に工事契約・着手 |
| 完了期限 | 交付決定を受けた年度の2月末まで |
申請は先着で、予算額に達すると終了します。上限額だけを資金計画に入れず、物件と申請者が対象になるか、予算が残っているかを先に照会します。
空家側に4つの入口条件がある
市公式案内は、市街化区域、耐震基準、建築確認、過去の補助利用などを対象住宅の条件にしています。市街化区域については要綱に例外もあるため、地図だけで対象外と判断せず、物件の地番を伝えて確認します。
- 区域:原則として市街化区域内にある
- 耐震:実績報告時点で耐震基準を満たす
- 建築手続き:建築確認済証の交付を受けている
- 利用歴:この補助金を過去に使った空家ではない
古い空家で確認済証が見当たらない、増築履歴がある、耐震改修を同時に行うといった場合は、外壁の見積もりより先に住宅要件を整理したほうが手戻りを減らせます。
賃借人は所有者の書面同意を用意する
空家を借りて改修する人も対象になり得ますが、所有者から改修について書面の同意を得る必要があります。塗装色や改修範囲だけでなく、退去時の原状回復、補助金を受けた後の10年利用、途中解約時の責任を賃貸借契約と矛盾させないことが大切です。
所有者が工事を発注するのか、賃借人が発注して支払うのかで申請書、見積書、領収書の名義が変わります。市への相談時に申請者と支払者を決めておきます。
交付決定前に契約しない
この制度で最も間違えやすいのは、工事契約のタイミングです。市公式ページは、交付決定後に契約・着手するよう明記しています。相見積もりと施工予定日の相談までは進められても、申込書への署名、発注、材料の注文、足場の設置を先に行わないでください。
- 事前相談所在地、移住前後の住所、所有・賃借関係を伝えます。
- 見積もりと施工前写真外壁の補修箇所と工程を分けて準備します。
- 交付申請住宅資料、税の証明、誓約書などを提出します。
- 決定通知後に契約・着工市からの通知を受け取ってから業者へ発注します。
- 完了後に実績報告完了後20日以内または2月末の早い日までに提出します。
見積書は対象部分を切り分ける
「外壁塗装一式」だけでは、市が屋根・外壁の修繕として審査する範囲が分かりません。足場、洗浄、ひび割れ補修、シーリング、下塗り・中塗り・上塗り、雨樋や雨戸、塀や物置を別行にします。住宅本体以外の工事が混ざる場合は特に分離が必要です。
市内事業者の上限を使いたい場合は、見積もりを取った会社が制度上の「市内事業者」に当たるかも確認します。営業所が大府市にあるだけでよいのか、本店所在地が必要かを、市と業者の双方へ聞いてください。
申請前にそろえる資料
| 確認軸 | 資料 |
|---|---|
| 物件 | 所在地、登記事項証明、売買・賃貸借契約、建築確認済証、耐震性の資料 |
| 移住 | 現在の住所、転入予定日、居住誘導区域との関係、10年以上の利用計画 |
| 工事 | 明細付き見積書、改修内容が分かる図面、施工前写真、予定工程 |
| 申請者 | 市税の滞納がない証明、所有者同意書(賃借人の場合) |
耐震改修で別の補助を使う場合は、同じ費用を重ねて申請できません。共通する足場や外壁復旧費をどちらの制度へ入れるか、見積もり段階で市に切り分けてもらいます。
都市政策課へ聞く質問
「この住所の空家へ移住し、10年以上使う計画です。外壁の劣化補修と塗装を含む見積もりのどの費目が対象ですか。区域・耐震・確認済証の条件、市内事業者の判定、契約可能日も確認したいです」
制度の共通手順は補助金の申請方法、ほかの市との比較は愛知県の助成金まとめで確認できます。
出典
- 大府市公式「大府市空家改修費補助」(更新日2026年4月1日)
- 大府市空家改修費補助金交付要綱・令和8年4月版パンフレット
最終確認日:2026年8月19日。受付状況や対象判定は変わることがあります。契約前に必ず大府市都市政策課へご確認ください。