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【2026年度】豊橋市の外壁塗装に使える補助金

塗装には出ませんただし耐震改修を2回に分けられます(当サイトで調べた県内26市町のうち14市町に同じ制度)

外壁塗装は
豊橋市に、外壁塗装そのものへ出る助成は見つかりませんでした
耐震は2回に分けられる
1階部分だけ先に直して60万円、あとから残りを直して55万円
一度にやるなら
改修工事費の80%・上限115万円
診断は
無料。木造住宅なら費用がかかりません
立て替え不要
代理受領制度が使えます
ほかに
解体工事費の補助、ブロック塀撤去(2分の1・上限10万円)

豊橋市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。先に結論を書きます。豊橋市に、外壁塗装へ出る助成は見つかりませんでした。ただ、それで閉じるのはもったいない。豊橋市の耐震改修には、他の市であまり見ない選択肢があります。——工事を2回に分けられるのです。1階だけ先に直して60万円、お金が用意できたらあとから残りを直して55万円。「全部やるお金は無いから諦める」という人を、取りこぼさない設計になっています。

愛知県の全体像は、愛知県の助成金まとめにあります。——国・県・市町村の3層で外壁塗装がどこに当たるか、省エネ改修の補助がある12市、そして耐震の補助額が市によって2倍近く違うことをまとめています。豊橋市で出ない場合でも、県内の他の市の条件を見ておくと「なぜ出ないのか」が分かります。

愛知県内の26市町を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——豊橋市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は愛知県の助成金まとめにあります。

名古屋市岡崎市一宮市瀬戸市春日井市豊田市豊川市安城市西尾市蒲郡市稲沢市東海市大府市知立市田原市小牧市刈谷市碧南市高浜市常滑市津島市東浦町半田市日進市江南市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか愛知県の外壁塗装 悪質業者リスト

このページの内容全14項目

先に結論。豊橋は「分けて直せる」市です

ひとことで言うと、こうです。
①塗装を対象にした制度は、豊橋市にはありません
②かわりに耐震改修を2回に分けられるという選択肢があります(当サイトで調べた愛知県内26市町のうち14市町に同じ制度がありました)。
1階だけ先に60万円、あとから残りを55万円。合計は一度にやる場合と同じ115万円。

耐震改修は、まとまったお金が要ります。「必要なのは分かっているが、200万円は出せない」——そこで止まってしまう人は多い。豊橋市の制度は、そこを分割できるようにしています。

耐震改修を2回に分けられます

市の補助金額の欄には、2つの区分が並んでいます。

区分補助率上限
1. 耐震改修工事(一度に行う)対象費用の80%115万円
2. 段階的耐震改修工事対象費用の80%1段階目:60万円
2段階目:55万円

市の書き方はこうです。

「2.段階的耐震改修工事 改修工事の対象費用の80% 1段階目:上限60万円、2段階目:上限55万円」

60万円+55万円=115万円。一度にやる場合とまったく同じです。分けても損をしない——ここが大事なところです。

これは「今すぐ全部は無理」という人のための設計です。
——いま1階だけ直して、数年後に残りを直す。その間も、1階の安全性は上がっています。
当サイトが調べてきた市の多くは「評点1.0以上にする工事」を一括で求めます。途中の状態を認めて、そこにも補助を出す市は多くありません。

なぜ1階からなのか

市は1段階目の条件を、こう書いています。

「(2) 1段階目 1階部分のみ判定値1.0以上」
「1階部分のみの判定値を1.0以上とする」

耐震にこれだけ手厚い市でも、塗装には1円も出ません。そちらの金額は自分で握るしかない——先に相場を持っておくと、耐震の見積もりを見るときの物差しにもなります(見積もりの取り方費用相場)。

なぜ1階なのか。——地震で木造住宅が倒れるとき、多くの場合1階が押しつぶされる形になります。2階の重みが1階にかかるからです。

つまり1階を先に固めることには、はっきりした意味があります。寝室が1階にある家なら、なおさらです。「完全ではないが、いちばん危ないところは先に直す」——そういう考え方が制度になっています。

一度にやるなら80%・115万円

資金の目処が立つなら、一括のほうが手続きは1回で済みます。

補助率80%は高いほうです。工事費143万7,500円で上限115万円に届く計算になります。木造住宅の耐震改修は100万円台から200万円台に収まることが多いので、多くの場合この80%が効いてきます。

補助金を使って評点1.0以上となる改修をした場合、住宅耐震改修証明書を発行してもらえます。これは固定資産税と所得税の優遇を受けるときに必要になる書類です。市も「耐震改修工事をした住宅を対象とする固定資産税・所得税の優遇について」というページを用意しています。

工事費ごとに、いくら自己負担になるか

補助率80%は、自己負担が5分の1で済むということです。工事費ごとに並べました。

耐震改修の工事費補助(80%)自己負担
75万円(1階のみを想定)60万円(1段階目の上限15万円
100万円80万円20万円
143万7,500円115万円(上限に到達)28万7,500円
200万円115万円85万円

上限に届くのは工事費143万7,500円のときです。そこまでは自己負担が5分の1で収まります。

段階的に分けた場合の見え方。
1階だけの工事が75万円なら、補助60万円・自己負担15万円。15万円なら手が届くという方は少なくないはずです。
——数年後に2段階目を69万円で行えば、補助55万円・自己負担14万円。合わせて29万円で、家全体の耐震性が上がります。一度に払う額が小さくなる、というのがこの制度の要点です。

診断は無料。設計にも補助があります

段階補助
無料耐震診断無料(耐震診断費補助金も別にあります)
耐震改修設計対象費用の3分の2(上限20万円)
耐震改修工事対象費用の80%(上限115万円/段階的なら60万+55万)

診断・設計・工事の3段階すべてに支援があります。診断が無料なので、「まず調べてみる」の入口は完全に開いています。

立て替えが要りません

市は代理受領制度を用意しています。改修工事のページにも、非木造のページにも、同じ案内が出ています。

「代理受領制度を利用すれば工事資金準備の負担を軽減できます」

補助金は原則、工事が終わって実績を報告してから振り込まれます。その間、工事費は自分が立て替えている状態になる。代理受領は、その立て替えをなくす仕組みです。市が業者へ直接払うので、施主が用意するのは差額だけで済みます。

「段階的改修」と「代理受領」は、同じ方向を向いています。
片方は工事を分けて負担を下げる仕組み。もう片方は立て替えをなくして手元の資金を減らさない仕組み。
——お金が理由で耐震改修を諦める人を減らす、という設計思想が2つの制度に共通しています。

解体とブロック塀の補助

制度内容
解体工事費補助金対象となる住宅を一棟すべて解体する工事
ブロック塀等撤去費補助金撤去工事費の2分の1と、もう一方の額のうち少ない方(上限10万円

ブロック塀の補助には、注意が2つあります。
「撤去前であること(既に撤去されている場合は対象になりません)」
「隣地との敷地境界線上のブロック塀等は、対象とはなりません」
——境界線上の塀は、隣家との共有物という扱いになります。外壁塗装の見積もりで塀の話が出たら、その塀がどちら側の敷地に建っているかを先に確かめてください。

市が事業者リストを公開しています

非木造の補助については、市はこう案内しています。

「補助金額は構造形式・建物規模により変動しますので、建築物安全推進課までお問い合わせください。」

木造以外は個別判断ということです。そして豊橋市は「耐震改修(設計・工事)事業者リスト」を公開しています。どこに頼めばいいか分からない、という段階の手がかりになります。

さらに「住宅耐震化の促進に係る支援制度の説明会」も開かれています。制度が複雑なぶん、市が説明の場を用意している形です。

リストは「安心して声をかけられる先」であって、そこから選ばなければならないわけではありません。比べる相手がいなければ金額は判断できない——これは耐震でも塗装でも同じです(どこに頼むか)。

動く順番。工事の年度の10月末日という期限

この制度でいちばん見落としやすいのが、申請の時期です。令和8年4月1日に施行された市の要綱は、こう定めています。

「事前相談書は、補助金の交付を受けようとする年度(…)の次に定める日(ただし、末日が土、日及び祝日の場合は直前の開庁日とする。)までに提出するものとする。(1)耐震改修設計に係る事前相談 12月末日(2)耐震改修工事に係る事前相談 10月末日」

工事の年度の10月末日までです。
——令和8年度に工事をしたいなら、令和8年10月30日(金)までに事前相談書を出します(10月31日は土曜のため直前の開庁日)。設計の補助だけなら12月末日までです。当サイトは以前「前年度の8月31日まで」と書いていましたが、いまの要綱では、その年度のうちに相談すれば足ります。市のページに令和8年度の受付終了の案内はありません(2026年9月11日確認)。

順番やること
1無料耐震診断を申し込む(費用ゼロ)
2結果が出たら建築物安全推進課へ相談。市の相談・助言を受けるのが基本の流れです
3工事の年度の10月末日までに事前相談書(様式第1号)を提出(設計の補助は12月末日まで)
4一度に直すか、1階から段階的に直すかを決める
5改修設計(3分の2・上限20万円)
6工事。代理受領を使うなら業者に伝えておく
7評点1.0以上なら住宅耐震改修証明書をもらい、税の優遇へ

市の相談・助言を受けずに設計・改修を進める場合は、事前相談に先立って事前確認書(様式1-2)の提出が必要です。

申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで臭いはいつまで続くか洗濯物・窓・車・ペット足場があるあいだの戸締まり

塗装は自費。だから見るところが変わります

耐震を1年がかりで進める市でも、塗装は別枠です。豊橋の家で、業者に見てもらうべきところを3つ挙げます。

ひとつめは、海からの風です。豊橋市は南に太平洋(遠州灘)、西に三河湾を臨みます。渥美半島の付け根にあたるため、季節風が抜けやすい土地です。風が当たる面は、雨と一緒に塩や砂が吹きつけられて塗膜が削られます。4面を同じ仕様で書いた見積書なら、その業者は現地をよく見ていません。

ふたつめは、1階まわりを見ることです。市が段階的耐震改修で1階を先に直すよう設計しているとおり、木造住宅では1階が要になります。外壁塗装で足場を組んだとき、1階の壁のひび、基礎の割れ、土台まわりの傷みを見てもらってください。塗装業者でも、ひびの幅と方向は見れば分かります。そこで気になる話が出たら、無料の耐震診断につなげられます。

みっつめは、時間の使い方です。豊橋の耐震補助は、工事の年度の10月末日までに事前相談を出す決まりです(令和8年度なら10月30日まで)。いま外壁塗装の見積もりを取るなら、そのついでに耐震の相談も始めておく——そうすれば、今年度か来年度の枠に間に合わせやすくなります。塗装と耐震は、どちらも足場を使う工事です。時期を合わせられれば、足場代が1回で済みます。

見積書の見方は見積書のチェック項目、会社の選び方は業者の選び方、時期の判断は塗り替えは何年ごとかにまとめています。

国の補助金なら使えますか

市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

豊橋市で外壁塗装に助成金は出ますか?

出ません。豊橋市の住宅向けの制度は、耐震に集約されています。無料診断・改修設計・改修工事・解体、そしてブロック塀の撤去。塗装やリフォーム全般を対象にしたものは、そのなかにありませんでした。

耐震改修を2回に分けられるとはどういうことですか?

豊橋市には「段階的耐震改修工事」という区分があります。1段階目として1階部分のみの判定値を1.0以上にする工事を行い、その後2段階目として残りを行う形です。補助は1段階目が上限60万円、2段階目が上限55万円です。

分けると合計はいくらになりますか?

60万円と55万円で合計115万円です。一度に行う場合の上限115万円と同じ額になります。分けても総額は変わりません。

一度に耐震改修する場合はいくらですか?

改修工事の対象費用の80パーセントで、上限115万円です。

改修設計にも補助はありますか?

あります。改修設計の対象費用の3分の2で、上限20万円です。

耐震診断は有料ですか?

無料です。豊橋市は木造住宅の無料耐震診断を実施しています。あわせて耐震診断費補助金という制度もあります。

補助金を立て替える必要はありますか?

ありません。豊橋市は代理受領制度を用意しており、市は「代理受領制度を利用すれば工事資金準備の負担を軽減できます」としています。

申請の期限はいつですか?

工事を受けたい年度の10月末日までに、事前相談書(様式第1号)を出します(設計の補助は12月末日まで。土日祝なら直前の開庁日)。令和8年4月施行の要綱の定めで、令和8年度の工事なら令和8年10月30日(金)が期限です。当サイトは以前「前年度の8月31日まで」と書いていましたが、いまの要綱ではその年度のうちに相談すれば足ります。

市の相談を受けずに設計を進めてもいいですか?

その場合は追加の手続きが必要です。市は「耐震診断結果において本市の相談・助言を受けずに設計・改修を行おうとする場合、事前相談に先立ち事前確認書(様式1-2)の提出が必要です」としています。

業者はどうやって探せばいいですか?

市が「耐震改修(設計・工事)事業者リスト」を公開しています。また住宅耐震化の促進に係る支援制度の説明会も開かれています。

ブロック塀の撤去に補助はありますか?

あります。撤去工事費の2分の1と、もう一方の額のうち少ない方で、上限10万円です。ただし撤去前であること(すでに撤去されている場合は対象外)、隣地との敷地境界線上のブロック塀等は対象外という条件があります。

古い家の解体に補助はありますか?

あります。解体工事費補助金という制度で、対象となる住宅を一棟すべて解体する工事が対象です。

マンションや非木造でも使えますか?

非木造住宅耐震改修費補助金が別に用意されています。ただし補助金額は構造形式・建物規模により変動するため、建築物安全推進課への問い合わせが必要です。

耐震改修をすると税金は安くなりますか?

なります。市は「耐震改修工事をした住宅を対象とする固定資産税・所得税の優遇について」というページを案内しています。補助金を使って評点1.0以上となる改修をした場合は、住宅耐震改修証明書を発行してもらえます。

耐震改修と一緒に外壁を塗れば、塗装分も出ますか?

出ません。豊橋市の補助対象は耐震改修設計と耐震改修工事の費用です。同時に行う他の工事を対象にする枠は用意されていません。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

豊橋市の公式ページを2026年9月4日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 豊橋市「耐震改修費補助金」(木造住宅/豊橋市木造住宅耐震改修費補助金交付要綱)
  • 豊橋市「耐震改修費補助金」(非木造住宅/豊橋市非木造住宅耐震改修費補助金交付要綱)
  • 豊橋市「無料耐震診断」「耐震診断費補助金」「解体工事費補助金」
  • 豊橋市「ブロック塀等撤去費補助金」「耐震改修(設計・工事)事業者リスト」
  • 豊橋市「代理受領制度」「住宅耐震改修証明書の発行手続き」「豊橋市住宅耐震化緊急促進アクションプログラム」
  • 豊橋市「木造住宅耐震改修費補助金」 を開く——耐震改修の補助のページ。無料耐震診断からの流れも、ここからたどれます

問い合わせ先
耐震診断・改修設計・改修工事・解体・ブロック塀=豊橋市 建築物安全推進課
※非木造の補助金額は建物により変動します。直接お問い合わせください

愛知県内のほかの市も調べています。名古屋市岡崎市豊田市一宮市春日井市西尾市常滑市同じ愛知でも、市が変われば答えが変わります助成金ガイド)。