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【2026年度】所沢市の外壁塗装に使える補助金
塗装には出ませんただし年0.440パーセント・500万円まで借りられる市の融資があります
- まぎらわしい
- エコリフォーム補助金に「外壁の断熱改修 全面施工10万円」があります。ですが塗装では取れません
- 理由
- 市の要件は「改修後の断熱材の熱抵抗値が基準で規定されたもの以上であること」。断熱塗料はこの基準を満たしません
- かわりに
- 勤労者住宅補修資金貸付制度=上限500万円、10年以内なら全期間固定で年0.440パーセント(令和8年9月30日までの実行分)
- 耐震
- 木造在来軸組構法なら平成12年5月31日以前まで対象。昭和56年で切る市が多いなか、ここは広いです
- 耐震改修
- 23パーセント・上限30万円。ただし「リフォーム工事と併せて行う場合、耐震改修に要する費用のみが補助対象」
所沢市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。——先に結論を書きます。所沢市に、外壁塗装そのものへの補助はありません。ただし、このページを読む価値がある理由が2つあります。ひとつは、所沢市のエコリフォーム補助金に「外壁の断熱改修 全面施工10万円」という項目があること。これを見て「使えそうだ」と思った方が、たどり着く場所です。結論から言うと、塗装では取れません。市が理由まで書いています。——もうひとつは、所沢市には補助ではなく融資の制度があること。年0.440パーセントの固定金利で、500万円まで。順番に説明します。
埼玉県内の26市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——所沢市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は埼玉県の助成金まとめにあります。
さいたま市/川口市/川越市/越谷市/草加市/春日部市/熊谷市/朝霞市/入間市/久喜市/坂戸市/狭山市/新座市/深谷市/本庄市/三郷市/鴻巣市/加須市/戸田市/富士見市/ふじみ野市/行田市/上尾市/飯能市/八潮市
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全15項目
先に結論——塗装への補助はない。ただし別の道が1本ある
所沢市の住宅向け支援を並べると、こうなります。2026年9月3日に市の公式ページ・パンフレット・補助事業のご案内を直接開いて確認しました。
| 制度 | 内容 | 外壁塗装は |
|---|---|---|
| エコリフォーム(スマートハウス化推進補助金) | 外壁の断熱改修 全面10万円ほか、合算30万円まで | 対象外 |
| 我が家の耐震診断補助事業 | 診断費用の一部 | 対象外 |
| 我が家の耐震改修補助事業 | 23パーセント・上限30万円 | 対象外 |
| 勤労者住宅補修資金貸付制度 | 上限500万円・年0.440パーセント(固定・10年以内) | 使える |
| 介護保険住宅改修費の支給 | 手すり・段差解消など | 対象外 |
所沢市には、いわゆる「住宅リフォーム助成金」がありません。工事の内容を問わずに費用の一部を出す、あの型の制度です。埼玉県内では上尾市や春日部市、隣の狭山市が持っていますが、所沢市は違う道を選んでいます。同じ隣の入間市も、市が「外壁(屋根)塗装のみの補助制度はありません」と明記している市です。
そのかわりにあるのが、いちばん下の融資です。——後半で詳しく書きますが、年0.440パーセントという金利は、民間のリフォームローンとは桁が違います。
まずは、多くの方がつまずくところから片付けます。
「外壁の断熱改修 全面施工10万円」は塗装では取れません
所沢市のエコリフォーム補助金のパンフレットを開くと、補助項目の一覧にこう並んでいます。
| 補助対象項目 | 補助金額 |
|---|---|
| 外窓の交換 | 大10,000円/中8,000円/小6,000円(1か所あたり) |
| 内窓の設置 | 大9,000円/中7,000円/小5,000円(1か所あたり) |
| 窓ガラスの交換 | 大8,000円/中5,000円/小3,000円(1か所あたり) |
| 玄関ドアの交換 | 4万円/箇所 |
| 床の断熱改修 | 全面施工6万円/部分施工2万円 |
| 外壁の断熱改修 | 全面施工10万円/部分施工4万円 |
| 天井・屋根の断熱改修 | 3万円(一律) |
※合算で30万円が上限です。
「外壁の断熱改修 全面施工10万円」。——この行を見て、「遮熱塗料や断熱塗料で塗り替えれば10万円もらえるのでは」と考える方がいます。取れません。
なぜ取れないのか——市が理由を書いています
パンフレットの7ページ、補助対象要件の欄です。断熱改修の見出しには、わざわざ括弧が付いています——「断熱改修(断熱材による改修)」。
少なくとも1つの居室の外気に接した床全面、外壁全面、天井全面、または屋根全面を施工するもので、改修後の断熱材の熱抵抗値が基準で規定されたもの以上であること。
「断熱材の熱抵抗値」が要件です。塗料は断熱材ではありませんし、数ミリ以下の塗膜で国の基準の熱抵抗値に届くことはありません。制度の設計上、最初から入っていないのです。
市はさらに、念押しの注記まで置いています。
「上記基準を満たせないため、ガルバリウム鋼板などの断熱性能を有した鋼板は対象外となります。」
断熱性能をうたう建材でも、基準に届かなければ対象外。——ここまで書いてある以上、塗料に望みはありません。「断熱」「遮熱」という言葉が入っているから対象になる、という考え方は所沢市では通りません。
もうひとつ、全面施工の定義も厳しめです。市は「全面改修の場合、全居室を含む外気に接した全ての面を施工するものとする。」としています。10万円を取るには、家の外気に接する壁をすべて断熱改修する必要があります。外壁の張り替えを伴う、大がかりな工事です。
もし業者から「断熱塗料なら市の補助が使えます」と言われたら、その場で契約しないでください。——マチごとエコタウン推進課(04-2998-9133)に電話1本で確認できます。補助が出る前提で組んだ見積もりは、補助が出なかったときに丸ごと自己負担になります。
電気の契約プランで、補助金が20パーセント増えます
塗装には使えない制度ですが、窓や玄関ドアと一緒に外壁の断熱改修まで踏み込む方には、所沢市ならではの加算があります。これは他市ではほとんど見ません。
| 加算の条件 | 加算率 |
|---|---|
| 「18歳未満の子を含む三世代」が同居し、日常生活を営んでいる場合 | 補助金額の10パーセント |
| 「小規模事業者」を利用して工事を実施する場合 | 補助金額の3パーセント |
| 再生可能エネルギー比率50パーセント以上の電力プランを利用している場合 | 補助金額の20パーセント |
契約している電気のプランで、補助金が2割増える。——工事の内容ではなく、暮らし方に対して上乗せするという発想です。合計で最大33パーセントまで加算されます。
ただし勘違いしやすい点があり、市は釘を刺しています。「※ご自宅に設置している太陽光発電システム等で賄う電力とは関係ありません。」——自宅の太陽光ではなく、電力会社との契約プランの電源構成で判断されます。
小規模事業者加算のほうは、従業員が20名以下の市内事業者で、あらかじめ市に登録された会社が対象です。市のホームページに名簿が載っています。
ここまでで、所沢市の補助では外壁塗装の金額は動かないことが分かりました。では何で動かすのか。答えは見積もりと、資金の借り方の2つです(見積もりの取り方/外壁塗装の相場)。
年0.440パーセントで500万円——所沢には融資の制度があります
ここが所沢市の隠れた強みです。——市は勤労者向けに、リフォーム資金の貸付を行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付限度額 | 500万円 |
| 貸付期間10年以内 | 初年度から全期間固定金利で年0.440パーセント |
| 同(変動を選ぶ場合) | 初年度から全期間変動金利で年3.365パーセント |
| 貸付期間10年超 | 初年度から全期間変動金利で年3.365パーセント |
| 保証料 | 前払い |
※令和8年4月1日から令和8年9月30日までの融資実行分に適用される金利です。時期によって変わります。
10年以内なら、固定で年0.440パーセント。——民間のリフォームローンは無担保で年2パーセントから5パーセント程度が一般的です。100万円を10年で借りたときの利息は、桁がひとつ違ってきます。
外壁塗装に使えるかどうかは、市の定義がそのまま答えになります。
住宅の補修とは、建築物の維持、保守又は機能の復旧のために行う修繕(リフォーム)のことで、増築等は含みません。
外壁の塗り替えは「維持・保守のための修繕」です。——制度の趣旨に、まっすぐ当てはまります。
なお市は、三世代同居のための住宅補修について貸付対象者を広げ、利子補給を上乗せする別枠も用意しています。親と同居するタイミングで家を直す方は、そちらも見てください。
ただし給与所得者限定です
条件は厳しめです。次の全てに当てはまる方だけが使えます。
- 市内に引き続き1年以上住所を有している方
- 申し込み時の年齢が20歳以上60歳以下の方(既婚者は20歳未満も可・償還期間は65歳まで)
- 同一の事業所に引き続き1年以上勤務している方
- 市税を滞納していない方
- 主として世帯の生計を維持している方
市の注意事項に、こうあります。
「自営業・事業主・専従者・会社役員等の方は利用できません」
——勤労者(給与所得者)向けの制度です。個人事業主の方や、会社の役員をされている方は、この入り口からは入れません。
貸付の対象にも条件があります。「利用申込者が、現在に1年以上居住している住宅であること」「申し込み時に支払いが行われていない費用であること」——すでに払い終えた工事の費用を、あとから借りることはできません。契約の前に相談してください。
そして住宅の新築・増築・改築は対象外、土地や住宅の購入も対象外、住宅ローンの借り換えにも使えません。あくまで「いま住んでいる家を直す」ための制度です。
耐震は「2000年5月まで」が対象。ここは広いほうです
所沢市の耐震補助で、まず見てほしいのが対象の範囲です。
昭和56年5月31日以前(木造在来軸組構法の一戸建て住宅の場合は平成12年5月31日以前)に建築確認を得て建築された住宅
木造の在来軸組構法なら、平成12年5月31日まで。——2000年5月末です。当サイトが調べてきた市の多くは、昭和56年5月31日で線を引いています。そこから約19年ぶんも対象が広い。
この違いは大きいです。2000年の建築基準法改正では、木造住宅の基礎の仕様、柱の接合部の金物、耐力壁の配置バランスについて規定が加わりました。1981年から2000年のあいだに建った木造住宅は「新耐震だから安心」と思われがちですが、この期間の家を対象にしている市は多くありません。所沢市は入れています。
兼用住宅の場合は「兼用住宅の場合は、住宅以外の床面積が延べ面積の1/2以下であること」が条件です。そして市は診断について、「補助金の交付申請を行う前に、耐震診断に着手してしまうと、補助金は受けられません。」とはっきり書いています。契約より前に、申請です。
診断の補助額はこうなっています。
| 対象建築物 | 補助金額 |
|---|---|
| 一戸建ての住宅・兼用住宅 | 耐震診断に要した費用の3分の2/上限5万円 |
| 長屋・共同住宅(木造) | 3分の2/住戸数×2万円/上限20万円 |
| 長屋・共同住宅(木造以外) | 3分の2/住戸数×5万円/上限100万円 |
診断の中身は、木造なら「一般財団法人日本建築防災協会による耐震診断基準又はこれと同等の耐震診断方法」によるもの。診断する人は「建築士事務所(木造の住宅にあっては、原則として市内に営業所を有する事務所)に所属している建築士であること」とされています。
そして診断・改修に共通する期限が「申請年度の1月31日までに実績報告を行ってください。」——年度末ぎりぎりではなく、1月末です。冬に工事を組むと危ないのはここが理由です。
耐震改修は23パーセント・上限30万円
金額は建物の種類で3段階に分かれています。
| 対象建築物 | 補助金額 |
|---|---|
| 一戸建ての住宅・兼用住宅 | 耐震改修に要した費用の23パーセント/上限30万円 |
| 長屋・共同住宅(マンションを除く) | 23パーセント/住戸数×20万円/上限300万円 |
| マンション | 33パーセント/住戸数×20万円/上限430万円 |
※いずれも、掲げられた額のうち一番低い額になります。千円未満は切り捨てです。
改修の中身は、木造なら上部構造評点が1.0未満だったものを1.0以上にする工事です。申請者は建築物の所有者または建築物の居住者のどちらかで構いません。
設計と工事監理は建築士事務所に所属する建築士が行い、木造の住宅については原則として市内に営業所を有する事務所とされています。施工者も「建設業法の規定による建設業者で、原則として市内に営業所を有するもの」。市外に依頼する場合は理由書の提出が必要です。
注意点がひとつ。「当該事業では耐震改修設計は補助対象に含まれません。」——設計費は自己負担です。診断のほうは別途、我が家の耐震診断補助事業があります。
「リフォームと併せて行う場合、耐震改修の費用のみ」
外壁塗装を考えている方に、いちばん関係するのがここです。市は補助事業のご案内に、こう書いています。
「リフォーム工事と併せて行う場合、耐震改修に要する費用のみが補助対象となります。」
耐震改修と外壁塗装を同じ工事としてまとめても、塗装の費用は補助の計算に入りません。——同じ足場を使っても、同じ見積書に入っていても、です。
ただし足場を1回で済ませる意味は、補助とは別にあります。——外壁の耐震補強で壁を触るなら、そのタイミングで塗り替えるほうが、足場代が1回分で済みます。補助は出なくても、実際に払う総額は下がります。
見積もりを取るときは、耐震改修の費用と塗装の費用を、最初から分けて書いてもらってください。あとで切り分けるより確実で、市への申請もそのまま通ります。
出ないものを、先に
問い合わせる手間を省くために、所沢市で通らないものをまとめておきます。
- 外壁の塗り替え——補助の対象にしている制度が1つもありません
- 屋根の塗り替え——同じ理由で通りません
- 断熱塗料・遮熱塗料での塗り替え——エコリフォームは断熱材による改修が要件です
- 一般的な住宅リフォーム助成——所沢市には工事内容を問わない汎用の助成金がありません
- 耐震改修と一緒にやった塗装の費用——耐震改修に要する費用のみが対象です
- 耐震改修の設計費——補助対象に含まれません
- ブロック塀の撤去・改修——市の補助制度は見当たりません(2026年9月3日時点)
- すでに支払い済みの工事費への融資——申込時に未払いであることが条件です
動く順番を、月で区切ると
所沢市で外壁塗装を考えている方の動き方です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま | 外壁塗装の見積もりを2社以上から取る。補助は関係なく進められます |
| 同時に | 資金が必要なら勤労者住宅補修資金貸付制度を確認(支払い前に申し込むのが絶対条件) |
| 木造で2000年5月以前の家なら | 耐震診断補助を申し込む。契約の前に手続きを |
| 窓や断熱も考えるなら | エコリフォームは着工30日前までに申請。交付決定まで約1か月 |
| 工事 | 交付決定・融資決定を受けてから着工 |
順番を間違えると、全部が無効になります。——エコリフォームも耐震補助も融資も、「契約・着工・支払いの前に手続きする」という点で共通しています。見積もりだけは、いつ取っても構いません。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
対象外だった方へ——所沢の家で見るところ
補助が使えない以上、所沢市で外壁にかかる金額を動かせるのは見積もりだけです。見るところを挙げます。
ひとつめは、屋根と外壁を分けて考えないことです。所沢市は住宅地が広く、2階建ての戸建てが多い土地です。足場は屋根と外壁で共用できます。——外壁だけ塗って3年後に屋根を塗ると、足場代を2回払うことになります。見積もりの段階で「屋根も一緒に塗ったらいくらか」を並べてもらってください。
ふたつめは、業者の営業所がどこにあるかです。所沢市の耐震補助は市内に営業所を有する事業者を原則にしています。塗装だけを頼む場合は縛りがありませんが、将来、耐震改修や市の制度を使う予定があるなら、市内業者と付き合いを作っておくと動きやすくなります。逆に言えば、塗装の見積もりは市外を含めて取って構いません。比べる相手が増えるほど、金額の妥当性は見えます。
みっつめは、断熱塗料をすすめられたときの受け止め方です。——所沢市の制度で対象外なのは、あくまで補助金の話です。断熱塗料や遮熱塗料そのものに効果がないという意味ではありません。ただし「補助が使えるから」を理由に高いグレードをすすめられたら、それは間違いです。塗料は、効果と価格で選んでください。
詳しい見方は見積書のチェック項目と業者の選び方にまとめています。遮熱塗料の実際は遮熱塗料は本当に効くのかを見てください。
国の補助金なら使えますか
市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
所沢市で外壁塗装に助成金は出ますか?
出ません。所沢市にあるのはエコリフォーム(スマートハウス化推進補助金)、我が家の耐震診断・耐震改修補助、勤労者住宅補修資金貸付制度などで、外壁塗装そのものを対象にしたメニューはありません(2026年9月3日に市の公式ページとパンフレットで確認)。
エコリフォームに「外壁の断熱改修10万円」とありますが、塗装は入りませんか?
入りません。市の補助対象要件は「少なくとも1つの居室の外気に接した床全面、外壁全面、天井全面、または屋根全面を施工するもので、改修後の断熱材の熱抵抗値が基準で規定されたもの以上であること。」です。断熱材による改修が前提で、断熱塗料はこの基準を満たしません。
市は具体的に何を対象外だと書いていますか?
パンフレットに「上記基準を満たせないため、ガルバリウム鋼板などの断熱性能を有した鋼板は対象外となります。」という注記があります。断熱性能をうたう建材でも、基準の熱抵抗値に届かなければ対象外という考え方です。
エコリフォームの補助額はいくらですか?
外壁の断熱改修が全面施工10万円・部分施工4万円、床の断熱改修が全面6万円・部分2万円、天井や屋根の断熱改修が3万円(一律)。窓や玄関ドアも項目ごとに定額で、合算して30万円が上限です。
補助金が増える条件があると聞きました
あります。18歳未満の子を含む三世代が同居している場合は補助金額の10パーセント、市に登録された小規模事業者を使った場合は3パーセント、再生可能エネルギー比率50パーセント以上の電力プランを利用している場合は20パーセント。最大33パーセントまで加算されます。
電力プランの加算は、自宅の太陽光でも対象ですか?
対象外です。市は「※ご自宅に設置している太陽光発電システム等で賄う電力とは関係ありません。」と明記しています。電力会社との契約プランの電源構成で判断されます。
エコリフォームは今から申請できますか?
受付期間は令和8年4月1日から令和9年2月26日までですが、先着順で予算額に達し次第終了します。市は執行率を公表していて、2026年9月2日時点で77パーセントでした。なお予算残額は公表されていません。
申請のタイミングはいつですか?
着工前です。市は「エコリフォームは、工事着工の30日前までのご申請となります。」としています。交付決定まで受付から概ね1か月かかるため、逆算すると工事の2か月前には動き始める必要があります。
補助が出ないなら、資金の面で市の支援はありますか?
あります。勤労者住宅補修資金貸付制度で、リフォーム資金を上限500万円まで借りられます。令和8年4月1日から9月30日までの融資実行分は、貸付期間10年以内なら初年度から全期間固定金利で年0.440パーセントです。
その融資は誰でも使えますか?
使えません。市内に引き続き1年以上住所があること、申込時に20歳以上60歳以下であること、同一の事業所に引き続き1年以上勤務していること、市税を滞納していないこと、主として世帯の生計を維持していることが条件です。市は「自営業・事業主・専従者・会社役員等の方は利用できません」と明記しています。
その融資は外壁塗装に使えますか?
住宅の補修に必要な資金であれば対象です。市は「住宅の補修とは、建築物の維持、保守又は機能の復旧のために行う修繕(リフォーム)のことで、増築等は含みません。」と定義しています。ただし新築・増築・改築、土地や住宅の購入、住宅ローンの借り換えには使えません。
耐震診断や耐震改修の補助はありますか?
あります。対象は「昭和56年5月31日以前(木造在来軸組構法の一戸建て住宅の場合は平成12年5月31日以前)に建築確認を得て建築された住宅」です。木造なら2000年5月末まで対象になるため、多くの市より範囲が広いのが所沢市の特徴です。
耐震診断の補助額はいくらですか?
一戸建ての住宅と兼用住宅は、耐震診断に要した費用の3分の2で上限5万円です。長屋・共同住宅は木造が3分の2かつ住戸数×2万円で上限20万円、木造以外が3分の2かつ住戸数×5万円で上限100万円。いずれも一番低い額になります。
耐震改修の補助額はいくらですか?
一戸建ての住宅なら耐震改修に要した費用の23パーセントで、上限30万円です。長屋・共同住宅は23パーセントかつ住戸数×20万円で上限300万円、マンションは33パーセントかつ住戸数×20万円で上限430万円。いずれも一番低い額になります。
外壁塗装と耐震改修を一緒にやれば、塗装分も補助されますか?
されません。市の案内に「リフォーム工事と併せて行う場合、耐震改修に要する費用のみが補助対象となります。」と書かれています。同じ足場を使っても、塗装の費用は補助の計算に入りません。
業者は市内でないとだめですか?
耐震改修については、施工者は「建設業法の規定による建設業者で、原則として市内に営業所を有するもの」とされ、市外に依頼する場合は理由書の提出が必要です。エコリフォームには市内業者の縛りはありませんが、小規模事業者加算を狙うなら市内の登録事業者を選ぶことになります。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
所沢市の公式ページとパンフレットを2026年9月3日に直接開いて確認しました。エコリフォームは先着順で、2026年9月2日時点の予算執行率は77パーセントです。予算額に達し次第、受付は終了します。融資の金利は令和8年9月30日までの実行分に適用されるもので、その後は変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 所沢市「令和8年度【家庭用】エコリフォーム『所沢市スマートハウス化推進補助金』のご案内」(2026年9月2日更新・環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課)
- 所沢市「令和8年度 家庭用エコリフォーム パンフレット」(補助項目・加算・補助対象要件・提出書類)
- 所沢市「我が家の耐震改修補助事業のお知らせ」および「耐震改修補助事業のご案内(住宅編)」(2026年4月24日更新・街づくり計画部 住宅政策課)
- 所沢市「我が家の耐震診断補助事業のお知らせ」(2026年4月24日更新)
- 所沢市「勤労者住宅補修資金貸付制度のご案内」(2026年4月1日更新)
- 所沢市の公式ページを開く——【家庭用】エコリフォーム「所沢市スマートハウス化推進補助金」のページです。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
エコリフォーム=環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課(市役所5階・電話04-2998-9133)
耐震診断・耐震改修=街づくり計画部 住宅政策課(高層棟5階・電話04-2998-9216)
勤労者住宅補修資金貸付制度=就労支援の担当課
埼玉県のほかの市も調べています。——上尾市(先着+最終日抽選という珍しい形)/春日部市/越谷市/川口市/川越市(外壁の塗装が対象工事に明記)。同じ埼玉でも、塗装の扱いは市ごとに変わります(埼玉県の助成金/新座市/助成金ガイド)。