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【2026年度】狭山市の外壁塗装に使える助成金

出ます対象工事の例に「外壁の改修」。住宅は税抜工事費の5%・上限10万円

市の書き方
店舗・住宅改修工事費補助金の「改修工事の例:外壁の改修、床の改修、内壁・天井・間仕切りの改修」——外壁が例示の1番目です
いくら
住宅は税抜工事費の5%で上限10万円(店舗は10%・30万円)。5%が上限に届くのは税抜200万円のとき
下限
市内の施工業者が行う税抜20万円以上の改修工事。築年・購入時期・家族構成の条件はありません
先着ではなく抽選
「Excelのランダム関数を用いて抽選(非公開)」。令和8年度は住宅分の申請が予算枠を超えて実際に抽選になりました
募集は3週間
令和8年度は4月13日から5月8日まで。申請時に見積書が要るので、年明けから相見積もりを始める必要があります
市内業者の証明
「見積書」「契約書」「領収書」のすべてに施工業者の市内の住所が記載されていること
対象外
外構・カーポート・車庫・物置、防蟻防虫、床面積が増える工事、設備の単純な交換
耐震は広い
対象が2000年5月31日以前の木造戸建て。診断3分の2・10万円/改修23%・30万円(要配慮者が居住なら40万円)

「狭山市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に答えを書きます。狭山市は、外壁の塗り替えに補助が出る市です。店舗・住宅改修工事費補助金の対象工事の例に「外壁の改修」が最初に挙がっていて、中古で買った家であることも、家族が増えることも求められません。ただし金額は住宅で上限10万円。そして先着ではなく抽選で、申請できるのは年に3週間だけです。令和8年度は実際に予算枠を超えて抽選になりました。いつ何を用意すれば土俵に乗れるのか、市の原文を引きながら順に見ていきます。

埼玉県内の26市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——狭山市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は埼玉県の助成金まとめにあります。

さいたま市川口市川越市所沢市越谷市草加市春日部市熊谷市朝霞市入間市久喜市坂戸市新座市深谷市本庄市三郷市鴻巣市加須市戸田市富士見市ふじみ野市行田市上尾市飯能市八潮市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全16項目

先に結論——市が「改修工事の例:外壁の改修」と書いています

狭山市には、リフォーム全般を対象にした補助金があります。名前は「店舗・住宅改修工事費補助金」。商業支援の枠から出ている制度で、市はこう説明しています。

「狭山市では、市民の皆さんが、市内の施工業者を利用して、(1)店舗・(2)空き店舗・(3)住宅のリフォームを行う場合、その経費の一部を補助しています。」

そして対象工事の例に、外壁が最初に出てきます。

「改修工事の例:外壁の改修、床の改修、内壁・天井・間仕切りの改修」

外壁の改修が、例示の1番目です。中古で買った家であることも、家族が増えることも、築年数の条件もありません。狭山市に住んでいて、市内の業者に頼めば、それだけで土俵に乗ります。当サイトが調べた市のなかでは、これはかなり広い部類に入ります。

狭山市の住宅向けの補助は、この6本です。
①店舗・住宅改修工事費補助金——外壁の改修が対象工事の例に明記。住宅は5%・上限10万円
②木造戸建て住宅の耐震診断——3分の2・上限10万円
③木造戸建て住宅の耐震改修工事——23%・上限30万円(要配慮者が居住なら40万円)
④耐震シェルター設置——1台5万円(令和8年度に新設)
⑤若い世代の住宅ストック循環促進——中古住宅の購入に50万円
⑥親世帯安心同居・近居——新築・購入30万円/増改築20万円

塗り替えの費用に直接届くのは①だけです。ただし条件と手続きに癖があるので、そこを先に押さえます。埼玉県の助成金で市ごとに調べていますが、隣の所沢市とも制度の形が違います。

住宅は5%・上限10万円。工事費は税抜20万円から

金額は、店舗と住宅で倍の差があります。

区分補助率上限
店舗税抜工事費の10%30万円
空き店舗税抜工事費の10%30万円
住宅税抜工事費の5%10万円

入口の条件は工事費です。

「市内の施工業者(市内に事業所を有し店舗・住宅の改修を行っている事業者)が行う20万円(税抜き)以上の改修工事であること。」

税抜20万円は、外壁塗装なら簡単に超えます。むしろ問題は上限のほうで、5%が10万円に届くのは税抜200万円のときです。外壁と屋根をまとめて塗り替えて足場も組むと税抜120万〜160万円あたりが現実的なので、実際にもらえるのは6万〜8万円ということになります。

工事費(税抜)補助額(5%)
20万円(下限)1万円
100万円5万円
150万円7万5000円
200万円以上10万円(上限)

市は端数と増減額の扱いも書いています。「補助額は、千円未満を切り捨てたものとし、交付決定後に工事金額が減額となった場合は補助金額も減額となりますが、工事金額が増額となった場合は、いかなる事由であっても補助金額は増額いたしません」。増えても増えない、減れば減る——見積もりの段階で、追加が出ない形にしておくほうが得です。

抽選です。令和8年度の住宅分は予算枠を超えました

ここが、この制度のいちばん大事なところです。早く出しても順番は関係ありません。

「当補助金におきましては、申請が多数の場合、公平性の観点からExcelのランダム関数を用いて抽選(非公開)を行います。」

そして令和8年度は、実際に抽選になりました。

「令和8年度狭山市店舗・住宅改修工事費補助金制度住宅分について、申請が予算枠を超えたため抽選(非公開)を行いました。」

市は結果まで番号で公開しています。抽選に外れた方のうち4名が7月8日に繰上げで交付決定になり、待機のまま残ったのが2名。店舗分は申請した全員が当選しています。——予算は「店舗・空き店舗及び住宅あわせて700万円」で、混み合うのは住宅分だけ、という構図です。

落選した場合の備えを、先に決めておいてください。抽選結果が出るのは6月1日の交付決定。着工できるのはそれ以降です。落選したら補助はゼロですが、外壁の傷みは待ってくれません。「10万円が出たらやる」ではなく「やる前提で、当たれば10万円」と考えておくほうが、工事の時期を見誤らずに済みます。

なお市は追加募集の可能性にも触れています。「追加募集を行う際(予算残額が発生した場合)は、こちらのページにて改めてご案内いたします。(先着順かつ予算額に達した時点で終了)」——追加募集は抽選ではなく先着です。商工観光課(04-2937-7538)に残額を聞けます。

市内業者の証明は「3枚の書類すべてに市内の住所」

市内業者の縛りは多くの市にありますが、狭山市は確認の方法まで書いている点が珍しいところです。

「施工業者が市内事業者であることの確認は、提出いただく『見積書』・『契約書』・『領収書』のすべてに『施工業者の市内の住所が記載されていること』をもって判断いたします。」

3枚とも、です。本社が市外で狭山市に営業所がある会社の場合、書類にどちらの住所を刷るかで結果が変わります。見積もりを頼む段階で「狭山市の住所で出してもらえますか」と確認しておいてください。あとから領収書だけ直す、というのは通りません。

もうひとつ、申請時に必要なものがあります。「改修箇所がわかる改修工事前の現場写真(日付を表示又は印字すること)」。そして実績報告では「改修工事前との現場写真と同位置で撮影した改修工事中・完了後の現場写真」が求められます。同じ位置から3回撮る——業者に最初に伝えておくべきことです(見積書のチェック項目)。

対象にならない工事も、はっきり書かれています

市は備考として3つ除外しています。

除外されるもの市の書き方
床面積が増える工事「増築・改築などの床面積が増える工事(建築確認が必要)は対象となりません」
防蟻・外構・車庫「防蟻・防虫処理、外溝、カーポートなどの車庫・物置等の工事も対象となりません」
設備の単純な交換「単なる、エアコン・給湯器・キッチンなどの交換も対象となりません。(リフォーム改修に含まれている場合は補助対象となります)」

外壁塗装を考えるうえで気をつけたいのは2つめです。塀や門扉、カーポートの塗り替えは外構にあたるので外れます。建物の外壁と、それに付随する部分だけが対象と読むのが安全です(付帯部の塗装)。

そしてもうひとつ、重ねられない条件があります。「市で実施している他の補助制度(同じ工事を対象としたもの)を活用しない工事であること」。耐震改修の補助と同じ工事で二重取りはできないということです。

動ける月が決まっています——4月13日から5月8日

令和8年度の日程は、こうでした。

  • 募集——2026年4月13日(月曜日)から2026年5月8日(金曜日)まで。この3週間だけです。
  • 抽選・交付決定——2026年6月1日(月曜日)。
  • 着工——「2026年6月1日(月曜日)以降に工事を着工」。交付決定より前に始めると対象外です。
  • 完了・支払い・実績報告——「2027年2月28日(日曜日)までに工事が完了、実績報告書類の提出及び工事費用の全額を支払うこと」。
  • 実績報告の締切——「改修工事が完了した日から1か月以内、又は2027年2月28日(日曜日)のどちらか早い日」。

申請には「工事の内訳がわかる改修工事見積書」が要ります。つまり4月13日の時点で、見積書がすでに手元にある必要があります。年明けから動き出して、2月〜3月に相見積もりを取り終えておくのが現実的な段取りです。

塗装の適期という意味でも都合がいい流れです。6月以降の着工になるので、梅雨明けから秋にかけて工事を組むことになります(外壁塗装に向いている季節)。

耐震の対象は「2000年5月31日以前」——ここが広い

耐震のほうも見ておきます。狭山市が他市と大きく違うのは、対象になる家の築年です。

「狭山市内に存する、平成12年(2000年)5月31日以前に建築確認を受けて建築された木造戸建て住宅又は兼用住宅」

多くの市は「昭和56年5月31日以前」——いわゆる旧耐震基準の家に限っています。狭山市はそこから19年ぶん広げて、2000年の基準改正までを対象にしています。1981年から2000年のあいだに建った木造住宅は、旧耐震ではないけれど金物や壁の配置の規定が今より緩かった時期のものです。そこを拾っている市は多くありません。

制度補助率上限
耐震診断診断費用の3分の21棟10万円
耐震改修工事工事費(税込)の23%1棟30万円
(耐震化要配慮者が居住なら40万円)

要配慮者の定義も市が書いています。「耐震化要配慮者:65歳以上の方、身体障害者手帳の交付を受けた方など」。

そして、塗装との関係はここに書かれています。

「耐震改修工事と併せて増築やリフォーム工事を行う場合は、耐震改修部分が補助対象となります。」

足場を共有しても、塗り替えの分は耐震の補助対象には入りません。塗装は①の店舗・住宅改修工事費補助金で、耐震は③で。ただし前述のとおり「同じ工事」での二重取りはできないので、申請の区分は窓口で整理してもらってください。

施工者の条件も、①とよく似ています。「建設業法に規定する建設業者で、原則として、市内に本店又は、営業所を開設している者が工事を行うもの」。狭山市は、どの制度でも市内業者を前提にしている市だと考えておくのが実務的です(業者の選び方)。

令和8年度に拡大。ただし「最大40万円」の読み方に注意

市は令和8年度から補助を拡大したと告知しています。

「木造建築物耐震診断を最大10万円、耐震改修工事を最大40万円に補助上限額を拡大します」

ただし、この「最大40万円」は誰でも届く数字ではありません。制度の詳細ページを見ると、限度額は1棟あたり30万円で、40万円になるのは「耐震化要配慮者が居住している場合」と書かれています。65歳以上の方や身体障害者手帳をお持ちの方が住んでいる家、という条件付きです。

案内ページの見出しの数字と、要綱側の条件が食い違って見えるところなので、自分の家がどちらなのかは建築住宅課(04-2946-8234)で確かめてください。23%という補助率から逆算すると、30万円に届くのは工事費約131万円、40万円に届くのは約174万円です。

申請期間は「各年度の4月1日から12月10日まで」。実績報告は申請年度の2月末日まで。①の改修工事費補助金とは、募集の期間も窓口も違います(①は商工観光課、耐震は建築住宅課)。

耐震シェルターが新設。1台5万円

令和8年度から始まった新しい制度です。

「地震により住宅が倒壊しても安全な空間を確保し、命を守ることができるよう、圧死対策に有効な手段である家庭用耐震シェルター設置費の一部を補助します。」

金額は「1台につき5万円(千円未満の端数切捨て)を限度」。市は実物の展示会まで開いていて、「就寝時の安全確保を目的とした『金属製の耐震ベッドタイプ』と一部屋全体を耐震化する『木製の耐震シェルタータイプ』の2種類を同時展示したのは県内初」と書いています。

あわせて、無料の相談窓口もあります。「わが家の耐震リフォーム相談」——一般社団法人埼玉建築士会入間第一支部の一級建築士が無料で応じる事業で、市は相談例に「いっしょにキッチンやお風呂などの水回りもリフォームしたい」「建替えするかリフォームするか迷っている」を挙げています。塗り替えるか、建て替えるか迷っている段階でも使える窓口です。

中古を買った若い世代に50万円、親との同居に30万円

塗装からは離れますが、同じ時期に重なることが多い制度なので触れておきます。

制度金額主な条件
若い世代の住宅ストック循環促進50万円申請日前1年以内に市内で一戸建ての中古住宅を購入/46歳未満の夫婦またはひとり親/世帯2人以上/築20年以上/5年以上居住
親世帯安心同居・近居(新築・購入)30万円親が65歳以上・子が46歳未満/親は3年以上市民/子は3年以内に市外から転入/5年以上継続
親世帯安心同居・近居(増改築)費用の20%・上限20万円同上。増改築は間取り変更・バリアフリー・設備改修など

ひとつ注意があります。増改築のほうの対象工事は「間取りの変更・バリアフリー改修(手摺の設置、段差の解消、廊下幅等の拡張等)・設備改修(玄関、居室、トイレ、キッチン、浴室、洗面所等の改修)・浄化槽の入れ替え等、世帯員の増加に伴い必要となるもの」——外壁は挙がっていません。塗り替えをここに乗せるのは難しいと考えてください。

また、この2つはどちらか片方しか使えません。市はそれぞれの要件に「もう一方の補助金の交付決定を受けたことがないこと」を入れています。中古住宅を買って塗り替えるなら、50万円のほうと①の10万円を組み合わせる形になります(中古住宅の外壁塗装)。

ブロック塀は「撤去だけ」。上限10万円

塗装のついでに塀も、という相談は多いのですが、狭山市の制度は撤去に限られています。

「本補助金は、ブロック塀等の撤去のみの補助事業となっておりますので、新設の補助につきましては、生け垣設置奨励補助金(みどり公園課)の利用をご検討ください。」

対象は「市内の幅4メートル以上の道路に接して建つ、道路からの高さが1メートル以上のブロック塀等」で、傾き・ひび割れ・ぐらつき・基準不適合のいずれかがあるもの。金額の決め方は少し変わっています。

「撤去工事費に3分の2を掛けた額と、撤去する塀の長さ1メートル当たり1万円を掛けた額を比較して少ない額、かつ限度額10万円」

撤去後の高さは65センチメートル以下にする必要があります。事前相談が必須で、市職員が現場を見てから可否を連絡する流れです。市は2026年6月10日の時点で「予算が残りわずかとなっております」と告知しています。申請期間は12月10日までですが、早く閉まる可能性があります(ブロック塀の塗装)。

入間基地の騒音区域なら、壁と天井は国が全額

狭山市には入間飛行場(入間基地)があります。騒音区域内の住宅には、市ではなく国(防衛省北関東防衛局)の制度があります。

「入間飛行場航空機騒音区域内にある住宅(人の居住のための建物や建物部分)が対象で、昭和58年(1983年)12月24日以前に建てられたもの。」

工事の中身は、区域の等級で変わります。

区域対象になる工事
80WECPNL以上「壁、天井、サッシ、ふすま等を防音仕様にする改造工事(取替工事)、冷暖房機、防音仕様の換気扇の取替工事など」
75以上80未満「サッシ、ふすま等を防音仕様にする(取替工事)、冷暖房機、防音仕様の換気扇の取付工事など」

そして金額です。

「国の定めた工事標準仕方書により実施する工事について、国の限度額を超えない範囲で全額助成します。」

壁の改造が全額——市の10万円とは桁が違います。塗り替えとは別の工事ですが、外壁に手を入れるタイミングで一度は確かめる価値があります。すでに防音工事を済ませた住宅向けにも制度があり、空調機器の機能復旧は「9割を国が負担」、防音建具の機能復旧は「国が全額を負担」です。

自分の家が区域に入るかは、市が公開している区域図(全体・北側・南側)で確認できます。市は「区域図は、横田防衛事務所で確認ができます」とも書いています。問い合わせは北関東防衛局の住宅防音課です。

抽選に外れた前提で——狭山の家で見るところ

この市の補助は、当たるかどうかが6月まで分かりません。外れた場合に何が残るかを先に決めておいてください。見るところを3つ挙げます。

  • ①上限10万円を工事の判断材料にしない——税抜150万円の工事に対して7万5000円です。補助の有無で業者を変えたり時期をずらしたりすると、差額のほうが大きくなります。傷みの進み方で決めてください(外壁のひび割れ)。
  • ②市内業者を含めて2〜3社に当たる——当たった場合に備えるという意味だけでなく、地元の会社は近いぶん手直しに来やすいという実利があります。抽選に外れても、比較したこと自体は残ります(一括見積もりサービス)。
  • ③着工前の写真を自分でも撮る——狭山市が申請と実績報告で同位置の写真を求めているのは、行政も仕上がってからでは中身を確かめられないからです。補助を使わない方にも同じことが言えます(見積書のチェック項目)。

埼玉県内では春日部市久喜市/隣の入間市(同じ入間基地の周辺ですが、市は「外壁(屋根)塗装のみの補助制度はありません」と明記)なども調べています。制度の形は市ごとに違います。

国の補助金なら使えますか

市の制度が使えると分かったあと、次に気になるのが国の制度だと思います。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

狭山市に、外壁塗装の補助金はありますか?

あります。——店舗・住宅改修工事費補助金の対象工事の例に「外壁の改修」が明記されています。住宅の場合は税抜工事費の5%で上限10万円。市内の施工業者が行う税抜20万円以上の工事が条件です。

いくらもらえますか?

税抜工事費の5%で、上限10万円です。——5%が10万円に届くのは税抜200万円のとき。外壁と屋根をまとめて塗り替えて足場を組むと税抜120万〜160万円あたりになることが多いので、実際は6万〜8万円と考えておくのが現実的です。

先着順ですか?

抽選です。——市は「申請が多数の場合、公平性の観点からExcelのランダム関数を用いて抽選(非公開)を行います」としています。令和8年度は住宅分の申請が予算枠を超えて抽選になりました。ただし予算残額が出た場合の追加募集は先着順です。

いつ申請すればいいですか?

令和8年度は4月13日から5月8日までの3週間でした。——申請には「工事の内訳がわかる改修工事見積書」が必要なので、年明けから相見積もりを取り始めて、4月には手元に見積書がある状態にしておく必要があります。

市外の塗装業者に頼んでも対象になりますか?

なりません。——市は「見積書」「契約書」「領収書」のすべてに施工業者の市内の住所が記載されていることをもって判断する、としています。3枚のうち1枚でも市外の住所だと通りません。

工事はいつから始められますか?

交付決定の日以降です。——令和8年度は「2026年6月1日以降に工事を着工し、2027年2月28日までに工事が完了、実績報告書類の提出及び工事費用の全額を支払うこと」とされていました。決定前に着工すると対象外になります。

写真は必要ですか?

必要です。3回撮ります。——申請時に「改修箇所がわかる改修工事前の現場写真(日付を表示又は印字すること)」、実績報告時に「改修工事前との現場写真と同位置で撮影した改修工事中・完了後の現場写真」。同じ位置から撮る必要があるので、業者に最初に伝えておいてください。

塀やカーポートの塗り替えも対象になりますか?

なりません。——市は「防蟻・防虫処理、外溝、カーポートなどの車庫・物置等の工事も対象となりません」と書いています。建物の外壁が対象で、外構は外れます。

耐震改修と一緒に塗り替えたら、両方もらえますか?

同じ工事では二重取りできません。——改修工事費補助金の要件に「市で実施している他の補助制度(同じ工事を対象としたもの)を活用しない工事であること」とあります。また耐震の側も「耐震改修工事と併せて増築やリフォーム工事を行う場合は、耐震改修部分が補助対象となります」として、塗装分を除いています。

耐震の補助は、いつの家まで対象ですか?

2000年5月31日以前に建築確認を受けた木造戸建てです。——多くの市が「昭和56年5月31日以前」に限るなか、狭山市は2000年の基準改正までを対象にしています。1981年から2000年のあいだに建った家も入るという意味で、かなり広い設定です。

耐震改修は最大40万円だと聞きましたが。

40万円になるのは条件付きです。——限度額は1棟あたり30万円で、「耐震化要配慮者(65歳以上の方、身体障害者手帳の交付を受けた方など)が居住している場合」に40万円になります。補助率は工事費(税込)の23%です。

入間基地の騒音区域だと、何か使えますか?

国の住宅防音工事があります。——昭和58年12月24日以前に建てられた騒音区域内の住宅が対象で、80WECPNL以上の区域では「壁、天井、サッシ、ふすま等を防音仕様にする改造工事」が対象。市は「国の限度額を超えない範囲で全額助成します」としています。窓口は防衛省北関東防衛局です。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

狭山市の公式ページを2026年9月6日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わることがあります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 狭山市「店舗・住宅改修工事費補助金制度のご案内」(2026年8月31日更新/商工観光課/補助対象要件・補助金額・抽選結果・募集期間・申請方法・工事完了の報告)
  • 狭山市「狭山市店舗・住宅改修工事費補助金申請要領」
  • 狭山市「木造戸建て住宅の耐震改修工事の費用の一部を補助します(狭山市建築物耐震改修促進事業補助金)」(2026年6月25日更新/建築住宅課)
  • 狭山市「木造戸建て住宅の耐震診断の費用の一部を補助します(狭山市建築物耐震改修促進事業補助金)」(2026年6月25日更新)
  • 狭山市「耐震診断・耐震改修・耐震シェルター 備えあればうれしいな」(2026年9月3日更新/令和8年度の拡大内容・耐震シェルター新設)
  • 狭山市「狭山市若い世代の住宅ストック循環促進補助制度」(2026年4月8日更新/都市計画課)
  • 狭山市「狭山市親世帯安心同居・近居補助制度」(2026年6月22日更新/福祉政策課)
  • 狭山市「危険なブロック塀などの改修工事への補助制度」(2026年6月10日更新/建築住宅課)
  • 狭山市「入間飛行場周辺地域の航空機騒音に係る住宅防音工事」(2025年6月6日更新/基地対策課)
  • 狭山市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
店舗・住宅改修工事費補助金=環境経済部 商工観光課 04-2937-7538(市役所2階)
耐震診断・耐震改修・耐震シェルター・ブロック塀=都市建設部 建築住宅課 04-2946-8234(市役所2階/埼玉県狭山市入間川1丁目23番5号)
若い世代の住宅ストック循環促進=都市建設部 都市計画課(本庁舎2階)
親世帯安心同居・近居=福祉部 福祉政策課(本庁舎1階)
住宅防音工事=防衛省 北関東防衛局 住宅防音課

埼玉県内のほかの市も調べています。——埼玉県の助成金所沢市川越市新座市。同じ埼玉でも、市が変われば答えが変わります(助成金ガイド)。