広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
【2026年度】和泉市の外壁塗装に使える補助金
塗装には出ませんただし耐震改修なら、工事費60万円までは全額(上限100万円)
- なぜ出ないか
- 市の要綱に「耐震改修工事に併せて行うリフォーム工事等は含みません。」とあります。塗装はこの「リフォーム工事等」に当たります
- 耐震なら
- 工事費60万円まではその全額が出ます。60万円を超えた分は3分の1。上限100万円
- いくら?
- 工事費100万円なら73万3千円、180万円なら100万円(ここで上限に届きます)
- お金の心配
- 代理受領が使えます。補助金の分は市から業者に直接払われるので、差額だけ用意すれば済みます
- 条件
- 昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅で、年間所得1,200万円以下の方
和泉市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。——結論を先に書きます。和泉市に、外壁塗装へ出る助成はありません。理由も市の要綱にはっきり書いてあります。ただ、それだけで終わらせるのはもったいない話があります。——和泉市の耐震改修の補助は、工事費60万円までなら「全額」出ます。そしてお金を先に全部用意しなくてもいい仕組みまで用意されています。昭和56年5月より前に建った木造の家にお住まいなら、ここは読んでおいて損はありません。
大阪府内の22市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——和泉市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は大阪府の助成金まとめにあります。
大阪市/堺市/東大阪市/枚方市/豊中市/吹田市/高槻市/茨木市/八尾市/寝屋川市/岸和田市/門真市/大東市/箕面市/泉佐野市/松原市/羽曳野市/池田市/守口市/河内長野市/富田林市
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/大阪の外壁塗装 悪質業者リスト
このページの内容全17項目
先に結論——塗装には出ません
和泉市が住宅向けに持っている制度を、全部並べます。2026年9月4日に市の公式ページと要綱を直接開いて確認しました。
| 制度 | 何に出るか | 外壁塗装は |
|---|---|---|
| 木造住宅の耐震改修補助制度 | 地震に強くする工事。上限100万円 | 対象外 |
| 木造住宅の耐震設計補助制度 | 改修の計画を作る費用 | 対象外 |
| 建築物の耐震診断補助制度 | 診断の費用 | 対象外 |
| 老朽危険空家等除却補助金 | 危ない空き家を壊す費用 | 対象外 |
| 空家対策応援ローン金利優遇 | 借りるときの金利 | — |
外壁塗装に出るものは、1つもありません。——ただし1行目の耐震改修は、金額の決め方が他の市とかなり違います。そこは後半で詳しく書きます。
なぜ出ないのか。市は一行で書いています
「耐震改修の補助を使って、ついでに外壁も塗れないか」——そう考える方は多いはずです。その答えは、市の説明の注釈に書いてあります。
「耐震改修工事に併せて行うリフォーム工事等は含みません。」
つまり、こういうことです。——耐震改修と外壁塗装を同じ日に、同じ足場でやったとしても、補助の計算に入るのは耐震改修の分だけ。塗装の費用は1円も入りません。
ただし、足場を1回で済ませる意味はあります。——壁を触る耐震改修をするなら、そのとき一緒に塗るほうが足場代が1回分で済みます。補助は増えませんが、実際に払う総額は下がります。見積もりを取るときは、耐震の費用と塗装の費用を最初から分けて書いてもらってください。あとで切り分けるより確実です。
耐震改修は「60万円までは全額」
ここが和泉市の特徴です。——多くの市は「工事費の5分の4」「3分の2」というように、割合で決めます。和泉市は違います。
ひとことで言うと、こうです。
①工事費が60万円までなら、その全額が出ます。
②60万円を超えた分は、3分の1だけ出ます。
③ただし、いくら工事費が高くても100万円まで。
市の要綱の言葉では、こう書かれています。
600,000円を超える場合……「耐震改修工事に要する費用から600,000円を減じた額に3分の1を乗じた額に600,000円を加えて得た額または1,000,000円のいずれか少ない額」
読みにくいですが、中身は上の3行だけです。——次で、実際の金額に直します。
いくら出るのか、工事費ごとに計算しました
自分の場合いくらになるのか。それが分からないと判断できないので、工事費ごとに計算しました。
| 耐震改修の工事費 | 市から出る額 | 自分で払う額 |
|---|---|---|
| 40万円 | 40万円(全額) | 0円 |
| 60万円 | 60万円(全額) | 0円 |
| 90万円 | 70万円 | 20万円 |
| 100万円 | 73万3千円 | 26万7千円 |
| 150万円 | 90万円 | 60万円 |
| 180万円 | 100万円(ここで上限) | 80万円 |
| 250万円 | 100万円 | 150万円 |
※市の計算式に当てはめた金額です。実際の交付額は市が決めます。
60万円までは自己負担ゼロ。——これは他の市ではまず見ません。「壁の一部だけ補強する」「柱と土台をつなぐ金具を入れる」といった小さめの工事なら、費用がかからずに済むこともあります。
そして180万円で上限に届きます。そこから先は、工事費が増えても補助は100万円のまま。250万円の工事をすると、150万円は自分で払うことになります。
——耐震の話をしましたが、外壁の塗り替えそのものは、和泉市では全額が自己負担です。だからこそ、見積もりの中身で差がつきます(見積もりの取り方/外壁塗装の相場)。
お金を先に全部用意しなくて済みます
補助金でいちばん困るのが、支払いの順番です。——ふつうは工事費を全額払ってから、あとで補助金が振り込まれます。200万円の工事なら、いったん200万円を用意しなければなりません。
和泉市は、そこを変えました。代理受領制度です。市の説明を引きます。
「代理受領とは、事業が完了した後、市が補助金を直接、事業者へ支払い、所有者は最終的に支払うべき費用のみを事業者へ支払うことで、所有者の初期負担の軽減を図る制度です。」
言い換えると、こうです。
| 自分が業者に払う額 | 市が業者に払う額 | |
|---|---|---|
| 代理受領を使わない | 180万円(全額を先に) → あとで100万円が戻る | — |
| 代理受領を使う | 80万円だけ | 100万円 |
用意するお金が、180万円から80万円になります。——市も「(改修費180万円の場合)」という例を挙げて説明しています。
市は、それ以前がどうだったかも書いています。「これまでは、耐震改修に係る費用を一旦全額事業者に支払い、支払った費用の一部を市が所有者へ補助金を出していました。」——平成29年度に、この順番が変わりました。
手続きそのものは難しくありません。市は「手続きとしては、事業者の同意を得た上で委任状の提出が必要となります。」としています。——業者が同意してくれるかどうかが分かれ目なので、見積もりを頼む段階で「代理受領に対応できますか」と聞いてください。
補助は3段階に分かれています
和泉市の耐震の補助は、1本ではありません。——診断・設計・改修の3つに分かれていて、順番に使っていく形になります。
| 順番 | 制度 | 何をするか |
|---|---|---|
| 1 | 建築物の耐震診断補助制度 | いまの家がどれくらい地震に弱いかを調べる |
| 2 | 木造住宅の耐震設計補助制度 | どこをどう補強するか、計画を作る |
| 3 | 木造住宅の耐震改修補助制度 | 実際に工事をする(上限100万円) |
いきなり3番から始めることはできません。——改修の補助が使えるのは「耐震診断の結果、建築物の評点が1.0未満の木造住宅」なので、先に診断を受けている必要があります。
この制度が始まった時期も、市が書いています。「平成23年7月1日から木造住宅耐震改修工事に対して上限100万円まで補助を受けることができるようになりました。」——東日本大震災の年です。それから15年、上限100万円のまま続いています。
時間の見積もりを立てておいてください。——診断を受けて、結果が出て、設計をして、そのうえで改修の申請。思い立った月に工事が始まる制度ではありません。外壁塗装も一緒にやるつもりなら、塗装の見積もりは先に取っておいて、耐震の手続きの進み具合に合わせて時期を決めるのが現実的です。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
使える家の条件は、3つだけです
耐震改修の補助が使える家かどうかは、次の3つで決まります。
| 条件 | |
|---|---|
| 1 | 市内の木造住宅(一戸建て・長屋・共同住宅・兼用住宅)。店舗を兼ねる家は、床面積の半分以上が住宅であること |
| 2 | 昭和56年5月31日以前に工事を始めた家で、原則として建築確認済証の交付を受けて建てられたもの |
| 3 | いま住んでいる家、またはこれから住もうとしている家 |
市の言葉では、こう書かれています。「市内に建っている木造住宅(一戸建ての住宅、長屋、共同住宅又は兼用住宅)」、そして「昭和56年5月31日以前に工事着手した建築物で、原則として、建築確認済証の交付を受けて建てられたもの」。店舗を兼ねる家については「ただし、店舗等を兼ねる住宅については床面積の二分の一以上を住宅の用途に使用しているものに限る。」という但し書きが付きます。
そして、申請する人にも条件があります。「補助対象となる建築物の所有者で、年間所得が12,000,000円以下の者」——年間所得1,200万円を超える方は対象外です。
もうひとつ、見落とされやすい条件があります。市は対象を「現在、居住しているもの及びこれから居住しようとするもの」としています。——人に貸している家や、誰も住む予定のない空き家は対象になりません。ただし「これから住もうとしている家」は入るので、実家を引き継いで住む予定がある方は使えます。
昭和56年5月31日という日付は、全国共通の区切りです。——この日までに工事を始めた家は「旧耐震」と呼ばれ、いまの基準より地震に弱い可能性があります。ご自宅がいつ建ったかは、固定資産税の納税通知書に入っている明細書で確認できます。
「評点1.0未満」とは、どういう状態か
補助の説明を読むと、必ず「評点」という言葉が出てきます。市も注釈を付けていますが、その注釈自体が難しいので、かみ砕きます。
評点は、耐震診断の結果を表す数字です。
1.0が「大きな地震でも倒壊しない」とされる目安。
1.0を下回ると、倒れるおそれがあるという判定になります。
——補助が使えるのは、診断で1.0未満と出た家です。1.0以上と出た家は、そもそも改修の必要がないので対象になりません。
補助の対象になる工事は2つです。
- 評点を1.0以上に高める工事——市の言葉では「当該木造住宅の評点を1.0以上に高める計画で、耐震改修技術者が作成した耐震改修計画に基づいて行う工事。」
- シェルターの設置——寝室を含む一部の部屋だけを守るもの。家全体の改修が難しい場合の選択肢です
シェルターには条件があり、市は「公的機関の実験等によりその性能が証明されており、かつ、就寝の用に供する部屋から直接若しくは補強した部屋を介して屋外に避難できるもの」としています。——寝ている場所から外に出られることが求められています。
計画を作れる人も決まっています。「耐震改修技術者」と呼ばれ、日本建築防災協会の講習を修了した一級・二級・木造建築士や、大阪府建築士会の講習を修了して名簿に登録された人などです。——近所の工務店なら誰でもいい、というわけではありません。市の窓口で、対応できる事業者を聞いてください。
空き家には、ローンの金利を下げる制度があります
和泉市の空き家対策は、直すより畳む・動かすほうに寄っています。改修への補助は見当たりませんが、代わりにこういうものがあります。
| 制度 | 中身 |
|---|---|
| 老朽危険空家等除却補助金 | 危ない状態の空き家を壊す費用への補助 |
| 空家対策応援ローン金利優遇 | 借りるときの金利が下がります |
| フラット35による金利優遇措置 | 住宅ローンの金利優遇 |
| 空家バンク | 売りたい人と買いたい人をつなぐ仕組み |
| 無料空家等相談会 | 専門家への相談(無料) |
「補助金は無いが、金利は下げる」——これは所沢市などにもある考え方です。まとまったお金を配るのではなく、借りやすくする。空き家を直して住みたい方は、補助金を探すより先に、金利の話を聞きに行くほうが早いかもしれません。
税金の面でも案内があります。空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除と低未利用土地等の譲渡に係る所得税・個人住民税の特例措置。——相続した家を売るときに、税金が軽くなる制度です。
解体にいくらかかるかを、画面で試せます
和泉市が用意しているもので、当サイトが他の市であまり見なかったものがあります。
「和泉市版すまいの終活ナビ(建物解体費用シミュレーター及び土地売却価格のAI査定)について」
解体にいくらかかるか、土地がいくらで売れそうか。それを画面で試せる、という案内です。——市が「住まいの終活」という言葉を使っているのも、あまり見ません。
あわせて「住まいのエンディングノート」の活用も呼びかけています。市の言葉は「住まいの将来をご家族で話し合ってみませんか?」。
外壁塗装を考えている方にも、関係があります。——あと何年その家に住むのかで、塗る塗料のグレードは変わります。15年もつ塗料と、8年の塗料では価格が倍近く違うこともあります。「10年後に手放すかもしれない」なら、高いグレードを選ぶ理由は薄くなります。塗装の相談をする前に、家族で一度話しておく価値があります。
出ないものを、先に
問い合わせる手間を省くために、和泉市で通らないものをまとめておきます。
- 外壁塗装・屋根塗装——対象にした制度がありません
- 耐震改修と一緒に行う塗装の費用——「リフォーム工事等は含みません」と明記されています
- 昭和56年6月1日以降に着工した家の耐震改修——対象外です
- 年間所得1,200万円を超える方——所有者の要件を外れます
- 診断で評点1.0以上と出た家——改修の補助は使えません
- 工事内容を問わない一般的なリフォーム助成——和泉市にはありません
- 空き家の改修費への補助——除却(解体)と金利優遇はありますが、直す費用への補助は見当たりません
動く順番を、月で区切ると
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま | 外壁塗装の見積もりを2社以上から取る。補助とは関係なく進められます |
| 昭和56年5月以前の木造なら | 市の窓口へ。診断 → 設計 → 改修の順に補助があります |
| 見積もりの段階で | 業者に「代理受領に対応できますか」と聞く |
| 耐震改修をするなら | 同じ足場で外壁も塗ると足場代が1回で済みます(補助は増えません) |
| 工事の前 | 補助は着工前の申請が原則です。契約前に窓口へ |
塗装は自腹という前提で——和泉の家で見るところ
外壁塗装に補助が出ない以上、金額を動かせるのは見積書だけです。和泉市の家で、見るところを3つ挙げます。
ひとつめは、家の向きと風です。和泉市は北の平野部から南の山手まで、高低差のある市です。丘の上に造成された住宅地では、同じ町内でも風の当たり方が違います。——風が強く当たる面は、雨と一緒に汚れが吹きつけられ、傷みが早く出ます。全部の面を同じ仕様で見積もっている業者より、面ごとに傷み方を見て書き分けている業者のほうが、現地をちゃんと見ています。
ふたつめは、築年数と塗料の釣り合いです。——あと何年住むかで、選ぶ塗料は変わります。15年もつ塗料と8年の塗料では、値段が倍近く違うことがあります。「そろそろ子どもが家を出る」「10年後は分からない」という段階なら、いちばん高い塗料を選ぶ理由は薄い。業者に「何年もたせたいか」を先に伝えてください。それだけで提案が変わります。
みっつめは、下地の補修です。塗料の名前は見積書に大きく書かれますが、金額の差が出るのは、その手前の工程です。——ひび割れをどう埋めるか、目地のシーリングを打ち替えるのか増し打ちで済ませるのか、洗浄をどこまでやるのか。ここが「一式」でまとめられている見積書は、比べようがありません。数量と単価を書いてもらってください。
見積書の読み方は見積書のチェック項目、業者の選び方は業者の選び方にまとめています。塗料のグレードと持ちは塗り替えは何年ごとかを見てください。
結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円
和泉市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 婚姻を機に新たな生活を送るための住宅の取得・賃借・リフォームに係る費用 |
| 対象外 | 倉庫、車庫その他これに類するもの、門、フェンス、植栽等の外構の工事に要した費用、エアコン、洗濯機等の家電の購入・設置に係る費用。住宅取得は土地取得費用・手数料・利息を除く |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払ったもの。受付期間の満了に関わらず、補助件数が上限に達した時点で受付終了 |
| 窓口 | 和泉市 広報・協働推進室いずみアピール担当 0725-99-8101(市役所3階の窓口へ直接持参) |
和泉市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。市がリフォーム費用と呼んでいるのは「修繕、増築、改築、改造、設備更新等、住宅の機能の維持又は向上のために行う工事に要した費用」。塗り替えはこの「修繕」に読めますが、市が名指しで認めたわけではありません。工事の中身を伝えて、申請の前に窓口で確かめてください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
和泉市で外壁塗装に助成金は出ますか?
出ません。和泉市が住宅向けに持っているのは耐震の補助と空き家関連の制度で、外壁塗装を対象にしたものはありません(2026年9月4日に市の公式ページと要綱で確認)。
耐震改修と一緒に外壁を塗れば、塗装分も出ませんか?
出ません。市は耐震改修補助の注釈に「耐震改修工事に併せて行うリフォーム工事等は含みません。」と書いています。同じ足場を使っても、塗装の費用は補助の計算に入りません。
耐震改修の補助はいくら出ますか?
工事費が60万円以下なら、その全額が出ます。60万円を超える場合は「(工事費-60万円)÷3+60万円」で計算し、100万円を超えるときは100万円までです。
工事費が100万円だったら、いくらですか?
73万3千円です。100万円から60万円を引いた40万円を3で割ると13万3千円。これに60万円を足して73万3千円になります。
いくらの工事で上限100万円に届きますか?
180万円です。180万円から60万円を引いた120万円を3で割ると40万円。60万円を足して100万円ちょうどになります。これ以上工事費が増えても、補助は100万円のままです。
工事費を全額用意しないといけませんか?
いいえ。和泉市は平成29年度から代理受領制度を入れています。市は「事業が完了した後、市が補助金を直接、事業者へ支払い、所有者は最終的に支払うべき費用のみを事業者へ支払うことで、所有者の初期負担の軽減を図る制度です。」と説明しています。手続きには事業者の同意と委任状が必要です。
どんな家が対象ですか?
市内にある木造住宅(一戸建て、長屋、共同住宅、兼用住宅)で、昭和56年5月31日以前に工事着手したもの。そして現在住んでいるか、これから住もうとしている家です。店舗を兼ねる場合は、床面積の2分の1以上が住宅であることが条件です。
所得の条件はありますか?
あります。補助対象者は「補助対象となる建築物の所有者で、年間所得が12,000,000円以下の者」です。年間所得1,200万円を超える方は対象外になります。
「評点1.0未満」とはどういう意味ですか?
耐震診断の結果を表す数字です。1.0が「大きな地震でも倒壊しないとされる目安」で、それを下回ると倒れるおそれがあるという判定になります。補助が使えるのは、診断で1.0未満と出た家です。
診断は誰に頼めばいいですか?
市は耐震改修計画を作る人を「耐震改修技術者」と定めています。日本建築防災協会の「木造住宅の耐震診断と補強方法講習会」を修了した一級・二級・木造建築士、または大阪府建築士会の講習を修了して名簿に登録された人などです。市の耐震診断補助制度もあるので、まず窓口に相談してください。
シェルターの設置でも補助は出ますか?
出ます。市は対象工事に「シェルター設置工事」を挙げています。寝室を含む一部の部屋だけ耐震性を確保するもので、公的機関の実験で性能が証明されていること、その部屋から屋外に避難できることが条件です。家全体の改修が難しい場合の選択肢になります。
空き家に使える制度はありますか?
改修への補助は見当たりませんが、老朽危険空家等除却補助金(解体)と、空家対策応援ローンの金利優遇があります。ほかに空家バンク、無料の相談会、和泉市空家等管理活用支援法人の指定などが用意されています。
解体にいくらかかるか、事前に知る方法はありますか?
あります。市が「和泉市版すまいの終活ナビ」というサービスを案内していて、建物解体費用のシミュレーターと土地売却価格のAI査定が使えます。相続した家をどうするか迷っている方向けの入口です。
新婚世帯への支援はありますか?
あります。市は「和泉市に住む新婚世帯を支援します!」というページを出しています。住宅の取得や賃貸に関する支援なので、外壁塗装とは別ですが、これから和泉市に住む方は確認してください。
補助が無いなら、外壁塗装はどう進めればいいですか?
見積もりを2社以上から取ることです。和泉市は丘陵地に住宅地が広がっていて、風の当たり方が家ごとに違います。全部の面を同じ仕様で見積もっている業者より、面ごとに傷みを見て書き分けている業者のほうが、現地を見ています。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
和泉市の公式ページと要綱を2026年9月4日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わることがあります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 和泉市「和泉市に住む新婚世帯を支援します!」(補助対象費用=婚姻を機に新たな生活を送るための住宅の取得・賃借・リフォームに係る費用のうち、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに支払った費用/リフォーム=修繕、増築、改築、改造、設備更新等、住宅の機能の維持又は向上のために行う工事に要した費用。倉庫、車庫その他これに類するもの、門、フェンス、植栽等の外構の工事に要した費用、エアコン、洗濯機等の家電の購入、設置に係る費用は対象外/婚姻日より前にリフォームした住宅は、工事が完了した日が婚姻日から起算して1年以内である工事に限る/補助額=夫婦の年齢が共に29歳以下は最大60万円、上記以外は最大30万円/要件=令和8年1月1日から令和9年3月31日までに婚姻・婚姻日時点で夫婦の年齢が共に39歳以下・夫婦の所得合算500万円未満・申請時点で夫婦の双方が和泉市内に住民登録/要件に「夫婦のどちらかの親世帯が和泉市内に住民登録を行っていること」があります/「受付期間の満了に関わらず、補助件数が上限に達した時点で受付を終了します」)
- 和泉市「木造住宅の耐震改修補助制度」(2026年4月2日更新/和泉市木造住宅耐震改修補助金交付要綱・同施行細則)
- 和泉市「建築物の耐震診断補助制度」「木造住宅の耐震設計補助制度」
- 和泉市「空き家に関すること」(老朽危険空家等除却補助金/空家対策応援ローン金利優遇/空家バンク/和泉市版すまいの終活ナビ ほか)
- 和泉市「和泉市に住む新婚世帯を支援します!」
- 和泉市「和泉市に住む新婚世帯を支援します!」 を開く——リフォーム費用が対象経費に入る制度のページ。窓口は広報・協働推進課です
問い合わせ先
耐震診断・耐震設計・耐震改修の補助=都市デザイン部(建築住宅室/建築・開発指導室)
空き家に関すること=同部の空き家担当
大阪府内のほかの市も調べています。——大阪府の助成金/八尾市(久宝寺寺内町なら外観に3分の1・100万円)/高槻市(多世代同居の制度で塗装が対象工事に)/堺市/大阪市/岸和田市(市がQ&Aの1問目で「外壁塗装の塗り替えの補助金はございません」と明言)。同じ大阪でも、市が変われば答えが変わります(助成金ガイド)。