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【2026年度】小樽市の外壁塗装に使える助成金

塗装だけでは出ません市が「塗り替えのみの改修工事」を対象外と名指ししています

市の原文
住宅エコリフォーム助成制度の「対象とならない工事」に「外装材の張り替え、塗り替えのみの改修工事」と明記されています
外壁の断熱改修でも
「外壁や屋根などの断熱改修工事…は、単独では助成対象となりません」——1箇所以上の窓等の断熱改修工事と併せて行うことが必須条件です
ただし窓と組めば
省エネ基準なら4/10・限度40万円、ZEH水準なら8/10・限度70万円。子育て世帯・若者夫婦世帯は+15万円(55万円/85万円)
性能の証明が要ります
断熱改修は省エネ基準またはZEH水準への適合が条件。市は「既存グラスウールを密度24K厚さ100mmのグラスウールに交換」を不適合の例として挙げています
業者
小樽市住宅エコリフォーム助成事業資格登録者として登録した者に限られます(市が名簿を公開)
順番
既に着手している工事や完了している工事は対象外。先着順で、予算額に達した時点で終了
回数
同一住宅への助成は1回限り

「小樽市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に、はっきり書きます。小樽市の住宅エコリフォーム助成制度は、「塗り替えのみの改修工事」を対象外として名指ししています。外壁の塗り替えだけを考えているなら、この制度は使えません。——ただし、話はそこで終わりません。この制度は窓の断熱改修と組み合わせれば、最大85万円まで出ます。足場を組むタイミングで何をやるか、という話に変わります。

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全10項目

市が「塗り替えのみ」を対象外と書いています

小樽市住宅エコリフォーム助成制度の「対象とならない工事」を、そのまま引きます。

対象とならない工事

  • 既に着手している工事や完了している工事
  • 断熱性能が基準(省エネ基準又はZEH水準)に適合しない断熱改修工事
  • 新築工事
  • 外装材の張り替え、塗り替えのみの改修工事
  • 屋根板を不燃材料での葺き替えのみの改修工事
  • 内部の模様替え
  • 省エネ性能の向上が図られない改修工事

小樽市「住宅エコリフォーム助成制度(令和8年度受付中)」2026年6月24日更新。

「塗り替えのみ」——曖昧さがありません。——市は制度の目的を「市内における環境負荷の低減及び空き家の有効活用を図るため、住宅の断熱改修や省エネ型設備機器など省エネ改修を行った場合」と説明しています。断熱性能が上がらない工事は、そもそも制度の対象外という設計です。

「屋根板を不燃材料での葺き替えのみ」も対象外です。——屋根の葺き替えも、単独では出ません。

窓を触らないと、1円も出ません

ここが、この制度でいちばん重要な条件です。

「助成制度を利用する場合、下記の『窓等の断熱性能を高める工事』は必ず実施していただく必要があります」

断熱改修工事
窓等の断熱性能を高める工事(1箇所以上断熱改修することが必須条件です。)
・外壁、屋根、天井、床の断熱性能を高める工事(外皮の断熱改修)

「外壁や屋根などの断熱改修工事又は省エネ型設備機器等の設置工事は、単独では助成対象となりません。1箇所以上の窓等の断熱改修工事と併せて行うことで、助成対象となります」

外壁を断熱改修しても、窓を触らなければ対象外です。——エコキュートを入れても、太陽光を載せても同じ。すべては「窓の断熱改修」が入口になっています。

これは制度の設計思想です。——住宅の熱は窓から最も多く出入りするため、窓を直さずに壁だけ厚くしても効果が薄い。市はその順番を制度で強制しているわけです。

窓と組めば、最大85万円です

金額は、達成した性能で2段階に分かれます。

適合する基準助成率限度額子育て・若者夫婦世帯
省エネ基準4/1040万円55万円
ZEH水準8/1070万円85万円

ZEH水準に届くと、助成率が4/10から8/10に倍増します。——限度額も40万円から70万円へ。性能をどこまで上げるかで、戻ってくる額が倍近く変わる制度です。

子育て世帯・若者夫婦世帯は、それぞれ15万円の割り増しがあります。

  • 子育て世帯=申請時点で18歳未満の子と同居し、生活を共にしている世帯
  • 若者夫婦世帯=申請時点で夫婦であり、いずれかが40歳未満で、同居し生活を共にしている世帯
  • 年齢は満年齢に達する日以後の最初の3月31日までにある者も含みます

「見積額がそのまま対象になる」わけではありません。市はこう定めています。

「助成対象工事費は、対象となる工事の見積額と市が定めるモデル工事費のいずれか低い額の合計とします」

市はモデル工事費をPDFで公開しています。——見積額がそれを上回っても、低いほうで計算されます。見積もりを高く出しても得はしません。

もうひとつ、「設備の効率化等に係る工事費は、開口部及び躯体等の断熱化工事費と同額以下として助成額を算出します」——設備だけ高額にしても、断熱工事費を超える分は見てもらえません。

断熱材を厚くするだけでは、基準に届きません

市は、対象外の例を具体的に挙げています。ここは読み飛ばさないでください。

「断熱性能が基準(省エネ基準又はZEH水準)に適合しない断熱改修工事
(例:既存グラスウールを密度24K厚さ100mmのグラスウールに交換)」
——対象外

市が製品の仕様まで書いて「これでは足りない」と示しています。——「断熱材を入れ替えた」だけでは通らないということです。改修を行う部位の断熱性能が、仕様基準(省エネ基準またはZEH水準)に適合することが条件で、市は「窓等の開口部の熱貫流率及び断熱材の熱抵抗」と「(参考)一戸建て住宅の断熱材の必要厚さ」をPDFで公開しています。

だから、業者に確認すべきことははっきりしています。——「小樽市のエコリフォーム助成の仕様基準に適合しますか。どの数値で適合しますか」。この質問に数値で答えられない業者には、この工事は頼めません。

逆に言えば、数値で答えられる業者を選ぶための「ふるい」にもなります。——助成を使わない場合でも、この質問への答え方で、断熱を理解している会社かどうかが分かります。

業者は「資格登録者」に限られます

市はこう定めています。——「小樽市住宅エコリフォーム助成事業資格登録者として登録した者」。市は登録者の名簿をPDFで公開しており、当サイトが確認した版は令和8年6月23日現在のものでした。

見積もりを頼む前に、この一言を聞いてください。

「小樽市の住宅エコリフォーム助成事業の資格登録者ですか」

——「小樽で施工できます」という答えでは足りません。登録の有無を確かめてください。名簿は市のホームページで公開されています。

ほかの条件も整理します。

対象となる住宅市内の一戸建て住宅(空き家も含む)/共同住宅の住戸専用部分/店舗・事務所併用住宅は住宅部分のみ/耐震性を有する住宅(昭和56年6月1日以降に着工された住宅など)
申込みできる方市内に住所を有する方/住宅の所有者であること/市税を滞納していない方
受付先着順(予算額に達した時点で終了)。予算残額により、全額補助できない場合があります
完了届令和9年1月末日まで
回数同一住宅への助成は1回限り
併用不可小樽市バリアフリー等住宅改造資金融資制度/小樽市省エネ家電転換促進補助金/国のみらいエコ住宅2026事業など
窓口建設部 建築住宅課 建築係(建設部庁舎3階)

業者に手続きを依頼することはできます。——市は委任状の様式を用意しています。住宅が共有名義の場合は、他の共有者の同意書が必要です。

対象にならないもの——ほかにもあります

すでに挙げたもの以外に、こういう記述があります。

  • 省エネ性能の向上が図られない改修工事——市は「省エネ水準を満たしている既存設備の取替え、更新」と「明らかに、ZEH水準に適合する住宅に対して行う改修工事」を例に挙げています。すでに性能が高い家は、対象外ということです
  • 内部の模様替え
  • 新築工事

そして市は「上記の他にも対象とならない工事がありますので、事前に相談をお願いします」としています。——判断に迷う工事は、申請前に建築住宅課へ。

では、塗り替えだけしたい人はどうするか

小樽市に、塗装だけに出る助成はありません。——これは正直に書きます。選べる道は3つです。

中身
窓とセットにする足場を組むタイミングで窓の断熱改修も一緒にやる。省エネ基準で40万円、ZEH水準で70万円(子育て・若者夫婦は+15万円)。ただし外壁は「塗装」ではなく「断熱改修」として行う必要があります
国の制度を見る国の住宅省エネキャンペーン系の補助があります。ただし小樽市の助成とは併用できません(市が明記)。どちらが得かを比べることになります
助成は諦めて、見積もりで詰める実はこれが多数派です。助成が使えない以上、金額を動かせるのは見積書の中身だけになります

①を選ぶなら、順番が大事です。——塗装業者に「窓もできますか」と聞くのではなく、断熱改修ができる会社に「外壁の仕上げまで含めていくらか」を聞くほうが、話が早く進みます。資格登録者の名簿から探すことになります。

③を選ぶなら、見るところは4つだけで足ります。——①数量と単位の列(㎡・m・箇所)が入っているか、②外壁塗装の数量(㎡)が他社と揃うか、③備考欄に塗料のメーカー名と商品名があるか、④保証年数が外壁と屋根で分かれていないか(見積書のチェック項目)。

小樽の家で、塗る前に見るところ

小樽は、北海道のなかでも条件が厳しい場所です。——海に面していて、坂が多く、雪が多い。この3つが全部、外壁に効きます。

  • 凍害——外壁材に染み込んだ水が凍って膨らみ、内側から壁を壊す現象です。塗装で直るものではありません。凍害が進んだ壁は下地そのものが傷んでいるので、上から塗っても数年で同じことが起きます。塗る前に「水が入る道」を止める必要があります(シーリングの打ち替え雨漏りの原因
  • 潮風——小樽は港町です。海に面した方角の鉄部(雨どい金物・手すり・面格子)のサビが先に出ます。塗り替えの周期も、その面だけ早くなります(サビと「ケレン」の話
  • 坂と足場——小樽は斜面地の住宅が多く、足場が普通に組めないことがあります。現地を見ずに出してきた見積書は、ここを織り込んでいません(足場なしの工事は成り立つのか
  • 塗れる期間は5月から10月——塗料は気温5℃以下では基本的に施工できません。本州の半分しかありません。冬のうちに見積もりを取り、春の枠を押さえるのが現実的です(季節と工期

見積もりのときに、こう聞いてください。——「凍害は出ていますか。出ているなら、塗る前に何をしますか」。この質問に具体的に答えられるかどうかで、小樽の現場を分かっている業者かが判別できます。

よくある質問

小樽市で、外壁塗装だけに助成は出ますか?

出ません。小樽市住宅エコリフォーム助成制度の「対象とならない工事」に「外装材の張り替え、塗り替えのみの改修工事」と明記されています。さらに「外壁や屋根などの断熱改修工事…は、単独では助成対象となりません。1箇所以上の窓等の断熱改修工事と併せて行うことで、助成対象となります」ともあり、窓を触らないと1円も出ません。

窓と一緒にやれば、いくら出ますか?

達成した性能で2段階です。——省エネ基準に適合すれば助成対象工事費の4/10・限度40万円、ZEH水準に適合すれば8/10・限度70万円。さらに子育て世帯(18歳未満の子と同居)または若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが40歳未満)は限度額が15万円割り増しで、55万円/85万円になります。ただし助成対象工事費は見積額と市が定めるモデル工事費のいずれか低い額で計算されます。

断熱材を厚いものに交換すれば対象になりますか?

それだけでは通らない可能性があります。市は対象外の例として「既存グラスウールを密度24K厚さ100mmのグラスウールに交換」を挙げています。改修を行う部位の断熱性能が、仕様基準(省エネ基準またはZEH水準)に適合することが条件で、市は「窓等の開口部の熱貫流率及び断熱材の熱抵抗」「一戸建て住宅の断熱材の必要厚さ」をPDFで公開しています。業者に「どの数値で適合しますか」と聞いてください。

どの業者でも申請できますか?

できません。「小樽市住宅エコリフォーム助成事業資格登録者」として登録した者に限られます。市が名簿をPDFで公開しています(当サイトが確認した版は令和8年6月23日現在)。「小樽で施工できます」という答えでは足りません。登録の有無を確かめてください。なお委任状を出せば、業者に手続きを依頼することはできます。

国の補助と一緒に使えますか?

使えません。市は併用不可として「国が実施するみらいエコ住宅2026事業など」を明記しています。ほかに小樽市バリアフリー等住宅改造資金融資制度、小樽市省エネ家電転換促進補助金とも併用できません。どちらが有利かを比べて、片方を選ぶことになります。

もう工事を始めてしまいました。申請できますか?

できません。「対象とならない工事」の筆頭に「既に着手している工事や完了している工事」とあります。また先着順で、予算額に達した時点で受付終了。市は「予算残額により、全額補助できない場合あります」とも書いています。満額出るとは限りません。

築年数の古い家でも使えますか?

耐震性が条件になっています。市は対象となる住宅を「耐震性を有する住宅(昭和56年(1981年)6月1日以降に着工された住宅など)」としています。それ以前の住宅は、耐震性を示せるかどうかが分かれ目になります。判断に迷う場合は建設部建築住宅課へご相談ください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

小樽市の公式ページを2026年9月7日に直接開いて確認しました。助成は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 小樽市「住宅エコリフォーム助成制度(令和8年度受付中)」(2026年6月24日更新/制度の目的・申請期間と受付場所・対象となる住宅(耐震性を有する住宅)・注意点(併用不可の制度)・申込みできる方・施工業者は資格登録者に限ること対象となる工事(窓等の断熱改修が必須条件)・省エネ型設備機器の一覧・対象とならない工事(外装材の張り替え、塗り替えのみの改修工事)助成率と限度額(省エネ基準4/10・40万円、ZEH水準8/10・70万円、子育て・若者夫婦世帯は+15万円)・モデル工事費・必要書類)
  • 小樽市の公式ページを開く——資格登録者の名簿、モデル工事費、仕様基準のPDFはここからダウンロードできます。金額と受付状況は年度で変わるので、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
小樽市 建設部 建築住宅課 建築係
小樽市花園5丁目10番1号(建設部庁舎3階)
電話 0134-32-4111(内線7364)
受付時間:午前9時〜午後5時20分(土・日・祝日を除く)

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