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【2026年度】北広島市の外壁塗装に使える助成金
出ません市の住宅施策は2つだけ。しかも令和8年度は両方とも受付終了です
- 市が示している制度は2つ
- 北広島市の「住宅施策一覧」に載っているのは①住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金(環境衛生課)②木造住宅の耐震診断・改修補助(建築課)だけです
- ①は機器のみ
- 太陽光発電システム(1kWあたり1万円・限度3万円)/定置用蓄電池5万円/ペレットストーブ5万円。断熱改修も塗装も入りません。令和8年7月31日で募集終了
- ②は耐震のみ
- 耐震診断=経費の3分の2以下・限度4万円/耐震改修=限度30万円。令和8年8月31日で受付終了
- 枠が極端に小さい
- 耐震の予定件数は「耐震診断補助1件、耐震改修補助1件」——年に各1件です
- 時間もかかります
- 耐震は補助金交付申請書を提出してから交付決定通知まで60日程度。交付決定後でないと契約・着手できません
- 相談窓口はあります
- 市は「住まいの相談カウンター」を市役所4階の建設総務課内に設置。「どこに相談して良いかわからない」段階から市職員が話を聞いてくれます
「北広島市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。正直に書きます。北広島市には、外壁塗装に使える助成金がありません。——市が公開している「住宅施策一覧」に載っている制度は2つだけで、片方は機器の設置、もう片方は耐震です。しかも令和8年度は、両方とも受付が終わっています。ただ、「無い」と分かったうえで知っておくと役に立つこともあります。順に書きます。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか
このページの内容全10項目
市の住宅施策は、2つしかありません
北広島市は「住宅施策一覧」というページを用意していて、そこに市の制度がまとめられています。——載っているのは、この2つだけです。
| 制度 | 担当課 | 塗装は | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 北広島市住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金 | 環境衛生課 | × | 募集終了(7月31日) |
| 木造住宅の耐震診断・改修補助 | 建築課 | × | 受付終了(8月31日) |
市はこのページに、こう添えています。——「限られた予算内で実施するため、すでに受付を終了している場合があります」。
市が国の制度も案内しています。——「その他の住宅施策」として子育て支援型共同住宅推進事業、既存住宅における断熱リフォーム支援事業、グリーンリフォームローンの3つが外部リンクで紹介されています。いずれも市の制度ではなく、塗装そのものには出ません。
①省エネ補助——機器の設置だけです
制度の趣旨を、市はこう書いています。——「北広島市内に住宅を持つ、又はこれから持とうとする方に対して、再エネ機器及び省エネ機器(太陽光発電システム、定置用蓄電池、ペレットストーブ)の設置にかかる費用の一部を補助し、地球温暖化対策を図る」
| 対象 | 補助額 | 予定件数 |
|---|---|---|
| 太陽光発電システム | 1キロワットあたり10,000円(限度額30,000円) | 既設10件程度・新築数件 |
| 定置用蓄電池 | 50,000円 | 既設10件程度・新築数件 |
| ペレットストーブ | 50,000円 | 数件 |
3つとも「機器」です。——小樽市や札幌市は窓や壁の断熱改修を対象にしていますが、北広島市はそこも入っていません。北見市と同じ「設備限定」の型です。
申込期間は令和8年4月1日〜7月31日で、すでに募集終了しています(市の掲載日は2026年8月31日)。申し込み多数の場合は抽選とされていました。窓口は市民環境部 環境衛生課(内線4122)。
②耐震補助——予定件数は「各1件」です
ここは、数字を見て驚きました。市が予定件数をこう書いています。
「(予定件数 耐震診断補助 1件、耐震改修補助 1件)」
年に、それぞれ1件です。
制度の中身は、次のとおりです。
| 耐震診断 | 経費の3分の2以下(1住宅につき4万円を限度) |
|---|---|
| 耐震改修工事 | 経費の一部(工事費により補助額に相違あり。限度額30万円) |
| 対象の建物 | 昭和56年5月31日以前に建築か着工/木造在来工法/地上階数が2以下(地下車庫付きを含む) |
| 対象者 | 市内の木造一戸建て専用住宅(二世帯住宅を含む)か併用住宅(住宅部分が延べ床面積の1/2以上)の所有者で、住んでいる方 |
| 診断の依頼先 | 北海道の「耐震診断・耐震改修技術者名簿」に登録している耐震診断技術者がいる建築士事務所などに限ります |
| 時間 | 補助金交付申請書を提出してから交付決定通知まで60日程度。交付決定通知後に業者と契約し、診断または工事に着手 |
| 受付 | 令和8年4月1日〜8月31日(受付終了) |
枠が各1件で、しかも交付決定まで60日。——使うつもりなら、年度が始まってすぐ動く必要があります。4月に申請しても、決定は6月。そこから契約して工事、となると北海道の施工シーズンはもう半分過ぎています。
それでも、耐震改修は限度30万円です。——壁を触るなら、その足場で外壁も塗れます。昭和56年5月31日以前の木造住宅にお住まいなら、次の年度の4月に、まず建築課(内線4204)へ相談する価値はあります。
「予定件数1件」は、どれくらい小さいのか
「年に1件」と言われても、大きいのか小さいのか分かりません。——北海道のほかの市で、私たちが実際に確認した枠の数字と並べます。
| 市 | 制度 | 枠の実績・予定 |
|---|---|---|
| 江別市 | 住宅リフォーム(商工会議所) | 申込1,245件 → 交付1,196件(96%) |
| 帯広市 | 長寿命化リフォーム | 150枠のうち119件が申請済み(残りを市が公開) |
| 石狩市 | 住宅リフォーム | 抽選。落選者を国の補正予算で救済した年がある |
| 北広島市 | 木造住宅の耐震診断・改修 | 耐震診断1件、耐震改修1件 |
桁が3つ違います。——江別や帯広の制度は「市民が普通に使う前提」で組まれていますが、北広島市の耐震補助は「年に1件あるかどうか」の想定で組まれています。これは市が不親切ということではなく、制度の性格が違うということです。耐震補助は昭和56年5月31日以前の木造住宅という条件があり、そもそも対象になる家が北広島市にはあまり残っていません。
北広島市は、比較的新しい住宅地です。——市の人口は55,882人・28,694世帯(令和8年7月31日現在)。札幌のベッドタウンとして開発されてきた経緯があり、昭和56年以前の木造住宅の比率が低いと考えられます。つまり「築40年超の家が少ない」=「まだ塗り替えの1回目〜2回目」という家が多いということでもあります。
もし1981年(昭和56年)5月以前に建った木造住宅にお住まいなら、枠が1件でも狙う価値はあります。——競争相手が少ないからです。年度の初め(4月)に建築課へ連絡してください。
市が案内している国の3制度
北広島市は「その他の住宅施策」として、国の制度を3つ外部リンクで紹介しています。——いずれも市の制度ではなく、塗装そのものには出ませんが、何が使えて何が使えないかを整理しておきます。
| 制度 | 中身 | 塗装は |
|---|---|---|
| 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 窓・断熱材などの断熱改修への補助 | ×(断熱性能が上がる工事に限る) |
| グリーンリフォームローン | 住宅金融支援機構の融資。省エネ改修が対象 | ×(そもそも補助ではなく借入) |
| 子育て支援型共同住宅推進事業 | 賃貸住宅の事故防止・防犯対策への補助 | ×(持ち家の塗り替えとは無関係) |
「断熱リフォーム」と「外壁塗装」は別物です。——ここは間違えやすいところなので書いておきます。塗料には遮熱・断熱をうたう商品がありますが、国の断熱リフォーム補助は「窓や壁に断熱材を入れて、住宅全体の断熱性能を計算で示す」ことを求めます。塗るだけでは、その計算に乗りません(遮熱塗料の効果)。
「この塗料なら国の補助が出ます」と言う業者がいたら、その場で契約せず確認してください。——どの制度の、どの区分で申請するのかを書面で示せるかが判断材料になります(悪質業者の見分け方)。
「住まいの相談カウンター」があります
補助が無い市で、これは知っておく価値があります。——北広島市は令和6年4月から、こういう窓口を設けています。
「住まい全般に関する相談ができる『住まいの相談カウンター』を設置しました。どこに相談して良いかわからない、不動産会社には行きにくいなど相談できなかったことも市職員がお話を聞き、悩み解決に官民連携で取り組みます」
場所:市役所4階 建設総務課内/電話 011-372-3311(代表)
「業者に聞く前に、中立の立場の人に聞ける場所」——これは、補助金より価値がある場合があります。見積書を持って行って「この内容は妥当か」を相談できるかどうかは、電話で確認してみてください。
では、塗り替えたい人はどうするか
北広島市に、塗装に出る補助はありません。——選べる道は3つです。
| 道 | 中身 |
|---|---|
| ①耐震と組む | 昭和56年5月31日以前の木造住宅なら、耐震改修(限度30万円)の足場で外壁も塗る。ただし予定件数は年1件、交付決定まで60日。次年度の4月に動く前提です |
| ②国の制度を見る | 市も「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」「グリーンリフォームローン」を案内しています。ただし断熱や融資で、塗装そのものには出ません |
| ③見積もりで詰める | これが現実的な多数派です。補助が使えない以上、金額を動かせるのは見積書の中身だけになります |
③を選ぶなら、見るところは4つだけで足ります。——①数量と単位の列(㎡・m・箇所)が入っているか、②外壁塗装の数量(㎡)が他社と揃うか、③備考欄に塗料のメーカー名と商品名があるか、④保証年数が外壁と屋根で分かれていないか(見積書のチェック項目)。
隣の市では出ることがあります。——江別市は商工会議所が工事費の10%(上限10万円)、石狩市は10%・上限15万円で「塗装・コーキング含む」と明記しています。ただし、いずれも「その市に住んでいること」が条件なので、北広島市民は使えません。
北広島の家で、塗る前に見るところ
北広島市は札幌に隣接する内陸の市で、冬は雪、夏は内陸らしい暑さがあります。
- 凍害——外壁材に染み込んだ水が凍って膨らみ、内側から壁を壊す現象です。塗装で直るものではありません。下地が傷んでいるので、上から塗っても数年で同じことが起きます。塗る前に「水が入る道」を止める必要があります(シーリングの打ち替え/雨漏りの原因)
- 雪の重み——雨どい、雪止め、下屋の板金。足場があるうちに一緒に見てもらうのが効率的です
- 塗れる期間は5月から10月——塗料は気温5℃以下では基本的に施工できません。本州の半分しかありません(季節と工期)
- 札幌に近いぶん、選べる業者は多い地域です——補助の縛りが無いということは、市外の会社にも頼めるということでもあります。市内業者限定の市より、比較の幅は広く取れます
見積もりのときに、こう聞いてください。——「凍害は出ていますか。出ているなら、塗る前に何をしますか」。この質問に具体的に答えられるかどうかで、北海道の現場を分かっている業者かが判別できます。
よくある質問
北広島市で、外壁塗装に助成は出ますか?
出ません。市が公開している「住宅施策一覧」に載っている制度は2つだけで、①住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金(太陽光・蓄電池・ペレットストーブの設置)と②木造住宅の耐震診断・改修補助です。どちらも塗装は対象外で、令和8年度は両方とも受付を終了しています。
省エネの補助で、外壁の断熱改修はできませんか?
できません。北広島市の補助は太陽光発電システム・定置用蓄電池・ペレットストーブの3つの機器だけが対象です。小樽市や札幌市は窓や壁の断熱改修を対象にしていますが、北広島市はそこも入っていません。
耐震の補助はいくら出ますか?
耐震診断は経費の3分の2以下・限度4万円、耐震改修工事は限度30万円です。対象は昭和56年5月31日以前に建築か着工された、木造在来工法・地上2階以下の住宅。ただし予定件数は「耐震診断補助1件、耐震改修補助1件」——年に各1件です。また交付決定通知まで60日程度かかり、決定後でないと契約・着手できません。
今年はもう間に合いませんか?
令和8年度は、両方とも受付が終わっています。——省エネ補助は7月31日、耐震補助は8月31日まででした。次年度に使うつもりなら、4月に動くことです。とくに耐震は枠が各1件で交付決定まで60日かかるので、年度初めに建築課(内線4204)へ相談するのが現実的です。
相談できる窓口はありますか?
あります。市は「住まいの相談カウンター」を市役所4階の建設総務課内に設置しています。市の説明は「どこに相談して良いかわからない、不動産会社には行きにくいなど相談できなかったことも市職員がお話を聞き、悩み解決に官民連携で取り組みます」。業者に聞く前に、中立の立場の人に聞ける場所です。電話は011-372-3311(代表)。
隣の市の補助は使えませんか?
使えません。——江別市(商工会議所が工事費の10%・上限10万円)や石狩市(10%・上限15万円で「塗装・コーキング含む」と明記)には制度がありますが、いずれも「その市に住民票があること」が条件です。住んでいる市の制度しか使えません。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
北広島市の公式ページを2026年9月7日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。次年度の申請を検討する際は、担当課へ確認してください。
- 北広島市「住宅施策一覧」(掲載日2024年4月1日/市で実施する主な住宅施策は2つ——住宅用省エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金(環境課)、木造住宅の耐震診断・改修補助(建築課)/「限られた予算内で実施するため、すでに受付を終了している場合があります」/その他の住宅施策として国の3制度を紹介)
- 北広島市「北広島市住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金(募集終了)」(掲載日2026年8月31日/制度の趣旨・補助金額(太陽光1kWあたり10,000円・限度30,000円/定置用蓄電池50,000円/ペレットストーブ50,000円)・申込期間 令和8年4月1日〜7月31日・補助予定件数・申し込み多数の場合は抽選)
- 北広島市「木造住宅の耐震診断・改修補助【令和8年度 受付終了】」(掲載日2026年9月1日/対象・対象となる建築物・受付期間 令和8年4月1日〜8月31日・予定件数 耐震診断補助1件、耐震改修補助1件・補助金額(診断3分の2以下・限度4万円/改修 限度30万円)・北海道の「耐震診断・耐震改修技術者名簿」登録者に限ること・交付決定通知まで60日程度)
- 北広島市「『住まいの相談カウンター』を設置しました。」(掲載日2024年4月1日/市役所4階建設総務課内/「どこに相談して良いかわからない、不動産会社には行きにくいなど相談できなかったことも市職員がお話を聞き、悩み解決に官民連携で取り組みます」)
- 最終確認日:2026年9月8日。北広島市の「住宅施策一覧」と、省エネ機器補助の個別ページをこの日に開いて確認しました。市が住宅施策として挙げている制度は2つのままで、省エネ機器補助は令和8年7月31日、耐震補助は令和8年8月31日で受付が終了しています(市のメニューにも「木造住宅の耐震診断・改修補助【令和8年度 受付終了】」と表示されています)。太陽光1kWあたり10,000円・限度30,000円/定置用蓄電池50,000円/ペレットストーブ50,000円という金額と、窓口が環境衛生課であることも記載どおりでした。
- 北広島市「住宅施策一覧」を開く——次年度の受付開始はここで告知されます。年度が変わったら確認してください
- 北広島市「住宅施策一覧」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
住まい全般の相談=建設部 建設総務課「住まいの相談カウンター」(市役所4階)
耐震=建設部 建築課(内線4204)/省エネ機器=市民環境部 環境衛生課(内線4122)
〒061-1192 北海道北広島市中央4丁目2番地1/代表電話 011-372-3311
開庁時間 8時45分〜17時15分(土日祝および12月29日〜1月3日は休み)
北海道のほかの市も調べています。——北海道の助成金まとめ/札幌市/小樽市/江別市/石狩市/帯広市/千歳市/苫小牧市/恵庭市/伊達市/滝川市/登別市/室蘭市/根室市/網走市/富良野市/北見市/釧路市/旭川市/函館市/北斗市/美唄市。隣の市で出て、自分の市では出ないことがあります(制度の型の見分け方/助成金ガイド/業者の選び方)。