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【2026年度】成田市の外壁塗装に使える助成金
空き家なら出ます空家改修補助金の対象工事に「屋根・壁」。耐震との併用込みで上限175万円
- まず前提
- 成田市に一般のリフォーム助成はありません。いま住んでいる家の塗り替えに使える制度はゼロです
- 市の書き方
- 空家改修補助金の対象工事=「補助対象空き家の屋根・壁・内装や風呂・トイレなどの設備の改修に掛かる費用(増築や外構工事、家具に掛かる費用などは対象外)」
- いくら
- 住宅用は2分の1・上限50万円(事業用は100万円)。成田市空家バンク登録物件は10万円加算で最大60万円
- 併用できます
- 市が「改修する住宅が耐震基準に満たない場合は、耐震改修補助も受けられます」と明記。50万+10万+115万=上限175万円
- 入口
- 市外からの転居だけでなく「市内の賃貸住宅又は自己所有でない住宅から転居する方」も対象。市内の親世帯からの世帯分離も例に挙がっています
- 順番
- 「補助金を申請して交付決定を受けてから、契約締結し」——工事着手後の申請は受けられません。受付は4月1日から10月末が目安
- 耐震
- 5分の4以内・上限115万円。工事費に設計費と工事監理費を含む。代理受領で差額分だけ用意すれば済みます
- 業者の条件
- 耐震の診断・設計・工事監理は市に登録された「住宅耐震診断士」に限られます
「成田市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に答えを書きます。いま住んでいる家の塗り替えに使える制度は、成田市にはありません。ただし空き家を買って直す場合は話が別で、空家改修補助金の対象工事に「屋根・壁」が名指しされています。しかも成田市は珍しく、耐震改修の補助との併用を市自身が案内していて、上限を足すと175万円。空港の騒音区域なら、壁と天井の防音工事という別枠もあります。どの入口なら塗り替えの費用に届くのか、市の原文を引きながら順に見ていきます。
千葉県内の20市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——成田市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は千葉県の助成金まとめにあります。
千葉市/船橋市/松戸市/市川市/柏市/市原市/八千代市/習志野市/流山市/佐倉市/野田市/印西市/茂原市/袖ケ浦市/浦安市/木更津市/鎌ケ谷市/我孫子市/山武市
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/千葉県の外壁塗装 悪質業者リスト
このページの内容全16項目
- 先に結論——市の制度は空き家に寄っています
- 補助対象工事に「屋根・壁」。外構は対象外
- 住宅用50万円、事業用100万円。空家バンク登録なら10万円加算
- 市が「耐震改修補助も受けられます」と併用を明記
- 入口は「転居」——市外からでなくても使えます
- 契約締結前に申請。受付は4月1日から10月末が目安
- 耐震改修は5分の4・115万円。設計費と工事監理費も入ります
- 代理受領なら「差額分を用意すればよい」
- 設計と工事監理は市登録の「住宅耐震診断士」に限られます
- 断熱窓は4分の1・上限8万円
- 空港の騒音区域なら、壁と天井の防音工事が対象になります
- 制度が使えない家では、どこを見るか
- 結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円
- 国の補助金なら使えますか
- よくある質問
- 参考にした情報
先に結論——市の制度は空き家に寄っています
成田市には、工事の種類を問わずに住宅の修繕費を出す、いわゆる住宅リフォーム助成がありません。「手当・補助・制度」の一覧をひととおり開いて確かめました。住宅の工事に関わるのは、次の6本です。
成田市の住宅向けの補助(2026年度)
①空家改修補助金——住宅用は2分の1・上限50万円、事業用は2分の1・上限100万円。対象工事に「屋根・壁」
②住宅耐震診断等助成——3分の2以内・上限8万円(マンションの予備診断は10万円)
③住宅耐震改修助成——5分の4以内・上限115万円
④特定空家等除却工事費補助金——2分の1・上限50万円
⑤住宅用省エネルギー設備設置費補助金——断熱窓は4分の1・上限8万円
⑥民家防音工事補助制度——空港の騒音区域。壁と天井の防音工事まで
塗り替えの費用が乗るのは①だけです。ただし成田市の①は、当サイトが調べた空き家系の制度のなかでも書き方が具体的で、しかも耐震との併用まで市が認めています。順に見ます。
千葉県の助成金で市ごとに調べています。佐倉市や野田市とは制度の形が違うので、県内の他市の情報を当てはめないでください。
補助対象工事に「屋根・壁」。外構は対象外
空家改修補助金の対象工事は、1行で書かれています。短いのですが、判断に必要なことが全部入っています。
「補助対象空き家の屋根・壁・内装や風呂・トイレなどの設備の改修に掛かる費用(増築や外構工事、家具に掛かる費用などは対象外)。」
「屋根・壁」が先頭に来ています。そして除外されるのは増築・外構工事・家具。塗装という語こそありませんが、屋根と壁の改修が名指しされていて、外構だけが外れている——外壁の塗り替えを持ち込む条件としては、かなり通しやすい書き方です。
| 市の書き方 | 外壁塗装から見ると |
|---|---|
| 屋根・壁の改修 | 建物本体の屋根と外壁。ここに入ると読めます |
| 内装、風呂・トイレなどの設備 | —— |
| 外構工事は対象外 | 塀・門扉・カーポートの塗り替えは外れます |
| 増築は対象外 | 床面積が増える工事は不可 |
ただし「外壁塗装は対象」と市が書いているわけではありません。「屋根・壁の改修」に塗り替えが含まれるかどうかは、申請の段階で建築住宅課(0476-20-1564)に確認してください。成田市は契約より前に見積書を提出する制度設計なので、その段階で答えが出ます。
住宅用50万円、事業用100万円。空家バンク登録なら10万円加算
金額は用途で二本立てです。
| 区分 | 補助額 | 改修後の用途 |
|---|---|---|
| 住宅用改修 | 補助対象経費の2分の1(上限50万円) | 居住の用に供するもの |
| 事業用改修 | 補助対象経費の2分の1(上限100万円) | 宿泊施設、交流施設、体験学習施設、創作活動施設、文化施設、レストラン、カフェ、商業施設、テレワーク施設など |
そして加算があります。
「成田市空家バンク登録物件は、補助額に10万円加算」
住宅用なら最大60万円。同じ空き家を買うなら、市の空家バンクに載っている物件かどうかで10万円変わるということです。1,000円未満は切り捨てです。
対象になる空き家の条件は4つ。「1年以上使用されていない一戸建ての住宅(併用住宅含む)であること」「確認済証の交付を受けていること」「都市計画法等に適合していること」「防災の視点から危険な区域(土砂災害警戒区域等)に存しないこと」。確認済証が要るので、古すぎて書類が残っていない家は入口で止まる可能性があります(中古住宅の外壁塗装)。
市が「耐震改修補助も受けられます」と併用を明記
ここが成田市のいちばん大きい特徴です。多くの市は「他の制度による補助金の交付を受けようとするものは対象外」と書きますが、成田市は逆のことを書いています。
「改修する住宅が耐震基準に満たない場合は、耐震改修補助も受けられます。以下のリンクより、詳細を確認できますので、併せてご検討ください。」
空家改修補助金のページから、耐震改修助成のページへ市が誘導しています。金額を足すとこうなります。
| 制度 | 上限 |
|---|---|
| 空家改修補助金(住宅用) | 50万円 |
| 空家バンク登録物件の加算 | 10万円 |
| 住宅耐震改修助成 | 115万円 |
| 合計 | 175万円 |
耐震診断の8万円も別に出ます。古い一戸建てを買って直す場合、成田市は当サイトが調べたなかでも上位の条件です。——ただし同じ工事費を二重に計上できるという意味ではありません。耐震補強の費用と、それ以外の改修の費用を分けて申請する形になります。だから見積書は最初から工事ごとに割っておく必要があります(見積書の内訳の読み方)。
入口は「転居」——市外からでなくても使えます
住宅用改修の対象者は、次のどちらかです。
- 「市外から補助対象空き家へ転居する方」
- 「市内の賃貸住宅又は自己所有でない住宅から補助対象空き家へ転居する方」
2つめを読み飛ばさないでください。市が例に挙げているのは「移住・定住の促進(市外から転入、市内の親世帯から世帯分離、市内賃貸住宅から転居など)」。成田市内の賃貸に住んでいる方や、親と同居していて世帯を分ける方も入口に立てます。移住者限定ではありません。
共通の条件は、市税の滞納がないこと、暴力団員等でないこと、そして「改修目的の用途に10年以上活用すること」です。
契約締結前に申請。受付は4月1日から10月末が目安
成田市は手続きの順番をはっきり書いています。
「補助金を申請して交付決定を受けてから、契約締結し、空家改修工事を実施してください。工事着手後の申請は受けられませんので、ご注意ください。」
申請に必要な書類のなかに「空家改修に係る見積書の写し」と「補助対象空家の現状が確認できる写真」があります。見積書と着工前の写真が、契約より前に要るということです。
- 受付期間——「4月1日から10月末までを目安」。ただし「改修工事の内容によっては、10月以降の受付をすることができる場合がありますので、ご相談ください」。
- 完了期限——「補助金申請年度の2月末までに対象工事を終え、実績報告をする必要があります」。
- 予算——「なお、予算がなくなり次第、受付は終了となります」。
- その後——「交付決定を受けた翌年度より、毎年度2月末日までに活用状況の報告を行う必要があります」。
最後の1つは見落とされやすいところです。10年活用の約束があるので、報告も毎年続きます。
耐震改修は5分の4・115万円。設計費と工事監理費も入ります
耐震のほうを見ます。市は令和7年度に上限を引き上げています。
「補助の対象となる工事費の5分の4以内の額(1,000円未満切り捨て(上限115万円))」
そして、対象になる費用の範囲が広い。
「工事費には設計費及び工事監理費を含みます」
設計と工事監理まで補助対象の工事費に含められる市は、そう多くありません。耐震改修は設計と監理が必須なので、実質的な上乗せになります。二段階で進める場合の扱いも決まっています——「二段階耐震改修工事の場合は、段階ごとに57.5万円が限度となります」。
診断のほうは3分の2以内・上限8万円(戸建て)、マンションの予備診断は3分の2以内・上限10万円です。対象者は「耐震改修工事を行おうとする住宅を市内に所有している方」で、市税の滞納がないこと。居住していることは条件に挙がっていません。
期限は診断と改修で違うので、そこだけ注意してください。
| 制度 | 受付期間の目安 | 完了期限 |
|---|---|---|
| 耐震診断等 | 4月1日から12月末 | 申請年度の1月末までに診断を終える |
| 耐震改修 | 4月1日から10月末 | 申請年度の1月末までに工事を終える |
| 空家改修 | 4月1日から10月末 | 申請年度の2月末までに工事と実績報告 |
代理受領なら「差額分を用意すればよい」
成田市は耐震の診断と改修の両方に代理受領制度を置いています。市の説明はこうです。
「補助金の申請者が設計・工事監理及び工事を行った業者に委任をし、補助金の受領を代理で行う制度です。この制度を利用することで、申請者は工事費と補助金の差額分を用意すればよくなり、当初の費用負担が軽減されます。」
115万円を立て替えなくていい、という意味です。耐震改修は工事費が大きくなりがちなので、手元資金の面でここが効きます。市は工事費150万円の場合の図まで載せています。診断のほうの代理受領は令和6年度から導入されました(診断費15万円の例が示されています)。
ただし代理受領は業者側が対応してくれないと使えません。見積もりを取る段階で「成田市の代理受領に対応できますか」と聞いておいてください(業者の選び方)。
設計と工事監理は市登録の「住宅耐震診断士」に限られます
成田市の耐震制度には、他市より強い縛りがあります。
「耐震改修設計と工事監理は、市に登録されている『住宅耐震診断士』に行ってもらう必要があります。」
診断のほうも同じです。「耐震診断は、市に登録されている『住宅耐震診断士』に行ってもらう必要があります」。市内業者かどうかではなく、市の名簿に載っているかどうかで決まります。
名簿は市が公開していて、当サイトが確認した時点では「住宅耐震診断士名簿(令和8年6月22日現在)」というPDFが掲載されていました。市は同時に「住宅耐震診断士を募集します」という案内も出しています。塗装業者に耐震も一緒に、と頼む前に、その会社が名簿に載っているかを確かめてください。
断熱窓は4分の1・上限8万円
塗装そのものではありませんが、足場を組むときに一緒に検討されやすいので触れておきます。成田市の住宅用省エネルギー設備設置費補助金には、既存住宅の窓を断熱窓に改修する枠があります。
「補助金額=(設備の購入費+設備の工事費-消費税と地方消費税-国等からの補助金)の4分の1」
上限は8万円。計算式のなかに「-国等からの補助金」が入っているところが重要です。国の窓リノベ系の補助を使った場合、その分を引いた残りの4分の1になります。併用はできるが、二重には出ないという設計です。
申請期間は令和9年3月末まで(電気自動車・V2H・集合住宅用充電設備は令和9年3月10日必着)。窓口は市役所5階の環境計画課で、こちらは設置・購入した後に申請する後払い型です。空き家改修や耐震とは順番が逆なので、混同しないでください。写真は「設置する前の設置予定場所」も要ります。
空港の騒音区域なら、壁と天井の防音工事が対象になります
成田市には成田国際空港があります。騒音区域内の住宅には、市の補助とは別枠の、規模のまったく違う制度があります。
「成田国際空港周辺の一定の騒音区域内において、航空機騒音による障害を軽減するために、住宅の所有者等が基準に定められた民家防音工事を実施する際に、その費用の全部または一部を補助しています。」
工事の中身は区域と騒音の大きさで変わります。
| 騒音区域 | 工法 | 施工内容 |
|---|---|---|
| 第一種区域(66〜73デシベル未満) | B工法 | 天井と壁の防音工事(減音材使用)/防音サッシの取り付け/空気調和機器の設置補助 |
| 第一種区域(62〜66デシベル未満) | C工法 | 防音サッシの取り付け/空気調和機器の設置補助 |
| 隣接区域 | C-3工法 | 3mmガラスを5mmガラスに交換/木製建具のアルミサッシ化/空気調和機器の設置補助 |
事業主体は原則として成田国際空港株式会社で、市はそこに上乗せする形です。市も工事費用を助成しています——「空港会社が事業主体として実施する、住宅改築併行防音工事、空気調和機器の更新工事、及び告示日後住宅防音工事における空気調和機器設置工事については、住民自己負担額の軽減を図るため、空港会社に併せて成田市も工事費用の助成を行っています」。
そしてもう1つ、毎年続く補助があります。成田市民家防音家屋等維持管理費補助金です。
| 補助金(年額) | 騒防法第一種区域 | 隣接区域 |
|---|---|---|
| 主棟(主たる住宅) | 46,000円 | 23,000円 |
| 別棟(主棟以外の住宅) | 20,000円 | 10,000円 |
| 空調施設・冷暖房機1台 | 100,000円 | 32,000円 |
| 空調施設・冷暖房機2台 | 146,000円 | 48,000円 |
| 空調施設・冷暖房機3台以上 | 176,000円 | 48,000円 |
毎年です。対象は「毎年度1月1日現在、成田市における補助対象家屋に居住し、かつ、成田市の住民基本台帳に記録されている方」で、市から3月上旬ごろに申請書類が送られてきます。貸家は対象外。自分の家が区域に入るかどうかは、市が公開している区域図(北側・南側)と空港対策課(0476-20-1521)で確認できます。
制度が使えない家では、どこを見るか
空き家でもなく、騒音区域でもない普通の持ち家なら、塗り替えの費用は自分で全部持つことになります。それでも押さえておくと効くところを3つ。
- ①サッシまわりを一緒に見てもらう——成田市の制度は、防音でも断熱でも窓が主役です。外壁の塗り替えで足場を組むときは、サッシ廻りのシーリングが劣化していないかを同時に確認するのが効率的です(シーリング(コーキング)/アルミサッシの塗装)。
- ②工事ごとに割った見積書をもらう——成田市は空き家改修と耐震改修の併用を認めていて、そのためには費用を分けて出す必要があります。補助を使わない場合も、割れていない見積書は比べられません(見積書のチェック項目)。
- ③契約前に決めきる——この市の補助はすべて「交付決定を受けてから契約」です。将来どれかを使う可能性があるなら、契約を急がない癖をつけておくだけで選択肢が残ります(一括見積もりサービス)。
千葉県内では佐倉市・野田市・柏市も調べています。同じ千葉でも、補助の形と手続きの順番が変わります。
結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円
成田市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 住宅取得費・住宅賃借費・引越費用・住宅リフォーム費用 |
| 対象外 | 市の「補助対象経費」のページをご確認ください |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日(必着)。申請は原則1回限り・予算の都合で途中終了の場合あり |
| 窓口 | 成田市(国籍要件は設定されていません。前年度に助成を受けて上限額に達していない夫婦も対象) |
成田市は外壁塗装を名指ししていません。リフォーム費用の定義も、対象外の一覧も、市は公表していませんでした。対象工事の範囲が読めない以上、塗り替えが入るとも入らないとも書けません。申請より先に電話で確かめてください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
成田市に、外壁塗装の補助金はありますか?
住み続けている家の塗り替えを支える制度は置かれていません。——住宅リフォーム助成そのものが無いためです。補助が動くのは空き家を買って直すときで、その場合は空家改修補助金の対象工事の先頭に「屋根・壁」が書かれています。
いくらもらえますか?
住宅用の改修なら補助対象経費の2分の1・上限50万円です。——成田市空家バンクの登録物件なら10万円が加算されて最大60万円。事業用(宿泊施設、カフェ、テレワーク施設など)に改修する場合は2分の1・上限100万円になります。
外壁塗装は対象工事になりますか?
市は「屋根・壁…の改修に掛かる費用」と書いています。——塗装という語はありませんが、屋根と壁の改修が名指しされていて、外構工事は対象外と明記されています。塗り替えが含まれるかは建築住宅課(0476-20-1564)で確認してください。
塀やカーポートの塗り替えも対象になりますか?
外構工事として除かれます。——対象外に挙がっているのは「増築や外構工事、家具に掛かる費用など」。建物の屋根と壁は対象工事の先頭に書かれていますが、敷地内の塀や車庫はそこから外れる扱いです。
耐震改修の補助と一緒に使えますか?
使えます。市が明記しています。——空家改修補助金のページに「改修する住宅が耐震基準に満たない場合は、耐震改修補助も受けられます」とあります。空家改修50万円+空家バンク加算10万円+耐震改修115万円で、上限の合計は175万円です。
移住しないと使えませんか?
市内からの転居でも使えます。——対象者は「市外から補助対象空き家へ転居する方」または「市内の賃貸住宅又は自己所有でない住宅から補助対象空き家へ転居する方」。市は例として「市内の親世帯から世帯分離、市内賃貸住宅から転居など」を挙げています。
申請のタイミングはいつですか?
工事業者と契約を結ぶ前です。——市の案内は「補助金を申請して交付決定を受けてから、契約締結し、空家改修工事を実施してください。工事着手後の申請は受けられません」。受付は4月1日から10月末までが目安で、申請年度の2月末までに工事と実績報告を終える必要があります。
補助を受けた後、何かすることはありますか?
毎年の報告があります。——「交付決定を受けた翌年度より、毎年度2月末日までに活用状況の報告を行う必要があります」。改修目的の用途に10年以上活用することが条件なので、報告もその間続きます。
耐震改修はいくら出ますか?
工事費の5分の4以内で上限115万円です。——令和7年度に上限が引き上げられました。工事費には設計費と工事監理費が含まれます。二段階で改修する場合は段階ごとに57.5万円が限度です。
耐震の工事費を先に全額払う必要がありますか?
代理受領を使えば差額だけで済みます。——市は「申請者は工事費と補助金の差額分を用意すればよくなり、当初の費用負担が軽減されます」と説明しています。診断のほうも令和6年度から代理受領が導入されました。ただし業者側の対応が必要です。
耐震の業者に条件はありますか?
市に登録された「住宅耐震診断士」に限られます。——診断も、耐震改修の設計・工事監理も同じです。市は名簿をPDFで公開しています。市内業者かどうかではなく、名簿に載っているかどうかで決まります。
空港の騒音区域だと、何か使えますか?
民家防音工事の補助があります。——第一種区域(66〜73デシベル未満)ならB工法で「天井と壁の防音工事(減音材使用)」と防音サッシ、空気調和機器の設置補助まで。さらに毎年の維持管理費補助があり、主棟46,000円、冷暖房機1台なら100,000円(いずれも第一種区域・年額)です。窓口は空港対策課(0476-20-1521)です。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
成田市の公式ページを2026年9月6日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わることがあります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 成田市「結婚新生活支援事業(Marriage new life support grant)」(補助上限額=婚姻日時点で夫婦ともに29歳以下 60万円、夫婦ともに39歳以下(29歳以下の場合を除く)30万円/対象経費=住宅取得費、住宅賃借費、引越費用、住宅リフォーム費用/対象=令和8年1月1日から令和9年3月31日までに婚姻届を提出し受理された夫婦、および前年度に助成を受けているがまだ補助上限額に達していない夫婦/申請期間=令和8年4月1日から令和9年3月31日(必着)、申請は原則1回限り・予算の都合上、申請期間の途中で受付を終了する場合があります/再婚世帯も対象だが夫婦の一方または双方が本交付金による補助を過去に受けたことがある場合(他の自治体を含む)は対象外/「本補助事業に国籍要件は設定していません」)
- 成田市「空き家補助金について」(2025年4月1日更新/建築住宅課/成田市空家改修補助金・成田市特定空家等除却工事費補助金)
- 成田市「成田市住宅耐震改修助成制度のご案内」(2026年6月22日更新/補助金額・代理受領制度・手続きの流れ・住宅耐震診断士名簿)
- 成田市「成田市住宅耐震診断等助成制度のご案内」(2026年6月22日更新)
- 成田市「住宅用省エネルギー設備設置費補助金」および「断熱窓改修費補助金(個人申請の場合)」(2026年5月26日更新/環境計画課)
- 成田市「民家防音工事補助制度」(対象区域・工法別の施工内容・事業主体)
- 成田市「成田市民家防音家屋等維持管理費補助金」(補助金の種類と金額)
- 成田市「手当・補助・制度」(掲載制度の突合に使用)
- 成田市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
空家改修補助金・特定空家等除却・耐震診断・耐震改修=土木部 建築住宅課 0476-20-1564(市役所行政棟5階/〒286-8585 千葉県成田市花崎町760番地)
住宅用省エネルギー設備設置費補助金=環境計画課(市役所5階)
民家防音工事・維持管理費補助金=空港部 空港対策課 0476-20-1521(市役所行政棟3階)
市代表 0476-22-1111(令和8年7月1日から開庁時間が午前9時〜午後4時30分に変更)
千葉県内のほかの市も調べています。——千葉県の助成金/佐倉市/野田市/柏市/流山市/隣の印西市(補助対象経費に「屋根、外壁」と明記)。市が変われば、答えも順番も変わります(助成金ガイド)。