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【2026年度】流山市の外壁塗装に使える補助金
塗装には出ませんただし耐震改修なら工事費の8割、上限100万円
- 外壁塗装は
- 流山市に、外壁塗装そのものへ出る助成はありません
- 耐震なら
- 設計費・工事監理費・工事費を合わせた8割。上限100万円
- 対象が広い
- 平成12年5月31日以前に建った木造住宅。昭和56年で切る市より20年ぶん広い
- お金の心配
- 代理受領が使えます。補助の分は市から業者へ直接払われます
- 診断は
- 費用の3分の2、上限5万円。まずここから
- 窓なら
- 断熱窓は上限16万円。ただし対象になる製品が決まっています
- 注意
- 市は「市から委託を受けて営業している」とかたる訪問販売に注意を出しています
流山市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。先に結論を書きます。流山市に、外壁塗装へ出る助成はありません。市の補助制度を一通り開いて確認しました。ただ、それだけで閉じるのは早い。流山市の耐震改修の補助は、工事費の8割が出ます。しかも対象が平成12年5月までと広く、昭和56年で線を引いている市より20年ぶん多くの家が入ります。お金を先に全部用意しなくていい仕組みもあります。
千葉県内の20市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——流山市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は千葉県の助成金まとめにあります。
千葉市/船橋市/松戸市/市川市/柏市/市原市/八千代市/習志野市/佐倉市/成田市/野田市/印西市/茂原市/袖ケ浦市/浦安市/木更津市/鎌ケ谷市/我孫子市/山武市
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/千葉県の外壁塗装 悪質業者リスト
このページの内容全18項目
先に結論。流山市に外壁塗装の助成はありません
ひとことで言うと、こうです。
①外壁塗装そのものに出る助成は、流山市にありません。
②ただし耐震改修なら、工事費の8割・上限100万円。
③しかも対象が平成12年5月までと、多くの市より20年ぶん広い。
市の住宅関係の補助を一通り開きました。あるのは耐震(診断・改修)、通学路沿いのブロック塀の除却、省エネ設備の3系統です。リフォーム全般への補助や、外壁塗装を名前で挙げた制度はありませんでした。
ただ流山市は、耐震まわりの作りが手厚いほうです。対象年代の広さ、補助率、代理受領、業者リスト——この4つが揃っている市は多くありません。順に見ていきます。
市が訪問販売に注意を出しています
本題に入る前に、ひとつ伝えておきたいことがあります。流山市が、補助金のページの冒頭で警告を出しています。省エネ設備の補助金のページです。
「現在、『流山市から委託を受けて省エネルギー設備等の営業を行っている。』等とかたり、訪問販売で契約を迫る業者が確認されています。流山市では特定の業者に営業・販売を委託するようなことは一切ありません。」
手口が具体的に書かれています。「市から委託を受けている」と名乗る——これが実際に使われているということです。
覚えておいてほしいのは、1点だけです。
市が業者に営業を委託することは、ありません。補助金の制度は市の窓口が案内するもので、業者が家を回って売り歩くものではない。
「市から来ました」「市の補助が使えます」と言われたら、その場で契約せず、市に電話してください。環境政策課の番号は04-7150-6083です。
外壁塗装でも同じことが起きます。補助金を理由に急がされる契約は、まず疑ってよい。市の制度は契約より先に申請するのが原則なので、「今日契約すれば使えます」は仕組みと逆になります。業者の選び方は業者の選び方、見積もりの取り方は見積もりの取り方にまとめています。
耐震改修は「工事費の8割」
流山市の木造住宅耐震改修助成事業は、補助金の額をこう定めています。
「耐震設計費、工事監理費および工事費の合計の8割の額 ただし100万円が限度です。」
補助率8割は、住宅向けの補助としてかなり高い部類です。しかも対象になるのが工事費だけでなく、設計費と工事監理費も含まれます。耐震改修は設計にもお金がかかるので、ここが入るかどうかで負担が変わります。
工事監理費(こうじかんりひ)とは
設計どおりに工事が行われているかを、設計した人が現場で確かめる仕事の費用です。施工する会社とは別の人がチェックする、という仕組みになっています。
対象が20年ぶん広いのが流山の特徴です
耐震補助の対象は、多くの市が昭和56年5月31日以前で線を引いています。建築基準法の耐震基準が変わった日です。流山市は違います。
「平成12年5月31日以前に建築された住宅」
平成12年(2000年)にも木造住宅の基準が変わりました。柱の接合部の金物や、壁の配置バランスの規定が入った改正です。流山市はここまでを対象にしています。
| 建った時期 | 多くの市 | 流山市 |
|---|---|---|
| 昭和56年5月31日以前 | 対象 | 対象 |
| 昭和56年6月〜平成12年5月 | 対象外のことが多い | 対象 |
| 平成12年6月1日以降 | 対象外 | 対象外 |
つまり昭和56年から平成12年のあいだに建った家が、流山市では補助の対象に入ります。この年代の家は「新耐震だから大丈夫」と思われがちですが、2000年の改正前という点では中間の世代にあたります。外壁塗装を考える築25年から45年くらいの家は、ちょうどここに重なります。
同じ千葉県内では柏市も平成12年5月31日以前を対象にしています。千葉市は診断と改修で対象年代が違うという作りでした。
「8割」とは、実際いくらか
設計費・工事監理費・工事費の合計に対して8割、上限100万円。実際の金額を当てはめます。
| 設計費+工事監理費+工事費 | 市から出る額 | 自分で払う額 |
|---|---|---|
| 50万円 | 40万円 | 10万円 |
| 100万円 | 80万円 | 20万円 |
| 125万円 | 100万円(上限に到達) | 25万円 |
| 150万円 | 100万円 | 50万円 |
| 200万円 | 100万円 | 100万円 |
上限に届くのは125万円のときです。そこまでは自己負担が2割で済みます。木造住宅の耐震改修は100万円台に収まることが多いので、多くの場合8割が効いてくる計算になります。
なお補助対象経費は、所得税から控除される額を差し引いて計算します。市は「租税特別措置法第41条の19の2の規定により所得税額から控除される金額を控除した額」と書いています。耐震改修の減税を使う場合は、その分が引かれるという意味です。
工事費を立て替えなくて済みます
補助金は、ふつう工事が終わってから振り込まれます。つまり工事費はいったん全額を自分で払う必要がある。流山市には、それを避ける仕組みがあります。
「改修費用支払い時の、費用の一時負担が軽減されます。」
代理受領制度といいます。補助金の分を市が業者へ直接払うので、自分は差額だけを用意すれば済みます。工事費125万円で補助100万円なら、手元に用意するのは25万円です。
流山市はこの制度を、耐震改修だけでなく耐震診断とブロック塀の除却にも用意しています。それぞれ専用の案内が市のページに置かれています。
使うときに必要なこと
業者がこの制度に対応している必要があります。見積もりの段階で「代理受領に対応できますか」と聞いてください。この一言で、手続きに慣れている業者かどうかも見えます。
市が施工業者のリストを公開しています
流山市は、耐震改修のページに「過去5年間で耐震改修工事の施工を行った市内事業者」を五十音順で載せています。設計と工事監理については「流山市木造住宅耐震診断士名簿」があります。
耐震改修の施工者は市内の事業者に限られるので、このリストは実質的に選択肢の一覧になります。実際にこの補助を使った工事をやったことがある会社ということでもあり、手続きに慣れている可能性は高い。
ただし、リストの中から選ばなければならない、という話ではありません。
リストは「安心して声をかけられる先」であって、「そこから選ばなければならない先」ではない。比べる相手がいなければ、金額は判断できません。リストから1〜2社、それ以外からも1社——という取り方をおすすめします(どこに頼むか)。
似たリストは松戸市にもあり、あちらは住所と電話番号まで載っています。市がここまで出すのは、それだけ「どこに頼めばいいか分からない」という相談が多いということでもあります。
まず診断から。3分の2・5万円
耐震改修の補助を使うには、先に耐震診断を受けて上部構造評点が1.0未満と出ている必要があります。その診断にも補助があります。
| 対象 | 補助率 | 上限 |
|---|---|---|
| 木造住宅(平成12年5月31日以前) | 3分の2 | 5万円 |
| マンション(昭和56年5月31日以前) | 3分の2以内 | 1戸4万円/1棟120万円 |
診断を行うのは、市に登録した流山市木造住宅耐震診断士に限られます。名簿が市のページに置かれています。
さらに流山市には無料の出張耐震相談もあります。市の職員と登録診断士が家まで来て相談に応じる、というものです。「診断を受けるかどうか決めかねている」という段階なら、ここから始めるのがいちばん負担がありません。
「評点1.0未満」とは、どういう状態か
補助の条件に出てくる「上部構造評点1.0未満」という言葉を、少し説明します。
評点は、地震への強さを数字にしたものです。
1.0=大きな地震でも倒壊しないとされる目安
1.0未満=倒れるおそれがある
——補助が使えるのは、診断で1.0を下回った家です。逆に言えば、診断を受けないと補助の入口に立てません。
市は改修後の目標も決めています。改修前が0.7未満なら1.0以上に、0.7以上1.0未満なら「改修前の評点+0.3以上」に上げること。低い家ほど、上げ幅も大きく求められるという作りです。
窓なら16万円。ただし条件が細かい
外壁ではありませんが、家の断熱に効くものとして断熱窓の補助があります。二重窓や内窓のことです。計算式はこうなっています。
「(購入費 + 工事費 - 消費税 - 地方消費税 - 他制度の補助金等の額) × 1/4(千円未満切り捨て)×2(上限160,000円)」
4分の1を2倍するので、実質は税抜きの費用の半分です。上限16万円。県費と市費を半分ずつ充てている、と市は説明しています。
ここは条件がかなり細かい制度です。市自身が「補助対象外の設備が多数あります!」と書いています。
・決められた団体に登録された製品であること
・窓全体の熱の伝わりやすさを表す数値が1.9以下であること
・設置前の写真が必要
・市内事業者から購入すること
——買ってから条件を知ると間に合いません。工事の前に環境政策課へ確認してください。
省エネの補助はほかに、太陽光発電、エネファーム、蓄電池などがあります。いずれも申請受付は令和8年7月21日から令和9年3月31日まで。予算に達すると期間内でも終了します。
ブロック塀は30万円
外壁塗装の見積もりを取るとき、業者は家の周りをぐるりと見ます。そのタイミングで塀の状態も見てもらえます。
「上限30万円 ただし、対象工事費の8割以下かつ塀の面積1平方メートルあたり3.5万円以下」
条件がひとつあります。小学校の通学路に面している塀に限られます。市は「学校長の指定する小学校通学路に面するものに限ります」と書いていて、対象かどうか分からない場合は問い合わせるよう案内しています。
除却したあとに軽量フェンスなどを設けるものも対象に含まれます。こちらにも代理受領があります。
過去に「外壁が対象」になった制度があります
これは今は使えない制度ですが、知っておく価値があるので書いておきます。流山市には被災住宅修繕緊急支援事業補助金という制度がありました。令和元年の台風15号・19号と10月25日の大雨で被害を受けた住宅が対象で、申請は令和2年12月31日で終了しています。
この制度の対象部位に、こう書かれていました。
「屋根、雨どい、外部に面する扉、窓、ガラス/内装材/柱、床、外壁、土台/設備関係」
外壁が入っています。金額は修繕費用の20%で、限度額50万円でした。
なぜこれを書くか。
災害で壊れた場合には、外壁も補助の対象になり得る——という前例が流山市にあるからです。2026年8月には千葉県で豪雨があり、市は被災された方への市営住宅の無償提供を行っています。
災害の被害を受けた場合は、「うちの市には外壁の補助はない」と決めつけず、まず市に問い合わせてください。平常時とは別の制度が立つことがあります。
なお当時の制度では、対象外の工事として「洗浄・消毒・防蟻処理」「壊れていない部分の改修、交換」が挙げられていました。被害を受けていない面まで一緒に塗り直す費用は入らない、という線引きです。
中古住宅を買う人には、市の相談窓口があります
流山市には住み替え支援制度があります。補助金ではありませんが、外壁塗装を考える場面と重なるので触れておきます。
市内の不動産業者・建設業者と、市内および近隣市の設計業者がひとつの支援組織をつくって市に登録し、市がその組織を公表する、という仕組みです。市の説明では、この組織がリフォームの提案や工事の見積もりまで請け負えるとされています。
相談会も開かれていて、市はこう書いています。
「相談会では30分程度の相談を実施していただいたあと、今後相談を続けたいかを選択していただけます。」
断りづらさへの配慮が制度に組み込まれているのが、この仕組みの特徴です。中古住宅を買ってリフォームを考えている方には、選択肢のひとつになります。
いつ、何をすればいいか
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま | 外壁の見積もりは補助を待たずに動けます。2社以上に声をかける |
| 平成12年5月以前の木造なら | まず無料の出張耐震相談。市の職員と診断士が家に来ます |
| 4月 | 耐震診断とブロック塀の受付開始。診断 → 改修の順です |
| 耐震改修をするなら | 令和8年度は受付終了。来年度に向けて診断を先に済ませておく |
| 見積もりの段階で | 業者に「代理受領に対応できますか」と聞く |
| 工事の前 | 補助は着工前の申請が原則。契約前に窓口へ |
| 窓もやるなら | 設置前の写真を撮っておく。買う前に対象製品か確認 |
| 足場を組むとき | 耐震改修をするなら同じ足場で外壁も塗ると足場代が1回で済みます |
塗り替えの時期の目安は塗り替えは何年ごとか、工事に向く季節は外壁塗装に適した季節にまとめています。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
補助が無い前提で、流山の家を見る
公費が入らないなら、値段を左右するのは業者の見立てと、こちらの聞き方だけになります。流山の家で、押さえておきたいところを3つ挙げます。
ひとつめは、築年数の集中です。流山市はつくばエクスプレスの開業以降に人口が増えた市で、おおたかの森や南流山の周辺には同じ時期に建った家がまとまっています。一方で、江戸川台や初石には昭和の住宅地が残っています。自分の家がどちらの層かで、考えることが変わります。築15年前後なら初回の塗り替え、築40年前後なら耐震と一緒に考える価値があります。
ふたつめは、江戸川と利根運河の風です。市の西を江戸川、北を利根運河が流れ、市街地の多くは台地の上にあります。川からの湿った風が当たる面は、北面でなくても苔や藻が出やすい。緑色や黒っぽい汚れが一面だけに濃く出ているなら、それはその面の環境です。現地を見た業者なら、その面だけ洗浄や下塗りの仕様を変えてきます。逆に4面すべてが同じ扱いで書かれた見積書は、家を見ずに坪数から起こした可能性があります。
みっつめは、足場を組む機会をどう使うかです。ここまで見てきたとおり、流山市の補助は課がばらけています。耐震は建築住宅課、窓と省エネは環境政策課、塀はまた建築住宅課。共通しているのは、どれも家の外まわりの工事だということです。
外壁塗装は足場を組みます。足場代は工事全体の2割前後を占めることもある費用で、1回組めば、そのあいだにできることは増えます。塀の状態を見てもらう、雨どいの詰まりを直す、耐震改修を同じ時期に当てる。補助が増えるわけではありませんが、足場代を二度払わずに済みます。
だから見積もりを取るときは、外壁のことだけ聞かないでください。「ほかに、いま足場があるうちにやっておいたほうがいいものはありますか」。この一言を足すだけで、業者が家をどこまで見ているかが分かります。何も出てこない業者と、雨どいや板金の話まで出てくる業者では、見ている範囲が違います。
見積書の読み方は見積書のチェック項目、業者の選び方は業者の選び方にまとめています。
国の補助金なら使えますか
市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
流山市で外壁塗装に助成金は出ますか?
出ません。流山市が住宅向けに持っているのは耐震関係、ブロック塀の除却、省エネ設備の補助で、外壁塗装を対象にしたものはありません(2026年9月4日に市の公式ページで確認)。
耐震改修と一緒に外壁を塗れば、塗装分も出ませんか?
市は補助対象経費を「耐震設計費」「工事費(耐震改修に係る工事に要する費用)」「工事監理費」と定めています。塗装は耐震改修に係る工事にあたらないため、補助の計算には入りません。
耐震改修の補助はいくら出ますか?
耐震設計費、工事監理費、工事費の合計の8割です。ただし100万円が限度です。
どんな家が対象ですか?
市民が自ら所有して住んでいる住宅で、平成12年5月31日以前に建築され、在来軸組構法で建てられた地上2階以下の一戸建てです。耐震診断で上部構造評点が1.0未満と出ていることが条件になります。
昭和56年より新しい家でも使えますか?
使えます。流山市は平成12年5月31日以前で線を引いています。昭和56年5月31日以前としている市が多いなかで、流山市は20年ぶん対象が広いことになります。
工事費を全額用意しないといけませんか?
いいえ。流山市には代理受領制度があります。市は「改修費用支払い時の、費用の一時負担が軽減されます」と説明しています。耐震診断とブロック塀の除却にも同じ制度があります。
工事を頼む業者に条件はありますか?
あります。耐震改修の施工者は流山市内の事業者に限られます。また耐震改修設計と工事監理を行うのは、流山市木造住宅耐震診断士に限られます。
どの業者に頼めばいいか分かりません。
市が「過去5年間で耐震改修工事の施工を行った市内事業者」を五十音順で公開しています。診断士についても「流山市木造住宅耐震診断士名簿」があります。ただしリストにある会社だけで決める必要はなく、比べる相手は自分で用意してください。
耐震診断はいくらですか?
木造住宅は診断費用の3分の2で、上限5万円です。マンションは3分の2以内で1戸あたり4万円、1棟あたり120万円が限度になります。
「上部構造評点1.0未満」とはどういう意味ですか?
家の地震への強さを数字にしたものです。1.0で「大きな地震でも倒れないとされる目安」に届き、これを割り込むと危ないという判定になります。流山市の補助は、1.0を下回った家が入口になります。
今年度の申請はまだできますか?
木造住宅耐震改修助成事業は、市のページに「令和8年度の受付は、終了いたしました。」と出ています(更新日 令和8年8月7日)。耐震診断とブロック塀の除却は4月1日から受付が始まっています。来年度を待つ場合も、診断だけは先に進めておけます。
窓の断熱工事に補助はありますか?
あります。断熱窓は「(購入費+工事費-消費税-地方消費税-他制度の補助金等の額)×4分の1×2」で、上限16万円です。ただし対象になる製品が決まっていて、窓全体の熱の伝わりやすさを表す数値が1.9以下であることが条件です。設置前の写真も必要になります。
省エネ設備の補助は誰から買ってもいいですか?
いいえ。流山市は「市内事業者から未使用の補助対象設備等を購入し、設置又は導入したこと」を条件にしています(電気自動車、エネファーム、充放電設備、リース契約の場合を除く)。
ブロック塀の除却に補助はありますか?
あります。上限30万円で、対象工事費の8割以下、かつ塀の面積1平方メートルあたり3万5千円以下という条件がつきます。ただし小学校の通学路に面する塀に限られます。
「流山市から委託を受けた」という業者が来ました。
市が名指しで注意している手口です。市は「流山市では特定の業者に営業・販売を委託するようなことは一切ありません。」と書いています。不審な営業を受けたら環境政策課へ連絡してください。
隣の八千代市も、令和8年度から対象を平成12年5月31日以前に広げました。ただし八千代は補助対象が工事費のみ(設計費と工事監理費は対象外)で、流山とは計算の仕方が違います。一方で八千代には耐震改修と併せたリフォーム補助があり、外壁の塗装が対象工事に入っています。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
流山市の公式ページを2026年9月4日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わることがあります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 流山市「木造住宅耐震改修助成事業」(更新日 令和8年8月7日/流山市木造住宅耐震改修助成事業実施要綱)
- 流山市「耐震診断助成事業」(更新日 令和8年4月1日/流山市耐震診断助成事業実施要綱・木造住宅耐震診断士名簿)
- 流山市「通学路沿いのブロック塀等の除却費の一部を補助」(更新日 令和8年4月1日/危険コンクリートブロック塀等除却工事費補助金交付要綱)
- 流山市「流山市住宅用省エネルギー設備等脱炭素化促進事業補助金」「断熱窓(二重窓・内窓等)」(更新日 令和8年8月1日)
- 流山市「被災住宅修繕緊急支援事業補助金」(更新日 令和3年3月30日/申請は令和2年12月31日で終了)
- 流山市「流山市住み替え支援制度」(更新日 令和7年12月22日/流山市高齢者住み替え支援要綱)
- 流山市の公式ページを開く——木造住宅耐震改修助成事業のページです。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
耐震診断・耐震改修・ブロック塀=建築住宅課
省エネ設備・断熱窓=環境政策課 04-7150-6083
住み替え支援=建築住宅課
千葉県内のほかの市も調べています。千葉県の助成金/野田市/柏市(流山と同じく平成12年まで対象)/松戸市(耐震とセットなら塗装が対象)/佐倉市(中古住宅を買った直後なら対象)/船橋市/千葉市。同じ千葉でも、市が変われば答えが変わります(助成金ガイド)。