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【2026年度】土浦市の外壁塗装に助成金は出ます。ただし塗料の種類で決まります
出ます。ただし遮熱・断熱塗料に限ります工事費の10分の1・上限10万円
- 対象
- 「屋根、外壁の断熱、遮熱塗装」が申請書のチェック欄に入っています
- 対象外
- 断熱又は遮熱の効果を有しない一般的な塗料を用いた塗装は対象外
- いくら
- 工事費の10分の1・上限10万円(工事金額10万円以上が条件)
- 今年度
- 受付は令和8年6月30日で終了。次は令和9年4月ごろの見込み
- 今年は
- 申請総額が予算に届かず抽選は実施されませんでした
- 業者
- 市内に本店または支店がある施工業者の工事であること
土浦市で「外壁塗装 助成金」と調べてこのページに来た方へ。土浦市は、外壁塗装に助成金が出る市です。ただし、どんな塗装でもいいわけではありません。市は対象と対象外を、塗料の種類ではっきり分けています。遮熱や断熱の効果がある塗料なら対象。ふつうの塗料なら対象外。——ここまで線が明快な市は多くありません。令和8年度の受付はすでに終わっていますが、今年は申請が予算に届かず、抽選が行われませんでした。つまり、出した人は通った年です。来年に向けて、いま知っておく価値があります。
このページの内容全18項目
茨城県内の18市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——土浦市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は茨城県の助成金まとめにあります。
水戸市/日立市/ひたちなか市/つくば市/古河市/筑西市/取手市/龍ケ崎市/守谷市/鉾田市/神栖市/笠間市/稲敷市/かすみがうら市/高萩市/牛久市/石岡市
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
先に結論。出ます。塗料次第です
ひとことで言うと、こうです。
①土浦市住宅リフォーム助成制度で屋根・外壁の遮熱、断熱塗装が対象になります。
②一般的な塗料を使った塗装は対象外。市が名指しで書いています。
③工事費の10分の1・上限10万円。市内業者の工事であることが条件。
多くの市は「塗装だけには出しません」と書いています。土浦市は違います。塗料の性能で線を引き、対象になるものを申請書の様式にまで書き込んでいます。
市の定義を、そのまま載せます
土浦市の手引きから、躯体の断熱改修の定義を引用します。
「屋根、外壁の断熱、遮熱塗装」
「外壁、屋根等外気と接している箇所に行う塗装で、一般的な塗料よりも高い断熱又は遮熱の効果を有する塗料(工法)を用いるもの。」
そして助成金交付申請書の様式には、チェックを入れる欄がこう並んでいます。
| 区分 | チェック欄 |
|---|---|
| 開口部の断熱改修 | 窓の断熱改修 |
| ドアの断熱改修 | |
| 躯体の断熱改修 | 外壁、屋根、天井、床の断熱改修 |
| 屋根、外壁の断熱、遮熱塗装 | |
| 高断熱浴槽 |
塗装が、独立したチェック欄として立っています。窓を替えるついでではなく、塗装そのもので申請できる書き方です。
制度の目的も市が書いています——「居住環境の維持向上と地域経済の活性化を図るため、市民が自ら居住する住宅において、市内の施工業者によるリフォーム工事を行う方に、費用の一部を助成します」。地域経済が目的なので、市内業者に限られます(見積もりの取り方/見積書のチェック項目)。
対象にならない工事も市が名指ししています
市は「対象とならない工事の例」も並べています。原文です。
「×窓ガラスに断熱又は遮熱シートの貼り付け」
「×断熱又は遮熱の効果を有しない一般的な塗料を用いた屋根・外壁の塗装」
「×カバー工法によるリフォーム工事」
「×屋根瓦の補修又は交換」
2つめが、この制度のいちばん大事なところです。塗装という工事が対象なのではありません。遮熱・断熱という性能が対象なのです。
| やりたいこと | 助成 |
|---|---|
| シリコン塗料で外壁を塗り替える | 対象外 |
| 遮熱シリコン塗料で外壁を塗り替える | ◯対象 |
| 遮熱塗料で屋根を塗る | ◯対象 |
| 屋根をカバー工法で葺き替える | 対象外 |
| 割れた屋根瓦を交換する | 対象外 |
同じ「外壁塗装」でも、塗料を1段変えるだけで助成の有無が変わります。見積もりの段階で業者に伝えておくかどうかで、結果が変わる制度です。
いくら出るか。10分の1・上限10万円
市の書き方です。
「助成対象工事の工事費に1/10を乗じた金額で10万円を限度とします。(千円未満の端数は切捨て)」
「なお、申請後の助成金額の増額はできません。」
| 工事費 | 助成額 |
|---|---|
| 50万円 | 5万円 |
| 80万円 | 8万円 |
| 100万円以上 | 10万円(上限) |
外壁塗装は30坪の家で70万〜100万円が目安です(外壁塗装の費用相場)。つまり多くの場合、上限の10万円に届きます。
遮熱塗料は一般のシリコン塗料より高くつきます。差額が10万円を超えるなら、助成をもらっても持ち出しが増える計算です。ただし遮熱塗料は夏の室温に効くので、助成の10万円だけで判断せず、その先の冷房費まで含めて考えてください(塗料の選び方)。
今年は抽選が行われませんでした
この制度は、申し込めば必ず通るものではありません。市の説明です。
「助成予定金額が予算額を超えた場合、公開抽選により対象者を決定します。」
ところが令和8年度は、こうなりました。
「助成金申請総額が予算額に達しなかったことから、抽選会は実施しません。」
予算600万円に対して、申請が足りなかったということです。省エネ改修に500万円、子育て応援改修に100万円が配分されていました。1件あたり最大10万円ですから、省エネ枠だけで50件分あった計算になります。
この制度は、知られていません。市が予算を用意しているのに使われていない。裏を返せば、次に申請する人にとっては通りやすい状況です。
市は受付初日についてこう書いています——「申請初日は混雑が予想されます。先着順ではありませんので、分散してご来庁ください。」先着ではなく抽選方式なので、初日に並ぶ必要はありません。
9つの条件
市が並べている申込資格・条件です。
| 条件 | |
|---|---|
| 1 | 土浦市内に住所を有する方で、対象の住宅の所有者であること |
| 2 | 申請時及び完了実績報告時に対象住宅に居住していること |
| 3 | 市内の施工業者(本店または支店がある業者)が工事を行うこと |
| 4 | 市税の滞納が無いこと |
| 5 | 工事着工前に申請手続きを行い、交付決定以降に着工すること |
| 6 | 令和9年3月末までにすべての手続きが完了できること |
| 7 | 対象工事で他の助成金、補助金等を受けていないこと |
| 8 | 過去に同一世帯の方がこの助成金を受けていないこと |
| 9 | 工事金額が10万円(税込)以上のリフォーム工事であること |
対象になる住宅は「個人住宅」と「併用住宅の個人住宅部分」です。併用住宅は、それぞれの工事費が算出できないときは面積で按分します。
7番が効きます。市は「住宅省エネ2026キャンペーンなど、他の補助金、助成金との併用はできません」と書いています。国の制度のほうが額が大きい場合は、そちらを選ぶ判断もあります。両取りはできません。
着工前の写真は「すべての面」が必要です
ここで落ちる人がいます。市の手引きから引用します。
「⑥着工前写真(カラー写真で住宅全体と施工予定部分の両方)」
「※着工前写真は屋根や外壁の場合、すべての面の写真が必要となります。」
外壁は4面あります。道路から見える面だけ撮って出すと、書類が足りません。足場が組まれてしまうと撮り直せません。
申請に必要な書類は、市の一覧ではこうなっています。
| 書類 | |
|---|---|
| ① | 助成金交付申請書 |
| ② | 住民票謄本(発行後3か月以内) |
| ③ | 納税証明書(発行後1か月以内) |
| ⑤ | 見積書の写し |
| ⑥ | 着工前写真(住宅全体と施工予定部分の両方・すべての面) |
| ⑦ | 助成対象工事であることを証する書類(使用材料のカタログなど) |
⑦について市はこう補足しています。
「⑦の書類は使用材料のカタログ、住宅省エネ2026キャンペーンの性能証明書など、基準を満たしていることが確認できるもの。」
塗料のカタログが、遮熱・断熱の効果を証明する書類になります。業者に「使う塗料のカタログをください」と伝えてください。工事が終わってからでは間に合いません。
完了後には、施工中(足場を含む)のカラー写真も必要です。これも屋根や外壁の場合はすべての面が要ります。工事中に業者へ依頼しておいてください。
来年に向けた日程の組み方
令和8年度の日程です。次年度もこれに近い形になると考えられます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4月中旬 | 手引きの配布開始(窓口・公民館等) |
| 4月24日〜6月30日 | 受付期間 |
| 7月15日 | 交付決定。これ以降に着工 |
| 令和9年3月末 | すべての手続きの完了期限 |
逆算するとこうなります。
- 2月から3月に見積もりを取る。遮熱塗料での見積もりを、市内業者3社に依頼します(見積もりの取り方)。
- 着工前の写真を撮る。外壁4面、屋根、住宅全体。晴れた日に。
- 塗料のカタログをもらう。遮熱・断熱の効果が書かれたページが要ります。
- 4月の受付開始と同時に申請する。先着ではありませんが、期間内に出さないと権利がありません。
- 交付決定を待ってから着工する。ここを逆にすると対象外になります。
窓口は住宅営繕課(市役所本庁舎4階)です。制度が翌年度も続くかどうかは、3月ごろに市のサイトで確認してください。
どの塗料なら通るのか
市の定義は「一般的な塗料よりも高い断熱又は遮熱の効果を有する塗料(工法)」です。数値の基準までは公表されていません。だからこそ、カタログで効果が示せる製品を選ぶことが実務的な答えになります。
| 塗料の種類 | 助成の可能性 | 費用の目安(30坪) |
|---|---|---|
| ウレタン(一般) | 対象外 | 60〜80万円 |
| シリコン(一般) | 対象外 | 70〜100万円 |
| 遮熱シリコン | ◯対象になり得る | 80〜110万円 |
| 遮熱フッ素 | ◯対象になり得る | 110〜150万円 |
| 断熱塗料 | ◯対象になり得る | 100〜150万円 |
一般のシリコンから遮熱シリコンに変えると、10万円前後の差になることが多い。助成の上限も10万円です。差額と助成がほぼ釣り合う、という見方もできます。
遮熱塗料を勧められたとき、「日射反射率はいくつですか」と聞いてみてください。数字で答えられる業者は、カタログを持っています。申請書類がそろう業者かどうかの見分けにもなります。
遮熱塗料は、実際にどれくらい効くのか
助成のために遮熱塗料を選ぶなら、その塗料が何をしてくれるのかは知っておきたいところです。
遮熱塗料は、太陽光のうち熱になりやすい近赤外線を反射します。効果が出るのは、まず屋根の表面温度です。塗料メーカーの試験では、一般塗料と比べて表面温度が10度から20度下がるという結果が示されています。
ただし、ここを誤解しないでください。下がるのは屋根の表面温度で、部屋の温度が同じだけ下がるわけではありません。屋根の下には天井裏があり、断熱材があります。室温への影響は、一般に1度から3度程度と言われます。
| どこ | 効果の目安 | 体感 |
|---|---|---|
| 屋根の表面 | 10〜20度下がる | 触れば分かる差 |
| 天井裏 | 数度下がる | 2階の熱のこもりが減る |
| 室温 | 1〜3度 | エアコンの効きが早くなる |
「涼しくなる」ではなく「エアコンが効きやすくなる」と考えるのが実際に近いです。2階建ての2階が夏に暑い家では、差を感じやすくなります。
効きにくい家もあります。天井の断熱がしっかりしている家、平屋、屋根の面積が小さい家では、変化は小さくなります。逆に金属屋根やスレート屋根で、天井裏の断熱が薄い家では効きます。業者に「うちの家だと、どこに効きますか」と聞いてみてください。
一般塗料と遮熱塗料、どちらが得か
助成が10万円出るとして、遮熱塗料の差額がそれを上回るなら、単純な損得では持ち出しが増えます。30坪の家で計算してみます。
| 一般シリコン | 遮熱シリコン | |
|---|---|---|
| 工事費 | 85万円 | 95万円 |
| 助成 | 0円 | マイナス10万円 |
| 実質の負担 | 85万円 | 85万円 |
だいたい同じになります。そして遮熱塗料のほうは、夏のエアコン代が少し下がります。
ただし、この計算には前提があります。
- 市内業者に限られるので、市外の安い業者と比べると割高になることがある
- 抽選に外れる年もある。予算を超えれば公開抽選になります
- 国の制度と併用できない。住宅省エネキャンペーンのほうが大きいなら、そちらが有利なこともある
- 申請の手間がかかる。書類、写真、窓口へ2回(申請と実績報告)
それでも、遮熱塗料を検討していた人にとっては素直に得な制度です。もともと一般塗料で十分と考えていた人が、助成のためだけに遮熱へ変えるのは、損得としては行って来いになります。屋根が暑い家かどうかで決めてください(外壁塗装の費用相場)。
子育て世帯にはもう1枠あります
この制度には2つの枠があります。
| 枠 | 対象世帯 | 予算 |
|---|---|---|
| 省エネ改修 | 全世帯 | 500万円 |
| 子育て応援改修 | 18歳以下の方または妊婦の方がいる世帯 | 100万円 |
外壁塗装は省エネ改修の枠です。子育て応援改修は、キッチンの対面化やビルトイン食器洗い機、宅配ボックスの設置などが対象になります。
市の書き方によれば、省エネ改修を申請する場合は、それと同時に行う子育て対応改修・防災性向上改修・バリアフリー改修も対象になります。つまり——
「(1)省エネ改修(全世帯対象)」
「また、そのいずれかと同時に行う場合のみ以下についても対象とします。」
「・子育て対応改修 ・防災性向上改修 ・バリアフリー改修」
遮熱塗装と一緒に手すりを付ける、といった組み合わせができます。ただし助成の上限は10万円のままです。工事費が100万円を超えていれば、どちらにしても上限に届きます。
同一世帯で1回限りの制度です。使うタイミングを選べるなら、工事費がいちばん大きくなるときに使ってください。10万円の工事でも100万円の工事でも1回は1回ですが、10万円の工事だと助成は1万円で終わります。
土浦の家で、遮熱塗料が効くところ
効くのは屋根です
遮熱塗料は、太陽の光を反射して表面温度を下げる塗料です。いちばん効くのは、日射を真上から受ける屋根です。外壁では南面と西面に効きます。北面はもともと日射が少ないので、変化は小さくなります。
土浦市は霞ヶ浦の北岸にあり、遮るものが少ない土地です。夏の日射は強く、屋根の表面温度は60度を超えることがあります。屋根と外壁の南・西面をまとめて遮熱にすると、体感の差が出やすい家です。
霞ヶ浦の湿気とコケ
一方で、霞ヶ浦に近い土地は湿気があります。北面の外壁にコケや藻が出やすいのはそのためです。朝の霧が長く残る日があります。
コケが出た壁は、洗ってから塗らないと数年で戻ります。見積書に高圧洗浄が項目として立っているか、コケがひどい場合はバイオ洗浄まで入っているかを確認してください(見積書のチェック項目)。
筑波おろしと北面
冬は筑波山からの乾いた北西風が吹きます。風が当たる面は、砂ぼこりで塗膜が削られます。南面が日射で傷み、北面が湿気とコケ、そして風で傷む——面ごとに傷み方が違う家になりやすい土地です。
だから見積もりを取るときは、業者に4面すべてを見てもらってください。道路側だけ見て金額を出す業者は、あとで追加が出ます。ちょうど助成の申請にも4面の写真が要りますから、そのついでに全面を確認してもらうのが合理的です。
桁が違う制度が、もうひとつあります——ただし枠は「2件」です
土浦市にはもうひとつ、金額の桁が違う助成があります。耐震改修工事の助成で、上限は115万円。ただし、金額だけを見て動くと空振りします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率と上限 | 耐震改修工事費の5分の4・上限115万円 |
| 令和8年度の募集件数 | 2件(先着順) |
| 今年度の受付 | 締め切られました |
| 対象の住宅 | 面積30㎡以上/上部構造評点が1.0未満と診断されたもの |
| 申請できる人 | 木造住宅を本人または2親等以内の親族が所有し、自分が住むために改修する方/税の滞納が無いこと |
ここがこの制度のいちばん大事なところです。——上限115万円は大きいのですが、年度の枠が2件しかありません。「制度がある=使える」ではない、という典型です。金額の大きさに引かれて計画を組むより、来年度の受付が始まる時期を先に押さえるほうが現実的です。
申請の前に建築指導課への相談が必要です。塗り替えで足場を組む予定があるなら、耐震診断だけでも先に受けておくと、来年度の枠に最初から並べます。2件の枠は、動き出しの早さで決まります。
結婚新生活支援事業——外壁塗装には使えません
土浦市には結婚新生活支援事業がありますが、外壁塗装には使えません。実施している市でも対象になる経費は同じではないので、「いくら出るか」より先に「何に使えるか」を見てください。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 賃貸初期費用のうち敷金・礼金・仲介手数料と、引越費用だけです |
| 対象外 | リフォーム費用は補助対象となる費用に入っていません。勤務先等から敷金等または引越費用に係る手当等の給付を受けた場合は、その額を控除 |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払ったもの |
| 窓口 | 土浦市 |
ただし、この市の制度は外壁塗装には使えません。補助の対象が限られているためです。実施している市でも対象経費は同じではないので、金額の前に「何に使えるか」を見てください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度が使えると分かったあと、次に気になるのが国の制度だと思います。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
土浦市に外壁塗装の助成金はありますか?
あります。土浦市住宅リフォーム助成制度で、躯体の断熱改修として「屋根、外壁の断熱、遮熱塗装」が対象工事に含まれています。
どんな塗料なら対象になりますか?
市の定義は「外壁、屋根等外気と接している箇所に行う塗装で、一般的な塗料よりも高い断熱又は遮熱の効果を有する塗料(工法)を用いるもの」です。遮熱塗料・断熱塗料と呼ばれる製品が該当します。
ふつうの塗料では使えませんか?
使えません。市は対象とならない工事の例として「断熱又は遮熱の効果を有しない一般的な塗料を用いた屋根・外壁の塗装」を挙げています。
いくらもらえますか?
助成対象工事の工事費に10分の1を乗じた金額で、10万円が限度です。千円未満の端数は切り捨てになります。
工事費がいくらから対象になりますか?
工事金額が10万円(税込)以上のリフォーム工事であることが条件です。
外壁塗装だけで申請できますか?
申請書の様式では「躯体の断熱改修」の中に「屋根、外壁の断熱、遮熱塗装」というチェック欄があります。窓の改修などと組み合わせなくても申請できる書き方になっています。ただし個別の判断は住宅営繕課(市役所本庁舎4階)に確認してください。
令和8年度の受付はいつでしたか?
令和8年4月24日から6月30日までです。すでに終了しています。
抽選になりますか?
助成予定金額が予算額を超えた場合は公開抽選になります。ただし令和8年度は「助成金申請総額が予算額に達しなかったことから、抽選会は実施しません」と市が公表しました。
予算はいくらですか?
令和8年度の助成金総額は600万円です。内訳は省エネ改修500万円、子育て応援改修100万円でした。
どの業者でも大丈夫ですか?
だめです。市内の施工業者、つまり本店または支店が土浦市内にある業者が工事を行うことが条件です。
国の補助金と一緒に使えますか?
使えません。市は「住宅省エネ2026キャンペーンなど、他の補助金、助成金との併用はできません」と明記しています。どちらか有利なほうを選ぶことになります。
過去に使ったことがあると、また使えますか?
使えません。昨年度までにこの制度を利用した世帯は対象外です。同一世帯で1回限りです。
申請前に工事を始めてもいいですか?
だめです。工事着工前に申請手続きを行い、交付決定以降に着工することが条件です。令和8年度は7月15日が交付決定日でした。
申請にはどんな書類が必要ですか?
交付申請書、住民票謄本(発行後3か月以内)、納税証明書(発行後1か月以内)、見積書の写し、着工前写真、そして助成対象工事であることを証する書類です。最後のものは使用材料のカタログや性能証明書が該当します。
着工前の写真は何を撮ればいいですか?
カラー写真で住宅全体と施工予定部分の両方です。市は「着工前写真は屋根や外壁の場合、すべての面の写真が必要となります」と明記しています。足場が組まれる前に、4面すべてを撮ってください。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
- 土浦市「令和8年度 土浦市結婚新生活支援事業補助金のご案内」(補助上限額=夫婦ともに満29歳以下の世帯 上限60万円、上記以外の世帯(夫婦ともに満39歳以下) 上限30万円(いずれも千円未満切り捨て)/補助対象となる費用=令和8年4月1日から令和9年3月31日までに結婚に伴い支払った「市内で新たに住宅を賃借する際に要した賃貸初期費用のうち敷金、礼金、仲介手数料」と「市内の住宅に引越をする際に引越業者又は運送業者に支払った費用」=リフォーム費用は列挙されていません/新婚世帯に属する者が勤務先等から敷金等または引越費用に係る手当等の給付を受けた場合は、その額を補助対象経費から控除)
- 土浦市「令和8年度 住宅リフォーム助成制度のお知らせ」
- 土浦市「住宅リフォーム助成事業の手引き」(PDF)
- 土浦市 住宅リフォーム助成金交付申請書 様式(PDF)
- 土浦市「助成金申請に必要な書類」一覧
- 土浦市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
- 土浦市「耐震改修計画および耐震改修工事に係る事業費を助成します」——補助率は耐震改修工事費の5分の4・上限115万円、対象は面積30㎡以上で上部構造評点1.0未満、申請者は本人または2親等以内の親族が所有し自己居住目的であること・税の滞納が無いこと、令和8年度の募集件数は2件(先着順)で申込は締め切り済み、事前に建築指導課へ相談
この記事は2026年9月時点の情報です。令和8年度の受付は6月30日で終了しています。次年度の実施の有無と条件は、必ず市のサイトと住宅営繕課でご確認ください。