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【2026年度】川西市の外壁塗装に使える補助金

条件つきで出ます空き家なら最大100万円/屋根を軽くするなら60万円

外壁塗装だけの助成
ありません。「塗り替えたい」という理由では、川西市のどの制度にも入りません
空き家活用リフォーム助成
補助対象経費が300万円以上で100万円。そして市が挙げる対象外7項目に、外壁の工事は入っていません
屋根軽量化工事費補助
対象経費と60万円のいずれか低い額。50万円未満の工事は対象外
耐震改修工事費補助
戸建は対象費用の5分の4・上限115万円。対象は昭和56年5月以前の着工
いま止まっているもの
耐震改修・建替・屋根軽量化の3つは予算上限に達し、受付を一時終了しています
窓口が変わりました
令和8年4月から住宅政策課→建築指導課。受付時間も17時→15時に短縮

川西市で「外壁塗装 補助金」を調べてこのページに来た方へ。——塗り替えだけを目的にした助成は、川西市にありません。ただ、他の市と違うところが1つあります。空き家活用リフォーム助成が、補助の対象にならない費用を7つ名指ししているのですが、そこに外壁の工事が入っていないのです。市の要綱PDFまで開いて確かめました。そして屋根なら、瓦を軽くする工事に60万円の枠があります。順に見ていきます。

兵庫県内の9市区町村を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——川西市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は兵庫県の助成金まとめにあります。

伊丹市加古川市姫路市宝塚市尼崎市明石市神戸市西宮市たつの市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか兵庫県の外壁塗装 悪質業者リスト

このページの内容全19項目

先に結論——塗り替え単体は出ませんが、道は2つあります

川西市の答えを4行で。
①「外壁を塗りたい」という理由だけでは、どの制度にも入りません。
空き家を買って直すなら、外壁も含めた改修費で最大100万円
瓦屋根を軽くする工事なら60万円(ただし今は受付停止中)。
④耐震改修は5分の4・上限115万円と手厚いが、昭和56年5月以前の家に限られます。

川西市が住宅向けに用意しているのは、住宅耐震改修促進事業(7種類)、空き家活用リフォーム助成(3タイプ)、子育て住宅総合支援事業補助金、住宅改造費助成事業、親元近居の支援。それにマンション管理や空き家バンクといった仕組みです。

——「住宅リフォーム助成」という名前の、誰でも使える制度はありません。塗装の営業で「川西市の補助金が使えます」と言われたら、どの制度か名前を聞いてください(業者の選び方)。

空き家活用リフォーム助成は、経費300万円以上で100万円

川西市の制度でいちばん金額が大きいのがこれです。市は「空き家の有効活用を図るため、機能回復又は設備改善に必要な改修工事に要する経費(対象外となる工事あり)の一部を活用の目的に応じて助成します」と説明しています。3つのタイプがあります。

タイプ補助対象経費補助金額
若年・子育て世帯居住型
(自分が住むために取得して改修)
100万円以上150万円未満40万円
150万円以上200万円未満60万円
200万円以上250万円未満75万円
250万円以上300万円未満90万円
300万円以上100万円
事業所型(店舗などとして活用)150万円以上200万円未満90万円
200万円以上100万円
地域交流拠点型100万円以上200万円未満70万円
200万円以上100万円

率ではなく階段式です。若年・子育て世帯居住型で言えば、経費が299万円なら90万円、300万円なら100万円。1万円の差で10万円動きます。——ここに外壁の工事費が乗るかどうかが効いてきます。

※若年世帯=夫婦(婚約・内縁関係を含む)の満年齢の合計が80歳未満の世帯。子育て世帯=18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子、または妊娠している者が属する世帯。令和8年度の申請期間は4月13日〜12月25日です。

対象外の7項目に、外壁の工事は入っていません

ここがこのページの本題です。川西市空き家活用支援事業補助金交付要綱の第5条は、補助対象経費を「空き家を住宅、事業所又は地域交流拠点として活用するための機能回復又は設備改善に必要な改修工事に要する経費」と定めたうえで、含まない費用を列挙しています。

要綱が挙げる「補助対象経費に含まない」費用
(1) 電力、ガス又は上下水道に係る申請手続又は検査に要する費用
(2) 高効率給湯器(エコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器など)に係る費用
(3) 業務用の設備機器に係る費用
(4) 設備機器又は照明器具で、壁、床又は天井と一体となっていないものに係る費用
(5) ガスコンロ、電磁調理器、食器洗い器又はガス小型湯沸器で、ビルトインタイプではないものに係る費用
(6) 外構工事に係る費用
(7) 増築工事又は改築工事に要する費用

——外壁の塗装や張り替えは、この7つのどれにも書かれていません。建物本体の工事で除かれているのは「増築・改築」だけ。外構(門・塀・カーポートなど)は外れますが、外壁は外構ではありません。

ただし、断定はできません。——判断の分かれ目は「機能回復又は設備改善に必要な」に当たるかどうかで、そこは市が決めます。雨漏りや外壁の傷みを直す工事なら「機能回復」と説明しやすく、色を変えたいだけなら難しい。見積書を持って住宅政策課に相談してください。他の市では「外壁塗装は補助対象外」と要綱に書いてあることが多いので、書いていないこと自体が川西市の特徴です。

ただし、空き家の側の条件が細かいです

金額は大きいのですが、対象になる空き家の条件が細かく決まっています。市が挙げているものを全部並べます。

条件内容
場所市街化区域にある一戸建ての住宅(長屋住宅を含む)
築年数築20年以上(若年・子育て世帯居住型のみ築10年以上
空き家の期間交付申請時において、空き家である期間が6カ月以上
水回り台所、浴室、便所などのいずれかが10年以上更新されていない
耐震昭和56年6月1日以後に建築確認を受けた住宅、または耐震基準を満たすことが証明できる住宅
区域の除外土砂災害特別警戒区域と災害危険区域にあるものは対象外

川西市は北部に山地を抱えていて、土砂災害特別警戒区域が各所にあります。安く売られている古い家ほど、この条件で外れる可能性があります。物件を買う前に区域を確認してください。

もうひとつ、要綱には見落としやすい一文があります。「建物の耐震性が基準以下になるような工事行ったとき」は対象としない——直したことで弱くなる工事は認めない、ということです。

屋根を軽くする工事なら60万円

外壁は出ませんが、屋根には専用の枠があります。屋根軽量化工事費補助です。

戸建住宅は対象経費と60万円のいずれか低い額。対象費用が50万円未満の工事は補助対象外です。
対象になるのは上部構造評点0.4以上1.0未満(屋根の仕様により変動)の住宅。共同住宅は対象費用の2分の1・上限25万円/戸です。

重い瓦を軽い屋根材に葺き替えると、建物にかかる地震の力そのものが小さくなります。耐震改修のように壁を壊す必要がないので、外から工事が完結するのが特徴です。——つまり足場を組む工事で、外壁の塗り替えと同じタイミングでやれば足場代が1回で済みます(瓦屋根の塗装)。

ただし後で触れるとおり、令和8年度はこのメニューが予算上限に達して受付を一時終了しています。次年度を狙うなら、5月1日の受付開始に合わせて準備してください。

耐震は7種類。金額を一覧にします

川西市は「補助事業は内容により、次の7種類があります」として、戸建住宅の金額を明示しています。共同住宅とマンションは別建てなので、ここでは戸建に絞ります。

種類評点(木造)戸建住宅の補助金額
簡易耐震診断推進事業無料(簡易耐震診断員を派遣)
住宅耐震改修計画策定費補助1.0未満対象費用の3分の2(上限20万円)
住宅耐震改修工事費補助1.0未満対象費用の5分の4(上限115万円
簡易耐震改修工事費補助(部分型)0.7未満対象費用の5分の4(上限60万円/50万円未満の工事は対象外)
屋根軽量化工事費補助(部分型)0.4以上1.0未満対象経費と60万円の低い額(50万円未満の工事は対象外)
シェルター型工事費補助(部分型)1.0未満対象経費と60万円の低い額(高齢者のみが居住する住宅は85万円/50万円未満は対象外)
建替工事費補助1.0未満対象費用の5分の4(上限115万円/対象経費100万円未満は対象外)

補助率5分の4は全国的に見ても高いほうです。144万円の耐震改修なら115万円が出て、自己負担は29万円という計算になります。対象は昭和56年5月以前に着工された住宅です。

市の説明によれば、この事業は「阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、安全・安心なすまい・まちづくりを推進するため」のもので、県が実施してきた耐震補助事業を平成29年度から市の事業として引き継いだものです。

いま3つのメニューが受付を止めています

ここは、今年動こうとしている方に直接関わります。市の令和8年7月30日更新のページに、こう書かれています。

「現在、補助メニューのうち、『耐震改修工事費補助』『建替工事費補助』『屋根軽量化工事費補助』は予算上限に達したため、受付けを一時終了しています。」

——金額の大きい3つが、いずれも止まっています。令和8年度の受付開始は5月1日でしたから、3カ月ほどで埋まった計算です。市は「この制度の申請の受付は先着順です。受付可能件数には限りがあり、早期に受付を終了する場合があります」と最初に断っています。

いま動けるのは、計画策定費補助・簡易耐震改修工事費補助・シェルター型工事費補助、そして無料の簡易耐震診断です。診断と計画策定を今年のうちに済ませておけば、次年度の5月に工事の申請から入れます。——先着順の制度では、この順番が効きます。

※共同住宅の耐震改修を検討している場合は、市が「予算措置が必要となるため、工事実施予定の前年度9月までにご相談ください」としています。

登録された業者でないと、工事できません

川西市の耐震補助には、業者の条件があります。市の書き方を引きます。

「耐震改修工事・屋根軽量化工事・簡易耐震改修工事・シェルター型工事を実施する場合、登録を受けた改修業者による工事が条件となります。」

兵庫県の住宅改修業者登録制度に登録している事業者との契約が必要で、市は県のホームページへのリンクを案内しています。平成29年度からのルールです。

——つまり「いつも頼んでいる工務店」が登録していなければ、補助は使えません。屋根軽量化を外壁塗装と一緒にやろうと考えている方は、塗装業者が県の登録業者かどうかを先に確認してください。登録していない場合、屋根の部分だけ別の業者に出すか、補助をあきらめるかの選択になります。

4月から窓口も電話番号も受付時間も変わりました

これは制度の中身ではありませんが、実際に動く人にはいちばん影響します。市が表にして注意を促しています。

令和8年3月末日まで令和8年4月以降
受付窓口5階 住宅政策課5階 建築指導課
受付時間平日 午前9時〜午後5時平日 午前9時〜午後3時
電話番号072-740-1205072-740-1204

令和8年4月の組織改編で、住宅耐震改修・簡易耐震診断に関する事務が移りました。受付時間が2時間短くなっています。仕事帰りに寄る、という使い方はできません。

ややこしいのは、空き家活用リフォーム助成のほうは住宅政策課(072-740-1205)のままだということです。耐震は建築指導課、空き家は住宅政策課。電話番号が1つ違いなので、掛け間違えないでください。

「いかなる契約も」——交付決定の前に動くと消えます

どの市にもある条件ですが、川西市の書き方はとくに強いです。耐震のページにはこうあります。

「補助金交付決定前に、工事業者等との契約締結や工事着手、支払いをした場合、補助の対象となりません。」

そして空き家活用リフォーム助成のリーフレットには、こう書かれています。

「交付決定前に契約した場合(本事業に関して事業者と交わすいかなる契約もこれに該当する。)は、補助金を受けることはできません。」

——「いかなる契約も」。工事請負契約だけでなく、設計や調査の契約も含むと読むのが自然です。市のリーフレットによれば、交付申請から交付決定まで28日程度、事業の実績報告から交付確定まで28日程度、そこから補助金の振り込みまで21日程度。合わせて2カ月半以上かかります。

実績報告は工事後30日以内。途中で市による進捗状況の現地確認も入ります。「先に契約して、後から申請する」が一切効かない制度なので、業者との話は「市の決定が出てから契約します」と最初に伝えてください。

空き家の助成は、10年間の報告がついてきます

100万円という金額の裏側には、長い義務があります。市の条件は「事業完了から10年以上当該空き家を活用する者」。そして活用状況の報告が要ります。

報告対象年は活用後1年目、4年目、7年目、10年目。提出するのは改修建築物活用状況報告書と、現況写真(外観、内部各1部以上)です。
市は写真の例まで指定しています。外観は「表札が写るような正面からの写真」、内部は「リビングの写真など」。専用フォーム(LoGoフォーム)、郵送、窓口のいずれかで提出します。

ほかに、市区町村民税を滞納していないこと、暴力団員・暴力団密接関係者でないこと、そして「事業完了後、県で発行する広報刊行物やホームページ等に事例として掲載するための広報用資料を提供する者」という条件もあります。——自宅の改修事例が公開されることに同意する、という意味です。

10年住むつもりの家なら問題になりません。数年で売る可能性があるなら、この制度は向きません。

9月30日と10月1日に相談会があります

市は「住まいの耐震化相談会(令和8年9月30日(水曜日)、10月1日(木曜日)開催)」を受付中としています。市内に住宅を所有している人が対象で、住宅の耐震化に関する不安や悩みを建築士などの専門家に相談できます。事前申し込みが必要です。

受付が止まっているメニューがある今年は、この相談会が実質的な入口になります。無料の簡易耐震診断とあわせて使えば、次年度5月の申請に間に合う形で準備が進みます。

県の制度も紹介されています。ひょうご住まいサポートセンターの安全・安心リフォームアドバイザー事業「戸建て住宅耐震化支援」で、耐震診断を受けて耐震改修を計画している人の自宅にアドバイザーを派遣する仕組みです。

昭和56年6月〜平成12年5月に建った家へ

耐震補助の対象は昭和56年5月以前の着工に限られます。では、それより新しい家は無関係かというと、市はそう扱っていません。

「平成28年の熊本地震において一定の被害があった、昭和56年6月から平成12年5月に建築された在来軸組工法の住宅について、国土交通省から耐震性能を検証する方法が公表されました。」

——新耐震木造住宅検証法です。この年代の家は「新耐震だから大丈夫」と思われがちですが、接合部の規定が整ったのは平成12年6月から。築26年〜45年の木造住宅が対象で、これは外壁の2回目・3回目の塗り替え時期とほぼ重なります。

補助は付きませんが、市は日本建築防災協会と国土交通省の資料へのリンクを載せています。足場を組む機会に、接合部の状態を見てもらう価値はあります。

動く順番を、月で区切ると

時期やること
まず昭和56年5月以前の着工かを確認。該当すれば無料の簡易耐震診断を申し込む
9月30日・10月1日住まいの耐震化相談会(事前申し込み制)。受付が止まっている年こそここから
年内診断と計画策定費補助(上限20万円)を済ませる。県の登録業者かどうかを業者に確認
4月13日〜空き家活用リフォーム助成の受付開始(12月25日まで)。窓口は住宅政策課
5月1日〜住宅耐震改修促進事業の受付開始。先着順なので早いほど確実。窓口は建築指導課
契約の前交付決定通知が届くまで、いかなる契約もしない。決定まで28日程度
工事後30日以内実績報告。振り込みまではさらに7週間程度

申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで臭いはいつまで続くか洗濯物・窓・車・ペット足場があるあいだの戸締まり

令和9年度(2027年4月)に備える——ただし空き家の助成は今年度もまだ受付中です

川西市は「全部終わった」わけではありません。止まっているものと、まだ動いているものがあります。

制度令和8年度の状況
耐震改修・建替・屋根軽量化予算上限に達し、受付を一時終了
空き家活用リフォーム助成受付中。「予算限度額に達した場合、早期に受け付けを終了する場合がございますので、ご検討されている場合は、お早めにお申し込みください。」

空き家を持っている方は、今年度のうちに動けます。市は「空き家の有効活用を図るため、機能回復又は設備改善に必要な改修工事に要する経費(対象外となる工事あり)の一部を活用の目的に応じて助成します」と説明していて、若年・子育て世帯居住型などの区分があります。

先に揃えておくものは、市が用意しているチェックシートです。ここが親切なところで、「交付申請提出書類チェックシート」「実績報告提出書類チェックシート」がそれぞれPDFで公開されています。さらに「記入例_事業費内訳書(補助対象経費の算定方法)」もあります。

この「事業費内訳書の記入例」は、見積もりを頼む前に見る値打ちがあります。補助対象になる経費とならない経費の分け方が具体的に書かれているので、会社に「この形で見積書を作ってください」と頼めます。あとから分け直すより確実です(見積書の内訳の読み方)。

耐震改修・建替・屋根軽量化の3つは令和9年度の再開を待つことになります。市は兵庫県の住宅改修業者登録制度に登録された事業者による施工を条件にしているので、4月を待つあいだに、登録業者かどうかを会社に確かめておいてください。

当サイトでも、2027年4月に川西市のページを見直します。ただし制度は年度替わりに変わります。川西市「空き家活用リフォーム助成」を、ご自身でも確かめてください。

補助が無い前提で——川西の家で先に見るところ

空き家でも耐震でもない、いま住んでいる家の塗り替えには公費が入りません。残るのは、工事の中身を自分で読めるようになることだけです(外壁塗装の費用相場)。

川西市は猪名川沿いの平地から北部の山地まで高低差のある市で、丘陵地の住宅団地が多いのが特徴です。斜面に建つ家は、風の当たり方が面によってはっきり違います。南向きの日射で傷む面と、北側で乾かない面が同じ家に同居します。塗り替えの見積もりで「全面同じ仕様」と書かれていたら、面ごとの傷み方を見てもらってください。

見積書で、この3つを確かめてください。
塗る面積が平方メートルで書いてあるか。「一式」では他社と比べられません。
足場代が独立して書いてあるか。屋根軽量化を一緒にやるなら、足場は1回で済むはずです。
下地補修の範囲が具体的か。空き家の助成で言えば「機能回復」に当たる部分で、ここを飛ばすと数年で塗膜が浮きます(外壁のひび割れ)。

そして最後に。川西市には誰でも使えるリフォーム助成がありません。知っているだけで、補助金を持ち出す営業をその場で止められます。

川西市で塗り替えるとき、最後に金額を決めるのは工事の中身です。先に「だいたいいくらか」を掴んでおくと、届いた見積書を自分で検算できます(費用シミュレーター)。そのうえで同じ条件で2〜3社に出してもらってください(一括見積もりサービスの比較)。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

川西市で外壁塗装だけに補助金は出ますか?

出ません。外壁の塗り替えそのものを目的にした助成は川西市にありません。ただし空き家活用リフォーム助成は補助対象経費を「機能回復又は設備改善に必要な改修工事に要する経費」と定め、除外する費用を7つ挙げていますが、その中に外壁の工事は入っていません。使える可能性があるので、担当課に工事内容を伝えて確認してください。

空き家活用リフォーム助成はいくらですか?

若年・子育て世帯居住型は、補助対象経費が100万円以上150万円未満で40万円、150万円以上200万円未満で60万円、200万円以上250万円未満で75万円、250万円以上300万円未満で90万円、300万円以上で100万円です。事業所型は150万円以上200万円未満で90万円、200万円以上で100万円。地域交流拠点型は100万円以上200万円未満で70万円、200万円以上で100万円です。

その助成で対象外になる工事は何ですか?

市が要綱で7つ挙げています。電力・ガス・上下水道の申請手続や検査の費用、高効率給湯器(エコキュート・エコジョーズ・エコフィール・ハイブリッド給湯器など)の費用、業務用の設備機器、壁・床・天井と一体となっていない設備機器や照明器具、ビルトインではないガスコンロ・電磁調理器・食器洗い器・ガス小型湯沸器、外構工事、増築工事又は改築工事です。

空き家の条件は厳しいですか?

細かいです。市街化区域にある一戸建て(長屋住宅を含む)で、築20年以上(若年・子育て世帯居住型は築10年以上)、空き家である期間が6カ月以上、台所・浴室・便所などの水回り設備のいずれかが10年以上更新されていないこと、そして昭和56年6月1日以後に建築確認を受けたか耐震基準を満たすことが証明できること。土砂災害特別警戒区域と災害危険区域にあるものは対象外です。

屋根の補助はありますか?

屋根軽量化工事費補助があります。戸建住宅は対象経費と60万円のいずれか低い額で、対象費用が50万円未満の工事は対象外です。対象になるのは上部構造評点0.4以上1.0未満(屋根の仕様により変動)の住宅です。

耐震の補助は何種類ありますか?

7種類です。住宅耐震改修計画策定費補助、住宅耐震改修工事費補助、簡易耐震改修工事費補助(部分型)、屋根軽量化工事費補助(部分型)、シェルター型工事費補助(部分型)、建替工事費補助、そして簡易耐震診断推進事業。戸建住宅の耐震改修工事費補助は対象費用の5分の4・上限115万円です。

いま申し込めますか?

一部は止まっています。市は令和8年7月30日更新のページで「現在、補助メニューのうち、『耐震改修工事費補助』『建替工事費補助』『屋根軽量化工事費補助』は予算上限に達したため、受付けを一時終了しています」と書いています。令和8年度は5月1日から受け付けが始まり、先着順です。

どの業者でも工事できますか?

できません。市は「耐震改修工事・屋根軽量化工事・簡易耐震改修工事・シェルター型工事を実施する場合、登録を受けた改修業者による工事が条件となります」としています。兵庫県の住宅改修業者登録制度に登録している事業者との契約が必要です。

窓口はどこですか?

令和8年4月の組織改編で変わりました。3月末日までは5階の住宅政策課(072-740-1205)でしたが、4月以降は5階の建築指導課(072-740-1204)です。受付時間も平日午前9時〜午後5時から、午前9時〜午後3時に短くなっています。空き家活用リフォーム助成は住宅政策課(072-740-1205)です。

契約はいつしていいですか?

交付決定の通知が届いてからです。市は「補助金交付決定前に、工事業者等との契約締結や工事着手、支払いをした場合、補助の対象となりません」とし、空き家のリーフレットでは「交付決定前に契約した場合(本事業に関して事業者と交わすいかなる契約もこれに該当する。)は、補助金を受けることはできません」と書いています。

空き家の助成を受けたあと、義務はありますか?

あります。事業完了から10年以上その空き家を活用することが条件で、活用後1年目・4年目・7年目・10年目に活用状況報告を提出します。報告には現況写真(外観・内部それぞれ1部以上)が要り、市は外観について「表札が写るような正面からの写真」を例に挙げています。

昭和56年より後に建った家は関係ありませんか?

耐震補助の対象は昭和56年5月以前に着工された住宅です。ただし市は、昭和56年6月から平成12年5月に建築された在来軸組工法の住宅について、熊本地震で一定の被害があったことから国土交通省が公表した「新耐震木造住宅検証法」を紹介しています。この年代の家も無関係ではありません。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

川西市の公式ページと要綱PDFを2026年9月5日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 川西市「住宅耐震改修促進事業」(7種類の補助金額表、受付停止中のメニュー、登録業者の条件、窓口変更の表/令和8年7月30日更新)
  • 川西市「住宅の耐震化補助」(耐震化の背景、簡易耐震診断推進事業、住まいの耐震化相談会、新耐震木造住宅検証法、ひょうご住まいサポートセンター/令和8年8月14日更新)
  • 川西市「空き家活用リフォーム助成」(3タイプの補助金額表、対象の空き家と対象者の要件、補助対象外となる経費、活用状況報告の対象年と写真の指定/令和8年4月15日更新)
  • 川西市「空き家活用リフォーム助成制度」制度概要リーフレット(PDF)(令和8年度の申請期間4月13日〜12月25日、交付までの日数、交付決定前の契約に関する注意、若年世帯・子育て世帯の定義)
  • 川西市空き家活用支援事業補助金交付要綱(PDF)(第4条の空き家の要件と除外、第5条の補助対象経費と含まない費用7項目)
  • 川西市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
住宅耐震改修・簡易耐震診断=建築指導課(市役所5階・072-740-1204/平日9時〜15時)
空き家活用リフォーム助成=住宅政策課(市役所5階5番・072-740-1205)
所在地=川西市中央町12番1号

兵庫県のほかの市も調べています。神戸市姫路市西宮市尼崎市。市が変われば、外壁塗装の扱いも変わります(助成金ガイド)。