広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
兵庫県の外壁塗装に助成金は出る?——県からは出ません。出るのは市町で、しかも真逆に分かれています
まず、いちばん間違えやすいところから。兵庫県からは、外壁塗装に助成金は出ません。——県自身が「平成29年度から市町が行う補助に一本化されました」と説明しています。出るのは市町のほうです。ただし同じ県内で真逆に分かれます。——明石市と西宮市は対象工事に塗装を名指しで入れていて、神戸市と姫路市は「行っていません」と書いています。そして兵庫県には、ほかの県で見なかった仕組みがあります。補助を使う耐震改修は、県に登録された業者しか請けられません。
このページの内容
- 先に結論——県からは出ません。出るのは市町です
- 平成29年度に「市町の補助に一本化」されました
- 県は41市町の窓口一覧を公開しています
- 兵庫県だけの仕組み——補助を使うなら県の登録業者
- キャッシュバックやクーポンでの支払いは対象外
- 「計画づくりが全額補助で無料」は成り立ちません
- 市によって出る・出ないが真逆です
- 神戸市と姫路市が、ほぼ同じ文で反論しています
- 「兵庫県には助成金が20個」の読み方
- 人生いきいき住宅助成事業——バリアフリーの枠
- 自分の市町に制度があるか調べる手順
- よくある質問
- 参考にした情報
先に結論——県からは出ません。出るのは市町です
①兵庫県から、外壁塗装への助成金は出ません——県は「市町が行う補助に一本化されました」と説明しています
②出るのは市町です——明石市と西宮市に塗装が対象の制度があります
③ただし真逆の市もあります——神戸市と姫路市は「行っていません」と明記
④兵庫県だけの仕組みがあります——耐震改修の補助を使うには、県に登録された業者との契約が必要
⑤県は41市町の窓口一覧を1枚のPDFで公開しています——担当課名と電話番号つき
「兵庫県 外壁塗装 助成金」で検索しても、県のページには答えがありません。——調べるべきは、自分が住んでいる市町です。そしてその市町に制度があるかどうかで、話がまったく変わります。
このページでは、当サイトが要綱まで読んだ市を並べたうえで、「兵庫県ならでは」の仕組みを説明します。——ほかの県を調べてきて、いちばん特徴的だったのは「業者の登録制度」でした。
平成29年度に「市町の補助に一本化」されました
県のよくあるお問い合わせに、そのまま書かれています。
Q「補助額や補助要件を知りたいのですが?」
A「平成28年度までは県と市町が別々に補助を行っていましたが、平成29年度から市町が行う補助に一本化されましたので、補助額や補助要件などの詳しい補助内容は、お住まいの市町にお問い合わせください。」
Q「県の補助はなくなったのですか?」
A「県から直接住民の方に補助をすることはなくなりますが、県は市町に対して補助を行います。」
(兵庫県「ひょうご住まいの耐震化促進事業」よくあるお問い合わせ)
お金の流れは、県 → 市町 → 住民です。——だから県に問い合わせても、金額は分かりません。県自身が「市町に聞いてください」と言っています。
これは兵庫県が耐震化に早くから取り組んできた結果でもあります。——県は「平成12年度から全国に先駆けて旧耐震基準の住宅の耐震診断に対して支援(簡易耐震診断事業)」を始め、平成15年度に耐震改修工事への支援制度を創設したと説明しています。背景にあるのは阪神・淡路大震災です。県は「阪神・淡路大震災における犠牲者の死因のうち、8割以上が家屋・家具の倒壊でした」と書いています。
県は41市町の窓口一覧を公開しています
耐震については、県が1枚の表にまとめています。——「令和8年度市町受付窓口及び補助制度整備状況」というPDFです。
| 載っているもの | 中身 |
|---|---|
| 市町の数 | 41市町(兵庫県内すべて) |
| 担当窓口 | 課名と電話番号(神戸市=安全対策課 078-595-6578、姫路市=建築指導課 079-221-2547 など) |
| 補助メニューの整備状況 | 簡易耐震診断推進事業/①住宅耐震改修計画策定費補助/②住宅耐震改修工事費補助/③簡易耐震改修工事費補助/④シェルター型工事費補助/⑤屋根軽量化工事費補助/⑥建替工事費補助/⑦防災ベッド等設置助成事業 |
| 無料の簡易耐震診断(木造戸建) | 表で「●」が付いていたのは27市町 |
| 代理受領制度 | 導入している市町と、対象になる補助種別まで記載 |
兵庫県「令和8年度市町受付窓口及び補助制度整備状況」(令和8年4月1日現在)を集計。「※この表以外にも市町が独自の補助を行っている場合があります」との但し書きつき。
塗装を考えている人にとって、この表で見るべきは⑤の「屋根軽量化工事費補助」です。——重い瓦屋根を軽い屋根材に葺き替える工事の補助で、市町によって「ある・ない」が分かれます。姫路市は上限60万円を出しています。
この一覧は「探す道具」です。——金額は載っていません。県も「詳しい補助内容については、各市町の担当窓口にお問い合わせください」と書いています。メニューがあるかどうかを表で確かめて、金額は市町のページで取り直す。この順番が確実です。
いっぽう、リフォーム全般の助成については、県は一覧を持っていません。——耐震だけです。明石市や西宮市の住宅リフォーム助成は、この表には載っていません。それぞれの市のページで確かめる必要があります。
兵庫県だけの仕組み——補助を使うなら県の登録業者
ここが、ほかの県を調べてきて最も特徴的だったところです。
Q「改修工事は登録業者でなくてはならないと聞きましたが?」
A「平成29年度から、『ひょうご住まいの耐震化促進事業(住宅耐震改修工事費補助、簡易耐震改修工事費補助、屋根軽量化工事費補助)』の補助を受けて住宅の耐震改修工事を行う場合には、兵庫県『住宅改修業者登録制度』による登録を受け、補助の実績(事業者名・住宅の規模・工事費・耐震性能等)を県ホームページで公表できる事業者との契約が必要となります。」
(兵庫県「ひょうご住まいの耐震化促進事業」よくあるお問い合わせ)
つまり、こういうことです。
- 県に登録している業者でないと、補助が使えません。——腕がよくても、登録していなければ対象外です
- 「実績を県ホームページで公表できる」ことまで条件です。——事業者名・住宅の規模・工事費・耐震性能が公開されます
- 屋根軽量化工事も、この条件の対象です。——瓦から軽い屋根への葺き替えを考えている人には直接効きます
この登録制度は、悪質業者対策として作られたものです。——県は制度の目的を「悪質な業者による被害が発生している状況をかんがみ」「県民が安心して住宅改修業者を選択することができる環境を整備する」ためと書いています。登録業者は、契約主任者と技術主任者を営業所ごとに置き、倫理規程と契約指針を守ることが求められます(業者の処分歴を調べる方法)。
探し方は3つあります。
| 県が公開しているもの | 中身 |
|---|---|
| リフォーム業者検索システム | 住宅改修業者登録制度に登録した業者を検索できます |
| 協力事業者グループ一覧 | 設計事務所+施工業者の組み合わせ。「耐震改修計画・工事費パッケージ型補助」で使えます |
| 木造住宅耐震リフォーム達人塾 受講者名簿 | 県が開く低コスト工法の講習会を受けた事業者の名簿。過去3回分が公開されています |
ひとつ、知っておいたほうがいいことがあります。——県は協力事業者グループについて「協力事業者グループは、耐震化を推進するため、個別訪問等を行うことがあります」と書いています。つまり、県に登録された事業者が家を訪ねてくることがある。訪問販売と見分けがつきにくい場面が起こり得ます。訪ねてきた相手が本当に登録事業者かどうかは、県の一覧で確かめられます(点検商法の見分け方)。
キャッシュバックやクーポンでの支払いは対象外
Q「業者に対して現金以外で支払った場合でも補助対象になりますか?」
A「業者からのキャッシュバックやクーポン券等での支払は実質的な値引きとみなされるため、補助対象外になります。」
(兵庫県「ひょうご住まいの耐震化促進事業」よくあるお問い合わせ)
当サイトが全国の市区を調べてきたなかで、この記述は初めて見ました。——わざわざQ&Aに載せているということは、実際にあったということです。
塗装の営業では、こういう言い方が出てきます。——「モニターになってくれたらキャッシュバックします」「商品券をお付けします」。県の考え方では、それは値引きと同じです。値引きされた分は「支払った工事費」に入らないので、補助の計算からも外れます。
これは補助を使わない場合でも役に立つ見方です。——キャッシュバックや商品券は、最初から値引きしてもらうのと同じことです。ならば見積書の金額そのものを下げてもらったほうが分かりやすい(値引きの考え方/見積書の見方)。
「計画づくりが全額補助で無料」は成り立ちません
Q「計画策定を全額補助金で出来ると聞いたのですが、本当ですか?」
A「無料で計画策定を行っている民間の業者さんはいますが、市役所・町役場が全額補助しているところはありません。計画策定の補助内容については、お住まいの市町にお問い合わせください。」
(兵庫県「ひょうご住まいの耐震化促進事業」よくあるお問い合わせ)
言い方が丁寧ですが、内容ははっきりしています。——「無料でやっている業者はいる。でもそれは行政が全額出しているからではない」。
無料の理由は、たいてい工事とセットだからです。——計画づくりを無料にして、工事を受注する。それ自体は商売として当たり前のことで、悪いことではありません。ただし「行政が出してくれるから無料」という説明は違うということです。
県がこう書いているということは、そういう説明が実際にあったのだと思われます。——制度の名前とお金の出どころを聞く。これは塗装の見積もりでも同じです。
市によって出る・出ないが真逆です
当サイトが要綱・パンフレット・Q&Aまで読んだ4市を並べます。
| 市 | 塗装への助成 | 助成率・上限 | 下限 | 決め方 |
|---|---|---|---|---|
| 西宮市 | あり | 10%・最高15万円(令和8年度に増額) | 40万円以上(税込) | 抽選・年2回(4〜5月/7〜8月) |
| 明石市 | あり | 10%・上限10万円 | 20万円以上(税込) | 抽選・年1回50名(2026年度は応募167名) |
| 神戸市 | なし | —— | —— | 耐震改修は115万円(5分の4) |
| 姫路市 | なし | —— | —— | 耐震115万円/屋根軽量化60万円 |
助成の額よりも、性格の違いに目を向けてください。——西宮市は「まとまった工事」向け(下限40万円・上限15万円)、明石市は「間口は広いが枠が狭い」(下限20万円・50名だけ)。同じ10%でも、届く人がちがいます。
そして、住んでいる市町の制度しか使えません。——神戸市民が西宮市の助成を使うことはできません。どの市町も、対象者はその市町の住民に限られています。だから「制度がある市かどうか」を気にするより、自分の市で頼める会社を2〜3社ならべるほうが先です。
神戸市と姫路市が、ほぼ同じ文で反論しています
調べていて気づいたことがあります。——「出ない」と書いている2市の文面が、ほとんど同じでした。
| 市 | 原文 |
|---|---|
| 神戸市 | 「外壁塗装や屋根の改修などの一般的なリフォームの補助は行っていません。※ホームページ等で『自治体によっては外壁塗装や屋根の改修工事の補助がありますので、自治体に確認してください』といった記載があるものも見受けられますが、神戸市では補助は行っていません」(よくある質問No.2035) |
| 姫路市 | 「外壁塗装や屋根の改修工事などの一般的なリフォームの補助(助成)は行っておりません。ホームページ等で『自治体によっては外壁塗装や屋根の改修工事の補助がありますので、自治体に確認してください』といった記載があるものも見受けられますが、姫路市建築指導課では補助(助成)は行っておりません」(FAQ/2024年3月5日更新) |
市の名前が違うだけで、指摘している内容も言い回しもほぼ同じです。——2つの市が、同じ形で「ネット記事に書いてあることは違います」と説明している。
ここから読めるのは、問い合わせがそれだけ多いということです。——「自治体によっては補助があります」という一般論の記事を読んで市役所に電話する人が、実際に相当いる。市はその対応に追われて、FAQに書き足した。当サイトが調べた千葉市も、「お問合せのお電話を多く頂戴しておりますが」と日付入りで追記していました。
この2市の書き方は、読者にとっては親切です。——「無い」とはっきり書いてくれれば、探すのをやめられます。問題は、「兵庫県には助成金があります」と書いた記事のほうが検索で目立つことです。市の公式ページを一度見る。それだけで、無駄な時間を使わずに済みます。
「兵庫県には助成金が20個」の読み方
「兵庫県では、外壁塗装に利用できる助成金が20個存在します」「42の自治体により外壁塗装を含むリフォームに使える助成金が用意されています」——こういう見出しをよく見かけます。
なぜそんな数になるのか、兵庫県の場合ははっきりしています。——耐震の補助が、41市町すべてにあるからです。県の一覧表を見れば分かります。神戸市から淡路市まで、41市町の全部に窓口があり、補助メニューが整備されています。
つまり「◯個ある」の大半は、耐震です。——そして耐震の補助は、外壁塗装には出ません。姫路市が書いているとおり、「外壁塗装工事のみを行う場合は、本補助制度の対象外」です。
| 数に含まれがちなもの | 外壁塗装に使えるか |
|---|---|
| 耐震の補助(41市町すべて) | 使えません。塗装だけでは対象外 |
| 屋根軽量化工事費補助 | 葺き替えなら対象。塗り替えは対象外 |
| 省エネ設備の補助(太陽光・蓄電池・給湯機) | 使えません |
| 人生いきいき住宅助成事業(バリアフリー) | 使えません |
| 空き家活用・移住定住の補助 | 条件に当てはまる人だけ |
| 住宅リフォーム助成(明石市・西宮市) | 使えます。ただし抽選で、募集は年に1〜2回だけ |
いちばん下の行だけが、外壁の塗り替えにそのまま使える枠です。——41市町のうち、当サイトが確認できたのは2市。ほかの市町にも独自の制度がある可能性はありますが(県も「この表以外にも市町が独自の補助を行っている場合があります」と書いています)、「20個ある」を見て期待するのは危険です。
数を数えるより、自分の市町の名前で1つ確かめるほうが早い。——次にその手順を書きます。
人生いきいき住宅助成事業——バリアフリーの枠
「兵庫県 外壁塗装 助成金」で検索すると、県のこのページが上位に出てきます。——ただし、外壁塗装は対象ではありません。バリアフリー改造の制度です。
| 区分 | 助成額 | 対象 |
|---|---|---|
| 住宅改造型 | 助成対象工事費の3分の1以上(所得により異なる)/介護保険制度等の住宅改修費と合わせて上限100万円/世帯 | 介護保険の要介護・要支援認定者、または身体障害者手帳・療育手帳をお持ちの方がいる世帯(所得制限あり) |
| 増改築型 | 助成対象工事費の3分の1/上限150万円/世帯 | 住宅改造型の対象世帯、または同居予定の世帯 |
| 共用部改造型 | 助成対象工事費に応じた定額(上限30万円) | 分譲共同住宅の管理組合(21戸以上など建築年による制限あり) |
申請先はお住まいの市町。担当=住宅改造型・増改築型は福祉部高齢政策課 078-362-9117、共用部改造型はまちづくり部都市政策課 078-362-4298。
この制度にも、着工前申請の決まりがあります。——「着工前(契約前)にお住まいの市町に助成申請書を提出して、助成決定を受けてください。助成決定前に着工(契約)したものは助成対象となりません。」兵庫県の制度は、耐震もバリアフリーも「契約の前に申請」で統一されています。
自分の市町に制度があるか調べる手順
兵庫県は、ほかの県より調べやすいほうです。——耐震については県が41市町の一覧を持っているからです。その利点を使う順番で書きます。
1.耐震の枠があるかは、県の表で一気に分かります
県の「市町受付窓口及び補助制度整備状況」PDFに、41市町ぶんが載っています。——自分の市町の行を見れば、担当課名と電話番号、そしてどのメニューを持っているかが一目で分かります。塗装から見て関係が深いのは、簡易耐震診断(無料かどうか)と⑤屋根軽量化工事費補助の2つです。
ただし金額は載っていません。——メニューがあることを表で確かめ、金額は市町のページで取り直してください。県も「詳しい補助内容については、各市町の担当窓口にお問い合わせください」と書いています。
2.リフォーム助成は、市町のサイトを直接見るしかありません
県の表には載っていない枠です。——市町のサイトで「リフォーム 助成」「住宅改修 補助」と検索してください。「外壁塗装」で検索しても出てきません。制度名が「住宅リフォーム助成事業」だからです。
3.見つからないときは、商工系の課を疑う
兵庫県内では、リフォーム助成の窓口が商工系の課であることが多いのです。——明石市は環境産業局 商工政策課(078-918-5098)、西宮市は商工課(0798-35-3641)。いっぽう耐震は建築指導課や建築安全課です。同じ市でも、電話先が違います。
「住宅」の窓口に電話して「ありません」と言われても、それは住宅政策の話をしているだけかもしれません。——市町の「補助金一覧」のページを1本見ると、部署をまたいだ制度も拾えます。
4.電話で聞くときは、工事の中身で言う
「住宅のリフォームに使える補助金はありますか。外壁の塗り替えを考えています」。——制度の名前を出さず、やろうとしている工事を言う。そうすれば、担当が違っても回してもらえます。
そして、見つかっても見つからなくても、やることは変わりません。——明石市も西宮市も抽選です。当たらなければ0円です。いっぽう見積書を2枚並べるのは、今日からできて、確実に効きます。同じ条件で2〜3社に出してもらうところまでは、制度のあるなしと関係なく必要です(見積書チェック/概算を先に見る)。
よくある質問
兵庫県から、外壁塗装の助成金は出ますか?
出ません。県は「平成28年度までは県と市町が別々に補助を行っていましたが、平成29年度から市町が行う補助に一本化されました」「県から直接住民の方に補助をすることはなくなりますが、県は市町に対して補助を行います」と説明しています。
では、どこから出るのですか?
市町です。兵庫県内では、明石市と西宮市に外壁塗装を含むリフォーム助成があります。いっぽう神戸市と姫路市は「外壁塗装や屋根の改修工事などの一般的なリフォームの補助は行っていません」と明記しています。
明石市と西宮市は、いくら出ますか?
明石市は工事経費の10%・上限10万円で、募集50名の抽選です。西宮市は工事経費の10%・最高15万円で、工事経費40万円以上が条件、年2回の抽選です。
耐震改修の補助を使うのに、業者の条件がありますか?
あります。県は「住宅耐震改修工事費補助、簡易耐震改修工事費補助、屋根軽量化工事費補助の補助を受けて住宅の耐震改修工事を行う場合には、兵庫県『住宅改修業者登録制度』による登録を受け、補助の実績を県ホームページで公表できる事業者との契約が必要」としています。
登録業者はどこで探せますか?
兵庫県の「リフォーム業者検索システム」で探せます。県は協力事業者グループ(設計事務所+施工業者)の一覧や、耐震リフォーム達人塾の受講者名簿も公開しています。
値引きの代わりにキャッシュバックすると言われました
補助の対象外になります。県のQ&Aに「業者からのキャッシュバックやクーポン券等での支払は実質的な値引きとみなされるため、補助対象外になります」と書かれています。
「計画づくりは全額補助で無料になる」と言われました
県はその点にも触れています。「無料で計画策定を行っている民間の業者さんはいますが、市役所・町役場が全額補助しているところはありません」というのが県の回答です。
もう契約してしまいました
対象になりません。県は「すでに契約している場合は、補助対象にはなりません」「着手する前(契約前)に、お住まいの市町の窓口へ、交付申請書を提出してください」としています。
県が市町の一覧を出していますか?
耐震については出しています。「令和8年度市町受付窓口及び補助制度整備状況」というPDFで、41の市町ぶんの担当課名・電話番号・補助メニューの整備状況が1枚にまとまっています。
無料の耐震診断はどこで受けられますか?
県の一覧では、木造戸建て住宅の簡易耐震診断を無料で行っている市町が27ありました。ただし年度で変わるので、お住まいの市町にご確認ください。
遮熱塗料を塗れば、県の補助が使えますか?
使えません。ただし明石市は、市の別表に「遮熱性塗料を使った塗装工事」を名前入りで載せています(明石市のページ)。市の制度として確認してください。
人生いきいき住宅助成事業は外壁塗装に使えますか?
使えません。バリアフリー改造が対象で、住宅改造型は介護保険制度等の住宅改修費と合わせて上限100万円、増改築型は上限150万円です。申請先はお住まいの市町になります。
「兵庫県には助成金が20個あります」と書いてある記事を見ました
数え方の問題です。市町の制度をすべて足せばその程度の数になりますが、そのなかには耐震・省エネ設備・バリアフリー・空き家活用など、外壁塗装が対象外のものが混ざっています。自分の市町の制度を1つ確かめるほうが早いです。
助成金が使えるので実質無料、と言われました
その説明は成り立ちません。兵庫県内の市町の助成は、上限が10万円か15万円です。150万円の工事なら残りの135万円以上は自己負担です。まず制度名と、どこの市町の制度なのかを聞いてください(点検商法の見分け方)。
参考にした情報
- 兵庫県「ひょうご住まいの耐震化促進事業」(更新日 2026年4月23日/「阪神・淡路大震災における犠牲者の死因のうち、8割以上が家屋・家具の倒壊でした」/「平成12年度から全国に先駆けて旧耐震基準の住宅の耐震診断に対して支援(簡易耐震診断事業)するとともに、平成15年度からは住宅の耐震改修工事に対する支援制度(ひょうご住まいの耐震化促進事業)を創設」/「令和6年度からは多雪区域を対象に補助金の加算を行っています」/よくあるお問い合わせ=「平成28年度までは県と市町が別々に補助を行っていましたが、平成29年度から市町が行う補助に一本化されました」「県から直接住民の方に補助をすることはなくなりますが、県は市町に対して補助を行います」「業者からのキャッシュバックやクーポン券等での支払は実質的な値引きとみなされるため、補助対象外になります」「無料で計画策定を行っている民間の業者さんはいますが、市役所・町役場が全額補助しているところはありません」「すでに契約している場合は、補助対象にはなりません」「平成29年度から、『ひょうご住まいの耐震化促進事業(住宅耐震改修工事費補助、簡易耐震改修工事費補助、屋根軽量化工事費補助)』の補助を受けて住宅の耐震改修工事を行う場合には、兵庫県『住宅改修業者登録制度』による登録を受け、補助の実績(事業者名・住宅の規模・工事費・耐震性能等)を県ホームページで公表できる事業者との契約が必要となります」/「協力事業者グループは、耐震化を推進するため、個別訪問等を行うことがあります」/まちづくり部 建築指導課 078-362-4340)
- 兵庫県「令和8年度市町受付窓口及び補助制度整備状況」PDF(令和8年4月1日現在/41市町の担当課名・電話番号・補助メニュー整備状況を掲載/メニュー=簡易耐震診断推進事業/①住宅耐震改修計画策定費補助/②住宅耐震改修工事費補助/③簡易耐震改修工事費補助/④シェルター型工事費補助/⑤屋根軽量化工事費補助/⑥建替工事費補助/⑦防災ベッド等設置助成事業、および代理受領制度の導入状況/無料の簡易耐震診断(木造戸建)の「●」は27市町/「※詳しい補助内容については、各市町の担当窓口にお問い合わせください。」「※この表以外にも市町が独自の補助を行っている場合があります。」)
- 兵庫県「住宅改修業者登録制度」(制度の目的=「悪質な業者による被害が発生している状況をかんがみ」県民が「安心して住宅改修業者を選択することができる環境を整備するとともに、住宅改修業者の資質の向上を図り」住宅改修業の適正化を促進する/登録業者の要件=倫理規程の遵守、各営業所への契約主任者・技術主任者の選任、契約指針の遵守(工事内訳明記など)、研修受講/まちづくり部 住宅政策課 住宅行政班 078-362-9295)
- 兵庫県「人生いきいき住宅助成事業」(住宅改造型=助成対象工事費の3分の1以上(所得により異なる)、介護保険制度等の住宅改修費と合わせて上限100万円/世帯/増改築型=3分の1、上限150万円/世帯/共用部改造型=定額、上限30万円/「着工前(契約前)にお住まいの市町に助成申請書を提出して、助成決定を受けてください。助成決定前に着工(契約)したものは助成対象となりません。」/福祉部高齢政策課 078-362-9117、まちづくり部都市政策課 078-362-4298)
- 各市の詳細は当サイトの個別ページに記載しています(明石市/西宮市/神戸市/姫路市)。
- 最終確認日:2026年9月1日。制度は年度で変わり、市町によって内容が異なります。申し込む前に、必ずお住まいの市町の公式ページと担当課で最新の内容をご確認ください。