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【2026年度】尼崎市の外壁塗装に使える補助金
住んでいる家には出ませんただし空き家の改修なら3分の2・上限100万円
- 市の明記
- 「尼崎市では、居住中の住宅の外壁工事や屋上防水工事などに対する補助はありませんので、ご注意ください。」
- 注意喚起
- 市が補助金のページの冒頭で「悪質住宅リフォームにご注意ください!!」と警告しています
- 空き家なら
- 空家改修費補助事業=3分の2・戸建て上限100万円(築20年以上・2年以上使われていない空き家)
- 耐震
- 簡易耐震診断は木造の戸建住宅で3,150円/棟。令和8年11月30日まで
- 隣は出ます
- 西宮市は10パーセント・最高15万円、明石市は10パーセント・上限10万円。市境で変わります
尼崎市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。——結論から書きます。尼崎市に、住んでいる家の外壁塗装に出る補助はありません。市がそう書いています。しかもただ「ありません」と書いているのではありません。——「補助金が出る」と言って契約させる悪質商法への注意喚起と、セットで書かれているのです。——もし業者から「尼崎市の補助金が使えます」と言われた方は、この記事を最後まで読んでください。
兵庫県内の9市区町村を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——尼崎市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は兵庫県の助成金まとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/兵庫県の外壁塗装 悪質業者リスト
このページの内容全16項目
- 先に結論——市が「ありません」と書いています
- 市が補助金のページの冒頭で、悪質商法に注意喚起しています
- 「補助金が使えます」と言われたときの確かめ方
- 空き家なら出ます——3分の2・上限100万円
- 「築20年以上」かつ「2年間以上使用実態のない空き家」
- 尼崎市は、空き家の制度をこれだけ並べています
- 10年間の使用義務と、3年ごとの報告があります
- 簡易耐震診断は木造の戸建住宅で3,150円
- フェニックス共済——兵庫県だけの仕組みです
- 隣の西宮市は出ます。市境で変わります
- 出ないものを、先に
- 動く順番を、月で区切ると
- 補助が無い前提で——尼崎の家で見るところ
- 国の補助金なら使えますか
- よくある質問
- 参考にした情報
先に結論——市が「ありません」と書いています
尼崎市の住宅向け支援を並べると、こうなります。2026年9月4日に市の公式ページを直接開いて確認しました。
| 制度 | 内容 | 外壁塗装は |
|---|---|---|
| 空家改修費補助事業 | 3分の2・戸建て上限100万円 | 空き家なら対象 |
| 簡易耐震診断推進事業 | 木造の戸建住宅 3,150円/棟 | 対象外(診断のみ) |
| フェニックス共済(兵庫県) | 災害時の住宅再建・補修を支援する共済 | 対象外(災害時) |
| 老朽危険空家等の除却費補助 | 解体が対象 | 対象外 |
| 戸建住宅賃貸化改修補助 | 賃貸化する場合の改修 | 要確認 |
いま住んでいる家の外壁塗装に出る補助は、尼崎市にはありません。——そしてこれは、当サイトが推測して書いているのではありません。市がそう書いています。
市が補助金のページの冒頭で、悪質商法に注意喚起しています
尼崎市の空家改修費補助事業のページを開くと、制度の説明より先に、この見出しが出てきます。
「※悪質住宅リフォームにご注意ください!!」
「『すでに住んでいる住宅のリフォーム工事に補助金が出る』と言って契約をさせる悪質商法が増えております。本補助事業は、空き家に対して補助するものであり、居住中の住宅は対象外となります。尼崎市では、居住中の住宅の外壁工事や屋上防水工事などに対する補助はありませんので、ご注意ください。」
「ありません」と一緒に、悪質商法への注意まで書いているということです(浦安市も外壁塗装の助成金について注意喚起のページを置いています)。
読み解くと、3つのことが分かります。
- 「補助金が出る」と言って契約させる商法が、尼崎市で実際に起きている——市が「増えております」と書いています
- その手口は、市の空き家向けの制度を、居住中の住宅にも使えるかのように説明するもの
- 市は「外壁工事」と「屋上防水工事」を名指しで挙げている——この2つが、実際に使われている口実だということです
市は消費生活センターの案内までリンクしています。——制度の説明ページに消費生活センターへの導線がある。それだけ相談が来ている、と読むのが自然です。
「補助金が使えます」と言われたときの確かめ方
もし業者から「尼崎市の補助金が使えます」と言われたなら、その場で契約せずに、次の順番で確かめてください。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 制度の正式な名前を聞く。「市の補助金」ではなく、要綱に載っている名前を |
| 2 | いま住んでいる家か、空き家かを確認する。空家改修費補助事業は空き家だけです |
| 3 | 市の住宅政策課(06-6489-6608)に電話する。制度名を言えば、対象かどうかを教えてもらえます |
| 4 | それでも不安なら消費生活センターへ。市が案内を出しています |
本物の制度なら、名前があります。——尼崎市の場合は「空家改修費補助事業」です。この名前が出てこないなら、その時点でおかしい。
そして市の制度は、契約より先に申請するのが原則です。尼崎市も「工事の契約は、必ず補助金の交付決定後に行ってください。」としています。——「今日契約すれば補助金が使えます」は、制度の仕組みと逆です。
ここで一度、金額の話に移ります。補助が無い以上、外壁にかかる額を決めるのは見積書の中身だけです(見積もりの取り方/外壁塗装の相場)。
空き家なら出ます——3分の2・上限100万円
いっぽうで、空き家を直す場合の制度はしっかりしています。市の説明はこうです。
「一定期間使用されていない空き家や建て替えが難しい空き家を利用することにより老朽危険空家等の発生を抑制するため、改修工事に要する費用の一部を補助します。」
金額の計算式が、少し変わっています。
「補助金額は、補助対象工事に要した費用又は住宅部分の延べ面積(平方メートル)に4万円を乗じて得た金額のいずれかのうち低い方の金額に3分の2を乗じて得た金額とする。」
| 区分 | 上限額 |
|---|---|
| 戸建住宅及び長屋住宅(一戸当たり) | 100万円 |
| 長屋住宅及び共同住宅(一棟当たり) | 200万円 |
「延べ面積×4万円」という上限の基準が入っているのが特徴です。——たとえば延べ面積80平方メートルの家なら、80×4万円=320万円。工事費がそれより高くても、320万円を基準に3分の2を計算します。逆に工事費のほうが低ければ、工事費が基準になります。
補助対象工事は「補助対象空き家の住宅部分について行う機能回復又は設備改善に必要な工事」。外壁の塗り替えは「機能回復」に当たりうる工事です。ただし壁・床・天井と一体になっていない設備機器や照明器具、ビルドインでないガスコンロなどは除かれます。
また「国、地方公共団体等による他の補助金等の交付を受けている又は交付対象となる工事」も対象外です。国の制度と重ねる形は取れません。
「築20年以上」かつ「2年間以上使用実態のない空き家」
対象になる空き家の条件は、細かく決まっています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 築年数と空き期間 | 築20年以上経過しており、かつ、2年間以上使用実態のない空き家(無接道敷地なら3か月以上) |
| 建物の種類 | 戸建住宅/長屋住宅/一棟の共同住宅 |
| 耐震 | 昭和56年6月1日以後の確認済証、または新耐震基準に適合していることを示せること |
| 過去の利用 | 「過去10年の間にこの補助金の交付を受けていないこと。」 |
| 対象者 | 所有者・購入予定者・借主(市税の未納がないこと) |
借りて住む人も使えます。——これは他市ではあまり見ない条件です。借主の場合は賃貸借契約書等の写しと承諾書(様式第4号)が必要になります。
耐震の条件には逃げ道があります。昭和56年5月31日以前の建物でも、耐震改修工事を行って新耐震基準に適合することを証明できれば対象になります。「工事完了届出時までに市長に提出することができること」とされているので、改修と同時に進める形です。
もうひとつ、事業者型という枠もあります。無接道敷地にある3か月以上使われていない空き家を、改修して賃貸住宅として活用する場合です。——建て替えができない土地の家を、壊さずに使い続けてもらうための設計になっています。
尼崎市は、空き家の制度をこれだけ並べています
ここまで読むと分かってきますが、尼崎市の住宅政策は「空き家」に寄せてあります。——市が「空き家の減少に向けた取組」として並べている制度を挙げます。
- 空家改修費補助事業(この記事で扱っているもの)
- 特殊空家(借地長屋、無接道空家)に係る除却費補助金
- 不良木造賃貸住宅の除却(解体費用)に係る補助金
- 不良木造賃貸住宅の除却の促進(住み替え費用)に係る補助金
- 一団の土地上に存する老朽危険空家等に該当する住宅及びその他の住宅の除却費補助
- 戸建住宅賃貸化改修補助
- 空家対策に係る技術的支援補助事業
- 相続登記費用及び遺言書作成費用に係る補助金
- 既存住宅流通促進事業/空家等寄付受け事業
「除却」の制度が4本並んでいます。——壊すほうに、これだけ枠を用意している市です。とくに「借地長屋」「無接道空家」「不良木造賃貸住宅」という言葉が出てくるところに、尼崎の住宅事情が表れています。建て替えられない土地に建つ古い長屋を、どう畳むか。市の関心はそこにあります。
だから「いま住んでいる家をきれいに保つ」ための補助が無い——という筋道になります。実家が空き家になっている方、相続した長屋がある方は、上の一覧を市に確認する価値があります。金額や条件は制度ごとに違うので、住宅政策課へどうぞ。
10年間の使用義務と、3年ごとの報告があります
この制度でいちばん重いのは、金額でも条件でもなく、あとの義務です。
「補助対象工事の完了後10年以上、自己居住用として使用すること。」(事業者型は「10年以上、賃貸住宅として活用すること。」)
しかも報告が要ります。
「申請者は補助対象工事が完了してからの10年間、翌年度及びそれから3年度ごとに、補助対象住宅の活用状況について、状況報告書(第17号様式)により、市に報告していただきます。」
10年間、3年おきに市へ報告する。——補助金をもらって直して、数年で売るという計画は立てられません。空き家を減らすための制度である以上、当然の設計だと言えます。
逆に言えば、10年住むつもりの方には良い制度です。——上限100万円で3分の2。外壁と屋根と水回りをまとめて直すなら、届く金額です。申請期間は令和8年4月1日から12月28日まで。ただし「申請期間内であっても、予算の範囲を超えれば受付(変更届を含む)を終了します。」とされています。
簡易耐震診断は木造の戸建住宅で3,150円
尼崎市は診断員を派遣する形の耐震診断を行っています。費用は建物の種類で分かれます。
| 建物・構造種別 | 申込者負担金 |
|---|---|
| 戸建住宅(木造) | 3,150円/棟 |
| 戸建住宅(非木造) | 6,350円/棟 |
| 長屋住宅(木造) | 6,350円/棟 |
| 長屋住宅(鉄筋コンクリート造) | 1棟目21,700円/2棟目以降15,500円 |
木造の戸建てで3,150円。——当サイトが見てきたなかでも、かなり安い部類です。令和8年度の受付は11月30日まで(予算額に達し次第終了)。
対象は「昭和56年(1981年)5月31日以前に工事着工した戸建て住宅、長屋住宅、共同住宅」。ただし次のものは対象外です。
- ツーバイフォー住宅や丸太組工法の住宅
- 「平成17年(2005年)6月1日以降に増築(建て増し)された住宅」
- 3階建ての木造住宅/混構造の住宅
市はこの制度についても、注意書きを添えています。「(注)本市で実施している簡易耐震診断推進事業は、市の職員や簡易耐震診断員が直接所有者のご自宅を訪問し、簡易耐震診断の案内などの営業を行うことはございませんのでご注意ください。」——ここでも訪問営業への注意です。
フェニックス共済——兵庫県だけの仕組みです
兵庫県には、他の都道府県にない制度があります。フェニックス共済(兵庫県住宅再建共済制度)です。
「この制度『フェニックス共済』は、住宅を所有している方に加入いただき、平常時から資金を寄せ合うことにより、災害発生時に被害を受けた住宅の再建・補修を支援する制度です。」
阪神・淡路大震災の教訓から、平成17年9月に全国に先駆けて始まった仕組みです。——補助金ではなく共済なので、平常時に掛金を払っておく形になります。
外壁塗装そのものには使えませんが、台風や地震で外壁や屋根が壊れたときの補修は支援の対象になり得ます。尼崎市は市役所の北館1階ロビーで「出前受付」を行うこともあります。火災保険とあわせて、備えの一つとして知っておく価値があります。
隣の西宮市は出ます。市境で変わります
ここが、尼崎市民にとっていちばん納得しにくい部分かもしれません。
| 市 | 外壁塗装への助成 | 中身 |
|---|---|---|
| 尼崎市 | 出ない | 市が「居住中の住宅の外壁工事…に対する補助はありません」と明記 |
| 西宮市 | 出る | 工事経費の10パーセント・最高15万円(工事経費40万円以上・年2回の抽選) |
| 明石市 | 出る | 工事経費の10パーセント・上限10万円(募集50名の抽選) |
| 神戸市 | 原則出ない | ただし景観形成助成が「色彩の変更」に3分の1・250万円(区域限定) |
尼崎と西宮は、隣り合った市です。——武庫川を渡るだけで、10パーセント・15万円が出るかどうかが変わります。
ただし、住んでいる市の制度しか使えません。尼崎市民が西宮市の助成を使うことはできませんし、その逆もできません。「隣の市が出しているから、うちも出るはず」と考えて業者の説明を信じてしまうのが、いちばん危ないパターンです。県内の状況は兵庫県の助成金にまとめています。
出ないものを、先に
問い合わせる手間を省くために、尼崎市で通らないものをまとめておきます。
- いま住んでいる家の外壁塗装——市が名指しで「補助はありません」と書いています
- いま住んでいる家の屋上防水工事——同じく名指しです
- 築20年に満たない空き家——空家改修費補助の条件を外れます
- 2年間の空き期間がない家——「使用実態のない期間が確認できる書類」が必要です
- 過去10年以内にこの補助金を受けた住宅
- 交付決定前に契約した工事——市が明確に禁じています
- 国や他の補助金の対象になる工事——重ねられません
- 3階建ての木造住宅・ツーバイフォーの耐震診断——対象外です
動く順番を、月で区切ると
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま | 外壁塗装の見積もりを2社以上から取る。補助とは関係なく進められます |
| 言われたら | 「補助金が使える」と言われたら、その場で契約しない。制度名を聞いて市に電話 |
| 空き家を直すなら | 4月1日〜12月28日に申請。契約は交付決定のあと |
| 11月30日まで | 昭和56年5月以前の木造なら、簡易耐震診断(3,150円)を申し込む |
| 令和9年1月29日まで | 空き家の補助を使った場合の工事完了報告 |
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
補助が無い前提で——尼崎の家で見るところ
尼崎市で外壁にかかる金額を動かせるのは、見積もりだけです。見るところを挙げます。
ひとつめは、洗いの工程です。尼崎市は南部に工場地帯を抱え、大阪湾にも面しています。塩分と粉じんが付いた壁は、洗い落とし方で塗料の食いつきが変わります。——見積書に「高圧洗浄」が1行あるかどうかではなく、何平方メートルあたりいくらで積まれているかを見てください。「サービス」と書かれているものは、実際には水をかけただけで終わることがあります。
ふたつめは、長屋と隣家との距離です。尼崎市は長屋住宅が多い市で、市の制度にも「長屋住宅」という区分が何度も出てきます。隣と壁を接している家では、足場が普通に組めません。——単管を細く組む、隣家に一部を借りる、といった判断が要ります。現地を見ずに出してきた見積書は、ここを織り込んでいません。
みっつめは、訪問してくる業者の扱いです。市が2つのページで訪問営業に注意を促している市です。——「近所で工事をしていて」「今なら足場代が無料」「補助金が使えます」。この3つが出たら、その場では決めないでください。見積書を置いていってもらい、別の会社にも同じ条件で出してもらう。それだけで、比べられるようになります。
見積書の読み方は見積書のチェック項目、業者の見分け方は悪質業者の見分け方にまとめています。訪問販売への対処は断り方も参考にしてください。
国の補助金なら使えますか
市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
尼崎市で外壁塗装に助成金は出ますか?
住んでいる家には出ません。市が空家改修費補助事業のページの冒頭で「尼崎市では、居住中の住宅の外壁工事や屋上防水工事などに対する補助はありませんので、ご注意ください。」と明記しています。
業者に「尼崎市の補助金が使えます」と言われました
市が名指しで注意している手口です。市は「『すでに住んでいる住宅のリフォーム工事に補助金が出る』と言って契約をさせる悪質商法が増えております。」と書いています。制度名を聞いて、市の住宅政策課(06-6489-6608)に確認してください。契約する前です。
空き家なら補助が出るのですか?
出ます。空家改修費補助事業で、市は「一定期間使用されていない空き家や建て替えが難しい空き家を利用することにより老朽危険空家等の発生を抑制するため、改修工事に要する費用の一部を補助します。」としています。ただし居住中の住宅は対象外です。
空き家の補助はいくらですか?
市の計算式はこうです。「補助金額は、補助対象工事に要した費用又は住宅部分の延べ面積(平方メートル)に4万円を乗じて得た金額のいずれかのうち低い方の金額に3分の2を乗じて得た金額とする。」上限は戸建住宅・長屋住宅が一戸あたり100万円、長屋住宅・共同住宅が一棟あたり200万円です。
延べ面積×4万円というのは何ですか?
補助の計算に使う上限の基準です。たとえば延べ面積80平方メートルなら80×4万円で320万円。実際の工事費がそれより高くても、320万円を基準に3分の2を計算します。逆に工事費のほうが低ければ、工事費が基準になります。
どんな空き家が対象ですか?
自己居住型の場合、「築20年以上経過しており、かつ、2年間以上使用実態のない空き家」です。無接道敷地にある空き家は3か月以上で足ります。加えて昭和56年6月1日以後の確認済証があるか、新耐震基準に適合していることを示せる必要があります。
借りて住む場合でも使えますか?
使えます。補助対象者は「補助対象空き家の所有者又は購入予定者」または「補助対象空き家の借主」です。借主の場合は賃貸借契約書等の写しと承諾書(様式第4号)が必要になります。
補助を受けたあと、すぐ引っ越せますか?
できません。市は「補助対象工事の完了後10年以上、自己居住用として使用すること。」を条件にしています。さらに「補助対象工事が完了してからの10年間、翌年度及びそれから3年度ごとに、補助対象住宅の活用状況について、状況報告書(第17号様式)により、市に報告していただきます。」とされています。
申請はいつまでですか?
令和8年度は4月1日から12月28日までです。ただし市は「申請期間内であっても、予算の範囲を超えれば受付(変更届を含む)を終了します。」としています。工事完了の報告は完了日から30日以内、または令和9年1月29日までのいずれか早い日です。
先に工事を契約してもいいですか?
いけません。市は「工事の契約は、必ず補助金の交付決定後に行ってください。」と明記しています。見積もりを取るのは自由ですが、契約は交付決定のあとです。
耐震診断は受けられますか?
受けられます。簡易耐震診断推進事業で、診断員を派遣して調査・診断を行います。申込者負担金は木造の戸建住宅が3,150円/棟、非木造が6,350円/棟です。令和8年度の受付は11月30日までで、予算額に達し次第終了します。
耐震診断の対象にならない住宅はありますか?
あります。対象は「昭和56年(1981年)5月31日以前に工事着工した戸建て住宅、長屋住宅、共同住宅」で、ツーバイフォー住宅・丸太組工法の住宅、「平成17年(2005年)6月1日以降に増築(建て増し)された住宅」、3階建ての木造住宅、混構造の住宅は対象外です。
フェニックス共済とは何ですか?
兵庫県の住宅再建共済制度です。県は「住宅を所有している方に加入いただき、平常時から資金を寄せ合うことにより、災害発生時に被害を受けた住宅の再建・補修を支援する制度です。」としています。平成17年9月から始まった、全国に先駆けた仕組みです。
隣の市なら助成があると聞きました
あります。西宮市は工事経費の10パーセント・最高15万円(工事経費40万円以上・年2回の抽選)、明石市は工事経費の10パーセント・上限10万円(募集50名の抽選)です。ただし住んでいる市の制度しか使えません。
補助が無いなら、外壁塗装はどう進めればいいですか?
見積もりを2社以上から取ることです。尼崎市は海に近く、工場地帯を抱える市です。塩分と粉じんは塗膜の劣化を早めるので、高圧洗浄がどこまで丁寧に見積もられているかを比べてください。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
尼崎市の公式ページを2026年9月4日に直接開いて確認しました。空家改修費補助事業は予算の範囲を超えた時点で受付が終了します。簡易耐震診断も同様です。金額・条件は変わる可能性があります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 尼崎市「空家改修費補助事業について」(2026年4月10日更新/冒頭に「※悪質住宅リフォームにご注意ください!!」および「尼崎市では、居住中の住宅の外壁工事や屋上防水工事などに対する補助はありませんので、ご注意ください。」)
- 尼崎市「簡易耐震診断推進事業について」(2026年4月1日更新・診断費用の一覧)
- 尼崎市「フェニックス共済(兵庫県住宅再建共済制度)」(2026年9月1日更新・都市整備局 住宅部 住宅政策課)
- 尼崎市「空き家の減少に向けた取組」(除却費補助・戸建住宅賃貸化改修補助・既存住宅流通促進事業など)
- 尼崎市の公式ページを開く——空家改修費補助事業のページ。冒頭の注意喚起もここに出ています。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
空家改修費補助・フェニックス共済=都市整備局 住宅部 住宅政策課(本庁北館5階・電話06-6489-6608)
「補助金が使える」と言われて不安なとき=同課、または市の消費生活センター
兵庫県内のほかの市も調べています。——西宮市(10パーセント・最高15万円)/明石市(10パーセント・上限10万円)/神戸市(景観形成助成なら色彩の変更に3分の1・250万円)/伊丹市/宝塚市。同じ阪神間でも、市が変われば答えが変わります(兵庫県の助成金/助成金ガイド)。