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【2026年度】たつの市で外壁塗装に補助金は出る——空き家なら最大225万円。県のQ&Aが「外壁のリフォーム(塗装工事)」を○にしています
空き家なら出ます空き家活用支援事業=最大225万円(市街化区域外・築20年以上・若年/子育て/UJIターン世帯)。県のQ&Aが外壁塗装を○にしています
- 県のQ&Aが名指ししています
- 兵庫県の補助対象工事の例示に「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) 〇」「屋根のリフォーム(葺き替え、補修・塗装・取替等) 〇」
- 金額
- 市街化区域外・築20年以上・工事費300万円以上で、若年/子育て/UJIターン世帯なら4分の3・225万円/一般世帯でも3分の2・200万円
- 業者に条件がありません
- 県のQ&Aが「業者に要件はありません。県外の業者でも契約可能です。」/DIYも可(材料費のみ)
- 令和8年度は5月12日16時に終了
- 市が「2026年5月12日16時をもって、予算上限に達したため…終了しました」と時刻まで書いています(受付開始は4月13日)
- 今年度から新設の枠は受付中
- 空き家リフォーム支援事業=築10年以上の空き家に3分の1・最大30万円。令和9年1月29日まで
- 10年の縛りがあります
- 10年以上定住が条件。1年目・4年目・7年目・10年目に活用状況を確認されます
- 耐震は受付停止中
- 住宅耐震化補助金は「多数の申込があったため、受付を一時中止します。」/募集戸数 全5戸
「たつの市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先にお伝えします。いま住んでいる家の塗り替えに使える市の制度は、たつの市にはありません。——ただし、空き家を買って(または借りて)直すなら、金額が大きい。最大225万円です。そして外壁塗装が対象かどうかは、市のページではなく兵庫県のQ&Aに書かれています。そこにこうあります——「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) 〇」。
県のQ&Aが外壁塗装を○にしていても、動くのは市の予算です。並行して総額を押さえておいてください。——30坪だといくらか/業者の選び方
このページの内容全13項目
答えは市のページではなく、兵庫県のQ&Aにあります
たつの市の空き家活用支援事業のページを開いても、「外壁塗装が対象かどうか」は書かれていません。書いてあるのは、これだけです。
「空き家を住宅等(住宅部分が過半の面積を占めるものに限る。以下同じ。)として居住するために必要な改修工事に要する経費となります。
ただし、兵庫県の空き家活用支援事業の対象となるものに限ります。補助対象工事内容の例示については、兵庫県空き家活用支援事業「Q&A」を参照してください。」
——県のQ&Aを開けと書いてある。開きました。そこに「補助対象工事の例示」という表があり、工事名が五十音順に並んでいます。
| 工事内容 | 対象 | 備考 |
|---|---|---|
| 外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) | 〇 | —— |
| 屋根のリフォーム(葺き替え、補修・塗装・取替等) | 〇 | —— |
| 補修・取替・修繕工事(基礎・土台・柱・壁・床・屋根等) | ○ | —— |
| 防水工事 | ○ | —— |
| 雨樋/雨戸/網戸 | ○ | —— |
| 断熱改修工事(床・壁・窓(サッシ)・天井等) | 〇 | —— |
| 耐震改修工事 | 〇 | 耐震診断は× |
| 外構工事(庭・門扉・アプローチ・カーポート・ポスト・外灯等) | × | —— |
| 舗装工事 | × | 外構工事なので対象外。配管工事に伴う復旧工事は対象。 |
| 太陽光パネル | × | —— |
| エアコンの新設・取替工事 | △ | 一般的な壁掛けタイプは家電であるため対象外。天井一体型のものは対象。 |
——「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) 〇」。県の資料に、五十音の「か」のところで名指しされています。
図1 道は空き家の2本。いま住んでいる家には制度がありません
これはたつの市だけの話ではありません。この空き家活用支援事業は兵庫県と市町が共同で実施している制度です。同じQ&Aが、この事業をやっている兵庫県内の市町すべてに効きます。——「市のページに対象工事が書いていない」ときは、県の資料まで追う。ここが分かれ目でした。
最大225万円。区域と築年数と工事費で段が変わります
図2 工事費300万円以上のときの上限額(万円)
補助額は「対象住宅等区分 × 対象区域区分 × 補助対象経費区分」の3つで決まります。工事費300万円以上のときを表にします。
| 世帯 | 区域 | 補助率 | 限度額 |
|---|---|---|---|
| 若年世帯・子育て世帯・UJIターン世帯(自己所有) | 市街化区域以外 | 4分の3 | 225.0万円 |
| 市街化区域(旧龍野市) | 3分の2 | 200.0万円 | |
| 上記以外(一般世帯) | 市街化区域以外 | 3分の2 | 200.0万円 |
| 市街化区域(旧龍野市) | 2分の1 | 150.0万円 |
工事費が下がると、限度額も段階的に下がります(市街化区域以外・若年世帯等の場合)。
| 補助対象経費 | 限度額(4分の3のとき) |
|---|---|
| 300万円以上 | 225.0万円 |
| 250万円以上300万円未満 | 202.5万円 |
| 200万円以上250万円未満 | 165.0万円 |
| 150万円以上200万円未満 | 127.5万円 |
| 100万円以上150万円未満 | 90.0万円 |
——100万円未満は対象外です。外壁塗装だけなら30坪の家で80万〜120万円なので、ぎりぎりの線。屋根や水回りと一緒にやることで、上の段に入れます。
「市街化区域」の定義に注意してください。市は「(備考)市街化区域は、新宮町、揖保川町及び御津町の市街化区域を除く。」と書いています。——旧龍野市の市街化区域だけが「市街化区域」扱いで、新宮・揖保川・御津の市街化区域は「上記以外の区域」(=補助率が高いほう)に入るということです。自分の家がどちらかで、補助率が4分の3と3分の2で変わります。
また、「下表の補助金限度額には、兵庫県の間接補助金を含みます」とあります。市と県が一緒に出している制度です。
業者に条件がありません。DIYも認められています
当サイトが調べた市の制度は、ほとんどが「市内に本店がある業者」を条件にしています。この制度は違います。
「3-② 工事契約する業者は県内の業者でなければならないか。
業者に要件はありません。県外の業者でも契約可能です。」(兵庫県Q&A)
——県外の業者でもいい。当サイトが調べたなかでは珍しい書き方です。同じ兵庫でも高砂市の省エネ化促進事業や三木市の耐震補助には業者の縛りがあります。
そして、自分で直す場合も認められています。
「3-⑥ 住みながらDIYで改修工事を行う場合、申請できるのか。
工事業者と契約せず、自身で改修する場合も申請可能です。その場合、材料費のみが補助対象となります。
なお、申請時点で既に住んでいる場合は、空き家ではないため、申請不可となります。」
外壁塗装をDIYでやるのはおすすめしません。足場が要りますし、下地の見極めができないと数年で剥がれます。ただし「業者に要件がない」のは大きい。県内・市内に縛られず、腕と金額で選べるということです。県は住宅改修業者登録制度(一定の条件を満たすリフォーム業者を登録・公開する県の制度)も案内しています。
5月12日16時に終了。時刻まで書いてあります
令和8年度の空き家活用支援事業は、もう終わっています。市の書き方が印象的です。
「2026年5月12日16時をもって、予算上限に達したため、令和8年度空き家活用支援事業は終了しました。」
——「16時」まで書いてある。受付開始は4月13日でしたから、1か月弱で予算に達したことになります。最大225万円という額を考えれば、数件で埋まる規模です。
来年度をねらうなら、4月13日前後に動けるよう準備してください。この制度は契約より前に申請で、交付決定まで約2か月かかります。物件探しと見積もりは、年明けから始めることになります。
今年度から新設の枠は、1月29日まで受付中です
市は、空き家活用支援事業が終わったページにこう書いています。
「なお、本年度から新設しました空き家リフォーム支援事業(本ページ下部掲載)の申請を御検討ください。」
目的も書かれています。
「平成26年度から実施する『たつの市空き家活用支援事業』を補完し、より多くの空き家の利活用を図るため、築年数が浅い空き家を対象にした市独自の支援事業を創設します。」
| 項目 | 空き家活用支援事業 | 空き家リフォーム支援事業(新設) |
|---|---|---|
| 築年数 | 築20年以上 | 築10年以上 |
| 補助率 | 2分の1〜4分の3 | 3分の1 |
| 上限 | 最大225万円 | 最大30万円(工事費80万円以上) |
| 令和8年度 | 5月12日16時に終了 | 令和9年1月29日まで受付中(予算額に達し次第締切) |
| そのほかの要件 | —— | 「それ以外の要件は、空き家活用支援事業と同じです。」 |
——金額は7分の1以下ですが、いま動ける唯一の枠です。そして「それ以外の要件は同じ」なので、県のQ&Aの「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等)○」もそのまま効くと読めます(申請の前に建築住宅課で確かめてください)。
10年の縛りと、4回の確認
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 市内の空き家を所有・賃借・使用貸借し、当該空き家に10年以上定住する意思を持って居住しようとする方 |
| 空き家の要件 | 空き家の期間が6か月以上(空き家バンク登録物件を除く)/築20年以上/台所・浴室・便所の水回り設備の全部またはいずれかが10年以上更新されていない |
| 旧耐震 | 昭和56年5月31日以前に着工の空き家は、改修後に県の要領の耐震基準を満たし、建築士の確認を受けた書類が必要 |
| 対象外の区域 | 土砂災害特別警戒区域/災害危険区域(建築基準法第39条第1項) |
| 他の補助 | 国・地方公共団体から同様の補助金等の交付を受けないもの(たつの市町並み整備助成金、たつの市住宅耐震化補助金、たつの市伝統的建造物群保存地区保存事業補助金は除く) |
| 引っ越し済みは不可 | 「申請時点で対象物件に引っ越し(居住)されている場合は、空き家ではないため、補助対象外(申請不可)となります。」 |
そして、あとの確認です。
「事業完了後10年間の居住を要件に補助金を交付しているため、事業完了後1年目、4年目、7年目、10年目に活用状況を確認します。状況報告がなされず、居住していることが確認できない場合、補助金を返還いただかなければならない可能性もありますので、報告を求められた場合は居住状況の報告をお願いします。また、10年以内に居住を止めてしまった場合や補助要件に合わないこととなった場合は、基本的には補助金を返還いただくこととなります。」
——4回、確認が来ます。225万円という額を考えれば当然ですが、10年住むつもりがあるかを先に決めてから申請してください。
除外リストの読み方に一言。「他の補助金を受けないもの」の除外に「たつの市住宅耐震化補助金」が挙がっています。——耐震の補助とは重ねられるという意味です(ただし耐震の補助のほうは「耐震改修又は除却工事に係る他の補助金との併用はできません」としているので、建築住宅課で確かめてください)。
外構は×。太陽光もエアコンも×です
県のQ&Aの表から、×と△を抜き出します。外壁塗装と一緒にやりがちなものが並んでいます。
| 工事 | 対象 | 県の備考 |
|---|---|---|
| 外構工事(庭・門扉・アプローチ・カーポート・ポスト・外灯等) | × | —— |
| 舗装工事 | × | 外構工事なので対象外。配管工事に伴う復旧工事は対象。 |
| ウッドデッキの設置工事 | × | 外構工事であるため対象外 |
| 植栽 | × | —— |
| 太陽光パネル | × | —— |
| エコキュート/エコジョーズ/エコフィール/ハイブリッド給湯機 | × | 高効率給湯器は対象外 |
| エアコンの新設・取替 | △ | 一般的な壁掛けタイプは家電であるため対象外。天井一体型のものは対象。 |
| 増築工事 | × | —— |
| 防蟻工事(シロアリ駆除など) | △ | 改修工事ではないため対象外。傷んだ柱や土台の交換に伴い実施する場合は…対象。 |
| 家財道具の撤去費用/クリーニング | × | ただし改修工事の仕上げとして実施される、工事にかかる清掃費用は補助対象 |
| 耐震診断/図面作成/申請費用・申請手数料/検査費用 | × | —— |
| 他の補助事業の対象工事 | × | —— |
「配管工事に伴う復旧工事は対象」という一行が効きます。舗装そのものは×でも、水道管を直すために掘り返した土間を元に戻す費用は見てもらえる、ということです。見積書で行を分けてもらってください。
耐震は「受付を一時中止」。募集は全5戸でした
たつの市の住宅耐震化補助金には、いま注意書きが出ています。
「多数の申込があったため、受付を一時中止します。住宅耐震化に関する相談は、建築住宅課建築係までお問い合わせください。」
募集戸数は「全5戸」。7つのメニューを合わせて5戸です。
| 補助メニュー | 補助金額 |
|---|---|
| 1 住宅耐震改修計画策定費補助 | 最大20万円 |
| 2 住宅耐震改修工事費補助 | 最大115万円 |
| 3 簡易耐震改修工事費補助 | 最大60万円 |
| 4 屋根軽量化工事費補助 | 最大60万円 |
| 5 シェルター型工事費補助 | 最大60万円(居住者の全員が本年度末日で満65歳以上の場合は最大115万円) |
| 6 除却工事費補助 | 最大50万円(現に人が居住する住宅に限る) |
| 7 防災ベッド等設置補助 | 定額10万円(対象費用10万円以上) |
——2・3・4は「住宅改修業者登録制度の登録を受けた業者による工事」が条件です。空き家の補助が「業者に要件なし」なのと対照的です。2・3・4・5は対象費用が50万円以上の場合に限られます。
簡易耐震診断は無料ではありません。木造戸建住宅の申込者負担金は3,150円。令和8年度の受付は5月25日から開始されています。申し込みには事前に簡易耐震診断員の内諾が必要で、市内の技術者名簿が公開されています。代理受領制度もあり、工事費と補助金の差額だけを用意すれば済みます。
国の補助金は外壁塗装に出ません
たつの市の空き家の補助が終わっているなら、国はどうか——という順で調べる方が多いと思います。結論から言うと、塗り替えそのものに出る国の制度は2026年度もありません。国の窓口は「住宅省エネ2026キャンペーン」にまとまっていますが、対象は窓とドアの断熱、高効率給湯器、省エネ改修。いずれも「熱がどれだけ逃げなくなったか」を数字で測って線を引く仕組みで、塗り替えではその数字が動きません。
そして、この空き家の補助は国の制度と重ねられません。市は対象になる空き家の条件に「国、地方公共団体(本市を含む。)から空き家の機能回復又は設備改善を目的とする同様の補助金等…の交付を受けないもの」を挙げ、県のQ&Aも「他の補助事業の対象工事 ×」としています。
くわしくは助成金ガイドと兵庫県の助成金まとめにまとめました。
補助が届かないぶん、見積書のほうで差が付きます
図3 空き家の補助を使うときの順番
空き家ではなく、いま住んでいる家を塗り替えるなら、たつの市では市の補助は使えません。——金額を動かせるのは見積書の中身だけです。
- ㎡とmの数量が行ごとに入っているか——「外壁塗装一式」の1行だけでは、2社を横に並べても差の正体が分かりません
- 塗料は製品名まで、塗る回数も書いてあるか——「シリコン」という呼び名だけ書かれた見積書は、単価の説明ができません
- 足場・高圧洗浄・下地補修・軒天・コーキングが行ごとに分かれているか——外構が混ざっていると、補助を使うときに計算できません
この3つがそろえば、2〜3社を横に並べたときに差額の正体が見えます。一括見積もりサービスを使えば、同じ条件で出してもらえます。
たつの市は瀬戸内海に面した播磨で、御津町は海沿いです。海に近い家は鉄部(雨戸・手すり・霧除け)のさびが早く出ます。見積もりのときに「鉄部の下地はどう処理しますか」と聞いてみてください。ケレン(さび落とし)の程度とさび止めの回数を説明できる会社は、ちゃんと建物を見ています。どこを見て比べるかは見積書のチェック項目、30坪の家の相場は30坪の外壁塗装はいくらかにまとめています。
よくある質問
たつの市で、外壁塗装に補助金は出ますか。
空き家なら出ます。たつの市空き家活用支援事業は兵庫県と共同で実施していて、補助対象工事は「兵庫県の空き家活用支援事業の対象となるものに限ります」。その兵庫県のQ&Aの「補助対象工事の例示」に「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) 〇」と書かれています。ただし、いま住んでいる家の塗り替えに使える市の制度はありません。
いくらもらえますか。
条件で大きく変わります。市街化区域(旧龍野市)以外の区域で、築20年以上、補助対象経費300万円以上なら、若年世帯・子育て世帯・UJIターン世帯は4分の3・225万円、一般世帯は3分の2・200万円。市街化区域(旧龍野市)なら若年世帯等が3分の2・200万円、一般世帯が2分の1・150万円です。
工事費が少ないとどうなりますか。
段階的に下がります。300万円以上/250万円以上300万円未満/200万円以上250万円未満/150万円以上200万円未満/100万円以上150万円未満、の5段階です。市街化区域外の若年世帯等なら、それぞれ225万円/202.5万円/165万円/127.5万円/90万円。100万円未満は対象外です。
若年世帯・子育て世帯・UJIターン世帯とは。
若年世帯は「夫婦(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある場合及び婚約している場合を含む)の合計年齢が80歳未満の世帯」。子育て世帯は「18歳に達する日の3月31日までの間にある者又は妊娠している者が同居している世帯」。UJIターン世帯は「県外に居住する世帯又は県外から県内に転入後2年を経過しない世帯」。いずれも空き家の所有が要件です。
いま申し込めますか。
空き家活用支援事業は終わっています。市は「2026年5月12日16時をもって、予算上限に達したため、令和8年度空き家活用支援事業は終了しました」と書いています。受付開始が4月13日だったので、1か月弱で終わった計算です。ただし今年度から新設された「空き家リフォーム支援事業」は令和9年1月29日まで受付中です(予算額に達し次第締切)。
新設の空き家リフォーム支援事業とは。
市の説明では「平成26年度から実施する『たつの市空き家活用支援事業』を補完し、より多くの空き家の利活用を図るため、築年数が浅い空き家を対象にした市独自の支援事業を創設します」。対象は築10年以上の空き家で、それ以外の要件は空き家活用支援事業と同じ。補助率3分の1・最大30万円(工事費80万円以上の場合)です。
対象になる空き家の条件は。
個人が居住を目的として建築し、現に居住していない一戸建ての空き家で、①空き家の期間が6か月以上(空き家バンク登録物件を除く)②築20年以上(新設の枠は築10年以上)③台所、浴室、便所の水回り設備の全部またはいずれかが10年以上更新されていないこと。旧耐震基準(昭和56年5月31日以前着工)の空き家は、改修後に耐震基準を満たすことが必要です。
対象外になる区域はありますか。
あります。市は「土砂災害特別警戒区域」と「建築基準法第39条第1項に規定する災害危険区域」にある空き家は交付対象とならないと明記しています。
業者に条件はありますか。
ありません。兵庫県のQ&Aが「業者に要件はありません。県外の業者でも契約可能です」と答えています。当サイトが調べた市では市内業者に限る制度が多いので、これは珍しいことです。なお県は、一定の条件を満たすリフォーム業者を登録・公開する「住宅改修業者登録制度」を実施していて、業者探しに使えます。
自分で塗る(DIY)のは対象になりますか。
なります。県のQ&Aは「工事業者と契約せず、自身で改修する場合も申請可能です。その場合、材料費のみが補助対象となります」としています。ただし「申請時点で既に住んでいる場合は、空き家ではないため、申請不可となります」。
申請の順番を教えてください。
契約より前です。市は「改修工事の契約前に補助金の交付申請を行い、市の交付決定日以降に工事契約を締結してください。交付決定日以前に契約締結された工事は補助対象外となります」と書いています。しかも「正式に申請を受付後、市の補助金交付決定までは、約2か月の期間を要します」。
あとから金額が増えた場合は。
認められない場合があります。市は「補助金交付決定後の増額変更は認められない場合があります。施工業者と十分に協議の上、申請をお願いします」と書いています。見積もりの段階でしっかり詰めておく必要があります。
工事が年度をまたいだらどうなりますか。
対象外になります。市は「補助金は、年度内に工事・支払いが完了したものが対象となります。年度内に工事・支払いが完了しなかった場合は補助金の交付ができないため、日程にご注意ください」としています。交付決定まで約2か月かかることを考えると、逆算が要ります。
あとから引っ越したらどうなりますか。
返還になる可能性があります。市は「事業完了後10年間の居住を要件に補助金を交付しているため、事業完了後1年目、4年目、7年目、10年目に活用状況を確認します」「10年以内に居住を止めてしまった場合や補助要件に合わないこととなった場合は、基本的には補助金を返還いただくこととなります」と書いています。
外構工事も対象になりますか。
なりません。県のQ&Aは「外構工事(庭・門扉・アプローチ・カーポート・ポスト・外灯等) ×」としています。舗装工事も「外構工事なので対象外」ですが、「配管工事に伴う復旧工事は対象」です。
太陽光パネルやエアコンは対象になりますか。
太陽光パネルは×です。エアコンは△で、県のQ&Aは「一般的な壁掛けタイプは家電であるため対象外。天井一体型のものは対象」としています。エコキュート・エコジョーズ・エコフィール・ハイブリッド給湯機などの高効率給湯器はすべて×です。
耐震の補助はありますか。
あります。ただし市が「多数の申込があったため、受付を一時中止します」と書いています(2026年8月13日更新時点)。募集戸数は全5戸でした。補助メニューは7種類で、住宅耐震改修工事費補助が最大115万円、簡易耐震改修工事費補助・屋根軽量化工事費補助・シェルター型工事費補助が各最大60万円(シェルターは居住者全員が年度末で65歳以上なら最大115万円)、除却工事費補助が最大50万円、計画策定費補助が最大20万円、防災ベッド等が定額10万円です。
簡易耐震診断は無料ですか。
無料ではありません。木造戸建住宅の場合、申込者負担金額は3,150円です。令和8年度の受付は5月25日から開始されています。申し込みにあたっては事前に簡易耐震診断員の内諾を得る必要があり、市内の診断技術者名簿が公開されています。
耐震の補助金は立て替えが必要ですか。
代理受領制度が使えます。市は「申請者からの委任により、工事業者が代理で補助金を受領する制度です。この制度を利用することで、申請者は工事費と補助金の差額分のみを用意すればよく、当初の費用負担の軽減を図ることができます」と説明しています。別途手続きが必要です。
国の補助金は使えますか。
外壁塗装そのものには出ません。国の住宅省エネ2026キャンペーンは断熱性能の数字で線を引いています。なお空き家活用支援事業は「国、地方公共団体から空き家の機能回復又は設備改善を目的とする同様の補助金等の交付を受けないもの」が条件で、県のQ&Aも「他の補助事業の対象工事 ×」としています。重ねられません。
参考にした情報
たつの市と兵庫県の公式ページを2026年9月12日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- たつの市「空き家をリフォームして住む方を支援します」(ページID 4611・更新日2026年7月27日/2026年9月12日確認)——「2026年 5月12 日16 時をもって、予算上限に達したため、令和8年度空き家活用支援事業は終了しました。」「なお、本年度から新設しました空き家リフォーム支援事業(本ページ下部掲載)の申請を御検討ください。」/対象者=市内の空き家を所有し、賃借し、又は使用貸借し、当該空き家に10年以上…定住する意思を持って…居住しようとする方/対象の空き家=空き家の期間が6か月以上(空き家バンク登録物件を除く)/築20年以上/台所、浴室、便所の水回り設備の全部又はいずれかが10年以上更新されていないもの/「昭和56年5月31日以前に着工された空き家…については、改修後に、別表第1に定める耐震基準を満たすことが必要となります。」/対象外=土砂災害特別警戒区域/災害危険区域/「(注意)申請時点で対象物件に引っ越し(居住)されている場合は、空き家ではないため、補助対象外(申請不可)となります。」/「令和8年度の申請受付は4月13日から開始します。ただし、予算額に達し次第、受付を締め切ります。」「正式に申請を受付後、市の補助金交付決定までは、約2か月の期間を要します。」「改修工事の契約前に補助金の交付申請を行い、市の交付決定日以降に工事契約を締結してください。交付決定日以前に契約締結された工事は補助対象外となります」「補助金交付決定後の増額変更は認められない場合があります。」「補助金は、年度内に工事・支払いが完了したものが対象となります。」「事業完了後10年間の居住を要件に補助金を交付しているため、事業完了後1年目、4年目、7年目、10年目に活用状況を確認します。」「10年以内に居住を止めてしまった場合や補助要件に合わないこととなった場合は、基本的には補助金を返還いただくこととなります。」/補助対象経費=「ただし、兵庫県の空き家活用支援事業の対象となるものに限ります。補助対象工事内容の例示については、兵庫県空き家活用支援事業「Q&A」を参照してください。」/区分=若年世帯(夫婦の合計年齢が80歳未満)/子育て世帯(18歳に達する日の3月31日までの間にある者又は妊娠している者が同居)/UJIターン世帯(県外に居住する世帯又は県外から県内に転入後2年を経過しない世帯)/上記以外は一般タイプ/補助金限度額(工事費300万円以上)=市街化区域以外×若年等 4分の3・225.0万円/市街化区域以外×一般 3分の2・200.0万円/市街化区域(旧龍野市)×若年等 3分の2・200.0万円/市街化区域×一般 2分の1・150.0万円(「(備考)市街化区域は、新宮町、揖保川町及び御津町の市街化区域を除く。」「下表の補助金限度額には、兵庫県の間接補助金を含みます。」)/空き家リフォーム支援事業(今年度新設)=「築年数が浅い空き家を対象にした市独自の支援事業を創設します。」/築10年以上/3分の1・最大30万円(工事費80万円以上)/令和8年度の申請期限は令和9年1月29日まで
- 兵庫県「空き家活用支援事業 Q&A」(r8qa.pdf・2026年9月12日取得)——「3-⑩ 補助対象工事の例示」より=「外壁のリフォーム(塗装工事、補修等) 〇」「屋根のリフォーム(葺き替え、補修・塗装・取替等) 〇」「補修・取替・修繕工事(基礎・土台・柱・壁・床・屋根等) ○」「防水工事 ○」「断熱改修工事(床・壁・窓(サッシ)・天井等) 〇」「耐震改修工事 〇」(耐震診断は×)「内装工事(床、壁、天井のクロス張替えや塗装等) 〇」「外構工事(庭・門扉・アプローチ・カーポート・ポスト・外灯等) ×」「舗装工事 × 外構工事なので対象外。配管工事に伴う復旧工事は対象。」「太陽光パネル ×」「エアコンの新設・取替工事 △ 一般的な壁掛けタイプは家電であるため対象外。天井一体型のものは対象。」「エコキュート/エコジョーズ/エコフィール/ハイブリット給湯機 ×」「増築工事 ×」「他の補助事業の対象工事 ×」/「3-② 工事契約する業者は県内の業者でなければならないか。→ 業者に要件はありません。県外の業者でも契約可能です。」/「3-⑥ 住みながらDIYで改修工事を行う場合、申請できるのか。→ 工事業者と契約せず、自身で改修する場合も申請可能です。その場合、材料費のみが補助対象となります。なお、申請時点で既に住んでいる場合は、空き家ではないため、申請不可となります。」/「3-⑦ 家財道具の撤去費用は対象か。→ 改修工事ではないため、補助対象外です。」「3-⑧ クリーニングに係る費用は対象か。→ 改修工事ではないため、補助対象外です。ただし、改修工事の仕上げとして実施される、工事にかかる清掃費用は補助対象となります。」/「4-① …改修工事の契約前に補助金の交付申請を行い、交付決定日以降に工事契約を締結してください。」
- たつの市「住まいの耐震化促進事業」(ページID 4619・更新日2026年8月13日/2026年9月12日確認)——「多数の申込があったため、受付を一時中止します。」/簡易耐震診断=「令和8年度の受付を令和8年5月25日より開始します」「木造戸建住宅の場合、申込者負担金額は3,150円です。」/対象外=枠組壁工法、丸太組工法又は改正前の建築基準法第38条に規定する認定工法による住宅/補助メニュー7種=1 住宅耐震改修計画策定費補助 最大20万円/2 住宅耐震改修工事費補助 最大115万円/3 簡易耐震改修工事費補助 最大60万円/4 屋根軽量化工事費補助 最大60万円/5 シェルター型工事費補助 最大60万円(居住者の全員が本年度末日で満65歳以上の場合は最大115万円)/6 除却工事費補助 最大50万円/7 防災ベッド等設置補助 定額10万円/「募集戸数 全5戸」/「2.住宅耐震改修工事費補助、3.簡易耐震改修工事費補助及び4.屋根軽量化工事費補助は、住宅改修業者登録制度の登録を受けた業者による工事であることが補助の要件となります。」「2…3…4…及び5…は対象費用が50万円以上の場合に限ります。」「6.除却工事費補助は、現に人が居住する住宅に限ります。」「耐震改修又は除却工事に係る他の補助金との併用はできません。」/代理受領制度=「申請者からの委任により、工事業者が代理で補助金を受領する制度です。この制度を利用することで、申請者は工事費と補助金の差額分のみを用意すればよく、当初の費用負担の軽減を図ることができます。」
- たつの市の公式ページを開く——対象工事は兵庫県のQ&Aを見ます。申請の前に、必ずここと建築住宅課で最新の内容を確かめてください
最終確認日:2026年9月12日。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。
問い合わせ先
たつの市役所 建築住宅課(空き家活用支援事業・空き家リフォーム支援事業・住まいの耐震化促進事業/耐震は建築係)
たつの市役所=〒679-4192 兵庫県たつの市龍野町富永1005-1/電話 0791-64-3131(代表)
兵庫県の空き家活用支援事業=兵庫県まちづくり部(Q&A・手引・実施要領は県のサイトに掲載)
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