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【2026年度】豊岡市で外壁塗装に補助金は出る——塗装だけでは出ません。壁の耐震補強と同時なら最大60万円、出石・城崎の修景なら120万円です
条件つきで出ます居室等補強型の住宅耐震リフォーム=6分の1・上限60万円。出石城下町/城崎温泉の修景助成=6分の1が二階建てで最大120万円
- 対象経費が工事の種類を絞っていません
- 要綱の対象は「壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」。工事の種類を限定していないので、外壁塗装も入り得ます
- 金額
- 6分の1以内・上限60万円(65歳以上の高齢者世帯のうち市民税所得割非課税世帯・身体障害者がいる世帯は3分の1・70万円)
- いちばん使われている枠です
- 2025年度の実績は13戸。市の耐震補助8本のうち、これが最多です
- 出石・城崎は別枠
- 景観形成重点地区の「建築工事の外観の修景に係る工事費」=県のセンター6分の1・60万円+市6分の1・60万円の二階建て
- 単独の塗り替えは
- 市の「すまいに関する助成」は4本だけ。一般向けのリフォーム助成はありません
- 市内業者との契約が必要
- 耐震リフォーム補助は「豊岡市内業者との工事契約が必要です」と市が明記
- 立て替えなくて済みます
- 2025年4月から代理受領制度。差額だけ業者に払えばよくなりました
「豊岡市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先にお伝えします。塗り替えだけでは、豊岡市の補助は出ません。——ただし、抜け道が2つあります。1つめは耐震の壁補強と同時にやること。市の要綱は対象経費を「壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」と書いていて、工事の種類を絞っていません。2つめは出石城下町か城崎温泉に家があること。こちらは県と市の助成が二階建てで乗ります。
兵庫県内の市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——兵庫県は県として外壁塗装の助成を持っていません。市町によって答えが変わります。
耐震とセットにするかどうかの前に、塗り替えの総額を知っておいてください。——30坪だといくらか/業者の選び方
このページの内容全15項目
- 先に結論——豊岡市の「すまいに関する助成」は4本だけです
- 要綱が工事の種類を絞っていません。ここが抜け道です
- 実績13戸。市の耐震補助でいちばん使われている枠です
- 加算型なら6分の1・30万円。ただし条件が重い
- 簡易耐震診断は無料。ここが入口です
- 2025年4月から代理受領。差額だけ払えばよくなりました
- 出石城下町と城崎温泉なら、修景助成が二階建てで乗ります
- 3つの重点地区は、色を変えるだけで届出。しかも60日前から
- 制度の文面に「塗り替え」が出てくるのは、自動販売機だけです
- 国の補助金は外壁塗装に出ません
- なぜ「一般のリフォーム助成が無い」と言えるのか
- 補助が届かないぶん、見積書のほうで差が付きます
- よくある質問
- 参考にした情報
- あわせて読みたい
先に結論——豊岡市の「すまいに関する助成」は4本だけです
豊岡市の公式サイトには、「すまいに関する助成」というページがあります。そこに並んでいるのは、次の4本だけでした(2026年9月12日確認)。
| 制度 | 外壁の塗り替えに届くか |
|---|---|
| 住宅耐震改修補助およびリフォーム補助 | 届き得ます(対象経費が工事の種類を絞っていません) |
| 豊岡市住宅土砂災害対策支援事業補助金 | 移転・防護壁の制度なので届きません |
| 【事業廃止】人生いきいき住宅助成事業(一般型) | 廃止されています |
| 人生いきいき住宅助成事業(住宅改造型) | バリアフリー工事のみ。2026年度は予算上限で受付終了 |
——一般向けのリフォーム助成は、豊岡市にはありません。「工事費の10%を助成」といった、多くの市が持っているタイプの制度が無いということです。
そのかわり、1本目の中に抜け道があります。
図1 道は2本——耐震とセットにするか、重点地区にあるか
要綱が工事の種類を絞っていません。ここが抜け道です
市の「豊岡市住宅耐震リフォーム等補助金要綱」を開きました。居室等補強型の対象経費を、そのまま引きます。
「ア 戸建住宅の居間又は寝室の壁補強工事その他これに準ずる工事で、その総額が500,000円以上のものに要する経費
イ アに掲げる壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」
イを読んでください。「同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」——それだけです。台所とも、浴室とも、断熱とも書いていません。工事の種類を、要綱が絞っていない。
当サイトはこれまで300を超える市町村の要綱を読んできましたが、対象工事の一覧を持たない制度は、外壁塗装が入る可能性が高いというのが実感です。三郷市(埼玉)も戸田市(埼玉)も同じ型でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率と上限 | 6分の1以内・上限60万円 (65歳以上の高齢者世帯のうち市民税所得割非課税世帯および身体障害者がいる世帯は3分の1以内・上限70万円) |
| 入口の条件 | 簡易耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満の戸建住宅 |
| 壁補強の条件 | 居間又は寝室の壁補強工事その他これに準ずる工事で、総額50万円以上 |
| 業者 | 市内業者との工事契約が必要 |
| 窓口 | 都市整備部 建築住宅課 住宅管理係 0796-21-9018 |
——6分の1というのは、決して高い率ではありません。ただし上限60万円は、当サイトが調べたなかでも大きいほうです。壁補強50万円+外壁塗装100万円=150万円なら、6分の1で25万円。塗り替え費用の4分の1近くが戻る計算になります。
上限の60万円に届かせるには、補助対象経費が360万円必要です。塗装と壁補強だけでそこまでは行きません。水回りや内装をまとめてやる家が、上限を使い切る形です。
実績13戸。市の耐震補助でいちばん使われている枠です
「制度はあるが誰も使っていない」——助成金を調べていると、よくぶつかる話です。豊岡市はどうか。市が自分で実績を公表しています。
図2 外壁塗装に届き得る枠が、実際にいちばん使われています
| 補助事業 | 2026年度の目標戸数 | 2025年度の実績戸数 |
|---|---|---|
| 簡易耐震診断推進事業 | 50戸 | 30戸 |
| 居室等補強型リフォーム工事費補助 | 15戸 | 13戸 |
| 建替工事費補助 | 5戸 | 3戸 |
| 部分補強型耐震改修工事費補助 | 2戸 | 2戸 |
| シェルター型工事費補助 | 2戸 | 0戸 |
| 全体補強型耐震改修工事費補助 | 1戸 | 1戸 |
| 全体補強型計画策定費補助 | 1戸 | 0戸 |
| 屋根軽量化工事費補助 | 1戸 | 1戸 |
——居室等補強型が13戸。ほかの7本を全部足しても7戸です。豊岡市の耐震補助は、実質この1本で回っていると言っていい。
理由は分かります。家じゅうを評点1.0以上にする全体補強型は、工事が大きすぎて誰も踏み切れない(実績1戸)。一方、居間か寝室の壁だけ補強する居室等補強型なら、リフォームのついでにできる。そして「同時に行うリフォーム工事部分」まで補助が乗る。
目標15戸に対して実績13戸ですから、枠に余裕はそれほどありません。予算の範囲内の制度なので、年度の後半になると締まる可能性があります。塗り替えを考えているなら、早い時期に相談してください。
加算型なら6分の1・30万円。ただし条件が重い
もう1本、似た制度があります。加算型住宅耐震リフォーム工事費補助です。要綱の対象経費を引きます。
「全体補強型耐震改修工事費補助、部分補強型簡易耐震改修工事費補助又は耐震改修計画・工事費パッケージ型補助と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」
こちらも「同時に行うリフォーム工事部分」で、工事の種類を絞っていません。補助率6分の1・上限30万円。
ただし、入口が居室等補強型より狭い。全体補強型(家じゅうを評点1.0以上に)か部分補強型(評点0.7以上に)を先にやる必要があるからです。実績を見れば、この2本を合わせても年3戸です。
| 居室等補強型 | 加算型 | |
|---|---|---|
| 前提の工事 | 居間又は寝室の壁補強(50万円以上) | 全体補強型/部分補強型/パッケージ型の耐震改修 |
| 補助率 | 6分の1(高齢者等は3分の1) | 6分の1 |
| 上限 | 60万円(高齢者等は70万円) | 30万円 |
| 2025年度の実績 | 13戸 | ——(前提工事は合計3戸) |
——外壁塗装を乗せるなら、居室等補強型のほうです。上限が倍で、実績もある。
建て替えなら加算型建替工事費補助=定額55万円もあります。こちらは「豊岡市住まいの耐震化促進事業」の建替工事費補助(5分の4・115万円)に上乗せされる形で、合計170万円。ただし塗り替えの話ではありません。
簡易耐震診断は無料。ここが入口です
図3 外壁塗装を耐震補助に乗せるときの順番
居室等補強型を使うには、まず簡易耐震診断で評点1.0未満だと分かる必要があります。豊岡市の診断は無料です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| 対象住宅 | 1981年(昭和56年)5月31日以前着工の戸建住宅、共同住宅(アパート等)、賃貸住宅及び店舗等併用住宅 |
| 対象外 | ツーバイフォー住宅や丸太組工法など/3階建て以上/過去に市(合併前の各市町を含む)が行った耐震診断事業を受けた住宅/店舗等併用住宅で店舗部分の床面積が延べ面積の2分の1以上のもの |
| 申込期限 | 毎年12月末まで(予算の範囲内で先着順) |
| 申込先 | 建築住宅課または各振興局地域振興課 |
申し込むとき、診断員を自分で指名します。市は「HPに添付の耐震診断技術者名簿または窓口備え付けの名簿の中から、『簡易耐震診断員』を指定ください」と書いています。名簿は【2026年度版】耐震診断技術者名簿(但馬版)です。
図面が無くても申し込めます。市は必要書類に「対象建物の図面(平面図等)※図面は無くても申請可」と書いています。古い家で図面が見つからない、というのは理由になりません。
なお、豊岡市は合併で広い市です。各振興局(城崎・竹野・日高・出石・但東)の地域振興課でも受け付けています。市役所まで行かなくて済みます。
2025年4月から代理受領。差額だけ払えばよくなりました
補助金でいちばん困るのが、「いったん全額払ってから、あとで戻ってくる」という流れです。150万円の工事なら、150万円を用意しないと着工できない。
豊岡市は、ここを変えました。
「2025年4月から補助金の代理受領が可能になりました。代理受領とは、申請者からの委任があれば、事業者(耐震改修計画策定や耐震改修工事等を行う業者)が、申請者の代わりに補助金を受領することです。これにより申請者は、工事等代金と補助金との差額のみを事業者に支払うことになり、当初の費用負担が軽減されます。」
——150万円の工事で補助が25万円なら、業者に払うのは125万円だけ。市が公開している「代理受領制度 申請書」(2026年度版)を使います。
代理受領は業者が制度を知っていないと成立しません。見積もりの段階で「豊岡市の代理受領制度は使えますか」と聞いてみてください。知らない、と言う業者は、この補助金の申請経験が無いということです。
出石城下町と城崎温泉なら、修景助成が二階建てで乗ります
ここからは、地区が限られる話です。豊岡市の景観形成重点地区に家がある方だけ読んでください。
豊岡市には景観形成支援事業助成金があります。公益財団法人兵庫県まちづくり技術センターと豊岡市の両方から助成が出る作りです。市はこう書いています。
「公益財団法人兵庫県まちづくり技術センターおよび豊岡市の助成を受ける場合は、原則として同時に手続きしてください。」
助成対象となる行為の1番目が、これです。
「建築工事の外観の修景に係る工事費」
——外観の修景。外壁の塗り替えは、ここに入り得ます。金額を表で見ます。
| 地区 | 助成の種類 | まちづくり技術センター | 豊岡市 | 合わせて |
|---|---|---|---|---|
| 出石城下町 城崎温泉 | 歴史的景観形成建築物等修景助成 | 6分の1・60万円 | 6分の1・60万円 | 最大120万円 |
| 江原駅東 | 一般建築物等修景助成 | 8分の1・37万5千円 | 8分の1・37万5千円 | 最大75万円 |
| 城崎温泉 (令和7年城崎町南上火災の 再建に対する特例の区域) | 特例措置 | 2分の1・500万円 | 6分の1・166万円 | 最大666万円 |
出石・城崎の「重要」区分(重要建造物)はさらに上で、センター・市それぞれ6分の1・250万円です。
ただし、条件があります。市はこう書いています。
「景観形成重点地区において、モデル的な建築物などとして修景を実施することで、良好な景観を維持していく建築物などを対象とします。修景を行う時は伝統的な様式で特段の素材や工法、意匠などを使用する必要があります。」
——ふつうのサイディングを白く塗り直す、という工事では届きません。城崎の木造3階建て旅館や、出石の町家のような建物を、伝統的な様式で直す場合の助成です。
設計費も対象ですが、注釈が付いています。「※助成対象が『屋根の葺替工事』のみは対象外とする」——屋根だけの工事では設計費が出ません。外壁とセットにする必要がある、という読み方ができます。
出石伝統的建造物群保存地区は、この助成の適用地区から明示的に除かれています(「出石城下町景観形成重点地区(豊岡市出石伝統的建造物群保存地区を除く)」)。伝建地区内は文化財の枠組みが別にあるため、豊岡市文化財室に確かめてください。
そして、時間がかかります。
「助成制度は申請から交付が決定されるまで審査に概ね1〜3カ月以上が必要です。交付決定を受けるまで助成対象部分の工事に着手できませんので、この助成制度の利用を考えている方は工事期間に余裕をもって計画してください。」
3つの重点地区は、色を変えるだけで届出。しかも60日前から
助成の話とは別に、手続きの義務があります。豊岡市の届出対象行為を引きます。
「建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更する修繕、模様替え、色彩の変更」
そして——
「下記3カ所の重点地区は行為の規模に関わらず届出が必要です。
出石城下町景観形成重点地区/城崎温泉景観形成重点地区/江原駅東景観形成重点地区」
——規模の下限がありません。10㎡でも1㎡でも、色を変えれば届出です。手続きの順番も重い。
| 手順 | いつまでに | 部数 |
|---|---|---|
| 1 事前協議(行為の事前協議書) | 「行為の届出」の提出を行う30日前まで | 1部 |
| 2 行為の届出(行為の届出書) | 行為着手の30日前まで | 正副2部 |
| 3 行為の完了(行為の完了届出書) | 行為の完了後 | 1部 |
——合わせて60日。2か月前から動かないと、着工できません。助成の審査1〜3か月と重ねると、計画は半年前からということになります。
押印は不要です(市は「全ての書類に押印は不要です」と明記)。オンライン申請フォームからも出せます。ただし「オンライン申請を行った場合、正本・副本ともに提出されたものとみなします。提出された様式などの送付や返却は行いません」——控えが要るなら紙で出してください。
重点地区の外でも、「やま・うみ・さとの区域」「まちの区域」で一定規模以上なら届出が要ります。規模は市の「届出の対象行為と規模」で確認できます。
平成24年11月1日から、兵庫県の「景観の形成等に関する条例」に基づく届出・協議は豊岡市の区域内では不要になりました(出石町城下町地区、城崎町城崎温泉地区、国道312号沿道地区、円山川下流地域、但馬海岸地域)。県ではなく市に出す、と覚えてください。
制度の文面に「塗り替え」が出てくるのは、自動販売機だけです
少し変わった話をします。豊岡市の景観形成支援事業助成金一覧表を全部読んだとき、「塗り替え」という言葉が出てくる行が1つだけありました。
「自動販売機 周囲の景観と調和させるために、自動販売機の外周に覆い等を設置または外部塗装の塗り替え等に係る工事費」
——自動販売機です。出石・城崎なら一敷地あたり15万円、江原駅東なら12万5千円が、センターと市のそれぞれから出ます。
建物の外壁については「外観の修景に係る工事費」としか書かれていないのに、自販機については「外部塗装の塗り替え」と具体的に書いてある。制度を作った側が、自販機の色が景観を壊すことを強く意識していた、ということです。
これは笑い話ではなく、読み方のヒントです。「塗装」という言葉が制度本文に無いからといって、「外壁塗装は対象外」とは限らない。制度の書き手は、建物については工法を1つずつ挙げずに『修景』という上位の言葉でまとめているだけです。だから窓口に聞く価値があります。
国の補助金は外壁塗装に出ません
市町村の制度を調べたあと、次に気になるのが国の制度だと思います。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
2026年度に動いている国の住宅支援は「住宅省エネ2026キャンペーン」にまとまっていて、中身は先進的窓リノベ2026事業(窓・ドアの断熱改修)、給湯省エネ2026事業(高効率給湯器)、子育てグリーン住宅支援事業(省エネ改修)などです。いずれも断熱性能の数字で線を引いているので、外壁を塗り替えただけでは届きません。
外壁に国のお金が届くとすれば、外張り断熱(壁の外に断熱材を張る)をしたときです。塗料では届きません。遮熱塗料・断熱塗料も同じです。
くわしくは助成金ガイドにまとめました。国と市の制度を両方使えるかどうかは、市の要綱しだいです。豊岡市の耐震リフォーム補助について、国の制度との併用の可否は要綱に書かれていません。建築住宅課に確かめてください。
なぜ「一般のリフォーム助成が無い」と言えるのか
当サイトは「無い」と書くときに、必ず2つ以上のページを見ることにしています。豊岡市については次のように確かめました。
| 見たところ | そこにあったもの |
|---|---|
| 市の「すまいに関する助成」 | 住宅耐震改修補助およびリフォーム補助/住宅土砂災害対策支援事業/【事業廃止】人生いきいき住宅助成事業(一般型)/人生いきいき住宅助成事業(住宅改造型)の4本だけ |
| 市の「空き家対策」 | 空き家対策について/空家等対策計画/対策協議会/認定判断基準/支援法人の審査基準/譲渡所得の3,000万円特別控除/所有者が行う空き家の清掃(片付け)に係る補助金/危険空家除却支援事業補助金/クラッソーネとの連携協定。改修に対する補助は見当たりません |
| 市の「開発・建築・景観」 | 用途地域・建築制限/開発行為・土地取引/景観・屋外広告物(ここに景観形成支援事業助成金) |
| 市の「土地・住宅・開発・建築」の全体 | すまいに関する助成/分譲宅地/市営・県営住宅/子育て・若者夫婦世帯向け住宅/開発・建築・景観/空き家対策/地籍調査 |
——どこにも、塗り替え単独に使える一般の助成はありませんでした(2026年9月12日確認)。市が「ありません」と明記しているわけではないので、最後は建築住宅課(0796-21-9018)に確かめてください。
兵庫県そのものにも、外壁塗装の助成はありません。兵庫県のまとめに、県内の他市の答えと並べてまとめました。
補助が届かないぶん、見積書のほうで差が付きます
耐震の壁補強までやるつもりが無いなら、豊岡市では塗り替えに市の補助は使えません。——ということは、金額を動かせるのは見積書の中身だけです。
- 面積(㎡)が入っているか——「外壁塗装一式」では比べられません
- 塗料の製品名と塗る回数(3回塗りか)——同じ「シリコン」でもメーカーと製品で単価が変わります
- 足場・高圧洗浄・下地補修・軒天・コーキングが行ごとに分かれているか
この3つが入った見積書を2〜3社ぶん並べれば、金額の差がどこから来ているかが分かります。一括見積もりサービスを使えば、同じ条件で複数社に出してもらえます。60万円の補助が使えない家でも、業者間の差はそれに近い額になることがあります。
豊岡市は日本海側で、冬に雪が積もります。塗装の適期は春と秋です。冬に工事を急ぐと乾燥不良のリスクがあるので、見積もりは早めに取って、工期を選べる状態にしておいてください。くわしくは外壁塗装に適した季節にまとめました。
見積書のどこを見るかは見積書のチェック項目に、30坪でいくらかかるかは30坪の外壁塗装はいくらかにまとめました。
よくある質問
豊岡市で、外壁塗装に補助金は出ますか。
塗り替えだけでは出ません。ただし、居間または寝室の壁の耐震補強と同時に行うリフォーム工事なら、豊岡市住宅耐震リフォーム等補助金(居室等補強型)の対象経費に入り得ます。要綱は対象経費を「壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」としていて、工事の種類を絞っていません。補助率6分の1以内・上限60万円です。
「入り得る」というのは、市が外壁塗装と書いているわけではないのですか。
そのとおりです。市の要綱に「外壁塗装」という言葉はありません。書かれているのは「アに掲げる壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」です。工事の種類を限定していないので外壁塗装も読み込める、というのが当サイトの読み方です。申請の前に、建築住宅課(0796-21-9018)に工事内容を示して確かめてください。
壁補強工事のほうに条件はありますか。
あります。要綱は「戸建住宅の居間又は寝室の壁補強工事その他これに準ずる工事で、その総額が500,000円以上のもの」としています。50万円以上の壁補強が前提です。また、簡易耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満の戸建住宅であることが必要です。
いくらもらえますか。
補助対象経費の6分の1以内で、上限60万円です。65歳以上の高齢者世帯のうち市民税所得割非課税世帯および身体障害者がいる世帯は、3分の1以内・上限70万円に上がります。
6分の1だと、いくら工事すれば上限に届きますか。
60万円が上限なので、補助対象経費が360万円で上限に届く計算です。壁補強50万円+外壁塗装100万円なら合計150万円で、6分の1は25万円。上限には届きませんが、塗り替え費用の4分の1近くが戻る形になります。
加算型との違いは何ですか。
加算型住宅耐震リフォーム工事費補助は、「豊岡市住まいの耐震化促進事業」を利用した耐震改修工事(全体補強型または部分補強型)と同時に実施するリフォーム工事が対象で、6分の1・上限30万円です。全体補強型は家じゅうを評点1.0以上にする大がかりな工事なので、居室等補強型(居間か寝室だけ)より入口が狭くなります。
市内の業者でないとだめですか。
豊岡市住宅耐震リフォーム等補助金は、市が「豊岡市内業者との工事契約が必要です」と明記しています。加算型建替、加算型リフォーム、居室等補強型のいずれもです。
耐震診断はいくらかかりますか。
無料です。豊岡市の簡易耐震診断推進事業は1981年(昭和56年)5月31日以前着工の戸建住宅などが対象で、診断費用は無料。申込期限は毎年12月末まで、予算の範囲内で先着順です。
診断の対象外になる家はありますか。
あります。市は「ツーバイフォー住宅や丸太組工法など」「3階建て以上の住宅」「過去に市(合併前の各市町を含む)が行った耐震診断事業を受けた住宅」「店舗等併用住宅で店舗等の用に供する部分の床面積が延べ面積の2分の1以上のもの」を対象外としています。
補助金を先に立て替えなくて済みますか。
2025年4月から代理受領制度が使えます。市は「申請者からの委任があれば、事業者が申請者の代わりに補助金を受領することです。これにより申請者は、工事等代金と補助金との差額のみを事業者に支払うことになり、当初の費用負担が軽減されます」と説明しています。
出石や城崎に家があります。何か違いますか。
大きく違います。出石城下町景観形成重点地区と城崎温泉景観形成重点地区では、景観形成支援事業助成金の「建築工事の外観の修景に係る工事費」が対象になります。公益財団法人兵庫県まちづくり技術センターが6分の1・上限60万円、豊岡市が6分の1・上限60万円で、原則として同時に申請するため合わせて最大120万円です。ただし「修景を行う時は伝統的な様式で特段の素材や工法、意匠などを使用する必要があります」。
江原駅東も同じですか。
地区によって率が違います。江原駅東景観形成重点地区は「一般建築物等修景助成」の扱いで、8分の1・上限37万5千円がセンターと市それぞれです。出石・城崎の「歴史的景観形成建築物等修景助成」より率も上限も低くなります。
出石の伝統的建造物群保存地区も対象ですか。
この助成の対象からは外れています。助成金一覧表の適用地区は「出石城下町景観形成重点地区(豊岡市出石伝統的建造物群保存地区を除く)」です。伝建地区内は文化財の枠組みが別にあるため、豊岡市文化財室に確かめてください。
色を塗り替えるだけでも届出が要りますか。
3つの重点地区では要ります。豊岡市の届出対象行為に「建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更する修繕、模様替え、色彩の変更」があり、出石城下町・城崎温泉・江原駅東の景観形成重点地区は「行為の規模に関わらず届出が必要」です。
届出はいつまでにすればいいですか。
実質2か月前から動く必要があります。市は「行為の事前協議書」を「行為の届出」の提出を行う30日前までに、「行為の届出書」を行為着手の30日前までに提出するよう求めています。合わせて60日です。オンライン申請フォームからも出せます。
助成の審査にはどれくらいかかりますか。
市は「助成制度は申請から交付が決定されるまで審査に概ね1〜3カ月以上が必要です」「交付決定を受けるまで助成対象部分の工事に着手できません」と書いています。届出の60日と合わせると、計画は半年前から始めるつもりでいてください。
城崎温泉の火災の再建には特例があると聞きました。
あります。助成金一覧表に「令和7年城崎町南上火災の再建に対する特例の区域に限る」という枠があり、センターが2分の1・上限500万円、豊岡市が6分の1・上限166万円です。通常の6分の1・60万円とは桁が違います。区域が限られるので、都市整備課景観政策係に確かめてください。
空き家を買って直したいのですが。
豊岡市の空き家対策のページにあるのは、所有者が行う清掃(片付け)に係る補助金と、危険空家除却支援事業補助金です。改修に対する補助は見当たりませんでした(2026年9月12日確認)。空き家の外壁を直すなら、耐震か景観の枠を使えないか考えることになります。
土砂災害の区域に家があります。
豊岡市住宅土砂災害対策支援事業補助金があります。ただし塗装の制度ではありません。土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の危険住宅を除却して区域外に移転する場合や、防護壁等を整備する場合の補助です。防護壁の整備・住宅などの補強は1棟当たり最大75万円(地形などにより必要と認める場合は150万円)です。
塗り替えで固定資産税は上がりますか。
上がりません。家屋の評価は再建築価格をもとに決まり、塗り替えは原状回復の修繕として扱われます。ただし耐震改修をした住宅は、逆に固定資産税が減額される制度があります。豊岡市の窓口である税務課に確かめてください。
参考にした情報
豊岡市の公式ページを2026年9月12日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 豊岡市「住宅耐震改修補助およびリフォーム補助の案内」(ページ番号1001010・更新日 令和8年5月22日)——「建築費の高騰を反映して、一部補助金の上限額を引き上げています。」/簡易耐震診断推進事業=無料/住まいの耐震化促進事業(建替 5分の4・115万円/全体補強型 計画策定 3分の2・20万円+改修工事 5分の4・140万円/部分補強型 5分の4・60万円/シェルター型 60万円・高齢者世帯は115万円/屋根軽量化 60万円/防災ベッド等 定額10万円)/住宅耐震リフォーム等補助金(加算型建替 定額55万円/加算型住宅耐震リフォーム 6分の1・30万円/居室等補強型 6分の1・60万円、65歳以上の高齢者世帯のうち市民税所得割非課税世帯および身体障害者がいる世帯は3分の1・70万円)/「豊岡市内業者との工事契約が必要です」/代理受領制度=「2025年4月から補助金の代理受領が可能になりました」「申請者は、工事等代金と補助金との差額のみを事業者に支払うことになり、当初の費用負担が軽減されます」/窓口=都市整備部 建築住宅課 住宅管理係 0796-21-9018
- 豊岡市「豊岡市住宅耐震リフォーム等補助金要綱」(20260401riformyoukou.pdf)——居室等補強型の対象経費=「ア 戸建住宅の居間又は寝室の壁補強工事その他これに準ずる工事で、その総額が500,000円以上のものに要する経費」「イ アに掲げる壁補強工事と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」(補助率6分の1・600,000円/高齢者・非課税・身体障害者世帯は3分の1・700,000円)/加算型の対象経費=「全体補強型耐震改修工事費補助、部分補強型簡易耐震改修工事費補助又は耐震改修計画・工事費パッケージ型補助と同時に行うリフォーム工事部分に要する経費」(6分の1・300,000円)/加算型建替=定額550,000円
- 豊岡市「豊岡市耐震化緊急促進アクションプログラム2026」(2026actionprogram2026.pdf)——2026年度の目標戸数(簡易耐震診断50戸/建替5戸/全体補強型計画策定1戸/全体補強型耐震改修1戸/部分補強型2戸/シェルター型2戸/屋根軽量化1戸/居室等補強型リフォーム15戸)/2025年度の実績戸数(簡易耐震診断30戸/建替3戸/全体補強型計画策定0戸/全体補強型耐震改修1戸/部分補強型2戸/シェルター型0戸/屋根軽量化1戸/居室等補強型リフォーム13戸)/普及啓発=戸別訪問、ダイレクトメール、耐震診断を実施し1年経過した方へのダイレクトメールの送付、耐震リフォーム達人塾(県による実施)
- 豊岡市「簡易耐震診断推進事業」(kanitaishinshindansuishinjigyou.pdf)——対象=1981年(昭和56年)5月31日以前着工の戸建住宅、共同住宅(アパート等)、賃貸住宅及び店舗等併用住宅/対象外=ツーバイフォー住宅や丸太組工法など/3階建て以上の住宅/過去に市(合併前の各市町を含む。)が行った耐震診断事業を受けた住宅/店舗等併用住宅で店舗等の用に供する部分の床面積が延べ面積の2分の1以上のもの/申込期限=毎年12月末まで ※予算の範囲内で先着順/申込先=建築住宅課または各振興局地域振興課/必要書類=簡易耐震診断申込書、建築時期の確認できる書類、対象建物の図面(平面図等)※図面は無くても申請可
- 豊岡市「景観形成支援事業助成金制度」(ページ番号1003053・更新日 令和8年4月1日)——「景観形成重点地区において、モデル的な建築物などとして修景を実施することで、良好な景観を維持していく建築物などを対象とします。修景を行う時は伝統的な様式で特段の素材や工法、意匠などを使用する必要があります。」/助成対象となる行為=「建築工事の外観の修景に係る工事費」「門、塀の工事に係る工事費」「かき、柵、擁壁等の外観の修景に係る工事費」ほか/「公益財団法人兵庫県まちづくり技術センターおよび豊岡市の助成を受ける場合は、原則として同時に手続きしてください。」/「助成制度は申請から交付が決定されるまで審査に概ね1〜3カ月以上が必要です。」「交付決定を受けるまで助成対象部分の工事に着手できません」/提出先=都市整備課景観政策係
- 豊岡市「景観形成支援事業助成金一覧表 2026(令和8).4.1〜」(2026.04.01.pdf)——歴史的景観形成建築物等修景助成(出石城下町景観形成重点地区(豊岡市出石伝統的建造物群保存地区を除く)・城崎温泉景観形成重点地区)=建築工事の外観の修景に係る工事費 1/6・重要2,500千円/修景600千円をセンターと豊岡市それぞれ/一般建築物等修景助成(江原駅東)=1/8・375千円ずつ/屋外広告物修景助成=1/8・50千円ずつ/特例措置(令和7年城崎町南上火災の再建に対する特例の区域に限る)=センター1/2・5,000千円、豊岡市1/6・1,660千円/設計費の注記=「※助成対象が『屋根の葺替工事』のみは対象外とする」/自動販売機=「周囲の景観と調和させるために、自動販売機の外周に覆い等を設置または外部塗装の塗り替え等に係る工事費」150千円(江原駅東は125千円)
- 豊岡市「景観の届出について」(ページ番号1003050・更新日 令和6年7月16日)——届出対象行為=「建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更する修繕、模様替え、色彩の変更」ほか/「下記3カ所の重点地区は行為の規模に関わらず届出が必要です。」=出石城下町/城崎温泉/江原駅東/手続=1 事前協議(「行為の届出」の提出を行う30日前まで)/2 行為の届出(行為着手の30日前まで・正副2部)/3 行為の完了届出書/「全ての書類に押印は不要です。」/オンライン申請あり=「オンライン申請を行った場合、正本・副本ともに提出されたものとみなします。提出された様式などの送付や返却は行いません」
- 豊岡市「平成24年11月1日以降の兵庫県『景観の形成等に関する条例』の取り扱いについて」(ページ番号1003051)——「平成24年11月1日の豊岡市景観条例の施行及び豊岡市景観計画の効力発生に伴い、同日以降は兵庫県の『景観の形成等に関する条例』に基づく大規模建築物等の届出・協議、次の景観形成地区、風景形成地域のうち豊岡市の区域内での届出・協議は不要になります」(豊岡市出石町城下町地区/豊岡市城崎町城崎温泉地区/国道312号沿道地区/円山川下流地域/但馬海岸地域)
- 豊岡市「すまいに関する助成」——掲載されているのは4本だけ(住宅耐震改修補助およびリフォーム補助の案内/豊岡市住宅土砂災害対策支援事業補助金/【事業廃止】人生いきいき住宅助成事業(一般型)/人生いきいき住宅助成事業(住宅改造型))。一般向けのリフォーム助成は見当たりませんでした(2026年9月12日確認)
- 豊岡市「人生いきいき住宅助成事業(住宅改造型)」(ページ番号1001011・更新日 令和8年8月17日)——対象=要支援・要介護認定を受けた方や身体障害者手帳1〜2級、療育手帳Aの方がいる世帯/助成対象限度額の上限は100万円(介護保険の住宅改修費支給限度基準額20万円を控除)/助成率は世帯階層でA 3分の3〜F 3分の1/助成対象工事=段差解消、手すりの設置、開口幅の確保のための間仕切り壁の改造、引き戸への取り替え、浴槽の取り替え、レバーハンドル錠等への取り替え、和便器から洋便器への取り替え、カウンター型洗面台への取り替え(外壁の工事は入っていません)/「2026年度(令和8年度)の受付は予算の上限に達したため終了しました。」
- 豊岡市「豊岡市住宅土砂災害対策支援事業補助金」(ページ番号1007323・更新日 令和8年4月9日)——移転支援=除却費(補助率10分の10・その他費用は97万5千円が限度)/建物助成費最大421万円(建物325万円、土地96万円)/建設購入費補助 最大200万円/防護壁等整備支援=1棟当たり最大75万円(地形などにより必要と認める場合は150万円)/「工事やローンの契約は必ず交付決定の通知を受けた後に行ってください。(先に契約すると補助の対象になりません。)」
- 豊岡市「空き家対策」——所有者が行う空き家の清掃(片付け)に係る補助金/豊岡市危険空家除却支援事業補助金/株式会社クラッソーネとの「空家除却促進に係る連携協定」ほか。改修に対する補助は見当たりませんでした(2026年9月12日確認)
- 豊岡市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
最終確認日:2026年9月12日。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。
問い合わせ先
耐震診断・耐震改修・住宅耐震リフォーム=豊岡市役所 都市整備部 建築住宅課 住宅管理係 0796-21-9018(ファクス 0796-23-4444)
景観形成支援事業助成金・景観の届出=豊岡市役所 都市整備課 景観政策係
豊岡市役所=〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号/電話 0796-23-1111
開庁時間=月曜日から金曜日の午前9時から午後4時30分まで(土曜・日曜・祝日および12月29日から翌年1月3日までを除く)
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