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【2026年度】藤枝市の外壁塗装に使える助成金

条件つきで出ます塗り替えだけには出ません。新婚世帯と中山間の空き家には道があります

塗装を名指しした制度はありません
市の「補助金・支援検索ナビ」を「外壁」「塗装」で引いても1本も出ません。市の制度にその語が使われていません
新婚世帯なら最大80万円
新婚生活サポート補助金のリフォーム費用は「修繕、増築、改築の工事」外構と車庫は除外されますが、外壁は除かれていません
「外壁」の語が出るのは中山間だけ
中山間地域の空き家改修で、工事の例に「屋根・天井・外壁」2分の1・50万円(子育て・妊娠は70万円)
省エネ70万円は塗料では届きません
基準が熱貫流率なので、断熱材や窓が対象。遮熱塗料を塗っても満たせません
耐震は補助率100%・上限115万円
静岡県のTOUKAI-0+。耐震診断は無料で、借家も対象です。瓦屋根の耐風改修は55万2千円
完了は2月末日まで
年度末ではありません。受付は翌年2月上旬まで、着手前(契約前)の申請が必要です

「藤枝市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。藤枝市に、外壁の塗り替えだけに使える補助はありません。——市は「補助金・支援検索ナビ」で制度を全部1画面に出していますが、「外壁」でも「塗装」でも1本も出てきません。ただし新婚世帯と、中山間地域の空き家には道があります。そして耐震は補助率100%で上限115万円——塗装が無いだけで、住宅の補助は手厚い市です。順に見ていきます。

静岡県内の12市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——藤枝市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は静岡県の助成金まとめにあります。

静岡市浜松市沼津市三島市富士市富士宮市磐田市御殿場市焼津市掛川市島田市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全13項目

藤枝市には「補助金・支援検索ナビ」というページがあります。市が持っている補助金・支援制度を、個人向け・事業者向けあわせて一覧にしたものです。キーワードで絞り込めます。

これは他の市ではあまり見ない作りです。ふつうは課ごとにページが分かれていて、住まいの補助が住宅の課と環境の課と移住の課に散らばっています。藤枝市は、それを1画面にまとめました。

そのナビで「住宅」を押すと、個人向けだけで20本以上が並びます。ところが「外壁」や「塗装」では、1本も出てきません。市の制度に、その言葉が使われていないからです。

図1 藤枝市で外壁の塗り替えに使える道

藤枝市で外壁塗装に補助が出るかの分岐図 新婚世帯ならリフォーム費用として最大80万円。中山間地域の空き家バンク登録物件なら改修工事の例に屋根・天井・外壁とあり50万から70万円。それ以外のふつうの塗り替えには市の補助はない。 藤枝市で外壁の塗り替えにお金が出るか 塗装を名指しした制度は無い。当てはまる人だけ道がある 新婚世帯なら 婚姻1年以内・39歳以下 リフォーム費用= 修繕・増築・改築 外構と車庫は除く 最大80万円 中山間の空き家なら 空き家バンク登録物件 改修工事の例に 「屋根・天井・外壁」 経費の2分の1 50万〜70万円 それ以外は ふつうの塗り替え 市の制度に 塗装の記載なし 補助は無し
藤枝市「補助金・支援検索ナビ」と各制度のページから作成。令和8年度の金額。

結論から書きます。藤枝市に、外壁の塗り替えだけに使える補助はありません。ただし、当てはまる人には道が2つあります。新婚世帯と、中山間地域の空き家です。順に見ていきます。

藤枝市の住宅関係の補助(令和8年度・個人向け)と外壁塗装との関係
制度担当上限外壁塗装は
木造住宅補強計画補強工事事業費補助金建築住宅課115万円(補助率100%)耐震補強のみ。塗装の記載なし
建築物耐震診断補助金/無料の耐震診断建築住宅課無料診断だけ
屋根の耐風診断事業費補助金建築住宅課2万1千円(3分の2)瓦屋根の診断
屋根の耐風改修事業費補助金建築住宅課55万2千円瓦屋根の撤去・新設。塗装ではありません
住宅省エネ改修推進事業費補助金建築住宅課70万円(ZEH水準80%)断熱化が対象。塗料では基準に届きません
新婚生活サポート補助金広域連携課80万円リフォーム費用に「修繕」が入っています
中山間地域活性化推進事業費補助金(改修)中山間地域活性化推進課50万円(子育て70万円)改修工事の例に「屋根・天井・外壁」
空き家活用・流通促進事業費補助金(改修事業)住まい戦略課50万円/30万円改修(リフォーム)。DIYは対象外
ブロック塀等耐震改修促進事業費補助金建築住宅課道路に面する塀だけ
止水板等設置事業費補助金水防対策室30万円(2分の1)浸水対策。塗装とは別
耐震シェルター/防災ベッド/感震ブレーカー建築住宅課・地域防災課関係なし

11本ありますが、塗り替えそのものにお金が出る制度は1本もありません。ただし金額を見てください。耐震が補助率100%で115万円、省エネ改修が70万円、屋根の耐風改修が55万2千円。藤枝市は住宅の補助が手厚い市です。塗装が入っていないだけで、家に手を入れるなら使える制度が並んでいます。

「外壁」の語が出てくるのは、中山間の空き家だけです

藤枝市の制度をひととおり読んで、「外壁」という言葉が対象工事として出てくるのは1か所だけでした。中山間地域活性化推進事業費補助金の改修補助です。

改修工事の例
屋根・天井・外壁・内壁・床・開口部の改修、浴室・台所・トイレなどの水廻りの改修、水道・ガス・電気の修繕、間取りの変更工事など。」

除かれるものもはっきり書かれています。「外構設備工事(門・車庫・カーポート・塀・柵・垣根等の構造物、植栽など)」、年度をまたぐ工事、交付決定前に着工している工事、市の他の改修補助を併用した工事。

外構は除く、でも外壁は対象工事の例に入っている。この書き分けは意図的です。ただし「塗装」とは書かれていないので、塗り替えが入るかどうかは市の判断になります。

中山間地域活性化推進事業費補助金(改修補助)
項目内容
補助額経費の2分の1以内で50万円18歳以下の子または妊娠中の方が同居なら70万円
対象中山間地域空き家・空き地バンクの登録物件
対象者(利用者)世帯員に65歳未満今後10年以上定住/自治会等の地域活動に参加/所有者と3親等以内でない/市税の滞納なし
対象者(所有者)今後10年以上賃貸物件として利用/居住が確実に見込まれる人がいること
対象外の工事外構(門・車庫・カーポート・塀・柵・垣根・植栽)/年度をまたぐ工事/交付決定前の着工/市の他の改修補助との併用
回数同一物件に1回限り
窓口中山間地域活性化推進課

藤枝市の中山間地域は、瀬戸川の上流にあたる瀬戸谷・葉梨・岡部の山あいです。市の中心部からは離れますが、空き家バンクに登録された家を借りて住むなら、外壁を含む改修に50万円から70万円が出ます。「地域活動に積極的に参加し」という条件が入っているのが、この制度らしいところです。

新婚世帯なら、リフォーム費用として最大80万円

もうひとつの道が新婚生活サポート補助金です。担当は広域連携課。市はこう書いています。

リフォーム費用
修繕、増築、改築の工事に要した費用(倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置を除く)。」

外壁の塗り替えは「修繕」です。除かれているのは倉庫・車庫・外構・電化製品で、外壁は入っていません。この制度は工事の種類を限定していません。塗装が対象になるかどうかは市の判断ですが、文言の上ではふさがっていません。

藤枝市新婚生活サポート補助金(令和8年度)
項目内容
上限1世帯あたり最大80万円
対象令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻届が受理された夫婦で、市内に同居している方
年齢婚姻日において夫婦ともに39歳以下
所得夫婦合計500万円未満(29歳以下で婚姻を機に転入した場合は600万円未満)
対象経費住宅取得費/住宅賃貸費(賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)/引っ越し費用/リフォーム費用
対象外倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置
住む期間その住宅に1年以上生活する意思があること
その他他の国等の住宅に係る補助金を受けていないこと/市税の滞納がないこと。貸与型奨学金の返済額は所得から控除

ここで大事なのは、経費が「夫婦が同居を開始した後に発生したもの」に限られる点です。中古住宅を買って、住み始めてから外壁を塗る——という順番なら形になります。買う前に売主が塗った分は対象外です。

藤枝市は移住・定住の補助が特に厚い市でもあります。新婚生活サポート(80万円)のほか、18歳以下の子がいる世帯向けの子育てファミリー移住定住促進事業費補助金、40歳未満の夫婦向けの仲良し夫婦移住定住促進事業費補助金、まちなか空き家バンクの空き家活用・流通促進事業費補助金(取得は最大100万円、改修は子育て世帯50万円)。買って直す人には、道がいくつもあります。

買って直すなら、空き家と移住の制度のほうが大きいです

藤枝市は空き家と移住の補助が特に厚い市です。住まい戦略課と中山間地域活性化推進課の2つが、別々の制度を持っています。これから中古住宅を買って直す方は、塗装だけを考えるより、こちらから組み立てたほうが金額が大きくなります。

藤枝市の空き家・移住関係の補助(令和8年度)
制度上限条件
空き家活用・流通促進(取得事業)市外から転入する子育て世帯100万円/若者夫婦80万円/市内転居は70万円・60万円/それ以外30万円まちなか空き家バンクの登録物件を購入し住所を異動
空き家活用・流通促進(改修事業)子育て世帯50万円/それ以外30万円(2分の1)取得事業を使って買った空き家の改修。DIYは対象外
空き家活用・流通促進(移転事業)県外から20万円/県内他市町から5万円引越業者・レンタカーの費用
三世代同居・近居加算30万円(取得事業に加算)同一小学区内、または直線距離1km以内に親世代の住宅
中山間地域活性化推進(改修)50万円(子育て・妊娠は70万円)中山間空き家バンクの登録物件。改修工事の例に「外壁」
子育てファミリー移住定住促進18歳以下の子がいる世帯の住宅取得
仲良し夫婦移住定住促進子育て前の40歳未満の夫婦の住宅取得
空き家解体・除却倒壊のおそれのある空き家の解体

気をつけたいのはバンクが2つに分かれていることです。市街地の物件はまちなか空き家バンク(住まい戦略課)、山あいの物件は中山間地域空き家・空き地バンク(中山間地域活性化推進課)。制度も窓口も別なので、物件の場所でどちらを見るかが決まります。

そして「外壁」の語が対象工事に出てくるのは、中山間のほうだけです。まちなか空き家バンクの改修事業は「改修(リフォーム)に要する経費/リフォーム業者に支払う費用」としか書かれていません。広い書き方なので塗装も入り得ますが、明記はされていません。

もうひとつ注意点があります。まちなか空き家バンクの取得事業は、昭和56年6月1日より前に建築された空き家は、一定の耐震補強工事を実施している場合のみ補助の対象になります(令和7年11月11日付けで取扱いが変わりました)。古い家を買うなら、耐震とセットで考える必要があります。そしてその耐震補強に、市は補助率100%・上限115万円を出しています。

省エネ改修は70万円。ただし遮熱塗料では届きません

金額だけ見れば、外壁に関係しそうで気になるのが住宅省エネ改修推進事業費補助金です。ZEH水準に改修すれば補助率80%・上限70万円。省エネ基準なら40%・30万円。かなり大きい制度です。

ただし、対象になる工事の書き方が具体的です。

「・部分改修【選択】
改修部分が仕様基準(熱貫流率)に適合するものであって、開口部の断熱化、躯体等の断熱化のいずれかの改修をするもの」

基準は熱貫流率です。窓を二重にする、壁や床に断熱材を入れる——そういう工事が対象になります。遮熱塗料や断熱塗料を塗っても、この基準は満たせません。塗膜の厚みはコンマ数ミリで、断熱材とは桁が違うからです。

ここは他の市と比べると面白いところです。長崎県の諫早市は「断熱・遮熱効果のある塗装材での塗り替え」を対象工事にしていて、遮熱塗料を塗れば一律10万円が出ます。同じ「省エネ」という言葉でも、市によって塗料まで含めるか、断熱材だけかが分かれます。

藤枝市は、断熱材だけを見る側です。遮熱塗料を売り文句にする業者が「省エネの補助が使えます」と言ってきたら、それは藤枝市では通りません。遮熱塗料そのものの効き方はスーパーシャネツサーモSiとFの違いにまとめています。

住宅省エネ改修推進事業費補助金(令和8年度)
区分補助率上限
省エネ基準に改修40%30万円/戸
ZEH水準に改修80%70万円/戸
全体改修改修後に省エネ基準またはZEH水準に相当し、第三者機関の評価・認証を受けたもの
部分改修熱貫流率の仕様基準に適合する開口部の断熱化、躯体等の断熱化
必須条件改修後に耐震性が確保されること(昭和56年5月以前の住宅は耐震補強が必要な場合あり)
受付受付開始日から翌年2月上旬まで。令和8年度は受付準備中(2026年9月時点)

この制度には「改修後に耐震性が確保されること」が必須条件として入っています。断熱と耐震をセットで見る作りです。昭和56年5月以前の家なら、耐震補強と一緒に考えることになります。そしてその耐震補強のほうが、藤枝市ではもっと大きい金額です。

耐震は補助率100%・上限115万円。診断は無料です

静岡県はプロジェクト「TOUKAI-0」という耐震化の取り組みを長く続けています。藤枝市もその一員で、令和8年度は「TOUKAI-0+」という名前の要綱にまとまっています。金額が大きいです。

藤枝市の耐震・耐風の補助(令和8年度)
制度補助額対象
無料の耐震診断無料(1度限り)昭和56年5月31日以前の木造住宅。借家も対象(所有者の同意が必要)
無料の耐震相談無料(1度限り)過去に無料診断を受けた方。県の耐震診断補強相談士が対応
木造住宅補強計画・補強工事補助率100%・上限115万円総合評点1.0未満を1.0以上に上げる補強工事と補強計画の策定費
屋根の耐風診断3分の2(上限2万1千円令和3年12月31日以前の基準で建てられた瓦屋根
屋根の耐風改修23%(上限55万2千円現行基準に適合しない瓦屋根をすべて撤去し、屋根を新設する工事
耐震シェルター/防災ベッド旧耐震基準の木造住宅
受付4月下旬から翌年2月上旬まで。予算に達した時点で終了

補助率100%というのは、ほとんど見ない数字です。115万円までなら、耐震補強の工事費が丸ごと出るということです。診断も相談も無料。昭和56年5月31日以前の木造住宅にお住まいなら、塗装より先にこちらを確かめてください。

もうひとつ、藤枝市らしいのが屋根の耐風改修です。基準額は改修する屋根面積×24,000円/平方メートルで、その23%、上限55万2千円。対象は令和3年12月31日以前の基準で建てられた瓦屋根です。

2022年1月に瓦の緊結基準が変わりました。それ以前の瓦屋根は、いまの基準では固定が足りません。市はそこに補助を出しています。ただし「現行基準に適合しない瓦屋根をすべて撤去し、屋根を新設する工事」——部分補修も、塗り替えも対象外です。

屋根を塗ろうか葺き替えようか迷っている方には、この制度が判断材料になります。瓦屋根なら、塗るより葺き替えのほうに補助が付きます。屋根の塗装との比較は屋根塗装の費用にまとめました。

市に「木造住宅よろず相談」があります。建築士が無料で答えます

藤枝市の相談窓口の一覧に、外壁塗装を考えている方に役立つものが混ざっています。木造住宅よろず相談です。

藤枝市の木造住宅よろず相談
項目内容
相談員志太建築士会の建築士
費用無料
相談内容住宅の耐震対策/ブロック塀、家具の耐震対策/その他 建築関係の諸問題
方法建築住宅課(054-643-3481)が電話受付し、相談員が折り返し電話
予約予約は不要。事前に相談内容を問い合わせ

「その他 建築関係の諸問題」という枠があります。訪問してきた業者に「このままだと危ない」と言われた、見積書の内容が妥当か分からない——そういうときに、工事を売る立場でない建築士に、無料で聞ける窓口が市にあります。

契約のトラブルなら消費生活センターです。市役所西館2階、平日午前9時から午後4時、相談専用 054-643-3305。市は「相談は無料です。安心してご利用ください」と書いています。

訪問販売で契約してしまっても、8日以内ならクーリング・オフができます。屋根の写真を見せてくる手口は屋根の点検商法に、業者の選び方は外壁塗装業者の選び方にまとめました。

図2 藤枝市の補助を使うときの順番と、2月末の壁

藤枝市の住宅補助の申請の順番の図 見積もり、契約前に建築住宅課へ申請、交付決定、2月末までに完了、補助金の交付の順に進む。市は着手前の申請が必要で、完了期限は年度末ではなく2月末日と書いている。 見積もり 複数社から 契約前に申請 建築住宅課へ 交付決定 ここで契約 2月末までに完了 年度末ではない 補助金の交付 完了報告のあと 年度末3月31日ではありません
市は各制度に「着手前(契約前)の申請が必要」「申請した年度の2月末日までに事業完了が必要」と書いています。

そして藤枝市の補助に共通する、いちばん引っかかりやすい点がこれです。完了の期限が年度末ではなく「2月末日」です。耐震も、耐風も、省エネ改修も、市は「申請した年度の2月末日までに事業完了が必要です」と書いています。3月31日ではありません。

受付は「翌年2月上旬まで」ですが、2月上旬に申請して2月末に完成させるのは、外まわりの工事では現実的ではありません。実際には、秋までに動き出す必要があります。

水防対策室がある市です。浸水した外壁は、塗る前に乾かす

藤枝市の危機管理センターには水防対策室という専門の部署があります。市の補助金にも止水板等設置事業費補助金(購入・工事費の2分の1、上限30万円)が用意されています。

「近年頻発する局地的な大雨や台風などによる浸水被害から大切な住まいや財産を守るため、止水板の購入や設置にかかる費用に対して補助金を交付します。」

市がここまで用意しているのは、実際に浸水しているからです。そして浸水は、外壁の塗り替えに直接関わります。

床下・床上まで水に浸かった外壁は、下地が水を吸っています。モルタルもサイディングも、内部の水分が抜けるまで数か月かかることがあります。乾ききらないうちに塗ると、塗膜が水分を閉じ込めて膨れます。数か月から1年でぷくぷくと浮いてきて、結局塗り直しになります。

浸水したことがある家は、見積もりのときに必ず伝えてください。含水率を測ってから工程を組むか、時期をずらすか——判断が変わります。塗膜が膨れる仕組みは外壁塗装の剥がれにまとめています。

足場を組むタイミングも考えどころです。止水板の工事と外壁塗装は、どちらも家のまわりを触る工事です。止水板の補助は令和9年2月26日まで受付、設置(購入)前の申請が必要で、窓口は水防対策室(054-643-3155)。段取りをまとめると手間が減ります。

藤枝で塗るなら、いつか——「秋が狙い目」が通じません

藤枝市内に気象庁の観測地点がないので、約15km東の静岡地方気象台の平年値を見ます。ここに、この地域の特徴がはっきり出ています。

図3 藤枝のとなり・静岡の月別降水量——秋も降ります

静岡地方気象台の月別降水量の棒グラフ 静岡地方気象台の平年値。7月296.6ミリ、9月280.6ミリ、6月268.9ミリ、10月250.3ミリが多い。1月79.6ミリ、12月80.7ミリ、2月105.3ミリ、11月134.2ミリが少ない。 79.6 1月 105.3 2月 207.1 3月 222.2 4月 215.3 5月 268.9 6月 296.6 7月 186.5 8月 280.6 9月 250.3 10月 134.2 11月 80.7 12月 単位:mm(月降水量の平年値)
気象庁 静岡地方気象台の平年値(1991〜2020年)。藤枝市内に観測地点がないため、約15km東の静岡の値を使いました。

多くの地域では「梅雨を外して、秋に塗る」が定石です。藤枝ではそれが通じません。

藤枝周辺の気候(気象庁 静岡地方気象台の平年値・1991〜2020年)
項目数値塗装への影響
年降水量2,327.3mm全国平均より4割ほど多い土地です
7月・9月の降水量296.6mm・280.6mm年間で1位と2位。9月は台風と秋雨です
6月・10月の降水量268.9mm・250.3mm秋も降ります。10月も避けたい月です
最も少ない月1月79.6mm・12月80.7mm冬が乾く土地です
11月の降水量134.2mm秋で唯一少ない月。狙い目です
1月・12月の日照時間207.9時間・200.5時間8月(201.8時間)より冬のほうが日が照ります
1月・2月の平均湿度57%年間でいちばん乾きます
1月の日最低気温2.1℃(日最高11.7℃)朝だけ施工条件の5℃を割ります
年平均風速2.2m/s風は弱め。飛散養生の負担は軽いです

数字を並べると、藤枝の姿がはっきりします。降水量の多い月の1位は7月、2位が9月です。梅雨だけでなく、秋雨と台風でも降ります。10月も250.3mm。9月から10月に工期を置くと、雨で止まります。

逆に冬が独特です。1月の降水量79.6mm、日照207.9時間、平均湿度57%。日照は8月より多く、湿度は年間最低。塗料が乾く条件としては、実は冬がいちばんそろっています。

問題は朝の気温だけです。1月の日最低は2.1℃で、施工条件の5℃を割ります。ただし日最高は11.7℃まで上がります。朝いちばんを外して、日が昇ってから塗り始める——という組み方ができれば、冬は悪くない季節です。

藤枝市で補助と気候の両方に合わせた年間スケジュール
時期やること
春(4月下旬)耐震・耐風・省エネの各補助が受付開始。無料の耐震診断を申し込む
初夏(5月)見積もりを複数社から。3月207.1mm・4月222.2mm・5月215.3mmで、春も雨は少なくありません
梅雨〜秋(6〜10月)工事は置かない。7月296.6mm・9月280.6mm・6月268.9mm・10月250.3mm
晩秋(11月)塗装の適期。134.2mmで秋では唯一少ない月です
冬(12〜1月)塗装の適期その2。雨80mm前後・湿度57%・日照200時間超。朝だけ待ちます
2月上旬各補助の受付締切
2月末完了・実績報告の期限。年度末ではありません

補助の締切(2月上旬受付・2月末完了)と、塗るのに向く季節(11月〜1月)が、藤枝市ではきれいに重なります。秋に見積もりを取り、11月から工事に入り、年内から1月に終える。これが藤枝でいちばん無理のない進め方です。費用の目安は外壁塗装の費用相場にまとめています。

結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万〜80万円

藤枝市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。

補助上限お二人とも29歳以下 60万〜80万円/それ以外 30万〜50万円
対象になる費用この市での名前は「藤枝市新婚生活サポート補助金」です。住宅取得費用/住宅賃貸費用(賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)/引っ越し費用/リフォーム費用(修繕、増築、改築の工事に要した費用)上限額は年齢と、市外から転入したかどうかで決まります——両者が市内で転居なら29歳以下60万円・39歳以下30万円、一方が市外から転入で70万円・40万円、両者が市外から転入で80万円・50万円。夫婦が同居を開始した後に発生した経費が対象です。
対象外倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置
所得お二人の合計所得が500万円未満。ただしお二人とも29歳以下で、どちらかが婚姻を機に藤枝市へ転入する場合は600万円未満まで認められます
年齢婚姻日時点でお二人とも39歳以下
申請期間令和8年4月1日から令和9年2月26日(交付申請額が予算額に達した時点で受付終了)
窓口藤枝市 広域連携課 電話054-643-3229

市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。この市がリフォーム費用として挙げているのは「修繕、増築、改築の工事に要した費用」で、外壁の塗り替えは修繕にあたります。ただし市が「外壁塗装は対象」と書いているわけではありません。申請の前に広域連携課で確認してください。

この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

藤枝市で、外壁塗装に助成金は出ますか。

塗り替えそのものに使える補助はありません。市は「補助金・支援検索ナビ」で持っている制度を一覧にしていますが、「外壁」や「塗装」では1本も出てきません。ただし当てはまる人には2つの道があります。新婚世帯なら新婚生活サポート補助金(最大80万円)のリフォーム費用、中山間地域の空き家バンク物件なら改修補助(50万〜70万円)です。

市の資料に「外壁」と書いてあるのを見ました。

中山間地域活性化推進事業費補助金です。改修工事の例に「屋根・天井・外壁・内壁・床・開口部の改修」とあります。対象は中山間地域空き家・空き地バンクの登録物件で、経費の2分の1以内・上限50万円(18歳以下の子または妊娠中の方が同居なら70万円)。外構(門・車庫・カーポート・塀・柵・垣根・植栽)は除かれます。

新婚生活サポート補助金は、外壁塗装にも使えますか。

文言の上ではふさがっていません。市はリフォーム費用を「修繕、増築、改築の工事に要した費用(倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置を除く)」と定義しています。外壁の塗り替えは修繕にあたり、除外リストにも入っていません。ただし判断するのは市です。広域連携課に確認してください。上限は1世帯80万円です。

新婚生活サポート補助金の条件を教えてください。

婚姻届が令和8年1月1日〜令和9年3月31日に受理された夫婦で、市内に同居していること。婚姻日において夫婦ともに39歳以下、夫婦合計所得500万円未満(29歳以下で婚姻を機に転入した場合は600万円未満)。その住宅に1年以上生活する意思があること。経費は夫婦が同居を開始した後に発生したものに限ります。貸与型奨学金の返済額は所得から控除されます。

省エネの補助が70万円あると聞きました。塗装で使えますか。

使えません。住宅省エネ改修推進事業費補助金は、部分改修の基準を「仕様基準(熱貫流率)に適合するもので、開口部の断熱化、躯体等の断熱化」と定めています。窓の断熱化や断熱材の施工が対象で、遮熱塗料や断熱塗料を塗ってもこの基準は満たせません。「省エネの補助が使える」と言う業者がいたら、藤枝市では通らないと思ってください。

耐震の補助はいくらですか。

補助率100%・上限115万円です。昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅で、耐震診断の総合評点が1.0未満と判定されたものを1.0以上に上げる補強工事と、その補強計画の策定費が対象。耐震診断そのものは無料(1度限り)で、静岡県耐震診断補強相談士が行います。借家も対象で、所有者の同意を得て申し込めます。

瓦屋根なのですが、塗るのと葺き替えるのはどちらが得ですか。

令和3年12月31日以前の基準で建てられた瓦屋根なら、葺き替えに補助が付きます。屋根の耐風改修事業費補助金で、基準額(改修屋根面積×24,000円/㎡)と見積額の低いほうの23%、上限55万2千円。ただし「現行基準に適合しない瓦屋根をすべて撤去し、屋根を新設する工事」が条件で、部分補修も塗り替えも対象外です。診断のほうも3分の2・上限2万1千円で受けられます。

先に契約してもいいですか。

だめです。市は各制度の注意事項に「着手前(契約前)の申請が必要になります」と書いています。また「対象事業費について、他の補助金と重複して補助を受けることはできません」とも明記されています。見積もりを取るのは自由なので、複数社そろえてから申請してください。

工事はいつまでに終える必要がありますか。

申請した年度の2月末日までです。年度末(3月31日)ではありません。受付も「4月下旬から翌年2月上旬まで」で、予算に達した時点で終了します。2月上旬に申請して2月末に完成させるのは、外まわりの工事では現実的ではありません。秋までに動き出してください。

業者に言われたことが本当か、市に相談できますか。

できます。木造住宅よろず相談があります。志太建築士会の建築士が相談員で、相談は無料。内容は「住宅の耐震対策」「ブロック塀、家具の耐震対策」「その他 建築関係の諸問題」。建築住宅課(054-643-3481)が電話を受け、相談員が折り返します。契約のトラブルなら消費生活センター(054-643-3305・平日9時〜16時)です。

家が浸水したことがあります。すぐ塗っても大丈夫ですか。

下地が乾くのを待ってください。水に浸かった外壁は下地が水分を含んでいて、抜けるまで数か月かかることがあります。乾ききらないうちに塗ると、塗膜が水分を閉じ込めて膨れます。藤枝市には水防対策室があり、止水板の補助(購入・工事費の2分の1、上限30万円)も用意されています。浸水歴は見積もりのときに必ず伝えてください。

藤枝市で外壁を塗るなら、いつがいいですか。

11月から1月です。静岡地方気象台の平年値では、11月134.2mm・12月80.7mm・1月79.6mmと雨が少なく、1月の日照は207.9時間で8月(201.8時間)より多く、湿度は57%で年間最低。避けたいのは7月296.6mm・9月280.6mm・6月268.9mm・10月250.3mmで、藤枝では「秋が狙い目」が通じません。冬は朝の気温が2.1℃まで下がるので、朝いちばんを外して組んでもらってください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

藤枝市の公式ページと、市が公開している要綱・チラシを2026年9月8日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で行われ、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。

  • 藤枝市「藤枝市新婚生活サポート補助金」(対象経費にリフォーム費用「修繕、増築、改築の工事に要した費用(倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置を除く)」1世帯あたり最大80万円で、上限は夫婦の年齢と市外からの転入の有無で決まる表になっている=両者が市内で転居60万/30万、一方が市外から転入70万/40万、両者が市外から転入80万/50万/夫婦とも29歳以下で市外から転入する場合は所得の上限が600万円未満に緩む/申請は令和8年4月1日から令和9年2月26日/講座動画の視聴と受講証明書の提出が必要)
  • 藤枝市「補助金・支援検索ナビ」——市の補助金・支援制度の一覧(個人向け・事業者向け)。対象者・キーワード・担当課つき。「外壁」「塗装」では該当なし
  • 藤枝市 中山間地域活性化推進課「中山間空き家バンク登録物件の改修補助制度(中山間地域活性化推進事業費補助金)」——改修工事の例に「屋根・天井・外壁・内壁・床・開口部の改修」経費の2分の1以内で50万円(18歳以下の子または妊娠中の方が同居する場合は70万円)、対象外は外構設備工事(門・車庫・カーポート・塀・柵・垣根等、植栽)/年度をまたぐ工事/交付決定前の着工/市の他の改修補助との併用、利用登録者の要件(世帯員に65歳未満・今後10年以上定住・地域活動への参加・所有者と3親等以内でない・市税の滞納なし)、同一物件1回限り
  • 藤枝市 広域連携課「藤枝市新婚生活サポート補助金」——1世帯あたり最大80万円、対象は令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻届が受理され市内に同居する夫婦、婚姻日において夫婦ともに39歳以下、夫婦合計所得500万円未満(29歳以下で婚姻を機に転入は600万円未満)、対象経費にリフォーム費用=「修繕、増築、改築の工事に要した費用(倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置を除く)」夫婦が同居を開始した後に発生した経費が対象、貸与型奨学金の返済額は所得から控除
  • 藤枝市 建築住宅課「藤枝市住宅省エネ改修推進事業」(住宅の省エネリフォームに関する補助)——省エネ基準40%・上限30万円/ZEH水準80%・上限70万円、部分改修は「仕様基準(熱貫流率)に適合するもので、開口部の断熱化、躯体等の断熱化」、全体改修は第三者機関の評価・認証、「改修後に耐震性が確保されること」が必須、受付は翌年2月上旬まで(令和8年度は受付準備中
  • 藤枝市 建築住宅課「木造住宅の耐震化の補助(藤枝市木造住宅補強計画補強工事事業費補助金)」——無料の耐震診断・無料の耐震相談(静岡県耐震診断補強相談士/各1度限り/借家も対象)、総合評点1.0未満を1.0以上に上げる補強工事と補強計画策定費に補助率100%・上限115万円、受付は4月下旬〜翌年2月上旬、着手前(契約前)の申請が必要2月末までに完了
  • 藤枝市 建築住宅課「住宅瓦屋根の耐風対策に対する補助」——耐風診断は診断費の3分の2(上限2万1千円)、耐風改修は基準額(改修屋根面積×24,000円/㎡)と見積額の低いほうの23%(上限55万2千円)、対象は令和3年12月31日以前の基準で建てられた瓦屋根、「現行基準に適合しない瓦屋根をすべて撤去し、屋根を新設する工事」
  • 藤枝市「藤枝市プロジェクト「TOUKAI-0+」総合支援事業費補助金交付要綱」(PDF・令和8年度)——耐震・耐風・シェルター・ブロック塀等の各事業の根拠。全文に「外壁」「塗装」の記載はありません
  • 藤枝市 住まい戦略課「【まちなか空き家バンク登録物件購入補助】空き家活用・流通促進事業」——補助率は全事業共通で2分の1、取得事業は市外から転入する子育て世帯100万円ほか、改修事業は子育て世帯50万円・それ以外30万円「DIYでリフォームする際の費用は対象となりません」、三世代同居・近居加算30万円、昭和56年6月1日より前の空き家は一定の耐震補強工事が条件
  • 藤枝市 水防対策室「止水板の購入や設置にかかる費用を補助します」——購入及び工事にかかる費用の2分の1(上限30万円)、受付は令和9年2月26日まで設置(購入)前の申請が必要、水防対策室 054-643-3155
  • 藤枝市「木造住宅よろず相談」(2025年4月1日更新)——相談員は志太建築士会の建築士、相談は無料、内容は住宅の耐震対策/ブロック塀・家具の耐震対策/その他 建築関係の諸問題、建築住宅課(054-643-3481)が電話受付し相談員が折り返し/「消費生活相談」——市役所西館2階、平日午前9時〜午後4時、相談専用 054-643-3305、相談は無料
  • 気象庁「過去の気象データ検索」静岡地方気象台の平年値(1991〜2020年)——月別の降水量・気温・相対湿度・日照時間・風速(藤枝市内に観測地点がないため、約15km東の静岡の値)
  • 藤枝市「藤枝市新婚生活サポート補助金」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
耐震診断・耐震補強・屋根の耐風・省エネ改修・ブロック塀・木造住宅よろず相談:藤枝市役所 都市建設部 建築住宅課(東館2階) 電話 054-643-3481
新婚生活サポート補助金:広域連携課
中山間地域の空き家改修:中山間地域活性化推進課/まちなか空き家バンク・移住定住:住まい戦略課
止水板:危機管理センター 水防対策室 電話 054-643-3155
契約トラブルの相談消費生活センター(西館2階) 電話 054-643-3305(平日9時〜16時・無料)
藤枝市役所:〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1
着手前(契約前)の申請が必要です。完了の期限は年度末ではなく2月末日です。

静岡県内のほかの市も調べています。——焼津市市が「石綿含有仕上塗材」のページを持つ市。塗装への補助は無し)/静岡市浜松市沼津市富士市三島市磐田市御殿場市。同じ県でも、市が変わればここまで違います(助成金ガイド業者の選び方外壁塗装の費用相場)。