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【2026年度】長崎県の外壁塗装に助成金は出る?——3市で出ます。ただし3市とも「遮熱・断熱塗料」が条件でした

3市で出ます。ただし塗料が条件です長崎市20%・10万円/諫早市/佐世保市5分の1・20万円——3市とも「遮熱・断熱塗料」が条件

調べた5市のうち3市で対象でした
長崎・諫早・佐世保の3市が、市の資料で外壁の塗装を対象工事に挙げています(当サイトが調べた5市のなかで。2026年9月13日時点)
ただし3市とも、条件は同じです
遮熱・断熱塗料であること。ふつうのシリコン塗料では、3市とも対象になりません
長崎市=「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」
快適住まいづくり支援費補助金の案内に、この言葉がそのまま書かれています。20%・上限10万円(空き家なら20万円
諫早市=「遮熱性のある塗装材での塗装工事」
パンフレットに「屋根、外壁の塗装/屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事」市は塗料の必要缶数と空き缶数まで確認します
佐世保市=要綱別表が「断熱・遮熱塗料の施工」
省エネルギー型の部位に「④外壁」。工事例にも「遮熱性能のある塗装による塗り替え工事」。5分の1・最大20万円で追加募集を先着順で受付中
五島市=道は2本
空き家バンクの物件なら最大100万円。持ち家は耐震改修で上限60万円
大村市だけは名指しで対象外
住宅性能向上リフォーム支援事業で、市が「外壁、屋根などの塗装工事…は対象になりません」と明記。ただし別の枠に道が1本あります
県が持っているのは耐震とブロック塀
長崎県耐震・安心住まいづくり支援事業は「平成12年5月31日以前に建てられた戸建て木造住宅の耐震化」が対象。申込先は市町です

「長崎県 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に、めずらしい結果を書きます。——当サイトは長崎県内の市を1件ずつ調べていますが、5市のうち3市で、市が対象工事に外壁の塗装を挙げていました。「塗装は対象外」と名指しで書く市のほうが全国では多いので、長崎は当たる確率が高いほうです。——ただし、3市とも条件が同じでした。「遮熱・断熱塗料であること」。ふつうのシリコン塗料で塗り替えると、3市とも対象になりません。この記事でいちばん大事なのは金額ではなく、この条件です。

長崎県内の市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——5市のうち3市が「出る」でした。全体像は助成金ガイドにあります。

長崎市佐世保市諫早市大村市五島市

坂の多い土地では、運搬費が別に乗ることがあります。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全16項目

先に結論——3市で出ます。ただし条件が1つ共通しています

当サイトは長崎県内の市を1件ずつ、市の公式情報で調べています。2026年9月13日時点で5市。その結論を並べます。

判定金額この市の芯
長崎市出ます20%・上限10万円(空き家は20万円)案内に「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」とそのまま書かれています
諫早市出ます——パンフレットに「屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事」塗料の缶数まで確認されます
佐世保市出ます5分の1・最大20万円要綱別表が「断熱改修を行う工事(断熱・遮熱塗料の施工…)」追加募集を先着順で受付中
五島市条件つきで出ます空き家最大100万円/耐震60万円要綱に「屋根、外壁」。業者は市内に事業所がある会社
大村市名指しで対象外——「外壁、屋根などの塗装工事…は対象になりません」

図1 3市で出ます。ただし塗料の種類が条件です

長崎県内の市による外壁塗装の助成の違い 長崎県内で当サイトが調べた5市のうち、長崎市、諫早市、佐世保市の3市で市が対象工事に外壁の塗装を挙げている。ただし3市とも遮熱・断熱塗料であることが条件である。長崎市は快適住まいづくり支援費補助金の案内に屋根や外壁の遮熱・断熱塗装と記載し、20パーセント上限10万円で空き家の改修なら20万円。諫早市は住宅性能向上リフレッシュ事業のパンフレットに屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事と記載。佐世保市は要綱別表が省エネルギー型の部位に外壁を挙げ、断熱改修を行う工事として断熱・遮熱塗料の施工を対象としており、対象工事費の5分の1で最大20万円を追加募集中。五島市は空き家バンクの物件なら最大100万円で要綱別表に屋根、外壁と記載。大村市は外壁、屋根などの塗装工事は対象になりませんと明記している。 長崎県で、外壁塗装にお金が届くか 2026年9月13日に県と市の公式情報で確認 長崎・諫早・佐世保 遮熱・断熱塗料なら対象 3市とも条件は同じ 「遮熱・断熱塗料」 シリコンでは届かない 出ます 五島市(空き家を買う) 空き家バンクの物件 要綱に 「屋根、外壁」 持ち家は耐震のみ 最大100万円 大村市 市が名指しで除外 「外壁、屋根などの 塗装工事…は対象に なりません」 別の枠に道が1本
出典:長崎県および県内各市の公式ページ(2026年9月13日確認)

これは、当たる確率の高いほうです。全国では「塗装は対象外」と市が名指しで書くほうが多く、大阪市堺市今治市も、そう書いていました。長崎で3市が対象に挙げているのは、比べた5市のなかでは目立つ結果です(2026年9月13日時点)。

ただし、表の右側をもう一度見てください。3市とも「遮熱」か「断熱」が入っています。——「長崎は外壁塗装に補助が出る県」と覚えると、ほぼ確実に外します。正しくは「遮熱・断熱塗料で塗り替えるなら出る県」です。次の章で、3市の原文を並べます。

ただし県からは出ません。長崎県のページに一般のリフォーム助成は見当たりませんでした(2026年9月13日確認)。県が持っているのは耐震とブロック塀の2つだけです。

3市に共通する条件——「遮熱・断熱塗料であること」

長崎の3市は、ばらばらに制度を作っているように見えて、同じ一点で線を引いています。

市が書いている言葉(原文)
長崎市「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」
諫早市「屋根、外壁の塗装/屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事」
佐世保市「断熱改修を行う工事(断熱・遮熱塗料の施工、断熱・遮熱に効果のある材料による改修…)」

——3市とも「遮熱」か「断熱」が入っています。ふつうのシリコン塗料で塗り替えると、3市とも対象になりません。

これは、順番を変えるべきだという話です。——ふつうは「会社を決める → 塗料を決める → 補助があるか調べる」と進みますが、長崎では「塗料の種類が先」。見積もりを頼む段階で「市の補助を使いたいので、遮熱・断熱塗料で1枚出してください」と言えば、比べる土台もそろいます。

「遮熱」と名乗る製品は、グレードも値段も幅が大きいので、製品名と日射反射率を見積書に書いてもらってください。数字を出せない会社は、その塗料の資料を読んでいません(屋根の遮熱塗料を比べる)。

同じ型は沖縄市(遮熱・断熱塗料なら25%・上限25万円)や宇部市(山口)でも見つけました。「塗装は対象外。ただし遮熱・断熱なら別」——これは全国に広がっている書き方です。

長崎市——案内に「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」

県庁所在地の長崎市は、快適住まいづくり支援費補助金の案内チラシに、この言葉をそのまま載せています。

屋根や外壁の遮熱・断熱塗装

補助は補助対象経費の20%・上限10万円。そして空き家を改修する場合は上限が20万円に上がります。

20%という率は高いほうです。当サイトが調べた市では5〜10%が多く、長崎市はその倍。ただし上限10万円は、工事費が50万円を超えたところで頭打ちになります。率よりも上限のほうが先に効くということです(長崎市のページ)。

諫早市——塗料の缶数まで確認されます

諫早市の住宅性能向上リフレッシュ事業は、パンフレットに対象工事の例としてこう書いています。

屋根、外壁の塗装/屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事

そして、ここからが諫早市の特徴です。——市は、塗料の必要缶数と空き缶数まで確認します。

これは「本当にその塗料を、その量だけ使ったか」を市が見る、ということです。——遮熱塗料は単価が高いので、書類だけ遮熱にして中身は別の塗料、という手を封じているわけです。施主の側から見れば、手を抜けない現場になるということでもあります。

「遮熱・断熱の表示がない塗料は対象外」です。カタログに遮熱の記載がある製品を選んでください。会社に任せきりにせず、製品名を自分でも控えておくと安心です(諫早市のページ)。

佐世保市——要綱別表が「断熱・遮熱塗料の施工」

佐世保市は、要綱の別表まで開かないと分からない書き方でした。別表1は、省エネルギー型の部位に「④外壁」を挙げ、対象工事をこう定めています。

断熱改修を行う工事(断熱・遮熱塗料の施工、断熱・遮熱に効果のある材料による改修、複層ガラスへの取替え工事、内サッシの設置等)

工事例にも「遮熱性能のある塗装による塗り替え工事」「防火性能のある塗料による塗り替え工事」と書かれています。補助は対象工事費の5分の1・最大20万円。

「防火性能のある塗料」も並んでいます。遮熱だけが道ではない、ということです。密集地で防火の要件がある家なら、そちらで通る可能性があります。

2026年9月13日時点で、追加募集を先着順で受け付けていました。——「先着順」は、見積書を持っている人が強い制度です。枠が空いていると分かってから見積もりを取り始めると、その2週間で埋まることがあります(佐世保市のページ)。

五島市——道は2本。空き家なら最大100万円

五島市には道が2本あります。空き家バンクの物件なら最大100万円、持ち家なら耐震改修で上限60万円。要綱には「屋根、外壁」と書かれています。

図2 長崎県内で見かける上限額(万円)

長崎県内の住宅の補助の上限額 長崎県内の住宅に関する補助の上限額は、五島市の空き家バンクの物件の改修が最大100万円、五島市の耐震改修が上限60万円、長崎市の空き家を改修する場合が20万円、佐世保市が最大20万円、長崎県危険ブロック塀除却支援事業が市町補助と合わせて20万円、長崎市の通常の場合が10万円。 100 五島市(空き家バンク) 60 五島市(耐震改修) 20 長崎市(空き家) 20 佐世保市 20 長崎県ブロック塀(市町分込み) 10 長崎市(通常) 万円
出典:長崎県および県内各市の公式ページ(2026年9月13日確認)

島ならではの条件が2つあります。——①業者は「市内に事業所がある会社」に限られる。②申請の期限が3月10日で、多くの市より5日早い。選べる会社が少ないうえに締切も早いので、動き出しは本土より前倒しになります(五島市のページ)。

大村市——「対象になりません」と名指ししています

5市のなかで、大村市だけが違いました。住宅性能向上リフォーム支援事業について、市はこう書いています。

外壁、屋根などの塗装工事…は対象になりません

これは「探して見つからなかった」とは意味が違います。市が自分の言葉で外している以上、この制度の窓口に相談しても答えは変わりません。ただし大村市には、別の枠に道が1本あります——そちらは大村市のページにまとめました。

県が持っているのは、耐震とブロック塀の2つです

長崎県のページで、住宅に関する県の助成として並んでいたのは次の2つでした(2026年9月13日確認)。

制度対象申込先外壁塗装との関係
長崎県耐震・安心住まいづくり支援事業「平成12年5月31日以前に建てられた戸建て木造住宅の耐震化」(※一部市町は昭和56年5月31日以前が対象)補助を受ける住宅が存する市町塗り替えでは評点が動きません
長崎県危険ブロック塀除却支援事業小中学校通学路のブロック塀等の撤去/補助対象者は市町村税非課税者市町塀は別の制度です

一般のリフォーム助成は、県のページに見当たりませんでした(2026年9月13日確認)。県のページで見つからなかった、という範囲の話です。市の制度は上のとおり別にあります。

長崎県の耐震は「平成12年5月31日以前」まで広い

県の耐震事業の対象は「平成12年5月31日以前に建てられた戸建て木造住宅」です。

多くの市区は「昭和56年5月31日以前」——いわゆる旧耐震——で線を引きます。長崎県は、そこから19年ぶん新しい家まで入ります。

ただし「珍しい」とまでは言えません。当サイトが調べた324市のうち77市(24%)が平成12年の基準を採っていました。4市に1市はこの線です。長崎県の場合は、それを県が枠組みとして持っている点が特徴になります。

県は「※一部市町は昭和56年5月31日以前が対象」と注記しています。——県の枠組みがそのまま自分の市に当てはまるとは限りません。申込先は市町なので、必ず住んでいる市町で確かめてください。

ブロック塀は通学路。市町補助と合わせて20万円が上限

もう1つの県の制度が、長崎県危険ブロック塀除却支援事業です。

  • 対象=小中学校通学路のブロック塀等の撤去
  • 補助対象者=市町村税非課税者
  • 補助率・上限=「市町補助と合せて200千円が上限」
  • 補助内容=ブロック塀除却費(集積までで廃棄物処分費は除く)

「集積までで廃棄物処分費は除く」という線引きに注意してください。壊して集めるところまでは対象ですが、そこから運んで捨てる費用は自己負担です。見積書で「運搬・処分費」が別の行になっているかを見てください。

塗り替えの足場があるうちに塀も——という話はよくありますが、長崎県では制度がまったく別です。外壁は市のリフォーム助成、塀の撤去はこの県の事業。見積書を最初から分けてもらってください見積書のチェック項目)。

坂の町で塗り替えるときに、先に確かめること

長崎で塗り替えるときに、他県と条件が違うところがあります。——坂と、海です。

図3 長崎県で補助を使うときの順番

長崎県内で住宅の補助を使うときの手順 長崎県では市によって制度が異なるため、まず自分の住む市の制度を確かめる。長崎市、佐世保市、諫早市、大村市、五島市で答えが異なる。市の窓口で市内業者の条件や築年数、世帯の要件を確認し、内訳の入った見積書を複数社から取り、着工前に申請する。工事着手後の申請は原則として補助の対象にならない。交付決定を受けてから工事に入り、年度内に完了させる。 ①自分の市を確かめる 5市で答えが違います ②市の窓口で条件を聞く 市内業者・築年数・世帯 ③見積書を2〜3社から 坂の運搬費が分かれているか ④申請(着工前) 着工後は原則対象外 ⑤交付決定 ここまで契約しない市も ⑥工事 年度内に完了 着工前です。後からでは通りません
出典:長崎県および県内各市の公式ページ(2026年9月13日確認)

長崎市や佐世保市には、車が横づけできない家がたくさんあります。そうなると、足場の部材も塗料も人の手で運ぶことになります。

  • 運搬費が別の行になっているか——「一式」に紛れていると、いくら乗っているのか分かりません
  • 足場の架け方——隣家との距離が近い土地では、単管や special な組み方が要ることがあります
  • 鉄部のケレンが分かれているか——海に面した市が多く、雨戸・手すり・霧除けのさびが早く出ます
  • 棟板金と釘の点検——台風の通り道でもあります。浮きは足場があるうちにしか直せません

見積もりを頼むときに「うちは車が入りませんが、運搬の費用は別ですか」と先に聞いてください。——この一言で、現地を見ずに机の上で数字を作る会社かどうかが分かります。

どこにも当てはまらないとき

大村市に住んでいる、あるいは条件から外れた——そういう場合、戻ってくる額は0円です。

そのとき動かせるのは、見積書の中身だけになります。上の4点に加えて、外壁◯㎡・屋根◯㎡と数量が入っているか塗料のメーカー名と製品名、そして何回塗るかが書いてあるかを見てください。

2〜3社を横に並べれば、差額の正体が見えます。一括見積もりサービスを使えば、同じ条件で出してもらえます。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

長崎県で、外壁塗装に補助金は出ますか。

市によりますが、出る市が多い県です。当サイトが調べた5市のうち3市——長崎市・諫早市・佐世保市——で、市が対象工事に外壁の塗装を挙げていました(2026年9月13日時点、比べた5市のなかで)。ただし3市とも「遮熱・断熱塗料であること」が条件です。ふつうのシリコン塗料では届きません。

長崎県からは出ますか。

一般のリフォーム助成は、県のページに見当たりませんでした(2026年9月13日確認)。県が持っているのは「長崎県耐震・安心住まいづくり支援事業」「長崎県危険ブロック塀除却支援事業」の2つで、どちらも申込先は市町です。

諫早市はどう書いてありますか。

住宅性能向上リフレッシュ事業のパンフレットに、対象工事の例として「屋根、外壁の塗装/屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事」と書かれています。制度のページ本文ではなくパンフレットのほうに載っているので、添付ファイルを開かないと見つかりません。なお遮熱・断熱の表示がない塗料は対象外で、市は塗料の必要缶数と空き缶数まで確認します。

長崎市はいくら出ますか。

補助対象経費の20%・上限10万円です。空き家を改修する場合は上限が20万円に上がります。快適住まいづくり支援費補助金の案内チラシに「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」と書かれているので、遮熱・断熱塗料であることが条件です。

佐世保市はいま申し込めますか。

2026年9月13日時点で、追加募集を先着順で受け付けていました。対象工事費の5分の1・最大20万円です。先着順なので、見積書が手元にある人から順に決まります。対象は要綱別表1の省エネルギー型「④外壁」で、「断熱改修を行う工事(断熱・遮熱塗料の施工…)」が条件です。

五島市はどうですか。

道が2本あります。空き家バンクの物件なら最大100万円、持ち家なら耐震改修で上限60万円。要綱に「屋根、外壁」と書かれています。ただし業者は「市内に事業所がある会社」に限られ、申請の期限も3月10日と、多くの市より5日早く設定されています。

大村市はなぜ出ないのですか。

市が名指しで外しているからです。住宅性能向上リフォーム支援事業について、市は「外壁、屋根などの塗装工事…は対象になりません」と明記しています。ただし別の枠に道が1本あるので、大村市のページを読んでみてください。

県の耐震の補助はどんな制度ですか。

長崎県耐震・安心住まいづくり支援事業です。対象は「平成12年5月31日以前に建てられた戸建て木造住宅の耐震化」で、県は「※一部市町は昭和56年5月31日以前が対象」と注記しています。申込先は「補助を受ける住宅が存する市町」です。

「平成12年5月31日以前」は広いほうですか。

広いほうです。多くの市区は「昭和56年5月31日以前」で線を引いています。ただし当サイトが調べた324市のうち77市(24%)が平成12年基準を採っていたので、珍しいというほどではありません。長崎県の場合は県が枠組みとして持っている点が特徴です。

外壁塗装は耐震の補助に入りますか。

入りません。耐震の補助は評点を上げる工事が対象で、塗り替えでは評点が動きません。

ブロック塀の補助はありますか。

あります。長崎県危険ブロック塀除却支援事業で、対象は小中学校通学路のブロック塀等の撤去。補助対象者は市町村税非課税者で、「市町補助と合せて200千円が上限」とされています。除却費が対象で、集積までの費用が含まれ、廃棄物処分費は除かれます。

国の補助金は使えますか。

外壁塗装そのものには出ません。国の住宅省エネ関係の補助は、窓やドアの断熱、高効率給湯器、断熱材の性能といった数字で線を引く仕組みで、塗り替えではその数字が動かないからです。

長崎は坂が多いですが、費用に影響しますか。

します。車が横づけできない現場では、資材と足場を人の手で運びます。その運搬費が見積書に乗ることがあります。「一式」にまとめられていると、いくら乗っているのか分かりません。見積もりを頼むときに「うちは車が入りませんが、運搬の費用は別ですか」と先に聞いてください。

海が近いのですが、傷み方は違いますか。

違います。長崎県は海に面した市が多く、潮風で鉄部(雨戸・手すり・霧除け)のさびが早く出ます。見積書でケレン(さび落とし)が別の行になっているかを見てください。鉄部の処理をまとめて「付帯部一式」にしている会社は、そこを軽く見ている可能性があります。

離島に住んでいます。会社は見つかりますか。

本土より選択肢が狭くなります。渡航費や資材の運搬費が別に乗ることもあるので、見積書でその行が分かれているかを確かめてください。五島市のように「市内に事業所がある会社」が条件の制度では、そもそも選べる会社が限られます。

参考にした情報

長崎県と県内各市の公式ページを2026年9月13日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 長崎県「県の助成制度」(住宅課/2026年9月13日確認)——掲載されているのは「長崎県耐震・安心住まいづくり支援事業」(対象住宅=「平成12年5月31日以前に建てられた戸建て木造住宅の耐震化」/「※一部市町は昭和56年5月31日以前が対象」/申込先=「補助を受ける住宅が存する市町」)と、「長崎県危険ブロック塀除却支援事業」(対象=小中学校通学路のブロック塀等撤去/補助対象者=市町村税非課税者「市町補助と合せて200千円が上限」/補助内容=ブロック塀除却費(集積までで廃棄物処分費は除く))の2つ。一般のリフォームを対象にした県の助成は見当たりませんでした
  • 長崎県 住宅課2026年9月13日確認)——県の助成制度・国の助成制度・長崎型住宅などの入り口です
  • 各市の一次情報は、それぞれのページにまとめています——長崎市(快適住まいづくり支援費補助金の案内に「屋根や外壁の遮熱・断熱塗装」/20%・上限10万円、空き家は20万円)/佐世保市(要綱別表1の省エネルギー型「④外壁」「断熱改修を行う工事(断熱・遮熱塗料の施工…)」/工事例に「遮熱性能のある塗装による塗り替え工事」「防火性能のある塗料による塗り替え工事」/対象工事費の5分の1・最大20万円/追加募集を先着順で受付中)/諫早市(住宅性能向上リフレッシュ事業のパンフレットに「屋根、外壁の塗装/屋根、外壁を遮熱性のある塗装材での塗装工事」遮熱・断熱の表示がない塗料は対象外で、市は塗料の必要缶数と空き缶数まで確認)/五島市(空き家バンクの物件なら最大100万円/持ち家は耐震改修で上限60万円/要綱に「屋根、外壁」)/大村市(住宅性能向上リフォーム支援事業=「外壁、屋根などの塗装工事…は対象になりません」
  • 長崎県 住宅課の公式ページを開く——県の助成制度の入り口です。申請の前に、必ずここと市町の窓口で最新の内容を確かめてください

最終確認日:2026年9月13日。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。

問い合わせ先
長崎県 土木部 住宅課(住環境整備班)
〒850-8570 長崎県長崎市尾上町3番1号
※耐震とブロック塀の申込先は、住宅のある市町です

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