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【2026年度】小田原市の外壁塗装に使える補助金

条件つきで出ますただし現金ではなく、抽選65名に3万円相当のカタログギフト

お金ではありません
「商品カタログギフトにより3万円相当の商品(地場産品、食事券等)を進呈します」——現金の補助金ではありません
抽選65名
申請が上限を超えたら抽選。決定は11月上旬で、着工しても必ず受けられるわけではありません
条件
市内施工業者/工事費20万円以上(税抜)/申請時点で着工前/12月23日までに完了
景観の重点区域なら
景観形成修景費補助金で外壁と屋根に3分の2・限度150万円(+加算50万円)
ただし但し書きが
市は「※外壁の塗り替えだけでは対象とはなりません」と明記しています
対象地区
小田原城周辺/小田原駅周辺/国道1号本町・南町/かまぼこ通り周辺の4地区のみ

小田原市で「外壁塗装 補助金」を調べてこのページに来た方へ。——小田原市の住宅リフォーム支援は、お金が返ってくる制度ではありません。「地域経済循環型住宅リフォーム支援事業」といって、抽選で65名に3万円相当のカタログギフトを贈るという仕組みです。もうひとつ、景観の重点区域なら外壁に150万円という大きな補助もありますが、そこには「塗り替えだけでは対象とはなりません」という但し書きが付いています。両方、市の原文で確かめます。

神奈川県内の15市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——小田原市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は神奈川県の助成金まとめにあります。

横浜市川崎市相模原市藤沢市横須賀市平塚市茅ヶ崎市鎌倉市厚木市大和市秦野市海老名市座間市伊勢原市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか神奈川県の外壁塗装 悪質業者リスト

このページの内容全19項目

先に結論——お金ではなく、カタログギフトです

小田原市の答えを4行で。
①外壁塗装も申請できますが、もらえるのは現金ではなくカタログギフト。
②しかも抽選65名。決まるのは11月上旬です。
景観の重点区域なら外壁に3分の2・150万円という別枠があります。
④ただしそちらは「塗り替えだけ」では対象外と市が書いています。

小田原市が住宅向けに用意しているのは、地域経済循環型住宅リフォーム支援事業(産業政策課)、景観形成修景費補助金(都市部)、空家等の建物状況調査費補助制度、ブロック塀等撤去費補助金、住宅設備改良に対する助成(障がい福祉)です。

——「住宅リフォーム助成」という名前の、現金が返ってくる制度はありません。塗装の営業で「小田原市の補助金が使えます」と言われたら、「それは現金ですか、ギフトですか」と聞いてください(業者の選び方)。

3万円相当の地場産品・食事券が届きます

制度の目的と中身を、市の言葉で引きます。

「市民の消費を促進し、地域経済の活性化を目指すことを目的に、市内施工業者による住宅リフォームを実施した市民の中から抽選で65名に、地場産品等を助成する地域経済循環型住宅リフォーム支援事業を実施します。」
「支援内容 商品カタログギフトにより3万円相当の商品(地場産品、食事券等)を進呈します。」

——工事代金は1円も安くなりません。工事を市内業者に頼んだ人の中から抽選で65人を選び、その人に3万円分のカタログギフトを贈る。「リフォームでお金を使った人に、もう一度お金を使ってもらう」という設計です。目的が「消費を促進し、地域経済の活性化」なので、筋は通っています。

商品の発送は完了報告書の提出後。つまり、工事が終わって報告を出すまで届きません。

——ここは正直に書きます。塗装工事の費用を軽くしたい方にとって、この制度の価値は限定的です。100万円の工事に対して3万円のギフト、しかも当たるかどうかは分からない。
それより、見積もりを2〜3社そろえるほうが確実に効きます。同じ工事で数十万円ひらくことは珍しくありません。

抽選65名。着工しても当たるとは限りません

市が、はっきり警告を書いています。ここを読み飛ばすと痛い目にあいます。

「※支援対象者の決定は11月上旬を予定しています。商品の発送は、完了報告書の提出後となります。
※申請者数が支援件数を超えた場合は、抽選となります。本申請後にリフォーム工事を着工しても、必ず支援を受けられるわけではありませんのでご注意ください。」

——この制度は、順番が独特です。
着工前に申請する(申請期間は6月15日〜10月30日)
②申請が通ったら工事を進めてよい
抽選は11月上旬
④工事完了・報告書提出 → 商品が届く
つまり「工事はもう終わっているのに、当落は11月まで分からない」ことが起こります。市が「必ず支援を受けられるわけではありません」と書いているのは、そのためです。
3万円のギフトを当てにして工事の予算を組まないでください。

募集件数は65件。上限を超えた場合は抽選です。申請期間は令和8年6月15日(月)から10月30日(金)の午前8時30分から午後5時15分(土日祝を除く)。郵送の場合は10月30日必着です。

対象要件は6つ

市が挙げている対象要件を、全部並べます。

対象要件
市内在住で住民登録を行っており、当該住宅に居住していること
市税等の滞納がないこと
当該リフォームで他の公的補助制度等を利用していないこと
申請時点で着工前であり、令和8年12月23日(水)までに工事を完了し、住宅リフォーム完了報告書を提出できること
工事費が20万円以上(税抜き)であること
市内施工業者に住宅リフォームを発注すること

そして注記が2つ。「賃貸は不可。マンション等の共同住宅の場合は、専有部分のみとし、併用住宅の場合は、住宅部分のみとする。また、同一住宅につき、年度で1回限りの申請となります。」

——12月23日という完了期限が効きます。10月30日に申請しても、12月23日までに工事を終えて報告書を出す必要がある。冬に入る前に終わる工事でないと、この制度は使えません。塗装は天候で遅れやすいので、遅くとも秋のうちに着工する計画が要ります。

「見積書と領収書の住所」で市内業者かを見ます

市内施工業者の定義が具体的です。

「※2 市内施工業者とは、住宅の建築又はリフォームを業とする市内に所在地を有する法人又は個人をいう。ただし、見積書及び領収書に記載されている住所(契約締結している場合は契約書の住所)が市内の所在地であるものに限ります。」

——「本社が市内にあるか」ではなく「書類の住所が市内か」で判定します。これは実務的に大きい違いです。

市外に本社があって小田原に営業所を持つ会社の場合、見積書・契約書・領収書の3点すべてを小田原の営業所の住所で出してもらえば通る可能性があります。逆に、市内の会社でも本社住所で発行されなければ形式的に外れます。
「小田原の住所で発行してもらえますか」と、契約の前に確認してください。

電子申請なら申請書が要りません

申請方法が3通り用意されています。

方法内容
窓口市役所4階 産業政策課に直接(〒250-8555 小田原市荻窪300番地/0465-33-1555)
郵送10月30日(金)必着
電子申請小田原市電子申請システムの申込フォームから。申請書は不要(スマートフォンからは二次元コードで)

——電子申請なら申請書を書かなくて済みます。市は「申請に必要な書類をデータでご用意いただいたら、申込フォームから申請手続きに進んでください」としています。見積書と写真をスマホで撮って送れば終わり、という形です。

今日まで見てきた市の多くが「郵送不可」「窓口のみ」「郵送のみ」と手続きを絞っている中で、小田原市は3通りすべてに対応しています。働いている方には、この差が効きます。

着工前の現況写真が必要です

申請に必要な書類は3点だけです。

必要書類
地域経済循環型住宅リフォーム支援事業申請書(申込フォームから申請する場合は不要)
リフォームの内容が確認できる見積書(写し可)——施工業者名、所在地、電話番号の記載、捺印があるもの
着工前の現況写真(リフォーム部分)

——3点だけ。市税の証明書も、登記事項証明書も要りません。今日見てきた市の中でも、いちばん書類が少ない部類です。

ただし着工前の現況写真は、足場を組んでからでは撮れません。業者に「着工前に外壁の写真をお願いします」と伝えるか、自分で撮っておいてください。見積書に捺印が要るという点も、事前に伝えておくとスムーズです。

景観の重点区域なら外壁に3分の2・150万円

もうひとつの制度が景観形成修景費補助金です。こちらは金額が桁違いです。

区分対象事業補助率限度額
建築物建築物の新築、増築若しくは改築又は建築物の外観を変更することとなる修繕、模様替若しくは色彩の変更に係る設計費及び工事費のうち外壁及び屋根に係る経費3分の2150万円
外構門、塀、石垣等の新設、増築若しくは改築又は外観を変更することとなる修繕、模様替え若しくは色彩の変更に係る設計費及び工事費のうち外観に係る経費3分の230万円
景観形成に資する備品等建築物、工作物の外観に設置する照明器具、のれん、看板等の景観形成に資する備品等の製作・設置に係る経費3分の25万円

——「外壁及び屋根に係る経費」が名指しで、3分の2・150万円。225万円の工事で150万円が出る計算です。しかも設計費も含まれます。

対象事業の定義はこうです。「優れた景観への誘導を促進し、街なみ景観の形成に寄与する事業」。——単なる修繕ではなく、まちなみを良くする工事であることが求められます。

ただし「塗り替えだけでは対象とはなりません」

期待を持たせないために、市の但し書きをそのまま引きます。

「※外壁の塗り替えだけでは対象とはなりません。」

——この一文が、対象事業の説明の直後に置かれています。問い合わせが多かったのだと読めます。
では何が対象になるのか。表の文言をもう一度見ると「外観を変更することとなる修繕、模様替若しくは色彩の変更」とあります。
——「元の色に塗り直す」のは対象外、「まちなみに合う色に変える」なら対象になりうると読むのが自然です。ただし判断は市が行います。重点区域にお住まいで色を変えることを考えているなら、必ず市の窓口に相談してください。市も「補助金の交付を希望される方は、市の窓口にお問い合わせください」としています。

外壁塗装について市が但し書きを置いている例は、大分市・厚木市・霧島市・吹田市などにもあります。ただし小田原市のものは「うちには制度がない」ではなく、「この制度は塗り替えのためのものではない」という趣旨です。

10メートル以上と「近隣と協調」で加算されます

この補助には、限度額を上げる仕組みが2つあります。

加算できる場合建築物外構備品等
当該修景整備に係る公道に面する部分の延長が10メートル以上の場合50万円10万円1万5千円
近隣の建築物と協調し、一定期間内に修景整備を行う場合

——建築物なら150万円+50万円で200万円。2つの加算がどちらも同じ金額なので、どちらか一方に当てはまれば上乗せされます。

2番目が面白い。「近隣の建築物と協調し、一定期間内に修景整備を行う場合」——隣近所と一緒に、同じ時期にやると増える。まちなみは1軒だけ直しても効果が薄いので、市が「みんなでやってください」と誘導しているわけです。

かまぼこ通りのような商店街なら、「今年、この区間でまとめて修景する」という話をまとめられれば、参加者全員の限度額が上がることになります。

※建築物の新築、増築、改築については、都市計画施設に係る部分は補助の対象になりません。

対象になるのは4つの地区だけです

この補助が使える場所は、はっきり限定されています。

「小田原市景観計画重点区域(小田原城周辺地区、小田原駅周辺地区、国道1号本町・南町地区及びかまぼこ通り周辺地区に限る。)」

——4地区だけ。市域全体で使える制度ではありません。小田原城の周り、駅の周り、国道1号沿いの本町・南町、そしてかまぼこ通りの周辺。いずれも観光客の目に触れる場所です。

裏を返せば、この4地区にお住まいなら、外壁の工事に200万円まで出る可能性があるということ。市域の他の地区では、先ほどのカタログギフト(3万円相当・抽選)だけです。この差はかなり大きい。

市は「小田原市景観計画・景観条例のあらまし」と「景観形成修景費補助金の概要」をPDFで公開しています。自分の家が重点区域に入るかどうかは、まず市に確認してください。

空き家の建物状況調査に2分の1・3万円

3つ目が空家等の建物状況調査費補助制度です。工事ではなく調査への補助です。

「空家等の所有者又は購入(予定)者が建築士に支払った建物状況調査費に対して、その費用の一部を補助する制度です。」

補助額は支払った建物状況調査費の2分の1、3万円が上限(千円未満切り捨て)。市は建物状況調査そのものの定義も書いています。

「目視等の非破壊検査により、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するもの。」

——「外壁のひび割れ」と「雨漏り」を調べる調査です。塗装を考えている方にとっては、塗る前に「本当に塗るだけでいいのか」を第三者に見てもらう機会になります。

市は、この調査に含まれないことも明記しています。設計図書等との照合、現行建築基準関係規定の違反の有無の判定、耐震性や省エネ性等の性能の程度の判定、劣化事象等が構造的な欠陥によるものかといった瑕疵の有無又は原因の判定。——「状態を記録する」までで、「原因を突き止める」ものではありません。

対象は、売却又は賃貸を目的に空き家バンクに登録する空家等対策支援システムに登録された空家等の所有者または購入(予定)者。市税に滞納がないこと、過去にこの補助金の交付を受けていないこと、法人ではないことが条件です。令和7年6月30日より対象者が拡大されています。

調査を頼める建築士が限られています

この補助には、委託先の指定があります。

既存住宅状況調査技術者講習を修了した一般社団法人神奈川県建築士会小田原地方支部又は一般社団法人神奈川県建築士事務所協会県西支部の会員であって、建築士法に規定する登録を受けている建築士事務所に所属している者に建物状況調査を委託すること」

——条件が3つ重なっています。①既存住宅状況調査技術者の講習修了者 ②小田原地方支部または県西支部の会員 ③登録建築士事務所に所属。知り合いの建築士に頼む、では通りません。

手続きは、交付申請(申請書、見積書の写し、納税証明書、承諾書)→ 審査・交付決定 → 実績報告(実績報告書、領収書の写し、建物状況調査の結果が分かる書類の写し)。空き家バンク登録前に調査を実施する場合は、空き家バンク登録申込書も必要です。

他の公的補助と併用できません

カタログギフトの制度には、この条件があります。

「当該リフォームで他の公的補助制度等を利用していないこと」

——景観形成修景費補助金を使うなら、カタログギフトは諦めることになります。もっとも金額を比べれば、景観のほうが圧倒的に大きいので迷う余地はありません。150万円と3万円相当のギフトです。

国の住宅省エネ関係の補助を使う場合も同じです。窓の断熱改修で国の補助を受けるなら、その工事ではこのギフトに応募できません。ただし「当該リフォームで」という書き方なので、まったく別の工事なら別扱いになる可能性があります。判断に迷う場合は産業政策課(0465-33-1555)に確認してください。

動く順番を、月で区切ると

時期やること
まず自分の家が景観計画重点区域(4地区)に入るかを市に確認。入るなら150万円の枠が優先
見積もりの段階見積書に捺印をもらう。住所が小田原市内で発行されるかも確認
着工前現況写真を撮る。足場を組んでからでは撮れません
6月15日〜10月30日カタログギフトの申請(窓口・郵送・電子申請)。着工前であることが条件
工事申請後に着工してよい。ただし抽選の結果は11月上旬
12月23日まで工事完了と完了報告書の提出。冬に食い込む工事は間に合いません
空き家なら建物状況調査費補助(2分の1・3万円)。空き家バンクへの登録が前提です

申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで臭いはいつまで続くか洗濯物・窓・車・ペット足場があるあいだの戸締まり

3万円より大きい差が、見積書にあります

重点区域でなければ、実質的な支援は3万円相当のギフト(抽選)だけです。同じ家、同じ工程でも会社によって数十万円ひらくのが塗装工事なので、そちらのほうがはるかに大きい(外壁塗装の費用相場)。

小田原市は相模湾に面し、背後に箱根の山を控えた土地です。海沿いは塩分を含んだ風、山側は湿気。——海に近い地区では金属部(雨どいの金具、笠木、手すり、面格子)のサビが外壁より先に出ます。そして箱根からの吹きおろしで、飛来物による傷も入りやすい。

見積書と現場で、この3つを確かめてください。
付帯部の範囲が書いてあるか。雨どい・破風・軒天・手すり。海沿いでは外壁より先に傷みます。
②ケレン(サビ落とし)の方法が書いてあるか。金属部は下地処理で持ちが決まります。
③塗る面積が平方メートルで書いてあるか。「一式」では他社と比べられません。

そして最後に。小田原市のリフォーム支援は現金ではなく、抽選のカタログギフトです。この事実を知っているだけで、「補助金が出ます」という営業をその場で確かめられます。

制度が使えても使えなくても、ここから先は同じです。——小田原市で払う額を決めるのは、工事の中身だからです。面積と工程が数量で入った見積書どうしを並べれば、違いがどこから来ているかが読めます。2〜3社に同じ条件で出してもらってください(一括見積もりサービスの比較)。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

小田原市で外壁塗装に補助金は出ますか?

現金の補助金は出ません。小田原市の地域経済循環型住宅リフォーム支援事業は「商品カタログギフトにより3万円相当の商品(地場産品、食事券等)を進呈します」という仕組みで、しかも抽選65名です。外壁塗装もリフォーム工事として申請できますが、受け取るのは金銭ではありません。

抽選はいつありますか?

支援対象者の決定は11月上旬の予定です。申請期間は令和8年6月15日から10月30日まで。市は「申請者数が支援件数を超えた場合は、抽選となります。本申請後にリフォーム工事を着工しても、必ず支援を受けられるわけではありませんのでご注意ください」と警告しています。

条件は何ですか?

6つあります。市内在住で住民登録を行い当該住宅に居住していること、市税等の滞納がないこと、当該リフォームで他の公的補助制度等を利用していないこと、申請時点で着工前であり令和8年12月23日までに工事を完了し完了報告書を提出できること、工事費が20万円以上(税抜き)であること、市内施工業者に発注することです。

「市内施工業者」の判定はどうやりますか?

書類の住所で見ます。市の定義は「住宅の建築又はリフォームを業とする市内に所在地を有する法人又は個人」で、「ただし、見積書及び領収書に記載されている住所(契約締結している場合は契約書の住所)が市内の所在地であるものに限ります」とされています。

マンションや賃貸でも使えますか?

賃貸は不可です。マンション等の共同住宅の場合は専有部分のみ、併用住宅の場合は住宅部分のみが対象。また同一住宅につき年度で1回限りの申請となります。

申請は郵送だけですか?

3通りあります。市役所4階の産業政策課の窓口に直接、郵送(10月30日必着)、または小田原市電子申請システムの申込フォームからです。申込フォームから申請する場合、申請書は不要になります。

申請に何が必要ですか?

申請書、リフォームの内容が確認できる見積書(写し可。施工業者名、所在地、電話番号の記載、捺印があるもの)、そして着工前の現況写真(リフォーム部分)です。着工前に撮っておかないと後から用意できません。

景観の補助金で外壁は対象になりますか?

景観形成修景費補助金があり、建築物の「外観を変更することとなる修繕、模様替若しくは色彩の変更に係る設計費及び工事費のうち外壁及び屋根に係る経費」が3分の2・限度額150万円です。ただし市は「※外壁の塗り替えだけでは対象とはなりません」と明記しています。

景観の補助はどこで使えますか?

小田原市景観計画重点区域のうち、小田原城周辺地区、小田原駅周辺地区、国道1号本町・南町地区、かまぼこ通り周辺地区に限られます。「優れた景観への誘導を促進し、街なみ景観の形成に寄与する事業」であることが条件です。

景観の補助に加算はありますか?

2種類あります。当該修景整備に係る公道に面する部分の延長が10メートル以上の場合、そして近隣の建築物と協調し一定期間内に修景整備を行う場合。建築物なら50万円、外構なら10万円、備品等なら1万5千円が限度額に加算されます。

空き家の調査に補助はありますか?

空家等の建物状況調査費補助制度があります。支払った建物状況調査費の2分の1で、3万円が上限(千円未満切り捨て)。空き家バンクに登録する空家等対策支援システムに登録された空家等の所有者または購入(予定)者が対象です。

建物状況調査は誰に頼めばいいですか?

委託先が限定されています。既存住宅状況調査技術者講習を修了した、一般社団法人神奈川県建築士会小田原地方支部または一般社団法人神奈川県建築士事務所協会県西支部の会員であって、建築士法に規定する登録を受けている建築士事務所に所属している者に委託することが条件です。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

小田原市の公式ページを2026年9月5日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 小田原市「令和8年度地域経済循環型住宅リフォーム支援事業について」(事業の目的と抽選65名、支援内容(商品カタログギフトにより3万円相当)、支援対象者の決定時期と抽選に関する注意、対象要件6項目と注記、市内施工業者の定義、申請期間・申請先・募集件数、申請に必要な書類3点、電子申請の申込フォーム/2026年6月4日更新・産業政策課)
  • 小田原市「景観形成修景費補助金」(対象事業と重点区域4地区、外壁の塗り替えだけでは対象とならない旨、建築物・外構・備品等の補助率と限度額、加算できる場合の2条件と加算額、都市計画施設の除外、申請手続き/2025年6月9日更新)
  • 小田原市「空家等の建物状況調査費補助制度」(制度概要、建物状況調査の定義と含まれない行為、令和7年6月30日からの対象者拡大、委託先の条件、補助金額、手続きの流れと提出書類/2025年12月15日更新)
  • 小田原市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
地域経済循環型住宅リフォーム支援事業=小田原市役所4階 産業政策課 0465-33-1555(〒250-8555 小田原市荻窪300番地)
景観形成修景費補助金・空家等の建物状況調査費補助=都市部(市の窓口へお問い合わせください)

神奈川県のほかの市も調べています。厚木市平塚市秦野市藤沢市大和市(不燃塗料の枠は休止中)。市が変われば、外壁塗装の扱いも変わります(神奈川県のまとめ助成金ガイド)。