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【2026年度】宗像市の外壁塗装に使える補助金

塗装には出ませんただし耐震改修は3分の2。市内業者なら上限80万円

外壁塗装は
宗像市に、外壁塗装そのものへ出る助成は見つかりませんでした
耐震改修
工事費の3分の2。市内業者と契約すると上限80万円、市外業者なら60万円
診断費も
耐震改修を行った場合に限り、診断費の3分の1(上限5万円)も補助されます
ブロック塀
撤去費の2分の1か10万9千円の、低いほう
空き家の解体
3分の1。空家等対策促進区域なら60万円、その他の区域は30万円
期限
耐震は令和9年1月末、ブロック塀は令和9年2月26日までに実績報告

宗像市で「外壁塗装 助成金」「リフォーム補助金」を調べてこのページに来た方へ。先に結論を書きます。宗像市に、外壁塗装へ出る助成は見つかりませんでした。市のサイトマップ、補助金の一覧、住まい・土地、空き家、景観、建築課のページまで一通り確認しています。ただ、それで終わらせるのはもったいない話があります。宗像市の耐震改修補助には、他の市であまり見ない仕組みがあります。——どこの業者に頼むかで、出る額が20万円変わります。

福岡県内の13市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——宗像市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は福岡県の助成金まとめにあります。

福岡市北九州市久留米市大牟田市飯塚市筑紫野市糸島市春日市大野城市八女市朝倉市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全13項目

先に結論。塗装には出ません

ひとことで言うと、こうです。
①宗像市に、外壁塗装への助成は見つかりませんでした
②ただし耐震改修は工事費の3分の2。しかも市内業者なら上限80万円
③ブロック塀の撤去、空き家の解体にも補助があります。

ひとつ先に書いておくと、宗像市は「補助金」という名前のページを見ても住宅向けの制度が出てきません。そこに並んでいるのは事業者向けが中心で、住まいの補助は建築課のページに置かれています。この構造は後の章で詳しく書きます。

市内業者に頼むと、20万円多く出ます

宗像市の耐震改修補助には、市内業者と契約すると上限が上がる仕組みがあります(当サイトでは半田市の耐震にも同じ型があります)。市の記載を、そのまま引用します。

「耐震改修工事費の3分の2の額
市内業者と契約した場合=上限80万円
市外業者と契約した場合=上限60万円」

契約する業者によって、上限が20万円変わります。

これは、意外と親切な設計です。
当サイトが調べてきた市の多くは、「市内業者に限る」という条件を付けています。村上市も能代市も廿日市市もそうでした。その場合、市外の業者に頼むと補助はゼロになります。
——宗像市は違います。市外でも使える。上限が下がるだけ。選択肢を残したうえで、市内業者を選ぶ動機を作っている形です。

ただし、20万円は大きい差です。市内に頼れる業者がいるなら、そちらを選ぶ理由になります。逆に「どうしてもこの業者に頼みたい」という相手が市外にいるなら、20万円を引いても総額が安いかどうかで判断できます。

工事費ごとに、実際いくら違うかを並べました。

耐震改修の工事費市内業者市外業者
60万円40万円40万円0円
90万円60万円60万円(上限)0円
105万円70万円60万円10万円
120万円以上80万円(上限)60万円20万円

差が出はじめるのは、工事費90万円を超えたあたりからです。それ以下なら3分の2の計算が先に来るので、市内でも市外でも同じ額になります。差が最大の20万円になるのは、工事費120万円から。

木造住宅の耐震改修は100万円台に収まることが多い工事です。つまり多くの場合、この20万円の差がそのまま効いてきます

耐震改修は工事費の3分の2

制度補助率上限
木造住宅耐震改修工事費用補助金3分の2市内業者と契約=80万円
市外業者と契約=60万円
耐震診断費(改修を行った場合に限る)3分の15万円

補助率3分の2は、住宅向けとしては手厚いほうです。多くの市は2分の1か、5分の4のどちらかでした。

市は「予算の範囲内での補助となります」と繰り返し書いています。年度の途中で終わることがあるので、早めの相談が前提です。

診断費も戻ります。ただし条件があります

耐震診断の費用にも補助がありますが、書き方に注意が要ります。

「耐震改修工事を行った場合に限り、耐震診断費の3分の1額を補助(上限5万円)」

「改修工事を行った場合に限り」。——つまり診断だけ受けて、改修をしなければ補助は出ません。

ここは市によってまったく違うところです。
秦野市は診断費の10分の10(全額)を出し、改修するかどうかは問いません。「まず診断だけでも」という設計です。
——宗像市は逆で、改修まで進む人を支える設計になっています。
診断を受けるかどうか迷っている段階なら、費用が自己負担になる可能性を見込んでおいてください。

ブロック塀の撤去は10万9千円まで

「工事費の2分の1か、限度額10万9千円のいずれか低い額」

10万9千円という半端な数字が、この制度の限度額です。工事費21万8千円で上限に届く計算になります。

順番に注意してください。市は2つ書いています。
・「既に撤去済みや工事契約済みのものは、補助対象外となります
・「対象にならない場合もありますので、必ず工事契約前に相談してください
——契約してからでは遅い。相談が先です。

実績報告書の提出期限は令和9年2月26日(金曜日)。外壁塗装で足場を組むときは塀も一緒に見てもらえますが、塀の工事だけは契約前に市へという順番になります。

空き家の解体は、区域で2倍変わります

市は空き家の解体費用にも補助を出しています。目的をこう書いています。

「市では、安全安心なまちづくりや良好な景観を守るため、危険な空き家等の解体を促進します。」
区域補助率上限
空家等対策促進区域解体に要した額の3分の1以内60万円
その他の区域30万円

区域によって、上限が2倍違います。対象になるのは昭和56年5月31日以前に建築された老朽空き家等で、倒壊や部材の落下のおそれがあるなど、市が定める要件を満たすものです。

申請・交付決定前に解体工事に着手している場合や、自分で行う解体工事は対象外です。解体工事の完了後、令和9年2月末までに補助金の請求を済ませる必要があります。

景観の制度はありますが、補助ではありません

宗像市は景観計画を定めていて、景観計画区域内では行為の届出が必要になる場合があります。市は「景観計画の届出・申請」「宗像市景観計画について」「宗像市における景観まちづくりの変遷」といったページを公開しています。

ただし、修景工事への補助は見つかりませんでした。——福山市の鞆の浦や廿日市市の宮島のように、重要伝統的建造物群保存地区を抱える市では外観の工事に大きな補助が出ますが、宗像市の景観制度は「届出」が中心です。

ただし届出が必要になる可能性はあります。景観計画区域内で外観を変える工事をする場合、色を大きく変えるなら市に確認しておくのが安全です。補助は出なくても、手続きは必要かもしれません。

宗像市の補助金は、事業者向けが中心でした

調べていて気づいたことがあります。宗像市の「補助金」の一覧と「各種支援施策(補助金等)」のページを開くと、並んでいるのはほとんど事業者向けの制度でした。

市の補助金一覧に並んでいたもの(一部)
宗像市ふるさと寄付活用事業者応援補助金/食のまち宗像推進補助金
宗像市がんばる中小企業者応援補助金/副業プロ人材活用支援事業
セーフティネット保証(1号・4号・5号)/先端設備等導入計画
竹の粉砕処分の経費を補助します/多面的機能支払交付金

住宅向けの補助は、この一覧には出てきません。建築課のページを開いて初めて、耐震改修とブロック塀撤去、セットバック助成金が並んでいるのが分かりました。

これは探し方のコツになります。
「補助金」という名前のページを見て「住宅向けは無いんだ」と判断すると、耐震もブロック塀も見落とします
——宗像市で住まいの補助を探すなら、まっすぐ建築課のページへ行ってください。市の分類では、住宅の補助は「補助金」ではなく「建築行為」の側に置かれています。

そのうえで改めて書きます。建築課まで含めて全部見ても、塗り替えに使える制度はありませんでした。景観についても、あるのは届出の手続きだけです。

ただし年度の途中で新しい制度が始まることはあります。心当たりのある工事があるなら、建築課に電話1本。そして業者から「宗像市の補助が使えます」と言われたときも、制度の正式名称を聞いて、市で確かめてください。

動く順番。期限が決まっています

時期やること
いま外壁の見積もりは補助の可否と切り離して進められます。何社かに見てもらう
耐震を考えるなら市内業者か市外業者かで20万円変わることを踏まえて相談
ブロック塀は契約前に市へ相談。契約済みは対象外です
空き家の解体は交付決定前の着手は対象外。まず市の要件確認から
令和9年1月末耐震改修の実績報告書の提出期限
令和9年2月26日ブロック塀撤去の実績報告書の提出期限
令和9年2月末空き家解体の補助金の請求期限

3つとも「予算の範囲内」と明記されています。期限より先に予算が尽きることもあるので、使うつもりなら早めに動いてください。

申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで臭いはいつまで続くか洗濯物・窓・車・ペット足場があるあいだの戸締まり

補助なしで塗るなら、どこを見るか

塗装に公費が入らないなら、総額を決めるのは業者の見立てと、こちらの聞き方です。玄界灘に面し、内陸に丘陵地を抱える宗像の家で、押さえておきたいところを3つ挙げます。

ひとつめは、玄界灘です。宗像市は北に玄界灘が広がり、鐘崎や神湊のあたりは海がすぐそこ。冬の季節風は塩を含んで内陸まで届きます。海に向いた面は、眺めがいい代わりに塗膜が早く傷みます。その面だけ仕様を変えているかどうか——見積書を見るときの一つの目安になります。

ふたつめは、丘陵地の造成地です。市の内陸側には、日の里や自由ヶ丘といった大規模な住宅地があります。同じ時期に、同じような造りで建った家がまとまって並んでいるのが特徴です。近所で塗り替えをした家があるなら、その仕上がりを見せてもらうのがいちばん早い。実物を見て選べるのは大きな利点です。

みっつめは、業者の所在地を確認することです。宗像市の耐震補助は市内業者かどうかで20万円変わります。外壁塗装の補助はありませんが、将来的に耐震改修も考えているなら、市内に本拠のある業者と付き合っておくほうが得になる可能性があります。見積もりを取るとき、会社の所在地も見ておいてください。

宗像は市内業者と市外業者で扱いが変わる市です。だからこそ「どこの会社か」まで含めて比べる意味があります。金額だけでなく、所在地と施工例の両方を見てください(見積もりの取り方)。

見積書のどこを見るかは見積書のチェック項目、会社の選び方は業者の選び方、いまが塗り替え時かどうかは塗り替えは何年ごとかにまとめています。

国の補助金なら使えますか

市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

宗像市で外壁塗装に助成金は出ますか?

出ません。市の補助金一覧・各種支援施策・建築課のページまで確認しましたが、塗装を対象にした制度はありませんでした。宗像市が住宅向けに用意しているのは、耐震改修、ブロック塀の撤去、空き家の解体、セットバック助成の4つが柱です。

耐震改修の補助はいくらですか?

耐震改修工事費の3分の2です。上限は契約する業者によって変わり、市内業者と契約した場合は80万円、市外業者と契約した場合は60万円になります。

なぜ市内業者だと多く出るのですか?

市が地域内での工事を促す狙いだと考えられます。金額の差は20万円です。同じ工事でも、契約先によって受け取れる額が変わります。

市外の業者に頼んでも補助は受けられますか?

受けられます。上限が60万円に下がるだけで、対象から外れるわけではありません。市内業者限定としている市も多いなかで、これは選択肢が残る設計です。

耐震診断の費用も補助されますか?

されます。ただし条件があり、市は「耐震改修工事を行った場合に限り、耐震診断費の3分の1額を補助(上限5万円)」としています。診断だけ受けて改修をしない場合は対象になりません。

耐震改修と一緒に外壁を塗れば、塗装分も出ますか?

市の補助対象は耐震改修工事費です。外壁塗装はこれに含まれないため、補助の計算には入りません。

耐震の申請はいつまでですか?

市は「令和9年1月末までに実績報告書の提出が必要となります」としています。予算の範囲内での補助になるため、早めに相談してください。

ブロック塀の撤去に補助はありますか?

あります。工事費の2分の1か、限度額10万9千円のいずれか低い額です。令和9年2月26日までに実績報告書の提出が必要になります。

ブロック塀の工事を先に契約してもいいですか?

いけません。市は「既に撤去済みや工事契約済みのものは、補助対象外となります」「対象にならない場合もありますので、必ず工事契約前に相談してください」としています。

空き家の解体に補助はありますか?

あります。解体に要した額の3分の1以内、または区域に応じた上限額のいずれか低い額です。空家等対策促進区域なら上限60万円、その他の区域は上限30万円になります。

空き家解体の対象になる家は?

昭和56年5月31日以前に建築された老朽空き家等で、倒壊や部材の落下のおそれがあるなど、市が定める要件を満たすものです。申請・交付決定前に解体工事に着手している場合や、自分で行う解体工事は対象外になります。

景観に関する補助はありますか?

当サイトが確認した範囲では、宗像市の景観に関する制度は届出・申請の手続きが中心で、修景工事への補助は見つかりませんでした。市は景観計画を定めており、景観計画区域内では行為の届出が必要になる場合があります。

「補助金」のページを見ても住宅の制度が出てきません。

そのとおりで、宗像市は分類の仕方が独特です。市の「補助金」一覧と「各種支援施策(補助金等)」に並んでいるのは、ふるさと寄付活用事業者応援補助金や中小企業者応援補助金など事業者向けが中心でした。住まいの補助は建築課のページに置かれています。探すならそちらへ直接どうぞ。

セットバックをした場合の助成はありますか?

あります。後退道路用地整備助成金(セットバック助成金)という制度が建築課にあります。詳しくは市へお問い合わせください。

相談だけしたいのですが。

市は空き家等に関する総合的な相談窓口を開設しており、不動産無料セミナーや相談会も開いています。まず建築課へお問い合わせください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

宗像市の公式ページを2026年9月4日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 宗像市「宗像市木造住宅耐震改修工事費用補助金」(建築課)
  • 宗像市「ブロック塀等撤去費補助金」(建築課)
  • 宗像市「老朽した空き家の解体費用を補助します」
  • 宗像市「後退道路用地整備助成金(セットバック助成金)申請」「空き家等に関する総合的な相談窓口開設」
  • 宗像市「景観計画の届出・申請」「宗像市景観計画について」/サイトマップ・補助金一覧・各種支援施策(補助金等)

問い合わせ先
耐震改修・ブロック塀・セットバック=宗像市 建築課
空き家の解体・相談=市の空き家担当窓口

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