【2026年度】可児市の外壁塗装に使える助成金
可児市には、リフォーム工事に使える市独自の助成制度があります。岐阜県内では数少ない、令和8年度も実施中の制度です。条件と申請の流れを、市の公式情報をもとに整理しました(2026年8月15日確認)。
結論:可児市には使える可能性のある制度があります
岐阜市や各務原市には外壁塗装に使える市独自の助成金がありませんが、可児市には「住宅新築リフォーム助成事業」があり、令和8年度(2026年度)も実施されています。工事費の5%(上限10万円)が交付される制度で、リフォーム工事が幅広く対象になります。
ただし、次の3つは必ず先に確認してください。ここを知らずに進めると受け取れません。
- 市内に本社がある業者に頼むこと(支店・営業所ではダメ)
- 契約後30日以内、かつ着工前に申請すること
- もらえるのは現金ではなく地域通貨「Kマネー」
可児市住宅新築リフォーム助成事業の内容
| 助成額 | 工事費の5%(千円未満切り捨て)・上限10万円 |
|---|---|
| 上乗せ | 同一世帯の18歳以下の子ども、または妊婦1人につき5万円を上乗せ(人数の上限なし)。※申請時の年度内に19歳に達する人は除く |
| 交付方法 | 可児市の地域通貨「Kマネー」(1,000円券の商品券)で全額交付。市内の指定協力店舗で使えます。利用期限は3月末または9月末で、おつりは出ません |
| 対象工事 | 住宅の新築・増築・改築・修繕・模様替え、外構工事(太陽光発電設備、公共下水道への切り替え、植栽、造園、塀・さくの築造などは除く) |
| 工事金額の条件 | 対象工事が50万円以上(消費税を除く) |
| 施工業者の条件 | 市内に本社を有する法人、または市内に住民票のある個人事業者。市内に支店・営業所があっても、本社が市外なら対象外 |
| 対象者 | 対象住宅に住民票がある人/工事を行う住宅の名義人/市税を滞納していない人/同一住宅は5年に1回まで |
| 申請時期 | 契約した日から30日以内、かつ工事着手前。令和8年4月1日以降の契約が対象 |
| 受付状況 | 予算の範囲内。予算がなくなり次第終了(残額が少なくなると市のホームページで告知されます) |
外壁塗装は対象になる?
対象工事は「住宅の新築・増築・改築・修繕・模様替え」とされており、除外リスト(太陽光発電設備・公共下水道への切り替え・植栽・造園・塀やさくの築造)に外壁塗装は含まれていません。市が公開している事業案内の表紙にも、「キッチンやお風呂をリフォームしたいわ。外壁や屋根も修理したいね」という一般家庭のイメージが描かれており、外壁・屋根の工事が想定されていることがうかがえます。
ただし市の資料には「対象工事の詳細は商工振興課までおたずねください」と明記されています。ぬりごろでは個別の可否を判断できませんので、契約前に必ず可児市商工振興課へ直接ご確認ください。工事費50万円以上という条件は、一般的な戸建ての外壁塗装であればほとんどの場合クリアします。
申請の流れ
- 市内本社の施工業者を選び、見積もりを取る
- 工事契約を結ぶ
- 契約から30日以内・着工前に交付申請書を商工振興課へ提出(工事契約書・見積書・工事箇所の図面・施工前の写真などを添付)
- 市の審査を経て、交付決定通知書が届く
- 工事着工 → 完了
- 完了した日から30日以内に工事完了届を提出(領収書の写し・施工後の写真など)
- 額確定通知書と地域通貨引換証が届く
- 市の窓口へ行き、Kマネーを受け取る
申請書類の提出は施工業者が代行できますが、Kマネーの受け取りは本人または同居の家族に限られます。また、屋根など着工後にしか撮れない箇所の写真は、完了届のときに施工前・施工後の両方を提出する形になります。
気をつけたいポイント
- 業者の選択肢が狭まります:市内に本社がある業者に限られるため、「県内で一番いい業者に頼みたい」という希望と両立しないことがあります。上限10万円(+子育て世帯の上乗せ)と、業者選びの自由度をどう天秤にかけるかは考えどころです
- 着工前の申請が絶対条件:工事が始まってからでは申請できません。すでに施工中の工事を後から申請することもできません
- 現金ではありません:Kマネーは市内の指定協力店舗で使える商品券です。利用期限があり、おつりも出ません
- 5年に1回まで:同一住宅について、前回の交付年度を含めて5年を経過している必要があります
- 国の補助金との併用:市の資料では併用可能とされていますが、条件があります。国の補助金を契約代金に充当する方法を選ぶと、業者への支払額が50万円未満になって市の助成を受けられなくなる場合があるとされています
岐阜県の補助金は「受付終了」
可児市民も対象だった岐阜県の「岐阜県住宅リフォーム支援事業費補助金」(工事費の20%・上限60万円)は、予算の上限に達したため受付を終了しています。制度の内容は岐阜県の助成金まとめで解説しています。
出典(公式情報)
- 可児市公式ウェブサイト「可児市住宅新築リフォーム助成事業の申請受付について」(更新日2026年4月1日・令和8年度実施の記載)
- 可児市「可児市住宅新築リフォーム助成事業」事業案内(制度概要・助成額・対象者・対象住宅・対象工事・手続きの流れ・Q&A)
- 岐阜県公式ホームページ「岐阜県住宅リフォーム支援事業費補助金について」
最終確認日:2026年8月15日。制度の内容・受付状況は変わることがあります。金額や対象工事の可否など、申請に関わる判断は必ず可児市商工振興課(0574-62-1111)または市の公式サイトでご確認ください。