広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
【2026年度】松江市の外壁塗装に使える補助金
入口は1つ中古木造を取得して1年以内に直す場合だけ。10%・上限20万円
- いま住んでいる家を塗るだけ
- 松江市に一般の住宅リフォーム助成はありません。入口は中古木造建築物の改修支援だけです
- 中古木造の改修支援
- 築後20年以上の中古木造建築物を取得し、1年以内に行う工事。改修費の10%・上限20万円
- UIJターン者なら
- 補助率15%・上限25万円。定義は「市外に1年以上居住していた方で、市内に転入し住民登録をした日から1年以内、または転入する予定の方」
- 満額とは限りません
- 市は「申請件数の状況により本来の補助額が交付されないことがあります」と書いています
- 今年度終了
- 建替え除却支援事業は、予算額に達して受付をしていません
- 期限
- 工事完了と実績報告は令和9年2月26日まで。工事着手前の申請が必須です
松江市で「外壁塗装 補助金」を調べてこのページに来た方へ。——塗り替えだけを目的にした工事に、松江市のお金は付きません。市が住宅向けに並べている11本のなかに、住宅リフォーム助成という名前の制度がないからです。——ただ、入口が1つだけあります。築20年以上の中古木造建築物を買って、1年以内に直す場合。そしてこの制度には、他の市であまり見ない一文が添えられています。「申請件数の状況により本来の補助額が交付されないことがあります」——上限が書いてあっても、その額が出るとは限らない、という断り書きです。
島根県内の4市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——松江市以外の市でも、外壁の扱いはそれぞれ違いました。県の3メニューと221事業の一覧は島根県のまとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全17項目
- 先に結論——一般のリフォーム助成はありません
- 中古木造の改修支援。10%・20万円が入口です
- 「UIJターン者」の定義が数字で決まっています
- 対象は「構造部分の改修や模様替え、住宅の機能向上」
- 上限額が出ないことがある、と市が書いています
- 建替え除却支援は今年度すでに終了しました
- 下水道につなぐなら、さらに50万円
- 危険な空き家の解体は上限50万円。事前調査から
- 「断熱リフォーム支援補助金」は松江市の制度ではありません
- 市が並べている11本を、1本ずつ見ました
- 押印は不要。ただし写真と内訳書は要ります
- 動く順番を、月で区切ると
- 補助が無い前提で——松江の家で先に見るところ
- 耐震の側にも制度があります——ただし「どこに建っているか」で額が変わります
- 国の補助金なら使えますか
- よくある質問
- 参考にした情報
先に結論——一般のリフォーム助成はありません
松江市の答えを4行で。
①いま住んでいる家の塗り替えに使える助成は、ありません。
②築20年以上の中古木造を取得して1年以内に直すなら、改修費の10%・上限20万円。
③UIJターン者なら15%・上限25万円。
④建替え除却支援は今年度すでに終了しています。
松江市が「住宅関連支援制度」としてまとめているのは、空き家再生等推進事業、中古木造建築物改修及び除却支援、老朽危険空き家除却支援、老朽空き家除却跡地活用によるポケットパーク等設置支援、空き家バンク登録支援、被相続人居住用家屋等確認書の交付、子育て世帯定住団地取得支援、三世代同居・近居住宅移転費、身体障がい者向け住宅供給支援、既存住宅の断熱リフォーム支援、市営住宅の提供。
——「住宅リフォーム助成」という名前の制度が、この11本のなかにありません。だから「松江市の補助金で塗装が安くなります」と言われたら、制度の名前を聞いてください(業者の選び方)。
中古木造の改修支援。10%・20万円が入口です
制度の名前は松江市中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金。市は目的をこう説明しています。
「近年増加傾向にある空き家の流通・活用の促進、定住人口の増加、住み替えニーズへの対応のため、全市域を対象として、中古木造建築物の改修及び建て替えを支援しています。」
| 申請者 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 松江市民 | 10% | 20万円 |
| UIJターン者の場合 | 15% | 25万円 |
※1,000円未満の端数は切り捨てです。
対象になるのは、次の条件を満たす方です。
- 松江市内にある築後20年以上経過した中古木造建築物を、自己の居住用として購入・相続または贈与により取得した人
- 取得してから1年以内に行う工事であり、令和9年2月26日までに工事が完了し実績報告書を提出できること
- 必ず工事着手前に申請すること
「1年以内」が、この制度でいちばん効く条件です。買ってから業者を探し始めると、あっという間に過ぎます。物件を見に行く段階で、塗装や改修の見積もりも並行して取り始めてください。
上限20万円という金額は、外壁塗装の費用から見れば大きくありません。ただし補助率が10%なので、対象経費が200万円あれば上限に届きます。中古住宅を買って水まわりや内装もまとめて直すなら、届く水準です。
「UIJターン者」の定義が数字で決まっています
補助率が10%と15%に分かれる、その境目です。市はパンフレットで定義を書いています。
「市外に1年以上居住していた方で、市内に転入し、住民登録をした日から1年以内の方、または、転入する予定の方です。」
——「転入する予定の方」も含まれます。まだ住民票を移していない段階でも該当する、という書き方です。市外に1年以上住んでいたことが前提で、転入してからは1年以内。
証明には戸籍の附票を出します。市は必要書類のチェック表に「戸籍の附票(UIJターンに該当する方のみ)」と書いています。松江市に居住した実績がなく市税の証明書が出せない場合は、市税納付状況調査同意書で代えられます。
差は上限額で5万円、補助率で5ポイント。対象経費が150万円なら15万円と22万5千円で、7万5千円の差になります。該当しそうなら、必ず申告してください。
対象は「構造部分の改修や模様替え、住宅の機能向上」
どんな工事が対象になるか。市のページとパンフレットで表現が少し違うので、両方を並べます。
「構造部分、電気設備、給排水衛生設備及び模様替え又は住宅の性能向上のために行う改修工事費用に補助率を乗じたもの」(市のページ)
「建物の構造部分の改修や模様替え、住宅の機能向上のためにおこなう工事費用」(パンフレット)
外壁塗装という言葉は、どちらにも出てきません。——「模様替え」や「住宅の性能向上」に読めるかどうかは、工事の内容次第です。遮熱や断熱の性能をうたう塗料なら「性能向上」に近づきますが、当サイトが断定できる話ではありません。
市は申請書類に「補助対象内外工事費の確認ができる工事内訳書」を求めています。——対象になる工事と、ならない工事を分けて書いた内訳書という意味です。
つまり市は、見積書を1枚ずつ見て線を引きます。見積書と内訳書を持って、住宅政策課 空家対策係(0852-55-5346)に確認するのがいちばん早い方法です。電話1本で、その工事が入るかどうかが分かります。
上限額が出ないことがある、と市が書いています
これは、当サイトが調べてきた市のなかでもあまり見ない書き方です。松江市はパンフレットの申請ページに、こう添えています。
「補助金は予算の範囲内で交付するものであり、申請件数の状況により本来の補助額が交付されないことがあります。」
——「上限20万円」と書いてあっても、20万円が出るとは限らない。多くの市は「予算がなくなり次第終了」と書きますが、松江市は受け付けたうえで額を減らす可能性を先に断っています。
この一文は、改修支援・建替え除却支援・住環境改善支援の3つすべてのページに書かれています。資金計画を立てるときは、補助を当てにしすぎないこと。——20万円が入る前提で契約すると、足りなくなる可能性があります。
建替え除却支援は今年度すでに終了しました
同じ制度のなかに、建て替えるために解体する費用の補助があります。ただし今年度は使えません。
「ただし、『建替え除却支援事業』については、今年度の予算額に達しましたので、受付をしておりません。」
金額は、除却費の3分の2・上限50万円(UIJターン者は70%・上限55万円)。改修支援が10%なのに対して、こちらは3分の2。壊すほうがはるかに手厚い設計です。だから先に枠が埋まったとも読めます。
対象は、築後20年以上経過した中古木造建築物を取得し、同一敷地に自己居住用の住宅を建築するために解体する工事。取得から1年以内で、令和9年2月26日までに建替え住宅の基礎工事に着手したことが分かるもの(写真など)を添えて実績報告できることが条件です。
※来年度を狙うなら、年度の頭に動く必要があります。改修支援は9月の時点でまだ受付中でした。
下水道につなぐなら、さらに50万円
3つめが住環境改善支援事業です。単独では使えません。市の条件はこうです。
「改修支援事業または建替え支援事業に併せて、次のいずれかに該当する住環境改善工事を行うもの (注意)住環境改善工事のみの場合は対象にはなりません。」
| 対象工事 | 補助率・上限 |
|---|---|
| 下水道処理区域において下水道未接続の場合における新規接続工事 | 2分の1・上限50万円(UIJターン者は70%・上限55万円) |
| 下水道処理区域外の区域において合併浄化槽の新規設置工事 |
ただし市は「既に改善工事済のものを改修する場合は除く」としています。すでに下水につながっている家の配管をやり直す、という工事は対象外です。
金額を並べると、改修支援20万円+住環境改善50万円で最大70万円(UIJターン者なら25万円+55万円で80万円)。古い中古木造を買って、直して、下水につなぐ——という組み合わせが、松江市でいちばん厚くなる形です。
危険な空き家の解体は上限50万円。事前調査から
使う予定のない空き家を壊す場合は、別の制度になります。松江市老朽危険空き家除却支援事業補助金です。
補助額は、除却工事費の額(標準除却費を超える場合は標準除却費)に10分の8を乗じて得た額の2分の1。上限50万円。
——10分の8を掛けて、さらに2分の1。実質は工事費のおよそ4割という計算になります。
対象は、松江市内にある1年以上使用されていない空き家(納屋、倉庫棟を除く)で、主に住居として使われ(住居部分の床面積が2分の1以上)、老朽度が著しく居住困難である不良住宅。市は不良度と危険度を項目ごとに点数化した測定基準を、構造別に3つの別表として公開しています。
周囲への危険性の判定基準が具体的です。「建築物の軒の高さが、建物の敷地内の位置と隣地との境界線又は道との境界線の距離を超える建築物」——倒れたときに隣や道路に届く高さかどうか、という見方です。
対象外もはっきりしています。「外構、納屋、物置、樹木、家財等を解体撤去除却する費用は、補助の対象には含まれません。」——母屋だけが対象です。
手続きは事前調査から始まります。事前調査申請書と位置図・配置図・現況写真などを出し、市が書類と現地を調査して結果通知を出してから、ようやく交付申請に進みます。令和8年度の受付は4月24日からでした。
「断熱リフォーム支援補助金」は松江市の制度ではありません
松江市の「住宅関連支援制度」の一覧に、既存住宅の断熱リフォーム支援補助金という項目が並んでいます。窓の断熱と聞くと外まわりの工事に関係しそうですが、開くと最初にこう書かれています。
「こちらは『公益財団法人北海道環境財団』の補助金を紹介するページです。松江市では受付をしていませんので、下記問合せ先までお願いします。」
そしてページの末尾にも、もう一度。「(注意)松江市の補助金ではありません。」
——市が自分のサイトで「これは市の補助ではない」と二度書いているのは、それだけ勘違いが多いからだと考えられます。
制度を紹介されたときに確かめるべきは、金額より先に「誰が出すお金か」です。市なのか、県なのか、国なのか、それとも別の団体なのか。窓口が違えば、条件も期限も申請先も変わります。
松江市の場合、この断熱リフォームの窓口は公益財団法人北海道環境財団(011-206-1573)で、松江市役所ではありません。
市が並べている11本を、1本ずつ見ました
松江市の「住宅関連支援制度」に載っている制度と、外壁塗装との関係を並べます。
| 制度 | 外壁塗装との関係 |
|---|---|
| 中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金 | ここが入口。改修支援10%・20万円 |
| 空き家再生等推進事業補助金 | 空き家の活用が対象 |
| 老朽危険空き家除却支援事業補助金 | 壊す場合。上限50万円 |
| 老朽空き家除却跡地活用によるポケットパーク等設置支援 | 解体後の跡地の活用が対象 |
| 空き家バンク登録支援事業補助 | 空き家バンクへの登録が対象 |
| 被相続人居住用家屋等確認書の交付 | 譲渡所得の3,000万円特別控除の手続き |
| 子育て世帯定住団地取得支援補助金 | 団地の取得が対象 |
| 三世代同居・近居住宅移転費補助金 | 引っ越しの費用が対象 |
| 身体障がい者向け住宅供給支援補助金 | 住宅の供給が対象 |
| 既存住宅の断熱リフォーム支援補助金 | 市の補助金ではありません(北海道環境財団) |
| 市営住宅の提供(令和8年熊本地震被災者向け) | 被災者向け |
——塗り替えを目的にした工事を受け止める枠が、1つもありません。これが松江市の実態です。
押印は不要。ただし写真と内訳書は要ります
手続きで押さえておくべき点を、市の書き方のまま並べます。
- 「申請書等に押印は不要です。」——交付申請書にも「㊞ 不要」と書かれています
- 「工事の施工前、施工中、施工後の写真を必ず撮影しておいてください。」
- 「補助対象内外工事費の確認ができる工事内訳書」——対象と対象外を分けた内訳書
- 「交付決定通知後、工事内容の変更が生じる場合は、必ず事前に変更申請書を提出してください。補助対象工事費が増額となる場合は予算残額の範囲内で変更交付決定を行います」
- 郵送による申請も可能(市が明記)
除却の場合はさらに、産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しおよび集計表と、建て替え住宅の基礎工事を施工している様子を写した写真が要ります。解体したガラをどこへ運んで処分したかまで、市が確認しているということです。
そして市は「全ての書類が整った方から受け付けます。」としています。1枚足りないと、その日は受け付けてもらえません。市は必要書類チェック表を用意していますので、窓口へ行く前に照らし合わせてください。
動く順番を、月で区切ると
松江市の制度は「取得から1年以内」が軸になります。逆算します。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 物件を見に行く段階 | 築20年以上かを確認。同時に改修の見積もりも取り始めます |
| 取得したら | 1年のカウントが始まります。市外から来た方は戸籍の附票を用意(UIJターンの証明) |
| 見積もりが出たら | 工事内訳書を対象・対象外に分けて作ってもらい、空家対策係に確認 |
| 契約の前 | 工事着手前に申請。交付決定が出てから着手します。郵送も可 |
| 工事中 | 施工前・施工中・施工後の写真を撮る。変更が出たら事前に変更申請 |
| 令和9年2月26日まで | 工事を完了し、実績報告書を提出。期限を過ぎると交付決定が取り消される場合があります |
市は住宅金融支援機構の【フラット35】地域連携型(空き家対策)との組み合わせも案内しています。この補助金の交付と合わせて使うと、通常金利から優遇を受けられる場合があります。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
補助が無い前提で——松江の家で先に見るところ
中古木造を買ったばかりでないなら、塗り替えの費用は自分で持つことになります(外壁塗装の費用相場)。
松江は宍道湖と中海にはさまれた、湿気の多い土地です。山陰の気候は日照が少なく、冬は曇りと雨と雪が続きます。——こういう土地で先に出るのが、北面のコケと藻です。日が当たらず乾かない面から、外壁が緑や黒に変わっていきます(コケ・カビの落とし方)。
見積書と現場で、この3つを確かめてください。
①高圧洗浄でコケを落としてから塗るのか。上から塗るだけでは、下から浮いてきます。
②塗る面積が平方メートルで書いてあるか。「一式」では他社と比べられません。
③面ごとに仕様を変えるかどうか。日の当たらない北面だけ防藻性の高い塗料に、という提案ができる会社かどうかは、話せば分かります。
そして最後に。松江市には住宅リフォーム助成がありません。市が並べている11本を見れば分かります。制度の名前を聞いて、市のページを開く。それで足ります。
ここから先は、制度と関係なく効く話です。——松江市で払う額を決めるのは、工事の中身だからです。同じ範囲・同じ工程で2〜3社に出してもらうと、金額の幅がそのまま見えます。1社だけでは、その幅が見えません(一括見積もりサービスの比較)。
耐震の側にも制度があります——ただし「どこに建っているか」で額が変わります
松江市には耐震改修の補助もあります。この制度の特徴は、同じ市内でも場所によって補助率と上限が変わることです。
| 場所 | 耐震改修工事 | 解体除却工事 |
|---|---|---|
| 中心市街地細街路沿線 | 費用に0.3を乗じた額・上限100万円 | 費用に0.23を乗じた額・上限35万円 |
| それ以外 | 費用に0.23を乗じた額・上限75万円 | 費用に0.23を乗じた額・上限28万円 |
「中心市街地細街路沿線」かどうかで、上限が25万円変わります。——細い道に面した家が倒れると、避難や消火の妨げになる。だから市はそちらを厚くしている、という設計です。自分の家がどちらに当たるかは、市の建築指導の窓口で確認できます。
対象は昭和56年5月31日以前に工事着手された一戸建てで、居住部分があるもの。耐震診断で改修前が評点1.0未満、改修後に1.0以上になる建物が対象です。耐震診断の補助もあり、費用の40分の33まで・最高3万3千円。補助事業年度の12月末日までに実績報告書を提出する必要があるので、年度の後半に動き出すと間に合わないことがあります。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
松江市で外壁塗装に補助金は出ますか?
いま住んでいる家を塗り替えるだけで使える一般の住宅リフォーム助成は、松江市にはありません。入口になるのは中古木造建築物改修支援事業で、築20年以上の中古木造建築物を取得してから1年以内に行う改修工事が対象です。
中古木造の改修支援はいくらですか?
改修費の10%で上限20万円です。UIJターン者の場合は補助率15%で上限25万円になります。1,000円未満の端数は切り捨てです。
UIJターン者とはどういう人ですか?
市はパンフレットで「市外に1年以上居住していた方で、市内に転入し、住民登録をした日から1年以内の方、または、転入する予定の方です。」と定義しています。転入予定の段階でも該当します。
外壁塗装は対象工事に入りますか?
市は対象経費を「建物の構造部分の改修や模様替え、住宅の機能向上のためにおこなう工事費用」としています。外壁塗装が入るかどうかは工事の内容で判断されますので、見積書と工事内訳書を持って住宅政策課 空家対策係(0852-55-5346)に確認してください。市は「補助対象内外工事費の確認ができる工事内訳書」の提出を求めています。
申請すれば必ず満額もらえますか?
そうとは限りません。市はパンフレットに「補助金は予算の範囲内で交付するものであり、申請件数の状況により本来の補助額が交付されないことがあります。」と書いています。上限20万円と書かれていても、その額が出ない可能性があるという意味です。
いつまでに工事を終える必要がありますか?
令和9年2月26日までに工事が完了し、実績報告書を提出できることが条件です。そして中古木造建築物を取得してから1年以内に行う工事であること、工事着手前に申請することも要ります。
建て替える場合の補助はありますか?
建替え除却支援事業があり、除却費の3分の2・上限50万円(UIJターン者は70%・上限55万円)ですが、市は「『建替え除却支援事業』については、今年度の予算額に達しましたので、受付をしておりません。」としています。
下水道につなぐ工事にも補助がありますか?
住環境改善支援事業があります。下水道処理区域で未接続の場合の新規接続工事、または下水道処理区域外での合併浄化槽の新規設置工事が対象で、補助率2分の1・上限50万円(UIJターン者は70%・上限55万円)。ただし改修支援または建替え支援と併せて行う必要があり、住環境改善工事のみでは対象になりません。
危険な空き家を壊す補助はいくらですか?
除却工事費(標準除却費を超える場合は標準除却費)に10分の8を乗じて得た額の2分の1で、上限50万円です。ただし市は「外構、納屋、物置、樹木、家財等を解体撤去除却する費用は、補助の対象には含まれません。」としています。申請の前に事前調査が必要です。
「松江市の断熱リフォーム補助金」を見つけました。
それは松江市の補助金ではありません。市はそのページに「こちらは『公益財団法人北海道環境財団』の補助金を紹介するページです。松江市では受付をしていませんので、下記問合せ先までお願いします。」と書き、末尾にも「(注意)松江市の補助金ではありません。」と添えています。
申請書に押印は必要ですか?
不要です。市はパンフレットに「申請書等に押印は不要です。」と明記しています。交付申請書にも「㊞ 不要」と書かれています。
写真は何を撮ればいいですか?
市は「工事の施工前、施工中、施工後の写真を必ず撮影しておいてください。」としています。除却の場合は除却前・除却中・除却後に加えて、建て替え住宅の基礎工事を施工している様子の写真と、産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しおよび集計表も要ります。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
松江市の公式ページと公表資料を2026年9月5日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 松江市「松江市中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金について」(募集の状況、建替え除却支援事業の受付停止、改修支援・建替え除却支援・住環境改善支援の各補助内容と要件、手続きの流れ、注意事項、【フラット35】地域連携型/2026年7月8日更新)
- 松江市「令和8年度 松江市中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金のご案内」(パンフレット。補助率と上限額の表、UIJターン者の定義、対象経費、必要書類のチェック表、押印不要である旨、「申請件数の状況により本来の補助額が交付されないことがあります」の記載)
- 松江市「松江市老朽危険空き家除却支援事業補助金について」(対象建築物、不良度及び危険度の測定基準、補助内容、対象外となる費用、事前調査の手続き/2026年4月17日更新)
- 松江市「既存住宅の断熱リフォーム支援補助金について」(松江市の補助金ではない旨と問合せ先/2024年9月30日更新)
- 松江市「住宅関連支援制度」(掲載されている11制度の一覧)
- 松江市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
- 松江市「木造住宅耐震改修補助事業」——耐震改修工事は中心市街地細街路沿線が費用に0.3を乗じた額で上限100万円、それ以外が0.23を乗じた額で上限75万円。解体除却工事は0.23を乗じた額で上限35万円(中心市街地細街路沿線)/28万円(それ以外)。対象は昭和56年5月31日以前に工事着手された一戸建てで、改修前の評点1.0未満・改修後1.0以上となる建物。補助事業年度の12月末日までに実績報告書を提出。あわせて「木造住宅耐震診断費補助事業」(費用の40分の33まで・最高3万3千円)
問い合わせ先
中古木造建築物改修及び除却支援・老朽危険空き家除却=まちづくり部 住宅政策課 空家対策係(0852-55-5346)/住宅政策係(0852-55-5344)
市の代表電話=0852-55-5555
中国地方のほかの市も調べています。同じ島根の出雲市(移住なら屋根・外壁改修に最大30%・80万円)/浜田市(市が対象工事の表に「屋根、外壁の改修工事 × 修繕のため対象外」と明記)/鳥取市(瓦屋根の葺き替えは23%)/広島市/呉市/岡山市/下関市。市が変われば、外壁塗装の扱いも変わります(助成金ガイド)。