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【2026年度】雲南市の外壁塗装に助成金は出る?——市の助成は県の制度の上に乗る形なので、県で外れると市でも外れます

塗り替えそのものには出ません外壁にお金が出るのは木質化(見付面積1平方メートルあたり3千円・上限15万円)だけ/耐震改修は80%・上限115万円

市のリフォーム助成は、単独の制度ではありません
うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金は、市が「島根県『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』への上乗せ助成となります。」と明記しています
だから、県で外れると市でも外れます
補助対象者の要件に「県リフォーム助成事業の採択を受けており」島根県のパンフレットの工事例24例に外壁の塗り替えは1つもありません
上乗せの額は3分の1・上限30万円
ただし対象経費は「子育て配慮改修に要する経費」だけ。バリアフリー改修や部分的耐震改修には上乗せされません
外壁にお金が出る道は、1つだけありました
雲南市木材利用促進事業費補助金「内外装木質化、外構木質化」見付面積1平方メートルあたり3千円・上限15万円。塗装ではなく板を張る工事です
「過去10年以内に」が5つの制度をまたぎます
住宅リフォーム支援/空き家改修/住宅改修促進/三世代同居促進の4つのどれかを過去10年以内に使っていると対象外この補助金自体も過去10年以内に受けていないこと
業者の条件が二重です
県が「島根県内に本店を有するもの」、市が「雲南市内に事務所を有する事業所に限ります」。耐震は「市内に本社を有する、法人または個人業者」
耐震は令和8年度に115万円へ増額
市が「助成費用の上限を以下のとおり増額しました。耐震改修、建替え:100万円→115万円」と明記。耐震改修工事費の80%
定住支援の一覧は13本。塗り替えはありません
空き家バンク・家賃助成・耐震・太陽光・市産材など13本を数えて、外壁の塗り替えを対象にした制度は0でした

雲南市の助成金を調べていて、他の市と違うところが1つあります。——市のリフォーム助成が、市だけで完結していません。うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金は、市のページに「島根県『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』への上乗せ助成となります。」と書かれています。つまり県の交付決定がないと、市の30万円も出ません。そしてその県の制度は、パンフレットの工事例を最後まで読んでも外壁の塗り替えが出てこない制度でした。——入口で外れると、その先は全部閉じます。ただし雲南市には、外壁そのものにお金が出る制度が1つだけあります。塗る話ではなく、張る話です。

島根県内の4市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——雲南市以外の市でも、外壁の扱いはそれぞれ違いました。県の3メニューと221事業の一覧は島根県のまとめにあります。

島根県のまとめ松江市出雲市浜田市

金額の目安を先に知りたい方は——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全13項目

先に結論——市の助成は、県の制度の上に乗っています

雲南市のリフォーム助成を開くと、制度の説明の2行目にこう書いてあります。

「なお、島根県『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』への上乗せ助成となります。」——雲南市(うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金)

市が単独で出す制度ではありません。県の制度に乗った人にだけ、市がもう一段のせる形です。

そして島根県のその制度は、当サイトで工事例を全部書き出して確かめたところ、外壁の塗り替えが1つも出てこない制度でした。

図1 雲南市で外壁にお金が届く道は、県の制度と木材の側にあります

雲南市で外壁塗装に補助が届くかどうかの分かれ道 雲南市のうんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金は島根県のしまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業への上乗せ助成であり、県のパンフレットの工事例に外壁の塗り替えが1つも出てこないため、塗り替えだけを行う場合は0円である。市の定住支援の一覧13本にも外壁の塗り替えを対象にした制度はない。子育て配慮改修に該当する工事であれば、県が対象工事費の4分の1以内で上限25万円、市が対象経費の3分の1以内で上限30万円を上乗せする。雲南市木材利用促進事業費補助金は内外装木質化と外構木質化が対象で、見付面積1平方メートルあたり3千円、上限15万円だが、県産木材を50パーセント以上、そのうち市産木材を20パーセント以上使用することが条件であり、塗装ではなく板を張る工事である。 雲南市で、外壁の塗り替えにお金が届くか 2026年9月13日に市と県の公式情報で確認 塗り替えだけをする 市の助成は県への 上乗せで、県の工事例 に外壁の塗り替えが 無い。市の13本にも無い 0円 子育て配慮改修に乗せる 県の交付決定が 前提。県1/4・25万円 に市が3分の1・30万円 を上乗せ 合わせて最大55万円 外壁を木質化する 市産木材20%以上 が条件。塗装ではなく 板を張る工事。見付 面積で計算する 1平方メートル3千円・上限15万円
出典:雲南市および島根県の公式情報(2026年9月13日確認)

この記事で押さえることは3つです。

  • 入口が県にあります。県で外れると、市の30万円も出ません
  • 外壁に直接お金が出る制度が、1つだけありました。ただし塗る話ではなく張る話です
  • 「過去10年以内に」という条件が、5つの制度をまたいで効きます。一度どれかを使うと、長く止まります

うんなん子育て世帯応援リフォーム事業=県への上乗せ

制度の中身を整理します。

項目内容
補助率対象経費の3分の1以内
補助上限額30万円
対象経費子育て配慮改修に要する経費
対象になる人子育て世帯=18歳未満の子ども(若しくは満18歳となった最初の3月31日を迎える子ども)がいる世帯または妊娠中の方がいる世帯
前提島根県「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」の交付決定を受けていること
施工雲南市内に事務所を有する事業所に限る

注目したいのは対象経費の欄です。「子育て配慮改修に要する経費」としか書かれていません。

県の制度には3つのメニューがあります。子育て配慮改修、バリアフリー改修、部分的耐震改修。市が上乗せするのは、そのうちの1つだけです。60歳以上の方のバリアフリー改修で県の助成を受けても、市の30万円は付きません。

県と市を合わせると、こうなります。

出どころ補助率上限
島根県 子育て配慮改修対象工事費の4分の1以内25万円(加算で最大75万円)
雲南市 上乗せ対象経費の3分の1以内30万円

県の側には加算が3つあります(同居・近居+10万円/空き家バンク登録住宅を購入して改修+10万円/一定の耐震改修+30万円)。ただし県は「助成上限額」と「対象工事費の1/4以内の額」の小さい方を採用するので、上限どおりに出るとは限りません。くわしくは島根県のまとめに書きました。

入口で外れると、その先は全部閉じます

市の補助対象者の要件に、この一文があります。

「補助金を受けようとする住宅のリフォームについて、県リフォーム助成事業の採択を受けており、県リフォーム助成事業以外の国、県又は市の他の住宅制度による補助を受けていないこと。」——雲南市

読み方は2つあります。

  • 県の採択が必要——県で通らなければ、市には進めません
  • 県以外とは重ねられない——国の制度や市の他の住宅制度と併用できません

そして県の制度の中身は、こうでした。

図3 雲南市の上乗せ助成を受けるまでの順番

雲南市のうんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金を受けるまでの順番 うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金を受けるには、まず島根県のしまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業に申し込む。申込先は一般財団法人島根県建築住宅センターである。県の交付決定を受けていることが市の補助の前提条件になっている。県の交付決定を受けたうえで、雲南市の政策企画部うんなん暮らし推進課に申請する。工事を行う業者は雲南市内に事務所を有する事業所に限られ、県の制度の側でも工事施工者が島根県内に本店を有することが条件となっている。 県に申し込む 島根県建築住宅センター 県の交付決定 ここが市の前提条件 市に申請 うんなん暮らし推進課 市内業者で工事 県は県内に本店 県で外れると、市の30万円も出ません
出典:雲南市「雲南市うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金」(2026年9月13日確認)

県のパンフレットに載っている工事例は、子育て配慮改修とバリアフリー改修を合わせて24例。床材の貼替、転落を防止する手すり、防犯性の高い玄関ドア、子どもが使いやすいトイレの増設、雨の日でも車に乗降しやすいよう庇を設置——外まわりの工事もありますが、外壁の塗り替えは1つもありません。

制度の目的が「子育てし易い環境をつくる工事」だからです。塗り替えを、その目的で申請書に書くのは無理があります。

県で書けないものは、市でも書けません。これが、雲南市で塗り替えに助成が出ない理由です。

外壁に直接お金が出る道が、1つだけありました

雲南市の助成をすべて見ていくと、外壁という部位に直接お金が出る制度が1つあります。住まいの分類ではなく、林業振興の側にあります。

雲南市木材利用促進事業費補助金です。対象になる施工の書き方が、そのまま答えになっています。

「新築、改築、増築、修繕、内外装木質化、外構木質化の施工に対し、県産木材を50%以上使用し、そのうち市産木材を20%以上使用するもの。」——雲南市

内外装木質化——外壁を板張りにする工事が、ここに入ります。金額の計算方法も、外壁向きです。

区分補助額上限
建築材(構造材・下地材・造作材)1立方メートルあたり3万円60万円
内外装材・外構材見付面積1平方メートルあたり3千円15万円
両方の条件を満たす場合75万円

見付面積で計算するので、外壁の面積がそのまま効きます。ただし、これは塗る工事ではありません。板を張る工事です。塗り替えの見積もりと単純に比べられるものではないことは、先に書いておきます。

条件も細かい。

  • 県産木材を50%以上、そのうち市産木材を20%以上——県産木材は「しまねの木認証センター」が認証した「しまねの木」、市産木材は雲南市内の山林で生産された原木を製材加工した木材、または島根県内の山林で生産された原木を雲南市内において製材加工した木材
  • クリーンウッド法に基づく合法性の確認がなされていること
  • 「市が行う木材利用および脱炭素化の広報活動に協力できること」
  • 申請は事業着手前(木工事の着手前)年間予算がなくなり次第終了

市は「市の補助を受けられる方は、島根県木材協会が行っている補助も受けられる場合があります」とも書いています。木材の側は、県と市の両方に窓口があるということです。

「過去10年以内に」が、5つの制度をまたいで効きます

雲南市の上乗せ助成でいちばん見落としやすいのが、ここだと思います。

「過去10年以内に雲南市住宅リフォーム支援事業補助金、雲南市空き家改修事業補助金、雲南市住宅改修促進事業補助金及び雲南市三世代同居促進支援事業補助金の交付を受けていない者であること。」——雲南市

さらに、これとは別に「過去10年以内に交付申請者又は世帯員が、この告示による補助金の交付を受けていない者であること。」が並びます。合わせて5つの制度が、10年さかのぼって効きます。

しかも、この条件は人だけでなく家にもかかります。補助対象住宅の要件にも同じ4つの制度が並び、「過去に…の交付を受けていない住宅であること」と書かれています。

中古で買った家の場合、前の所有者が使っていたかどうかが効いてくるということです。ここは自分では確かめられないので、うんなん暮らし推進課(0854-40-1014)に住所を伝えて聞くのがいちばん早いです。

残りの条件も並べておきます。

  • 雲南市住民基本台帳に登録されている、または申請日の属する年度と同一の年度内に登録を予定している
  • 市税等市の徴収金を滞納していない
  • 今後5年以上定住する見込みのある者
  • 住宅は今後5年以内に解体する見込みのないもの

業者の条件が二重です

雲南市で制度を使うとき、会社の選び方が結果を決めます。県と市で条件が別々にかかるからです。

制度会社の条件
島根県 しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業工事施工者が、島根県内に本店を有するもの
雲南市 うんなん子育て世帯応援リフォーム事業雲南市内に事務所を有する事業所に限る
雲南市 木造住宅耐震改修助成事業市内に本社を有する、法人または個人業者

3つとも言い方が違います。県は「本店」、市のリフォームは「事務所」、市の耐震は「本社」。——雲南市に営業所だけがある会社は、耐震の条件に届かない可能性があります。

見積もりを頼む前に、会社の本店と事務所がどこにあるかを聞いてください。これは失礼な質問ではありません。制度を使うために必要な情報です。

耐震は令和8年度に115万円へ。建替えと解体にも出ます

雲南市の耐震は、島根県内でも手厚いほうです。しかも今年度、金額が上がりました。市が変更点として、こう書いています。

「助成費用の上限を以下のとおり増額しました。耐震改修、建替え:100万円→115万円」——雲南市
種類補助率上限
耐震診断診断費の90%6万円
耐震改修工事工事費の80%115万円
建替工事(同一敷地内に限る)新築工事費の80%115万円
解体工事解体工事費の約23%40万円

対象は昭和56年5月31日以前に工事着手された、階数が2以下の木造住宅(一戸建て・併用住宅・長屋建て・共同住宅)。併用住宅は住宅以外の面積が50パーセント以下に限られます。

条件で押さえておきたいものが3つあります。

  • 建替えは「建替え後の住宅が省エネ基準に適合すること」——耐震のためだけに建て替えても、省エネ基準を外すと出ません
  • 解体は「解体後も、雲南市に居住することが条件となります」——壊して市外に出る場合は対象外です
  • 耐震診断は「島根県に『木造住宅耐震診断士』として登録されている建築士、もしくは市長が認める建築士」——市は雲南市内の登録者名簿をPDFで公開しています

受付期間は令和8年4月1日から12月28日まで。ただし令和9年1月末日までに工事等を完了し、実績報告書を提出することが条件で、年間予算枠に到達次第、終了します。

土砂災害特別警戒区域内に家がある方には、別に土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業があります。補強設計費の23/100(上限10万円)/補強工事費の23/100(上限110万円)/補強に伴う解体工事費の23/100(上限50万円)。対象はレッドゾーン指定前に建築されている住宅で、建築基準法施行令第80条の3の規定に基づき補強される工事です。

市の定住支援13本を、全部並べます

「探し方が悪くて見落としているのでは」と思われるかもしれません。市の定住支援(助成)のページに並んでいるものを、全部書き出します。

  1. 空き家バンク制度
  2. 雲南つながる体験プログラム
  3. 子育て世帯定住宅地購入補助金
  4. 雲南市民間賃貸住宅家賃助成事業補助金
  5. 雲南市うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金
  6. 雲南市定住促進住宅転入子育て世帯への家賃減額
  7. がけ地近接危険住宅等移転事業
  8. 土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業
  9. 木造住宅耐震改修助成事業
  10. 雲南市太陽光発電設備導入に係る補助金
  11. 雲南市産材を使った住宅づくりを支援します
  12. 新築住宅に対する減額措置について
  13. 国・県 住宅関連補助金等

13本あって、外壁の塗り替えを対象にしたものは0です。塗り替えに関係し得るのは、5番(県の子育て配慮改修に乗る場合)と11番(木質化)だけでした。

このほか、市には空き家片づけ事業と危険空き家除却事業、ブロック塀等安全確保事業もあります。ブロック塀の撤去を考えている方は、外壁の工事と同じ足場でできることがあるので、あわせて相談してみてください。

どこにも当てはまらないとき

子育て世帯でもなく、木を張るつもりもなく、耐震の対象でもない——という方が、雲南市でもいちばん多いはずです。

そのときに動かせるのは、会社の選び方と見積書の読み方だけです。雲南市の制度から逆算すると、確かめる順番がはっきりします。

  1. 会社の本店・本社・事務所がどこにあるか。市の制度は「市内に事務所」「市内に本社」、県の制度は「県内に本店」。言葉が違うので、住所を1回で聞いておくと後で困りません
  2. 外壁と屋根の面積が、それぞれ平方メートルで書いてあるか。木質化の補助が見付面積で計算されるように、面積は工事の大きさそのものです。ここが「一式」の紙は比べられません
  3. 塗料の商品名と缶数。商品名がないと、10年もつ塗料なのか5年の塗料なのか判断できません

この3つが書かれた見積書が2枚あれば、金額が妥当かどうかはかなり見えます。一括見積もりサービスを使えば、自分で1社ずつ電話をかけずに揃います。

そして、島根県には相談の窓口があります。しまね住宅総合相談員(島根県建築住宅センターが養成・登録)と、しまね住宅ネット相談というメールの窓口です。補助が使えない工事でも、相談そのものは受けられます。

国の補助金なら使えますか

市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

雲南市で外壁塗装に助成金は出ますか。

塗り替えそのものには出ません。市のリフォーム助成であるうんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金は、市のページに「島根県『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』への上乗せ助成となります。」と書かれていて、県の交付決定を受けていることが条件です。その県の制度は子育て配慮改修・バリアフリー改修・部分的耐震改修の3メニューで、パンフレットの工事例に外壁の塗り替えは1つも出てきません。

市の上乗せは、いくらですか。

対象経費の3分の1以内で、上限30万円です。対象経費は「子育て配慮改修に要する経費」で、バリアフリー改修や部分的耐震改修には上乗せされません。県の子育て配慮改修が対象工事費の4分の1以内・上限25万円なので、条件がそろえば県と市で合わせて最大55万円になります。

子育て世帯というのは、何歳までですか。

市の定義は「18歳未満の子ども(若しくは満18歳となった最初の3月31日を迎える子ども)がいる世帯または妊娠中の方がいる世帯」です。県の定義と同じ書き方なので、県で子育て世帯と認められれば市でも同じです。

県と市に、両方申請するのですか。

はい。順番は県が先です。県の「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」に申し込み、交付決定を受けたうえで市に申請します。県の申込先は(一財)島根県建築住宅センター(0852-33-7268)、市の窓口は政策企画部 うんなん暮らし推進課(0854-40-1014)です。

市の補助金と、ほかの補助金は併用できますか。

できません。補助対象者の要件に「県リフォーム助成事業以外の国、県又は市の他の住宅制度による補助を受けていないこと」とあります。県の制度だけが例外で、それ以外と重ねることはできません。

過去に市の補助金を使っていると、対象外になりますか。

なります。しかも範囲が広く、「過去10年以内に雲南市住宅リフォーム支援事業補助金、雲南市空き家改修事業補助金、雲南市住宅改修促進事業補助金及び雲南市三世代同居促進支援事業補助金の交付を受けていない者であること」という条件です。さらに「過去10年以内に交付申請者又は世帯員が、この告示による補助金の交付を受けていない者であること」も加わります。

その条件は、家にもかかりますか。

かかります。補助対象住宅の要件にも同じ4つの制度が並び、「過去に雲南市住宅リフォーム支援事業補助金…の交付を受けていない住宅であること」と書かれています。前の所有者が使っていた家を買った場合も、確認が必要です。

ほかに条件はありますか。

2つあります。「今後5年以上定住する見込みのある者」であること、そして住宅の側に「今後5年以内に解体する見込みのない住宅であること」。市税等市の徴収金を滞納していないことも要件です。

工事を頼む会社に条件はありますか。

あります。しかも二重です。市の側は「改修を行う業者は、雲南市内に事務所を有する事業所に限ります。」、県の側は「工事施工者が、島根県内に本店を有するものであること。」。県外の会社はもちろん、島根県内でも雲南市に事務所がない会社では市の上乗せが受けられません。

外壁にお金が出る制度は、本当に1つもないのですか。

塗り替えではありませんが、1つあります。雲南市木材利用促進事業費補助金で、補助対象建築物等の説明に「新築、改築、増築、修繕、内外装木質化、外構木質化の施工に対し」とあり、内外装材・外構材は見付面積1平方メートルあたり3千円、上限15万円です。外壁を板張りにする工事なら対象になります。

その木材の補助は、どんな木でもいいのですか。

よくありません。「県産木材を50%以上使用し、そのうち市産木材を20%以上使用するもの」が条件です。県産木材は「しまねの木認証センター」が認証した「しまねの木」、市産木材は雲南市内の山林で生産された原木を製材加工した木材、または島根県内の山林で生産された原木を雲南市内において製材加工した木材を指します。

木材の補助で、ほかに気をつけることはありますか。

3つあります。1つめは「クリーンウッド法に基づく合法性の確認がなされていること」。2つめは「市が行う木材利用および脱炭素化の広報活動に協力できること」。3つめは申請の時期で、「事業着手前(木工事の着手前)に交付申請書の提出が必要です」と書かれています。

耐震改修はいくら出ますか。

耐震改修工事費の80%で、上限115万円です。市は令和8年度の変更点として「助成費用の上限を以下のとおり増額しました。耐震改修、建替え:100万円→115万円」と書いています。耐震診断は診断費の90%で上限6万円です。

建替えや解体にも出ますか。

出ます。建替工事は新築工事費(建替えに係る解体工事費を含む)の80%で上限115万円、同一敷地内に限られ、建替え後の住宅が省エネ基準に適合することが条件です。解体工事は解体工事費の約23%で上限40万円、「解体後も、雲南市に居住することが条件となります」と書かれています。

耐震の受付はいつまでですか。

令和8年4月1日から12月28日までです。ただし「令和9年1月末日までに工事等を完了し、かつ実績報告書の提出が条件」で、年間予算枠に到達次第終了します。工事の期間を逆算して動く必要があります。

耐震診断を頼む人は、誰でもいいのですか。

よくありません。「島根県に『木造住宅耐震診断士』として登録されている建築士、もしくは市長が認める建築士が行うこと」が条件です。市は島根県木造住宅耐震診断士名簿に加えて、雲南市内の登録者名簿もPDFで公開しています。

土砂災害の区域にある家に、何か支援はありますか。

あります。土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業で、レッドゾーン指定前に建築されている住宅が対象です。補強設計費の23/100(上限10万円)、補強工事費の23/100(上限110万円)、補強に伴う解体工事費の23/100(上限50万円)。建築基準法施行令第80条の3の規定に基づき補強される工事が対象です。

市の助成は、全部でいくつありますか。

市の「定住支援(助成)」のページに並んでいるのは13本です。空き家バンク制度、雲南つながる体験プログラム、子育て世帯定住宅地購入補助金、民間賃貸住宅家賃助成事業、うんなん子育て世帯応援リフォーム事業、定住促進住宅転入子育て世帯への家賃減額、がけ地近接危険住宅等移転事業、土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業、木造住宅耐震改修助成事業、太陽光発電設備導入に係る補助金、市産材を使った住宅づくり、新築住宅に対する減額措置、国・県の住宅関連補助金等。外壁の塗り替えを対象にしたものはありません。

「雲南市住宅リフォーム支援事業補助金」という制度を聞いたことがあります。

重複を避けるための条件文には名前が出てきますが、現在の定住支援の一覧には載っていません。過去にあった制度と読むのが自然です。使えるかどうかは、うんなん暮らし推進課(0854-40-1014)で確かめてください。

結局、塗り替えるときは何を見ればいいですか。

会社の所在地と、見積書の中身です。雲南市の制度はどれも市内の業者が条件なので、将来どれかを使う可能性があるなら市内の会社で揃えておくほうが選択肢が残ります。見積書は、外壁と屋根の面積が平方メートルで書いてあるか、塗料の商品名と缶数が書いてあるかを先に見てください。

参考にした情報

この記事は、雲南市と島根県の公式情報をもとにしています。制度の内容は年度の途中でも変わるため、申請の前に必ず公式ページと窓口でご確認ください。

  • 雲南市「雲南市うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金」2026年9月13日確認)——「なお、島根県『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』への上乗せ助成となります。」補助率は対象経費の3分の1以内・補助上限額30万円・対象経費は「子育て配慮改修に要する経費」/子育て世帯=18歳未満の子ども(若しくは満18歳となった最初の3月31日を迎える子ども)がいる世帯または妊娠中の方がいる世帯「県リフォーム助成事業の採択を受けており、県リフォーム助成事業以外の国、県又は市の他の住宅制度による補助を受けていないこと。」「過去10年以内に雲南市住宅リフォーム支援事業補助金、雲南市空き家改修事業補助金、雲南市住宅改修促進事業補助金及び雲南市三世代同居促進支援事業補助金の交付を受けていない者であること。」「今後5年以上定住する見込みのある者。」/住宅要件に「今後5年以内に解体する見込みのない住宅であること。」「改修を行う業者は、雲南市内に事務所を有する事業所に限ります。」/窓口は政策企画部 うんなん暮らし推進課 0854-40-1014
  • 雲南市「令和8年度 雲南市木材利用促進事業費補助金」2026年9月13日確認)——「新築、改築、増築、修繕、内外装木質化、外構木質化の施工に対し、県産木材を50%以上使用し、そのうち市産木材を20%以上使用するもの。」建築材(構造材・下地材・造作材)は1立方メートルあたり3万円(上限60万円)、内外装材・外構材は見付面積1平方メートルあたり3千円(上限15万円)、両方の条件を満たす場合は上限75万円「クリーンウッド法に基づく合法性の確認がなされていること。」「市が行う木材利用および脱炭素化の広報活動に協力できること。」/市産木材=雲南市内の山林で生産された原木を製材加工した木材/島根県内の山林で生産された原木を雲南市内において製材加工した木材「事業着手前(木工事の着手前)に交付申請書の提出が必要です。」「補助金の受付は、年間予算がなくなり次第終了します。」/窓口は林業振興課
  • 雲南市「令和8年度 木造住宅耐震改修助成事業」2026年9月13日確認)——「助成費用の上限を以下のとおり増額しました。耐震改修、建替え:100万円→115万円」耐震診断は診断費の90%・上限6万円/耐震改修工事は工事費の80%・上限115万円/建替工事は新築工事費の80%・上限115万円/解体工事は約23%・上限40万円受付期間は令和8年4月1日〜12月28日、令和9年1月末日までに工事等を完了し実績報告書の提出が条件「施工については、市内に本社を有する、法人または個人業者が行うこと」/建替えは「建替え後の住宅が省エネ基準に適合すること」/解体は「解体後も、雲南市に居住することが条件となります。」島根県木造住宅耐震診断士名簿雲南市内の登録者名簿を公開/窓口は建築住宅課 0854-40-1065
  • 雲南市「定住支援(助成)」2026年9月13日確認)——市の定住支援の一覧。空き家バンク制度/雲南つながる体験プログラム/子育て世帯定住宅地購入補助金/民間賃貸住宅家賃助成事業補助金/うんなん子育て世帯応援リフォーム事業補助金/定住促進住宅転入子育て世帯への家賃減額/がけ地近接危険住宅等移転事業/土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業/木造住宅耐震改修助成事業/太陽光発電設備導入に係る補助金/市産材を使った住宅づくり/新築住宅に対する減額措置/国・県 住宅関連補助金等13本で、外壁の塗り替えを対象にしたものはありません
  • 雲南市「土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業」2026年9月13日確認)——対象はレッドゾーン指定前に建築されている住宅建築基準法施行令第80条の3の規定に基づき補強される工事補強設計費の23/100(上限10万円)・補強工事費の23/100(上限110万円)・補強に伴う解体工事費の23/100(上限50万円)
  • 島根県「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」2026年9月13日確認)——市の上乗せの前提になる制度。子育て配慮改修/バリアフリー改修/部分的耐震改修の3メニューで、対象工事費の1/4以内・上限25万円(部分的耐震改修は30万円)加算は同居・近居+10万円、空き家バンク登録住宅を購入して改修+10万円、一定の耐震改修+30万円(最大75万円)「工事施工者が、島根県内に本店を有するものであること。」/申込先は(一財)島根県建築住宅センター 0852-33-7268募集は令和9年2月15日まで。県内の制度の全体像は島根県のまとめに書きました
  • 雲南市「定住支援(助成)」のページを開く——上乗せ助成も、耐震も、土砂災害の補強もここから辿れます。申請の前に、必ずここと窓口で最新の内容を確かめてください

最終確認日:2026年9月13日。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。

問い合わせ先
上乗せのリフォーム助成=雲南市 政策企画部 うんなん暮らし推進課 0854-40-1014
耐震診断・耐震改修・土砂災害の補強=雲南市 建築住宅課 0854-40-1065/木材利用=雲南市 林業振興課 0854-40-1056
県の助成の申込み=(一財)島根県建築住宅センター 0852-33-7268(9:00〜17:00/土日祝・年末年始休)

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