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【2026年度】三重県の外壁塗装 助成金・補助金まとめ

三重県の公式見解は明確です。耐震補強を伴わない一般的な外壁の塗り替えに、県の補助はありません。ただし伊勢市には、2026年度に外壁塗装にも使える市独自制度があります(2026年8月16日確認)。

お住まいの市がここでない方へ。県・市町村を選ぶだけで、該当しそうな制度が絞り込めます。 助成金の診断をはじめる

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全14項目

三重県全体の結論

確認した制度外壁塗装との関係
県の一般リフォーム補助ありません。三重県は、耐震補強を伴わない外壁の塗り替えなどの一般リフォームを補助していないと明記しています
耐震補強と同時のリフォーム市町が実施する場合、リフォーム部分は費用の3分の1、上限20万円。古い木造住宅の耐震補強と同時に行うことが前提です
移住・空き家の改修実施する市町があります。持ち家の通常の塗り替えではなく、移住や空き家取得など個別条件が付きます

出典:三重県「住宅のリフォーム工事について」。県は外壁改修(塗装の塗り替え工事等)を一般的なリフォームの例として挙げ、県の補助対象外と説明しています。

※このページは「補助が出るかどうか」を調べるためのものです。工事そのものにいくらかかるかを知りたい場合は、1平方メートルあたりの単価や見積書の内訳のほうが役に立ちます。自分の家のおおよその金額だけ先に知りたいなら、費用シミュレーターで帯が出ます。

県内で1市だけ、塗装だけでも対象になります

三重県内で、外壁塗装だけでも補助が出るのは、当サイトが調べた6市のなかでは伊勢市だけです。住宅リフォーム促進事業補助金が工事の種類を絞っておらず、市が提出書類の説明で「外壁塗装等」を明記しています。

税抜工事費の10%・上限5万円(税抜20万円以上の工事)。先着順で、予算に達した時点で終了します。——予算の残りは19日間で74万3千円減った時期もあり、年度の後半は残額を見ながら動くことになります。

いまの予算残額、施工会社の条件、申請の窓口と必要書類(外壁塗装なら立面図が要ります)、併用できない補助は、伊勢市のページに一本化しています。——市の公式で確かめた内容です。伊勢にお住まいなら、伊勢市の助成金ページを先に読んでください。

主要市の公式情報を突合した結果

市2026年度の確認結果
四日市市塗装単体の制度は確認できません。ただし瓦屋根の耐風改修に上限55万2千円(令和8年度分の受付を開始)。さらに耐震補強と同時のリフォームは工事費の3分の2・上限40万円(令和6〜8年度の3年間限定)。詳しくは四日市市の外壁塗装助成金ページにまとめました
津市一般の塗り替え制度は確認できません。耐震補強と同時のリフォームは3分の1・上限20万円。移住者向け空き家改修は3分の1・上限100万円ですが、対象となる空き家・移住・10年以上定住などの条件があります。詳しくは津市の外壁塗装助成金ページにまとめました
桑名市市公式が「住宅の外壁塗装や浴室リフォームの補助は市では実施していません」と明記。耐震診断・補強は別目的の制度です。詳しくは桑名市の外壁塗装助成金ページへ
松阪市塗装単体の制度は確認できません。旧耐震木造住宅の補強工事と同時に行うリフォームは3分の1・上限20万円。補強工事は令和8年度まで157万5千円、令和9年度から100万円に下がります。2026年度は12月25日が申請期限で、受付上限に達した時点で終了。詳しくは松阪市の外壁塗装助成金ページへ
鈴鹿市塗装単体は対象外。耐震補強と同時のリフォームに上限20万円がありますが、機能や性能を向上させない更新工事は対象外です。詳しくは鈴鹿市の外壁塗装助成金ページをご覧ください
伊勢市住宅リフォーム促進事業補助金あり。調べた6市のなかで、外壁塗装だけでも対象(税抜20万円以上・上限5万円)。ただし予算1,000万円の先着順。詳しくは伊勢市の外壁塗装助成金ページへ

年度が変わると、金額が下がる制度があります

三重県内で、今年度に動くかどうかで金額が変わる制度があります。松阪市の木造住宅耐震補強事業費補助金です。市の案内には、申請年度で補助額が分かれることが明記されています。

申請の年度補強工事同時リフォーム合計の上限
令和6〜8年度(2026年度まで)上限157万5千円費用の3分の1・上限20万円最高177万5千円
令和9年度以降上限100万円費用の3分の1・上限20万円最高120万円

差は57万5千円です。市は「期間限定で補助額を増額します」と書いており、令和9年度以降は補強工事の上限が157万5千円から100万円へ戻ることになります。

対象は昭和56年5月31日以前に着工または完成した木造住宅で、耐震診断の結果が耐震評点0.7未満「倒壊する可能性が高い」の住宅を、評点1.0以上「一応倒壊しない」にする補強工事です。令和8年度分の申請期限は12月25日と示されています。

外壁塗装との関係でいえば、同時リフォームの20万円枠がここにも付いています。松阪市で古い木造住宅にお住まいで、いずれ耐震補強を考えているなら、今年度に動くほうが金額面で有利ということになります。塗装だけを考えていた方も、この差額を知ったうえで判断してください。

もうひとつ、松阪市には代理受領制度があります。補助金を申請者に代わって施工業者が受け取れる仕組みで、施主が一度全額を立て替える必要がなくなります。手元の資金繰りが楽になるので、使えるかどうかを業者と市に確認してみてください(支払いのタイミングのページ)。

金額の内訳や申請の順番は松阪市の助成金ページにまとめてあります。「増額の最終年度」がいつまでなのかも、そちらで確認してください。

無料の耐震診断から始まる——受付と年度末の期限に注意

三重県内の耐震の補助は、多くの市で無料の耐震診断 → 補強設計 → 補強工事の順に進み、補強工事と同時のリフォームに県の20万円枠が付きます(次の章)。桑名市を例に、段取りの要点だけ並べます。

受付一次は5月上旬〜下旬(令和8年度は5月7日〜29日)で、枠を超えたら抽選。二次は6月1日〜11月30日の先着順
順番補強設計などの補助は「耐震診断が完了したもの」が対象。診断を受けていなければ、診断の申込が先
期限補強工事は年度内(3月15日まで)に終える。交付決定後に取りやめるなら1月末までに連絡
規模補強設計34万円(精密診断法)+補強工事150万円+リフォーム20万円=最大204万円

3月15日までに補強工事と塗装を終えるには、真冬に塗装の工程が入ることがあります。診断は春のうちに申し込み、秋に設計と見積もり、という逆算になります。予算の件数や各段階の所要期間は桑名市のページにまとめました。

三重県には「耐震補強とセットなら、外壁の改修に20万円」という共通の枠があります

ここまで津市・松阪市・鈴鹿市の欄に、同じ数字が繰り返し出てきたことに気づかれたでしょうか。「耐震補強と同時のリフォームに、費用の3分の1・上限20万円」——市が違うのに条件がそろっているのは、偶然ではありません。これは三重県が負担する共通の枠で、県内の多くの市が同じ形で運用しています。

そして、この枠の中身を市が公開しているリーフレット(桑名市木造住宅耐震支援制度・令和8年度版)で確認すると、対象工事の例に外壁の改修がはっきり書かれています。

リフォーム工事補助の対象(桑名市リーフレットの記載)

・木造住宅耐震補強工事補助とあわせて機能向上を目的とすること
・県内に本店、支店、営業所を有する建設業者が施工すること
・耐震補強工事補助に含めることができない住宅の改善工事であること
 (例:段差改修、設備改修、外壁・屋根・床・内装等の改修、増築・減築工事等)
・他の補助金、介護保険等による給付を受けないこと
※門塀等の外構工事、容易に取り外しのできる物を設置する工事は対象外
支援内容:リフォーム工事費の3分の1の額、ただし20万円が上限(県負担)

読み解くと、こういうことになります。

ひとつめ。単独では絶対に使えません。「木造住宅耐震補強工事補助とあわせて」が最初の条件です。外壁の塗り替えだけを申請することはできません。市が公式に「住宅の外壁塗装や浴室リフォームの補助は市では実施していません」と書いているのは、この単体では出ないという意味であって、耐震補強とセットなら道がある、という点は矛盾しません。

ふたつめ。「耐震補強工事補助に含めることができない工事」であることが条件です。つまり、補強工事のほうで見てもらえる費用は、こちらには回せません。逆に言えば、補強とは別物である外壁の改修だからこそ、この枠に入るという構造です。見積書は補強工事とリフォーム工事を分けて作ってもらう必要があります。

みっつめ。門塀などの外構工事は対象外です。外壁の塗り替えと一緒に塀や門柱も塗ってもらう場合、その部分は分けて計上しないと、申請の書類が通りません。

よっつめ。施工業者に県内条件があります。県内に本店・支店・営業所を有する建設業者であること。愛知の業者に頼みたい場合でも、三重県内に営業所があるかどうかで結果が変わります。

ここは業者選びに直結する話です。見積もりを取る段階で「三重県内に本店・支店・営業所がありますか」と確認してください。ホームページに「三重県対応」と書いてあっても、拠点があるとは限りません。20万円が絡む以上、ここは口頭でなく書面で確かめる価値があります。

三重県内の耐震制度を、並べて比べると

ここまでに出てきた市の制度を、外壁塗装との関係で整理します。三重県では「耐震補強と同時のリフォーム枠」が、塗装に助成が届く数少ない入口だからです。

市無料の耐震診断補強工事の上限同時リフォーム枠
四日市市あり(昭和56年5月31日以前の木造住宅)150万円(工事費 上限100万円+工事費の40%以内 上限50万円)工事費の3分の2・上限40万円(部分・段階改修なら3分の1・上限20万円)
鈴鹿市あり(1棟1回)157万5千円上限20万円。施工は県内に本店・支店・営業所がある建設業者
松阪市—157万5千円(令和8年度まで/令和9年度以降は100万円)費用の3分の1・上限20万円。代理受領制度あり
桑名市あり(6/1〜11/30の受付期間)150万円(平成31年3月31日以前に補強設計をした場合は141.1万円/簡易な補強は3分の2・上限30万円)費用の3分の1・上限20万円
津市—耐震補強と同時のリフォームは3分の1・上限20万円同左

この表から言えることは2つです。①上限20万円という水準は、三重県内でほぼ共通している(ただし四日市市だけは上限40万円で、3分の2まで見てくれます)。②そこへ辿り着くための手前の条件(診断の有無、受付期間、業者の所在地)が市ごとに違う。

だから「三重県の助成金はいくら?」という聞き方には意味がありません。金額はほぼ同じで、差がつくのは手続きの入口です。ご自身の市で「診断はいつまで申し込めるか」「業者に地域の条件があるか」——この2つを最初に確かめてください。

県内で1市だけ、耐震とセットの枠が2倍あります

三重県でいちばん人口の多い四日市市にも、外壁塗装そのものの補助は確認できませんでした。ですが2つの制度で、県内のほかの市より条件がよくなっています。

  • 耐震補強と同時のリフォームが「工事費の3分の2・上限40万円」——県内のほかの市が「3分の1・上限20万円」で並ぶなかで、ここだけ倍です。ただし市が「※令和6年度~令和8年度に限り補助制度を拡大しました。(3年間限定)」と書いていて、令和8年度=2026年度が最終年度にあたります。対象になる区域の条件もあります
  • 瓦屋根の耐風改修に、別枠で上限55万2千円——このページが確認できた三重県内では四日市市だけの制度です。「補助金交付決定の前に工事に着手(契約含む)した場合には、補助金が受けられません」と市が明記しています

金額の表、対象になる区域の条件、申請の期限、耐震診断との順番は、四日市市のページに一本化しています。——市の公式で1件ずつ確かめた内容です。四日市にお住まいなら、四日市市の助成金ページを先に読んでください。

屋根の見積もりの読み方は屋根の見積書の見方にまとめています。瓦屋根の補助は屋根面積1平方メートルあたりの単価で上限が決まるので、面積が書かれていない見積書だと、いくら出るのか計算できません。

瓦屋根の制度は、国が背景にあります——他市にもある可能性

「なぜ瓦屋根だけ、こんな制度があるのか」——理由が公式に書かれていて、これがほかの市を探すヒントになります。

近年の大地震や大型台風によって、瓦屋根にも大きな被害がでています。このため、令和4年1月1日以降に新築される建築物の瓦屋根に耐風対策の実施が義務化され、既存建築物の瓦屋根の耐風対策工事についても国の補助制度が設けられました。本市においては、令和4年度より国の補助制度を活用し、新基準に適合しない既存建築物の瓦屋根について、耐風性能を有する屋根への改修工事費用の一部に対して補助を行います。(四日市市 公式)

読み取れることが3つあります。

  1. 令和4年1月1日から、新築の瓦屋根は耐風対策が義務になりました。裏を返せばそれ以前に葺かれた瓦屋根は、いまの基準を満たしていない可能性があるということです
  2. 新基準は「令和2年国土交通省告示第1435号により改正された昭和46年建設省告示第109号」と明示されています。市が独自に決めた基準ではありません
  3. 「国の補助制度を活用し」——つまりこれは市が単独で作った制度ではありません。国の枠組みなので、ほかの市でも実施している可能性があります

だから、お住まいの市でも探す価値があります。そのとき検索する言葉が変わります。

「◯◯市 外壁塗装 助成金」では、この制度は出てきません。制度の名前が違うからです。「◯◯市 瓦屋根 耐風改修 補助」で探してください。市のサイト内検索なら「瓦屋根」の3文字だけで十分です。

このページは、三重県内の全市町を確認したわけではありません。ここに書いたのは、この1市の公式ページで確認できた内容までです。お住まいの市にあるかどうかは、必ず市の公式サイトで確かめてください。まとめサイトの情報は、年度が古いまま残っていることがあります。探し方は助成金の申請方法のページにまとめました。

そして大事なことをひとつ。この制度は「塗装」では使えません。対象は耐風性能を有する屋根への改修工事——つまり葺き替えや、瓦を留め直す工事です。瓦を塗る工事とは別物で、そもそも瓦には塗らなくてよい種類もあります。「補助金が出るなら瓦を塗ってもらおう」は、成り立ちません。

制度名だけで判断しないでください

「リフォーム補助」と書いてあっても、外壁塗装だけでは使えない制度が多くあります。三重県内では、耐震補強と同時・移住して空き家を直す・市内業者を使うといった条件の違いが大きいためです。

申請を考えるときは、契約や着工の前に、自治体へ「この見積書の外壁塗装は対象になりますか」と確認してください。対象工事であっても、先に始めると申請できない制度があります。

ここで詰まりやすいのが「その見積書が、まだ手元にない」という点です。伊勢市のように施工会社が市内の法人・個人事業者に限られる制度もあるため、その条件を満たす会社を見つけるところから始まります。複数社に見積もりを頼んでおくと、対象になる会社かどうかを含めて比べられますし、助成金の申請実績があるかもその場で聞けます。予算が残っているうちに動く必要がある制度では、この順番が効きます。

助成金以外の判断材料

制度が使えない地域では、助成額ではなく見積書の工事範囲と総額を同じ条件で比べましょう。現在の費用帯は外壁塗装の相場・費用ガイド、土地ごとの注意点は三重県の外壁塗装ガイドで確認できます。

国の補助金なら使えますか

市町村の制度を調べたあとに、次に気になるのが国の制度だと思います。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

三重県に、外壁塗装に使える県の補助はありますか?

ありません。県が明記しています。——三重県は「住宅のリフォーム工事について」のページで、外壁改修(塗装の塗り替え工事等)を一般的なリフォームの例として挙げ、県の補助対象外と説明しています。耐震補強を伴わない塗り替えは補助しない、という立場です。

三重県内で、塗装だけで使える制度はありますか?

伊勢市だけです。——伊勢市住宅リフォーム促進事業補助金は税抜工事費の10%・上限5万円で、市の公式ページが提出書類の説明で「外壁塗装等」を明記しています。工事費の下限、施工会社の条件、申請の窓口は伊勢市のページにまとめています。

先着順の制度の残額は、どこで見られますか?

伊勢市は、予算残額を公式ページで公表しています。——この数字は「申請した人の数」ではなく「交付決定が下りた額」なので、審査中の案件が積み上がっている可能性もあります。いくら残っているかと、その減り方は伊勢市のページで追っています。

申請に出す見積書に、条件はありますか?

内訳書が必要です。——「外壁塗装 一式 ◯◯円」だけの見積書では、申請書類として足りません。足場・洗浄・下地補修・シーリング・下塗り・中塗り・上塗りといった内訳が要ります。図面をどこまで求めるかは市によって違うので、伊勢市のページで確かめてください。

対象外になるのは、どんなときですか?

伊勢市の制度には5つの対象外があります。——見落としやすいのは支払い方法で、クレジットカードのポイント・小切手・手形・相殺による決済は対象外です。残りの4つと、併用できない空家系の補助は伊勢市のページにまとめています。

申請は、郵送でもできますか?

できません。窓口だけです。——市の案内にはメール・ファクス・郵送・各支所での受付は行っていないと明記されています。平日に市役所へ行く時間を、工程の中に組み込んでおいてください。完工後は30日以内、または2027年3月31日のいずれか早い日までに実績報告が必要です。

「耐震補強と同時のリフォームに20万円」が、いろいろな市で出てきます

三重県が負担する共通の枠だからです。——津市・松阪市・鈴鹿市に同じ「費用の3分の1・上限20万円」が並ぶのは偶然ではありません。県内の多くの市が同じ形で運用しています。桑名市のリーフレットには対象工事の例として「外壁・屋根・床・内装等の改修」がはっきり書かれています。

その20万円の枠は、塗装だけでも使えますか?

使えません。——最初の条件が「木造住宅耐震補強工事補助とあわせて」です。単独では絶対に使えません。桑名市が「住宅の外壁塗装や浴室リフォームの補助は市では実施していません」と書いているのは単体では出ないという意味で、耐震補強とセットなら道がある、という点と矛盾しません。

20万円の枠で、ほかに気をつけることは?

3つあります。——①「耐震補強工事補助に含めることができない工事」であること(補強工事のほうで見てもらえる費用は回せません。見積書は補強とリフォームを分けて作ってもらう必要があります)②門塀などの外構工事は対象外(塀や門柱も塗るなら分けて計上)③施工業者は県内に本店・支店・営業所を有する建設業者であること。

愛知の業者に頼みたいのですが

三重県内に営業所があるかどうかで結果が変わります。——ホームページに「三重県対応」と書いてあっても、拠点があるとは限りません。見積もりを取る段階で「三重県内に本店・支店・営業所がありますか」と確認してください。20万円が絡む以上、口頭でなく書面で確かめる価値があります。

今年度に動いたほうがいい、と聞きました

2026年度が「増額の最終年度」です。——令和6〜8年度は補強工事が上限157万5千円で、同時リフォーム20万円と合わせて最高177万5千円。令和9年度以降は補強工事が100万円に戻り、合計120万円になります。差は57万5千円です。市は「期間限定で補助額を増額します」と書いています。令和8年度分の申請期限は12月25日。

無料の耐震診断は、いつ申し込めばいいですか?

申込期間が3週間しかない年度もあります。——令和8年度は5月7日から5月29日まで。「期間内に申込が受付限度枠を超えた場合は抽選とし、受付限度枠に達しない場合は、11月30日まで先着受付」という運用です。5月の3週間を逃すと、その年に診断を受けられるかどうかが読めなくなります。

診断を受けていないと、他の補助は使えませんか?

使えません。——桑名市は「耐震診断未実施の場合は、耐震診断を先に申請してください」と案内しています。補強設計・除却工事などの補助は「耐震診断が完了したもの」が対象という構造です。外壁塗装を同時に考えているなら、塗装業者を探すより先に、診断の申込みが来ます。

耐震まで進めると、いくらぐらいの規模になりますか?

桑名市の例では最大204万円です。——補強設計34万円(精密診断法)+補強工事150万円+リフォーム20万円。ほかに簡易な補強工事は工事費の2/3・上限30万円、除却工事は工事費の23%・上限20.7万円。外壁の塗り替えだけを考えていた方には、桁が違って見えるはずです。

年度内に工事が終わりそうにありません

桑名市は「年度内(〜3月15日)までに工事を終了する必要がある」としています。——3月15日までに補強工事とリフォーム工事の両方を終わらせるとなると、真冬に塗装の工程が入る可能性があります。塗料には気温と湿度の条件があり、冬場は乾燥に時間がかかります。期限に追われて雑な工事をされては、20万円の補助より損が大きくなります。逆算すると5月に診断を申し込み、夏に結果、秋に設計と見積もり、冬に工事で年度内にぎりぎり収まります。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

出典(自治体の公式情報)

隣県の状況も見比べたい方は東海3県の早見表をどうぞ。

最終確認日:2026年8月24日(伊勢市の予算残額・申請要件は同市公式ページ〈更新日 令和8年9月1日〉で確認(予算残額は8月31日時点)。松阪市「木造住宅耐震補強事業費補助金(令和6年度拡充)」・桑名市「耐震補助制度」は2026年8月24日に各市公式で確認。県・その他の情報は2026年8月16日確認)。予算残額や受付状況は変わります。申請前に必ず自治体の最新情報をご確認ください。