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【2026年度】西条市の外壁塗装に使える助成金
移住して空き家を買った人なら出ます対象経費表に「外壁の塗替え」と明記。3分の2で最大400万円
- いま住んでいる家は
- 出ません。西条市に、自宅の塗り替えを対象にした一般のリフォーム助成はありません
- 移住者なら
- 移住者住宅改修支援事業費補助金の補助対象経費表に「外装工事 外壁の改修、張替え、塗替え、コーキング補修等」「塗装工事 屋根・外部鉄部塗替え等」と明記されています
- いくら
- 補助対象経費の3分の2。働き手世帯は100万円、子育て世帯は18歳未満1人につき100万円で最大400万円
- 入口
- 令和3年4月1日以後に県外から移住し、市または県の空き家バンク等を通じて購入した一戸建てであること
- 下限
- 住宅の改修は50万円未満は対象外。原則市内の施工業者
- 外構も対象
- 車庫、物置、倉庫、門扉、壁等の工事や植栽も対象——ただし住宅本体の改修と合わせて行うものに限ります
- 耐震+耐風
- 耐震改修は5分の4・115万円。加えて耐風改修工事に23%・限度額69万円という枠があります
- 代理受領あり
- 補助金代理受領制度——補助金分を差し引いた残額だけ業者に払えば済みます
「西条市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に答えを書きます。いま住んでいる家の塗り替えに、西条市から出るお金はありません。——ただし県外から移住して空き家を買った方なら、話が変わります。移住者住宅改修支援事業費補助金の補助対象経費表に「外壁の改修、張替え、塗替え、コーキング補修等」とそのまま書かれていて、子育て世帯なら最大400万円。当サイトが調べたなかでも群を抜いて大きい金額です。そして西条市には、台風の多い土地ならではの枠もあります。順に見ていきます。
愛媛県内の4市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——西条市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全11項目
対象経費表に「外壁の塗替え」が載っています
西条市は、補助対象経費を工事の種類ごとに表にしています。そこに、次の2行があります。
外装工事 外壁の改修、張替え、塗替え、コーキング補修等
塗装工事 屋根・外部鉄部塗替え等
(ほかに)木工事/屋根工事(屋根材葺き替え、雨漏り修理、屋根瓦の補修等)/サッシ工事/建具工事/内装工事/左官タイル工事/給排水設備工事/電気設備工事/エクステリア工事/省エネ設備工事/外構工事等
(西条市「西条市移住者住宅改修支援事業費補助金」別表第5条関係)
「塗装工事」が独立した区分として立っています。——しかも外壁と、屋根と、外部鉄部の3つ。コーキング補修も外装工事に入っています。
外壁塗装で実際にやる工事が、ほぼそのまま対象になっていると読めます。——外部鉄部というのは雨戸・手すり・階段・門扉など。本体の壁とは違う塗料を使う部分で、見積書でも別の行になります(付帯部の塗装)。
屋根工事の欄には「雨漏り修理」も入っています。——塗り替えの足場を組んだときに雨漏りが見つかることがあります。その修理も対象経費に乗せられるということです(雨漏りの基礎知識)。
金額——子育て世帯なら18歳未満1人につき100万円
金額の決まり方が、少し変わっています。市の表を、そのまま読み解きます。
補助対象経費に3分の2を乗じて得た額、または
・働き手世帯にあっては100万円
・子育て世帯にあっては18歳未満の者1人につき100万円(最大400万円)
のうち、いずれか低い額(1,000円未満の端数切捨て)
子育て世帯の上限が、子どもの人数で変わります。——1人なら100万円、2人なら200万円、3人なら300万円、4人以上で400万円。これは当サイトが調べたなかでも、群を抜いて大きい設計です。
ただし「3分の2」の縛りがあります。——400万円を受け取るには、対象経費が600万円必要という計算です。外壁塗装だけでは届きません。空き家を丸ごと直す規模の工事が前提になります。
| 区分 | 補助率 | 上限 | 下限 |
|---|---|---|---|
| 住宅の改修 | 3分の2 | 働き手世帯100万円/子育て世帯最大400万円 | 補助対象経費の合計が50万円未満は対象外 |
| 家財道具の搬出等 | 3分の2 | 20万円 | 合計が5万円未満は対象外 |
家財道具の搬出が独立した枠になっています。——市は「入居又は住宅の改修のために不要な家財道具の搬出、処分又は清掃」としています。空き家には前の住人の荷物が残っていることが多い——その現実に合わせた設計です。
業者の条件があります。——「原則として、市内の施工業者(市内に事業所を有する法人または住所を有する個人事業者)による改修等とします」。
入口の条件——移住と空き家バンクが前提です
金額は大きいのですが、対象になる人がかなり絞られています。
| いつ移住したか | 令和3年4月1日以後に本市に移住された方(同日以後に県外から県内の他市町に移住し、その後本市に住民票を異動した者を含む) |
|---|---|
| どこから | 県外から県内に転入の際、継続して1年以上県外に住所を有していたもの |
| いつまで | 本市に転入して5年未満の者、または移住者となる予定の者で、改修等が完了した後、速やかに本市へ異動する者 |
| これから | 同所に5年以上居住する意思を有すること |
| 地域との関わり | 対象となる空き家が所在する自治会等に加入し、地域の活性化に寄与しようとする者 |
| 世帯 | 交付申請日において働き手世帯、または子育て世帯に該当すること |
| 税 | 本人および同一世帯の者が前住所地を含め市町村税(市町村民税・固定資産税)を滞納していないこと |
| 回数 | 過去にこの補助金の交付を受けたことがないこと |
「自治会等に加入し、地域の活性化に寄与しようとする者」という条件は、他ではあまり見ません。——移住して終わりではなく、地域に入ることまで求めている制度です。
建物の条件も限定的です。——市または県の空き家バンク等を通じて購入した一戸建て住宅。一般の不動産流通で買った家は、原則として対象になりません。
だから順番が大事です。——物件を探す段階から、西条市空き家バンクまたは「えひめ空き家情報バンク」を見る。先に一般の物件を買ってしまうと、この400万円の枠に入れません。市も「必ず事前に移住推進課にご相談ください」と書いています。
外構も対象になります(条件つき)
外構まで対象にする市は、ほかに川口市などもあります(荒川区は融資のほうで門・塀も対象)。——多くの市が外構を完全に対象外にするなか、西条市の対象経費表には「外構工事等」という区分があります。
外構工事等 車庫、物置、倉庫、門扉、壁等の工事及び植樹、剪定、除草等の植栽工事
(住宅本体の改修と合わせて行うものに限る。)
「住宅本体の改修と合わせて行うものに限る」——ここが条件です。外構だけの工事は対象になりませんが、外壁塗装と一緒にやるなら、塀や門扉も対象経費に乗せられるという読み方になります。
植栽まで入っているのも特徴です。——植樹、剪定、除草。空き家は庭が荒れていることが多いので、その手入れも対象にしているということです。
ただし「対象経費」に入ることと、「補助が増える」ことは別です。——上限(働き手100万円/子育て最大400万円)は変わりません。3分の2の計算に乗る範囲が広い、という意味で受け取ってください。
省エネ設備工事も対象です。——家庭用蓄電池、高効率給湯器、雨水貯蓄設備等で、住宅に組み込まれるものが条件。雨水貯蓄設備が入っているのは、水の豊かな西条らしい項目です。
耐震115万円+耐風69万円——台風の土地ならではの枠
西条市の木造住宅耐震改修事業には、他県ではあまり見ない項目が入っています。
| 区分 | 補助率 | 限度額 |
|---|---|---|
| 耐震改修設計 | 5分の4以内 | 20万円 |
| 耐震改修工事 | 5分の4以内 | 115万円 |
| 耐風改修工事 | 100分の23以内 | 69万円 |
| シェルター設置工事 | — | 40万円 |
「耐風改修」は、台風の常襲地域ならではの枠です。——ただし「耐震改修工事と併せて実施すること」が条件で、単独では使えません。
消費税および地方消費税は補助対象外と市が明記しています。
対象になる住宅の条件です。——昭和56年5月31日以前に着工された一戸建ての木造住宅(住宅を主とする併用住宅も対象)/2階建以下かつ延べ面積500平方メートル以下/枠組み壁工法・丸太組工法・大臣認定の特殊工法以外の木造/耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満/過去にこの事業の補助対象になっていないこと。
市が「上部構造評点」の意味まで表にして説明しています。
1.5以上=倒壊しない/1.0以上〜1.5未満=一応倒壊しない/0.7以上〜1.0未満=倒壊する可能性がある/0.7未満=倒壊する可能性が高い(一般財団法人日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」より)
補助の対象は「1.0未満」——つまり「倒壊する可能性がある」以下の家です。
業者の条件が厳しめです。——工事は「愛媛県木造住宅耐震改修登録事業者名簿に登録された事業者で、市内に本店、支店等の事業所を有し、かつ、建設業の許可を受けた事業者」。設計と工事監理は「愛媛県木造住宅耐震診断事務所名簿に登録された建築士事務所」が行うことが必要です。
受付期間は令和8年8月3日から11月30日までです。——リフォーム系より短い期間なので、耐震も考えているなら早めに動いてください。
補助金代理受領制度——立て替えが要りません
西条市の耐震改修には、支払いを楽にする仕組みがあります。
「申請者が耐震改修にかかった費用を業者に支払う際に、かかった費用から補助金額を差し引いた残額を業者に支払い、補助金は、市から直接業者に支払うといったものです」
「これまでのように、申請者が耐震改修にかかった費用の全額を業者に支払う必要がなくなり、申請者の初期費用負担が軽減されることになります」
補助金は、原則として工事が終わってから振り込まれます。——つまりいったんは全額を自分で払うのが普通です。115万円の補助でも、一度は115万円を立て替えることになります。
代理受領を使えば、その立て替えが要りません。——業者が申請者から委任を受け、補助金を市から受け取る形です。
使うなら、業者に対応してもらう必要があります。——見積もりの段階で「西条市の補助金代理受領に対応できますか」と聞いてください。制度を扱った経験がある会社なら即答できます(何社かに同じ質問をする)。
動く順番と、返還の条件
西条市の制度には、共通する注意があります。
「市から交付決定を受ける前に行った改修等は補助対象外です」(移住者住宅改修支援事業費補助金)
「補助金の確定を受けた日から5年を経過する前に改修した住宅を取り壊し、売却、賃貸、退去等した場合は、補助金を返還しなければならない場合があります」
- ①移住推進課に事前相談——市が「必ず事前にご相談ください」と書いています
- ②空き家バンクで物件を探す——西条市空き家バンク/えひめ空き家情報バンク
- ③市内業者から見積もり——原則、市内の施工業者
- ④交付申請——受付は令和8年4月1日から12月1日まで(予算額に達した時点で終了)
- ⑤交付決定を受けてから着工——ここが分かれ目です
- ⑥令和9年3月31日までに工事完了
- ⑦実績報告——完成写真、支払いが確認できる書類の写しなど
提出書類も多めです。——申請時は世帯員全員の住民票/事業計画書/誓約書/市町村税納税証明書(同一世帯の納税義務者を含む)/権原を有することを証明する書類/補助対象事業費の算出根拠/住宅の図面(配置図・平面図)/現況写真など。他の公的助成制度を利用する場合は、その申請書の写しも要ります。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
補助が無い前提で——西条の家で先に見るところ
ここから先は、制度と関係なく効く話です。——西条市で払う額を決めるのは、工事の中身のほうだからです。
- 台風と強風——市が耐風改修の枠を持っているほどの土地です。屋根まわり、棟板金、雨どいの固定を先に見てもらってください(棟板金/台風と足場)
- 海に近い面——瀬戸内に面した市です。塩分を含んだ風が当たる面は、鉄部の錆が早く出ます。「全面同じ工程でいいか」を聞いてみてください
- 「うちぬき」の土地——地下水の豊かな地域です。湿気の多い面ではコケが出やすいと考えてください(コケ・カビの見方)
- 市内業者かどうか——補助を使うなら条件になります。使わない場合でも、近い会社はアフターで動きやすいという利点があります
やることは決まっています。——同じ範囲・同じ工程で2〜3社に見積もりを出してもらうこと。面積と工程が数量で入った見積書どうしを並べれば、金額の違いがどこから来ているのかが読めます(一括見積もりサービスの比較)。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
西条市に、外壁塗装の助成金はありますか?
いま住んでいる家の塗り替えには、ありません。ただし移住者住宅改修支援事業費補助金の補助対象経費表に「外装工事 外壁の改修、張替え、塗替え、コーキング補修等」「塗装工事 屋根・外部鉄部塗替え等」と明記されています。令和3年4月1日以後に県外から移住し、空き家バンクを通じて一戸建てを購入した方が対象です。
子育て世帯だと、いくらまで出ますか?
18歳未満の子1人につき100万円で、最大400万円です。ただし補助対象経費の3分の2という縛りがあるため、400万円を受け取るには対象経費が600万円必要になります。外壁塗装だけでは届きません。空き家を丸ごと直す規模の工事が前提です。なお働き手世帯の上限は100万円です。
一般の不動産屋で買った家でも使えますか?
原則として使えません。対象住宅は「市または県空き家バンク等を通じて購入した一戸建て住宅」と限定されています。物件を探す段階から、西条市空き家バンクまたは「えひめ空き家情報バンク」を見てください。市も「必ず事前に移住推進課にご相談ください」と案内しています。
外構工事も対象になりますか?
なります。ただし条件つきです。対象経費表の「外構工事等」に「車庫、物置、倉庫、門扉、壁等の工事及び植樹、剪定、除草等の植栽工事」とあり、「住宅本体の改修と合わせて行うものに限る」と但し書きがあります。外構だけの工事は対象外ですが、外壁塗装と一緒にやるなら乗せられるという読み方です。外構を完全に対象外にする市が多いなかで、珍しい形です。
耐震の補助はいくらですか?
設計が5分の4以内で20万円、工事が5分の4以内で115万円です。さらに耐風改修工事に100分の23以内・限度額69万円という枠があり、これは耐震改修工事と併せて実施する場合に使えます。耐震シェルターの設置は限度額40万円。消費税および地方消費税は補助対象外です。受付は令和8年8月3日から11月30日まで。
補助金の立て替えが大変なのですが。
耐震改修には「補助金代理受領制度」があります。市は「かかった費用から補助金額を差し引いた残額を業者に支払い、補助金は、市から直接業者に支払う」「申請者の初期費用負担が軽減されることになります」と説明しています。業者が対応している必要があるので、見積もりの段階で「西条市の補助金代理受領に対応できますか」と確認してください。
補助を受けたあと、引っ越したらどうなりますか?
返還になる場合があります。市は「補助金の確定を受けた日から5年を経過する前に改修した住宅を取り壊し、売却、賃貸、退去等した場合は、補助金を返還しなければならない場合があります」と明記しています。そもそも申請の条件に「同所に5年以上居住する意思を有すること」が入っています。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
西条市の公式ページと配布資料を2026年9月6日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わることがあります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 西条市「【受付開始】西条市移住者住宅改修支援事業費補助金のご案内」(ページID 0075129/2026年4月1日更新/補助対象者・対象住宅・補助対象経費・補助金額・申請受付期間・注意事項・申請に必要な書類・様式一覧)
- 西条市「補助対象経費」PDF(別表第5条関係/木工事・屋根工事・サッシ工事・建具工事・内装工事・外装工事・塗装工事・左官タイル工事・給排水設備工事・電気設備工事・エクステリア工事・省エネ設備工事・外構工事等の区分と具体例、補助率と上限の算定式、家財道具の搬出等)
- 西条市「令和8年度 木造住宅耐震改修事業のご案内」(ページID 0081558/2026年8月3日更新/対象となる住宅・上部構造評点の意味の表・補助対象者・補助金額・対象となる耐震改修・愛媛県の登録名簿の要件・受付期間・補助金代理受領制度)
- 西条市「補助・助成」一覧(住宅向け制度の突合に使用。ブロック塀等安全対策事業、省エネ家電製品購入促進事業、脱炭素重点対策加速化事業補助金なども掲載)
- 西条市の公式ページを開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
移住者住宅改修支援事業費補助金=移住推進課 移住推進係(西条市庁舎新館4階)
〒793-8601 愛媛県西条市明屋敷164番地
木造住宅耐震改修事業・ブロック塀等安全対策事業=建築課
※申請前に必ず事前相談を。交付決定を受ける前に行った改修等は対象外です
愛媛県内のほかの市も調べています。——松山市/今治市(市が「家の外壁の塗替え・修繕」を対象外と名指し。耐震は115万円)。同じ愛媛でも、市が変われば答えが変わります(助成金ガイド)。