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【2026年度】登米市の外壁塗装に使える助成金
出ますただし登米町寺池の一部に限られます/色彩の統一に上限30万円
- 交付対象経費に、こう書かれています
- 「2.住宅等の新築、増築、改築及び修繕の際の外観に係る経費」上限300万円
「6.住宅等の外観における色彩の統一に係る経費」上限30万円 - 制度名
- 登米市街なみ景観整備事業補助金/補助率は交付対象経費の2分の1またはそれぞれの上限額のいずれか少ない額
- 対象は登米町寺池の一部です
- 登米市登米町寺池【上町の一部、中町、荒町、桜小路の一部、三日町、九日町、金谷の一部、前舟橋の一部】——市内全域ではありません
- 色がマンセル値で決まっています
- 外壁は色相Y・YRなら彩度4以下、それ以外の色相なら彩度2以下(明度は指定なし)/屋根は色相R・YRなら明度6以下・彩度2以下、それ以外は明度6以下・彩度1以下
- 板張りの塗装まで指定があります
- 「板張りの場合は、白木、焼き板、艶消し塗装等とする」/サッシ・ドア・格子は「黒系、茶系で色彩基準を満たすこと」
- 受付中です(先着)
- 令和8年11月30日(月曜日)まで/「申請の受付順に、本年度の予算の範囲内での交付となります」
- 区域外の方は耐震の加算です
- 耐震改修は費用の80%・上限115万円+「10万円以上のリフォーム工事を同時に実施した場合 上限=10万円」(宮城県内の建設業者(本店・支店)に依頼した場合)
「登米市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。登米市には「外観の色」にお金が出る制度があります。——「住宅等の外観における色彩の統一に係る経費」上限30万円。ただし場所が限られ、色もマンセル値で決まっています。区域の内と外、両方の道を整理します。
宮城県内の7市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——登米市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は宮城県の助成金まとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/宮城県の外壁塗装 悪質業者リスト
このページの内容全10項目
「外観の色」に30万円が出る制度
登米市街なみ景観整備事業補助金です。市はこう説明しています。
「登米町では、『みやぎの明治村』をキャッチフレーズに町内の文化財や景観の保全…市民と行政が連携しながらまちづくりを進めており…
登米町の街なみ景観を保全し、後世へ伝えていくため、明治時代の建造物や武家屋敷などの歴史的建造物が多く存在する登米町寺池地区の一部の区域で、街なみにあった住宅や門・塀等を整備する際の経費の一部を助成する補助制度です。」
交付対象経費は7つあり、そのうち2つが外壁塗装に直接かかわります。
| 交付対象経費 | 上限額 | 財産の処分制限期間 |
|---|---|---|
| 1.門、塀、樹木等の移設に係る経費 | 100万円 | 10年 |
| 2.住宅等の新築、増築、改築及び修繕の際の外観に係る経費 | 300万円 | 10年 |
| 3.門、塀等の外構修景整備に係る経費 | 300万円 | 10年 |
| 4.建築設備の隠蔽及び修景に係る経費 | 30万円 | 5年 |
| 5.自動販売機の隠蔽及び修景に係る経費 | 15万円 | 5年 |
| 6.住宅等の外観における色彩の統一に係る経費 | 30万円 | 5年 |
| 7.その他市長が必要と認めた経費 | 200万円 | 10年 |
「修繕の際の外観に係る経費」と「外観における色彩の統一に係る経費」——外壁の塗り替えは、この2つの言葉に当てはまるように読めます。——補助率は「交付対象経費の2分の1またはそれぞれの上限額のいずれか少ない額」。「交付対象経費が複数ある場合には、補助率等にかかわらず、300万円が上限です」。
当サイトは「塗装が対象です」と断定しません。——市の資料に「外壁塗装」という言葉はないからです。建設部住宅都市整備課 都市整備係、または登米総合支所市民課 地域振興係(0220-52-5051)に、「外壁の塗り替えは2番と6番のどちらで申請しますか」と聞いてください。
受付期間と、先着であること
「申込受付期間(令和8年度) 令和8年11月30日(月曜日)まで」
「※申請の受付順に、本年度の予算の範囲内での交付となります。予算の範囲を超える申請があった場合は、次年度以降の受付となります。」
抽選ではなく先着です。——気仙沼市の抽選とは逆で、早く出したほうが有利です。
「財産の処分制限期間」に注意してください。——色彩の統一は5年、外観の修繕は10年。その期間は、補助を受けた部分を勝手に元に戻せないという意味です。塗り替えの周期はおおむね10年前後なので、実務上はあまり問題になりませんが、売却や建て替えの予定があるなら先に相談してください。
色はマンセル値で決まっています
市は「寺池地区整備基準」と「色彩ガイド」を公開しています。——色は感覚ではなく、マンセル表色系の数値で指定されています。
| 部位 | 色相 | 明度 | 彩度 |
|---|---|---|---|
| 外壁・工作物・屋外広告物 | Y(黄)・YR(黄赤) | 指定なし | 4以下 |
| 左記以外の色相 | 指定なし | 2以下 | |
| 屋根 | R(赤)・YR(黄赤) | 6以下 | 2以下 |
| 左記以外の色相 | 6以下 | 1以下 |
「※天然素材が出す色彩に関してはこの限りでない。」——木や土などの素材そのものの色は、この基準の外です。基準は武家屋敷通り地区・商家通り地区・住宅地区の3つとも同じ数値です。
読み方を、やさしく言い直します。
- 彩度は「色の鮮やかさ」——市の色彩ガイドは「彩度は色の鮮やかさを0から14程度までの数値で表すものです。鈍い色ほど数値が小さく、黒、白、グレーなどの無彩色は0になり、鮮やかな色ほど数値が大きくなります」と説明しています
- つまり「派手な色は使えない」——ベージュや茶系(Y・YR)なら彩度4まで、それ以外の色(青や緑など)は彩度2まで。青や緑を選ぶなら、かなり鈍い色に限られます
- 明度は「明るさ」——「暗い色ほど数値が小さく、明るい色ほど数値が大きくなり10に近くなります」。屋根は6以下=明るすぎる屋根は不可
塗料のカタログには、マンセル値が載っています。——色見本の番号だけで決めず、「この色のマンセル値はいくつですか」と業者に聞いてください。答えられない業者は、この区域の申請に慣れていない可能性があります(外壁の色選び/業者の選び方)。
塗装の仕上げにも指定があります
整備基準の「外壁の素材」の欄には、こう書かれています。
「漆喰、土壁、木質又はそれに近い色合いの素材とする」
「腰壁をつける場合は、なまこ壁、板張り又はそれに近い色合いの素材とする」
「板張りの場合は、白木、焼き板、艶消し塗装等とする」
サッシ・ドア・格子・飾り等:「黒系、茶系で色彩基準を満たすこと」「木質、木目調とする」
「艶消し塗装」と名指しされています。——一般的な外壁塗装では「艶あり」を勧められることが多い(汚れが落ちやすく、耐久年数も長めに設定されていることが多いため)ので、この区域では方針が逆になります。見積もりの段階で「艶消しで」と伝えてください(艶あり・艶消しの違い)。
屋根と太陽光にも基準があります。——「形状は入母屋、切妻、寄棟のいずれかとし、棟、軒の出を設ける」「素材はスレート、瓦又はそれに近い色合いの素材とする」「新築又は葺き替えの場合の勾配は、3寸以上とする」。屋根に設ける太陽光発電施設等は「補助対象外とする」とされ、設置する場合は「屋根材として使用可能な、屋根一体型であること」「光沢や反射がないこと」「太陽光パネルは屋根の色と合わせ特出して目立たないように努める」という要件が示されています。
対象になる区域と、ならない区域
対象となる区域
登米市登米町寺池【上町の一部、中町、荒町、桜小路の一部、三日町、九日町、金谷の一部、前舟橋の一部】
「一部」と書かれた地区があります。——同じ町名でも対象外の場所があります。自分の家が入るかどうかは、必ず窓口で確認してください。
区域内は3つの地区に分かれています。——武家屋敷通り地区(「江戸時代の風情を感じられる、落ち着きのある建築物」)、商家通り地区(「各時代を代表する様式で構成される街なみに懐かしさを感じられる建築物」)、住宅地区(「町屋を中心とした古い街なみを活かした建築物」)。色彩の数値は3地区とも同じですが、外壁の素材や門・塀の基準は地区で違います。
市は判断材料を全部PDFで出しています。——寺池地区整備基準/屋根形状/色彩ガイド/参考事例/申請の流れ/街なみ景観整備事業パンフレット(全13ページ)。「参考事例」まであるのは親切です。
これは「制限」ではなく「補助」です。——近江八幡市(滋賀)の伝統的建造物群保存地区では、「色彩の変更でその外観を変更することとなるもの」に許可申請が必要——つまり手続きが増える側でした。登米市の寺池地区は、基準を満たせばお金が出る側です。同じ「歴史的な街なみ」でも、制度の向きが逆です。
区域外の方へ——耐震改修の加算10万円
寺池地区の外にお住まいなら、街なみ景観整備事業は使えません。——残る道が木造住宅耐震改修工事助成事業です。
ここに、少し困ったことがあります。——市のホームページには、加算の条件が書かれていません。
| どこに載っているか | 書かれている内容 |
|---|---|
| 市のホームページ (地震対策事業について) | 「耐震改修費用の80%『上限115万円』を助成します。」 「※加算制度が設けられており、最大10万円が加算されます。(詳細については、お問い合わせください。)」条件が書かれていません |
| 市が公開している補助金一覧PDF (令和8年度 補助金等情報一覧≪建設部≫) | 「宮城県内の建設業者(本店・支店)に依頼した場合、次の加算制度が有ります。 ○10万円以上のリフォーム工事を同時に実施した場合 上限=10万円」 |
PDFを開かないと、条件が分かりません。——「宮城県内の建設業者(本店・支店)に依頼した場合」という業者の条件と、「10万円以上のリフォーム工事を同時に実施した場合」という工事の条件。これは名取市とまったく同じ2条件です。
| 補助率・限度額 | 耐震改修費用の80%・上限115万円(+加算10万円で最大125万円) |
|---|---|
| 前提 | 「木造住宅耐震診断助成事業による耐震診断を受け、耐震改修工事が必要と診断された住宅」 |
| いま受付中です | 「(令和9年度分の受付を開始します。)受付期間:令和8年8月3日(月曜日)から令和8年11月30日(月曜日)まで」 |
| 申請に必要なもの | 仮申込書/工事見積書の写し(耐震診断時の概算見積を除く)/耐震一般診断結果報告書の写し/耐震改修計画書等の写し |
| 診断は今年度終了 | 耐震診断の申込期間は令和8年5月7日〜6月19日で「今年度の受付は終了しました。」/助成件数20件 |
| 窓口 | 建設部 建築営繕課(0220-34-2318)/〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地 |
順番に注意してください。——耐震改修の助成は「診断を受けた住宅」が対象ですが、その診断の受付は6月19日で終わっています。まだ診断を受けていない方は、来年度(5月ごろ)の受付を待つことになります。
「工事見積書の写し(耐震診断時の概算見積を除く)」に注目してください。——診断のときにもらう概算見積では申請できません。業者から正式な見積書をもらう必要があります。そのタイミングで「リフォーム工事を10万円以上同時にやる」ことを見積書に入れておくのが、加算を受ける道筋になります。
診断の負担額
| 延床面積 | 診断費用総額 | 市負担額 | 個人負担額 |
|---|---|---|---|
| 200㎡以下 | 150,800円(133,100円) | 142,400円(125,600円) | 8,400円(7,500円) |
| 200㎡超〜270㎡以下 | 161,300円(142,600円) | 142,400円(125,600円) | 18,900円(17,000円) |
| 270㎡超〜340㎡以下 | 171,700円(152,000円) | 142,400円(125,600円) | 29,300円(26,400円) |
| 340㎡超 | 182,200円(161,400円) | 142,400円(125,600円) | 39,800円(35,800円) |
「※()内の金額は、改修計画を作成しない場合の金額を示しています」「※金額は、消費税および地方消費税相当額を含んでいます」。対象は「昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された平屋から3階建てまでの木造一戸建て住宅」で、申込時に「建物の建築年が分かる資料の写し(建物の登記事項証明書・固定資産税納税通知書など)」が要ります。
助成件数を公開している市です
登米市は、制度ごとに「助成件数」を書いています。——これは珍しいことです。
| 制度 | 件数 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 木造住宅耐震診断助成事業 | 20件 | 令和8年5月7日〜6月19日(受付終了) |
| 木造住宅耐震改修工事助成事業 | 記載なし | 令和8年8月3日〜11月30日(令和9年度分) |
| 危険ブロック塀等除却事業 | 9件 | 令和8年5月7日〜11月27日 |
| 地域集会施設耐震診断助成事業 | 1件 | 令和8年5月7日〜11月27日 |
| 地域集会施設耐震改修工事助成事業 | 0件 | 随時相談を受付 |
診断が20件、ブロック塀が9件。——枠は小さいと考えてください。だから診断は6月に締め切られたのです。
危険ブロック塀等除却事業
市は「※令和8年度から危険ブロック塀等除却事業補助金の内容が変更になりました」としています。
| 補助金額 | 上限額 312,000円/補助額 8,000円/m/補助率 除去費の6分の5以内 |
|---|---|
| 補助率の高さ | 6分の5=約83%。名取市・気仙沼市・栗原市はいずれも3分の2で、登米市はそれより高い率です |
| 対象 | 「公衆用道路等沿いに設置され道路からの高さ1メートル以上のもの(擁壁上の場合は0.4メートル以上)」「一部除却する場合は、道路面から50cm以下としたもの」「実態調査で『要改善・緊急改善』判定を受けたもの」 |
| 申込期間 | 令和8年5月7日〜11月27日/補助件数9件 |
そのほかの制度
登米市空き家改修事業補助金——「登米市空き家情報バンクに登録した空き家の改修に要する経費の一部を補助する」もので、「修繕及び工事に要する費用の2分の1、50万円を限度額として補助(1件10万円未満の改修は対象外)」。対象者は「登米市空き家情報バンクに登録した空き家の所有者及び利用希望者」です。
登米市住まいサポート事業補助金——これは住宅の取得(新築・購入)が対象で、リフォームは含まれません。新築・購入で取得経費総額(500万円以上を対象)の10分の1・限度額50万円(40歳未満の夫婦世帯)または35万円、中古住宅は(300万円以上を対象)の10分の1・25万円または17万5千円。「市内工務店(市内に事業所の本店がある法人または住所を置く個人事業主)などの業者による新築住宅取得で10万円を加算」「中学生以下の同居扶養親族(交付申請時)1人につき5万円を加算(制限なし)」。住宅金融支援機構との連携協定により、【フラット35】の当初5年間の借入金利が0.25%引き下げられます。
木材を使うなら、もう1つあります。——森林を活かす木造建築支援事業は「市内産木材を3㎥以上(新築又は購入にあっては、5㎥以上)使用し、市内で住宅等を新築等する場合に支援」で、改修も対象。「市内産羽目板、床材使用加算(杉材)1千円/㎡(上限:5万円)」「(広葉樹材)4千円/㎡(上限:15万円)」とあるので、外壁を板張りにする場合は関係します(塗装だけでは対象になりません)。担当は農林振興課(0220-34-2709)。
登米の家で、塗る前に見るところ
登米市は宮城県の北部、北上川の流域に広がる内陸の市です。市役所は迫町佐沼字中江二丁目6番地1。担当課が庁舎ごとに分かれています——建築営繕課は中田町、街なみ景観の窓口は登米総合支所にもあります。
- 雪と凍結が外壁を傷めます——壁に染み込んだ水が凍って膨らみ、内側から壁を壊すことがあります。ひび割れが増えていたら、塗る前に直す工事が要ります(シーリングの打ち替え/雨漏りの原因)
- 寺池地区なら「艶消し」が前提です——一般的な提案とは逆になるので、最初に伝えてください(艶あり・艶消しの違い)
- 色はマンセル値で確認を——ベージュ・茶系(Y・YR)なら彩度4以下、それ以外は彩度2以下。塗料のカタログに載っています(外壁の色選び)
- 市域が広く、業者の移動距離に差が出ます——諸経費や運搬費が見積書に乗ることがあります。「一式」で済ませず内訳を聞いてください(見積書のチェック項目)
- 塗り替えの適期は春と秋——梅雨と真冬を外すのが一般的です(季節と工期)
結婚新生活支援事業——外壁塗装には使えません
登米市には結婚新生活支援事業がありますが、外壁塗装には使えません。実施している市でも対象になる経費は同じではないので、「いくら出るか」より先に「何に使えるか」を見てください。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 40万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 住宅取得費用(新築費用、建売住宅または中古住宅の購入費用)・住宅賃貸費用(3か月分の家賃及び共益費、敷金、礼金、仲介手数料)・引越費用です |
| 対象外 | リフォーム費用は対象経費の表に入っていません。勤務先から住宅にかかる手当が支給されている場合は、その額が差し引かれます |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支出したもの |
| 窓口 | 登米市子育て支援課(上限が29歳以下40万円と、多くの市の60万円とは違う設定です) |
ただし、この市の制度は外壁塗装には使えません。補助の対象が限られているためです。実施している市でも対象経費は同じではないので、金額の前に「何に使えるか」を見てください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度が使えると分かったあと、次に気になるのが国の制度だと思います。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
登米市で、外壁塗装に助成は出ますか?
登米町寺池の一部の区域なら、出る可能性があります。——登米市街なみ景観整備事業補助金の交付対象経費に「住宅等の新築、増築、改築及び修繕の際の外観に係る経費」(上限300万円)と「住宅等の外観における色彩の統一に係る経費」(上限30万円)があり、補助率は2分の1です。区域外の方は、耐震改修の加算10万円が残る道になります。
対象になる区域はどこですか?
登米市登米町寺池【上町の一部、中町、荒町、桜小路の一部、三日町、九日町、金谷の一部、前舟橋の一部】です。「一部」と書かれた地区があるので、同じ町名でも対象外の場所があります。建設部住宅都市整備課 都市整備係、または登米総合支所市民課 地域振興係(0220-52-5051)で確認してください。
好きな色に塗れますか?
色に基準があります。外壁はマンセル値で「色相Y・YRなら彩度4以下、それ以外の色相なら彩度2以下」(明度は指定なし)、屋根は「色相R・YRなら明度6以下・彩度2以下、それ以外は明度6以下・彩度1以下」。要するに「派手な色は使えない」ということです。「※天然素材が出す色彩に関してはこの限りでない。」という但し書きがあります。
艶ありで塗ってもいいですか?
板張りの場合は、市の整備基準に「板張りの場合は、白木、焼き板、艶消し塗装等とする」とあります。一般的な外壁塗装では艶ありを勧められることが多いので、この区域では方針が逆になります。見積もりの段階で「艶消しで」と伝えてください。
申込はいつまでですか?
令和8年度は令和8年11月30日(月曜日)までです。抽選ではなく先着で、市は「申請の受付順に、本年度の予算の範囲内での交付となります。予算の範囲を超える申請があった場合は、次年度以降の受付となります」としています。
区域外です。耐震の加算はいくらですか?
最大10万円です。市のホームページには「※加算制度が設けられており、最大10万円が加算されます。(詳細については、お問い合わせください。)」としか書かれていません。市が公開している補助金一覧PDF(建設部)には条件が書かれており、「宮城県内の建設業者(本店・支店)に依頼した場合」「10万円以上のリフォーム工事を同時に実施した場合 上限=10万円」となっています。本体は耐震改修費用の80%・上限115万円です。
耐震診断はまだ申し込めますか?
今年度は終了しています。申込期間は令和8年5月7日から6月19日までで、市は「(今年度の受付は終了しました。)」と書いています。助成件数は20件。耐震改修の助成は「診断を受けた住宅」が対象なので、まだ診断を受けていない方は来年度を待つことになります。耐震改修のほうは、令和9年度分の受付が令和8年8月3日から11月30日まで行われています。
ブロック塀の補助はいくらですか?
上限312,000円/補助額8,000円/m/補助率は除去費の6分の5以内です。6分の5(約83%)は、名取市・気仙沼市・栗原市(いずれも3分の2)より高い率です。補助件数は9件、申込期間は令和8年5月7日から11月27日まで。
太陽光をつけたいのですが、景観の補助は使えますか?
屋根に設ける太陽光発電施設等は「補助対象外とする」とされています。設置する場合は「屋根材として使用可能な、屋根一体型であること」「光沢や反射がないこと」「太陽光パネルは屋根の色と合わせ特出して目立たないように努める」という要件が示されています。屋根に載せるなら、塗り替えを先に済ませておくのが基本です。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
登米市の公式ページと、市が公開している資料を2026年9月7日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。
- 登米市「登米市結婚新生活支援事業補助金について」(補助対象経費=令和8年4月1日から令和9年3月31日までに支出した経費のうち、次の経費を合計した額で1世帯あたり最大40万円を上限に補助/補助上限額=(1)夫婦双方が29歳以下の世帯 40万円、(2)(1)以外の世帯 30万円(いずれも夫婦双方が39歳以下であることが必要)/対象経費=住宅取得費用(新築費用、建売住宅または中古住宅の購入費用)、住宅賃貸費用(3か月分の家賃及び共益費、敷金、礼金、仲介手数料)、引越費用(引越業者または運送業者に支払った費用。市内への転居に限る)=リフォーム費用は表に入っていません/勤務先から住宅にかかる手当が支給されている場合はその額を控除/要件にライフデザイン支援講座の受講、医療機関への妊娠・出産に関する相談、共家事・共育て講座の受講など)
- 登米市「街なみ景観整備事業補助金」(「登米町の街なみ景観を保全し、後世へ伝えていくため、明治時代の建造物や武家屋敷などの歴史的建造物が多く存在する登米町寺池地区の一部の区域で、街なみにあった住宅や門・塀等を整備する際の経費の一部を助成する補助制度です。」/交付対象経費と上限額=「1.門、塀、樹木等の移設に係る経費 100万円」「2.住宅等の新築、増築、改築及び修繕の際の外観に係る経費 300万円」「3.門、塀等の外構修景整備に係る経費 300万円」「4.建築設備の隠蔽及び修景に係る経費 30万円」「5.自動販売機の隠蔽及び修景に係る経費 15万円」「6.住宅等の外観における色彩の統一に係る経費 30万円」「7.その他市長が必要と認めた経費 200万円」/補助率=「交付対象経費の2分の1またはそれぞれの上限額のいずれか少ない額」・「※交付対象経費が複数ある場合には、補助率等にかかわらず、300万円が上限です。」/財産の処分制限期間=10年(4〜6は5年)/対象区域=「登米市登米町寺池【上町の一部、中町、荒町、桜小路の一部、三日町、九日町、金谷の一部、前舟橋の一部】」/申込受付期間(令和8年度)=「令和8年11月30日(月曜日)まで」「※申請の受付順に、本年度の予算の範囲内での交付となります。予算の範囲を超える申請があった場合は、次年度以降の受付となります。」/問い合わせ先=建設部住宅都市整備課都市整備係または登米総合支所市民課地域振興係(0220-52-5051)/配布資料=寺池地区整備基準/屋根形状/色彩ガイド/参考事例/申請の流れ/街なみ景観整備事業パンフレット(全13ページ))
- 登米市「寺池地区整備基準」(区分=武家屋敷通り地区/商家通り地区/住宅地区/建築物の様式=「江戸時代の風情を感じられる、落ち着きのある建築物」「各時代を代表する様式で構成される街なみに懐かしさを感じられる建築物」「町屋を中心とした古い街なみを活かした建築物」/屋根の形状及び材質=「形状は入母屋、切妻、寄棟のいずれかとし、棟、軒の出を設ける」「素材はスレート、瓦又はそれに近い色合いの素材とする」「新築又は葺き替えの場合の勾配は、3寸以上とする」/外壁の素材=「漆喰、土壁、木質又はそれに近い色合いの素材とする」「腰壁をつける場合は、なまこ壁、板張り又はそれに近い色合いの素材とする」「板張りの場合は、白木、焼き板、艶消し塗装等とする」/サッシ・ドア・格子・飾り等=「黒系、茶系で色彩基準を満たすこと」「木質、木目調とする」/建築物の高さ=武家屋敷通り10m以内・商家通り15m以内・住宅地区10m以内/屋根に設ける太陽光発電施設等=「補助対象外とする」「屋根材として使用可能な、屋根一体型であること」「光沢や反射がないこと」「太陽光パネルは屋根の色と合わせ特出して目立たないように努める」/色彩(マンセル値)=外壁・工作物・屋外広告物は「色相Y・YR=彩度4以下/左記以外=彩度2以下、明度は指定なし」、屋根は「色相R・YR=明度6以下・彩度2以下/左記以外=明度6以下・彩度1以下」・「※天然素材が出す色彩に関してはこの限りでない。」/「※補助金の申請を行うためには、区分ごとに該当する基準を満たす必要があります。」)
- 登米市「色彩ガイド」(「マンセル表色系は、色彩を客観的にとらえる方法として確立されたシステムで、『色相』、『明度』、『彩度』の3属性の組み合わせによって1つの色を表すものです。」/「明度は、明るさを0から10までの数値で表すものです。暗い色ほど数値が小さく、明るい色ほど数値が大きくなり10に近くなります。」/「彩度は色の鮮やかさを0から14程度までの数値で表すものです。鈍い色ほど数値が小さく、黒、白、グレーなどの無彩色は0になり、鮮やかな色ほど数値が大きくなります。」/「屋根の使用可能範囲」「外壁等の使用可能範囲」を図示)
- 登米市「地震対策事業について」(更新日2026年7月15日/木造住宅耐震診断助成事業=対象「昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された平屋から3階建てまでの木造一戸建て住宅」・負担額の表=200㎡以下は診断費用総額150,800円(133,100円)・市負担額142,400円(125,600円)・個人負担額8,400円(7,500円)ほか3区分・「※()内の金額は、改修計画を作成しない場合の金額を示しています。」・申込期間「令和8年5月7日(木曜日)から令和8年6月19日(金曜日)まで(今年度の受付は終了しました。)」・助成件数20件/木造住宅耐震改修工事助成事業=「耐震改修費用の80%『上限115万円』を助成します。」「※加算制度が設けられており、最大10万円が加算されます。(詳細については、お問い合わせください。)」・申込期間「(令和9年度分の受付を開始します。)受付期間:令和8年8月3日(月曜日)から令和8年11月30日(月曜日)まで」・申請に必要なもの「仮申込書」「工事見積書の写し(耐震診断時の概算見積を除く)」「耐震一般診断結果報告書の写し」「耐震改修計画書等の写し」/危険ブロック塀等除却事業=「※令和8年度から危険ブロック塀等除却事業補助金の内容が変更になりました。」「上限額 312,000円」「補助額 8,000円/m」「補助率 除去費の6分の5以内」・申込期間令和8年5月7日〜11月27日・補助件数9件/地域集会施設耐震診断助成事業=上限165,600円・助成件数1件/地域集会施設耐震改修工事助成事業=上限666,000円・助成件数0件/問い合わせ先=登米市建設部建築営繕課 〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地・0220-34-2318)
- 登米市「令和8年度 補助金等情報一覧≪建設部≫」(令和8年4月現在/耐震改修の欄に「宮城県内の建設業者(本店・支店)に依頼した場合、次の加算制度が有ります。○10万円以上のリフォーム工事を同時に実施した場合 上限=10万円」と明記/「※令和8年度の募集は終了」「※令和9年度の募集は8月~11頃を予定」/登米市空き家改修事業補助金=「登米市空き家情報バンクに登録した空き家の改修に要する経費の一部を補助する。」「○修繕及び工事に要する費用の2分の1、50万円を限度額として補助(1件10万円未満の改修は対象外)」/登米市がけ地近接等危険住宅移転事業=除却等費 上限97.5万円・建設助成費 上限(建物)325万円・(土地)96万円/民間建築物吹付けアスベスト分析調査事業=上限額1棟あたり250,000円)
- 登米市「登米市住まいサポート事業補助金」(住宅の新築・購入が対象でリフォームは含まれない/新築・購入=「住宅本体の取得経費総額(500万円以上を対象)の10分の1」・限度額50万円(申請者及び配偶者が40歳未満の世帯)または35万円/中古住宅=「(300万円以上を対象)の10分の1」・25万円または17万5千円/加算=「市内工務店(市内に事業所の本店がある法人または住所を置く個人事業主)などの業者による新築住宅取得で10万円を加算」「中学生以下の同居扶養親族(交付申請時)1人につき5万円を加算(制限なし)」/「※土地の取得費用は対象となりません。」/申請期間=「住宅を取得した日から6か月以内」/「平成31年3月12日に行われた本市と住宅金融支援機構との連携協定締結により、登米市住まいサポート事業補助金の対象者が、住宅金融支援機構の住宅ローン【フラット35】を利用する場合に、一定の要件を満たすことで当初5年間の借入金利が0.25%引き下げられます。」/まちづくり推進課ふるさと定住係)
- 登米市「令和8年度 補助金等情報一覧≪産業経済部≫」の「森林を活かす木造建築支援事業」(「市内産木材を3㎥以上(新築又は購入にあっては、5㎥以上)使用し、市内で住宅等を新築等する場合に支援」/「市内産木材材積使用量により支援 3万円/㎥(上限:45万円)」「○認証材使用加算 5千円/㎥(上限:10万円)」「○市内産羽目板、床材使用加算(杉材)1千円/㎡(上限:5万円)」「○市内産羽目板、床材使用加算(広葉樹材)4千円/㎡(上限:15万円)」「○市内製材所活用加算 15万円(定額)」/対象は新築・増築・改築・購入又は改修/「申請は、住宅等建築完了後12か月以内」/農林振興課 0220-34-2709)
- 登米市「街なみ景観整備事業補助金」を開く——整備基準・色彩ガイド・参考事例のPDFがダウンロードできます
- 登米市「街なみ景観整備事業補助金」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
街なみ景観整備事業:建設部 住宅都市整備課 都市整備係(0220-34-2316)/登米総合支所 市民課 地域振興係(0220-52-5051)
耐震診断・耐震改修・危険ブロック塀:建設部 建築営繕課(0220-34-2318) 〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地
登米市役所 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1/代表 0220-22-2111
業務時間 8時30分〜17時15分(土日祝・12月29日〜1月3日を除く)
街なみ景観と耐震改修は11月30日まで、危険ブロック塀は11月27日まで。耐震診断は6月19日で今年度の受付終了です
宮城県内のほかの市も調べています。——宮城県の助成金まとめ/仙台市/石巻市/大崎市/名取市/気仙沼市/栗原市。隣の市で出て、自分の市では出ないことがあります(助成金ガイド/業者の選び方/外壁塗装の費用相場)。