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【2026年度】宇治市の外壁塗装に使える補助金

出ます。ただし住所で決まります景観形成助成制度=2分の1・限度額100万円(建築物の外観)

対象経費
「建築物の新築、増築、改築、移転、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」——外壁の色を変える工事が、そのまま入っています
条件
対象は10路線の沿道地区だけ。宇治市全域ではありません
色は自由に選べません。地区ごとの景観形成助成基準に適合させる必要があります
塀も
門、塀、石垣等の「色彩の変更」も別枠で2分の1・限度額100万円
耐震
耐震化重点エリアなら上限172.5万円。空き家なら補助率100パーセントという枠もあります

宇治市で「外壁塗装 助成金」を調べてこのページに来た方へ。——宇治市には、外壁の塗り替えに最大100万円が出る制度があります。名前は「住宅リフォーム補助金」でも「省エネ改修」でもありません。景観形成助成制度です。対象経費の欄に、はっきり「色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」と書かれています。——ただし誰でも使えるわけではありません。宇治市はこの助成の対象を10本の道路の沿道に限っていて、色も自由には選べません。順番に説明します。

京都府内の6市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——宇治市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は京都府の助成金まとめにあります。

京都市亀岡市舞鶴市京丹後市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全16項目

先に結論——外壁の塗り替えに100万円。ただし住所で決まります

宇治市の住宅向け支援を並べると、こうなります。2026年9月3日に市の公式ページと交付基準のPDFを直接開いて確認しました。

制度助成額外壁塗装は
景観形成助成制度(建築物)2分の1・限度額100万円対象(区域内のみ)
景観形成助成制度(門・塀・石垣)2分の1・限度額100万円塀の塗り替えも対象
景観形成助成制度(景観重要建造物)2分の1・限度額300万円対象
木造住宅耐震改修等工事の補助上限172.5万円(重点エリア)対象外
老朽空き家等解体補助金解体が対象対象外

宇治市には、工事の内容を問わない「住宅リフォーム助成金」はありません。そのかわりにあるのが、景観という切り口の助成です。——世界遺産の平等院と宇治上神社を抱える市らしい設計だと言えます。

ただし、この制度は住所で決まります。——宇治市に住んでいれば使える、という制度ではありません。ここが最大の分かれ目です。

「色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」が対象です

まず根拠を出します。宇治市の景観形成助成の別表、対象物の種類と経費の種別の欄です。

対象物経費の種別助成率限度額
建築物(景観重要建造物を除く)新築、増築、改築、移転、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費2分の1100万円
景観重要建造物修繕に係る工事費のうち外観に係る経費2分の1300万円
工作物(門・塀・石垣等)新設、増築、改築、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費2分の1100万円
屋外広告物広告物の設置、除却等に係る経費2分の150万円
その他良好な景観の形成に寄与すると認められる行為に係る経費2分の1100万円

「色彩の変更」。——外壁塗装を、これ以上ないほど正面から書いた表現です。しかも「修繕、模様替」まで並んでいます。

市の説明も、同じ方向を向いています。

建築物、工作物(門・塀など)、屋外広告物の新設・改修工事など、良好な景観の形成に著しく貢献すると認められる場合、予算の範囲内において経費の一部を助成します。

対象工事の定義は「良好な景観の形成に著しく貢献する建築物・塀等の新築・改装工事、屋外広告物の改修・除却工事、対象工事の設計費等で宇治市の基準(景観形成助成基準)に適合するもの」——設計費まで対象に入っています。

ひとつ注意があります。助成額は「宇治市の査定額の2分の1以下」です。業者の見積額の半分ではなく、市が査定した額の半分。ここは見積書を出してみないと分かりません。

対象は10路線の沿道だけ。宇治市全域ではありません

この制度で、いちばん多くの人がふるい落とされるのがここです。

市は建築物・塀等の助成対象区域を、次の10路線の沿道地区としています。

  • 府道平等院線
  • 府道宇治公園線
  • 府道大津南郷宇治線の一部
  • 府道万福寺線
  • 市道宇治橋線
  • 市道宇治駅前線
  • 市道宇治395号線
  • 市道宇治志津川線の一部
  • 市道乙方三番割線の一部
  • 市道白川浜山本線

平等院や宇治橋のまわり、白川、そして黄檗(萬福寺のあたり)——観光客が歩く通り、と考えるとおおむね合っています。もともと平成25年度に9路線へ拡大され、平成28年度にもう1路線が追加された、という経緯です。

「一部」と書かれている路線があります。——府道大津南郷宇治線、市道宇治志津川線、市道乙方三番割線は路線全体ではありません。自分の家が入るかどうかは、市が公開している「景観形成助成対象区域図」で確認してください。道路名だけで判断すると外れます。

屋外広告物だけは対象区域が別で、景観計画重点区域が対象です。店舗の看板を出している方は、こちらも見てください。

——ここまで読んで「自分の家は区域外だ」と分かった方へ。その場合、外壁にかかる金額を動かせるのは見積もりだけになります見積もりの取り方外壁塗装の相場)。

色は自由に選べません——基準が数値で決まっています

区域の中に入っていても、好きな色に塗って100万円もらえるわけではありません。市は地区ごとに景観形成助成基準を作っていて、中宇治地区・白川地区・黄檗地区の3種類があります。

外壁について、3地区に共通しているのがこの一文です。

外壁は板貼、漆喰塗壁、土塗壁等の伝統的な素材、もしくは伝統的な素材にみえる材料を用いた仕上げとし、和をイメージできる意匠とする。

「伝統的な素材にみえる材料」まで認めている点が実務的です。本物の土壁でなくてもよい、という含みがあります。

色は、数値で範囲が示されています。中宇治地区の場合、「漆喰塗壁は無彩色N9.0〜N10.0の白漆喰を使用し」、土塗壁は次の範囲を基調とすると定められています。

色相明度彩度
2.5R〜10R5以上6.5以下
2.5YR〜10YR7以上10以下
1Y〜7.5Y7以上6.5以下
無彩色N9.0〜N10.0

※マンセル値による指定です。塗料メーカーの色見本帳に載っている記号と同じ考え方なので、業者に「この範囲で」と伝えれば選べます。

ただし例外もあります。「ただし、焼き板これに類する自然素材のものは色彩の基準については適用しない。」——自然素材そのものを使う場合は、色の縛りから外れます。

外壁以外にも細かい指定があります。「雨樋は銅製、又は黒色又はこげ茶色のものとする。」「屋根(下屋根、庇等を含む。)については、原則、いぶし和瓦とする。」——雨樋の色まで決まっています。外壁と一緒に雨樋を塗る場合は、ここも合わせてください。

地区による違いもあります。建物の高さは中宇治地区が3階以下、白川地区と黄檗地区は2階以下。屋根の勾配も、中宇治と白川が3寸から5寸、黄檗は4寸と分かれています。

門・塀・石垣も、別枠で100万円

ここは他市と大きく違うところです。——多くの市では、塀やフェンスは「外構工事」として補助の対象外になります。前橋市所沢市もそうでした。

宇治市は違います。工作物として、「門、塀、石垣等の新設、増築、改築、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」が、建築物とは別枠で2分の1・限度額100万円です。

塀の基準は「生垣とするか、自然素材(木・竹・石など)、又は伝統的な素材(漆喰、土等)を用いて仕上げる。」「垣・さく・塀は、和風意匠のものとする。」で、色彩は建築物と同じ基準。門については「棟門・薬医門等の伝統的な形式のもの、又はそれにならった和風意匠のもの」とされています。

擁壁についても「擁壁を築造又は修景する場合は、石積によるものとする。」という基準があります。ブロック塀を石積風に作り替えるなら、この枠が使えます。

空き家を活用するなら、さらに増えます。市の別表の注記——「※①及び③については、空き家の利活用を行う場合には、経費の1/4の助成率の加算を行う。(加算限度額 250千円)」。①は建築物、③は工作物です。助成率が実質4分の3になります。

受付は5月11日から12月4日。先着順です

令和8年度の日程はこうなっています。

項目内容
受付期間令和8年5月11日〜令和8年12月4日(土日祝を除く)
受付時間午前8時30分〜午後5時15分(正午〜午後1時を除く)
受付場所歴史まちづくり推進課 景観係(市役所4階)
決まり方先着順。予算額を超過すれば受付終了
完了報告令和9年3月25日まで

提出書類は、交付申請書のほかに設計図書(付近見取図・配置図・平面図・立面図等)、工事費等見積書、着工前の写真。——立面図が要ります。塗装だけを頼む場合、図面が手元にないことも多いはずです。業者に「立面図を作れるか」を先に聞いてください。

期限には含みが持たせてあります。「ただし、令和9年3月上旬までに工事が完了することが確実なものについては、受付期間を過ぎても受付を行う場合があります。」——12月4日を過ぎても、予算が残っていれば相談の余地があります。

耐震は全国でも手厚い部類——重点エリアなら上限172.5万円

景観の話から離れますが、宇治市の耐震補助は、当サイトが調べてきたなかでも上位に入ります。

メニュー助成額
耐震改修A-1(重点エリア内・評点1.0以上へ)経費の額・上限172.5万円
耐震改修A-2(評点1.0以上へ)5分の4・上限115万円
耐震改修B(評点0.7以上へ)5分の4・上限100万円
簡易耐震改修5分の4・上限40万円
特定除却5分の4・上限40万円
耐震シェルター設置4分の3・上限30万円

「評点」は耐震診断の結果を表す数字です。1.0が「大きな地震でも倒壊しない」とされる目安で、1.0を下回ると倒れるおそれがあるという判定になります。0.7は「倒壊する可能性がある」の境目です。

A-1の172.5万円は、補助率の指定がありません。市の書き方は「耐震改修に要する経費の額(ただし、172.5万円を上限とする。)」——172.5万円までなら全額という読み方になります。

ただし条件が付きます。「耐震化重点エリア内で、建築士による耐震診断の結果、評点が1.0未満と診断された木造住宅に対して、耐震改修後、評点が1.0以上となる耐震改修工事」。耐震化重点エリアは市が指定した3か所で、木幡御園と六地蔵の一部/槇島町南落合と小倉町新田島の一部/小倉町南堀池・南浦・西浦・山際です。

対象になる木造住宅は「昭和56年5月31日以前に着工され、現に完成しているもの」。申請できるのは「所有者または居住者となります。ただし、所有者と居住者が異なる場合は、申請者以外の方の同意が必要となります。」——借りて住んでいる方も申請できます。

そしてもうひとつ、宇治ならではの条項があります。「簡易耐震改修については、1.の条件に該当していなくても、平成30年の大阪府北部地震による罹災証明書(一部損壊以上)の交付を受けている場合は対象になります。」——2018年の地震で被害を受けた家は、築年数の条件を外れても使えます。

簡易耐震改修40万円——屋根の葺き替えが入ります

外壁塗装と同じタイミングで検討しやすいのが、この簡易耐震改修です。5分の4・上限40万円。市が挙げている方法のうち、屋根に関わるものはこうです。

  • 「非常に重い屋根(土葺瓦)から重い屋根(桟瓦葺等)または軽い屋根(石綿スレート板等)に葺き替えるもの」
  • 重い屋根(桟瓦葺等)から軽い屋根(石綿スレート板等)に葺き替えるもの

屋根塗装は対象になりません。葺き替えだけです。ただし足場は外壁塗装と共用できます。——古い瓦屋根の家で、外壁も傷んでいるなら、「屋根を葺き替えて補助を取り、同じ足場で外壁を塗る」という組み立てが現実的です。

屋根以外にも、壁の補強、床の補強、小屋組の補強、基礎の改修が対象です。基礎については「玉石基礎または無筋コンクリート基礎から鉄筋コンクリート基礎へ改修するもの」と具体的に書かれています。

ひとつ注意。市は耐震改修Bについて「※税(所得税等)に対する優遇は受けられませんのでご注意ください。」としています。評点0.7以上に留める改修では、所得税の特別控除や固定資産税の減額が使えません。

空き家なら補助率100パーセントという枠があります

宇治市の耐震補助には、空き家向けの特例があります。

概ね1年以上使用されていない状態等の物件に限り耐震改修に要する経費の100%(ただし、140万円を上限とする。)

これは耐震改修A-2の注記で、評点1.0以上にする工事なら上限140万円、評点0.7以上のBなら上限125万円が、全額出るという設計です。——実家を相続して直そうとしている方は、ここを見てください。

空き家まわりでは、ほかに老朽空き家等解体補助金(市が「残りわずか」と告知)、空き家等利活用推進補助金(就業場所の確保)、子育て世帯住宅確保おうえん事業補助金があります。景観形成助成の空き家加算と組み合わせられるかは、必ず窓口で確認してください。制度ごとに担当課が違います。

出ないものを、先に

問い合わせる手間を省くために、宇治市で通らないものをまとめておきます。

  • 対象区域の外にある家の外壁塗装——景観形成助成は10路線の沿道限定です
  • 基準に合わない色・素材での塗り替え——景観形成助成基準への適合が条件です
  • 屋根の塗装——簡易耐震改修は葺き替えが対象で、塗装は入りません
  • 工事内容を問わない一般的なリフォーム助成——宇治市にはありません
  • 国や京都府から耐震改修の補助を受けている場合——重ねられません
  • 市税を滞納している場合——耐震補助の要件に入っています
  • 着工後の申請——景観形成助成は着工前の写真が提出書類です

動く順番を、月で区切ると

宇治市で外壁塗装を考えている方の動き方です。

順番やること
1対象区域図で自宅が入るか確認する。ここで全部決まります
2入っていれば、歴史まちづくり推進課(0774-20-8918)に事前相談
3業者に見積もりと立面図を作ってもらう。色は基準の範囲で選ぶ
4着工前の写真を撮り、5月11日〜12月4日の平日に申請
5交付決定後に着工。令和9年3月25日までに完了報告
区域外なら助成は使えません。見積もりを2社以上から取ることに切り替えてください

1番を飛ばさないでください。——区域の外なら、その先の手順は全部意味がありません。逆に区域の中なら、100万円が動く話です。塗る色を決める前に、市に相談してください。

申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで臭いはいつまで続くか洗濯物・窓・車・ペット足場があるあいだの戸締まり

対象区域の外だった方へ——宇治の家で見るところ

区域外だった方へ。外壁にかかる金額を動かせるのは、見積もりです。宇治の家で見ておきたい点を挙げます。

ひとつめは、川と山に挟まれた土地であることです。宇治川沿いや山際の地区は、湿気が抜けにくく、北面に苔や藻が出やすい環境です。——塗り替えのときに、洗浄で苔をどこまで落とすかで持ちが変わります。見積書の洗浄の行が「一式」で数千円しか入っていないなら、そこは削られています。

ふたつめは、和風住宅が多いことです。宇治は伝統的な意匠の家が残っている市です。木部(軒裏、破風、格子、雨戸)が多い家は、塗装の手間が洋風の家と違います。——木部を1か所ずつ数えて単価を出しているか、それとも「木部塗装 一式」で済ませているか。見積書を並べると、業者の姿勢が出ます。

みっつめは、景観計画の届出です。助成の対象区域でなくても、景観計画の区域内なら外壁の色を変えるときに届出が必要な場合があります。——助成が使えないからといって、色を自由に決めていいとは限りません。色を変える予定があるなら、業者任せにせず市に確認してください。

詳しい見方は見積書のチェック項目業者の選び方にまとめています。色の決め方外壁の色の選び方を見てください。

結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円

宇治市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。

補助上限お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円
対象になる費用この市での名前は「宇治市新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金」です。住宅購入(建物代)/住宅リフォーム費用(住宅の機能維持又は向上を図るための修繕、増築、改築、設備更新等の費用)/住宅賃借/引越の4つで、令和8年度中に支払ったものが対象です。補助額は対象経費の2分の1と上限額を比べて少ないほうで、おおむね1年を通して使われていない空き家とその敷地を活用する場合は一律5万円が加算されます。
対象外夫婦の一方だけが対象住宅に住む場合、住んでいない方の引越し・賃借に係る費用/勤務先からの住宅手当や公的制度の家賃補助を受けている分
所得お二人の合計所得が500万円未満
年齢婚姻日時点でお二人とも39歳以下
申請期間先着順のため郵送での提出は受け付けていません。宇治市住宅課の窓口に持参します
窓口宇治市 住宅課 空き家対策係 電話0774-21-0418(直通)

宇治市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。ただし、リフォーム費用がどこまでの工事を指すのか、市は定義を公表していませんでした。ここから外壁の塗り替えが対象だと読み取ることは、当サイトではしていません。窓口で確認してから動いてください。

この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

宇治市で外壁塗装に助成金は出ますか?

出ます。景観形成助成制度の対象経費に「建築物の新築、増築、改築、移転、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」とあり、助成率2分の1・助成限度額100万円です。ただし対象区域と景観形成助成基準への適合という条件があります。

どこに住んでいれば対象ですか?

建築物と塀等の助成対象は10路線の沿道地区です。府道平等院線、府道宇治公園線、府道大津南郷宇治線の一部、府道万福寺線、市道宇治橋線、市道宇治駅前線、市道宇治395号線、市道宇治志津川線の一部、市道乙方三番割線の一部、市道白川浜山本線の沿道。市が対象区域図を公開しているので、自宅が入るかは図で確認してください。

助成額はいくらですか?

建築物の外観に係る経費の2分の1で、限度額100万円です。景観重要建造物は限度額300万円、門や塀などの工作物は限度額100万円、屋外広告物は限度額50万円。市は「宇治市の査定額の2分の1以下」としているため、見積額そのままではなく市の査定額が基準になります。

好きな色に塗れますか?

塗れません。地区ごとに景観形成助成基準があり、たとえば中宇治地区では外壁について「板貼、漆喰塗壁、土塗壁等の伝統的な素材、もしくは伝統的な素材にみえる材料を用いた仕上げとし、和をイメージできる意匠とする。」とされ、色彩も明度・彩度の範囲で指定されています。

サイディングの家でも使えますか?

基準は「伝統的な素材、もしくは伝統的な素材にみえる材料」を求めています。既存のサイディングを基準に合う色で塗り替える形で通るかどうかは、建物や通りとの関係で判断が変わります。着工前に歴史まちづくり推進課(0774-20-8918)へ相談してください。

塀の塗り替えも対象ですか?

対象です。工作物の欄に「門、塀、石垣等の新設、増築、改築、修繕、模様替又は色彩の変更に係る工事費のうち外観に係る経費」とあり、2分の1・限度額100万円です。塀を対象外にする市が多いなかで、宇治市は正面から対象にしています。

空き家を直す場合は増えますか?

増えます。市の別表に「※①及び③については、空き家の利活用を行う場合には、経費の1/4の助成率の加算を行う。(加算限度額 250千円)」とあります。建築物と工作物について、助成率が実質4分の3まで上がる計算です。

いつ申請すればいいですか?

令和8年度の受付期間は5月11日から12月4日までの平日で、受付時間は午前8時30分から午後5時15分まで(正午から午後1時を除く)。市は「受付は先着順とし、助成金の予算額を超過すれば、申請受付を終了します。」としています。

期間を過ぎたら絶対に無理ですか?

そうとも限りません。市は「ただし、令和9年3月上旬までに工事が完了することが確実なものについては、受付期間を過ぎても受付を行う場合があります。」と書いています。ただし予算が残っている場合の話なので、まず電話で確認してください。

宇治市の耐震補助はいくらですか?

メニューが分かれています。耐震化重点エリア内で評点1.0以上にする耐震改修が上限172.5万円、エリア外の同じ工事が5分の4・上限115万円、評点0.7以上に向上させる工事が5分の4・上限100万円、簡易耐震改修が5分の4・上限40万円、特定除却が上限40万円、耐震シェルター設置が4分の3・上限30万円です。

耐震化重点エリアとはどこですか?

市が指定した3つの区域で、木幡御園と隣接する六地蔵町並の一部・六地蔵奈良町の一部、槇島町南落合と小倉町新田島の一部、小倉町南堀池・南浦・西浦・山際です。区域図が市のホームページで公開されています。

屋根の葺き替えは補助されますか?

簡易耐震改修の対象に入ります。市は「非常に重い屋根(土葺瓦)から重い屋根(桟瓦葺等)または軽い屋根(石綿スレート板等)に葺き替えるもの」を挙げています。5分の4・上限40万円です。ただし屋根の塗装は対象外です。

空き家の耐震改修は条件が違いますか?

違います。市は「概ね1年以上使用されていない状態等の物件に限り耐震改修に要する経費の100%」とし、評点1.0以上にする工事なら上限140万円、0.7以上なら上限125万円としています。補助率100パーセントという設計です。

築年数の条件はありますか?

木造住宅は「昭和56年5月31日以前に着工され、現に完成しているもの」が原則です。ただし簡易耐震改修については、平成30年の大阪府北部地震による罹災証明書(一部損壊以上)の交付を受けている場合、この条件に該当しなくても対象になります。

対象区域の外に住んでいます。どうすればいいですか?

景観形成助成は使えません。外壁塗装にかかる金額を動かせるのは見積もりだけになります。宇治市は世界遺産のある観光地で、業者の数も多い地域です。2社以上から見積もりを取って、同じ条件で並べて比べてください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

宇治市の公式ページと関連PDFを2026年9月3日に直接開いて確認しました。景観形成助成は先着順で、予算額を超過した時点で受付が終了します。対象区域と助成基準は路線・地区ごとに異なります。自宅が対象になるかは、必ず対象区域図と基準で確認してください。

  • 宇治市「令和8年度宇治市新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金の募集」(更新日 2026年5月20日/補助対象事業に住宅リフォームが入り、対象経費は「住宅の機能維持又は向上を図るための修繕、増築、改築、設備更新等の費用」/補助額は補助対象経費の2分の1の額と補助基準額の少ないほう=夫婦とも29歳以下60万円・39歳以下30万円、空き家活用で一律5万円加算/先着順・郵送不可/リフォーム工事が完了し住民票の異動が済んでいないと受付できない)
  • 宇治市「景観形成助成制度」(2026年5月1日更新・歴史まちづくり推進課 景観係)
  • 宇治市「対象工事と助成限度額」(別表3・第4条関係)/「景観形成助成対象区域図」
  • 宇治市「中宇治地区の景観形成助成基準」「白川地区の景観形成助成基準」「黄檗地区の景観形成助成基準」
  • 宇治市「木造住宅の耐震改修等工事の補助について」(2026年8月1日更新・都市整備部)
  • 宇治市「耐震化重点エリアについて」および各区域図
  • 宇治市「令和8年度 空き家関連補助金について」ほか空き家関係の各補助
  • 宇治市「新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
景観形成助成制度=歴史まちづくり推進課 景観係(市役所4階・電話0774-20-8918)
木造住宅の耐震改修等工事の補助=建築指導課
空き家関連補助金=住宅課

京都府のほかの市も調べています。——京都府全体26市町村の耐震補助の早見表つき)/京都市(景観の規制が全国で最も細かい市)/福知山市市の助成は耐震の1本だけ。ただし城下町地区は塗り替えも届出)/奈良市(同じ古都でも塗装の扱いは別)/金沢市景観の助成が10本、主力は70%)/倉敷市旧街道の沿道なら外観の工事費の3分の2・上限200万円)。景観の制度が強い地域では、「補助が出る色」と「出ない色」が分かれます助成金ガイド)。