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【2026年度】舞鶴市の外壁塗装に使える助成金

条件つきで出ますいま住んでいる家の塗り替えに使える一般のリフォーム補助はありません

塗り替えだけに使える補助はありません
舞鶴市住宅課が持っているのは耐震・土砂災害・空き家除却。ほかに新婚世帯の支援がありますが、いずれも塗り替え専用ではありません
耐震は「耐震の部分だけ」と市が書いています
「耐震改修工事にあわせて、増改築やリフォーム工事を行う場合は、耐震改修工事の部分だけが助成の対象となります」——同じ足場でも塗装分は出ません
外壁につながるのは土砂災害の枠です
危険住宅等土砂災害対策改修支援事業。補助対象事業に「外壁又は塀の改修や設置など」と明記。工事費の33%・上限1,089,000円
耐震の助成は5分の4。ただし枠が数戸です
本格改修は115万円限度・募集2戸、簡易改修は40万円限度・募集3戸。空き家除却は40万円限度・募集5戸
その枠は、まだ空いています
市は「5月の募集期間に募集戸数に達しなかったため、6月以降も引き続き先着順で受け付けます」と書いています(2026年6月1日更新)
新婚世帯の補助は外構も対象外です
29歳以下なら60万円、39歳以下なら30万円。ただし対象は購入・賃借・引越で、外構費用は除くと書かれています

「舞鶴市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。いま住んでいる家の塗り替えに使える一般のリフォーム補助は、舞鶴市にはありません。——耐震改修助成は工事費の5分の4と手厚いのですが、市が「耐震改修工事の部分だけが助成の対象となります」とはっきり書いています。外壁にお金が届く可能性があるのは土砂災害特別警戒区域の住宅だけです。順に見ていきます。

京都府内の6市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——舞鶴市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は京都府の助成金まとめにあります。

京都市宇治市亀岡市京丹後市

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全12項目

舞鶴市の住宅補助は3つ。塗り替え専用のものはありません

舞鶴市住宅課(0773-66-1050)が持っている住宅系の補助を並べます。

塗装にお金が届くのは、土砂災害対策の枠だけです

舞鶴市の住宅補助3つと外壁塗装の関係 舞鶴市の耐震改修助成は工事費の5分の4で本格改修115万円・簡易改修40万円が限度だが、耐震改修工事の部分だけが助成の対象と明記されているため外壁塗装の分は出ない。危険住宅等土砂災害対策改修支援事業は補助対象事業に外壁又は塀の改修や設置などが含まれ、工事費の33パーセント・上限1089000円。新婚世帯支援事業は住宅の購入費用・賃借費用・引越費用が対象で外構費用は除かれる。 舞鶴市の住宅補助と、外壁塗装の関係 市の住宅課が持っている3つ 耐震改修助成 本格改修115万円/簡易40万円 5分の4だが 「耐震改修工事の部分だけが 助成の対象」と明記 塗装分は出ません 土砂災害対策改修 危険住宅等の改修支援 対象事業に 「外壁又は塀の改修や 設置など」と明記 33%・上限108.9万円 新婚世帯支援 29歳以下なら60万円 対象は購入・賃借・引越 外構費用は除くと明記 塗装には使えません
いま住んでいる家をただ塗り替えるだけの補助は、舞鶴市にはありません。耐震と一緒にやっても塗装分は出ず、新婚の補助も購入・賃借・引越が対象です。唯一つながるのが土砂災害対策改修ですが、これは土砂災害特別警戒区域の住宅を安全な構造にする工事です。

耐震は5分の4。ただし「耐震の部分だけ」です

舞鶴市の耐震改修助成は工事費の5分の4と、全国的にも手厚い部類です。ただし対象の切り方がはっきりしています。

本格改修簡易改修
助成額115万円を限度に、工事費の5分の440万円を限度に、工事費の5分の4
対象工事耐震診断の評点が1.0未満の住宅に対し、評点を1.0以上に向上させる耐震改修工事耐震性を向上させる簡易な改修を、市内に本社・本店を有する事業者と契約して行うもの
募集戸数2戸3戸
併用簡易改修で助成を受けている場合、本格改修は115万円からその額を差し引いた額が限度。本格改修で助成を受けた場合、簡易改修は受けられません

対象になる住宅は、次の2つを満たすものです。

  • 市内にある、昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅(延べ面積の2分の1以上を住宅として使用)
  • 30戸/ha以上の住宅が建築されている区域、または昭和56年以前に形成された既成市街地および道路幅員が狭い集落に建築されている住宅

2つ目の条件は、他の市であまり見ない書き方です。建物の古さだけでなく、まわりの建てこみ具合も条件になっています。密集していて道が狭いところほど、地震で倒れたときの影響が大きいからです。自分の家が当たるかは住宅課で確認してください。

そして外壁塗装に直接関わるのが、市が繰り返し書いている次の一文です。

同じ足場でも、お金が出るのは耐震の分だけです

舞鶴市の耐震改修助成における対象と対象外 舞鶴市は耐震改修工事にあわせて増改築やリフォーム工事を行う場合は耐震改修工事の部分だけが助成の対象となると明記している。申込みの書類にも耐震改修工事とその他の工事が区分された見積書を求めている。 耐震改修と一緒に外壁も塗りたいとき 市は見積書の書き方まで指定しています 助成の対象になる 耐震改修工事の部分 評点を1.0以上に 向上させる工事 5分の4・115万円 助成の対象外 あわせて行う工事 増改築 リフォーム工事 (外壁塗装を含む) 自己負担
市は申込み書類に「耐震改修工事とその他の工事が区分されたもの」という見積書を求めています。行を分けて書いてもらう必要があります。それでも足場代が1回で済むので、耐震をやるなら同時に塗るのは合理的です。

「※耐震改修工事にあわせて、増改築やリフォーム工事を行う場合は、耐震改修工事の部分だけが助成の対象となります
「※申込み前に工事を着工している場合は、助成の対象となりません

本格改修にも簡易改修にも、同じ文が入っています。耐震補強で外壁をはがして、その復旧のついでに全体を塗り替える——という組み立てをしても、塗装の分は出ません。

市は申込み書類でも、そこを念押ししています。

「6.耐震改修工事の見積書 ※工事施工会社の記名・捺印のあるもの ※耐震改修工事とその他の工事が区分されたもの

見積書で行を分けて書いてもらう必要があります。「耐震改修工事一式」とだけ書かれた見積書は受け付けてもらえません。業者に頼むときに、耐震の部分とそれ以外を分けた書き方にしてほしいと伝えてください。

とはいえ、耐震改修をするなら同時に塗るのは合理的です。足場代が1回で済みます。30坪の家なら足場だけで15万〜20万円かかるので、その分は確実に浮きます。

ほかに耐震シェルター設置の助成と、木造住宅耐震診断士派遣もあります。まず診断から始める場合は、そちらを住宅課に聞いてください。

外壁に届くのは、土砂災害対策の枠だけです

舞鶴市の補助のなかで、「外壁」という語が対象事業に書かれているのは1つだけです。危険住宅等土砂災害対策改修支援事業補助金。

補助対象事業——「危険住宅等の土砂災害対策改修を行う工事
 ■土砂災害に対して安全な構造となるように行う外壁又は塀の改修や設置など
 ■建築基準法施行令第80条の3の規定に適合させるもの」

ただしこれは塗り替えの補助ではありません。土砂が当たっても壊れない構造にするための、外壁の改修や設置です。それでも工事費の33%・上限1,089,000円と額が大きく、外壁を触る工事であることは確かなので、対象区域にお住まいなら知っておく価値があります。

中身
対象者危険住宅等を所有し、または借り受けている方
危険住宅等とは土砂災害特別警戒区域にあるもの
同区域に指定された際に既にあったものまたは建築の工事中であったもの
建築基準法施行令第80条の3の規定に適合していないもの
現在、居住のために使用されているもの
補助金額補助対象事業に要する工事費の33%/上限1,089,000円
注意市は「改修を検討されている方は、事前に住宅課へご相談ください(補助対象に該当する事業かご確認ください)」申込み前に工事を着工している場合は、補助の対象となりません」と書いています

「土砂災害特別警戒区域」——いわゆるレッドゾーンです。京都府が指定していて、市の防災マップや京都府のサイトで確認できます。舞鶴は山が海まで迫る地形なので、該当する住宅は少なくありません。

申請書類には「住宅等が建築基準法施行令第80条の3の規定に適合していないことを確認できる資料」と「土砂災害対策改修により同条の規定に適合することとなることを確認できる資料」が要ります。設計および工事監理を行う建築士の免許証の写しも必要なので、建築士が入る工事です。断定はできません。判断するのは市です。

募集戸数が全部公表されていて、まだ空いています

舞鶴市の特徴は、募集戸数を制度ごとに公表していることです。そして空いているかどうかまで書いています。

制度募集戸数助成・補助額
耐震改修助成(本格改修)2戸115万円を限度に工事費の5分の4
耐震改修助成(簡易改修)3戸40万円を限度に工事費の5分の4
空き家除却補助5戸40万円を限度に工事費の3分の1

そのうえで、3つとも同じ見出しが付いています。

「引き続き募集しています!」
5月の募集期間に募集戸数に達しなかったため、6月以降も引き続き先着順で受け付けます
「※まずは、住宅課(電話 0773-66-1050)までご相談ください」(いずれも2026年6月1日更新)

枠が余っている、と市が言っています。耐震の本格改修は2戸しかありませんが、逆に言えば2戸のうちまだ埋まっていないということです。昭和56年5月31日以前に建った家にお住まいなら、塗り替えの前に一度住宅課へ電話する価値があります。

ただし条件が1つあります。

「その他の条件——申込んだ年度の2月末までに、工事を完了すること

耐震改修は設計から工事まで時間がかかります。2月末という締切から逆算すると、秋までには動き出しておきたいところです。しかも舞鶴の冬は雪が降ります(後述)。

「市内に本社・本店を有する事業者」という条件

舞鶴市の制度には、業者の条件が付いているものがあります。

制度業者の条件
耐震改修助成(簡易改修)市内に本社・本店を有する事業者と契約を交わして行うもの
空き家除却補助市内に本社・本店を有する事業者と契約/事業者は除却に必要な建設業の許可または建設リサイクル法に基づく登録を受けている必要がある
耐震改修助成(本格改修)業者の所在地の条件は書かれていません

「本社・本店」という書き方です。舞鶴に営業所や支店がある会社は、この条件だと当てはまりません。簡易改修や空き家除却を考えているなら、見積もりを頼む前に本店の所在地を確認してください。

なお空き家除却は、「空き家に附属する倉庫その他の建物のみの除却工事は対象となりません」とも書かれています。母屋を残して物置だけ壊す、というのは対象外です。国の基準による不良住宅と判断されること(住宅地区改良法施行規則第1条第1項の評点が100以上)も条件で、事前調査があります。

新婚世帯の60万円は、外構も対象外です

新婚世帯支援事業補助金です。金額は大きいのですが、外壁塗装には使えません。

中身
補助額夫婦の双方が29歳以下なら60万円/双方が39歳以下なら30万円
婚姻令和8年1月1日から令和9年3月31日までに婚姻届を提出
対象経費(1)住宅の購入費用(土地代・外構費用・家電購入と設置に係る費用・ローン手数料等を除く)/(2)住宅の賃借費用(賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)/(3)引越の費用
所得夫婦の前年所得が500万円未満
その他市税・府税の滞納がない/同種の助成金を受けていない/ライフデザイン支援講座・プレコンセプションケアに関する講座・医療機関への妊娠出産相談・共家事共育て講座のいずれか1つを受講
受付令和8年4月1日〜令和9年3月31日(予算がなくなり次第終了)。まずふるさと応援課へ相談

注目したいのは対象経費のかっこ書きです。「土地代・外構費用・家電購入と設置に係る費用・ローン手数料等を除く」——外構費用がはっきり除かれています。塀や門、駐車場の舗装は対象外です。リフォーム費用そのものも書かれていないので、外壁塗装には使えません。

まず診断から。派遣とシェルターの枠もあります

耐震改修の助成を受けるには、先に建築士による耐震診断を受けて評点を出す必要があります。舞鶴市には診断の側の制度もあります。

制度中身
木造住宅耐震診断士派遣市が耐震診断士を派遣します。まず住宅課へ相談
耐震改修助成(耐震シェルター設置)家全体を直すのではなく、寝室などにシェルターを置く方法。改修より費用を抑えられます
がけ地近接等危険住宅移転事業に対する補助がけ地に近接する危険住宅の移転
住宅セーフティネット制度住宅の確保に配慮が必要な方向けの制度

順番としては診断 → 評点1.0未満と判定 → 改修の申込みです。市は「まずは、住宅課(電話 0773-66-1050)までご相談ください」と、どのページにも同じ一文を置いています。制度を横断して1つの課が持っているので、電話1本でまとめて聞けます。

家全体の耐震改修が難しい場合は耐震シェルターという選択もあります。寝ている場所だけを守る考え方です。外壁塗装を先にするか、耐震を先にするかで迷っている方は、診断の結果を見てから決めてください。評点が1.0未満で改修をするなら、外壁をはがす可能性があります。塗ったあとにはがすことになるのが、いちばんもったいない順番です。

市は「【R8】空き家ガイドブック」も公開しています。空き家を持っている方、相続した方はそちらも見ておいてください。

舞鶴の家で、塗る前に見るところ

舞鶴の気候を、気象庁の平年値で見ておきます(舞鶴地方気象台)。日本海側の港町らしい数字が並びます。

舞鶴は冬に湿度が上がります。1月と12月は月平均82%

舞鶴市の月別平均湿度の平年値 気象庁舞鶴の平年値。平均湿度は1月82パーセント、12月82パーセント、11月80パーセント、2月79パーセントと冬に高い。もっとも低いのは4月と5月の71パーセント。年平均は77パーセント。塗料の多くは湿度85パーセント以上では施工できない。 82 1 79 2 74 3 71 4 71 5 77 6 78 7 76 8 79 9 79 10 80 11 82 12 月/縦軸は平均湿度(%) 気象庁舞鶴の平年値 85%を超えると塗れません。冬は平均で82%
塗料の多くは湿度85%以上では塗れません。舞鶴の1月と12月は月平均で82%——平均でこの数字なので、85%を超える日が出ます。しかも年間降雪量135cm、1月は54cm。冬は工程が組みにくい土地です。もっとも乾くのは4月と5月の71%です。
平均気温日最高日最低降水量平均湿度降雪量合計
1月3.7℃7.6℃0.7℃183.4mm82%54cm
2月4.1℃8.5℃0.5℃146.6mm79%49cm
5月17.8℃23.6℃12.7℃142.8mm71%
9月22.9℃27.6℃19.3℃238.3mm79%
12月6.2℃10.4℃2.8℃163.6mm82%24cm
14.8℃19.8℃10.9℃1,941.2mm77%135cm

ここから読めることが3つあります。

1つ目——冬は湿度で塗れません。塗料の多くは気温5℃以上・湿度85%未満が施工の条件です。舞鶴の1月と12月は月平均で湿度82%。平均でこの数字ということは、85%を超える日が何日も出ます。気温のほうも1月の日最高が7.6℃、日最低0.7℃と、午前中は条件を割ります。さらに1月は54cmの雪。冬は工程が組めないと考えてください。

2つ目——秋の長雨があります。年間降水量1,941.2mmのうち、いちばん多いのは9月の238.3mm。台風と秋雨が重なる時期です。次いで7月192.6mm、1月183.4mm、10月179.9mm。もっとも乾くのは4月の116.6mmで、湿度も4月・5月が71%と年間で最低です。工期を組むなら春(4〜6月)がいちばん素直です。

3つ目——日照が少ない土地です。年間日照時間は1,552.4時間。同じ大分県の中津市が2,005時間なので、年に450時間の差があります。塗料が乾く時間は日照と気温に左右されるので、1日の工程が同じでも、乾燥待ちが長くなることがあります。「〇日で終わります」という言葉だけで判断せず、雨天順延の扱いを契約前に確認してください。

そして舞鶴は港町です。舞鶴湾に面していて、東西の市街地とも海に近い。潮風は外壁に塩分を運び、金属部を先に傷めます。雨どい、笠木、換気フード、給湯器の配管、テレビアンテナ——外壁より先に金属が傷んでいることがあります。足場を組んだときにしか見られない場所なので、塗装のついでに点検してもらってください。塩分を高圧洗浄でしっかり落としてから塗るかどうかで、もちが変わります(高圧洗浄の役割)。

費用の目安です。30坪の家でおおむね80万〜120万円30坪の外壁塗装の費用)。塗り替えだけなら、舞鶴市に使える補助はありません。見るのは総額ではなく㎡単価・塗料の製品名・塗る回数・足場の面積(見積書の内訳の見方塗装面積の出し方)。昭和56年5月31日以前に建った家なら、塗る前に耐震診断を挟む価値があります。足場を1回にまとめられるからです。

結婚新生活支援事業——外壁塗装には使えません

舞鶴市には結婚新生活支援事業がありますが、外壁塗装には使えません。実施している市でも対象になる経費は同じではないので、「いくら出るか」より先に「何に使えるか」を見てください。

補助上限お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円
対象になる費用この市での名前は「新婚世帯支援事業補助金」です。令和8年4月1日から令和9年3月31日までの間に支払われた、住宅の購入費用/住宅の賃借費用(賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)/引越の費用(引越業者へ支払うもの)の3つだけです。
対象外リフォーム費用は対象経費に入っていません。住宅の購入費用でも、土地代・外構費用・家電購入と設置に係る費用・ローン手数料等は除かれます。賃借は勤務先からの住宅手当等を差し引きます
所得お二人の合計所得が500万円未満
年齢婚姻日時点でお二人とも39歳以下
申請期間令和8年4月1日から令和9年3月31日(予算がなくなり次第終了)。申請を希望する方は、まず市役所ふるさと応援課に相談してください
窓口舞鶴市役所 産業振興部ふるさと応援課 電話0773-66-1085

ただし、この市の制度は外壁塗装には使えません。補助の対象が限られているためです。実施している市でも対象経費は同じではないので、金額の前に「何に使えるか」を見てください。

この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

舞鶴市で、外壁塗装に助成は出ますか?

いま住んでいる家をただ塗り替えるだけの補助は、舞鶴市にはありません。市の住宅系の補助は耐震改修助成・危険住宅等土砂災害対策改修支援・空き家除却補助で、ほかに新婚世帯支援事業があります。外壁にお金が届く可能性があるのは、土砂災害特別警戒区域の住宅を対象にした土砂災害対策改修だけです。

耐震改修と一緒に外壁も塗れば、補助が出ますか?

塗装の分は出ません。市は「耐震改修工事にあわせて、増改築やリフォーム工事を行う場合は、耐震改修工事の部分だけが助成の対象となります」と、本格改修にも簡易改修にも同じ注意を書いています。申込書類の見積書も「耐震改修工事とその他の工事が区分されたもの」と指定されています。ただし足場代は1回で済みます。

耐震改修の助成はいくらですか?

本格改修は115万円を限度に工事費の5分の4、簡易改修は40万円を限度に工事費の5分の4です。対象は昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で、耐震診断の評点が1.0未満のもの。さらに30戸/ha以上の住宅が建築されている区域、または昭和56年以前に形成された既成市街地および道路幅員が狭い集落にあることが条件です。

枠はまだ空いていますか?

市は「5月の募集期間に募集戸数に達しなかったため、6月以降も引き続き先着順で受け付けます」と書いています(2026年6月1日更新)。募集戸数は本格改修2戸・簡易改修3戸・空き家除却5戸です。まずは住宅課(0773-66-1050)へ電話してください。

土砂災害対策の補助は、外壁塗装に使えますか?

塗り替えには使えません。補助対象事業は「土砂災害に対して安全な構造となるように行う外壁又は塀の改修や設置など」で、土砂が当たっても壊れない構造にするための工事です。ただし工事費の33%・上限1,089,000円と額は大きく、対象は土砂災害特別警戒区域にあり建築基準法施行令第80条の3の規定に適合していない住宅です。設計と工事監理を行う建築士が必要で、事前に住宅課へ相談と書かれています。

もう工事の契約をしてしまいました

耐震改修も土砂災害対策改修も空き家除却も、「申込み前に工事を着工している場合は、助成(補助)の対象となりません」と書かれています。契約だけなら、着工前に申し込めば間に合う可能性があります。足場を組む前に住宅課へ電話してください。

市外の業者に頼めますか?

制度によります。簡易改修と空き家除却補助は「市内に本社・本店を有する事業者」と契約することが条件です。舞鶴に営業所や支店があるだけの会社は当てはまりません。本格改修には業者の所在地の条件は書かれていません。

新婚なので60万円の補助を外壁塗装に使えますか?

使えません。対象経費は住宅の購入費用・住宅の賃借費用・引越の費用で、購入費用からは「土地代・外構費用・家電購入と設置に係る費用・ローン手数料等を除く」と明記されています。外構費用もはっきり対象外です。夫婦の双方が29歳以下なら60万円、39歳以下なら30万円。窓口はふるさと応援課です。

空き家を壊したいのですが

空き家除却補助が40万円を限度に工事費の3分の1です。ただし国の基準による不良住宅と判断されるもの(住宅地区改良法施行規則第1条第1項の評点が100以上)である必要があり、事前調査があります。市内に本社・本店を有する事業者で、除却に必要な建設業の許可または建設リサイクル法に基づく登録を受けていることも条件。倉庫など附属建物のみの除却は対象外です。

いつ工事をするのがいいですか?

春(4〜6月)です。舞鶴は4月の降水量が116.6mmと年間で最少、湿度も4月・5月が71%で年間最低です。逆に冬は湿度82%・気温も低く、1月は54cmの雪が降るので工程が組めません。9月も238.3mmと年間最多なので避けたほうが無難です。年間日照時間1,552.4時間と少ない土地なので、乾燥待ちで工程が延びることも見込んでおいてください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

舞鶴市の公式ページを2026年9月8日に直接開いて確認しました。助成・補助は募集戸数と予算の範囲内で先着順、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。

  • 舞鶴市「新婚世帯支援事業補助金制度のお知らせ」(受付期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日/補助対象経費は「(1)住宅の購入費用(土地代・外構費用・家電購入と設置に係る費用・ローン手数料等を除く)」「(2)住宅の賃借費用」「(3)引越の費用」の3つで、リフォームの項目が無い/上限は夫婦の双方が29歳以下で60万円、39歳以下で30万円/市税だけでなく府税の納税証明書も要る(府税は中丹広域振興局で取得)/申請前にふるさと応援課への相談を求めている)
  • 舞鶴市「【募集中】耐震改修助成(本格改修)」(2026年6月1日)——募集戸数2戸、対象住宅の2条件、115万円を限度に工事費の5分の4「耐震改修工事の部分だけが助成の対象」、申込み前着工は対象外、見積書は耐震改修工事とその他の工事を区分、2月末までに完了
  • 舞鶴市「【募集中】耐震改修助成(簡易改修)」(2026年6月1日)——募集戸数3戸40万円を限度に工事費の5分の4市内に本社・本店を有する事業者との契約
  • 舞鶴市「危険住宅等土砂災害対策改修支援事業に対する補助」(2026年5月1日)——危険住宅等の定義、補助対象事業に「外壁又は塀の改修や設置など」工事費の33%・上限1,089,000円、申請書類
  • 舞鶴市「【募集中】空き家除却補助」(2026年6月1日)——募集戸数5戸40万円を限度に工事費の3分の1、不良住宅の基準(評点100以上)、市内に本社・本店を有する事業者、附属建物のみは対象外
  • 舞鶴市「新婚世帯支援事業補助金制度のお知らせ」——29歳以下60万円/39歳以下30万円、対象経費から土地代・外構費用・家電・ローン手数料を除く、講座の受講が条件
  • 舞鶴市「【募集中】耐震改修助成(耐震シェルター設置)」「【募集中】木造住宅耐震診断士派遣」「がけ地近接等危険住宅移転事業に対する補助」「【R8】空き家ガイドブック」「住宅セーフティネット制度について」
  • 気象庁「過去の気象データ検索」舞鶴の平年値——月別の降水量・平均気温・日最高気温・日最低気温・平均湿度・降雪量合計・日照時間
  • 舞鶴市「新婚世帯支援事業補助金制度のお知らせ」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

問い合わせ先
耐震改修助成・危険住宅等土砂災害対策改修支援・空き家除却補助・木造住宅耐震診断士派遣舞鶴市 住宅課 電話 0773-66-1050
新婚世帯支援事業補助金:ふるさと応援課
代表電話:0773-62-2300
どの制度も、申込み前に工事を着工していると対象外になります。まず住宅課へ電話してください。募集戸数は本格改修2戸・簡易改修3戸・空き家除却5戸で、市は「6月以降も引き続き先着順で受け付けます」と書いています。

京都府内のほかの市も調べています。——京都市宇治市「色彩の変更」に2分の1・100万円)/亀岡市(移住なら上限180万円)/福知山市同じ府北部。耐震の募集は本格改修1戸)。同じ府でも、市が変わればここまで違います京都府の助成金まとめ助成金ガイド業者の選び方外壁塗装の費用相場)。