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【2026年度】亀岡市の外壁塗装に使える助成金
条件つきで出ますいま住んでいる家の塗り替えに使える一般のリフォーム補助はありません
- 持ち家の塗り替えに使える補助はありません
- 亀岡市の住宅系の補助は移住促進/耐震/新婚世帯の3つ。ただ塗り替えるだけで使えるものは見当たりません
- 移住して空き家を直すなら上限180万円
- 移住促進住宅整備事業。移住促進特別区域の14地域で、空き家・空き地バンク登録物件を取得または賃借して改修する場合です
- 耐震改修なら5分の4・最大130万円
- 耐震評点を1.0以上にする工事に要した経費の5分の4以内。代理受領制度が使えるので、全額を立て替える必要がありません
- 新婚世帯の補助は、リフォームには使えません
- 対象経費は住宅購入費用・賃借にかかる費用・引越費用。1件あたり30万円ですが、リフォーム費用は書かれていません
- 着手前の申請と、2月10日までの完了
- 市は「全て事業(工事など)着手前に申請が必要」「申請年度の2月10日までに完了する見込みの事業でなければいけません」と書いています
- 塗り替えに景観の届出は要りません
- 城下町地区の景観協議は任意で、対象は新築・建て替え・増改築。塗り替えは入っていません
「亀岡市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。いま住んでいる家の塗り替えに使える一般のリフォーム補助は、亀岡市にはありません。——市の住宅系の補助は移住促進・耐震・新婚世帯の3つで、そのうち外壁に届くのは移住して空き家を直す場合(上限180万円)と耐震改修(5分の4・最大130万円)です。どちらも条件がはっきりしているので、当てはまるかどうかは先に判断できます。順に見ていきます。
京都府内の6市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——亀岡市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は京都府の助成金まとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全13項目
亀岡市の住宅補助は3つ。塗り替え専用のものはありません
先に結論を書きます。亀岡市の建築住宅課が持っている住宅系の補助は、次の3つです。
亀岡の入口は3つ。ただし塗り替えに直接使えるのは1つだけ
「住宅リフォーム補助金」という名前の制度は、亀岡市にはありません。外壁塗装に届く可能性があるのは、上の2つだけです。順に見ます。
移住して空き家を直すなら上限180万円
移住促進住宅整備事業です。亀岡市の住宅補助でいちばん大きい額です。
「亀岡市外から移住された人が、亀岡市空き家・空き地バンクに登録されている移住促進特別区域内の物件を取得または賃借し自ら居住する目的で行う改修に要する費用を支援します。」(1戸あたり上限180万円)
「改修に要する費用」という書き方です。工事の種類を限定していないので、外壁の塗り替えも入り得ます。断定はできません。判断するのは市です。見積書を持って建築住宅課に相談してください。
この事業には、ほかに3つのメニューがあります。
| メニュー | 中身 | 上限 |
|---|---|---|
| 移住促進住宅整備事業 | 市外から移住した人が空き家バンク登録物件を取得・賃借して行う改修。自治会などの団体がお試し住宅・シェアオフィスとして活用するための改修も対象 | 1戸あたり180万円 |
| 空家流動化促進事業 | 所有者が売却・賃貸する際の家財の撤去など | 1戸あたり10万円 |
| 地域受入体制整備促進事業 | 移住促進ビジョンの作成、空き家・農地の実態調査とデータベース化、移住者受入活動 等 | 1区域あたり50万円 |
| 移住者起業支援事業 | 市外から転入した人が空き家や施設を改修・増築して店舗や事務所を開設し起業する場合の整備費 | 1件あたり300万円 |
起業のメニューは上限300万円とさらに大きいのですが、亀岡商工会議所への事前相談、5年間の実施状況報告、10年間の事業継続の意思が求められます。交付決定前に亀岡市内で開業している場合は対象外です。
場所・物件・人の3つが揃って初めて使えます
場所・物件・人。3つ揃って初めて使えます
移住促進住宅整備事業の条件を、市の書き方のまま並べます。
| 市が書いている条件 | |
|---|---|
| 場所 | 改修予定の空き家所在地が京都府移住促進条例に基づく移住促進特別区域に指定されていること(令和5年10月31日現在、東別院町、西別院町、曽我部町、吉川町、ひえ田野町、本梅町、畑野町、宮前町、東本梅町、馬路町、旭町、千歳町、河原林町、保津町) |
| 物件 | 改修予定の空き家が亀岡市空き家・空き地バンクに登録され、かつ京都府で空き家として登録されていること |
| 人 | 亀岡市空き家・空き地バンクを通じたマッチングであること |
| 亀岡市外から転入をする移住者(移住の前後1年以内) | |
| 各地域が希望される人材(自治会加入を含む) | |
| 空き家所有者と2親等以内でないこと | |
| 10年間対象となる物件に住む予定であること(補助金の活用後、10年以内に転居や転出をされた場合、補助金の返還が必要) |
読んでおきたい点が3つあります。
1つ目——区域は市街地ではありません。14地域はいずれも周辺部です。亀岡駅周辺やつつじヶ丘といった市街地は、この区域に入っていません。まず自分の家(買おうとしている家)の所在地が14地域かどうかです。
2つ目——「各地域が希望される人材(自治会加入を含む)」という条件があります。これは他の市であまり見ない書き方です。地域の側の受け入れがある前提の制度だ、ということです。空き家バンクを通じたマッチングであることも条件になっています。
3つ目——10年です。市は「10年以内に転居や転出をされた場合、補助金の返還が必要」とはっきり書いています。180万円を受け取って数年で離れると、返すことになります。
親族から空き家を譲り受ける場合も注意です。「空き家所有者と2親等以内でないこと」——実家や祖父母の家を直す場合は当てはまりません。
なおフラット35の金利引き下げ(年-0.25%/5年間)の対象になる可能性がある、とも書かれています。住宅ローンを組む金融機関に確認してください。
耐震改修は5分の4・最大130万円
移住しない人にとって、外壁に届く可能性があるのはこちらです。木造住宅耐震改修事業費補助金。
| 中身 | |
|---|---|
| 対象の住宅 | 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工し完成している住宅(その後大規模な増築や改築を行っていない)/延べ床面積の半分以上が住宅として使用されている木造住宅/耐震診断の結果、耐震評点が1.0未満 |
| 対象工事 | 耐震評点を1.0以上にするための改修工事(構造上やむを得ない場合や居住性が著しく悪化する場合は0.7以上) |
| 補助額 | 耐震改修に要した経費の5分の4以内(最大130万円) |
| 設計 | 京都府木造住宅耐震診断士の資格を持つ設計士に改修の設計を委託すること |
| 注意 | 耐震改修工事の契約・着工前に申請し、補助金の交付の決定を受ける必要があります |
耐震補強では、壁の中に筋かいや構造用合板を入れるために外壁をいったんはがすことがあります。その復旧をどう扱うかが、外壁塗装との接点です。断定はできません。判断するのは市です。設計を頼む診断士に、補助の対象範囲をどう組むか相談してください。
診断のほうは、木造住宅耐震診断士派遣事業があります。自己負担は3,000円(診断士の交通費として)。ただし市は「令和8年5月25日 15時00分時点で今年度分の受付は終了しました」と書いています。診断から始める場合は、来年度を待つことになります。
市はこうも書いています。
「件数に限りがあり、先着順に受け付けしますので、お早めに相談してください。」
「令和8年度の申請受付について、木造住宅耐震診断士派遣事業および木造住宅耐震改修事業費補助金(耐震改修、簡易耐震改修、耐震シェルター設置)について、令和8年5月14日から申請受付を開始します。」
5月14日に受付が始まり、診断のほうは5月25日に埋まりました。11日です。改修の枠も同じ性質だと考えて動いたほうが安全です。
立て替えなくていい「代理受領制度」
亀岡市は令和6年度から代理受領制度を導入しています。市の説明はこうです。
「建物所有者など(申請者)が耐震改修などにかかった費用から補助金額を差し引いた金額を工事業者に支払い、市が申請者から委任された工事業者に直接補助金を支払う制度です。申請者は、補助金相当額を除いた工事費を用意すればよいため、初期費用の負担が軽減されます。」
耐震改修で130万円の補助が出る場合、その130万円を先に用意しなくてよいということです。手元の資金の話としては、かなり大きい違いになります。
ただし工事事業者の同意が必要です。使えるのは耐震改修工事・簡易耐震改修工事・耐震シェルター設置工事の3つ。見積もりを取る段階で、業者に代理受領に応じてもらえるかを確認してください。
市は「耐震改修工事の補助金制度を利用された人へのインタビュー」というページも公開しています。実際に使った人の話が読めるので、迷っている方は見てみてください。
新婚世帯の30万円は、リフォームには使えません
新婚世帯等支援事業補助金です。ここは間違えやすいので、はっきり書きます。
補助対象経費——「住宅購入費用」「住宅賃借にかかる賃料、敷金、礼金、共益費、仲介手数料」「引越費用」
リフォーム費用は書かれていません。ほかの市では新婚世帯の補助にリフォーム費用が入っていることがありますが(福井県坂井市など)、亀岡市の対象は購入・賃借・引越の3つです。外壁塗装には使えません。
| 条件 | 中身 |
|---|---|
| 婚姻 | 補助金の申請年度(4月1日から3月31日)中に婚姻届を提出、または亀岡市パートナーシップ宣誓を行った2人 |
| 年齢 | 婚姻・宣誓時点で39歳以下 |
| 所得 | 2人の所得の合算額が500万円未満 |
| その他 | 市税および府税を滞納していない/過去に当補助または他の自治体で同種の補助を受けていない/チェックリストに記載の講座の受講や相談を行ったこと |
| 上限 | 1件あたり30万円 |
「講座の受講や相談」が条件に入っているのが特徴です。市は「予算の都合上、申請内容によっては受付が出来ない場合がありますので必ず事前にご相談ください」とも書いています。
着手前の申請と、2月10日までの完了
亀岡市の補助には、共通の締切が2つあります。
着手前の申請と、2月10日の完了。どちらも外せません
移住促進の各事業について、市はこう書いています。
「全て事業(工事など)着手前に申請が必要です。」
「予算の範囲内での交付となります。」
「申請年度の2月10日までに完了する見込みの事業(改修工事など)でなければいけません。」
耐震改修も同じ考え方です。「耐震改修工事の契約・着工前に申請し、補助金の交付の決定を受ける必要があります」。
2月10日という日付が効きます。外壁塗装は足場の設置から完了まで2週間前後かかります。そこに申請と交付決定の期間が乗るので、年内に契約の準備を終えていないと間に合いません。しかも亀岡は冬に日最低気温が氷点下になる日があるので(後述)、1月〜2月の工事は天気に左右されます。
見積もりを取るのは自由です。止まるのは契約と着工です。業者から「今日決めてくれれば」と言われても、補助を使うつもりなら判子は交付決定のあとです。
申請と工事の段取りが決まったら、次に出てくるのは「工事が始まってからのこと」です。——ご近所への挨拶はどこまで/臭いはいつまで続くか/洗濯物・窓・車・ペット/足場があるあいだの戸締まり。
塗り替えに景観の届出は要りません
亀岡市には亀岡市景観条例があり、亀岡市景観審議会(平成27年10月1日設置、委員10人)も置かれています。景観計画区域も番号ごとに区域図が公開されています。
ただし塗り替えについては、届出も協議も必要ありません。市が実施している景観協議は、次のとおりです。
「亀岡市では平成8年に策定した「亀岡市都市景観形成ガイドプラン」に基づき景観協議(任意)を実施しています。市内で建築物・工作物などを新築・建て替え・増改築される場合は、「景観デザインチェックシート」による景観協議にご協力をお願いします。」
ポイントは2つです。「任意」であることと、対象が「新築・建て替え・増改築」であること。塗り替えは入っていません。
対象地区は城下町で、歴史的景観形成地区として低層用(2階建て以下)と中高層用(3階建て以上)に分かれています。基本的な考え方はこうです。
| 区分 | 基本的考え方 |
|---|---|
| 低層用 (2階建て以下) | 和風様式による勾配屋根や軒のある家のデザイン/和風を感じさせる壁面構成/和風のたたずまいとなる建物周辺部を構成/町並みの連続性を保つ |
| 中高層用 (3階建て以上) | 和風デザインとし勾配屋根など屋根形状に工夫/低層部は伝統的様式に近いデザインを採用/建物の圧迫感を減らす/建物の足元回りの演出 |
建て替えや増改築をするなら、この考え方に沿った協議が求められます。提出書類には「立面図(着色・マンセル値)」が入っているので、色は数字で示すことになります。塗り替えだけなら関係ありませんが、城下町地区で色を大きく変えるつもりなら、一度都市計画課(市役所2階)に聞いておくと安心です。
なお屋外広告物の設置には許可が必要です。店舗の外壁を塗り替えるついでに看板も新しくする場合は、そちらの手続きがあります。
区域の外であれば、色は自由に選べます(失敗しやすい色)。
亀岡の家で、塗る前に見るところ
亀岡は盆地です。市内にアメダスがないので、同じ丹波の盆地にあるアメダス園部(南丹市)の平年値で見ます。傾向は共通します。
亀岡は盆地。1日の中の気温差が大きい土地です
| 平均気温 | 日最高 | 日最低 | 日較差 | 降水量 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 2.2℃ | 7.7℃ | -2.0℃ | 9.7℃ | 60.8mm |
| 4月 | 12.0℃ | 19.1℃ | 5.2℃ | 13.9℃ | 117.4mm |
| 8月 | 26.4℃ | 32.8℃ | 22.0℃ | 10.8℃ | 159.5mm |
| 11月 | 9.7℃ | 16.3℃ | 4.6℃ | 11.7℃ | 72.9mm |
| 12月 | 4.4℃ | 10.3℃ | -0.1℃ | 10.4℃ | 77.6mm |
| 年 | 14.0℃ | 20.1℃ | 9.0℃ | 11.1℃ | 1,570.2mm |
ここから読めることが3つあります。
1つ目——朝に露が降ります。盆地は夜のあいだに放射冷却で冷えます。日較差が4月13.9℃、11月11.7℃と大きいのは、そのためです。外壁が濡れているうちは塗れません。朝いちばんの作業開始が遅れる日が出るので、「朝早くから始めます」という言葉だけで工期を判断しないでください。丹波の盆地が霧で知られるのも、この冷え込みが理由です。
2つ目——冬の朝は氷点下です。1月の日最低気温は-2.0℃、12月も-0.1℃。塗料の多くは気温5℃以上が施工の条件なので、12月から2月は午前中に条件を満たさない日が出ます。日最高気温は1月7.7℃、12月10.3℃なので日中は塗れますが、1日に作業できる時間が短くなります。市の補助の「2月10日までに完了」という締切と重なるので、逆算はきつめに見てください。
3つ目——夏は暑い土地です。8月の日最高気温は32.8℃。盆地なので熱がこもります。塗料は高温でも乾きが早すぎて不具合が出ることがあり、職人の熱中症のリスクもあります。真夏の工期は、無理のない日程かを確認してください。
年間降水量は1,570.2mmで全国平均並み、日照は1,729.6時間。雨がとくに多い土地ではありません。工期を組むなら春(4〜6月)と秋(9〜11月)が素直です。ただしその季節こそ日較差が大きいので、朝の露は前提に入れてください。
費用の目安です。30坪の家でおおむね80万〜120万円(30坪の外壁塗装の費用)。移住でも耐震でもなければ、全額が自己負担です。見るのは総額ではなく㎡単価・塗料の製品名・塗る回数・足場の面積(見積書の内訳の見方/塗装面積の出し方)。昭和56年5月31日以前に建った家なら、塗る前に耐震診断を挟む価値があります。外壁をはがす工事なら、順番が逆だともったいないからです。
結婚新生活支援事業——外壁塗装には使えません
亀岡市には結婚新生活支援事業がありますが、外壁塗装には使えません。実施している市でも対象になる経費は同じではないので、「いくら出るか」より先に「何に使えるか」を見てください。
| 補助上限 | 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 住宅購入費用・住宅賃借にかかる賃料、敷金、礼金、共益費、仲介手数料・引越費用です |
| 対象外 | リフォーム費用は補助対象経費に入っていません。生活保護による住宅扶助や勤務事業所からの住宅手当を受けている場合は、その額を控除 |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 市のページは【受付終了】と表示されています。次年度の実施は市のページでご確認ください |
| 窓口 | 亀岡市建築住宅課(亀岡市パートナーシップ宣誓を行った世帯も対象) |
ただし、この市の制度は外壁塗装には使えません。補助の対象が限られているためです。実施している市でも対象経費は同じではないので、金額の前に「何に使えるか」を見てください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
亀岡市で、外壁塗装に助成は出ますか?
いま住んでいる家をただ塗り替えるだけの補助は、亀岡市にはありません。市の住宅系の補助は移住促進・耐震・新婚世帯の3つです。このうち外壁に届く可能性があるのは、移住促進住宅整備事業(上限180万円)と木造住宅耐震改修事業費補助金(5分の4・最大130万円)の2つです。
移住促進の180万円は、外壁塗装にも使えますか?
市は対象を「自ら居住する目的で行う改修に要する費用」と書いていて、工事の種類を限定していません。外壁の塗り替えも入り得ます。ただし断定はできません。判断するのは市です。見積書を持って建築住宅課に相談してください。
どの地域なら移住促進の補助が使えますか?
京都府移住促進条例に基づく移住促進特別区域の14地域です。令和5年10月31日現在で東別院町、西別院町、曽我部町、吉川町、ひえ田野町、本梅町、畑野町、宮前町、東本梅町、馬路町、旭町、千歳町、河原林町、保津町。亀岡駅周辺やつつじヶ丘といった市街地は入っていません。
実家を譲り受けて直す場合は使えますか?
使えません。条件に「空き家所有者と2親等以内でないこと」があります。親や祖父母の家を直す場合は対象外です。また亀岡市空き家・空き地バンクに登録され、かつ京都府で空き家として登録されている物件であること、バンクを通じたマッチングであることも条件です。
補助を受けたあと引っ越すとどうなりますか?
市は「10年間対象となる物件に住む予定であること(補助金の活用後、10年以内に転居や転出をされた場合、補助金の返還が必要)」と書いています。10年です。数年で住み替える予定があるなら、使わないほうがよい場合もあります。
耐震改修の補助はいくらですか?
耐震評点を1.0以上にする改修工事に、要した経費の5分の4以内(最大130万円)です。対象は昭和56年5月31日以前に着工・完成した木造住宅で、耐震診断の結果が耐震評点1.0未満のもの。設計は京都府木造住宅耐震診断士に委託します。契約・着工前に申請して交付決定を受ける必要があります。
耐震診断から始めたいのですが
木造住宅耐震診断士派遣事業があり、自己負担は3,000円(診断士の交通費)です。ただし市は「令和8年5月25日 15時00分時点で今年度分の受付は終了しました」と書いています。受付開始が5月14日だったので、11日で埋まったことになります。来年度は5月の受付開始に合わせて動いてください。
130万円を先に用意しないといけませんか?
いいえ。亀岡市は令和6年度から代理受領制度を導入しています。「申請者は、補助金相当額を除いた工事費を用意すればよいため、初期費用の負担が軽減されます」。使えるのは耐震改修工事・簡易耐震改修工事・耐震シェルター設置工事の3つで、工事事業者の同意が必要です。
新婚なので30万円の補助を外壁塗装に使えますか?
使えません。新婚世帯等支援事業の補助対象経費は住宅購入費用/住宅賃借にかかる賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料/引越費用で、リフォーム費用は書かれていません。婚姻・宣誓時点で39歳以下、2人の所得の合算が500万円未満などの条件もあります。
もう業者と契約してしまいました
移住促進の各事業は「全て事業(工事など)着手前に申請が必要」、耐震改修は「契約・着工前に申請し、補助金の交付の決定を受ける必要があります」です。耐震は契約の時点でもう対象外になります。着工前なら移住促進のほうは相談の余地があるので、まず建築住宅課へ。
塗り替えに景観の届出は必要ですか?
要りません。亀岡市の景観協議は「任意」で、対象は「新築・建て替え・増改築」です。塗り替えは入っていません。ただし城下町地区で建て替えや増改築をする場合は、「立面図(着色・マンセル値)」を含む書類での協議が求められます。屋外広告物の設置には別に許可が必要です。
いつ工事をするのがいいですか?
春(4〜6月)か秋(9〜11月)です。年間降水量1,570.2mmは全国平均並みで、雨がとくに多い土地ではありません。ただし1月の日最低気温は-2.0℃、12月も-0.1℃なので、冬は午前中に施工条件(多くは5℃以上)を満たさない日が出ます。また盆地で日較差が大きく(4月13.9℃)、朝に露が降りやすいので、朝いちばんの作業開始は遅れがちです。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
亀岡市の公式ページと、市が公開しているPDFを2026年9月8日に直接開いて確認しました。補助は予算の範囲内で先着順、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。
- 亀岡市「【受付終了】新婚世帯等を支援する補助金について」(補助上限額=1件あたり30万円/補助対象経費=住宅購入費用、住宅賃借にかかる賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料、引越費用=リフォーム費用は列挙されていません/補助金の申請年度内に支払われたもののみが対象(市の例=入居が4月1日からで家賃等の支払日が3月以前のものは対象外)/生活保護による住宅扶助、勤務事業所からの住宅に係る手当その他これに類する補助を受けている場合は当該額を控除/対象=申請年度中に婚姻届を提出したまたは亀岡市パートナーシップ宣誓を行った市内居住世帯で、双方が39歳以下かつ2人の所得合計500万円未満/予算の範囲内での交付/ページには【受付終了】と表示されています)
- 亀岡市「移住促進特別区域内の空き家活用などを支援します」(2026年4月1日更新)——4つの補助メニューと上限額、移住促進特別区域の14地域、活用の前提条件と支援の対象者、着手前申請・2月10日完了・予算の範囲内、フラット35の金利引き下げ
- 亀岡市「木造住宅耐震化促進事業のおしらせ」(2026年5月25日更新)——令和8年5月14日受付開始、診断士派遣は5月25日時点で受付終了、対象住宅の3条件、耐震改修は5分の4以内・最大130万円、代理受領制度、契約・着工前の申請
- 亀岡市「新婚世帯等を支援する補助金について」(2026年4月1日更新)——対象世帯の条件、補助対象経費は住宅購入・賃借・引越、上限30万円
- 亀岡市「亀岡市都市景観形成ガイドプランに基づく景観協議について(城下町地区)」——協議は任意、対象は新築・建て替え・増改築、提出書類(立面図は着色・マンセル値)
- 亀岡市「亀岡市都市景観形成ガイドプラン 対象地区と考え方の一覧」(PDF)——歴史的景観形成地区の低層用・中高層用の基本的考え方
- 亀岡市「亀岡市景観計画の区域図」/「亀岡市景観審議会」(亀岡市景観条例・平成27年10月1日設置)/「屋外広告物の設置には許可が必要です」
- 亀岡市「耐震改修工事の補助金制度を利用された人へのインタビュー」/「ブロック塀の安全点検」/「亀岡市空家等対策計画(第2期)」
- 気象庁「過去の気象データ検索」アメダス園部の平年値——月別の降水量・平均気温・日最高気温・日最低気温・日照時間(亀岡市内にアメダスがないため、同じ丹波の盆地にある園部を使用)
問い合わせ先
移住促進住宅整備事業・木造住宅耐震化促進事業・新婚世帯等支援事業・空き家バンク:亀岡市 建築住宅課(市役所2階)
景観協議・景観計画・屋外広告物:都市計画課(市役所2階)
代表電話:0771-22-3131(〒621-8501 京都府亀岡市安町野々神8番地/FAX 0771-24-5501)
開庁時間:午前9時から午後4時30分まで(土日祝・年末年始を除く)
どの補助も着手前の申請が必要で、申請年度の2月10日までに完了する見込みの事業が対象です。件数に限りがあり先着順です。
京都府内のほかの市も調べています。——京都市/宇治市/福知山市(城下町地区は塗り替えも届出。色はR・YR系で彩度4以下)。同じ府でも、市が変わればここまで違います(京都府の助成金まとめ/助成金ガイド/業者の選び方/外壁塗装の費用相場)。