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タマホームの外壁塗装——「最長60年保証」の条件を確認しました
「タマホームは60年保証だから安心」——この保証には、公式に示された条件があります。初期保証は20年。そこから先は「定期的な点検と有償のメンテナンス工事を継続していただくこと」で10年毎に延長できる、という仕組みです。そして「定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の保証延長はできません」とも明記されています。——他社に外壁塗装を頼む前に、ここを知っておく必要があります。
※本ページはプロモーション(広告)を含みます。
このページの内容
- 先に結論
- 保証の仕組み——20年、そして10年毎の延長
- 「最長60年」の条件
- 長期優良住宅かどうかで、上限が変わります
- 外壁材は選択制です
- 他社に頼む場合、何を天秤にかけるか
- 費用の考え方
- 点検のタイミングに合わせるという考え方
- 動く前に確認すること
- よくある質問
先に結論
①初期保証は20年——法律の10年に対し、公式は「タマホームでは20年間保証」としています
②20年を超える保証は、条件つきです——「定期的な点検と有償のメンテナンス工事を継続」することで10年毎に延長
③長期優良住宅の認定を取得した建物なら最長60年、認定外なら最長30年と公表されています
④外壁材は選択制です。「タマホームの外壁は◯◯」と一律には言えません
他の大手と比べて、タマホームの外壁塗装で特に確認が必要なのは②です。——他社に頼むかどうかを、保証延長の話とセットで考える必要があるからです。順に見ていきます。
そして先に書いておくと、判断に必要なのは「金額の差」です。保証を続ける場合と、他社に頼む場合で、いくら違うのか。他社の見積もりが1枚あるだけで、その差額が数字になります——取ること自体は無料で、保証にも影響しません。
保証の仕組み——20年、そして10年毎の延長
公式サイトの「保証とサポート」に、こう書かれています。
「お引渡し後の20年間、住まいに安心の保証と保険をお付けしています。」
「法律では、販売業者は構造躯体や雨水の浸入に関して引渡しから10年間保証することが定められています。(タマホームでは20年間保証)」
・地盤保証=引き渡し後20年間(制度は最長20年)
・住宅瑕疵担保責任保険=20年間の構造躯体と防水に関しての長期保険
・シロアリ=保証約款に基づき20年間の保証
まず、初期保証が20年あるということです。法律上の義務は10年なので、その倍にあたります。
そして、そこから先の話が本題です。
「最長60年」の条件
公式は、延長の仕組みをこう説明しています。
「長期優良住宅の認定を取得した建物に関しては、当社ならびに当社指定業者が実施する定期的な点検と有償のメンテナンス工事を継続していただくことで、10年毎の保証延長を継続でき、最長60年間の保証をいたします。」
「初期保証(20年)を超える保証については、弊社実施の定期的な点検および必要に応じた有償メンテナンス工事を条件として、10年毎の保証延長を継続することができます(定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の保証延長はできませんのでご了承ください)。」
「※保証延長を継続しない場合、無償点検は終了いたします。」
「※保証延長の対象は構造躯体、防水、白蟻の初期保証部分となります。」
読み取るべき点を、3つに分けます。
| 公式の記述 | 意味すること |
|---|---|
| 「有償のメンテナンス工事を継続していただくこと」 | 60年保証は無料で続くものではありません。工事の費用は施主が負担します |
| 「当社ならびに当社指定業者が実施する」 | 誰が工事をするかが、条件に含まれています |
| 「行わなかった場合は、その後の保証延長はできません」 | 途中でやめると、そこで延長は止まります。そして「無償点検も終了」と明記されています |
これは「保証延長型」と呼ばれる仕組みで、多くのハウスメーカーが採用しています。——タマホーム固有のものではありませんし、不当なものでもありません。建物を良い状態に保ってこそ保証できる、という考え方です。
実際、この考え方には合理性があります。——点検も補修もしていない建物について、30年後・40年後の保証を約束するのは、事業として成り立ちません。雨漏りを放置した家と、目地を打ち替え続けた家では、同じ築年数でも状態がまるで違うからです。
施主の側から見ても、悪い話ばかりではありません。——「点検を受け、必要な補修をしていれば保証が続く」というのは、裏を返せば「家を良い状態に保つ動機になる」ということでもあります。問題は、その費用がいくらかを知らないまま進むことです。
🔴ただし、施主として知っておく必要があります。——「他社で外壁塗装をしたら、保証延長はどうなるのか」。公式は「当社ならびに当社指定業者が実施する」と書いていますが、個別の契約でどう扱われるかは、契約内容と時期によります。当サイトが「切れます」と断定することはできません。——必ず自分の契約について、タマホームに直接確認してください。できれば書面で。
長期優良住宅かどうかで、上限が変わります
ここも見落とされやすい点です。
「長期優良住宅の認定を取得した建物に関しては(中略)最長60年間の保証」
「※長期優良住宅認定外の住宅の場合は、最長で30年の保証延長が可能となります。」
つまり「60年」は、長期優良住宅の認定を取得した建物の話です。認定外なら最長30年——倍の差があります。
自分の家がどちらかは、引き渡し時の書類で分かります。長期優良住宅の認定通知書があるはずです。見つからなければ、タマホームに聞けば記録があります。
💡「大安心の家」は長期優良住宅認定基準に標準仕様で対応していると公式が説明しています。ただし「標準仕様で基準に対応している」ことと「実際に認定を取得している」ことは別です——認定は申請して取るものだからです。書類を確認してください。
外壁材は選択制です
ここが、他の大手メーカーとの大きな違いです。
ヘーベルハウスならALC、セキスイハイムなら磁器タイル——というように、メーカーによっては外壁材がほぼ決まっています(ヘーベルハウス/セキスイハイム)。
タマホームは違います。公式は「大安心の家」について、こう説明しています。
「屋根材、外壁材、玄関ドアなど色や形を豊富に取り揃えた、バリエーションから自由にセレクトできます。」
つまり、家によって外壁材が違います。——「タマホームの外壁塗装は◯◯円」「タマホームなら◯年で塗り替え」という一律の情報は、あてになりません。
だから、最初にやることは決まっています
自分の家の外壁材が何かを確認する。——これが出発点です。
| 確認方法 | やること |
|---|---|
| ①引き渡し時の書類 | 仕様書、設計図書に外壁材のメーカー名と商品名が書かれています |
| ②タマホームに聞く | 建てた会社に記録があります。「外壁材の商品名を教えてください」で足ります |
| ③現物を見てもらう | 塗装会社が見れば、種類の判別はできることが多いです(現地調査) |
そして、これは施主にとって有利に働きます。——一般に流通している外壁材であれば、その扱いに慣れた会社が多いからです。特殊な外壁材だと、対応できる会社を探すところから始まりますが、その手間が少なくて済みます。
窯業系サイディングであれば、扱える会社は多い——これは施主にとって選択肢が広いという利点です(サイディングの基礎)。ただし表面に特殊なコーティングがある製品なら、話が変わります(難付着サイディング/クリヤー塗装)。
他社に頼む場合、何を天秤にかけるか
判断の材料を並べます。どちらが正解ということはありません。
| タマホーム経由 | 他社 | |
|---|---|---|
| 保証延長 | 条件を満たす形で継続できます | 影響の有無を要確認(契約内容によります) |
| 金額 | 窓口が一本化される分のコストが乗ります | 選択肢が広く、比較で下がる可能性 |
| 建物の記録 | 持っています | 施主が情報を渡す必要があります |
| 無償点検 | 継続(公式は「保証延長を継続しない場合、無償点検は終了」と記載) | 同上の扱いを確認 |
判断の順序
この順で進めると、迷いません。
- タマホームに聞く——「他社で外壁塗装をした場合、保証延長はどうなりますか」(できれば書面で)
- タマホーム経由の見積もりをもらう——金額と工事範囲を確認
- 他社にも見てもらう——同じ条件で(見積もりの取り方)
- 差額を出す——その差額と、保証延長の価値を比べる
差額が小さければ、保証を継続する理由になります。逆に差額が大きければ、他社を選ぶ理由になります。——そしてその差額は、見積もりを取らないと分かりません。
💡「保証延長を続けない」という選択も、それ自体は不合理ではありません。延長の対象は公式によれば構造躯体、防水、白蟻の初期保証部分です。その保証にいくら払う価値があるかは、施主が決めること——ただし判断は、金額を知ってからにしてください。
費用の考え方
当サイトは、タマホームの外壁塗装の相場金額を出しません。——外壁材が選択制で、家ごとに前提が違うからです。「タマホームだからいくら」という平均値に意味がありません。
代わりに、金額を左右する要素を挙げます。
| 要素 | 中身 |
|---|---|
| 足場 | 家の大きさで決まります。30坪で15〜25万円が公開されている相場(内訳のページ) |
| 塗装面積 | 延床面積ではなく実際の壁の面積で決まります(面積の考え方) |
| 外壁材の種類 | 一般的な窯業系サイディングか、特殊なコーティングがあるかで仕様が変わります |
| シーリングの量 | サイディングは目地が多い構造です(コーキングの費用) |
| 塗料のグレード | シリコン/フッ素/無機で、耐用年数も金額も変わります(何年もつか) |
おおよその金額を知りたいなら、まずシミュレーターで概算を見てください。そのうえで、実際の金額は見積もりで確認する——この順序が確実です。
点検のタイミングに合わせるという考え方
保証延長型の仕組みには、実は施主にとって便利な面があります。——「いつ動くべきか」を、点検が教えてくれることです。
多くの施主が迷うのは「まだ大丈夫なのか、もう塗るべきなのか」という判断です(塗り替え時期の判断)。定期点検があれば、その判断材料が定期的に手に入ります。
点検を「使う」ための3つのこと
| やること | 理由 |
|---|---|
| ①指摘された内容を記録する | どこが、どう傷んでいるか。写真をもらえるなら、もらってください。他社に見てもらうときの資料になります |
| ②「今すぐ直さないといけない場所はありますか」と聞く | 「今すぐ」なのか「次の点検までに」なのかで、動き方が変わります。⚠️「あと何年持ちますか」は聞いても答えが出ません——未来の天候は誰にも分からないからです |
| ③優先順位を聞く | 指摘が複数あるとき、「どれが最優先ですか」。全部を今回やる必要があるとは限りません |
そのうえで、金額を比べてください。——点検で「必要」と判断されたことと、その工事をどこに頼むかは、別の話です。同じ指摘内容を他社にも見せて見積もりを取れば、判断が一致するかどうかも確認できます。
💡足場を組むなら、外壁以外も一緒に見てもらってください。屋根、雨樋、破風、軒天、ベランダの防水——足場が要る工事をまとめれば、足場代は1回で済みます(足場代の考え方/付帯部)。これは、どのメーカーの家でも同じです。
動く前に確認すること
1「うちは長期優良住宅の認定を取っていますか」——60年か30年かが、ここで変わります
2「外壁材の商品名を教えてください」——仕様も金額も、ここから決まります
3「他社で外壁塗装をした場合、保証延長はどうなりますか」——できれば書面で
4「次の定期点検はいつですか」——点検のタイミングと工事を合わせられます
5「前回の点検で、外壁について指摘はありましたか」——記録が判断材料になります
この5つは、どれもタマホームに聞けば分かることです。——そして聞くこと自体には、何のリスクもありません。
よくある質問
「60年保証」だから、60年間何もしなくていいのですか?
逆です。公式は「定期的な点検と有償のメンテナンス工事を継続していただくことで」保証が延長されると説明しています。つまり「メンテナンスを続けるからこそ、保証が続く」という仕組みです。何もしなければ、20年で初期保証が終わります(そして「保証延長を継続しない場合、無償点検は終了」とも明記されています)。
外壁塗装は保証延長の条件に含まれますか?
公式は「必要に応じた有償メンテナンス工事」としており、具体的にどの工事が必要かは点検の結果によります。——当サイトが「外壁塗装が必ず条件に含まれる」と断定することはできません。ただし保証延長の対象に「防水」が含まれていることは公式に記載があります。外壁と防水は無関係ではないので、点検で指摘された内容と、必要な工事を、書面で確認してください。
他社のほうが安いと言われました。頼んでいいですか?
頼むこと自体は可能です。ただしその前に、保証延長への影響を確認してください。公式は「当社ならびに当社指定業者が実施する」と書いていますが、個別の契約でどう扱われるかは契約内容によります。——「差額はいくらか」と「その差額で何を手放すか」を、両方はっきりさせてから決めてください。どちらを選んでも、それが納得のいく判断なら正解です。
点検の案内が来ましたが、有償工事をすすめられそうで不安です
点検を受けることと、工事を契約することは別です。——指摘された内容を聞いて、その場では決めない。これで十分です(断り方の文例)。そして指摘の内容は記録してください——他社に見てもらうときの資料になります(現地調査)。判断が一致すれば、それは本当に必要な工事です。
築10年です。そろそろ塗り替えですか?
外壁材と塗装の仕様によります。一般的な窯業系サイディングなら、10〜15年が塗り替えの検討時期として語られることが多いのですが、年数より状態です(劣化のサイン)。チョーキング(触ると粉が付く)、シーリングの切れ、ひび割れ——これらを見てください。そして初期保証20年の期間中でも、外壁のメンテナンスが不要という意味ではありません(保証の対象は構造躯体・防水・白蟻です)。
タマホームで建てた家は、塗り替えが早いと聞きました
それは外壁材と塗装の仕様で決まる話で、メーカー名で決まるものではありません。——タマホームは外壁材が選択制なので、何を選んだかによって耐用年数が変わります。安価な塗装仕様であれば周期は短くなりますし、上位の仕様なら長くなります。「うちの外壁材は何で、当時どんな塗装だったのか」を確認するのが先です。噂ではなく、自分の家の仕様で判断してください。
保証延長をやめたら、どうなりますか?
公式は「保証延長を継続しない場合、無償点検は終了いたします」と明記しています。そして「定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の保証延長はできません」とも。——つまり、一度やめると再開はできないと読めます。ただし個別の契約でどう扱われるかは確認が必要です。やめる前に、何を手放すことになるのかを正確に把握してください。
初期保証20年の期間中なら、外壁は何もしなくていいですか?
いいえ。初期保証の対象は公式によれば構造躯体、防水、白蟻、地盤です。——外壁の塗膜の劣化そのものは、この保証とは別の話になります。塗膜が劣化すれば防水機能は落ちますし、シーリングは年数で切れます(シーリング)。「保証があるから何もしなくていい」ではなく、「保証の対象と、日常のメンテナンスは別」と理解してください。
中古で購入しました。保証は引き継げますか?
建てた会社に確認してください。保証の引き継ぎは契約内容と手続きによるため、当サイトが一律に「引き継げます」とは言えません。ただし建物の記録は残っている可能性が高いので、「この住所の建物について、外壁材の仕様と点検の履歴を知りたい」と問い合わせる価値はあります。塗り替えの仕様を決めるとき、その情報が判断を左右します。
他のハウスメーカーと比べて、どこが違いますか?
いちばん違うのは、外壁材が選択制であることです。ヘーベルハウスはALC、セキスイハイムは磁器タイルというように外壁が事実上決まっているメーカーもあります(ヘーベルハウス/セキスイハイム/積水ハウス)。タマホームは家ごとに違うので、一律の情報が当てはまりません。——逆に言えば、一般的な外壁材なら扱える会社が多く、選択肢は広いということでもあります。
あわせて読みたい
ハウスメーカーの外壁塗装
なぜ高いのか。保証との天秤
ヘーベルハウス
ALC外壁。60年無償点検
住友林業
同じく保証延長型。「10年」との差
セキスイハイム
磁器タイル。塗装不要でも目地は必要
サイディングの基礎
外壁材が分かれば、仕様が決まります
保証の読み方
条件つきの保証をどう読むか
見積書チェック
同じ条件で比べるために
参考にした情報
- タマホーム株式会社 公式サイト「保証とサポート」——お引渡し後20年間の保証と保険、「法律では、販売業者は構造躯体や雨水の浸入に関して引渡しから10年間保証することが定められています。(タマホームでは20年間保証)」、地盤保証(引き渡し後20年間・制度は最長20年)、住宅瑕疵担保責任保険(20年間の構造躯体と防水に関する長期保険)、シロアリ保証(保証約款に基づき20年間)、「長期優良住宅の認定を取得した建物に関しては、当社ならびに当社指定業者が実施する定期的な点検と有償のメンテナンス工事を継続していただくことで、10年毎の保証延長を継続でき、最長60年間の保証をいたします」、「初期保証(20年)を超える保証については、弊社実施の定期的な点検および必要に応じた有償メンテナンス工事を条件として、10年毎の保証延長を継続することができます(定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の保証延長はできませんのでご了承ください)」、「保証延長を継続しない場合、無償点検は終了いたします。長期優良住宅認定外の住宅の場合は、最長で30年の保証延長が可能となります」、「保証延長の対象は構造躯体、防水、白蟻の初期保証部分となります」との記載
- タマホーム株式会社 公式サイト「長期優良住宅|大安心の家」——長期優良住宅認定基準に標準仕様で対応している旨、「屋根材、外壁材、玄関ドアなど色や形を豊富に取り揃えた、バリエーションから自由にセレクトできます」との記載
最終確認日:2026年8月26日。掲載した内容は公式サイトの公表時点のものです。保証の期間・内容・条件は契約時期および契約内容によって異なる場合があり、他社で工事を行った場合の取り扱いについても個別の契約によります。実際の適用については必ずタマホーム株式会社にご確認ください。外壁材は選択制のため、塗り替えの時期・仕様・費用は建物ごとに異なります。当サイトはタマホーム株式会社との取引関係はありません。