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プロタイムズの評判——調べる前に、これは「会社名」ではありません

「プロタイムズ 評判」で検索すると、良いことも悪いことも出てきて、どちらを信じればいいのか分からなくなります。混乱の原因は、ほとんどの人が知らない一点にあります。プロタイムズは、塗装会社の名前ではありません。塗料メーカーが運営する「工事品質ブランド」で、実際に施工するのは、全国265店舗ある加盟店それぞれです。ここが分かると、評判の読み方が変わります。

※本ページはプロモーション(広告)を含みます。

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このページの内容全22項目

先に開示します——プロタイムズとは提携していません

当サイトは、プロタイムズの広告を載せていません。加盟店でもありません。
載せているのは一括見積もりサービス(Re:est・ハピすむ・外壁塗装の窓口)の広告で、そこから申し込みがあると当サイトに広告収入が入ります。

プロタイムズの仕組みを分解する前に、当サイト側の仕組みも分解しておきます。3社とも、申し込まれた時点では成立しません。当サイトの収入になるのは、そのあと話が一段進んだところです(いずれも申し込みから30日以内。当サイトが提携する広告配信元の管理画面で2026年9月14日に確認)。

  • Re:est——本見積書の確認が終わるか、現地の下見が実施されたところまで。電話での問い合わせは対象外で、見積書の金額が15万円以下だった場合も同じです
  • ハピすむ——リフォーム会社の紹介と、見積もり依頼が完了したところまで。申し込みのあとの電話がつながらないと止まります
  • 外壁塗装の窓口——電話での確認を経て業者が紹介され、1社以上から見積もりを受け取るまで。築7年未満の家と、北海道・沖縄にお住まいの方からの申し込みは対象外です(使えないという意味ではなく、当サイトの収入にならないという意味です)

これを先に出す理由は1つです。このページはこのあと、プロタイムズの中身が加盟店ごとに変わるという話を長く書きます。同じ物差しを当サイトにも当てると、当サイトは「申し込ませて終わり」では成り立たない側だと分かります。だから当サイトは、看板ではなく実際に来る会社を比べてくださいと書きます。比べられたほうが、こちらの区切りにも届きやすいからです。利害が一致しているところは、そう書きます。

ここは、立場がそのまま結論に効きうる場所です。——プロタイムズは塗料メーカーが運営する工事品質ブランドで、施工するのは加盟店。一方、当サイトが広告を載せているのは「複数社から見積もりを取る」型のサービスです。方向が逆です。

だからこのページでは、どちらが良いとは書きません。やるのは、「プロタイムズは会社名ではない」という事実の確認だけです。それが分かると、検索結果に並ぶ良い評判と悪い評判が別々の加盟店の話だと読めるようになります——これは、どちらの立場からも言える事実です。

立場をもう1つ。当サイトの内容は塗料の専門商社で営業を担当していた者が監修しています。塗料メーカーの品質ブランドと、実際に施工する会社は別の主体です。塗料の側にいた立場から言うと、同じ製品を指定しても、塗る会社で仕上がりは変わります。(運営者情報)

まず前提——プロタイムズは「ブランド」です

ここを外すと、あとの話が全部ずれます。

プロタイムズは、1つの会社が全国で工事をしているのではありません。

「プロタイムズ◯◯店」として営業しているのは、それぞれ別の地元の塗装会社です。本部が定めた基準のもとで、その看板を掲げて工事をしています。

つまり、あなたの家に来るのは地元の塗装会社です。社長も職人も、隣の県の「プロタイムズ◯◯店」とは別の人です。

ここから、大事な結論が出ます。「プロタイムズの評判」を調べても、あなたの地域の店の実力は分かりません。調べるべきは「プロタイムズ◯◯店」——つまり、実際に来る会社そのものです。

これは、けなしている話ではありません。フランチャイズやネットワーク型のブランドは、どの業界でも同じ構造です。ただ、外壁塗装の場合は「工事の質=現場の人の質」という度合いが特に大きいので、この違いが結果に出やすいということです。

運営しているのは、塗料メーカーです

公式サイトで確認できる事実を並べます。

プロタイムズ公式サイト(protimes.jp)より

・運営会社=アステックペイント(サイト表記=ASTECPAINTS INC)
・加盟店数=265店舗(2026年8月現在/「運営会社」ページ)
・累計施工=151,421棟以上(2026年時点、全国約265店舗におよぶ店舗数に基づく/当社調べ)
・累計診断実績=286,684棟(2026年8月現在/当社調べ)
・診断=有資格者による50項目をこえる建物診断から、リフォーム図面の作成、正確な積算を実施
・プラン=価格・品質・耐久性のバランスを考えた5つのプラン
・工事範囲=塗装のほか給湯器交換・太陽光システム・外構など外装リフォーム全般

そして、運営会社であるアステックペイントについても公式に記載があります。

アステックペイントについて(同社「運営会社」ページより)

・塗料の研究開発・販売を行う建築用塗料メーカー
・2019年〜2024年まで「6年連続 遮熱塗料シェアNo.1」(出典として『ペイント&コーティングジャーナル』の各号「屋根用・遮熱塗料特集」を挙げています)
・2000年の創業以来、約4,100社の塗装店に採用/これまで施工してきた建物は151,421棟(2026年8月現在)

公表値は、更新のたびに数え方ごと変わることがあります。同じ「運営会社」ページは、当サイトが2026年8月26日に確認したときは「約3,600社以上」「260,000棟以上(2025年6月現在)」でした。ほかのサイトの数字と比べるときは、何年何月の値かをそろえてください。

つまり塗料メーカーが本部で、その塗料を扱う塗装店のネットワークがプロタイムズ——という構造です。ここが他の「一括見積もりサイト」とはまったく違う点です(一括見積もりサービスの比較)。

一括見積もりサイトとは、そもそも役割が違います。ハピすむやリショップナビのようなサービスは、複数の会社を紹介して比べさせる仕組みです。プロタイムズはブランドに加盟した1社が担当する仕組み——比較の場ではなく、施工そのものを提供する側です。だから「プロタイムズと一括見積もりサイト、どちらがいい?」は、比べる対象が違う質問になります。

「プロタイムズ総合研究所」を調べている方へ——別の会社です

ここでいちばん混同されやすい点を先に片づけます。「プロタイムズ」と「株式会社プロタイムズ総合研究所」は、名前は似ていますが別の法人です。どちらも公式サイトで確認できます。

プロタイムズ株式会社プロタイムズ総合研究所
正体ブランド名(全国265店舗のネットワーク)法人名(1996年設立の会社)
運営・表記公式サイトの表記は「運営会社であるアステックペイント」/フッターは© ASTECPAINTS INC本社は東京都府中市。自社ブランド「ヤネカベ」のサイトを別に持っています
使っている看板プロタイムズ◯◯店ヤネカベ(府中店・杉並店・世田谷店・足立店・横浜泉店・港北ニュータウン店・海老名店ほか)

つまり「プロタイムズ総合研究所 評判」で出てくる話は、東京・神奈川のこの1社の話であって、全国265店舗の話でも、アステックペイントの話でもありません。逆に「プロタイムズの評判」を読んでいるつもりで、この1社の口コミを読んでいることもあります。

見分け方は「株式会社が付いているか」です。株式会社が付いていれば、それは特定の1社。付いていなければ、ブランド全体の話です。あなたの家に来るのがどちらなのかは、見積書の会社名を見れば分かります——ブランド名ではなく、法人名が書いてある行を見てください。

なぜ塗料メーカーが、工事のブランドを作ったのか

この経緯は、公式サイト自身が説明しています。そのまま引きます。

プロタイムズ公式「運営会社」ページより

「プロタイムズ設立当時の塗装業界は、『契約後に連絡が取れなくなる』『ずさんな施工』『不当な高額請求』などの悪徳業者が横行し、業界全体が消費者からの信頼を失っていました。」

「個々の企業では仕入れコストの負担や技術向上の限界があり、より良い塗装工事を提供するには課題がありました。」

「塗料メーカーであるアステックペイントは『塗装工事の重要性をもっと知ってもらいたい』『お客様が、良い塗料や塗装工事を選べる基準をつくりたい』との強い想いを抱き(中略)全国の同じ志を持つ塗装会社に呼びかけ、工事品質ブランド『プロタイムズ』が誕生しました。」

塗料メーカーにとって、施工の質が低いことは自社の損失でもあります。良い塗料を出しても、塗り方が悪ければ性能は出ません。そして施主は「あの塗料は駄目だった」と受け取ります。

ブランドを作って施工の基準を揃える——動機としては、筋が通っています。当サイトも、この構造そのものは合理的だと考えています。

ただし、ここから先が本題です。基準を揃えることと、全店が同じ結果を出すことは、別です。

フランチャイズとしての仕組み——沿革が公表されています

「プロタイムズ フランチャイズ」で調べている方がいます。はっきり書きます。フランチャイズです。推測ではなく、運営会社が沿革でそう書いています。

時期公式の沿革(原文)
2008年7月「株式会社アステックペイントジャパン内にプロタイムズ事業部を立ち上げ、住居向け塗装工事請負事業のフランチャイズ化の準備を開始」
2009年3月「株式会社プロタイムズ・ジャパンを設立」
2009年5月「プロタイムズ加盟店数17店舗で活動スタート」
2010年5月「一般企業へのフランチャイズ加盟店募集を開始」
2013年1月「一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の正会員認定」
2020年9月「株式会社プロタイムズ・ジャパンより株式会社アステックペイントへ社名変更」

会社案内の「所属団体」にも、日本塗料工業会・日本塗装工業会などと並んで一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会が記載されています。

本部がやっているのは、工事ではありません

アステックペイントの事業紹介には、本部の役割がこう書かれています。——「全国の加盟店様に対し、経営基盤の強化や効果的な販売促進活動、WEB集客の支援を行っています。本部が持つ豊富なノウハウとデータを共有し、地域に根差した加盟店様の成長をバックアップしています」。近年は「図面から数量を自動算出するサービスや、競合サイトとの比較分析を自動化するツール」といったAIの提供にも触れています。

並んでいるのは経営支援・販促・集客・業務効率化です。施工は入っていません。ここが、このページで最初に書いた「プロタイムズは会社ではなくブランド」という話の、制度上の裏づけになります。

施主にとって、これが意味すること

①「プロタイムズに頼む」は、実際には「加盟店に頼む」こと。契約書に入る社名は、加盟している会社の名前です。

②口コミの時期に注意。運営会社は2020年9月に「プロタイムズ・ジャパン」から「アステックペイント」へ社名変更しています。古い口コミに出てくる会社名は、いまの社名と違います。

③店舗数は増え続けています。2009年に17店舗で始まり、2011年に50店舗、2014年に100店舗、2020年に150店舗、2021年に200店舗を突破——と沿革に記されています。「昔の評判」と「いまの店舗網」は、規模がまったく違います。

注意——2つの公式サイトで、いまの店舗数の書き方が違います。プロタイムズ公式(protimes.jp)は「現在では265店舗(※2026年8月現在)が加盟しています」、アステックペイントの事業紹介は「店舗数約250店舗、売上250億円を超える、住宅塗装市場No.1(※2025年現在、店舗数に基づく当社調べ)」。取得時点が違うだけで矛盾ではありませんが、他所で見た数字と食い違ったときは、この2つのどちらかだと思ってください。

だから「プロタイムズの評判」は3種類に分かれます

「プロタイムズ 評判」の検索結果が混乱して見えるのは、まったく違う3つの話が同じ言葉で語られているからです。仕分けます。

どの評判か中身あなたに関係あるか
①ブランド(本部)の評判診断の仕組み、プラン制、保証の枠組みなど。全国共通の話関係あります。ただし全国共通なので、良し悪しは店ごとに変わりません
②加盟店の評判「プロタイムズ◯◯店」個別の話。職人の丁寧さ、営業の対応、近隣配慮いちばん関係あります。あなたの家に来るのはこの会社です
③塗料の評判アステックペイントの塗料そのものの話(アステックペイントとは)関係ありますが、工事の良し悪しとは別の軸です

「プロタイムズ 悪い評判」で検索した方は、ここがいちばん大事なところです。悪い評判が出てくること自体は珍しくありませんが、それを読むときは「①②③のどれの話か」を先に見てください。「営業がしつこかった」は②(特定の店の話)、「思ったより高かった」は②か③、「診断が形だけだった」も②です。①ブランドの仕組みそのものへの不満は、実はあまり見当たりません。

ネット上の「プロタイムズは良かった」「プロタイムズは駄目だった」という声は、ほとんどが②の話です。つまり特定の店の体験談であって、265店舗すべてに当てはまる話ではありません。

種明かしをすると、こういうことです

全国265店舗もあれば、良い店も、そうでない店も出ます。これは統計的に当然のことで、どのネットワーク型ブランドでも起きます。だから「評判が割れている」こと自体は、何の情報にもなりません。

意味があるのは、あなたの地域の店の評判だけです。調べ方は簡単です。

  • 「プロタイムズ ◯◯店」で検索する——運営している会社の正式名称が出てきます
  • その会社名でGoogleマップの口コミを見る——地元の会社なので、地元の評価が付いています
  • 会社の公式サイトを見る——プロタイムズの看板とは別に、自社サイトを持っていることがほとんどです

ここまでやれば、「プロタイムズの評判」ではなく「あなたに提案する会社の評判」が分かります。これが、このページでいちばん伝えたいことです。

プロタイムズが「しつこい」「やばい」「怪しい」で検索される理由

検索候補に不穏な言葉が並ぶのを見て、不安になった方もいると思います。ここは冷静に構造を書きます。

まず、この種の語が並ぶこと自体は、ほとんどの大手ブランドで起きます。件数が多ければ、不満の声も絶対数として増えるからです。「やばい」の検索候補があるかどうかは、良し悪しの判定に使えません。

そのうえで、塗装業界全般に共通する「連絡が続く」構造には触れておきます。

  • 無料診断・無料見積もりは、営業活動の入口でもあります——これはプロタイムズに限らず、どの会社でも同じです。診断だけして帰る会社は、ビジネスとして成立しません
  • 塗装は「今すぐ」でない人が多い——だから各社とも、検討中の人への追跡連絡を行います
  • 加盟店ごとに営業スタイルが違う——ここも②の話です。本部が全店の営業トークを統一しているわけではありません

なお、公式サイトには「しつこい勧誘や営業は一切致しませんのでご安心ください」という記載が繰り返し掲げられています。方針として明示されているということです。実際の対応がどうかは、あなたが接する店次第——ここでも②に戻ります。

連絡が負担なら、最初に伝えれば済みます。「検討中なので、こちらから連絡します」「メールでお願いします」。これは失礼な要求ではありません。断り方に困ったときの言い方は断り方のページにまとめました。

「怪しい」と感じる背景を、運営会社が自分で書いています

アステックペイントは、プロタイムズを作った理由をこう説明しています。——「プロタイムズ設立当時の塗装業界は、『契約後に連絡が取れなくなる』『ずさんな施工』『不当な高額請求』などの悪徳業者が横行し、業界全体が消費者からの信頼を失っていました」。

そのうえで「お客様が、良い塗料や塗装工事を選べる基準をつくりたい」という想いから、「全国の同じ志を持つ塗装会社に呼びかけ、工事品質ブランド『プロタイムズ』が誕生しました」と続きます。

つまりこのブランドは、業界が信用されていないという前提から出発しています。「怪しい」と検索されること自体は、ブランド固有の問題というより、塗装工事全体にかかっている疑いです。だから見るべきは看板ではなく、見積書と現地調査の中身になります。

期待できること——公式が公表している内容

ブランドとして揃えている部分は、はっきりしています。ここは①の話なので、どの店でも共通です。

仕組み中身(公式の記載)
建物診断有資格者による50項目をこえる建物診断。診断→リフォーム図面の作成→積算という流れ
プラン制価格・品質・耐久性のバランスを考えた5つのプランから選ぶ方式
塗料本部が塗料メーカーなので、アステックペイントの製品が中心になります
工事範囲塗装のほか、給湯器交換・太陽光システム・外構など外装リフォーム全般
ネットワークの規模265店舗(2026年8月現在)/累計診断286,684棟(2026年8月現在・当社調べ)

診断に力を入れているのが、この仕組みの特徴です。項目を決めて、図面を作り、そこから積算する。「見て、だいたいで出す」という見積もりとは、作り方が違います。

これは比較する側にとっても利点です。項目が並んだ資料が手元に残るので、他社の見積もりと突き合わせやすくなります(見積書の見方)。

50項目の建物診断を、どう受け取るか

ここは、当サイトとして正直に書いておきたい部分です。

詳しい診断報告書は、有用な資料であると同時に、営業資料でもあります。これはプロタイムズに限らず、診断書を出すすべての会社に当てはまることです。

悪いことではありません。写真つきで劣化箇所を示されれば、施主は納得しやすい。それが目的の一つであるのは自然なことです。ただし、受け取る側は次の2点を意識しておくと、判断がぶれません。

  • ①項目の多さは、工事の質そのものではありません——50項目の診断をしても、塗るのは職人です。診断の精度と、施工の丁寧さは別の話
  • ②「要補修」と「今すぐやるべき」は違います——指摘された箇所すべてを今回やる必要があるとは限りません。「これは今回、これは次回でいい」の線引きを聞いてください

そして、診断書はあなたの資産です。もらった報告書は、他社に見積もりを頼むときにも使えます。「ここが傷んでいると言われたのですが、どう思われますか」——同じ箇所について別の会社の見方を聞けば、判断材料が一気に増えます(相見積もりは失礼?)。

ただし他社の診断書をそのまま渡して「これより安く」と頼むのは、やめてください。それは技術の比較ではなく、値段の叩き合いにさせる行為です。「ここが指摘されたが、必要だと思うか」という聞き方なら、相手も専門家として答えられます。

加盟店を自分で調べる——4ステップ

ここまで「調べるべきは加盟店」と繰り返してきたので、実際の手順を書きます。15分あれば終わります。

ステップ1:正式な社名を手に入れる

公式サイトの店舗検索、あるいは受け取った名刺・チラシを見てください。「プロタイムズ◯◯店」の下や横に、運営会社の社名が書かれています。「株式会社◯◯」「有限会社◯◯」といった、地元の会社の名前です。

見当たらなければ、「御社の正式な社名を教えてください」と聞けば済みます。隠すような情報ではありません。

ステップ2:その社名でGoogleマップの口コミを見る

ブランド名ではなく、社名で検索してください。地元の会社なので、地元の人の口コミが付いています。

見るのは星の数ではなく、書かれている中身です。「対応が早かった」「職人さんが丁寧だった」「近所への挨拶をしてくれた」——具体的な行動が書かれている口コミは、実際に頼んだ人が書いています。逆に、抽象的な賞賛ばかりが並ぶ場合は、慎重に読んでください。

ステップ3:自社サイトを見る

加盟店の多くは、プロタイムズの看板とは別に、自社のサイトを持っています。そこで分かることがあります。

  • 創業年——地元で何年やっているか
  • 施工エリア——あなたの家が本当に営業範囲内か
  • 自社の職人か、下請けか——書いていない場合は聞けば分かります
  • 施工事例——近所の事例があれば、実際に見に行けます

ステップ4:建設業許可を確認する(余力があれば)

国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システム(etsuran2.mlit.go.jp)で、許可を受けている業者かどうかを無料で調べられます。社名を入れるだけです。

ただし、ここは誤解されやすいので正確に書きます。

戸建ての外壁塗装に、建設業許可は原則として要りません。

建設業法は、請負代金が500万円未満の工事(建築一式は1,500万円未満)を「軽微な建設工事」として、許可がなくても請け負えると定めています。戸建ての塗装工事は、ほとんどがこの範囲に収まります。

つまり「許可がない=違法」ではありません。

では何のために調べるのか。許可を持っているなら、建設業法が定める許可の基準(経営業務の管理能力、営業所ごとの専任技術者、不正・不誠実な行為をするおそれがないこと、財産的基礎)を満たして審査を通っているという事実が分かるからです。あくまで加点材料であって、無い会社を落とす材料ではありません(大手と地元業者の比べ方)。

この4ステップは、プロタイムズに限った話ではありません。チラシで見た会社、飛び込みで来た会社、知人の紹介——どの入口でも、確認することは同じです。だから覚えておいて損がありません(どこに頼むか)。

頼む前に確認しておく4つのこと

加盟店に来てもらう前、あるいは診断を受けたあとに、確認しておくとよいことを並べます。

1. 実際に施工する会社の名前

「御社の正式な社名を教えてください」——これで①と②が切り分けられます。名刺には両方書かれていることが多いはずです。その社名で、Googleマップの口コミと自社サイトを見てください。

創業年、施工エリア、自社に職人がいるのか下請けに出すのか——ここまで聞ければ十分です。地元で長くやっている会社なら、近所に施工例があります。

2. プランに何が含まれ、何が含まれないか

プラン制は分かりやすい反面、「うちの家の場合、このプランで何をやるのか」が曖昧になりやすい面もあります。とくに付帯部(雨樋・破風・軒天・雨戸)がどこまで入るかは、金額を大きく左右します(付帯部の範囲)。

「このプランに、うちの雨樋と軒天は入っていますか」——具体的な部位名で聞くのが確実です。

3. 保証の中身と、保証するのは誰か

ここは特に確認する価値があります。ブランドの保証なのか、施工した加盟店の保証なのか、塗料メーカーの保証なのか。それぞれ意味が違います。

  • 加盟店の保証——その会社が続いていることが前提です
  • ブランド・本部の保証——加盟店が変わっても引き継がれる仕組みがあるかどうか
  • 塗料メーカーの保証——塗料そのものの品質に関する保証で、施工不良は対象外なのが一般的です

「もしこの店がなくなったら、保証はどうなりますか」——聞きにくい質問に思えますが、10年保証なら10年後の話をしているのですから、当然の確認です。保証の読み方は保証のページにまとめました。

4. 追加費用が出る条件

診断が詳しいぶん、着工後の「想定外」は少なくなるはずです。ただしゼロにはなりません。足場を組んでから分かることは、どの会社でもあります(追加費用の考え方)。

「どういう場合に追加が出ますか」と先に聞いておけば、後で驚かずに済みます。

申し込んだあと何が起きるか——プロタイムズが「厳守する」と書いている基準書は、誰でも無料で読めます

一括見積もりサイトなら、申し込んだあとに何が起きるかは利用規約の後半に書いてあります。プロタイムズは紹介サービスではなくフランチャイズなので、そこに答えはありません。かわりに工事そのものの基準書があります。公式サイトが「選ばれ続けている理由」の6番目で、こう名指ししています。

「品質を支える全国統一の公共工事基準の塗装工事 第三者機関「一般財団法人塗装品質機構(PQA)」が制定した「PQA塗装工事基準」は公共工事に準拠した基準で、私たちプロタイムズはそのPQA塗装工事基準を厳守しています。」(プロタイムズ公式サイト・2026年9月13日確認)

その基準書は『PQA工事品質基準ガイドブック』(一般財団法人塗装品質機構・2023年4月1日発行・全66ページ)で、プロタイムズの公式サイトの中にPDFで置かれています。会員登録も申し込みも要りません。以下はそこからの引用です。プロタイムズを検討していない方にも、そのまま役に立ちます。

まず、この一行だけ持ち帰ってください

ガイドブックには「トラブルの原因は?」という節があり、結論が先に書かれています。

「トラブルの原因のほとんどが「工事発注者(消費者)が考えていた工事が納品(実施)されなかった。」です。工事内容は契約書、見積書、現場調査報告書などの契約までに提示された書面によって決まります。したがって、これらの書面に書かれていないことは、原則として工事の対象とはなりません。」
「トラブルとなった多くの場合、口頭での合意(約束)はあるものの、書面などに記録されておらず、双方が異なる理解をすることが原因となっています。」
「工事発注者は書面による具体的な約束がなければ工事の不備を主張できないと理解し、必要なことは書面に記載してもらうよう、工事受注者にお願いすることが大切です。」

手抜き工事の話ではありません。「言った・言わない」が、圧倒的に多いということです。診断の担当者が現場で「そこも塗っておきますね」と言ってくれた箇所は、見積書に行が無ければ、工事の対象ではありません。悪気があって落ちるのではなく、見積書を作る人と、当日はしごに登る人が別だから落ちます。

やることは1つだけです。その場で「それ、見積書に足しておいてください」と言う。言いにくければ、帰り際に「今日決まったことを、あとで書面にしてもらえますか」で足ります。ガイドブックは工事会社の側にも、同じことを義務として書いています——「説明の際に追加で約束した事項は見積書を変更して再提出したり、約束内容を別途書面に記載して交付して、必ず書面で確認できる状態にします。」

契約のときのチェック表が、そのまま公開されています

ガイドブックには「住宅塗装工事契約時のチェック表」が載っています。判子を押す前に、この10行をそのまま使えます。

現場調査報告書——「現場調査報告書が提出されている。」「工事の対象となる箇所が現場調査報告書に記載されている。」
見積書——「希望する工事が見積に含まれている。」「主要な塗装箇所の面積等が記載されている。」「主要な材料(塗料)の使用数量(缶数)が記載されている。」「使用する主要な塗料のメーカー名、製品名が記載されている。」「内容が不明な見積項目がない。(すべて説明された)」
契約書——「工事請負契約書で契約を締結する。」「工事請負契約の約款の提示がある。」「クーリングオフの法定書面の提示がある。」

このうち「缶数」が書いてあるかどうかは、こちらで検算できます。塗る面積を、塗料メーカーのカタログに載っている標準塗付量で割れば、必要な缶数はおおよそ出ます。缶数が書いていない見積書は、比べる相手ができません。見方は見積書の見方に、契約書で法律上決まっている項目は契約書の16項目にまとめました。

プロタイムズは「5つのプラン」から選ぶ形なので、プラン名だけが書かれた見積書になりやすい面があります。上のチェック表は、まさにそこを開けるための道具です。プラン名の下に、面積・缶数・製品名を書いてもらってください。

足場を外す前に、一緒に見せてもらう——これは、こちらから先に言っておくこと

ガイドブックの「工事完了」の節に、注意書きとして書かれています。

「足場の解体後に足場がないと工事ができない箇所での不備が見つかると対応できなくなることがあります。こうしたトラブルを防止するために、足場解体前の点検を工事受注者(塗装事業者)に依頼し、不備がないことを確認した上で足場を解体してもらうように事前に確認しておきます。」

「事前に確認しておきます」——つまり、工事が終わってから言っても遅い、ということです。足場は工事の最後に外れます。外れてしまえば、屋根も2階の破風も、もう誰も触れません。契約のときに一度、「足場を外す前に一緒に見せてください」と言っておくだけです。言い方と、当日どこを見るかは完了検査のページにまとめました。

工事会社の側にも、同じ内容が義務として書かれています——「工事管理者は全ての塗装工程が終了したら、足場を解体する前に、全ての工事が工事仕様書どおりに完了しているかを目視して確認します。」そして「足場を解体すると見ることができなくなる箇所は工事完了の状態を写真撮影し、工事完了確認の際に工事発注者に見せることができるようにしておく。」屋根の写真を見せてもらえるかどうかは、この一行が根拠になります。

家の周りを片づける費用は、見積に入っていません

見落とされやすいので、原文のまま引きます。

「工事発注者(消費者)は工事を安全に行うことができるよう、工事場所の環境を整えなければなりません。具体的には、建物周辺のものを移動したり、整理したりして足場の設置や作業の邪魔にならないようにします。…こうした工事環境を整備するための費用は原則として工事発注者の負担で、工事の見積には含まれていません。」

物置、自転車、鉢植え、カーポートに止めた車。動かすのは施主の役目で、動かせないものがあるなら、見積の前に相談する話です。「敷地に自動車などを止めている場合は、作業の邪魔にならないかを工事受注者と相談して、作業の邪魔になる場合は工事期間中、別の場所に移動する」とも書かれています。近所に月極を借りるなら、その費用も工事の総額に足して考えてください。

近隣へのあいさつについても、責任の所在が書かれています——「周辺の住民に工事の了承を得ることは、基本的には工事発注者の責任です。」実際には工事会社があいさつ状を用意して同行してくれることがほとんどですが、建前は施主の責任だと知っておくと、頼み方が変わります(近隣あいさつのページ)。

工事中——足場の中には入らない。工事管理者の携帯番号を先に聞いておく

「足場などで事故を起こしたりしないよう安全に注意を払います。 ポイント 足場内には立ち入らない。」
「※無断で足場内に立ち入ったりはしてはいけません。足場に立ち入る際は、工事管理者の許可を得て、ヘルメットなどの必要な保護具を着用して立ち入ります。(できれば工事管理者と一緒に、1人だけで足場に立ち入らない。)」
「工事中に工事に対する疑問があったり、困ったことが生じたりした場合は、すみやかに工事管理者に相談します。 ポイント 工事管理者の連絡先(携帯番号など)を確認しておく。」

「気になるから自分で登って見てみよう」は、やってはいけない側です。かわりに、着工前に工事管理者の携帯番号を聞いておいてください。営業担当と工事管理者は別の人であることが多く、工事が始まってから「誰に言えばいいのか分からない」になるのが一番困ります。

住宅の塗装工事に、施工管理技術者は常駐しません

ここはプロタイムズに限った話ではなく、住宅塗装というジャンル全体の前提です。ガイドブックは、公共工事と住宅塗装工事の違いとして2つを挙げています。

「(1)工事発注者に専門の技術者がいる——標準仕様書では工事を発注する側に専門の技術者がいる想定となっています。…一般の消費者が工事発注者である住宅塗装工事では工事発注者(消費者)に専門的な知識や技術はありません。」
「(2)専門の施工管理技術者が現場に常駐している——…住宅塗装工事で専任の施工管理技術者を配置するとコストが大幅に高くなり現実的ではありません。資格を持った施工管理技術者は公共工事や大規模な工事の現場でも不足しており、小規模の住宅塗装工事では施工管理技術者は常駐しません。」

だから基準書は、常駐のかわりに「工事仕様書」と「工程進捗チェック表」と「工事写真」を置いています。工程ごとに写真を撮り、あとから照合できるようにする、という考え方です。PQAは、この工事仕様書と工程進捗チェック表を作るためのエクセルファイルを、自分のサイトで無料配布しています。

聞ける一行は、これです——「工事仕様書と、工程ごとの写真はもらえますか」。「厳守しています」と公式が書いている以上、加盟店はこれを断る理由がありません。もらえた写真の見方は工程のページに、下塗りが省かれていないかの確かめ方まで書いています。

「有資格者による診断」の資格名は、公式には書かれていません

公式サイトはこう説明しています。

「豊富な知識と技術を持つ有資格者が、約50項目にわたって、住まいを隅々まで正しく診断します。」(プロタイムズ公式・サービスのこだわり)

資格の名前は書かれていません。ただし、手がかりはあります。PQAは「外装劣化診断士」という試験を実施している団体で、その合格者一覧を、都道府県別に氏名つきで公開しています。プロタイムズの運営会社も、会社概要の「所属団体」に一般財団法人塗装品質機構を挙げています。

ここから言えることと、言えないことを分けます。

  • 言えること——診断に来た人の名前が合格者一覧にあれば、外装劣化診断士であることを、あなたが自分で無料で確認できます
  • 言えないこと——名前が無かったからといって無資格とは限りません。公式が資格名を書いていない以上、別の資格(一級塗装技能士など)かもしれないからです

だから、確かめ方は照合ではなく質問です。「診断してくださるのは、何の資格をお持ちの方ですか」。資格名が返ってきたら、その名前で調べれば、誰が出している資格で、どう取るものかが分かります。塗装まわりの資格の読み方は資格のページにまとめました。

外装劣化診断士の試験は100点満点で70点以上が合格、認定証の有効期限は5年で更新には講習が必要、と実施要領に書かれています。対策講習の教材は市販の書籍(定価1,980円・税込)で、PQAは「テキストはご自身でご購入下さい。一般書店、インターネット書籍販売等で購入できます」としています。診断される側が、診断する人と同じ教科書を読めます。

「第三者機関」という言葉の読み方

公式サイトはPQAを「第三者機関」と呼んでいます。一方で、同じ公式サイトの運営会社ページを開くと、「所属団体」の欄に一般財団法人塗装品質機構が並んでいます(日本塗料工業会、日本塗装工業会、住宅履歴情報・活用推進協議会、日本フランチャイズチェーン協会と同じ欄です)。

これは矛盾ではありません。読み方の問題です。外部から抜き打ちで監査する機関ではなく、加入している業界団体が定めた基準を、自分たちも守ると宣言している——そういう構図です。基準書の中身が良いことと、それを誰が確かめるかは、別の話です。

そして、確かめる役はガイドブックの中であなたに割り当てられています。発注者側の行動として、最初にこう書かれています。

「(1)PQA塗装工事基準に準拠した工事を依頼——このPQA塗装工事基準活用ガイドブックやPQAのホームページなどを工事受注者(工事を発注する候補となっている塗装事業者)に提示して、PQA塗装工事基準に準拠した見積と塗装工事を実施するよう依頼します。 ポイント 見積を行う前にPQA塗装工事基準を工事受注者に知らせる。」

見積の前に言う、というところが要点です。「PQA塗装工事基準に沿ってお願いします」の一言は、プロタイムズの加盟店にも、地元の塗装店にも、同じように使えます。基準はプロタイムズの持ち物ではなく、誰でも読める公開文書だからです。これは相見積もりを取るときの、そろえやすい物差しになります。

加盟店がなくなったら保証はどうなるか——公式は「W工事保証」と答えています

このページの前の節で「ブランド・本部の保証が、加盟店が変わっても引き継がれる仕組みがあるかどうか」を確認事項に挙げました。公式サイトには、それに対応する説明があります。

「業界唯一のW工事保証——工事を行う加盟店の保証に加え、プロタイムズ本部のアステックペイントから「製品保証」に加えて工事内容に対しての保証も発行。万が一加盟店に何かあった場合でも本部保証がしっかり工事をサポートするため、施工後10年先も安心できる環境を整えています。」
「工事後も安心いただくため、塗装店に加えて塗料メーカーからも工事保証をお出しする「W工事保証」や、診断士による「定期点検」など、充実のアフターサービスでお客様をサポートします。」(いずれもプロタイムズ公式・2026年9月13日確認)

塗料メーカーの保証は、ふつう塗料そのものの品質に対するもので、施工不良は対象外です。その塗料メーカーが「工事内容に対しての保証も発行」すると書いているので、ここで言う本部保証は、製品保証とは別のものという読み方になります。

ただし、公式サイトに書かれているのはここまでです。年数は「施工後10年先も」という書き方で、保証の対象部位、免責(何が対象外か)、本部保証が発動する条件は、この文面からは分かりません。読むべきは、契約のときに渡される保証書の現物です。見るところは4つ——誰が出している保証か/何年か/どの部位が対象か/何が免責か。保証のページに、書面のどこを見るかを書いています。

この節でやることは、3つだけです

  • 見積の前に——「PQA塗装工事基準に沿ってお願いします」と言う。プロタイムズでも、地元の塗装店でも同じように使えます
  • 判子を押す前に——見積書に面積・缶数・塗料のメーカー名と製品名があるか、クーリングオフの書面が渡されたかを見る
  • 契約のときに——「足場を外す前に、一緒に見せてください」と言っておく。工事管理者の携帯番号を聞いておく

どれも費用はかかりません。ガイドブックは全66ページを無料で公開しており、消費者向けの要点はPQAのサイトにもページとして置かれています。プロタイムズに頼むかどうかにかかわらず、読んで損はない一次資料です。

助成金を使うなら、加盟店の「所在地」を確認してください

自治体の助成制度には、施工する会社の所在地に条件が付くことがあります。プロタイムズの場合、ここはステップ1で社名を聞くところまで来ていれば、あと一歩で確認できます。

自治体の書き方は3通りに分かれます

当サイトでは276の市について、市の公式ページを一次情報で確認しています。そのなかで、施工業者の所在地の扱いは3通りに分かれていました。

  • ①「市内の業者に限る」型——むつ市はブロック塀の補助で「市内に本店もしくは支店を置く法人、または市内に住所を有する個人事業者で、建築工事関連業務を営むものが行う工事に限られます」と書いています。市川市も断熱化・屋根の軽量化の助成に「市内業者に限る」と付けています(むつ市/市川市)
  • ②「市内の業者なら上限が上がる」型——田原市の空き家改修は限度額50万円、市内建設業者なら60万円。市外でも使えて、上限が下がるだけです(田原市)
  • ③業者の条件が付いていない型——千葉市の制度には縛る記載が見当たりませんでした。一方で可児市は「市内に本社」、大垣市は「市内に本店もしくは支店」としています(千葉市)

加盟店は地元の会社です。ただし「地元」=あなたの市とは限りません

プロタイムズの看板を掲げているのは地域の塗装店です。全国どこからでも来る形ではないので、①の「市内業者に限る」型と噛み合う可能性はあります。

ただしここは思い込みで進めないでください。営業エリアが市をまたいでいることは普通にあります。「近くの店だから市内だろう」ではなく、社名で所在地を確かめてください。やることは1つ増えるだけです。

  • ①先に自分の市の制度と業者条件を調べる——申し込む前にできます(市区町村別の助成金一覧)
  • ②社名から所在地を確認する——加盟店を自分で調べる4ステップのステップ1・3でたどり着けます。自社サイトの会社概要に本店の住所が載っています
  • ③申請の期限を確認する——「契約前」「着工前」と決めている自治体があります。診断を受けて話が進んだあとで気づくと、間に合わないことがあります

値引き交渉より、先にこちらを調べたほうが早いことがあります

金額を下げたいとき、多くの方はまず値引きを考えます。ただ、助成金が出る市であれば、そちらのほうが動く額が大きいことがあります。しかも値引きと違って、交渉する相手がいません。条件と期限を満たすかどうかだけの話です。

「補助金は使えますか」と加盟店に丸投げしないでください。制度は市のもので、条件も期限も予算も市が決めています。調べるのは自分、聞くのは市の窓口——これが確実です。

「5つのプラン」の読み方

公式サイトは「価格・品質・耐久性のバランスを考えた5つのプラン」を用意していると説明しています。プラン制は、選ぶ側にとって分かりやすい仕組みです。名前と価格帯が並んでいれば、比べやすい。

ただし、プラン制には読み方があります。ここは、どの会社のプラン制でも共通する話です。

プラン名ではなく、中身の3点で見る

見るところなぜ
①塗料のグレードと製品名「上位プラン」が何を指すのかは、製品名を見ないと分かりません。シリコンなのかフッ素なのか無機なのか(塗料の種類)
②工事の範囲付帯部がどこまで入るか。上位プランでも雨樋が別なら、総額は変わります(付帯部の範囲)
③下地処理の内容シーリングが打ち替えか増し打ちかで、金額も寿命も変わります(シーリング)

この3点が分かれば、他社の見積もりと同じ土俵で比べられます。逆に、この3点が分からないままプラン名だけで比べると、「A社の松とB社の竹、どっちが上か」という答えの出ない比較になります。

上位プランが常に得とは限りません

耐久性の高い塗料は、長い目で見れば得になることがあります。塗り替えの回数が減れば、そのぶん足場代が浮くからです。ただし成立する条件があります。

  • その差額が、浮く足場代を下回っていること
  • その家に、それだけ長く住む予定があること
  • 壁以外(シーリング・屋根・板金)が先に寿命を迎えないこと——壁が20年もっても、15年目に屋根で足場を組むなら、意味が薄れます

この考え方は2回目の外壁塗装のページで詳しく書きました。「良い塗料を選ぶ」ではなく「使い切れる塗料を選ぶ」——プランを選ぶときの基準は、そこにあります。

価格は本部が決めているのか

よくある疑問です。ここは慎重に書きます。

公式サイトは「5つのプラン」という枠組みを示していますが、各家庭の見積金額がどう決まるかまでは公開していません。当サイトとして「本部が価格を統一している」「加盟店が自由に決めている」のどちらだとも断定できません。

ただし、構造上、必ず店ごとに差が出る要素はあります。

  • 家ごとに面積も傷み方も違います——同じプランでも金額は変わります(塗装面積の考え方)
  • 足場の条件が違います——隣家との距離、道路付け、階数
  • 人件費の水準は地域で違います
  • 付帯部の量が家ごとに違います

だから「プロタイムズはいくら」という相場は存在しません。これはどの会社についても同じで、金額は家ごとに出るものです。当サイトの費用相場のページやシミュレーターは、あくまで桁を把握するためのものと考えてください。

「他社より高い/安い」を判断したいなら、方法は1つです。同じ家について、他社にも見積もりを出してもらう。1枚だけでは、高いか安いかは原理的に判断できません(見積もりが妥当かどうか)。

プロタイムズは高いのか

よく検索されています。答えは「看板では決まらない」です。そう言い切れる理由が3つあります。

理由中身
①価格を決めるのは加盟店本部が公表しているのは経営支援・販促・集客の役割までで、工事価格ではありません。同じ看板でも、店が違えば金額が違います
②工程に診断が入る有資格者による50項目をこえる建物診断、報告書、リフォーム図面の作成、積算——これらは手間です。手間はどこかに乗ります。乗ったうえで納得できるかは、報告書を見てから判断できます
③塗料の定価から逆算できない使われるのはアステックペイントの塗料です。当サイトが同社の製品一覧117件を数えたところ、価格・円・希望小売価格の表記は0件でした(期待耐用年数は79件に掲載)。塗料の値段が公表されていないので、「材料費がいくらだから高い/安い」という検算はできません(アステックペイントとは)

③は誤解されやすいので補足します。価格が「どこにも無い」わけではありません。アステックペイント自身が運営する通販サイトは、フッターに「塗装プロ向けの販売サイトです」と明記され、メニューが「ログイン(価格確認・ご注文)」になっています。つまり価格は、加盟店や登録店のログインの向こう側にあります。施主には見えませんが、見積もりを出す塗装店には見えている、ということです。

なお当サイトが確認した範囲では、加盟にかかる費用の条件は公式サイトに掲載されていません。事業紹介ページにあるのは「プロタイムズ加盟ご希望の塗装店様はこちら」という問い合わせ窓口までです。ですから「加盟店だから高い」とも「本部の取り分があるから高い」とも、当サイトは書きません。根拠になる数字が公開されていないからです。

では、高いかどうかをどう判断するか

他社と同じ土俵に乗せてください。——塗る範囲(外壁だけか、屋根・付帯部・目地まで含むか)、塗料の製品名、工程数、塗る面積。この4つをそろえて、複数社に出してもらう。そろえた瞬間に、金額の差が「何の差なのか」が見えます(見積書の内訳/塗料の平米単価)。

そして診断報告書は、比較の材料としても使えます。50項目の指摘を持って他社に見てもらえば、同じ箇所をどう見るかを比べられます。報告書をもらう段階では、まだ契約ではありません。

「日本の三大塗料メーカー」を調べている方へ——順位より先に見るところがあります

プロタイムズを調べると、関連する質問に「日本の三大塗料メーカーは」が出てきます。運営が塗料メーカーなので、その会社が業界のどのあたりにいるのかを知りたくなるのは自然です。ただ、この問いには先に2つ断りが必要です。

1つ目。「三大塗料メーカー」に公的な定義はありません。業界団体が三社を選んで公表しているわけではなく、記事によって挙がる社名も変わります。当サイトは塗料メーカーに順位を付けません。

2つ目。会社の大きさを比べる土台がそろっていません。各社が自分で公表している内容を見ると、そもそも事業の範囲が違います。

  • 日本ペイントホールディングス——会社概要に資本金6,714億3千2百万円/従業員数 単体50人・連結38,481人(2025年12月31日現在)と記載。持株会社で、事業は世界に広がっています
  • エスケー化研——会社概要に売上高(連結)1,097億7百万円(2026年3月期)/従業員数(連結)2,404名/東証スタンダード(証券コード4628)、事業内容は「建築仕上塗材事業」と記載
  • アステックペイント——事業紹介に「店舗数約250店舗、売上250億円を超える、住宅塗装市場No.1(※2025年現在、店舗数に基づく当社調べ)」と記載。No.1の根拠が「店舗数に基づく当社調べ」と自ら明示されています

グローバルな持株会社と、国内の建築仕上塗材の会社と、加盟店網を持つ会社を、同じ物差しで大小は言えません。だから当サイトはここで順位を作りません。

出典=日本ペイントホールディングス「会社概要」/エスケー化研「会社概要」/アステックペイント公式(いずれも2026年9月12日確認)。関西ペイントの会社概要は当日、当サイトが確認したページからは売上高の記載を取得できませんでした(ページがスクリプトで描画されているため)。数字が取れなかった社を省いて順位を作るのは不正確なので、そもそも順位を作っていません。

順位より、こちらのほうが見積もりに効きます——「価格表があるか」

塗料を売る側にいた立場から言うと、施主にとって実害があるのは会社の大小ではありません。その塗料の価格を、自分でメーカーの資料に照らせるかどうかです。

メーカー価格の資料を公開しているか公開されている条件
エスケー化研設計価格表を公開「同一淡彩色300㎡以上を基準とする材工共の価格」(税抜)。「足場代、下地調整代、養生代、諸経費などは含まれておりません」と明記
日本ペイント設計価格表を公開同じ製品を下地ごとに別の行で載せている(屋根用は下地別)
関西ペイント設計価格表を公開製品ごとの材工価格
ロックペイント製品説明書に材工価格を掲載300㎡以上の条件つき
プレマテックス材工設計参考価格を公開各種資料のなかの価格表
アステックペイント当サイトが製品一覧117件を数えた範囲では、価格の表記は0件—(期待耐用年数は79件に記載あり)

当サイトが各社の公式サイト・カタログ・製品説明書で確認した範囲です(2026年9月)。数え方と各社の但し書きは塗料の平米単価のページとアステックペイントの評判のページに書いています。価格表が無いことは、製品が悪いという意味ではありません。直販という売り方の結果です。

これがプロタイムズの見積もりにどう効くか。

他社の塗料で見積もりが出た場合は、設計価格表と照らして「材料費として妥当な帯か」を自分で検算できます。——ただし設計価格表の条件は300㎡以上なので、戸建て(外壁100㎡前後)はそのままの単価にはなりません。エスケー化研の設計価格表には「50㎡の場合」の注記があり、当サイトが数えた8か所すべてで1.80倍でした(付帯部の塗装単価)。つまり価格表は「上限の目安」ではなく「下限の目安」として使う資料です。

アステックペイントの塗料で見積もりが出た場合は、この検算ができません。だから比べ方が変わります。材料費の妥当性ではなく、同じ家について他社の見積もりと並べるしかありません。——これは「怪しい」という話ではなく、手元にある資料が違うので、確かめる手順が変わるという話です。

聞き方を1つだけ挙げます。——「見積書に書かれている塗料の、メーカーの設計価格表はありますか。無い場合、この単価は何を根拠に出していますか」。この質問に、価格表を出すか、無い理由を説明するかで答えられる相手なら、そのあとの説明も具体的になります(見積書のチェック項目)。

塗料そのものについて

プロタイムズで工事をすれば、基本的にアステックペイントの塗料が使われます。本部が塗料メーカーなのですから、当然の流れです。

アステックペイントについては、当サイトに専用のページがあります。要点だけ書くと——

  • 実在する国内の建築用塗料メーカーです。「怪しい」と検索される理由は、会社の問題ではなく期待耐用年数の書き方にあります
  • 遮熱塗料の分野で実績を公表しています(6年連続シェア1位/出典は業界紙)
  • 塗料の中身そのものは、他社と同じ技術の流れの中にあります——特別な魔法があるわけではありません

塗料の良し悪しでブランドを選ぶ必要はありません。他のメーカーにも良い製品があります。大事なのは「なぜうちの家にこれなのか」を説明してもらうことです(塗料の種類/何年もつのか)。

プロタイムズ以外の選択肢と、どう比べるか

外壁塗装を頼む先は、大きく4つに分かれます。プロタイムズは、このうち3番目にあたります。

頼む先特徴気をつける点
地元の塗装店中間マージンが少ない。近所に施工例があり、評判が地域に残っている会社ごとの差が大きい。自分で見極める必要があります
ハウスメーカー・工務店建てた会社なので家の構造を知っている。窓口が一本化される実際に塗るのは下請けの塗装店であることが多く、その分の費用が乗ります(ハウスメーカーの費用)
ブランド加盟店(プロタイムズなど)診断・プラン・塗料の仕組みが揃っている。資料が残る施工するのは加盟店。ブランドの評判=その店の実力ではありません
一括見積もりサービス複数社を一度に比べられる。自分で探す手間が省ける紹介される会社はサービスの登録業者に限られます(サービスごとの違い)

どれが正解ということはありません。組み合わせるのが現実的です。たとえば——

  • プロタイムズの診断を受ける(詳しい資料が手に入る)
  • その資料を持って、地元の塗装店にも見てもらう(同じ箇所を別の目で見てもらう)
  • 手間をかけたくない部分は一括見積もりサービスを使う(自分で探さずに数社そろう)

3社そろえば、判断できる材料はほぼ出そろいます。それ以上増やすと、比較そのものが重くなります(見積もりの頼み方)。

相見積もりを取って構いません

ここが結論です。

プロタイムズの加盟店に見てもらったうえで、地元の他社にも見てもらう。これは何の問題もありませんし、むしろ推奨されることです。

公式サイト自身も「最適なプランのご提案と意思決定を尊重いたします」と書いています。決めるのは施主だという前提が示されているわけです。

比べると、何が見えるのか

比べる項目見えてくること
診断の内容同じ箇所を、他社も「要補修」と見るか。見解が一致すれば、それは本当に必要です
工事の範囲付帯部をどこまで含むか。総額が同じでも中身が違うことがあります
塗料のグレード同じ耐用年数の帯で比べているか(年数の考え方)
説明の具体性あなたの家に固有の話が出るか。一般論しか出てこない会社は、まだ見ていません

そして、比較は値切るための道具ではありません。技術と工事内容を比べてもらうための手段です。「安くしてください」と押しつけるのは、手段の取り違えになります。

地元の会社をどう探すかはどこに頼むかに、一括見積もりサービスの違いは比較のページにまとめました。プロタイムズの診断書を持った状態で他社に声をかけると、話が具体的に進みます——資料があるぶん、相手も的確に答えられるからです。

※プロタイムズの加盟店1社だけで決めたくない場合。複数社を並べる形に切り替えるなら、先に仕組みを知っておくほうが早いです(リショップナビの評判=同じ運営会社が4サイトを持っている話/一括見積もりのデメリット)。

よくある質問

プロタイムズと「プロタイムズ総合研究所」は同じ会社ですか?

名前は似ていますが、別の法人です。プロタイムズはブランド名で、公式サイトには「運営会社であるアステックペイント」と書かれています。一方の株式会社プロタイムズ総合研究所は1996年設立・本社は東京都府中市の会社で、「ヤネカベ」という自社ブランドのサイトを別に持っています。「プロタイムズ総合研究所 評判」で出てくるのは、この1社の話です。全国265店舗の話ではありません。

「悪い評判」がたくさん出てきますが、やめたほうがいいですか?

悪い評判の中身を、先に仕分けてください。「営業がしつこかった」「対応が雑だった」は特定の加盟店の話で、全国共通の話ではありません。265店舗もあれば良い店もそうでない店も出ますから、評判が割れていること自体は判断材料になりません。見るべきはあなたの地域の店を運営している会社名——その社名でGoogleマップの口コミを調べれば、あなたに関係のある評判だけが出てきます。

プロタイムズは大手ですか? 地元の小さな会社より安心ですか?

ブランドとしては全国規模ですが、施工するのは地元の会社です。だから「大手だから安心」という単純な話にはなりません。比べるべきは、ブランドの規模ではなく、実際に来る会社です。地元で長く続いている会社には、近所に施工例があり、評判が地域に残っているという強みがあります。どちらが上ということはなく、見るポイントが違うだけです。

加盟店ごとに品質が違うなら、ブランドの意味は何ですか?

基準と仕組みを揃えることに意味があります。診断の項目、図面の作成、積算の方法、扱う塗料——これらが揃っていれば、ばらつきの幅は狭くなります。ゼロにはならない、という話です。「加盟している=一定の基準を満たしている」という手がかりにはなる——その程度に受け取るのが、実務的には正確です。

診断だけ受けて、工事は他社に頼んでもいいですか?

契約していないなら、断ることができます。ただし「最初から他社で工事するつもりで診断だけ受ける」のは、おすすめしません。診断には人の時間がかかっています。検討する気があるうえで、結果的に他社になった——それは普通のことです。断るときは、早めに、短く、感謝を一言(断り方の文例)。

近所でプロタイムズの工事をしていたので、同じ店に頼めば安心ですか?

それは、かなり良い判断材料です。近所の工事を実際に見られるなら、養生の丁寧さ、職人の動き、近隣への配慮が分かります。パンフレットでは見えない部分です。可能なら、その家の方に感想を聞ければ理想的です。ただし「近所でやっていたから」だけで決めず、金額は他社とも比べてください——工事の質と金額は別の軸です。

プロタイムズ以外に、似た仕組みのブランドはありますか?

あります。塗装業界にはネットワーク型・フランチャイズ型のブランドが複数あり、それぞれ本部と加盟店の関係が違います。当サイトでは、特定のブランドを比べて優劣をつけることはしません。どのブランドでも、確認することは同じだからです——実際に施工する会社の名前、工事の範囲、保証するのは誰か。この3つを聞けば、看板が何であっても判断できます。

アステックペイントの塗料は高いと聞きました

塗料の価格だけを取り出して高い・安いを論じても、意味がありません。見積もりの総額に占める塗料代の割合は、思ったより小さいからです(内訳のページ)。金額の大半は足場と人件費です。「塗料が高い=工事が高い」ではありません。比べるなら、同じグレード帯の塗料で、総額どうしを比べてください。

訪問営業で「プロタイムズです」と来ました。信用していいですか?

看板が何であっても、訪問営業への対応は同じです。その場で契約しない、名刺をもらう、社名を控える。そしてあとから自分で調べて、自分から連絡する。これで安全側に倒せます。「今日中なら」「モニター価格で」という期限つきの提案が出たら、いったん止まってください(点検商法の見分け方/チラシの読み方)。本当に必要な工事なら、来月でも必要です。

プロタイムズの店舗が近くにありません

265店舗といっても、全国すべての市町村にあるわけではありません。近隣の店が対応エリアを広げている場合もありますが、遠方から来る場合は、緊急時の対応や、工事後のアフターに時間がかかることがあります。「工事後に何かあったとき、どれくらいで来られますか」と聞いておくと現実的です。距離は、保証と同じくらい実務的な条件です。

加盟店が途中でブランドを抜けたら、保証はどうなりますか?

これは契約前に確認しておくべき点です。保証を出しているのが加盟店なのか、ブランド本部なのかで、答えが変わります。「もしこの店がプロタイムズを抜けた場合、保証はどうなりますか」——聞きにくい質問に見えますが、10年先の話をしているのですから、当然の確認です。書面にどう書いてあるかまで見せてもらってください(保証の読み方)。

診断報告書をもらえるのは、他社にはない強みですか?

他社でも出すところはあります。写真つきの報告書を作る会社は、地元の塗装店にもあります。「報告書があるかどうか」より、「その報告書が、あなたの家について具体的に書かれているか」を見てください。北側の壁の状態、目地の切れ方、水切りの下——あなたの家に固有の話が書かれていれば、それは本当に見ています。逆に、どの家にも当てはまる一般論が並んでいるなら、資料としての価値は下がります。

見積もりに「今月中なら」と期限が付いていました

看板が何であっても、対応は同じです。いったん止まってください。塗装工事に、その月でなければならない理由は基本的にありません。期限は、比較する時間を削るために使われることがあります(時期と金額の関係)。とくに「今日中に」と迫られた場合は、契約しないでください。本当に必要な工事なら、来月でも必要です。急かされている状況では、建設業法が請負契約の見積りに一定の期間を置くよう定めていることも判断材料になります(見積書の見方)。

プロタイムズで工事したら、次回も同じ店に頼むことになりますか?

なりません。次回どこに頼むかは、そのときに決めれば済みます。ただし今回の書類は必ず残しておいてください。塗料名、施工範囲、保証書、診断報告書——これらは10年後のあなた(あるいは家を引き継ぐ人)にとって、そのまま判断材料になります(2回目の外壁塗装)。次の会社が「前回は何を塗りましたか」と聞いたときに、答えられるかどうかで話の進み方が変わります。

地元の塗装店との見積もりに、大きな差が出ました

金額の差より先に、範囲とグレードを揃えてください。差が出る理由は、たいてい次のどれかです。

  • 塗料のグレードが違う——シリコンとフッ素では、材料も耐用年数も別物です
  • 工事の範囲が違う——付帯部、屋根、シーリングの打ち替え・増し打ち
  • 下地補修の見込みが違う——傷みをどこまで直すかの判断差
  • 諸経費の計上の仕方が違う——同じ作業を別の項目に入れていることがあります

揃えたうえで、まだ差が残るなら、それが本当の差です。そのときは高いほうにも安いほうにも理由を聞いてください。「なぜこの金額になるのか」を説明できるかどうかが、判断材料になります。安いほうが手抜きとは限らず、単に範囲が狭いだけということも多い——これは当サイトが繰り返し書いていることです(見積もりが妥当かどうか)。

結局、プロタイムズに頼んでいいのでしょうか?

当サイトは「頼むな」とも「頼め」とも言いません。判断できるのは、あなたの地域の加盟店を見た人だけだからです。やることは変わりません——実際に来る会社の名前を確認し、口コミを見て、工事の範囲と保証を聞き、他社にも見てもらう。その結果として選ぶなら、それは納得のいく選択です。

プロタイムズはフランチャイズですか?

フランチャイズです。運営会社の沿革に「住居向け塗装工事請負事業のフランチャイズ化の準備を開始」(2008年7月)、「一般企業へのフランチャイズ加盟店募集を開始」(2010年5月)、「一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の正会員認定」(2013年1月)と記載があり、会社案内の所属団体にも同協会が挙がっています。本部が公表している役割は、加盟店への経営基盤の強化・販売促進・WEB集客の支援であって、施工ではありません。工事をするのは加盟店です。

プロタイムズは高いですか?

看板では決まりません。価格を決めるのは加盟店であり、同じブランドでも店によって金額が違います。また使われるアステックペイントの塗料は、当サイトが製品一覧117件を数えたところ価格の表記が0件で、材料費から逆算する検算ができません(価格は加盟店・登録店のログインの向こう側にあります)。加盟にかかる費用の条件も公式サイトには掲載されていないため、当サイトは「加盟店だから高い」とも書きません。判断するなら、塗る範囲・塗料の製品名・工程数・面積の4つをそろえて複数社に出してもらうのが確実です。

加盟店の数はいくつですか?

2つの公式サイトで書き方が違います。プロタイムズ公式(protimes.jp)の「運営会社」ページは「現在では265店舗(※2026年8月現在)が加盟しています」、アステックペイントの事業紹介は「店舗数約250店舗、売上250億円を超える、住宅塗装市場No.1(※2025年現在、店舗数に基づく当社調べ)」です。取得時点が違うだけで矛盾ではありません。沿革では2009年に17店舗で始まり、2011年50店舗、2014年100店舗、2020年150店舗、2021年200店舗を突破と記録されています。

日本の三大塗料メーカーはどこですか?

公的な定義はありません。業界団体が三社を選んで公表しているわけではなく、記事によって挙がる社名も変わります。当サイトは塗料メーカーに順位を付けません。各社が自分で公表している内容も土台がそろっていません——日本ペイントホールディングスは資本金6,714億3千2百万円・連結従業員38,481人(2025年12月31日現在)の持株会社、エスケー化研は売上高(連結)1,097億7百万円(2026年3月期)・連結2,404名で事業内容は「建築仕上塗材事業」、アステックペイントは「店舗数約250店舗、売上250億円を超える、住宅塗装市場No.1(※2025年現在、店舗数に基づく当社調べ)」です。比べるより先に見てほしいのは、その塗料の価格表が公開されているかどうかです(この節)。

見積書の塗料が妥当な値段か、自分で確かめられますか?

メーカーによって分かれます。エスケー化研・日本ペイント・関西ペイント・ロックペイント・プレマテックスは設計価格表や材工価格を公開しているので、材料費の帯を照らせます。ただし条件は300㎡以上なので戸建てはそのままの単価になりません(エスケー化研の設計価格表には「50㎡の場合」の注記が8か所あり、当サイトが数えた範囲ではすべて1.80倍でした)。一方アステックペイントは、当サイトが製品一覧117件を数えた範囲では価格の表記が0件で、この検算ができません。その場合は材料費の妥当性ではなく、同じ家について他社の見積もりと並べて比べてください。

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参考にした情報

  • 株式会社アステックペイント公式サイト「事業紹介>プロタイムズ事業」(astecpaints.co.jp)——本部の役割(経営基盤の強化・販売促進・WEB集客の支援・AIサービス)/「店舗数約250店舗、売上250億円を超える、住宅塗装市場No.1(※2025年現在、店舗数に基づく当社調べ)」/加盟希望の塗装店向け問い合わせ窓口。2026年9月10日に当サイトが確認
  • プロタイムズ公式サイト「運営会社」(protimes.jp/about)——会社案内(設立2000年10月/プロタイムズ事業開始2009年3月/資本金72,765,000円/所属団体に日本フランチャイズチェーン協会)、沿革(フランチャイズ化の準備2008年7月/加盟店募集開始2010年5月/FC協会正会員認定2013年1月/社名変更2020年9月)、「現在では265店舗(※2026年8月現在)が加盟しています」、採用実績「約4,100社の塗装店」「施工してきた建物は151,421棟(2026年8月現在)」、遮熱塗料シェア6年連続1位(ペイント&コーティングジャーナル)、設立の背景の一文。2026年9月10日確認
  • プロタイムズ公式サイト(protimes.jp)——運営会社の表記(ASTECPAINTS INC)/累計施工151,421棟以上(2026年時点、全国約265店舗におよぶ店舗数に基づく・当社調べ)/累計診断実績286,684棟(2026年8月現在・当社調べ)/有資格者による50項目をこえる建物診断、リフォーム図面の作成、正確な積算/5つのプラン/給湯器交換・太陽光システム・外構などの外装リフォーム/「しつこい勧誘や営業は一切致しません」「最適なプランのご提案と意思決定を尊重いたします」の記載
  • 同「運営会社」ページ——アステックペイントは建築用塗料メーカー/2019年〜2024年「6年連続 遮熱塗料シェアNo.1」(出典=『ペイント&コーティングジャーナル』第3347号ほか「屋根用・遮熱塗料特集」)/2000年創業、約4,100社の塗装店が採用、これまで施工してきた建物151,421棟(2026年8月現在。2026年8月26日の確認時は約3,600社以上・260,000棟以上〔2025年6月現在〕)/プロタイムズ設立の経緯に関する記述
  • 一般財団法人塗装品質機構『PQA工事品質基準ガイドブック』(2023年4月1日発行・全66ページ)——プロタイムズ公式サイト内に置かれたPDF。「トラブルの原因は?」「住宅塗装工事契約時のチェック表」「工事完了」「公共工事と住宅塗装工事の違い」「PQA塗装工事基準の活用について」の各節。代表理事 吉田憲司
  • 一般財団法人塗装品質機構 公式サイト(pqa.or.jp)——外装劣化診断士試験の実施要領(100点満点70点以上が合格/認定証の有効期限5年/対策講習の教材は市販書籍・定価1,980円税込)、合格者一覧(都道府県別・氏名つきで公開)、工事仕様書作成エクセルファイルの配布、消費者向け「住宅塗装工事のポイント」
  • プロタイムズ公式「サービスのこだわり」——「豊富な知識と技術を持つ有資格者が、約50項目にわたって」「W工事保証」「診断士による定期点検」/トップページ「選ばれ続けている理由06」——「第三者機関「一般財団法人塗装品質機構(PQA)」が制定した「PQA塗装工事基準」…を厳守しています」/同「理由05」——「万が一加盟店に何かあった場合でも本部保証がしっかり工事をサポート」
  • 同「運営会社」ページ「所属団体」欄——日本塗料工業会/日本塗装工業会/住宅履歴情報・活用推進協議会/一般財団法人 塗装品質機構/日本フランチャイズチェーン協会

最終確認日:2026年9月13日(PQA塗装工事基準のガイドブックと外装劣化診断士試験の実施要領を追加)。店舗数・実績値は公式サイトの公表時点のものであり、変動します。本ページは公開情報にもとづく整理であり、特定の加盟店の品質を評価するものではありません。当サイトはプロタイムズおよびアステックペイントとの取引関係はありません。掲載方針は編集ポリシーをご覧ください。