広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
【2026年度】長野県の外壁塗装に助成金は出るのか——2市が「ありません」と明記。ただし佐久市だけ「外壁等の仕上げ工事」が名指しで対象です
1市だけ出ます調べた6市のうち、外壁が名指しで対象なのは佐久市だけ。ただし耐震補強と同時にやることが条件です
- 佐久市
- 対象工事に「床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事」。2分の1・上限30万円。耐震補強115万円+県の上乗せ50万円で最大195万円
- 松本市は「ありません」と明記
- 「住宅の外壁塗装及び屋根塗装工事への補助制度はありません」。ただし耐震補強と併せたリフォームなら2分の1・限度10万円
- 長野市も明記+注意喚起
- 「外壁塗装や、屋根の修繕などのいわゆる、修繕や補修のみを目的として実施する工事に対する助成制度(補助金等)はありません」。さらにアフィリエイト目的のホームページに注意を出しています
- 上田市は空き家だけ
- 空き家バンク利用者の改修補助(2分の1・上限20万円/移住者50万円)。耐震と同時のリフォーム工事は対象外と明記
- 県の上乗せ50万円が効きます
- 耐震改修に長野県が50万円を上乗せ。長野市は最大200万円、佐久市は195万円、上田市は165万円
- 県の制度は事業者が申請します
- 信州健康ゼロエネ住宅助成金(リフォームタイプ)=「申請者は『個人』ではなく『事業者』になります」。工事着手の14日前まで
- 外壁に関わるのは「伝統技能」だけ
- 助成単価表の伝統技能に「左官仕上げ壁、国産瓦ぶき、県内業者製作の木製建具及び畳のうちいずれか2つを活用」=10万円。塗装は入っていません
「長野県 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。長野は、市が「出ません」とはっきり書く県です。当サイトが調べた6市のうち、松本市と長野市は公式ページに「外壁塗装への補助制度はありません」と明記していました。長野市にいたってはアフィリエイト目的のホームページに注意まで出しています。——それでも、道が1本あります。佐久市だけが、対象工事に「外壁等の仕上げ工事」と書いています。
冷え込む土地です。工期をいつに置くかも金額に効きます。——30坪だといくらか/塗装に適した季節
このページの内容全12項目
6市を1枚の表に——2市が「ありません」と書いています
当サイトは、長野県内の6市について市の要綱・対象工事一覧・公式ページを1件ずつ開いて調べました。結果を先に出します。
| 市 | 外壁塗装 | 耐震まで含めた上限 | 市が書いている言葉 |
|---|---|---|---|
| 佐久市 | 対象(耐震と同時) | 195万円(耐震115+外壁30+県50) | 「床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事」 |
| 松本市 | 対象外 | 耐震+併せたリフォーム2分の1・10万円 | 「住宅の外壁塗装及び屋根塗装工事への補助制度はありません」 |
| 長野市 | 対象外 | 200万円(今年度限定の150万円+県50) | 「外壁塗装や、屋根の修繕などの…工事に対する助成制度(補助金等)はありません」 |
| 上田市 | 空き家のみ | 165万円(耐震115+県50) | 「同時のリフォーム工事は対象外」と明記 |
| 安曇野市 | 空き家のみ | 165万円(耐震115+県50) | 空き家は「建物本体に係る改修請負工事費用」=3分の2・60万円/市の一覧に「リフォーム」の語が0回 |
| 伊那市 | 対象外 | 115万円 (耐震補強5分の4・1,150,000円) | 市の支援制度一覧に外壁も塗装も出てこない/そのかわり色彩の変更は「変更に係る面積が100㎡を超えるもの」で届出(西箕輪は25㎡超) |
この表は当サイトが2026年9月12日までに各市の公式情報で確認したものです。受付状況は年度の途中でも変わります。金額や条件のくわしい話は、各市のページに書きました。
図1 6市のうち、外壁が名指しで対象なのは1市だけ
——長野は、市がはっきり「出ません」と書く県です。これは意地悪ではありません。「自治体によっては補助があります」という記事を読んで市役所に電話する人が多いので、先に閉じているのです。
道は1本——佐久市の「外壁等の仕上げ工事」
6市のうち、佐久市だけが「外壁」を制度の中に書いています。木造住宅の耐震改修工事補助金の、対象となる工事です。
「耐震改修促進リフォーム工事:…同一室内外の床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事。」
対象工事は全部で3つ(耐震補強工事/耐震改修促進リフォーム工事/除却工事)あります。条件と手続きの全文は佐久市のページに書きました。
| 工事種別 | 補助率 | 上限金額 |
|---|---|---|
| 1 耐震補強工事 | 5分の4 | 115万円 |
| 2 耐震改修促進リフォーム工事 | 2分の1 | 30万円 |
| 3 県上乗せ | —— | 50万円(工事後の総合評点1.0以上が条件) |
| 合計 | —— | 195万円 |
——外壁に届くのは真ん中の30万円の枠です。2分の1なので、対象工事費が60万円あれば上限。塗り替えだけでも金額としては足ります(30坪の家の相場は80万〜120万円)。ただし耐震補強をやらずに外壁だけ、という使い方はできません。
佐久市は残り予算を公表しています。2026年5月7日時点で耐震改修(補強工事・リフォーム)は交付決定0件・残り435万円。1件195万円なら2件強で埋まる枠です。この記事を読んでいる時点でどうなっているかは、佐久市のページと市の窓口で確かめてください。
長野県の上乗せ50万円が、耐震の額を押し上げています
図2 耐震まで含めた6市の上限額(万円)
長野県の特徴は、市の耐震改修補助に県が50万円を上乗せすることです。当サイトが調べた6市のうち、長野市・上田市・佐久市の3市のページで確認できました。
| 市 | 市の耐震改修 | 県の上乗せ | 同時のリフォーム | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 長野市 | 5分の4・115万円 (令和7年度までに無料診断を受けた家は今年度だけ150万円) | 50万円 | —— | 最大200万円 |
| 佐久市 | 5分の4・115万円 | 50万円 | 2分の1・30万円 | 195万円 |
| 上田市 | 8割・115万円 | 50万円 | 対象外と明記 | 165万円 |
| 安曇野市 | 5分の4・115万円 (令和7年4月から100万円→115万円) | 50万円 | 「昭和56年5月31日以前に着工された部分の耐震改修に係る工事費に限ります」 | 165万円 |
| 松本市 | —— | —— | 2分の1・限度10万円 | —— |
| 伊那市 | 5分の4以内・1,150,000円 (建替(除却)は2分の1以内・976,000円) | 市のページに記載なし | 対象経費は耐震改修工事の費用のみ | 115万円 |
——県の上乗せには条件があります。佐久市は「県上乗せ(50万円)は、工事後の総合評点1.0以上を条件としています」と書いています。0.7以上を目指す部分的な補強では付きません。
耐震診断のときに、「0.7まで上げる案」と「1.0まで上げる案」の両方の見積もりを出してもらってください。工事費は上がりますが、県の50万円が付くかどうかで手出しが変わります。佐久市の耐震診断は、市が「補強計画案(補強にかかる概算工事費の提示を含む。)も提示させていただきます」と書いていて、無料で概算まで出ます。
長野市が、アフィリエイト目的のサイトに注意を出しています
この記事を読んでくださっている方に、正直に書いておきたいことがあります。
長野市は、住宅課のページで「外壁塗装や、屋根の修繕などのいわゆる、修繕や補修のみを目的として実施する工事に対する助成制度(補助金等)はありません」と書いたうえで、アフィリエイト目的のホームページに注意を出しています。
——当サイトも、アフィリエイト広告を使っています。この記事にも一括見積もりサービスへのリンクがあります。だから、この注意は当サイトにも向けられたものだと受け止めています。
そのうえで、当サイトがやっていることを書きます。
- 市が書いている言葉をそのまま引用する。要約せず、「」に入れて出す
- 確認した日を書く。制度は変わるので、いつ見た情報かを明示する
- 「出ません」を「出ません」と書く。期待をもたせる書き方をしない
- 出典のリンクを置く。読者が自分で確かめられるようにする
同じことを浦安市(千葉)も、宝塚市(兵庫)も、神戸市も書いています。市がここまで書くのは、実際に困っているからです。
もし「長野市の補助金が使えます」と言って訪問してくる業者がいたら、その場で契約せず、市の住宅課に電話して確かめてください。業者の選び方に、確かめ方をまとめました。
県の制度は「信州健康ゼロエネ住宅助成金」。申請するのは事業者です
長野県が持っている住宅の助成は、信州健康ゼロエネ住宅助成金です。新築タイプとリフォームタイプがあります。
「住宅分野における2050ゼロカーボンを実現するため、環境への負荷が少なく、高い断熱性能を有し、県産木材を活用した住宅の新築工事や既存住宅の断熱性能を向上させるリフォーム工事をする際の費用の一部を助成します。」
いちばん大事な注意が、これです。
「申請者は「個人」ではなく「事業者」になります。」
「工事着手の14日前までに交付申請することが必要です。」
「金額の確定日から1年以内に居住確認報告書の提出が必要です。1年以内に居住確認報告がされない場合、助成金の返還となりますのでご注意ください。」
——個人では申請できません。住宅所有者と工事請負契約を締結する工務店などが申請します。だから「この助成金を扱っている工務店を探す」のが第一歩になります。県は専用サイトで設計者・施工会社の検索ができるようにしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成額 | 次のうち最も小さい額(1,000円未満切捨て)——①工事内容に応じた単価の合計②総工事費の20%③上限額 |
| 上限額 | ZEH化リフォーム=先導基準140万円/推奨基準120万円/最低基準100万円/健康省エネリフォーム=50万円 |
| 必須の工事 | ZEH化リフォーム(寝室、脱衣室、浴室、トイレ及びキッチンを含む住宅部分を指針の最低基準以上に)または健康省エネリフォーム(浴室・脱衣室または寝室の見付面積10㎡以上の断熱改修+外気に接するすべての建具の断熱改修/または住宅部分全体の床・天井・屋根の断熱改修) |
| 業者 | 県内に主たる事務所を置く者(登記上の本店が県内にあること) |
| 募集期間 | 第1期=令和8年4月15日〜令和9年1月29日/第2期=令和8年12月1日〜令和9年3月15日 「先着順で助成対象を決定し、予算額に達した時点で募集を終了します。」 |
| 併用 | 「国、県及び市町村(国庫補助金を財源とするものに限る。)が実施する他の補助金等との併用はできません。」ただし工事箇所が明確に区分できれば可能な場合あり |
第1期の新築タイプは2026年8月3日に申請受付が終了しました。リフォームタイプの受付状況は、県の専用サイト(shinshu0ene.jp)で確かめてください。
外壁に関わるのは「伝統技能」の行だけ。塗装は入っていません
この助成金には、工事の種類ごとに単価が決まった表があります。外壁塗装がどこに入るかを探して、全部読みました。
| 区分 | 対象工事等 | 助成単価 |
|---|---|---|
| 断熱改修 | 外気等に接する壁、床、天井又は屋根の断熱改修 | 3,000円/㎡ |
| 同上(ZEH化リフォームで先導基準又は推奨基準に適合) | 4,000円/㎡ | |
| 建具 | 窓 2.8㎡以上=31,000円/1.6㎡以上2.8㎡未満=24,000円/0.2㎡以上1.6㎡未満=20,000円 ドア 開戸1.8㎡以上・引戸3.0㎡以上=45,000円ほか | 1箇所あたり |
| バリアフリー | 段差解消2,000円/出入口の拡張10,000円/便器の取り替え50,000円/便所・浴室の拡大50,000円 | 1箇所あたり |
| 県産木材 | 仕上げ用板材又は合板を使用=2,000円/㎡/それ以外=5,000円/立方メートル | —— |
| 再生可能エネ | 木質ペレットストーブ・薪ストーブ/集熱面積4㎡以上の太陽熱利用給湯システム | 100,000円 |
| 伝統技能 | 左官仕上げ壁、国産瓦ぶき、県内業者製作の木製建具及び畳のうちいずれか2つを活用 | 100,000円 |
——「塗装」という言葉は、どこにもありません。外壁に関わるのは2つだけです。
- 断熱改修の「外気等に接する壁…の断熱改修」=3,000円/㎡。外壁の外側に断熱材を張る工事(外張り断熱)なら、ここに入ります。100㎡で30万円です
- 伝統技能の「左官仕上げ壁」。ただし国産瓦ぶき・木製建具・畳のうちもう1つと組み合わせて10万円。しかもこれは塗装ではなく左官仕上げです
結論はこうです。——長野県の制度で外壁にお金が届くのは、断熱材を張るときか、左官で仕上げるときだけ。塗り替えでは届きません。
ただし足場は共用できます。外張り断熱と外壁の仕上げは同じ足場でできる工事なので、「断熱まで含めるといくら増えますか」と業者に聞いてみる価値はあります。100㎡の外壁なら県から30万円、総工事費の20%の枠内で。
国の補助金は外壁塗装に出ません
2026年度に外壁塗装そのものへ出る国の補助金は、ありません。
国の住宅支援は「住宅省エネ2026キャンペーン」にまとまっていて、傘の下にあるのはみらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業(窓とドアの断熱)、給湯省エネ2026事業(高効率給湯器)です。どれも断熱性能の数字で線を引いているので、塗り替えでは数字が動きません。
そして、長野県の制度と国の制度は原則として重ねられません。県は「国、県及び市町村(国庫補助金を財源とするものに限る。)が実施する他の補助金等との併用はできません」と書いています。ただし「対象となる工事箇所が本補助金の対象となる工事個所と明確に区分できるもの…は併用ができる場合あります」とも書いているので、窓は国、外壁は県、という分け方には道があります。
くわしくは助成金ガイドにまとめました。
寒い土地で外壁を塗るとき、季節で差が出ます
長野県は標高が高い地域が多く、朝の気温が氷点下になる期間が長いのが特徴です。
| 時期 | 外壁塗装の向き不向き |
|---|---|
| 春(4〜6月) | 適期。ただし標高の高い地域は4月でも朝が冷えます |
| 夏(7〜8月) | 可能。長野は都市部より乾いていて、乾燥の条件はよい |
| 秋(9〜10月) | 適期。ただし11月から朝の冷え込みが厳しくなります |
| 冬(11〜3月) | 難しい。氷点下の朝が続き、乾燥不良のリスクがあります |
塗料は気温5℃以下・湿度85%以上では施工できないのが一般的なルールです。同じ県内でも、標高で適期が1か月ずれます。——業者に「この地域なら何月までできますか」と聞いてみてください。
補助を使う場合はもっと重要です。佐久市は「1月中に工事を完了し実績報告を令和9年1月30日までに提出できるようご計画ください」としていますが、1月に外壁の工事はできません。実質、秋までに終えるしかありません。外壁塗装に適した季節に、気温と湿度の条件をまとめました。
制度で動かせないぶん、見積書のほうで差が付きます
長野県は、制度で金額を動かせる余地がいちばん小さい県のひとつです。耐震補強までやるつもりがなければ、市の補助はほぼ使えません。
——だからこそ、見積書の中身が金額を決めます。
- 外壁◯㎡・屋根◯㎡・付帯部◯mと数量が入っているか——「一式」では会社どうしを比べられません
- 塗料のメーカー名と製品名、そして何回塗るか——「シリコン」だけでは単価を説明できません
- 足場・高圧洗浄・下地補修・軒天・コーキングが行ごとに分かれているか
この3つがそろえば、2〜3社を横に並べたときに差額の正体が見えます。一括見積もりサービスを使えば、同じ条件で出してもらえます。
耐震の補助を使う場合は、もうひとつ。——「耐震補強の行」と「外壁の仕上げの行」を必ず分けて書いてもらってください。佐久市は補助率が5分の4と2分の1で違うので、混ざっていると市が計算できません。
どこを見て比べるかは見積書のチェック項目、30坪の家の相場は30坪の外壁塗装はいくらかにまとめています。
よくある質問
長野県に、外壁塗装の助成金はありますか。
長野県が県として外壁塗装に出している制度はありません。市の制度も、当サイトが調べた6市のうち5市は塗装単独では出ません。松本市と長野市は公式ページに「ありません」と明記しています。唯一、佐久市だけが耐震補強と同時に行う「外壁等の仕上げ工事」を補助の対象にしています。
佐久市はいくら出ますか。
耐震改修促進リフォーム工事として、2分の1・上限30万円です。市は対象工事を「耐震補強工事に付随して同時に行う、筋かいや耐震壁等を設置した部分以外の同一室内外の床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事」と書いています。耐震補強工事(5分の4・115万円)と県の上乗せ50万円を足すと、最大195万円です。
佐久市の枠はまだ空いていますか。
市が公表している2026年5月7日時点の数字では、耐震改修(補強工事・リフォーム)は交付決定済額0万円・申請件数0件、残り予算435万円でした。当サイトが確認した2026年9月12日の時点でもこの数字が載っていたので、4か月ぶん更新されていない可能性があります。建築住宅課(0267-62-6637)で確かめてください。
松本市はどうですか。
出ません。市が「住宅の外壁塗装及び屋根塗装工事への補助制度はありません」と公式ページに明記しています。ただし耐震補強と併せて行うリフォーム工事なら2分の1・限度10万円。窓とドアの断熱は箇所ごとに金額が決まっていて合計20万円までです。
長野市はどうですか。
出ません。市は住宅課のページで「外壁塗装や、屋根の修繕などのいわゆる、修繕や補修のみを目的として実施する工事に対する助成制度(補助金等)はありません」と書いています。使えるのは耐震改修で、5分の4・115万円。令和7年度までに無料診断を受けた家は今年度だけ150万円になり、県の上乗せ50万円と合わせると最大200万円です。
上田市はどうですか。
塗装単独の補助はありません。使えるのは空き家バンク利用者の改修補助(2分の1・上限20万円/移住者は50万円)です。要綱は「上田市に本店…を有する事業者が行うもの」と市内業者に限定しています。耐震は8割・115万円に県の上乗せ50万円で合計165万円ですが、市は「同時のリフォーム工事は対象外」と明記しています。
同じ耐震なのに、なぜ市によって外壁の扱いが違うのですか。
対象費用の書き方が違うからです。佐久市は「床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事」と外装まで書き、松本市は「耐震補強と併せて行うリフォーム工事」と広く書き、上田市は「同時のリフォーム工事は対象外」と閉じています。同じ県でも市の要綱しだいです。
長野県の上乗せ50万円とはなんですか。
市の耐震改修補助に県が上乗せする補助です。長野市・上田市・佐久市の3市のページで確認できました。佐久市は「県上乗せ(50万円)は、工事後の総合評点1.0以上を条件としています」と書いています。0.7以上を目指す部分的な補強では付きません。
長野市が注意喚起を出しているのはなぜですか。
市は住宅課のページで、アフィリエイト目的のホームページに注意を出しています。「自治体によっては外壁塗装の補助があります」と書くサイトを読んで市役所に問い合わせる人が多いためだと考えられます。当サイトもアフィリエイト広告を使っているので、この注意は自分にも向けられたものとして受け止めています。だから、市が書いている言葉をそのまま引用するようにしています。
県の制度はありますか。
「信州健康ゼロエネ住宅助成金」があります。新築タイプとリフォームタイプがあり、リフォームタイプは既存住宅の断熱性能を向上させる工事が対象です。ただし外壁塗装は対象工事に入っていません。
信州健康ゼロエネ住宅助成金は誰が申請しますか。
事業者です。県は「申請者は『個人』ではなく『事業者』になります」とはっきり書いています。住宅所有者と工事請負契約を締結する工務店などが申請します。だから、この制度を使うには「この助成金を扱っている工務店」を探すことが第一歩になります。
リフォームタイプはいくら出ますか。
工事内容に応じた単価の合計、総工事費の20%、上限額(ZEH化リフォームは先導基準140万円・推奨基準120万円・最低基準100万円/健康省エネリフォームは50万円)のうち、いちばん小さい額です。断熱改修は3,000円/平方メートル(ZEH化で先導・推奨基準に適合すれば4,000円/平方メートル)、窓は面積により1箇所20,000円から31,000円です。
どんな工事が必須ですか。
断熱改修が必須です。「ZEH化リフォーム」は寝室、脱衣室、浴室、トイレ及びキッチンを含む住宅部分を信州健康ゼロエネ住宅指針の最低基準以上に適合させる断熱改修等。「健康省エネリフォーム」は、浴室及び脱衣室または寝室について外気等に接する壁・床・天井・屋根の見付面積10平方メートル以上の断熱改修かつ外気等に接するすべての建具の断熱改修、または住宅部分全体の外気等に接する床・天井・屋根の断熱改修です。
外壁に関わる項目はありますか。
「伝統技能」の行があります。県は「左官仕上げ壁、国産瓦ぶき、県内業者製作の木製建具及び畳のうちいずれか2つを活用」で10万円としています。左官仕上げ壁は外壁にも内壁にも使われますが、これは塗装ではありません。また「断熱改修=外気等に接する壁、床、天井又は屋根の断熱改修 3,000円/平方メートル」があるので、外壁の断熱改修(外張り断熱)なら道があります。
いつまでに申し込めばいいですか。
第1期が令和8年4月15日から令和9年1月29日、第2期が令和8年12月1日から令和9年3月15日です。県は「先着順で助成対象を決定し、予算額に達した時点で募集を終了します」と書いています。なお第1期の新築タイプは2026年8月3日に申請受付が終了しました。
申請の時期に決まりはありますか。
あります。県は「工事着手の14日前までに交付申請することが必要です」と書いています。さらに「金額の確定日から1年以内に居住確認報告書の提出が必要です。1年以内に居住確認報告がされない場合、助成金の返還となりますのでご注意ください」とあります。
国の補助と一緒に使えますか。
原則できません。県は「国、県及び市町村(国庫補助金を財源とするものに限る。)が実施する他の補助金等との併用はできません。ただし、対象となる工事箇所が本補助金の対象となる工事個所と明確に区分できるものや一定の条件を満たすと併用ができる場合あります」と書いています。
国の補助金は外壁塗装に出ますか。
出ません。国の住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業など)は、いずれも断熱性能の数字で線を引いています。外壁を塗り替えただけでは届きません。
長野で外壁を塗るのに向いた季節はいつですか。
春(4〜6月)と秋(9〜10月)です。塗料は気温5℃以下・湿度85%以上では施工できないのが一般的なルールで、長野県は標高が高い地域が多く、11月から3月は朝の気温が氷点下になる日が続きます。標高の高い地域では10月でも朝は冷え込むので、業者に「この地域なら何月までですか」と聞いてみてください。
塗り替えで固定資産税は上がりますか。
上がりません。家屋の評価は再建築価格をもとに決まり、塗り替えは原状回復の修繕として扱われます。ただし耐震改修をした住宅は、逆に固定資産税が減額される制度があります。
参考にした情報
長野県と各市の公式ページを直接開いて確認しました(県の制度は2026年9月12日、各市は当サイトが各ページを作成した日)。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。
- 長野県「信州健康ゼロエネ住宅助成金のご案内」(建設部 建築住宅課/2026年9月12日確認)——「住宅分野における2050ゼロカーボンを実現するため、環境への負荷が少なく、高い断熱性能を有し、県産木材を活用した住宅の新築工事や既存住宅の断熱性能を向上させるリフォーム工事をする際の費用の一部を助成します。」/令和8年度のリーフレット(新築タイプ/リフォームタイプ)/詳しい要件は専用HPへ/窓口=長野県建設部建築住宅課 026-235-7339
- 信州健康ゼロエネ住宅「リフォームタイプ」(2026年9月12日確認)——「申請者は「個人」ではなく「事業者」になります。」「工事着手の14日前までに交付申請することが必要です。」「金額の確定日から1年以内に居住確認報告書の提出が必要です。1年以内に居住確認報告がされない場合、助成金の返還となりますのでご注意ください。」「国、県及び市町村(国庫補助金を財源とするものに限る。)が実施する他の補助金等との併用はできません。ただし、対象となる工事箇所が本補助金の対象となる工事個所と明確に区分できるものや一定の条件を満たすと併用ができる場合あります。」/助成対象事業=県内に主たる事務所を置く者(登記上の本店が県内にあること)/助成対象住宅=県内に所在する住宅(賃貸住宅は空き家バンク登録済みの賃貸用戸建て住宅に限る)/助成対象工事=ZEH化リフォーム(寝室、脱衣室、浴室、トイレ及びキッチンを含む、住宅部分を信州健康ゼロエネ住宅指針の最低基準以上に適合させる断熱改修等)または健康省エネリフォーム(ア 浴室及び脱衣室又は寝室について、外気等に接する壁、床、天井又は屋根の見付面積10平方メートル以上の部分を断熱改修かつ外気等に接するすべての建具の断熱改修/イ 住宅部分全体の外気等に接する床・天井・又は屋根の断熱改修)/助成額=工事内容に応じた金額の合計額/総工事費の20%/ZEH化リフォーム 先導基準140万円・推奨基準120万円・最低基準100万円/健康省エネリフォーム 50万円のうち最も小さい額/助成単価=断熱改修(外気等に接する壁、床、天井又は屋根)3,000円/㎡(先導・推奨基準なら4,000円/㎡)/建具(窓2.8㎡以上31,000円・1.6㎡以上2.8㎡未満24,000円・0.2㎡以上1.6㎡未満20,000円/ドア45,000円・40,000円)/バリアフリー(段差解消2,000円・出入口拡張10,000円・便器取替50,000円・便所浴室拡大50,000円)/県産木材(仕上げ用板材又は合板2,000円/㎡・それ以外5,000円/立方メートル)/再生可能エネ100,000円/伝統技能「左官仕上げ壁、国産瓦ぶき、県内業者製作の木製建具及び畳のうちいずれか2つを活用」100,000円/募集期間=第1期 令和8年4月15日〜令和9年1月29日/第2期 令和8年12月1日〜令和9年3月15日/「先着順で助成対象を決定し、予算額に達した時点で募集を終了します。」/実績報告時に「工事箇所の工事着手前の写真(日付入りのもの)」が必要
- 信州健康ゼロエネ住宅 専用サイト(2026年9月12日確認)——「【重要】令和8年度信州健康ゼロエネ住宅助成金(第1期新築タイプ)の申請受付終了のお知らせ」(2026年8月3日)/「【お知らせ】信州健康ゼロエネ住宅助成金における外皮計算の評価方法の取扱いについて」(2026年9月10日)/設計者・施工会社の検索と市町村の支援制度の検索ができます
- 各市の詳細は当サイトの個別ページに記載しています(佐久市/松本市/長野市/上田市)。各ページに、市の要綱・公式ページからの引用と確認日を書いています。松本市=「住宅の外壁塗装及び屋根塗装工事への補助制度はありません」/長野市=「外壁塗装や、屋根の修繕などのいわゆる、修繕や補修のみを目的として実施する工事に対する助成制度(補助金等)はありません」/上田市=耐震と同時のリフォーム工事は対象外と明記/佐久市=「耐震補強工事に付随して同時に行う…床、壁、天井及び外壁等の仕上げ工事」
- 長野県の公式ページを開く——県の助成は事業者が申請します。申請の前に、必ずここと、お住まいの市の窓口で最新の内容を確かめてください
最終確認日:2026年9月12日(県の制度)。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。
あわせて読みたい
佐久市の補助金
「外壁等の仕上げ工事」が名指しで対象。残り予算も公表
長野市の補助金
「ありません」と明記。耐震なら今年度だけ最大200万円
松本市の補助金
「外壁塗装及び屋根塗装工事への補助制度はありません」
上田市の補助金
空き家バンク利用者なら最大50万円。市内業者が条件
業者の選び方
「市の補助金が使えます」と言われたときに確かめること
見積書のチェック項目
耐震の行と外壁の行を分けてもらうために
外壁塗装と固定資産税
塗り替えだけでは上がりません。耐震改修で減額される仕組みと、増改築等工事証明書のことも
長野県内の市を、1件ずつ調べています。——佐久市/長野市/松本市/上田市/安曇野市。同じ長野でも、市が変われば答えが変わります。お住まいの市のページから読んでください(助成金ガイド/業者の選び方/外壁塗装の費用相場)。