広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【2026年度】岩手県の外壁塗装に助成金は出るのか——調べた6市のうち3市で「外壁」が名指しで対象。ただし県の制度は市によって使えません

市によっては出ます調べた6市のうち盛岡・一関・宮古の3市は、市の公式資料に「外壁の塗替え」「外壁の塗装」がはっきり書かれています

盛岡市
対象工事判定一覧表に「外壁の塗替え ○」「外壁の吹きつけ塗装 ○」。税込33万円以上で6万円分の電子商品券(令和8年度は定員800名に830件で終了)
一関市
対象工事の例に「屋根や外壁などの外装改修工事」。1割・上限8万円、加算で最大16万円。後期の受付は令和8年9月25日から
宮古市
対象工事一覧に「外壁の塗装、張替え、補修 ○」。率でなく定額30万円(工事費100万円以上)。市が予算残額を表で公表
奥州市は名指しで対象外
住宅エコリフォーム支援事業の注意事項に「屋根塗装工事、外壁塗装工事…などは対象外です」
花巻市・北上市は空き家だけ
花巻=空き家リフォームで市内事業者なら限度額内で全額/北上=人口減少地域8地区の空き家バンク物件のみ
県の制度は市を通して出ます
住まいの省エネルギー改修推進事業=省エネ基準4割・30万円/ZEH水準8割・70万円県が実施市町村の一覧を公開していて、6市のうち奥州市だけが実施していません

「岩手県 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。岩手は、外壁塗装にお金が届く市がある県です。当サイトが市の公式資料を1件ずつ開いて調べた6市——盛岡・花巻・北上・一関・奥州・宮古——のうち、盛岡市・一関市・宮古市の3市は「外壁」という言葉が対象工事にそのまま書かれていました。いっぽう奥州市は「外壁塗装工事…などは対象外です」と名指ししています。同じ県でも、市が変われば答えが正反対になります。

雪と寒さの土地です。工期をいつに置くかも金額に効きます。——30坪だといくらか塗装に適した季節

岩手県内の6市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——3市で外壁が名指しの対象、1市は名指しで対象外でした。

盛岡市一関市宮古市花巻市北上市奥州市

このページの内容全13項目

6市を1枚の表に——外壁が対象かどうかで3つに分かれます

当サイトは、岩手県内の6市について市の要綱・対象工事一覧・パンフレットを1件ずつ開いて調べました。結果を先に出します。

外壁塗装金額市が書いている言葉
盛岡市対象税込33万円以上で6万円分の電子商品券「外壁の塗替え ○」「外壁の吹きつけ塗装 ○」(対象工事判定一覧表)
一関市対象1割・上限8万円/加算で最大16万円「屋根や外壁などの外装改修工事」(対象工事の例)
宮古市対象定額30万円(工事費100万円以上)/15万円(30万円以上)「外壁の塗装、張替え、補修 ○」(対象工事一覧)
奥州市対象外——「屋根塗装工事、外壁塗装工事、バリアフリー改修工事などは対象外です」
花巻市空き家のみ市内事業者なら限度額内で全額/市外は2分の1「中古住宅の機能の維持または向上を図るために行う修繕」
北上市空き家のみ上限100万円/子育て世帯120万円人口減少地域8地区の空き家バンク物件に限る

この表は当サイトが2026年9月12日までに各市の公式情報で確認したものです。受付状況は年度の途中でも変わります。金額や条件のくわしい話は、各市のページに書きました。

図1 同じ県で、答えが3つに分かれます

岩手県内6市の外壁塗装への補助の有無 岩手県内で当サイトが調べた6市のうち、盛岡市は対象工事判定一覧表に外壁の塗替えを○、一関市は対象工事の例に屋根や外壁などの外装改修工事、宮古市は対象工事一覧に外壁の塗装、張替え、補修を○と記載している。奥州市は住宅エコリフォーム支援事業の注意事項で屋根塗装工事、外壁塗装工事などは対象外と明記。花巻市と北上市は空き家の改修補助のみ。 岩手県で、外壁塗装にお金が届くか 当サイトが6市の公式資料を開いて確認(2026年9月12日) 名指しで対象 盛岡・一関・宮古 「外壁の塗替え ○」 「屋根や外壁などの 外装改修工事」 「外壁の塗装 ○」 3市 名指しで対象外 奥州市 「屋根塗装工事、 外壁塗装工事…などは 対象外です」 1市 空き家だけ 花巻・北上 いま住んでいる家の 塗り替えに使える 補助はありません 2市
出典:各市の公式ページ(2026年9月12日までに当サイトが確認)

外壁が名指しで対象の3市(盛岡・一関・宮古)

図2 外壁塗装に届く3市の上限額(万円)

岩手県内3市の外壁塗装関連補助の上限額 岩手県内で外壁塗装が名指しで対象になる3市の上限額は、宮古市が定額30万円(工事費100万円以上の場合)、一関市が1割・上限8万円に子育て・高齢者・多世代同居の加算8万円を足して最大16万円、盛岡市が税込33万円以上の工事で6万円分の電子商品券。 30 宮古(定額) 16 一関(加算込み) 6 盛岡(商品券) 万円
出典:各市の公式ページ(2026年9月12日までに当サイトが確認)

盛岡市が、いちばんはっきりしています。市が対象工事判定一覧表を公開していて、そこに「外壁の塗替え ○」「外壁の吹きつけ塗装 ○」と書かれています。○と×が1行ずつ並んでいるので、迷う余地がありません。ただし出るのは現金ではなくMORIO Payのアプリ内で発行される電子商品券で、令和8年度は定員800名に対し830件の申請が集まって終了しました。

一関市は、いま動ける市です。住宅環境改善リフォーム補助金の対象工事の例に「屋根や外壁などの外装改修工事」。工事費30万円以上・市内業者で1割・上限8万円。子育て/高齢者/多世代同居に当たれば加算8万円で最大16万円です。前期は予算に達して終了しましたが、後期の受付が令和8年9月25日から始まります。

宮古市は、金額がいちばん大きい。しかも率ではなく定額です。工事費100万円以上なら30万円、30万円以上なら15万円。対象工事一覧に「外壁の塗装、張替え、補修 ○」とあります。——定額というのは、読者にとって分かりやすい。「10%」と言われても工事費が決まらないと金額が分かりませんが、「100万円の工事なら30万円」なら先に計算できます。

宮古市は予算残額と申請件数を表で公表しています。令和8年9月4日時点の残額は3,870万円で、市は「9月中旬頃に予算額に達する見込み」としていました。この記事を読んでいる時点でどうなっているかは、市のページで確かめてください。

名指しで対象外の1市と、空き家だけの2市

奥州市は、はっきり「出ません」と書いています。

屋根塗装工事、外壁塗装工事、バリアフリー改修工事などは対象外です。」(住宅エコリフォーム支援事業の注意事項)

——当サイトが調べたなかで、市が外壁塗装を名指しで対象外にしている例はいくつかあります(弘前市(青森)今治市(愛媛)など)。これは意地悪ではありません。「自治体によっては補助があります」という記事を読んだ人からの問い合わせが多いので、先に閉じているのです。

奥州市の「住宅リフォーム事業助成制度」も令和4年度で終了しています。ただし、空き家を買った・借りた方なら空き家改修工事補助金(2分の1・上限20万円)に当たる可能性があります。

花巻市の補助率は、当サイトが見たなかでも独特です。空き家リフォーム支援で「市内事業者等が改修→限度額内で全額を補助/市外事業者等は2分の1」。市内の業者に頼めば全額、市外なら半分。——補助率そのものを地元発注のインセンティブにしている設計です。対象は「中古住宅の機能の維持または向上を図るために行う修繕」で、除外は倉庫・車庫と外構だけ。県外からの移住+空き家バンク利用なら上限200万円です。

北上市は、場所で絞っています。空き家改修補助は上限100万円(子育て世帯120万円)ですが、人口減少地域8地区の空き家バンク物件に限られます。令和8年度は予算上限で受付終了。耐震改修は5分の4・上限115万円です。

県の省エネ改修補助は、市を通してしか出ません

ここからは岩手県が持っている制度の話です。いちばん金額が大きいのが「住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金」(いわてZEH+住宅等普及促進事業費のうち改修向け)です。

区分対象になる経費補助額
住宅の省エネ診断
/省エネ化のための計画の策定
既存住宅の調査費/第三者機関による評価に要する経費補助率2/3・上限15万円/戸
住宅の省エネ改修1 省エネ改修を行うための調査費/2 設計費/3 計画策定費/4 第三者機関による評価に要する経費/5 工事費【省エネ基準】補助率4割・上限30万円/戸
【ZEH水準】補助率8割・上限70万円/戸

——ZEH水準なら8割・70万円。市の制度(6万円〜30万円)と比べると、桁がひとつ大きい。

ただし、大きな注意があります。県はこう書いています。

補助金申請書の提出先は、県内各市町村となります。
「1 受付期間 実施市町村により異なります。詳しくは各市町村にお問い合わせください。
「注)実施する市町村によっては、内容が異なる場合があります。

——県が決めて、市町村が配る仕組みです。だから「県の制度だから県内どこでも使える」とはなりません。

そして、県のページには対象工事の中身が書かれていません。「5 工事費」としか書いていない。外壁塗装が入るかどうかは、市町村の要綱で決まります。——外壁の断熱改修(外張り断熱)なら省エネ性能の数字が動くので届く可能性がありますが、塗り替えだけでは難しいと考えてください。使えるかどうかは、下の一覧にある担当課に直接聞くのがいちばん早いです。

県が公開した一覧に、実施していない市町村が黒塗りで載っています

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

岩手県は「令和8年度事業実施(予定を含む)市町村一覧」というPDFを公開しています。33市町村ぶんの補助金の名称・担当部署・電話番号が並んでいて、注記にこうあります。

「※黒塗りとなっている市町村については、本事業を実施しておりませんので、予めご了承ください。

——やっていない市町村が、見て分かるように塗りつぶされている。当サイトが調べた6市を、この一覧で確かめました。

県の省エネ改修補助市の制度名/担当
盛岡市実施盛岡市住宅省エネルギー改修等推進事業補助金/都市整備部建築指導課 019-639-9054
宮古市実施宮古市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金/都市整備部建築住宅課 0193-68-9129
花巻市実施(仮称)花巻市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金/建設部建築住宅課 0198-41-3567
北上市実施北上市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金/都市整備部都市計画課 0197-72-8277
一関市実施一関市住まいの省エネルギー改修推進事業補助金/都市整備課建築指導係 0191-21-8543
奥州市実施していません(黒塗り)——

——奥州市だけが黒塗りでした。市の制度で外壁塗装を名指しで対象外にしていて、県の省エネ改修も実施していない。奥州市にお住まいなら、市と県の両方で道が閉じているということです(空き家改修を除いて)。

この一覧は令和8年4月8日時点のもので、HPの欄は6市とも「準備中」でした。市のページに載る前に、県の一覧に先に名前が出ることがあるということです。市のサイトで見つからないときは、上の電話番号に直接かけてみてください。

ちなみに、33市町村のうち実施していない(黒塗り)のは12でした——久慈市、釜石市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、住田町、岩泉町、普代村、軽米町、九戸村、洋野町。市部で黒塗りなのは久慈・釜石・八幡平・奥州の4市です。

もう1本——県産木材を使うと10万円。ただし塗装では届きません

岩手県にはもう1本、「住みたい岩手の家づくり促進事業」があります。

項目内容(リフォームの場合)
助成額断熱等対策等級4に適合する性能証明書=10万円/高齢者等配慮等級3に適合する性能証明書=10万円
県産木材住宅部分の構造材等に10立方メートル、または仕上材等に20平方メートル以上使用
業者県内に本店を置く建築業者が施工
期間令和8年4月1日以降に着工し、令和9年3月15日までに工事が完了/募集開始 令和8年4月17日
前提「本事業の助成を受けるためには、いわて木づかい住宅普及促進事業の補助を受ける必要があります。」
提出先岩手県木材産業協同組合(盛岡市菜園1-3-6 農林会館5F)019-624-2141

——外壁を塗り替えただけでは届きません。県産木材を使うことと、性能証明書を取ることが条件だからです。ただし「仕上材等の部分に20平方メートル以上」という条件があるので、外壁や室内の仕上げに県産の板材を使うリフォームなら、道が開きます。

申請先が市役所でも県庁でもなく岩手県木材産業協同組合なのが特徴です。住宅の部署に聞いても「知らない」と言われることがあるタイプの制度です。

耐震は別ページ。診断が入口です

県は、木造住宅の耐震対策を別のページで案内しています。実際の補助を出すのは各市です。

外壁塗装との関係でいうと、耐震改修と同時にやるリフォーム工事に補助を乗せる市があります。当サイトが調べた岩手の6市では、北上市が耐震改修 5分の4・上限115万円。花巻市のページにも書いたとおり、「耐震補強工事を行うために必要となる既存仕上げ等の撤去並びに再仕上げに要する工事費」という書き方をする市があります——「再仕上げ」に外壁の仕上げが入り得る、というのがポイントです。

他県では、佐久市(長野)「外壁等の仕上げ工事」と名指しで書いていました。耐震の枠は、外壁塗装のいちばん有力な抜け道です。まず無料の耐震診断を受けて、評点がいくつかを知るところから始めてください。

なぜ岩手は「市によって正反対」になるのか

同じ県で、盛岡が「○」、奥州が「対象外です」と書く。——理由は、制度の目的が市ごとに違うからです。

制度の目的岩手での例外壁塗装が入りやすいか
地元の業者にお金を落とす盛岡(電子商品券)/一関(市内業者)/宮古(市内に本店)/花巻(市内なら全額)入りやすい——工事の種類を問わないことが多い
省エネを進める奥州(住宅エコリフォーム)/県の省エネ改修入りにくい——断熱性能の数字で線を引く
空き家を減らす花巻/北上/奥州/一関(空き家バンク3分の2・200万円)入るが入口が狭い
地震に備える各市の耐震改修同時のリフォームなら入ることがある
県産木材を使う住みたい岩手の家づくり促進事業塗装では入らない

——「地元の業者にお金を落とす」型の制度がある市では、外壁塗装が対象になります。盛岡・一関・宮古がそうです。逆に「省エネを進める」型しかない市では、塗り替えは届きません。奥州がそうです。

だから、探すときのコツはこうです。——「リフォーム 補助金」で見つからなくても、市の商工・産業振興のページや、「住宅リフォーム」ではなく「住環境改善」「住まいの支援」という名前のページを見てください。目的が違えば、置かれている場所も違います。

国の補助金は外壁塗装に出ません

2026年度に外壁塗装そのものへ出る国の補助金は、ありません。

国の住宅支援は「住宅省エネ2026キャンペーン」にまとまっていて、傘の下にあるのはみらいエコ住宅2026事業先進的窓リノベ2026事業(窓とドアの断熱)、給湯省エネ2026事業(高効率給湯器)です。どれも断熱性能の数字で線を引いているので、塗り替えでは数字が動きません。

岩手県も、自分のページから国の制度を案内しています。サステナブル建築物等先導事業/長期優良住宅化リフォーム推進事業/住宅省エネ2026キャンペーンの3本です。そのうえで、県はこう注意しています。

「なお、これらの補助金の中には、併用できないものがありますので御注意ください。

国の補助と市の補助を両方使うつもりなら、市の窓口に「国の◯◯事業と一緒に使えますか」と、事業名を出して聞いてください。「他の補助金」では答えが返ってきません。くわしくは助成金ガイドにまとめました。

いま受付が終わっている市で、来年度に向けてやっておくこと

図3 岩手で補助を使うときの順番

岩手県内の市の住宅リフォーム補助を使う手順 岩手県内の市の住宅リフォーム補助は、まず市の対象工事一覧で外壁塗装が対象かを確かめ、受付期間を確認する。多くの市が着工前の申請を求めており、市内業者との契約が条件になっていることが多い。実績報告には着工前の写真が必要になる。 ①市の一覧表を見る 対象か対象外か ②受付期間を確かめる 終わっている市が多い ③見積書を先に取る 数量の入ったもの ④着工前に申請 ここを外すと全部消える ⑤工事 市内業者の条件に注意 ⑥実績報告 着工前の写真が要る 着工していると受け付けられません
出典:当サイトが岩手県内6市の公式ページを確認して整理(2026年9月12日)

岩手の市の補助は4月から5月に受付が始まり、夏までに埋まるものが多くあります(盛岡は定員800名に830件、一関は前期が予算到達、北上は予算上限で終了)。——来年度をねらうなら、いま動いておくほうが確実です。

  • 受付開始日を調べて、手帳に書く。市によっては初日に埋まります
  • 数量の入った見積書を先に取る。下限(30万円・33万円など)を超えるかを確かめられます
  • 市内業者の条件がある市なら、その業者に絞る。市外の会社と話を進めてから気づくと、やり直しになります
  • 着工前の写真を撮ってもらう約束をしておく。実績報告で必要になる市が多い

そして、来年まで待てない方へ。——岩手の市の補助は、いちばん大きい宮古市でも30万円です。いっぽう、同じ家の同じ工事でも会社によって見積もりが30万円以上ひらくことがあります。制度を待つより、いま2〜3社に出してもらうほうが、金額は大きく動きます。

見積書のどこを見るかは見積書のチェック項目に、30坪でいくらかかるかは30坪の外壁塗装はいくらかにまとめました。

よくある質問

岩手県に、外壁塗装の助成金はありますか。

岩手県が県として「外壁塗装に出す」と決めている制度はありません。ただし市の制度があり、当サイトが調べた6市のうち盛岡市・一関市・宮古市の3市は、市の公式資料に「外壁」がはっきり書かれています。

いま申し込める市はありますか。

一関市です。市の住宅環境改善リフォーム補助金は前期が予算に達して終了しましたが、後期の受付が令和8年9月25日から始まります。宮古市は令和8年9月4日時点で残額3,870万円でしたが、市が「9月中旬頃に予算額に達する見込み」としています。盛岡市は令和8年度の受付が終了しています。

盛岡市はいくら出ますか。

税込33万円以上の工事で6万円分の電子商品券です。市の対象工事判定一覧表に「外壁の塗替え ○」「外壁の吹きつけ塗装 ○」と書かれています。ただし現金ではなくMORIO Payのアプリ内で発行されます。令和8年度は定員800名に対し830件の申請が集まって受付が終了しました。

一関市はいくら出ますか。

工事費30万円以上・市内業者で、1割・上限8万円です。子育て/高齢者/多世代同居に当たれば加算8万円で最大16万円になります。対象工事の例に「屋根や外壁などの外装改修工事」が書かれています。

宮古市はいくら出ますか。

率ではなく定額です。工事費100万円以上なら30万円、30万円以上なら15万円。対象工事一覧に「外壁の塗装、張替え、補修 ○」と明記されています。市が予算残額と申請件数を表で公表しているのが特徴です。

奥州市はどうですか。

名指しで対象外です。住宅エコリフォーム支援事業の注意事項に「屋根塗装工事、外壁塗装工事、バリアフリー改修工事などは対象外です」と書かれています。「住宅リフォーム事業助成制度」も令和4年度で終了しました。ただし空き家を買った・借りた方なら空き家改修工事補助金(2分の1・上限20万円)に当たる可能性があります。

花巻市と北上市はどうですか。

いま住んでいる家の塗り替えに使える補助はありません。花巻市は空き家リフォーム支援で「市内事業者等が改修→限度額内で全額を補助/市外事業者等は2分の1」という独特の補助率です。北上市の空き家改修補助は上限100万円(子育て世帯120万円)ですが、人口減少地域8地区の空き家バンク物件に限られ、令和8年度は予算上限で受付終了しています。

県の補助金はありますか。

あります。「住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金」で、省エネ基準なら補助率4割・上限30万円/戸、ZEH水準なら補助率8割・上限70万円/戸です。ただし県は「補助金申請書の提出先は、県内各市町村となります」「受付期間は実施市町村により異なります」と書いていて、市町村を通してしか申請できません。

自分の市がその県の制度をやっているか、どう確かめますか。

県が一覧を公開しています。「令和8年度事業実施(予定を含む)市町村一覧」というPDFで、33市町村の補助金の名称・担当部署・電話番号が載っています。県は「黒塗りとなっている市町村については、本事業を実施しておりませんので、予めご了承ください」と書いています。当サイトが調べた6市では、奥州市だけが黒塗りでした(令和8年4月8日時点の一覧)。

県の省エネ改修補助で、外壁塗装は対象になりますか。

県のページには「工事費」としか書かれていません。対象工事の中身は市町村の要綱で決まるので、お住まいの市に確かめてください。外壁の断熱改修(外張り断熱)なら省エネ性能の数字が動くので届く可能性がありますが、塗り替えだけでは難しいと考えてください。

県産木材の制度は使えますか。

「住みたい岩手の家づくり促進事業」があります。ただし県産木材を構造材等に10立方メートル、または仕上材等に20平方メートル以上使うことが条件で、性能証明書(断熱等対策等級4またはバリアフリーの高齢者等配慮等級3)を取って10万円です。塗り替えでは届きません。申請先は岩手県木材産業協同組合(019-624-2141)です。

耐震の補助はありますか。

あります。県は木造住宅の耐震対策を別ページで案内していて、実際の補助は各市が出しています。まず耐震診断を受けるのが入口です。市によって診断の費用や改修の上限が違うので、各市のページを見てください。

どの市でも使える条件はありますか。

ありません。市ごとに、対象工事・補助率・上限・業者の条件・受付期間がすべて違います。共通しているのは「着工前に申請する」「予算の範囲内」の2つくらいです。

市内業者でないとだめですか。

市によります。一関市は市内業者が条件、花巻市は市外事業者でも補助率が2分の1に下がるだけで対象になります。宮古市は市内に本店を有する施工業者が条件です。契約の前に、市の窓口で確かめてください。

国の補助金は使えますか。

外壁塗装そのものには出ません。国の住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業など)は、いずれも断熱性能の数字で線を引いています。外壁を塗り替えただけでは届きません。岩手県も自分のページから国の制度へ案内しています。

市の補助と国の補助は一緒に使えますか。

岩手県は「これらの補助金の中には、併用できないものがありますので御注意ください」と書いています。市ごとに扱いが違うので、両方を使うつもりなら、必ず市の窓口に「国の◯◯事業と一緒に使えますか」と聞いてください。

受付が終わってしまいました。来年度に何をしておけばいいですか。

3つあります。①市の受付開始日を調べて手帳に書いておく(多くの市が4月から5月に始まります)。②数量の入った見積書を先に取って、工事費が下限(30万円や33万円)を超えるかを確かめておく。③市内業者の条件がある市なら、その業者に絞って話を進めておく。受付初日に申請できる状態にしておくのがいちばん確実です。

塗り替えで固定資産税は上がりますか。

上がりません。家屋の評価は再建築価格をもとに決まり、塗り替えは原状回復の修繕として扱われます。ただし耐震改修や省エネ改修をした住宅は、逆に固定資産税が減額される制度があります。

岩手は寒いので、いつ塗るのがいいですか。

春と秋です。塗料は気温5℃以下・湿度85%以上では施工できないのが一般的なルールで、岩手は11月から3月まで条件が厳しくなります。補助の実績報告に期限がある市が多いので、冬に工事がずれ込むと間に合わなくなる恐れがあります。夏のうちに申請して秋に工事を終える計画が安全です。

雪で外壁が傷むことはありますか。

あります。岩手は内陸と沿岸で条件が違いますが、どちらも冬の凍結と融解の繰り返しが塗膜を傷めます。弱点は屋根から落ちた雪が当たる面と、雪が寄せられて長く接する腰から下。業者に「この家でいちばん先に傷むのはどの面ですか」と聞いて、面ごとの状態を説明できる会社を選んでください。

参考にした情報

岩手県と各市の公式ページを直接開いて確認しました(県の制度は2026年9月12日、各市は当サイトが各ページを作成した日)。補助は予算の範囲内で、年度によって条件が変わります。申請の前に、担当課へ確認してください。

  • 岩手県「住宅建設及びリフォーム関連支援制度」(ページ番号1010288・更新日 令和8年2月19日/2026年9月12日確認)——国の補助制度=サステナブル建築物等先導事業/長期優良住宅化リフォーム推進事業/住宅省エネ2026キャンペーン(「補助対象:令和7年11月28日以降に、工事着手したものに限る。」)/県の補助制度=住みたい岩手の家づくり促進事業/木造住宅の耐震対策/「なお、これらの補助金の中には、併用できないものがありますので御注意ください。」/市町村の制度は「リフォーム支援制度検索システム(一般社団法人住宅リフォーム推進協議会)」への外部リンクのみ/窓口=県土整備部 建築住宅課 住宅計画担当 019-629-5934
  • 岩手県「『住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金』(いわてZEH+住宅等普及促進事業費のうち改修向け)」(ページ番号1058930・更新日 令和8年4月8日/2026年9月12日確認)——「補助金申請書の提出先は、県内各市町村となります。」「1 受付期間 実施市町村により異なります。詳しくは各市町村にお問い合わせください。」/対象=県内に存する一戸建て住宅/住宅の省エネ診断・計画の策定=補助率2/3・上限150千円/戸/住宅の省エネ改修(1 調査費 2 設計費 3 計画策定費 4 第三者機関による評価に要する経費 5 工事費)=【省エネ基準】補助率4割・上限300千円/戸/【ZEH水準】補助率8割・上限700千円/戸「注)実施する市町村によっては、内容が異なる場合があります。」
  • 岩手県「令和8年度事業実施(予定を含む)市町村一覧『住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金』」(r8_itiran0408.pdf・2026年9月12日取得)——「※黒塗りとなっている市町村については、本事業を実施しておりません。」/当サイトが調べた6市=盛岡市(盛岡市住宅省エネルギー改修等推進事業補助金・都市整備部建築指導課 019-639-9054)/宮古市(宮古市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金・都市整備部建築住宅課 0193-68-9129)/花巻市((仮称)花巻市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金・建設部建築住宅課 0198-41-3567)/北上市(北上市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金・都市整備部都市計画課 0197-72-8277)/一関市(一関市住まいの省エネルギー改修推進事業補助金・都市整備課建築指導係 0191-21-8543)/奥州市=黒塗り(実施していない)/HP欄は6市とも「準備中」/市部で黒塗りは久慈市・釜石市・八幡平市・奥州市
  • 岩手県「令和8年度『住みたい岩手の家づくり促進事業』のご案内」(ページ番号1020859・更新日 令和8年4月23日/2026年9月12日確認)——「『県産木材』を使用した住宅の性能証明書(省エネ・バリアフリーのいずれか)の取得に対し助成する制度です。」/リフォームの助成額=断熱等対策等級4に適合する性能証明書を取得した場合10万円/高齢者等配慮等級3に適合する性能証明書を取得した場合10万円/条件=県産木材を住宅部分の構造材等の部分において10立方メートル、または、仕上材等の部分に20平方メートル以上使用/令和8年4月1日以降に着工し、令和9年3月15日までに工事が完了/県内に本店を置く建築業者が施工/耐震基準に適合するものであること(リフォーム後に適合する場合でも可)「注2)本事業の助成を受けるためには、いわて木づかい住宅普及促進事業の補助を受ける必要があります。」/募集開始 令和8年4月17日/提出先=岩手県木材産業協同組合 019-624-2141
  • 各市の詳細は当サイトの個別ページに記載しています(盛岡市一関市宮古市奥州市花巻市北上市)。各ページに、市の要綱・対象工事一覧・パンフレットからの引用と確認日を書いています
  • 岩手県の公式ページを開く——県の制度は市町村を通して出ます。申請の前に、必ずここと、お住まいの市の窓口で最新の内容を確かめてください

最終確認日:2026年9月12日(県の制度)。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。

あわせて読みたい

盛岡市の補助金

「外壁の塗替え ○」が一覧表に。6万円分の電子商品券

一関市の補助金

後期の受付は令和8年9月25日から。最大16万円

宮古市の補助金

率でなく定額30万円。予算残額を市が公表しています

奥州市の補助金

「外壁塗装工事などは対象外です」と名指し

花巻市の補助金

市内事業者なら全額、市外なら2分の1という補助率

北上市の補助金

人口減少地域8地区の空き家なら120万円

外壁塗装と固定資産税

塗り替えだけでは上がりません。耐震改修で減額される仕組みと、増改築等工事証明書のことも

岩手県内の市を、1件ずつ調べています。——盛岡市一関市宮古市奥州市花巻市北上市同じ岩手でも、市が変われば答えが正反対になります。お住まいの市のページから読んでください(助成金ガイド業者の選び方外壁塗装の費用相場)。