広告当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
【2026年度】鯖江市の外壁塗装に使える補助金
制度はありますが、今年度は終了しています塗装につながる4つの補助は「今年度の募集は締め切りました」と市が書いています
- 4つとも締め切られています
- 空き家リフォーム/空き家購入/多世帯同居リフォーム/伝統的民家の改修。市の各ページに「今年度の募集は締め切りました」とあります(2026年9月8日時点)
- 空き家リフォームは対象工事が広いです
- 「空き家の全部または一部の修繕、補修、模様替え、補強工事または更新工事」——外壁の塗り替えは「修繕・補修」に入ります
- 子どもの人数で加算がつきます
- 子どもが3人以上なら30万円加算(居住誘導区域内のみ)、2人以上なら15万円加算。加算どうしは併用できません
- 伝統的民家なら「外装」の改修が対象
- 県が認定した「ふくいの伝統的民家」の外装・構造体の改修。市内7地区の伝統的民家群活用推進地区が対象です
- 耐震だけは随時募集しています
- 木造住宅耐震改修促進事業は上限140万〜175万円。ただし「申込多数の場合は、同月分を締め切りのうえ抽選」です
- 来年度を狙うなら、いま準備です
- 空き家リフォームはふくい空き家情報バンクへの登録が前提。交付決定前に工事契約・工事着工はできません
「鯖江市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。鯖江市には塗り替えにつながる補助がいくつもあります。ただし、2026年9月の時点で今年度の募集はすべて締め切られています。——市のページには4つの制度すべてに「今年度の募集は締め切りました」と書かれています。いま塗るなら自己負担、補助を使うなら来年度に向けた準備という話になります。順に見ていきます。
福井県内の5市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——鯖江市で出ても出なくても、同じ質問への答えが市ごとに違いました。県の県産材の支援と伝統的民家の13市町一覧は福井県のまとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全13項目
まず現状——4つとも今年度は締め切られています
鯖江市の住まいの補助は、市役所施設管理課 営繕グループ(0778-42-5101)が窓口です。制度は充実しているのですが、いずれも件数を決めて募集する形になっています。
塗装につながる4つは、もう今年度分が終わっています
| 制度 | 2026年9月8日時点 | ページの更新日 |
|---|---|---|
| 住み続けるまちさばえ支援事業(空き家リフォーム) | 今年度の募集は締め切りました | 2026年6月1日 |
| 住み続けるまちさばえ支援事業(空き家購入) | 2026年7月1日 | |
| 住み続けるまちさばえ支援事業(多世帯同居) | 2026年6月1日 | |
| 鯖江市伝統的民家活用推進事業 | 2026年6月1日 | |
| 木造住宅耐震改修促進事業/耐震診断等促進事業 | 随時募集 | 2026年7月1日 |
市は補助額も募集件数も「今年度の募集は締め切りました」に置き換えています。金額が知りたい場合は、来年度の募集が始まるのを待つか、施設管理課に問い合わせることになります。
それでも制度の中身は公開されたままなので、来年度に向けて何を準備すればいいかは、いま読めます。ここから先はその話です。
空き家リフォーム支援——「修繕、補修」が対象工事です
住み続けるまちさばえ支援事業(空き家リフォーム)。鯖江市の制度のなかで、外壁塗装にいちばん近いのがこれです。
対象になる工事の書き方を、チラシからそのまま引きます。
「空き家の質を向上させるための工事であり、次のいずれかに該当するもの。
(1)空き家の全部または一部の修繕、補修、模様替え、補強工事または更新工事
(2)空き家の一部を増築または改築する工事」
「修繕、補修」。外壁の塗り替えは、まさにこれです。工事の種類を細かく限定していないので、入り得ます。
対象外については、こう注記されています。
「※CATV、電話、インターネットの接続配線や障子、ふすまの張替え、畳の表替え等補助対象とならない工事もありますので、詳細については事前にご確認ください。」
塗装は出てきません。ただし断定はできません。判断するのは市です。「詳細については事前にご確認ください」と書かれているとおり、見積書を持って施設管理課に確認してください。
もうひとつ、この制度は空き家購入支援と併用できます。市は両方のページに「※空き家購入支援と併用が可能です」と書いています。空き家を買って直すなら、2本立てで申し込むことになります。
4つの入口があり、子どもの人数で加算がつきます
使えるのは4種類の人。子どもの人数で加算
チラシに書かれている対象者の定義は、かなり具体的です。
| 区分 | チラシの定義 |
|---|---|
| (1) 移住者 | 現に福井県内に住所を有していない方、または県内に住所を有して2年を経過しない方 |
| (2) 子育て世帯 | 18歳になった日の属する年度の3月31日までの子と同居している世帯 |
| (3) 新婚世帯 | 婚姻届を提出し、受理されてから5年を経過しない夫婦からなる世帯 |
| (4) 多世帯同居・近居 | 新たに多世帯同居または多世帯近居をする方。「近居」=直系親族の世帯が同一小学校区内または概ね車で5分圏内で別に居住すること |
新婚が「5年以内」というのは長いほうです(多くの市は2年)。子育ても18歳までなので、当てはまる世帯は広いはずです。
加算はこうなっています。
| 条件 | 加算額 |
|---|---|
| 子どもが3人以上いる子育て世帯 | 30万円加算(居住誘導区域内のみ) |
| 子どもが2人以上いる子育て世帯 | 15万円加算 |
※子育て世帯加算は併用できません。3人以上でも、30万円か15万円のどちらか一方です。3人以上の30万円は居住誘導区域内に限られるので、区域外なら15万円のほうになります。
共通の条件も並べておきます。
- 鯖江市に10年以上居住する見込みがあること
- 対象住宅はふくい空き家情報バンクに登録されている鯖江市内の一戸建て住宅(ただし新たに多世帯近居をする方はバンク登録の有無を問いません)
- 過去にこの制度による補助を同一の住宅で受けたことがないこと
- 市区町村税の滞納がないこと
「ふくい空き家情報バンク」は県のバンクです。市独自のバンクではないので、登録は県のサイトから行います。多世帯近居だけはバンク登録が要らないという抜け道があるので、親の家の近くに越してくる場合は確認してください。
伝統的民家なら「外装」の改修が対象です
鯖江市伝統的民家活用推進事業。こちらは対象に「外装」という語がはっきり書かれています。
補助対象——「自ら居住する「ふくいの伝統的民家」に認定された民家の外装、構造体の改修/伝統的民家に付属する土蔵、門、塀などの改修
※ただし、改修後伝統的民家に認められないものは対象外」
ただし条件が2段階あります。
1つ目——県の認定が要ります。市はこう書いています。「「ふくいの伝統的民家」は県が認定をおこなっています」「事前に福井県の伝統的民家制度による認定が必要です」。市に申し込む前に、県の認定を取る必要があります。
2つ目——地区が限られます。対象は伝統的民家群活用推進地区の中だけです。
| 指定年度 | 地区名 |
|---|---|
| 平成24年 | 吉江七曲り通り沿道地区 |
| 平成25年 | 河和田町中道沿道地区 |
| 平成26年 | 中戸口町地区 |
| 平成27年 | 石生谷地区 |
| 平成30年 | 下河端地区・西袋地区 |
| 令和2年 | 椿坂地区 |
| 令和4年 | 川島町地区 |
7地区(8つの地名)です。地区は少しずつ増えていて、直近は令和4年の川島町地区。自分の家が入っているかは施設管理課で確認できます。
申込みの必要書類に、外壁塗装に関わるものが2つあります。
「(4)外装仕上げ表(立面図に外装仕上げを記入した場合は添付を省略できます。)」
「(5)工事見積書(工事の対象内・対象外がわかる内訳明細書)」
「(6)着工前写真」
「(7)ふくいの伝統的民家認定証書の写し」
「外装仕上げ表」——どの面に何を使うかを一覧にした書類です。塗装なら塗料の種類と色を書くことになります。「工事の対象内・対象外がわかる内訳明細書」も、見積書の行分けを求めるものです。着工前写真は足場を組む前にしか撮れません。
注意点も明記されています。
「※補助金の交付決定前に工事契約・工事着工はできません。
※令和9年2月末までに工事完了してください。
※住宅省エネ2026キャンペーンとの併用はできません。」
3つ目が見落とされやすいところです。国の「住宅省エネ2026キャンペーン」と一緒には使えません。断熱リフォームで国の補助を使うつもりなら、どちらを取るかを先に決めることになります。
多世帯同居リフォームは、外壁が入りません
住み続けるまちさばえ支援事業(多世帯同居)です。対象工事が4つに限定されていて、外壁塗装は入りません。
| 対象になる工事(いずれかに該当すること) |
|---|
| (1) 間取りの変更に関する工事 |
| (2) バリアフリー改修工事 |
| (3) 設備の改修工事 |
| (4) その他関連工事(同居人数の増加に伴う浄化槽の入れ替え工事等) |
対象者は鯖江市に10年以上居住する見込みがあり、新たに直系親族と同居する方(直系卑属の単独世帯は除く)で、自ら居住するために所有する一戸建て住宅を改修する方です。住宅の所有者が申請することになっています。
ほかに「多世帯同居をしている子育て世帯の子ども部屋を作るリフォーム費用を支援します!」という制度もあります。こちらも室内の工事です。
耐震だけは随時募集。ただし抽選があります
4つが締め切られているなかで、木造住宅の耐震だけは随時募集です。
| 中身 | |
|---|---|
| 制度 | 木造住宅耐震改修促進事業(耐震改修工事・除却工事)/木造住宅耐震診断等促進事業(耐震診断・補強プラン作成) |
| 補助額 | 耐震改修工事は上限140万円〜175万円 |
| 対象住宅 | 鯖江市内の旧耐震住宅(昭和56年5月31日以前に着工した一戸建て)/自らが居住するため所有する3階建て以下の木造/耐震診断で耐震性能が不十分と診断され、改修後の評点が1.0以上(困難な場合は0.7以上) |
| 工事監理 | 耐震診断士または伝統耐震診断士が工事監理を行うこと |
| 募集 | 随時募集 8:30〜17:15(土日祝日を除く) |
ただし、市はこう付け加えています。
「※申込多数の場合は、同月分を締め切りのうえ抽選とします。予算額に達した時点で終了とします。
※注意点 ・補助金の交付決定前に契約を締結してはいけません。」
抽選という言葉が出てくるのは珍しいことです。先着順ではなく、同じ月に申し込んだ人のなかで抽選になります。締め切られた4つの制度も同じ考え方だとすると、年度はじめに申し込むのがいちばん確率が高いということになります。
見積書についても指定があります。「見積書等の写し(耐震改修工事に要する費用が区分されているもの)」——舞鶴市と同じで、耐震の分とそれ以外を行分けする必要があります。外壁塗装を一緒にやっても、その分は出ません。
ほかに伝統木造住宅の耐震改修工事への支援も別枠であります。伝統構法の家にお住まいなら、そちらを確認してください。
来年度を狙うなら、いま何をするか
今年度が締め切られている以上、補助を使いたいなら来年度の募集を待つことになります。そのあいだにできることがあります。
来年度に間に合わせるなら、いま動く順番はこうです
順に書きます。
1つ目——ふくい空き家情報バンクに登録する。空き家リフォーム支援も空き家購入支援も、対象住宅は「ふくい空き家情報バンクに登録されている鯖江市内の一戸建て住宅」です。これは県のバンクなので、市ではなく県のサイトから手続きします。登録には時間がかかることがあるので、年度が変わる前に済ませておいてください。
2つ目——伝統的民家なら、県の認定を取る。市は「事前に福井県の伝統的民家制度による認定が必要です」と書いています。認定を取ってから市に申し込む、という順番です。
3つ目——見積書を「行分け」で作ってもらう。伝統的民家は「工事の対象内・対象外がわかる内訳明細書」、耐震は「耐震改修工事に要する費用が区分されているもの」。どちらも一式書きの見積書では通りません。
4つ目——着工前の写真を撮る。伝統的民家の必要書類に「着工前写真」があります。足場を組んでからでは撮れません。
5つ目——契約しない。市は「補助金の交付決定前に工事契約・工事着工はできません」と繰り返し書いています。見積もりを取るのは自由ですが、判子は交付決定のあとです。
そして工期の締切です。伝統的民家は「令和9年2月末までに工事完了してください」。鯖江は12月から2月に雪が降るので(後述)、実質は年内に終わらせる計画になります。春に申し込んで、秋までに工事、というのが現実的な組み立てです。
ブロック塀・アスベスト・空き家の除却
外壁塗装には直接使えませんが、一緒に検討することの多いものです。
| 制度 | 中身 |
|---|---|
| 危険ブロック塀等の除却支援 | 塀の除却。塗り替えではありません |
| 吹付けアスベストの調査支援 | アスベストの調査費用 |
| 老朽化した危険な空き家の除却 | 危険な空き家の解体費用 |
| 空き家管理代行サービスの利用にかかる費用の補助 | 空き家の管理を業者に頼む費用 |
外壁塗装の見積書に塀の補修が載っていて、その塀が傾いているなら、塗るより除却の補助を先に調べる価値があります。
市は空き家の無料相談会も開いています。空き家を持っている方、相続した方は、そちらで制度をまとめて聞けます。
鯖江の家で、塗る前に見るところ
鯖江の気候を、気象庁の平年値で見ておきます。鯖江市内に観測地点がないので、福井地方気象台(北へ約15km)の数字を使い、雪の量は隣接するアメダス武生(南へ約10km)も添えます。
鯖江のあたりは12月と1月がいちばん降ります。年2,300mm
| 平均気温 | 日最高 | 日最低 | 降水量 | 平均湿度 | 降雪量合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12月 | 5.9℃ | 9.8℃ | 2.7℃ | 304.0mm | 81% | 31cm |
| 1月 | 3.2℃ | 6.7℃ | 0.5℃ | 284.9mm | 82% | 85cm |
| 2月 | 3.7℃ | 7.8℃ | 0.3℃ | 167.7mm | 78% | 58cm |
| 4月 | 12.8℃ | 18.3℃ | 7.8℃ | 137.2mm | 68% | 0cm |
| 8月 | 27.4℃ | 32.2℃ | 23.7℃ | 150.7mm | 73% | — |
| 年 | 14.8℃ | 19.4℃ | 11.0℃ | 2,299.6mm | 75% | 186cm |
ここから読めることが3つあります。
1つ目——冬は3つの理由で塗れません。①気温:1月の日最高が6.7℃、2月が7.8℃で、塗料の施工条件(多くは5℃以上)に日中でもぎりぎり。②湿度:1月82%・12月81%で、施工条件(多くは湿度85%未満)を超える日が出ます。③雪:福井で1月85cm、隣の武生では1月114cm・年間262cm。12月から2月は工程が組めません。
2つ目——年間降水量が2,299.6mmと多い土地です。全国平均(約1,700mm)を大きく上回ります。しかもいちばん多いのが12月と1月という日本海側の型。夏に集中する太平洋側とは工程の組み方が変わります。
3つ目——狙い目は4月から5月です。降水量は4月137.2mm・5月139.1mmで年間最少の部類、湿度も4月68%・5月68%で年間最低。気温も4月の日最高18.3℃、5月23.3℃と塗装に向いています。春がいちばん素直です。次いで10月(153.8mm・76%)。
もうひとつ、鯖江は眼鏡と漆器のまちです。河和田地区は越前漆器の産地で、伝統的民家群活用推進地区にも河和田町中道沿道地区が入っています。古い木造の家が多い地区では、塗り替えの前に建物の状態を見てもらってください。外壁が板張りなら塗料の選び方が変わりますし、伝統的民家の認定を受けられる可能性もあります。
費用の目安です。30坪の家でおおむね80万〜120万円(30坪の外壁塗装の費用)。今年度の補助は締め切られているので、いま塗るなら全額が自己負担です。見るのは総額ではなく㎡単価・塗料の製品名・塗る回数・足場の面積(見積書の内訳の見方/塗装面積の出し方)。急がないなら、来年度の募集に合わせて春に工事をするのがいちばん合理的です。
結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円
鯖江市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 令和8年4月1日から令和9年3月31日までに、婚姻を機に市内の住宅を取得・リフォーム・賃借・引越しする際に要した費用です。この市はリフォームを工事の種類ごとに書き分けています——修繕工事費(倉庫・車庫に係る工事費を除く)/増築工事費(門、フェンス、植栽等の外構に係る工事費を除く)/改築工事費/設備更新工事費(エアコン、洗濯機等の家電購入費や設置費を除く)/その他住宅の機能の維持または向上を図るために行う工事費。別制度のU29夫婦支援事業と合わせると最大100万円になります。 |
| 対象外 | 倉庫・車庫に係る工事費/門、フェンス、植栽等の外構に係る工事費/エアコン、洗濯機等の家電購入費や設置費/賃借は駐車場代・物件の清掃代・更新手数料・光熱水費・鍵交換代・設備購入費・火災保険料・家財保険料/引越はレンタカー等で自分で行った場合と不用品の処分費用 |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和9年3月31日まで。まず窓口・電話で事前相談をします。承認を受けた年度内に上限額に満たなかった世帯は、翌年度に支払った費用も対象にできます(上限額から受給済みの額を差し引いた額が翌年度の上限) |
| 窓口 | 鯖江市 こどもまんなか課 子育て支援グループ(市役所本館1階)電話0778-53-2224 |
鯖江市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。ただし、リフォーム費用がどこまでの工事を指すのか、市は定義を公表していませんでした。対象工事の範囲が読めない以上、塗り替えが入るとも入らないとも書けません。申請より先に電話で確かめてください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
鯖江市で、外壁塗装に助成は出ますか?
制度はありますが、2026年9月の時点で今年度の募集はすべて締め切られています。塗り替えにつながるのは住み続けるまちさばえ支援事業(空き家リフォーム)と鯖江市伝統的民家活用推進事業の2つで、市のページにはどちらも「今年度の募集は締め切りました」と書かれています。木造住宅の耐震だけが随時募集です。
空き家リフォーム支援は、外壁塗装に使えますか?
対象工事は「空き家の全部または一部の修繕、補修、模様替え、補強工事または更新工事」で、外壁の塗り替えは「修繕・補修」に入ります。対象外として挙げられているのはCATV・電話・インターネットの接続配線、障子・ふすまの張替え、畳の表替え等で、塗装は出てきません。ただし断定はできません。判断するのは市です。施設管理課(0778-42-5101)へ。
いくらもらえますか?
市は補助額を「今年度の募集は締め切りました」に置き換えているため、現在は公開されていません。分かっているのは子育て世帯加算で、子どもが3人以上なら30万円(居住誘導区域内のみ)、2人以上なら15万円。加算どうしは併用できません。金額は来年度の募集開始時に公開されます。
誰が使えますか?
鯖江市内の空き家を購入または賃借し10年以上居住する見込みのある方で、(1)移住者(県内に住所がない、または県内2年未満)(2)子育て世帯(18歳になる年度末までの子と同居)(3)新婚世帯(婚姻届の受理から5年以内)(4)新たに多世帯同居・多世帯近居をする方のいずれかです。
空き家バンクに登録していないと使えませんか?
原則そうです。対象住宅は「ふくい空き家情報バンクに登録されている鯖江市内の一戸建て住宅」。ただし新たに多世帯近居をする方は、バンク登録の有無を問いません。「近居」は直系親族の世帯が同一小学校区内または概ね車で5分圏内で別に居住することです。
伝統的民家の補助はどうすれば使えますか?
2段階です。まず福井県の「ふくいの伝統的民家」制度による認定を取り、そのうえで市に申し込みます。対象地域は伝統的民家群活用推進地区で、吉江七曲り通り沿道・河和田町中道沿道・中戸口町・石生谷・下河端・西袋・椿坂・川島町の各地区です。補助対象は「外装、構造体の改修」と「付属する土蔵、門、塀などの改修」で、改修後に伝統的民家と認められないものは対象外です。
国の住宅省エネの補助と一緒に使えますか?
伝統的民家活用推進事業は使えません。市は「住宅省エネ2026キャンペーンとの併用はできません」と明記しています。断熱リフォームで国の補助を使うつもりなら、どちらを取るかを先に決めてください。
耐震改修と一緒に外壁も塗れば補助が出ますか?
塗装の分は出ません。市は申込書類に「見積書等の写し(耐震改修工事に要する費用が区分されているもの)」を求めています。耐震の分とそれ以外を行分けする必要があります。耐震改修工事の補助額は上限140万円〜175万円で、耐震診断士または伝統耐震診断士が工事監理を行うことが条件です。
耐震は先着順ですか?
随時募集ですが、市は「申込多数の場合は、同月分を締め切りのうえ抽選とします。予算額に達した時点で終了とします」と書いています。抽選です。年度はじめに申し込むほうが確率は高くなります。
もう業者と契約してしまいました
市はどの制度にも「補助金の交付決定前に工事契約・工事着工はできません」と書いています。耐震も「補助金の交付決定前に契約を締結してはいけません」。契約の時点で対象外になります。来年度に申し込むつもりなら、契約は交付決定を待ってからです。
いつ工事をするのがいいですか?
4月から5月です。降水量が4月137.2mm・5月139.1mmと年間で少なく、湿度も68%と年間最低。気温も塗装に向いています。逆に12月304.0mm・1月284.9mmと冬がいちばん降り、1月は湿度82%・降雪85cm(隣の武生では114cm)。12月から2月は工程が組めません。補助を使うなら、春に申し込んで秋までに工事、という組み立てになります。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
鯖江市の公式ページと、市が公開しているチラシPDFを2026年9月8日に直接開いて確認しました。募集は件数制で、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。
- 鯖江市「令和8年度結婚新生活支援事業」(最終更新日 2026年6月16日/補助対象経費の表がリフォームを工事の種類ごとに割っている珍しい書き方=「修繕工事費(倉庫・車庫に係る工事費を除く)」「増築工事費(門、フェンス、植栽等の外構の係る工事費を除く)」「改築工事費」「設備更新工事費(エアコン、洗濯機等の家電購入費や設置費を除く)」「その他住宅の機能の維持または向上を図るために行う工事費」/賃借の除外も細かく、駐車場代・清掃代・更新手数料・光熱水費・鍵交換代・設備購入費・火災保険料・家財保険料まで名指し/上限30万円、夫婦双方29歳以下で60万円/別制度の「令和8年度U29夫婦支援事業」(25歳以下40万円・26〜29歳30万円)と合わせて最大100万円/翌年度の継続補助あり)
- 鯖江市「子育て世帯や移住者の方等の空き家リフォームを支援します!」(2026年6月1日更新)および空き家リフォーム支援チラシ(PDF)——対象者4区分の定義、対象住宅、対象工事(修繕、補修、模様替え、補強工事または更新工事)、対象外の例、子育て世帯加算(3人以上30万円・2人以上15万円)、今年度の募集は締め切り
- 鯖江市「子育て世帯や移住者の方等の空き家購入を支援します!」(2026年7月1日更新)——空き家リフォーム支援との併用、住宅購入契約は令和8年4月1日以降に限る
- 鯖江市「伝統的民家の改修を支援します」(2026年6月1日更新)——補助対象(外装、構造体の改修)、伝統的民家群活用推進地区7地区、県の認定が必要、必要書類(外装仕上げ表・工事の対象内外がわかる内訳明細書・着工前写真)、住宅省エネ2026キャンペーンとの併用不可
- 鯖江市「多世帯同居のためのリフォームを支援します!」および多世帯同居リフォームチラシ(PDF)——対象工事4類型、対象者
- 鯖江市「木造住宅の耐震改修工事・除却工事費用を支援します!」および耐震改修工事ちらし(PDF)——補助額上限140万〜175万円、対象住宅、耐震診断士または伝統耐震診断士による工事監理、随時募集・申込多数の場合は抽選、交付決定前の契約禁止
- 鯖江市「木造住宅の耐震診断・補強プランの作成を支援します!」「伝統木造住宅の耐震改修工事費用を支援します!」「危険ブロック塀等の除却を支援します!」「吹付けアスベストの調査を支援します!」「老朽化した危険な空き家の除却費用を補助します!!」「空き家管理代行サービスの利用にかかる費用を補助します」
- 気象庁「過去の気象データ検索」福井の平年値およびアメダス武生の平年値——月別の降水量・平均気温・日最高気温・日最低気温・平均湿度・降雪量合計(鯖江市内に観測地点がないため)
- 鯖江市「令和8年度結婚新生活支援事業」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
住み続けるまちさばえ支援事業(空き家リフォーム・空き家購入・多世帯同居)/伝統的民家活用推進事業/木造住宅の耐震/危険ブロック塀等の除却:鯖江市役所 施設管理課 営繕グループ 電話 0778-42-5101(メール [email protected])
代表電話:0778-51-2200
どの制度も、補助金の交付決定前に工事契約・工事着工はできません。今年度の募集は締め切られているので、来年度に向けてふくい空き家情報バンクの登録や県の伝統的民家認定を先に進めてください。
福井県内のほかの市も調べています。——福井市/坂井市(市がQ&Aで「外壁塗装・改修について一部補助しています」と明記)。同じ県でも、市が変わればここまで違います(助成金ガイド/業者の選び方/外壁塗装の費用相場)。