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天窓からの雨漏り——原因の切り分けと、修理・交換の判断
天窓からの水は、本体・まわりの板金・屋根材・結露のどれかに分かれます。順番に切り分ければ、頼む相手も決まります。そして引渡しから10年以内なら、無償で直る可能性があります——法律が屋根の開口部に設ける建具を対象にしているからです。
※本ページはプロモーション(広告)を含みます。
このページの内容
- 先に結論——原因は4つに分かれます
- 築10年以内なら、無償で直る可能性があります
- 天窓は、どうやって水を流しているのか
- 天窓の種類——固定式か、開閉式か
- 夏の暑さと、ブラインドという選択
- 切り分け方——いつ、どこから、どう出るか
- 雨漏りではなく、結露かもしれません
- 天窓には寿命があります
- 古い天窓は、部品がないことがあります
- 修理か、交換か、撤去か
- 足場が要る——屋根工事と時期を合わせる
- 火災保険が使えるケース
- よくある質問
先に結論——原因は4つに分かれます
天窓から水が出てくるとき、原因は次の4つのどれかです。この切り分けができれば、頼む相手も、費用の桁も決まります。
| どこの問題か | 直し方 | |
|---|---|---|
| ①本体の劣化 | ガラスまわりのパッキン(ゴム)、開閉部のシール | 部品交換、シールの打ち直し、または本体交換 |
| ②まわりの板金・防水 | 天窓と屋根の取り合い部分。ここがいちばん多い | 板金の補修・やり直し |
| ③屋根材の側 | 天窓の上側の屋根材が割れている、ずれている | 屋根の補修。天窓は無関係だった、ということも |
| ④結露 | そもそも雨漏りではない | 換気・断熱の見直し |
ここで知っておいてほしいのは、②がいちばん多いということです。天窓そのものより、天窓と屋根がぶつかる部分——板金や防水材の納まり——から入ることのほうが多い。天窓が悪い、とは限りません。
逆に言えば、「天窓から漏れているから天窓を交換しましょう」という提案には、確認する余地があります。まわりの板金を直せば止まる場合もあるからです。「原因は本体ですか、まわりの板金ですか」——この一言を必ず聞いてください。
※雨漏り全般の考え方(入口と出口が離れること、調査の方法、頼み先)は雨漏りの原因のページにまとめました。このページは天窓に絞った各論です。
築10年以内なら、無償で直る可能性があります
業者を探す前に、確かめてほしいことがあります。その家が引き渡されたのは、いつですか。
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)の第94条は、新築住宅の請負人は、引き渡した時から10年間、「雨水の浸入を防止する部分」の瑕疵について担保の責任を負うと定めています。
そして、その「雨水の浸入を防止する部分」が何かは、施行令の第5条第2項に書かれています。
住宅の屋根若しくは外壁又はこれらの開口部に設ける戸、わくその他の建具
天窓は「屋根の開口部に設ける建具」です。つまり、この条文の対象に含まれます。
さらに同法94条の第2項は「前項の規定に反する特約で注文者に不利なものは、無効とする」と定めています。契約書に「保証は5年」と書いてあっても、この10年を短くすることはできません。
だから、順番はこうなります
- 引き渡しの日を確認する——契約書、引渡書、登記の日付から分かります
- 10年以内なら、まず建てた会社に連絡する——他社に修理を頼んでしまうと、話がややこしくなります
- 建てた会社が対応しない・倒産している場合——2009年10月以降に引き渡された新築住宅は、事業者に保険加入または供託が義務づけられています(住宅瑕疵担保履行法)。住まいるダイヤル(国土交通大臣指定の相談窓口)に相談してください
- 10年を過ぎている場合——ここからが、このページの本題です
※10年の担保責任は新築住宅についての制度です。中古で購入した家、リフォームで後から天窓を付けた場合、災害による損傷は別の扱いになります。対象は「雨水の浸入に影響のあるもの」に限られます。
天窓は、どうやって水を流しているのか
切り分けの前に、天窓がどういう仕組みで水を防いでいるかを知っておくと、業者の説明が理解できるようになります。
屋根は、上から下へ水を流して排水しています。そこに穴を開けて建具を入れるのが天窓です。当然、水の流れをいったん遮ることになります。だから天窓のまわりには、水を左右に分けて、下へ逃がす仕掛けが必要になります。
| 部位 | 役割 | ここが傷むと |
|---|---|---|
| 上部の水切り板金 | 上から流れてくる水を、左右に分ける | 水が天窓の上端に溜まり、そこから入ります |
| 左右の水切り板金 | 分けた水を、屋根面に沿って下へ流す | 横から回り込みます。横殴りの雨で出るのはここが多い |
| 下部の水切り板金 | 流れてきた水を、屋根材の上へ戻す | 下端に溜まって逆流します |
| 防水シート(下葺き材)との取り合い | 屋根材の下で、二重の防水をしている | ここが切れていると、屋根材の下に入った水が室内へ |
| 本体のパッキン・シール | ガラスと枠のあいだ、開閉部の気密 | ガラスの縁を伝って落ちてきます |
この表を見ると、天窓の雨漏りが「板金の問題」であることが多い理由が分かります。水を防いでいるのは、本体だけではないからです。本体がどれだけ健全でも、まわりの板金が浮けば水は入ります。
そして、もうひとつ大事なことがあります。これらの板金は、屋根材の下に差し込まれています。だから上から見て「浮いていないか」を確認するには、屋根に上がるしかありません。室内から見ても分かりません。これが、天窓の診断に現地調査が欠かせない理由です。
💡だから、業者に聞く質問はこうなります。「板金のどこが原因だと思われますか。上ですか、横ですか、下ですか」。この質問に具体的に答えられる会社は、実際に屋根に上がって見ています。
天窓の種類——固定式か、開閉式か
天窓には大きく2種類あり、不具合の出方が違います。
| 種類 | どんなもの | 起きやすい不具合 |
|---|---|---|
| 固定式(はめ殺し) | 開かない。採光だけが目的 | 可動部がないぶん、不具合はまわりの板金かガラスまわりに絞られます |
| 開閉式(手動) | 棒やハンドルで開ける。通風できる | 開閉部のパッキン、閉まりが甘くなる、ロックの緩み |
| 開閉式(電動) | スイッチやリモコンで開閉。雨センサー付きも | 上記に加えてモーター・配線・センサーの故障 |
開閉式は、可動部があるぶん不具合の可能性が増えます。とくに「閉めたつもりで閉まりきっていない」ことがあり、これは雨漏りに見えます。台風の前に一度、しっかり閉まるかを確認しておいてください。
電動タイプは、モーターや制御部が壊れると、開いたまま閉まらなくなることがあります。これは緊急事態です。手動で閉める方法があるかどうかを、取扱説明書で確認しておくと安心です。
そして電動の部品は、本体以上に「部品がない」問題が起きやすい部分です。電子部品は製造終了が早いためです。開閉式をお使いなら、メーカーと型番を今のうちに控えておいてください。
夏の暑さと、ブラインドという選択
雨漏りとは別に、天窓でよく出る相談が「夏が暑い」です。
天窓は屋根面にあるため、夏の日射を最も強く受ける角度にあります。壁の窓より日射の影響が大きく、部屋の温度が上がりやすい。これは天窓の不具合ではなく、構造上そうなるものです。
対策はいくつかあります。
- ブラインド・ロールスクリーンを付ける——天窓用の製品があります。後付けできる場合もあります
- ガラスを遮熱タイプに替える——本体交換のタイミングなら選べます
- 屋根そのものの遮熱を上げる——遮熱塗料は屋根面の温度に効きますが、天窓のガラスから入る日射には効きません(遮熱塗料のページ)
ここで知っておいてほしいのは、3つ目が誤解されやすいということです。「屋根を遮熱塗料にすれば天窓の暑さも和らぐ」——そうはなりません。塗るのは屋根材であって、ガラスではないからです。天窓からの日射を抑えたいなら、天窓側で対策する必要があります。
そして、本体を交換するなら、この機会にガラスの仕様を見直す価値があります。25年前の天窓と今の製品では、断熱・遮熱の性能が違います。「交換するなら、どんなガラスが選べますか」——交換を検討する段階で聞いておくべき質問です。
切り分け方——いつ、どこから、どう出るか
原因を絞るのに、専門知識は要りません。「いつ」「どこから」「どう出るか」を記録するだけで、かなり絞れます。
| 出方 | 疑われるもの |
|---|---|
| 強い雨・風をともなう雨のときだけ | まわりの板金の納まり。横から吹き付ける雨が入っています |
| 降り始めてすぐ | はっきりした隙間。板金の浮き、シールの切れ |
| 長雨の終盤に出る | どこかに溜まってからあふれている。屋根の下地まで水が回っている可能性 |
| ガラスの縁を伝って落ちてくる | 本体のパッキン、またはガラスまわりのシール |
| 天窓の枠の外側(天井との境目)から | まわりの板金・防水の可能性が高い |
| 雨と関係なく、冬の朝に濡れている | 結露(次の章へ) |
やることは写真と動画です。水が出ている最中に撮ってください。「どの部分から、どう伝っているか」が写っていれば、業者の見立ての精度が変わります。晴れた日に来てもらっても、痕跡しか見えないからです。
そして日付と、そのときの天気をメモしてください。「7月◯日、台風で南風が強かった日」——この一言が、原因の切り分けに直結します。
自分で屋根に上がらないでください
天窓は屋根の上にあります。確認したくなりますが、上がらないでください。屋根からの転落は、慣れた職人でも起きる事故です。天窓のまわりはとくに、踏むと割れる屋根材があります。
室内から見える範囲で撮れば十分です。屋根の上の状態は、業者に写真を撮ってきてもらってください。ドローンで撮影する会社もあります。
雨漏りではなく、結露かもしれません
天窓は結露が起きやすい場所です。理由は3つあります。
- 暖かい空気は上に溜まる——部屋のいちばん高い位置にあるのが天窓です
- 屋根面は外気に直接さらされる——夜間に冷えます
- 湿気も上に集まる——調理・入浴・洗濯物の水分
見分け方は、雨漏りと同じ考え方です。
| 雨漏り | 結露 | |
|---|---|---|
| タイミング | 雨と連動する | 雨と関係なく、寒い日の朝 |
| 濡れ方 | 特定の1点から筋になって垂れる | ガラス面全体にうっすら水滴 |
| 季節 | 台風・梅雨に集中 | 冬に集中 |
| 水の量 | 多いこともある | 少量。拭けば済むことが多い |
結露なら、直すべきは天窓ではありません。換気と、部屋の湿度です。天窓を交換しても結露は止まりません。
ただし両方が起きていることもあります。結露で濡れた状態が続くと、木部が傷んで隙間ができ、そこから雨も入るようになる——という順番です。「冬だけだから結露だろう」と決めつけず、記録を残して見てもらってください。
天窓には寿命があります
天窓は「屋根に開いた穴に、建具を入れたもの」です。建具である以上、寿命があります。
屋根工事店の公開情報では、天窓の設計上の耐用年数は25〜30年程度とされています。また、ベルックス(VELUX)の天窓については、20年の時点で有料メンテナンスを受けると、最長25年まで防水保証が延長される制度があり、その費用は1窓あたり40,000円〜(税別)と案内されています。
※出典:天窓の交換・メンテナンスを扱う屋根工事店各社の公開情報(2026年8月確認)。製品と契約によって条件は異なります。ご自宅の天窓について正確なことは、メーカーまたは施工した会社にご確認ください。
ここから読み取れることは2つです。
- 25年前後が、ひとつの区切り——それを過ぎた天窓は、いつ不具合が出てもおかしくない段階に入っています
- メンテナンスの仕組みがある製品もある——放置ではなく、点検して延長するという選択肢があります
だから、まず確認するのは「いつ付けた天窓か」です。新築時のままなら築年数がそのまま天窓の年数。リフォームで付けたなら、その時期が起点になります。
古い天窓は、部品がないことがあります
これが、天窓のいちばん厄介なところです。
かつて天窓を製造していたメーカーの多くが、この20年ほどで天窓事業から撤退しています。その結果、古い天窓は交換用の部品が手に入らないことがあります。
部品がなければ、どうなるか。
- パッキンだけ替えたい——部品がなければできません
- ガラスだけ替えたい——同じサイズの適合品がなければできません
- 結果として「本体ごと交換」しかなくなる——費用は上がります
だから、業者に聞くことはこうなります。「うちの天窓のメーカーと型番は分かりますか。部品はまだありますか」
枠に刻印やシールが残っていることがあります。新築時の書類に記載があることもあります。型番が分かれば、部品の有無を調べてもらえます。そして部品がないと分かった時点で、判断は「修理」から「交換か撤去か」に移ります。
修理か、交換か、撤去か
原因と年数が分かったら、選択肢は3つになります。
| 選択 | どういうものか | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 修理する | まわりの板金をやり直す、シールを打ち直す、部品を交換する | 原因が板金側/築年数が浅い/部品がある |
| 交換する | 天窓本体を新しいものに入れ替える。まわりの屋根材も一部やり直します | 築25年以上/部品がない/本体の劣化 |
| 撤去して塞ぐ | 天窓をなくし、屋根材で塞ぐ。室内側は天井を作ります | 使っていない/繰り返し漏る/明るさより雨漏りの心配が勝つ |
撤去は「負け」ではありません
意外に選ばれるのが撤去です。理由はいくつかあります。
- 使っていない——開閉式でも、実際には何年も開けていない家は珍しくありません
- 夏が暑い——天窓は日射を直接受けます。明るさと引き換えに、夏の暑さが増していることがあります
- 繰り返し漏る——直しては漏り、を繰り返しているなら、根本的に納まりが厳しい可能性があります
- 屋根の弱点をひとつ減らせる——開口部がなくなれば、そこから漏る心配もなくなります
ただし撤去すると、部屋は確実に暗くなります。天窓は壁の窓の数倍の採光効果があるとされる場所です。「暗くなってもいいか」を、家族で確認してから決めてください。照明で補う、壁側の窓を大きくするなど、代わりの手を用意しておくと後悔が減ります。
足場が要る——屋根工事と時期を合わせる
天窓の工事で、費用を大きく左右するのが足場です。
天窓は屋根の上にあります。安全に作業するには足場が要り、屋根の勾配によっては屋根足場も必要になります。そして足場代は、天窓1か所を直すだけでも、家1軒ぶんかかります(30坪で15〜25万円が公開されている相場です。見積もりの内訳)。
つまり——
| やり方 | 足場の回数 |
|---|---|
| 天窓だけを単独で直す | 1回(天窓のためだけに15〜25万円) |
| 屋根の塗り替え・葺き替えと同時にやる | 1回で済む(足場代は屋根工事と共通) |
| 外壁塗装と同時にやる | 1回で済む |
だから、雨漏りが止まっている状態なら、外壁や屋根のメンテナンス時期に合わせるのが合理的です。逆にいま漏っているなら、それは待つ話ではありません。水が入り続けると、屋根の下地(野地板)や室内側の木部が傷みます。
判断の目安はこうです。
- いま漏っている→ 応急処置を含めて、すぐ見てもらう
- 過去に漏ったが、いまは止まっている→ 原因を特定したうえで、次の屋根工事に合わせる選択もある
- 築25年以上で、まだ漏っていない→ 足場を組む工事の予定ができたときが、交換を考えるタイミング
外壁塗装を検討しているなら、見積もりを頼むときに「天窓も見てください」と伝えておくと、同じ足場で対応できるかどうかが分かります。
火災保険が使えるケース
天窓の不具合が自然災害によるものなら、火災保険の風災・雹災・雪災の補償が使える可能性があります。
- 台風の翌日から漏り始めた——飛来物で板金が浮いた、ガラスが割れた
- 雹(ひょう)が降った後から——ガラスやパッキンの損傷
- 大雪の後から——雪の重みや、すが漏り
いっぽう、経年劣化は対象外です。25年経ったパッキンが硬くなって漏る——これは災害ではありません。
手順を間違えないでください。
- 直す前に写真を撮る——直してしまうと、被害の状態を証明できません
- 保険会社に連絡する——契約している保険会社です
- 保険金の確定前に工事契約をしない——「保険で全額出ます」という説明を鵜呑みにしない
⚠️「火災保険を使えば無料で直せます」と持ちかける業者には注意してください。保険金が下りるかを決めるのは保険会社であって、工事業者ではありません。詳しくは火災保険のページにまとめました。
どこに頼めばいいのか
天窓は屋根と建具の境目にあるため、頼み先が分かりにくい部分です。目安を整理します。
| 状況 | 頼み先の目安 |
|---|---|
| 築10年以内 | 建てた会社(品確法の担保責任があります) |
| まわりの板金が怪しい | 屋根工事・板金工事の会社 |
| 本体の交換になりそう | 天窓の施工実績がある屋根工事店。メーカーの施工店を紹介してもらう手も |
| 原因が分からない | 散水調査ができる会社(雨漏り調査の5つの方法) |
| 外壁塗装も検討中 | 足場を共有できるので、まとめて相談する価値があります |
聞き方のコツは、「天窓の工事をやったことがありますか」と実績を聞くことです。天窓は数が多い工事ではないので、扱い慣れているかどうかで差が出ます。過去の施工写真を見せてもらえるなら、それがいちばん確かです。
よくある質問
天窓は、雨漏りしやすいのですか?
屋根に開口部を作る以上、弱点になりやすいのは事実です。ただし「必ず漏る」ものではありません。適切に施工され、定期的に見ていれば、25年前後は持つとされています。問題は、天窓が「点検されない場所」だということです。屋根の上なので、誰も見ません。足場を組む工事のたびに、ついでに見てもらうのが現実的な対策です。
コーキングを打てば止まりますか?
その場しのぎにはなっても、根本の解決にならないことが多いです。天窓のまわりは、板金と防水材が重なって水を流す構造になっています。表面をコーキングで塞ぐと、本来の水の逃げ道まで塞いでしまうことがあります。そうなると、別の場所から出るようになります。自分でコーキングを打つのは、とくに避けてください(雨漏りの禁じ手)。
天窓を交換すると、屋根はどうなりますか?
まわりの屋根材も一部やり直すことになります。天窓は屋根材と組み合わせて納まっているので、本体だけ抜き差しするわけにはいきません。だから「天窓の交換」は、小さな屋根工事だと考えてください。同じ理由で、屋根の葺き替えやカバー工法をするなら、そのタイミングで天窓も替えるのがいちばん無駄がありません(カバー工法/葺き替え)。
賃貸に住んでいます。天窓から漏れています
自分で業者を呼ばず、まず管理会社か大家さんに連絡してください。民法第606条は「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う」と定めています。同時に、民法第615条により借りている側には「遅滞なく通知する」義務があります。気づいたらすぐ、記録が残る形で伝えてください。
天窓の掃除はしたほうがいいですか?
室内側は拭けます。問題は外側です。屋根の上なので、自分で上がるのは避けてください。落ち葉や土が溜まると、水の流れが変わって漏りやすくなることがあります。足場を組む工事のときに、あわせて掃除してもらうのが現実的です。
天窓があると、火災保険料は変わりますか?
天窓の有無だけで保険料が変わることは通常ありません。大事なのは、どんな補償が付いているかです。風災・雹災・雪災が含まれているかどうかを、証券で確認しておいてください。災害で壊れたときに使えるかどうかは、契約内容で決まります。
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屋根カバー工法
天窓の交換と時期を合わせられる工事
火災保険と外装の修理
使える被害と、「無料で直せます」の正体
足場代の相場
1㎡600〜1,000円。単独工事だと割高になる理由
サッシからの雨漏り
壁側の開口部。天窓と同じく「建具」の話
参考にした情報
- 住宅の品質確保の促進等に関する法律 第94条(新築住宅の請負人の瑕疵担保責任/第2項:注文者に不利な特約は無効)、同法施行令 第5条第2項第1号(屋根若しくは外壁又はこれらの開口部に設ける戸、わくその他の建具)/e-Gov法令検索
- 民法 第606条(賃貸人による修繕等)・第615条(賃借人の通知義務)/e-Gov法令検索
- 天窓の耐用年数・メンテナンス制度に関する屋根工事店各社の公開情報(2026年8月確認)
最終確認日:2026年8月25日。天窓の製品仕様・保証条件はメーカーと契約により異なります。ご自宅の天窓については、メーカーまたは施工した会社にご確認ください。雨漏りの原因判断は、必ず現地調査にもとづいて行ってください。