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【2026年度】田辺市の外壁塗装に使える助成金
条件つきで出ます塗り替えには出ません。ただし耐震診断は無料です
- 外壁塗装そのものへの補助はありません
- 田辺市の住宅関係の補助は、耐震・土砂災害・津波・ブロック塀——すべて防災の制度です
- 「外壁の改修」が出てくるのは1か所だけ
- 土砂災害対策改修補助。土砂災害特別警戒区域内の住宅を安全な構造にするための外壁の改修、塀の設置工事等に補助対象額の23%・最大77万2千円
- 木造住宅の耐震診断は無料です
- 平成12年5月31日以前に建てられた市内の木造住宅(2階建て以下・延床400㎡以下・在来工法)。診断費用は無料で、令和7年度の募集は200件でした
- 耐震改修は最大150万円
- 上部構造評点1.0未満と診断されたら、耐震改修補助 最大150万円/現地建替え補助 最大131.6万円。補助件数80件で、令和8年1月5日から受付を再開します
- 立て替えなくて済みます
- 代理受領制度があり、市は「耐震改修工事費から補助金額を差し引いた額を用意すればよい」と書いています
- ブロック塀は期間限定で拡充中です
- 撤去は3分の2・一敷地20万円、フェンス等への転換も3分の2・17万円。申込締切は申請年度の12月末です
「田辺市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。田辺市に、外壁の塗り替えだけに使える補助はありません。——市の住宅関係の補助はすべて防災の制度で、耐震・土砂災害・津波・ブロック塀に向いています。ただし「外壁の改修」という言葉が出てくる制度がひとつだけありますし、木造住宅の耐震診断は無料で、そこから最大150万円の改修補助につながります。しかもその受付が、令和8年1月5日から再開します。順に見ていきます。
和歌山県内の3市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——塗り替えに出たのは和歌山市だけで、ほかの2市の住宅補助はすべて防災の制度でした。県の耐震と津波の支援は和歌山県のまとめにあります。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全12項目
「外壁の改修」が出てくるのは、この制度だけです
田辺市の住宅補助を一通り見ていくと、「外壁」という言葉が出てくる制度はひとつしかありません。建築課の土砂災害対策改修補助です。市の説明はこれだけです。
「土砂災害特別警戒区域内の住宅を土砂災害に対して安全な構造となるように外壁の改修、塀の設置工事等を行う費用を補助します。」
「外壁の改修」に補助が出るのは、レッドゾーンだけです
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる工事 | 土砂災害に対して安全な構造となるようにする外壁の改修、塀の設置工事等 |
| 対象になる住宅 | 土砂災害特別警戒区域内に建っていること/建築基準法施行令第80条の3について既存不適格であること |
| 補助金額 | 補助対象額×23%(最大772,000円) |
| 窓口 | 建築課 建築係(0739-26-9935) |
ここは正確に読んでください。これは塗り替えの補助ではありません。土砂災害特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)では、土石流や崖崩れの力を受けても建物が壊れないよう、建築基準法施行令第80条の3で構造の基準が決められています。その基準を満たすように外壁を作り直す工事——つまり、壁を厚くする、鉄筋コンクリートの防護壁にする、そういう工事が対象です。
とはいえ、レッドゾーン内に住んでいて外壁の傷みが気になっているなら、塗り替えの前にこの制度を確認する価値があります。構造から作り直すのであれば、そのあとで仕上げをすることになるからです。順番を間違えると、塗ったばかりの壁を壊すことになります。
「既存不適格」というのは、建てたときは適法だったが、その後の基準改正や区域指定で現在の基準に合わなくなった建物のことです。区域が指定されたあとに建てられた家は、すでに基準を満たしているはずなので対象外になります。
自分の家がレッドゾーンかどうか
市は確認方法も案内しています。
「土砂災害特別区域の内外については、わかやま土砂災害マップをご覧ください。」
和歌山県が公開している地図で、住所から調べられます。田辺市は、海沿いの旧田辺市から龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町までを含む、たいへん面積の広い市です。山側では、土砂災害警戒区域や特別警戒区域の指定を受けている場所が珍しくありません。
| 状況 | 検討できる制度 |
|---|---|
| 土砂災害特別警戒区域内に住んでいて、外壁を直したい | 土砂災害対策改修補助(23%・最大77万2千円) |
| 区域内から引っ越したい | がけ地近接等危険住宅移転/地震津波対策型移転補助(非現地建替え補助) |
| 区域外だが、家が古い | 木造住宅無料耐震診断 → 評点1.0未満なら耐震改修補助(最大150万円) |
| 道路に面したブロック塀が心配 | ブロック塀等耐震対策事業(撤去3分の2・20万円/改善3分の2・17万円) |
ひとつ注意があります。現地建替え工事の補助を使う場合、「土砂災害特別警戒区域外において住宅が新築されること」が要件です。レッドゾーン内で建て替えるなら、この補助は使えません。
木造住宅の耐震診断は無料です
田辺市の住宅補助で、いちばん入口が広いのがこれです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象建物 | 平成12年5月31日以前に建てられた市内の木造住宅(長屋・共同住宅を除き、併用住宅を含む)/2階建て以下/延べ床面積400㎡以下/木造軸組工法(在来工法)(枠組壁工法・丸太組工法等は対象外) |
| 診断費用 | 無料 |
| 募集件数 | 200件(令和7年度) |
| 申し込み | オンライン(LoGoフォーム)/電話/郵送/窓口の4通り |
| その後 | 2週間〜1か月程度で耐震診断決定通知書が届き、診断士から電話連絡。日程を調整して診断を受けます |
「平成12年5月31日以前」という線に注目してください。全国の多くの市は昭和56年5月31日以前(旧耐震)で区切っていますが、田辺市は2000年5月まで広げています。2000年の基準改正(金物・耐力壁のバランス・地盤調査)より前の家なら、対象に入ります。
診断の結果は上部構造評点という数値で出ます。
| 評点 | 判定 | 使える補助 |
|---|---|---|
| 1.5以上 | 倒壊しない | — |
| 1.0以上〜1.5未満 | 一応倒壊しない | — |
| 0.7以上〜1.0未満 | 倒壊する可能性がある | 耐震改修補助/耐震ベッド・シェルター補助 |
| 0.7未満 | 倒壊する可能性が高い | 同上(避難重視型も選べます) |
市は「上部構造評点が1.0未満と診断された住宅所有者の方は、専門家から改修プランの提案等を受けることも可能です」とも書いています。
木造以外の住宅にも制度があります。非木造住宅耐震診断補助で、昭和56年5月31日以前に建てられた市内の非木造住宅が対象。診断費用×3分の2(最大90,000円)です。
外壁塗装との関係で言うと、順番が全てです。2000年5月より前に建てた家に住んでいて、そろそろ塗り替えを考えているなら、塗る前に無料の診断を受けてください。評点が1.0未満なら耐震改修が必要になり、壁を開ける工事が入ります。先に塗ると塗り直しです。
耐震改修は最大150万円。1月5日から受付再開
診断で上部構造評点が1.0未満と出たら、次はこちらです。市は4つの工事から選べるようにしています。
田辺市でいちばん大きいのは耐震改修の150万円
| 工事の種類 | 内容 |
|---|---|
| 一般型耐震補強工事 | 評点が1.0未満から1.0以上となるような改修設計+工事 |
| 避難重視型耐震補強工事 | 評点が0.7未満から0.7以上となるような改修設計+工事 |
| 1階改修型耐震補強工事 | 2階建て住宅の1階の評点が1.0未満から1.0以上となるような改修設計+工事 |
| 現地建替え工事 | 既存の建物を解体して現地で建替えるための設計+工事 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 耐震改修補助 | 最大150万円 |
| 現地建て替え補助 | 最大131.6万円 |
| 補助件数 | 80件 |
| 受付 | 令和8年1月5日より受付を再開します |
| 注意 | 事前の申請が必要/年度内に設計及び工事を完了することが補助の条件 |
ここは読み方に注意が要ります。「令和8年1月5日より受付を再開します」——つまりいったん止まっていたということです。80件という枠に対して申込が埋まったか、年度の区切りかは市のページには書かれていません。いま検討しているなら、1月5日を待つのではなく、建築課(0739-26-9935)に今の状況を聞いてください。
そして「年度内に設計及び工事を完了すること」。1月5日に受付が再開して、3月末までに設計と工事を終える——これは相当に急ぎの日程です。診断だけでも先に済ませておかないと間に合いません。診断は無料なので、いま申し込んでおくのが合理的です。
現地建替え工事を選ぶ場合は、追加の要件が2つあります。省エネ基準に適合すること、そして土砂災害特別警戒区域外において住宅が新築されること。
市はもうひとつ、大事なことを書いています。「補助金には国費、県費が含まれますので、他の補助制度を活用される場合は補助金の併用が可能か確認ください。」——リフォームの他制度と組み合わせるつもりなら、先に確認してください。
代理受領制度とフラット35
補助金でいちばん困るのが、先に全額を払って、あとから戻ってくる仕組みです。150万円の補助でも、工事のときは全額を用意しなければなりません。田辺市はそこに手を打っています。
「補助申請者からの委任を受けた施工業者(補助申請者と耐震改修工事を実施する契約をした事業者)が補助申請者にかわって補助金の請求及び受領を行うことができる制度です。補助申請者は、耐震改修工事費から補助金額を差し引いた額を用意すればよいため、準備する費用が少なくて済みます。」
ただし業者側から見ると入金が市からになり、時期も遅れます。見積もりの段階で「代理受領を使いたい」と伝えて、対応できるかを確認してください。
もうひとつ、金融の話があります。市はフラット35地域連携型を案内していて、住宅ローンにフラット35を使う場合、固定金利が当初5年間0.25%引き下げになります。利用するには市からフラット35地域連携型利用対象証明書の交付を受ける必要があります。ただし対象は現地建替え工事のみです。
税金の話もあります。一般型耐震補強工事のみですが、所定の条件を満たせば固定資産税および所得税の減税が受けられます。
| 制度 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 代理受領制度 | 耐震改修全般 | 補助金を業者が代理で受領。自己資金は差額のみ |
| フラット35地域連携型 | 現地建替え工事のみ | 当初5年間、固定金利0.25%引き下げ(市の証明書が必要) |
| 固定資産税・所得税の減税 | 一般型耐震補強工事のみ | 所定の条件を満たす場合 |
ブロック塀は期間限定で拡充中です
外壁を塗るときに一緒に相談されやすいのがブロック塀です。田辺市は防災まちづくり課が担当していて、いま条件を良くしている最中です。市の書き出しがこうです。
「期間限定で補助の拡充を行います!期間限定で補助の上限額・補助率・単価の拡充を行います。この機会にぜひ、地震による倒壊の危険性の高いブロック塀等の撤去をご検討ください。」
| 項目 | 撤去事業 | 改善事業 |
|---|---|---|
| 内容 | 倒壊の危険性が高いブロック塀等を撤去する | 撤去した後、引き続きフェンス等他の塀へ転換する |
| 単価 | 延長1mにつき13,500円 | 延長1mにつき19,000円 |
| 補助率 | 実費と上の単価×延長を比べて少ないほうの3分の2以内 | |
| 限度額 | 一敷地につき20万円 | 一敷地につき17万円 |
対象になるのは「高さ0.6メートル以上、延長2メートル以上のブロック塀で、道路(不特定多数の者が利用する避難路)に面した部分のみ」です。石塀、レンガ塀、これらに類する塀も含まれます。
注意事項が4つあり、どれも実務的です。
| 注意 | 意味 |
|---|---|
| ブロック塀からブロック塀への改善は不可 | 作り直すならフェンス等にしてください |
| 交付決定前に着工した場合は対象外 | 先に壊すと出ません |
| フェンス等の下部にブロックを併用する場合 | ブロックの高さは道路面から0.6メートル未満であること |
| 建築基準法第42条第2項に規定する道路の場合 | セットバックした位置にフェンス等を設置すること |
そして期限。申込締切は申請年度の12月末、実績報告締切は申請年度の1月末。市は「補助を受けるには、ブロック塀等を撤去する前に、市が対象のブロック塀等を確認した上で、申請書類を提出していただく必要があります」と書いています。外壁塗装と同時期に段取りするなら、秋のうちに防災まちづくり課(0739-26-9976)へ連絡してください。
移転・応急復旧・耐震ベッド
残りの制度も並べておきます。田辺市の住宅補助は、どれも防災の文脈にあります。
| 制度 | 内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 耐震ベッド・シェルター購入設置補助 | 評点1.0未満の住宅に、和歌山県が指定する耐震ベッド・耐震シェルターを設置。購入設置費用×3分の2(最大266,000円)。対象製品は県の指定品に限られます | 建築課 |
| 地震津波対策型移転補助(非現地建替え補助) | 危険な場所から移転して建て替える場合の補助 | 建築課 |
| がけ地近接等危険住宅移転 | がけ地に近接した危険住宅からの移転 | 建築課 |
| 住宅被害応急復旧事業・防災対策事業補助金 | 災害による崩土などで被害を受けた住宅の土砂等の除去工事/今後の被害が予想される箇所の保全工事。それぞれ費用の3分の1以内・上限30万円(崩壊部など一箇所につき1回が限度) | 防災まちづくり課 |
| 感震ブレーカー設置補助・家具転倒防止金具等取付事業 | 地震火災と家具の転倒への対策 | 防災まちづくり課 |
住宅被害応急復旧事業について、市は「補助を受けるには、工事を行う前に申請が必要です」と書いています。また、国や県など他の機関による補助金の交付対象となる事業は対象になりません。
耐震ベッド・シェルターは、和歌山県が指定した製品でなければ対象になりません。市のページに製品名と会社名、連絡先まで一覧が載っています。「安いから」と別の製品を買うと出ないので、先に一覧を見てください。
空き家については、市が空き家ご相談フォームというオンライン窓口を用意しています。近隣の空き家で困っている方、所有者・相続予定者として悩んでいる方が対象です。緊急の場合は平日8時30分〜17時15分は建築課(0739-26-9935)、それ以外の時間帯は市代表(0739-22-5300)と案内されています。
田辺で塗るなら、いつか——市内で340mm違います
田辺市は海沿いから山間部まで含む広い市なので、市内でも雨の量がはっきり違います。市内にある気象庁のアメダス2か所の平年値を並べます。
田辺は年2,581mm。6月・7月・9月で年間の4割が降ります
| 月 | 栗栖川(中辺路町) | 本宮(本宮町) |
|---|---|---|
| 6月 | 387.5mm | 386.1mm |
| 7月 | 395.0mm | 450.9mm |
| 8月 | 262.7mm | 361.5mm |
| 9月 | 301.3mm | 440.1mm |
| 10月 | 215.0mm | 280.1mm |
| 12月 | 86.9mm | 87.3mm |
| 1月 | 91.9mm | 85.3mm |
| 年間 | 2,581.3mm | 2,918.6mm |
どちらも全国平均(約1,700mm)を大きく上回ります。そして6月・7月・9月の3か月で、年間の4割以上が降ります。梅雨と台風です。
気温のほうも見ておきます(栗栖川の平年値)。
| 項目 | 数値 | 塗装への影響 |
|---|---|---|
| 1月の日最高気温 | 10.5℃ | 日中は塗料の施工条件5℃を上回ります |
| 1月の日最低気温 | -1.2℃ | 朝は氷点下。山間部は特に冷えます |
| 2月の日最低気温 | -1.0℃ | 同上 |
| 8月の日最高気温 | 31.5℃ | 塗料が乾きすぎることがあります |
| 年間日照時間 | 1,994.5時間 | 南面・西面の劣化が早く進みます |
数字をまとめると、こうです。田辺市で外壁を塗るなら、11月から12月、または4月から5月。——12月86.9mm・1月91.9mmと冬は乾きますが、1月と2月は朝が氷点下になるので作業開始が遅くなります。その手前の11月(134.0mm)と12月が、雨も気温もいちばん条件がそろいます。
逆に外すべきは6月・7月・9月。足場が立ったまま雨待ちになります。足場のレンタルは日数で効いてくるので、待たされた分は工事の質ではなく期間に消えます。
海沿いと山側で、傷み方が違います
田辺市は広いので、家の場所によって外壁の傷み方が変わります。
| 場所 | 先に出る症状 | 見積もりで確認すること |
|---|---|---|
| 海沿い(旧田辺市・芳養など) | 塩分による鉄部のさび(手すり、雨戸、庇の裏、雨樋の留め金具) | 高圧洗浄で塩分を流したか/鉄部のケレンが見積書に入っているか |
| 山側(中辺路・大塔・龍神・本宮) | 雨量が多く日照が遮られる面のコケ・藻・カビ。北面や樹木に近い面から | 洗浄のあと防カビ・防藻の下地処理をするか/雨樋の詰まりも一緒に見てもらう |
| 共通 | 年間日照1,994.5時間による南面・西面の色あせとシーリング割れ | 面ごとに分けて診てもらう/シーリングの打ち替えが入っているか |
「同じ市内だから同じ見積もりでいいだろう」とはなりません。海沿いなら鉄部、山側なら洗浄と下地処理。どちらも塗料の等級より効きます。費用の目安は外壁塗装の費用相場、見積書の見方は見積書のチェック項目にまとめています。
結婚新生活支援事業——外壁塗装には使えません
田辺市には結婚新生活支援事業がありますが、外壁塗装には使えません。実施している市でも対象になる経費は同じではないので、「いくら出るか」より先に「何に使えるか」を見てください。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 新居の住宅費(購入費・家賃・共益費(1か月分)・敷金・礼金・仲介手数料)と新居への引越費用。市は「リフォーム費用」を対象外の一覧に明記しています |
| 対象外 | リフォーム費用、土地代、住宅ローンの手数料・利息、駐車場代、家電の購入・設置、更新手数料・光熱水費・清掃代・鍵交換代・火災保険料等 |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和9年3月31日(火)まで(婚姻届は令和8年1月1日〜令和9年3月31日。3月30・31日の婚姻や支払いは事前に相談) |
| 窓口 | 子育て推進課 こども家庭係(市役所2階5番窓口)0739-26-4927 |
ただし、この市の制度は外壁塗装には使えません。補助の対象が限られているためです。実施している市でも対象経費は同じではないので、金額の前に「何に使えるか」を見てください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
国の補助金なら使えますか
市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。
よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。
まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。
窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。
よくある質問
田辺市で、外壁塗装に助成は出ますか。
塗り替えだけに使える補助はありません。田辺市の住宅関係の補助は耐震・土砂災害・津波・ブロック塀といった防災の制度です。ただし土砂災害特別警戒区域内なら「外壁の改修」が対象になる制度があり(補助対象額の23%・最大77万2千円)、また木造住宅の耐震診断は無料で、評点1.0未満なら耐震改修補助が最大150万円です。
土砂災害対策改修補助は、塗り替えに使えますか。
使えません。市の説明は「土砂災害特別警戒区域内の住宅を土砂災害に対して安全な構造となるように外壁の改修、塀の設置工事等を行う費用を補助します」です。壁を厚くする、防護壁にするといった構造の工事が対象で、仕上げの塗装ではありません。条件は特別警戒区域内にあることと建築基準法施行令第80条の3について既存不適格であることです。
自分の家が土砂災害特別警戒区域かどうか、どこで分かりますか。
市は「わかやま土砂災害マップ」を案内しています。和歌山県が公開している地図で、住所から調べられます。田辺市は海沿いから山間部まで含む広い市で、山側では指定を受けている場所が珍しくありません。判断がつかなければ建築課(0739-26-9935)へ。
耐震診断は本当に無料ですか。
無料です。対象は平成12年5月31日以前に建てられた市内の木造住宅(長屋・共同住宅を除き併用住宅を含む)で、2階建て以下、延べ床面積400㎡以下、木造軸組工法(在来工法)であること。令和7年度の募集は200件でした。申し込みはオンライン(LoGoフォーム)・電話・郵送・窓口の4通り。申し込み後2週間〜1か月で決定通知が届きます。
昭和56年より新しい家でも診断できますか。
できます。全国の多くの市は「昭和56年5月31日以前」で線を引きますが、田辺市は「平成12年5月31日以前」まで広げています。2000年の基準改正より前の家なら対象です。木造以外の住宅には非木造住宅耐震診断補助(昭和56年5月31日以前、診断費用×3分の2・最大90,000円)があります。
耐震改修の補助はいくらですか。
耐震改修補助 最大150万円、現地建て替え補助 最大131.6万円です。工事は4種類(一般型/避難重視型/1階改修型/現地建替え)から選べます。補助件数は80件で、令和8年1月5日より受付を再開します。事前の申請が必要で、年度内に設計及び工事を完了することが条件です。
1月5日受付再開というのは、いま申し込めないということですか。
市のページには「令和8年1月5日より受付を再開します」とだけ書かれており、理由までは書かれていません。いったん止まっている状態です。ただし耐震診断のほうは受け付けていますし、改修の条件は「年度内に設計及び工事を完了すること」なので、1月5日から3月末までという短い期間になります。診断を先に済ませておかないと間に合いません。建築課(0739-26-9935)に今の状況を確認してください。
補助金を先に立て替えなくて済む方法はありますか。
代理受領制度があります。市は「補助申請者は、耐震改修工事費から補助金額を差し引いた額を用意すればよいため、準備する費用が少なくて済みます」と説明しています。業者の同意が必要なので、見積もりの段階で伝えてください。また現地建替え工事に限り、フラット35地域連携型で当初5年間0.25%の金利引き下げが受けられます(市の証明書が必要)。一般型耐震補強工事なら固定資産税と所得税の減税もあります。
ブロック塀の撤去に補助はありますか。
あります。ブロック塀等耐震対策事業で、いま期間限定で上限額・補助率・単価が拡充中です。撤去は1mあたり13,500円と実費の少ないほうの3分の2、一敷地20万円。フェンス等へ転換する改善事業は1mあたり19,000円で3分の2、一敷地17万円。対象は高さ0.6m以上・延長2m以上で道路(避難路)に面した部分。ブロック塀からブロック塀への改善は不可、交付決定前の着工は対象外。申込締切は申請年度の12月末です。
田辺市で外壁を塗るなら、いつがいいですか。
11月から12月、または4月から5月です。アメダス栗栖川の平年値では6月387.5mm・7月395.0mm・9月301.3mmで、この3か月に年間2,581.3mmの4割以上が集中します。冬は12月86.9mm・1月91.9mmと乾きますが、1月・2月は日最低気温がマイナス1℃台で朝が使えません。11月(134.0mm)と12月が、雨と気温のバランスがいちばん良い時期です。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
田辺市の公式ページを2026年9月8日に直接開いて確認しました。補助は件数と受付期間が決まっており、年度によって条件が変わります。申請前に必ず担当課へ確認してください。なお市のサイトは令和8年2月27日にネットワーク切り替えを行っており、検索サイト経由では古いページが表示されることがあります。
- 田辺市「結婚新生活支援事業」(更新日2026年06月17日/新居の住宅費の対象外に「リフォーム費用」と明記/夫婦ともに29歳以下60万円・39歳以下30万円/申請 令和9年3月31日まで/子育て推進課 こども家庭係 0739-26-4927)
- 田辺市 建築課「土砂災害対策改修補助」——「土砂災害特別警戒区域内の住宅を土砂災害に対して安全な構造となるように外壁の改修、塀の設置工事等を行う費用を補助します」、対象要件(特別警戒区域内/建築基準法施行令第80条の3について既存不適格)、補助対象額×23%(最大772,000円)、区域の確認は「わかやま土砂災害マップ」
- 田辺市 建築課「住宅耐震診断」——木造住宅無料耐震診断(対象は平成12年5月31日以前/2階建て以下/延床400㎡以下/木造軸組工法/長屋・共同住宅を除き併用住宅を含む)、診断費用は無料、募集件数200件(令和7年度)、申し込み4通り(オンライン=LoGoフォーム・電話・郵送・窓口)、上部構造評点の判定一覧、非木造住宅耐震診断補助(診断費用×2/3、最大90,000円)
- 田辺市 建築課「住宅耐震改修補助(現地建替え補助)」——工事4種類(一般型/避難重視型/1階改修型/現地建替え)、耐震改修補助 最大150万円/現地建て替え補助 最大131.6万円、補助件数80件、「令和8年1月5日より受付を再開します」、事前申請・年度内に設計及び工事を完了、現地建替えの追加要件(省エネ基準/土砂災害特別警戒区域外)、代理受領制度、フラット35地域連携型(現地建替えのみ・当初5年0.25%引き下げ)、固定資産税・所得税の減税(一般型のみ)
- 田辺市 建築課「耐震ベッド・シェルター購入設置補助」——購入設置費用×2/3(最大266,000円)、和歌山県が指定する製品のみ(製品名・会社名・連絡先の一覧あり)
- 田辺市 建築課「住宅の土砂災害対策改修工事・がけ地近接等危険住宅移転について」「地震津波対策型移転補助(非現地建替え補助)」「空き家ご相談フォームについて」「空家等対策の推進に関する特別措置法について」
- 田辺市 防災まちづくり課「ブロック塀等耐震対策事業について」——「期間限定で補助の上限額・補助率・単価の拡充を行います」、対象(高さ0.6m以上・延長2m以上・道路に面した部分のみ)、撤去事業=1m13,500円と実費の少ないほうの3分の2以内・一敷地20万円、改善事業=1m19,000円で3分の2以内・一敷地17万円、注意事項(ブロック塀からブロック塀は不可/交付決定前の着工は対象外/併用ブロックは道路面から0.6m未満/42条2項道路はセットバック)、申込締切は申請年度の12月末・実績報告は1月末
- 田辺市 防災まちづくり課「田辺市住宅被害応急復旧事業及び防災対策事業補助金」——災害による崩土等で被害を受けた住宅の土砂等の除去工事/保全工事、それぞれ費用の3分の1以内・上限30万円(崩壊部など一箇所につき1回)、工事を行う前に申請が必要、国や県など他の機関の補助対象事業は対象外
- 気象庁「過去の気象データ検索」アメダス栗栖川およびアメダス本宮(いずれも田辺市内)の平年値——月別の降水量・気温・日照時間
- 田辺市「結婚新生活支援事業」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
問い合わせ先
住宅耐震診断・耐震改修・耐震ベッド・土砂災害対策改修・移転・空き家:田辺市役所 建築課 建築係 電話 0739-26-9935(本庁舎4階)
ブロック塀等耐震対策・住宅被害応急復旧・感震ブレーカー:危機管理局 防災まちづくり課 電話 0739-26-9976(本庁舎5階)
田辺市役所代表:0739-22-5300(〒646-8545 和歌山県田辺市東山一丁目5番1号)
どの制度も事前の申請が必要で、交付決定前の着工は対象外です。耐震診断は無料なので、塗り替えを考え始めたらまず診断を申し込んでください。
和歌山県内のほかの市も調べています。——和歌山市/橋本市(塗り替えへの補助はないが、木造の耐震診断が無料で、耐震改修は最大131万6千円)。同じ県でも、市が変わればここまで違います(助成金ガイド/業者の選び方/外壁塗装の費用相場)。